JPH0311746Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0311746Y2 JPH0311746Y2 JP11690882U JP11690882U JPH0311746Y2 JP H0311746 Y2 JPH0311746 Y2 JP H0311746Y2 JP 11690882 U JP11690882 U JP 11690882U JP 11690882 U JP11690882 U JP 11690882U JP H0311746 Y2 JPH0311746 Y2 JP H0311746Y2
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- JP
- Japan
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- spark
- output
- counter
- period
- cycle
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- 230000015654 memory Effects 0.000 claims description 17
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 産業上の利用分野
本考案は回転電機の整流火花検出装置に係る。
B 考案の概要
本考案は、有害な整流火花を検出するため、基
本的には、回転電機の集電刷子の電圧をコンパレ
ータにより設定レベルと比較して、有害整流火花
か否か判別する。この場合、サイリスタの転流サ
ージなど、電源に含まれる周期的な大きなノイズ
により誤判定を防ぐため、ノイズの周期より長い
周期T毎にカウンタによりコンパレータの出力を
計数し、周期Tで決まるノイズ発生数より大きな
値を計数したときカウンタが出力するようにし
て、有害整流火花か否か判別する。但し、カウン
タの出力を周期T毎に2つのメモリに交互に記憶
させることにより、判別の空白的時間をなくし、
更に2つのメモリの内容を加えて別のメモリに記
憶させ周期Tの1/2遅らせて出力させることによ
り、使用素子毎の動作時間のバラツキによる誤動
作を防いでいる。
本的には、回転電機の集電刷子の電圧をコンパレ
ータにより設定レベルと比較して、有害整流火花
か否か判別する。この場合、サイリスタの転流サ
ージなど、電源に含まれる周期的な大きなノイズ
により誤判定を防ぐため、ノイズの周期より長い
周期T毎にカウンタによりコンパレータの出力を
計数し、周期Tで決まるノイズ発生数より大きな
値を計数したときカウンタが出力するようにし
て、有害整流火花か否か判別する。但し、カウン
タの出力を周期T毎に2つのメモリに交互に記憶
させることにより、判別の空白的時間をなくし、
更に2つのメモリの内容を加えて別のメモリに記
憶させ周期Tの1/2遅らせて出力させることによ
り、使用素子毎の動作時間のバラツキによる誤動
作を防いでいる。
C 従来の技術
回転電機の整流子で発生する火花が大きいと集
電刷子や整流子を害し、回転電機に致命的損傷を
与える。このため常時回転電機の火花の発生状況
を知る必要がある。
電刷子や整流子を害し、回転電機に致命的損傷を
与える。このため常時回転電機の火花の発生状況
を知る必要がある。
整流子部に火花が発生すると、整流子両端にパ
ルス状の電圧、即ちサージが発生する。このサー
ジ電圧は、火花が大きいほど、高くなる。そこ
で、サージ電圧の大きさから火花の大きさを判断
することができ、整流子に有害とされる大きな火
花が発生したときのサージ(これを有害サージと
称す)を、コンパレータで検出することにより、
有害な火花の発生と判定することができる。
ルス状の電圧、即ちサージが発生する。このサー
ジ電圧は、火花が大きいほど、高くなる。そこ
で、サージ電圧の大きさから火花の大きさを判断
することができ、整流子に有害とされる大きな火
花が発生したときのサージ(これを有害サージと
称す)を、コンパレータで検出することにより、
有害な火花の発生と判定することができる。
第1図は従来から行なわれているこのような回
転電機の整流火花を検出する装置の回路構成図を
示す。
転電機の整流火花を検出する装置の回路構成図を
示す。
第1図において、被測定対象の回転電機の整流
子2の集電刷子1a,1bからコンデンサ3,
4、抵抗5,6、数10〜数100KHzのバンドパス
フイルタ7を介して整流火花電圧を取り出す。こ
の整流火花電圧を増幅器8で増幅し、メータ27
で測定すると共に、有害火花電圧を判定する設定
レベルLをもつコンパレータ9に入力しコンパレ
ータ9の設定レベル以上の信号を有害な火花と判
定し報知器11及び検知器12によつて検出す
る。
子2の集電刷子1a,1bからコンデンサ3,
4、抵抗5,6、数10〜数100KHzのバンドパス
フイルタ7を介して整流火花電圧を取り出す。こ
の整流火花電圧を増幅器8で増幅し、メータ27
で測定すると共に、有害火花電圧を判定する設定
レベルLをもつコンパレータ9に入力しコンパレ
ータ9の設定レベル以上の信号を有害な火花と判
定し報知器11及び検知器12によつて検出す
る。
D 考案が解決しようとする課題
この際問題となることは集電刷子1a,1bに
流れる電流10の電源にサイリスタが使用されて
いると、サイリスタの転流サージが火花検知装置
に整流火花電圧と共に混入され、正しい火花検知
が妨げられることである。
流れる電流10の電源にサイリスタが使用されて
いると、サイリスタの転流サージが火花検知装置
に整流火花電圧と共に混入され、正しい火花検知
が妨げられることである。
第2図及び第3図は第1図中Z点の検出波形を
示したもので、vは電圧、tは時間、sは火花電
圧、pはサイリスタの転流サージである。
示したもので、vは電圧、tは時間、sは火花電
圧、pはサイリスタの転流サージである。
第3図に示されるように、サイリスタの転流サ
ージpが火花検出波形sに混入され、大きく影響
されることが分る。したがつて、唯コンパレータ
9の出力だけで整流火花sを検出するだけではサ
イリスタの転流によるサージpと区別できない。
ージpが火花検出波形sに混入され、大きく影響
されることが分る。したがつて、唯コンパレータ
9の出力だけで整流火花sを検出するだけではサ
イリスタの転流によるサージpと区別できない。
本考案は回転電機の火花検出装置において、回
転電機の電源にサイリスタの転流サージのような
周期的ノイズを混入していてもこの様なノイズの
影響を受けない整流火花検出装置を提供すること
を目的とする。
転電機の電源にサイリスタの転流サージのような
周期的ノイズを混入していてもこの様なノイズの
影響を受けない整流火花検出装置を提供すること
を目的とする。
E 課題を解決するための手段
かゝる目的を達成する本考案による回転電機の
火花検出装置の構成は、被測定対象の回転電機の
電源に含まれる周期的ノイズの周期より長い周期
Tを有する方形波を発生する発振器と、上記回転
電機の集電刷子から得られる火花電圧及び火花の
有害さを判定する設定レベルを入力とするコンパ
レータと、該コンパレータの出力を周期T毎に計
数し、特定数以上の場合に出力するカウンタと、
上記周期T毎に上記カウンタの出力を交互に切換
えて記憶する二つのメモリと、これら二つのメモ
リに記憶された内容を加えて記憶するとともに記
憶された内容を1/2周期遅らせて出力するメモリ
とからなることを特徴とするものである。
火花検出装置の構成は、被測定対象の回転電機の
電源に含まれる周期的ノイズの周期より長い周期
Tを有する方形波を発生する発振器と、上記回転
電機の集電刷子から得られる火花電圧及び火花の
有害さを判定する設定レベルを入力とするコンパ
レータと、該コンパレータの出力を周期T毎に計
数し、特定数以上の場合に出力するカウンタと、
上記周期T毎に上記カウンタの出力を交互に切換
えて記憶する二つのメモリと、これら二つのメモ
リに記憶された内容を加えて記憶するとともに記
憶された内容を1/2周期遅らせて出力するメモリ
とからなることを特徴とするものである。
F 作用
回転電機の電源部にサイリスタが使用されてい
ると、サイリスタ部で発生する転流サージ電流が
回転電機の駆動電流に重なつて流れ、これが整流
子を通るため整流子両端にサージ電圧(転流サー
ジ)となつて現われる。このサイリスタによる転
流サージはかなり大きく、通常は、有害な整流火
花によるサージ電圧よりも大きい。
ると、サイリスタ部で発生する転流サージ電流が
回転電機の駆動電流に重なつて流れ、これが整流
子を通るため整流子両端にサージ電圧(転流サー
ジ)となつて現われる。このサイリスタによる転
流サージはかなり大きく、通常は、有害な整流火
花によるサージ電圧よりも大きい。
そのため、単に、集電刷子からの電圧の大きさ
をコンパレータで判断するだけでは、サイリスタ
による転流サージと、有害な整流火花によるサー
ジ(有害サージ)との区別がつかないため、サイ
リスタの転流サージをもつて有害整流火花の発生
と誤つて判断してしまう。
をコンパレータで判断するだけでは、サイリスタ
による転流サージと、有害な整流火花によるサー
ジ(有害サージ)との区別がつかないため、サイ
リスタの転流サージをもつて有害整流火花の発生
と誤つて判断してしまう。
そこで、本考案では、
サイリスタによる転流サージは、サイリスタ
使用の機器の構成により個有な、一定周期で発
生すること、 整流火花によるサージは、サイリスタによる
転流サージの発生周期内に多数、例えば数10個
発生すること、 これら,を利用している。
使用の機器の構成により個有な、一定周期で発
生すること、 整流火花によるサージは、サイリスタによる
転流サージの発生周期内に多数、例えば数10個
発生すること、 これら,を利用している。
即ち、カウンタの測定周期Tを決めると、サイ
リスタによる転流サージ等、周期的ノイズの発生
個数が決まるため、その数より多いサージが発生
しているか否かをカウンタで判断し、発生個数が
多い場合に有害な整流火花が発生していると判別
する。
リスタによる転流サージ等、周期的ノイズの発生
個数が決まるため、その数より多いサージが発生
しているか否かをカウンタで判断し、発生個数が
多い場合に有害な整流火花が発生していると判別
する。
また、カウンタは周期T毎に計数を行うので、
カウンタの出力を2つのメモリに周期T毎に交互
に記憶させることにより、カウンタの出力を保持
して判別の空白的時間をなくす。
カウンタの出力を2つのメモリに周期T毎に交互
に記憶させることにより、カウンタの出力を保持
して判別の空白的時間をなくす。
更に、2つのメモリの内容を別のメモリに記憶
させ時間をづらして出力することにより、使用素
子毎の動作時間のばらつきによる誤動作を防ぐ。
させ時間をづらして出力することにより、使用素
子毎の動作時間のばらつきによる誤動作を防ぐ。
G 実施例
本考案による回転電機の整流火花検出装置の実
施例を図に従つて説明する。
施例を図に従つて説明する。
第4図は本考案の一つの実施例の回路構成図で
ある。第4図において、入力端子1Nに第1図の
増幅器8の出力による火花電圧が入力される。
ある。第4図において、入力端子1Nに第1図の
増幅器8の出力による火花電圧が入力される。
9は有害火花を判定する設定レベルをもつコン
パレータ、13はコンパレータ9の出力を計数し
特定数以上の場合に出力を出すカウンタ、14は
被測定対象である回転電機の電源に含まれるサイ
リスタ転流サージの周期よりも長い周期をもつ方
形波を出力する発振器、15は方形波の立上りで
パルスを出すワンシヨツトパルス発生器、16は
1/2分周器、17,18はアンド回路、19,2
0はナンド回路、21,22はフリツプフロツプ
(D−FF)回路、23はナンド回路、24はアン
ド回路、25はオア回路、26はフリツプフロツ
プ(D−FF)回路を示す。
パレータ、13はコンパレータ9の出力を計数し
特定数以上の場合に出力を出すカウンタ、14は
被測定対象である回転電機の電源に含まれるサイ
リスタ転流サージの周期よりも長い周期をもつ方
形波を出力する発振器、15は方形波の立上りで
パルスを出すワンシヨツトパルス発生器、16は
1/2分周器、17,18はアンド回路、19,2
0はナンド回路、21,22はフリツプフロツプ
(D−FF)回路、23はナンド回路、24はアン
ド回路、25はオア回路、26はフリツプフロツ
プ(D−FF)回路を示す。
第4図中、A,B,C,……は回路中の部分
の波形を示し、第5図はこれらの波形の関係を示
す。
の波形を示し、第5図はこれらの波形の関係を示
す。
第4図に示す整流火花検出装置の回路におい
て、入力端子1Nに回転電機の集電刷子間に発生
する火花電圧が入力されると、コンパレータ9は
有害火花を決定する設定レベル以上の火花電圧に
対してパルスを出力し、カウンタ13はかゝるコ
ンパレータ9の出力を計数する。一方、火花電圧
に混入される一定周期の雑音即ち、回転電機の電
源に含まれるサイリスタの転流サージの周期より
長い周期Tを有する方形波Aを発振器14により
発生し、その波形の立上りでワンシヨツトパルス
発生器はパルスCを出力するとともに1/2分周器
16によつて方形波Aの1/2の周波数の方形波形
Bを出力する。これによつて、カウンタ13の出
力を周期T毎にフリツプフロツプ回路(D−FF)
21と22へ交互に配分して記憶する。
て、入力端子1Nに回転電機の集電刷子間に発生
する火花電圧が入力されると、コンパレータ9は
有害火花を決定する設定レベル以上の火花電圧に
対してパルスを出力し、カウンタ13はかゝるコ
ンパレータ9の出力を計数する。一方、火花電圧
に混入される一定周期の雑音即ち、回転電機の電
源に含まれるサイリスタの転流サージの周期より
長い周期Tを有する方形波Aを発振器14により
発生し、その波形の立上りでワンシヨツトパルス
発生器はパルスCを出力するとともに1/2分周器
16によつて方形波Aの1/2の周波数の方形波形
Bを出力する。これによつて、カウンタ13の出
力を周期T毎にフリツプフロツプ回路(D−FF)
21と22へ交互に配分して記憶する。
方形波Aの周期T毎の区分、a,b,c,……
gに検出される火花電圧の処理を第5図に波形と
共に示す。カウンタ13は例えばDの如く区間a
でD1を出力し区間bではD2、中間eではD3、区
間fではD4を出力する。これらをフリツプフロ
ツプ回路21と22に周期T毎に交互にふり分け
て記憶する。ふり分ける模様は波形E,F及び
I,Jに示す通りであり、フリツプフロツプ21
の記憶内容Gはカウンタ13の出力D1,D3を、
フリツプフロツプ22の記憶内容Kはカウンタ1
3の出力D2,D4を方形波形Aの周期T毎に振り
分けて記憶される。
gに検出される火花電圧の処理を第5図に波形と
共に示す。カウンタ13は例えばDの如く区間a
でD1を出力し区間bではD2、中間eではD3、区
間fではD4を出力する。これらをフリツプフロ
ツプ回路21と22に周期T毎に交互にふり分け
て記憶する。ふり分ける模様は波形E,F及び
I,Jに示す通りであり、フリツプフロツプ21
の記憶内容Gはカウンタ13の出力D1,D3を、
フリツプフロツプ22の記憶内容Kはカウンタ1
3の出力D2,D4を方形波形Aの周期T毎に振り
分けて記憶される。
これらのフリツプフロツプの出力は波形Aの周
期Tで切換られてH,Lとして取出される。
期Tで切換られてH,Lとして取出される。
出力H,LはOR回路25によつて加えられM
としてフリツプフロツプ回路26に入力される。
フリツプフロツプ回路26では波形Aの反転Nに
よつてクロツクされ1/2T遅れて出力される。
かゝる処理によつて、一方のフリツプフロツプ2
1が現在の状態を記憶しつづけ、他方のフリツプ
フロツプ22は前の周期の情報を記憶させておく
ことができる。そして前の一周期間の情報を方形
波Aの一周期の中間点でフリツプフロツプ26に
セツトしその情報を判別結果として出力する。つ
まり、方形波Aの立上りでカウンタ13をクリア
し、それまでの一周期間の情報がリセツトされた
フリツプフロツプを切りはなし他方のフリツプフ
ロツプをクリアし、これからの一周期分の情報を
チエツクさせ始める。
としてフリツプフロツプ回路26に入力される。
フリツプフロツプ回路26では波形Aの反転Nに
よつてクロツクされ1/2T遅れて出力される。
かゝる処理によつて、一方のフリツプフロツプ2
1が現在の状態を記憶しつづけ、他方のフリツプ
フロツプ22は前の周期の情報を記憶させておく
ことができる。そして前の一周期間の情報を方形
波Aの一周期の中間点でフリツプフロツプ26に
セツトしその情報を判別結果として出力する。つ
まり、方形波Aの立上りでカウンタ13をクリア
し、それまでの一周期間の情報がリセツトされた
フリツプフロツプを切りはなし他方のフリツプフ
ロツプをクリアし、これからの一周期分の情報を
チエツクさせ始める。
そして方形波Aの立下りで一周期前の情報を切
りはなしたフリツプフロツプからフリツプフロツ
プ26へセツトして判別情報を出力することがで
きる。
りはなしたフリツプフロツプからフリツプフロツ
プ26へセツトして判別情報を出力することがで
きる。
H 考案の効果
本考案の回転電機の整流火花検出装置によれ
ば、 1 コンパレータの出力を電源に含まれる周期的
ノイズの周期よりも長い周期T毎にカウンタで
計数し、特定数以上を計数した場合にカウンタ
が出力を出して有害整流火花の発生と判別する
ので、サイリスタ転流サージのような周期的な
ノイズによる誤判別を除去することができる。
ば、 1 コンパレータの出力を電源に含まれる周期的
ノイズの周期よりも長い周期T毎にカウンタで
計数し、特定数以上を計数した場合にカウンタ
が出力を出して有害整流火花の発生と判別する
ので、サイリスタ転流サージのような周期的な
ノイズによる誤判別を除去することができる。
2 また、カウンタの出力、つまり判別結果を、
各一周期T毎に2つのメモリに交互に記憶させ
ることで判別の空白的時間をなくすことができ
る。
各一周期T毎に2つのメモリに交互に記憶させ
ることで判別の空白的時間をなくすことができ
る。
3 更に、2つのメモリの内容を別のメモリに記
憶させ周期Tの1/2遅らせて出力することによ
り、判別結果の記憶時と、その結果の出力時と
を時間的にずらすため、使用素子ごとの動作時
間のバラツキによる誤動作がふせげる。
憶させ周期Tの1/2遅らせて出力することによ
り、判別結果の記憶時と、その結果の出力時と
を時間的にずらすため、使用素子ごとの動作時
間のバラツキによる誤動作がふせげる。
4 発振器の発振周波数は混入するノイズの周期
より単に大きく選べばよく精密な調整及びタイ
ミング回路が不要となり製作が容易である。
より単に大きく選べばよく精密な調整及びタイ
ミング回路が不要となり製作が容易である。
以上述べた通り、本考案によれば回転電機の集
電刷子の火花を検出するに当り、電源に含まれる
周期的な大きいノイズを除去することができ正し
い整流火花の検出をすることを可能とした。
電刷子の火花を検出するに当り、電源に含まれる
周期的な大きいノイズを除去することができ正し
い整流火花の検出をすることを可能とした。
第1図は従来の整流火花検出装置の回路図、第
2図及び第3図は第1図中Z点における検出波形
を示す図、第4図は本考案による回転電機の整流
火花検出装置の回路図、第5図は第4図に示す回
路の各部の波形の関係を示した図を示す。 図面中、1a,1bは集電刷子、2は整流子、
3,4はコンデンサ、5,6は抵抗、7はバンド
パスフイルタ、8は増巾器、9はコンパレータ、
10は電流、11は報知器、12は火花検出器、
13はカウンタ、14は発振器、15はワンシヨ
ツトパルス発生器、16は1/2分周器、17,1
8はアンド回路、19,20はナンド回路、2
1,22はフリツプフロツプ回路、23はナンド
回路、24はアンド回路、25はオア回路、26
はフリツプフロツプ回路である。
2図及び第3図は第1図中Z点における検出波形
を示す図、第4図は本考案による回転電機の整流
火花検出装置の回路図、第5図は第4図に示す回
路の各部の波形の関係を示した図を示す。 図面中、1a,1bは集電刷子、2は整流子、
3,4はコンデンサ、5,6は抵抗、7はバンド
パスフイルタ、8は増巾器、9はコンパレータ、
10は電流、11は報知器、12は火花検出器、
13はカウンタ、14は発振器、15はワンシヨ
ツトパルス発生器、16は1/2分周器、17,1
8はアンド回路、19,20はナンド回路、2
1,22はフリツプフロツプ回路、23はナンド
回路、24はアンド回路、25はオア回路、26
はフリツプフロツプ回路である。
Claims (1)
- 被測定対象の回転電機の電源に含まれる周期的
ノイズの周期より長い周期Tを有する方形波を発
生する発振器と、上記回転電機の集電刷子から得
られる火花電圧及び火花の有害さを判定する設定
レベルを入力とするコンパレータと、該コンパレ
ータの出力を周期T毎に計数し、特定数以上の場
合に出力するカウンタと、上記周期T毎に上記カ
ウンタの出力を交互に切換えて記憶する二つのメ
モリと、これら二つのメモリに記憶された内容を
加えて記憶するとともに記憶された内容を1/2周
期遅らせて出力するメモリとからなることを特徴
とする回転電機の整流火花検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11690882U JPS5921771U (ja) | 1982-07-31 | 1982-07-31 | 回転電機の整流火花検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11690882U JPS5921771U (ja) | 1982-07-31 | 1982-07-31 | 回転電機の整流火花検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5921771U JPS5921771U (ja) | 1984-02-09 |
JPH0311746Y2 true JPH0311746Y2 (ja) | 1991-03-20 |
Family
ID=30269317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11690882U Granted JPS5921771U (ja) | 1982-07-31 | 1982-07-31 | 回転電機の整流火花検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921771U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0345235A (ja) * | 1989-07-13 | 1991-02-26 | Union Optical Co Ltd | 隅角鏡 |
-
1982
- 1982-07-31 JP JP11690882U patent/JPS5921771U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5921771U (ja) | 1984-02-09 |
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