JPH03117341A - モールドモータ - Google Patents
モールドモータInfo
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- JPH03117341A JPH03117341A JP25098089A JP25098089A JPH03117341A JP H03117341 A JPH03117341 A JP H03117341A JP 25098089 A JP25098089 A JP 25098089A JP 25098089 A JP25098089 A JP 25098089A JP H03117341 A JPH03117341 A JP H03117341A
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- Japan
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ハウジングに固定子鉄心及び巻線をモールド
してなるモールドモータに関し、特に、ハウジングとブ
ラケットとの接合部の改良に関するものである。
してなるモールドモータに関し、特に、ハウジングとブ
ラケットとの接合部の改良に関するものである。
[従来の技術]
従来のこの種のモールドモータとして、例えば、特開平
1−24022号公報に掲載の技術を挙げることができ
る。
1−24022号公報に掲載の技術を挙げることができ
る。
第4図は前掲公報に開示された従来のモールドモータを
示す断面図、第5図は第4図に矢印Aで示す部分の拡大
断面図である。
示す断面図、第5図は第4図に矢印Aで示す部分の拡大
断面図である。
図において、(41)は合成樹脂製のハウジングであり
、その内部には固定子鉄心(42)及び巻線(43)が
モールド固定さている。(44)は前記ハウジング(4
1)の中心部に挿通された出力軸、(45)は固定子鉄
心(42)の内側に位置するように前記出力軸(44)
上に固定されたロータである。
、その内部には固定子鉄心(42)及び巻線(43)が
モールド固定さている。(44)は前記ハウジング(4
1)の中心部に挿通された出力軸、(45)は固定子鉄
心(42)の内側に位置するように前記出力軸(44)
上に固定されたロータである。
(46)はハウジング(41)の先端面側にモールド固
定された第1ブラケツトであり、その中央部には出力軸
(44)の先端部を軸支する第1ベアリング(47)が
装着されている。(48)はハウジング(41)の基端
面に接合固定された第2ブラケツトであり、その中央部
には出力軸(44)の基端部を軸支する第2ベアリング
(49)が装着されている。なお、前記第1ブラケツト
(46)及び第2ブラケツト(48)は金属板をプレス
加工して成形されている。
定された第1ブラケツトであり、その中央部には出力軸
(44)の先端部を軸支する第1ベアリング(47)が
装着されている。(48)はハウジング(41)の基端
面に接合固定された第2ブラケツトであり、その中央部
には出力軸(44)の基端部を軸支する第2ベアリング
(49)が装着されている。なお、前記第1ブラケツト
(46)及び第2ブラケツト(48)は金属板をプレス
加工して成形されている。
上記のように構成された従来のモールドモータにおいて
は、出力軸(44)の両端部が第1ブラケツト(46)
及び第2ブラケツト(48)を介してハウジング(41
)に支持されることにより、ロータ(45)が固定子鉄
心(42)に対して同軸に配置される。そして、この状
態で、ロータ(45)は出力軸(44)と一体に固定子
鉄心(42)の内側で回転される。
は、出力軸(44)の両端部が第1ブラケツト(46)
及び第2ブラケツト(48)を介してハウジング(41
)に支持されることにより、ロータ(45)が固定子鉄
心(42)に対して同軸に配置される。そして、この状
態で、ロータ(45)は出力軸(44)と一体に固定子
鉄心(42)の内側で回転される。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、従来のモールドモータによると、ハウジング
(41)における第2ブラケツト(48)の接合面が全
体にわたって平坦に形成されているので、第5図に示す
ように、プレス成形時に第2ブラケツト(48)の周縁
にパリ(かえり)(50)が生じた場合、そのパリ(5
0)がハウジング(41)の接合面に当って、第2ブラ
ケツト(48)がハウジング(41)に対し傾斜状に組
付けられる。この組付は不整合は、当然、固定子鉄心(
42)に対する出力軸(44)及びロータ(45)の同
軸度を狂わせる原因となる。
(41)における第2ブラケツト(48)の接合面が全
体にわたって平坦に形成されているので、第5図に示す
ように、プレス成形時に第2ブラケツト(48)の周縁
にパリ(かえり)(50)が生じた場合、そのパリ(5
0)がハウジング(41)の接合面に当って、第2ブラ
ケツト(48)がハウジング(41)に対し傾斜状に組
付けられる。この組付は不整合は、当然、固定子鉄心(
42)に対する出力軸(44)及びロータ(45)の同
軸度を狂わせる原因となる。
このため、従来は、組付けに先立ち第2ブラケツト(4
8)のパリ(50)を予め除去したり、或いは、パリ(
50)がある第2ブラケツト(48)を不良品として処
分していた。したがって、製作工数が増えるばかりでな
く、不良品発生率も高くなり、コスト高を招いていた。
8)のパリ(50)を予め除去したり、或いは、パリ(
50)がある第2ブラケツト(48)を不良品として処
分していた。したがって、製作工数が増えるばかりでな
く、不良品発生率も高くなり、コスト高を招いていた。
そこで、本発明の課題は、簡単かつ安価な構造により、
ハウジングに対するブラケットの組付整合性を向上でき
るモールドモータを提供することにある。
ハウジングに対するブラケットの組付整合性を向上でき
るモールドモータを提供することにある。
[課題を解決するための手段]
上記の課題を解決するために、本発明のモールドモータ
は、固定子鉄心及び巻線をモールドしてなる合成樹脂製
のハウジングと、そのハウジングの外面に接合固定され
た金属製のブラケットと、前記ブラケットに装着された
軸受部材と、その軸受部材に回転可能に支持された出力
軸と、前記出力軸に固定されたロータとを具備し、前記
ハウジングの外面に、ブラケットと略同形の位置決め凹
部を形成するとともに、その位置決め凹部の底縁に縁溝
を刻設したものである。
は、固定子鉄心及び巻線をモールドしてなる合成樹脂製
のハウジングと、そのハウジングの外面に接合固定され
た金属製のブラケットと、前記ブラケットに装着された
軸受部材と、その軸受部材に回転可能に支持された出力
軸と、前記出力軸に固定されたロータとを具備し、前記
ハウジングの外面に、ブラケットと略同形の位置決め凹
部を形成するとともに、その位置決め凹部の底縁に縁溝
を刻設したものである。
[作用]
本発明のモールドモータによれば、ハウジングの外面に
ブラケットと略同形の位置決め凹部が形成されているの
で、その位置決め凹部によりブラケットがハウジングに
正確な位置で接合される。
ブラケットと略同形の位置決め凹部が形成されているの
で、その位置決め凹部によりブラケットがハウジングに
正確な位置で接合される。
また、位置決め凹部の底縁には縁溝が刻設されているか
ら、ブラケットの周縁から突出するパリがその縁溝内に
収容される。このため、ハウジングに対するブラケット
の傾斜が防止され、それによって、ロータが固定子鉄心
に対し正確な同軸度で支持される。したがって、ハウジ
ングの樹脂成形と同時に位置決め凹部及び縁溝を形成す
るだけの簡単かつ安価な構造により、ハウジングに対す
るブラケットの組付整合性を向上できる。
ら、ブラケットの周縁から突出するパリがその縁溝内に
収容される。このため、ハウジングに対するブラケット
の傾斜が防止され、それによって、ロータが固定子鉄心
に対し正確な同軸度で支持される。したがって、ハウジ
ングの樹脂成形と同時に位置決め凹部及び縁溝を形成す
るだけの簡単かつ安価な構造により、ハウジングに対す
るブラケットの組付整合性を向上できる。
[実施例]
以下、本発明を具体化した実施例を図面に従って説明す
る。
る。
第1図は本発明のモールドモータの一実施例を示す一部
破断正面図、第2図は第1図の左側面図、第3図は第2
図のX−X線断面図である。
破断正面図、第2図は第1図の左側面図、第3図は第2
図のX−X線断面図である。
図において、(1)はエポキシ等の合成樹脂材料からな
るハウジングであり、その内部には、固定子鉄心(3)
、巻線(4)、及び、電子部品(5)を有する制御回路
基板(6)がモールド固定されている。前記ハウジング
(1)の基端部外周には、嵌合部(29)及びフランジ
部(2)が突設され、前記フランジ部(2)には複数の
機器取付孔(26)が形成されている。また、ハウジン
グ(1)の基端面には、第2図に示すように、中央部が
円形の位置決め凹部(27)が直径方向に延びるように
形成されている。
るハウジングであり、その内部には、固定子鉄心(3)
、巻線(4)、及び、電子部品(5)を有する制御回路
基板(6)がモールド固定されている。前記ハウジング
(1)の基端部外周には、嵌合部(29)及びフランジ
部(2)が突設され、前記フランジ部(2)には複数の
機器取付孔(26)が形成されている。また、ハウジン
グ(1)の基端面には、第2図に示すように、中央部が
円形の位置決め凹部(27)が直径方向に延びるように
形成されている。
第1図において、(11)は前記固定子鉄心(3)を外
側から覆うように、ハウジング(1)に装着された金属
カップ状のケース体であり、その基端部はハウジング(
1)のフランジ部(2)に対しパツキン(13)を介し
ビス(14)により固定されている。ケース体(11)
の中央部にはベアリング収容部(12)が突設され、そ
こには第1ベアリング(15)が圧入されている。なお
、ケース体(11)の周壁には、内部に進入した水分ま
たは塵埃を排出するドレン孔(25)が形成されている
。
側から覆うように、ハウジング(1)に装着された金属
カップ状のケース体であり、その基端部はハウジング(
1)のフランジ部(2)に対しパツキン(13)を介し
ビス(14)により固定されている。ケース体(11)
の中央部にはベアリング収容部(12)が突設され、そ
こには第1ベアリング(15)が圧入されている。なお
、ケース体(11)の周壁には、内部に進入した水分ま
たは塵埃を排出するドレン孔(25)が形成されている
。
(16)はハウジング(1)の前記位置決め凹部(27
)に接合された金属製のブラケットであり、その両端部
はハウジング(1)のフランジ部(2)に対し前記ビス
(14)により固定されている。前記ブラケット(16
)の中央部にはベアリング収容部(17)が一体向に突
設され、そこには第2ベアリング(18)が圧入支持さ
れている。
)に接合された金属製のブラケットであり、その両端部
はハウジング(1)のフランジ部(2)に対し前記ビス
(14)により固定されている。前記ブラケット(16
)の中央部にはベアリング収容部(17)が一体向に突
設され、そこには第2ベアリング(18)が圧入支持さ
れている。
第2図及び第3図に示すように、前記ブラケット(16
)は、ハウジング(1)に対しガタつきのない状態で正
確に位置決めされるように、前記位置決め凹部(27)
と同形にプレス成形されている。また、ブラケット(1
6)の左右両側縁に対応する位置決め凹部(27)の底
縁には、ブラケット(16)のパリ(50)を収容する
縁溝(28)が刻設されている。
)は、ハウジング(1)に対しガタつきのない状態で正
確に位置決めされるように、前記位置決め凹部(27)
と同形にプレス成形されている。また、ブラケット(1
6)の左右両側縁に対応する位置決め凹部(27)の底
縁には、ブラケット(16)のパリ(50)を収容する
縁溝(28)が刻設されている。
第1図において、(7)はハウジング(1)の中心孔(
8)に挿通された出力軸であり、その先端には結合ねじ
(9)が設けられるとともに、中間部には凹凸部(10
)が形成されている。そして、前記出力軸(7)の先端
部は前記第1ベアリング(15)に、また、出力軸(7
)の基端部は前記第2ベアリング(18)にそれぞれ回
転可能に支持されている。(19)及び(20)は、第
1ベアリング(15)及び第2ベアリング(18)を出
力軸(7)上に係止する係止リングである。
8)に挿通された出力軸であり、その先端には結合ねじ
(9)が設けられるとともに、中間部には凹凸部(10
)が形成されている。そして、前記出力軸(7)の先端
部は前記第1ベアリング(15)に、また、出力軸(7
)の基端部は前記第2ベアリング(18)にそれぞれ回
転可能に支持されている。(19)及び(20)は、第
1ベアリング(15)及び第2ベアリング(18)を出
力軸(7)上に係止する係止リングである。
(21)はケース体(11)の内側に配設された金属カ
ップ状のロータ支持部材であり、その内壁部(22)は
出力軸(7)の前記凹凸部(10)に固定結合されてい
る。(24)は固定子鉄心(3)を所定の微少間隙を介
して囲繞するように、前記ロータ支持部材(21)の外
壁部(23)の内周面に固着された環状のゴム磁石から
なるロータである。
ップ状のロータ支持部材であり、その内壁部(22)は
出力軸(7)の前記凹凸部(10)に固定結合されてい
る。(24)は固定子鉄心(3)を所定の微少間隙を介
して囲繞するように、前記ロータ支持部材(21)の外
壁部(23)の内周面に固着された環状のゴム磁石から
なるロータである。
このように、本実施例のモールドモータは、合成樹脂製
のハウジング(1)の先端側に金属製のケース体(11
)を固定し、そのケース体(11)に軸受部材としての
第1ベアリング(15)を装着し、ハウジング(1)の
基端側の外面には金属製のブラケット(16)を接合し
、そのブラケット(16)に軸受部材としての第2ベア
リング(18)を装着し、第1ベアリング(15)及び
第2ベアリング(18)により出力軸(7)の両端部を
回転可能に支持し、その出力軸(7)に固定子鉄心(3
)を外側から囲繞するロータ(24)を固定し、ハウジ
ング(1)の基端側の外面にブラケット(16)と略同
形の位置決め凹部(27)を形成するとともに、その位
置決め凹部(27)の底縁に縁溝(28)を刻設したも
のである。
のハウジング(1)の先端側に金属製のケース体(11
)を固定し、そのケース体(11)に軸受部材としての
第1ベアリング(15)を装着し、ハウジング(1)の
基端側の外面には金属製のブラケット(16)を接合し
、そのブラケット(16)に軸受部材としての第2ベア
リング(18)を装着し、第1ベアリング(15)及び
第2ベアリング(18)により出力軸(7)の両端部を
回転可能に支持し、その出力軸(7)に固定子鉄心(3
)を外側から囲繞するロータ(24)を固定し、ハウジ
ング(1)の基端側の外面にブラケット(16)と略同
形の位置決め凹部(27)を形成するとともに、その位
置決め凹部(27)の底縁に縁溝(28)を刻設したも
のである。
次に、上記のように構成された本実施例のモールドモー
タの動作について説明する。
タの動作について説明する。
本実施例のモールドモータにおいては、出力軸(7)の
基端部が第2ベアリング(18)及びブラケット(16
)を介してハウジング(1)の基端部に支持されるとと
もに、出力軸(7)の先端部は第1ベアリング(15)
及びケース体(11)を介してハウジング(1)の先端
部に支持される。
基端部が第2ベアリング(18)及びブラケット(16
)を介してハウジング(1)の基端部に支持されるとと
もに、出力軸(7)の先端部は第1ベアリング(15)
及びケース体(11)を介してハウジング(1)の先端
部に支持される。
これにより、出力軸(7)及びロータ(24)が固定子
鉄心(3)に対して同軸に保持される。
鉄心(3)に対して同軸に保持される。
この場合、ケース体(11)がハウジング(1)の嵌合
部(29)に嵌合した状態で複数のビス(14)により
フランジ部(2)に固定されているので、第1ベアリン
グ(15)が固定子鉄心(3)の中心位置に正確に配置
保持される。一方、ブラケット(16)はハウジング(
1)の位置記凹部(27)に位置決めされた状態で前記
ビス(14)によりフランジ部(2)に固定されている
ため、第2ベアリング(15)も固定子鉄心(3)の中
心位置に正確に配置保持される。しかも、前記位置決め
凹部(27)の底縁に縁溝(28)が刻設されているか
ら、第3図に示すように、プレス成形時にブラケット(
16)の周縁にパリ(50)ができた場合でも、そのパ
リ(50)が前記縁溝(28)に収容されて、ブラケッ
ト(16)の傾斜が防止される。
部(29)に嵌合した状態で複数のビス(14)により
フランジ部(2)に固定されているので、第1ベアリン
グ(15)が固定子鉄心(3)の中心位置に正確に配置
保持される。一方、ブラケット(16)はハウジング(
1)の位置記凹部(27)に位置決めされた状態で前記
ビス(14)によりフランジ部(2)に固定されている
ため、第2ベアリング(15)も固定子鉄心(3)の中
心位置に正確に配置保持される。しかも、前記位置決め
凹部(27)の底縁に縁溝(28)が刻設されているか
ら、第3図に示すように、プレス成形時にブラケット(
16)の周縁にパリ(50)ができた場合でも、そのパ
リ(50)が前記縁溝(28)に収容されて、ブラケッ
ト(16)の傾斜が防止される。
したがって、ブラケット(16)にパリ(50)がある
場合でも、従来とは異なり、そのパリ(50)を除去す
る必要がなく、また、パリ(50)があるブラケット(
16)を不良品として処分する無駄もなくなり、ブラケ
ット(16)の製作コストを削減することができる。そ
のうえ、位置決め凹部(27)及び縁溝(28)はノ1
ウジング(1)の樹脂成形時に容易に形成できるから、
簡単かつ安価な構造により、ハウジング(1)に対する
ブラケット(16)の組付は整合性を向上することがで
きる。
場合でも、従来とは異なり、そのパリ(50)を除去す
る必要がなく、また、パリ(50)があるブラケット(
16)を不良品として処分する無駄もなくなり、ブラケ
ット(16)の製作コストを削減することができる。そ
のうえ、位置決め凹部(27)及び縁溝(28)はノ1
ウジング(1)の樹脂成形時に容易に形成できるから、
簡単かつ安価な構造により、ハウジング(1)に対する
ブラケット(16)の組付は整合性を向上することがで
きる。
なお、上記実施例では、ブラケット(16)が細長状に
形成されているが、円形の場合でも前記実施例と同様の
作用効果が得られる。
形成されているが、円形の場合でも前記実施例と同様の
作用効果が得られる。
また、上記実施例では、本発明がアウタロータ型のモー
ルドモータに具体化されているが、本発明をインナロー
タ型のモールドモータに適用して実施することも可能で
ある。
ルドモータに具体化されているが、本発明をインナロー
タ型のモールドモータに適用して実施することも可能で
ある。
[発明の効果]
以上のように、本発明のモールドモータは、固定子鉄心
及び巻線をモールドしてなる合成樹脂製のハウジングと
、そのハウジングの外面に接合固定された金属製のブラ
ケットと、前記ブラケットに装着された軸受部材と、そ
の軸受部材に回転可能に支持された出力軸と、前記出力
軸に固定されたロータとを具備し、前記ハウジングの外
面にブラケットと略同形の位置決め凹部を形成するとと
もに、その位置決め凹部の底縁に縁溝を刻設したもので
あるから、ブラケットを位置決め凹部によりハウジング
に対し正確な位置で接合できるとともに、ブラケットの
パリを縁溝内に収容して、ブラケットのハウジングに対
する傾斜を防止でき、その状態で、ロータを固定子鉄心
に対し正確な同軸度で支持でき、しかも、ハウジングの
樹脂成形と同時に位置決め凹部及び縁溝を形成するだけ
の簡単かつ安価な構造により、ハウジングに対するブラ
ケットの組付整合性を向上できるという効果がある。
及び巻線をモールドしてなる合成樹脂製のハウジングと
、そのハウジングの外面に接合固定された金属製のブラ
ケットと、前記ブラケットに装着された軸受部材と、そ
の軸受部材に回転可能に支持された出力軸と、前記出力
軸に固定されたロータとを具備し、前記ハウジングの外
面にブラケットと略同形の位置決め凹部を形成するとと
もに、その位置決め凹部の底縁に縁溝を刻設したもので
あるから、ブラケットを位置決め凹部によりハウジング
に対し正確な位置で接合できるとともに、ブラケットの
パリを縁溝内に収容して、ブラケットのハウジングに対
する傾斜を防止でき、その状態で、ロータを固定子鉄心
に対し正確な同軸度で支持でき、しかも、ハウジングの
樹脂成形と同時に位置決め凹部及び縁溝を形成するだけ
の簡単かつ安価な構造により、ハウジングに対するブラ
ケットの組付整合性を向上できるという効果がある。
第1図は本発明のモールドモータの一実施例を示す一部
破断正面図、第2図は第1図の左側面図、第3図は第2
図のX−X線断面図、第4図は従来のモールドモータを
示す断面図、第5図は第4図に矢印Aで示す部分の拡大
断面図である。 図において、 1:ハウジング 3:固定子鉄心4:巻線
7:出力軸16:ブラケット
18:第2ベアリング24:ロータ 27:
位置決め凹部28:縁溝 である。 なお、 図中、 同−符号及び同一記号は同一また は相当部分を示すものである。
破断正面図、第2図は第1図の左側面図、第3図は第2
図のX−X線断面図、第4図は従来のモールドモータを
示す断面図、第5図は第4図に矢印Aで示す部分の拡大
断面図である。 図において、 1:ハウジング 3:固定子鉄心4:巻線
7:出力軸16:ブラケット
18:第2ベアリング24:ロータ 27:
位置決め凹部28:縁溝 である。 なお、 図中、 同−符号及び同一記号は同一また は相当部分を示すものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 固定子鉄心及び巻線をモールドしてなる合成樹脂製のハ
ウジングと、前記ハウジングの外面に接合固定された金
属製のブラケットと、前記ブラケットに装着された軸受
部材と、前記軸受部材に回転可能に支持された出力軸と
、前記出力軸に固定されたロータとを具備し、 前記ハウジングの外面に、ブラケットと略同形の位置決
め凹部を形成するとともに、前記位置決め凹部の底縁に
縁溝を刻設してなることを特徴とするモールドモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25098089A JPH03117341A (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | モールドモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25098089A JPH03117341A (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | モールドモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03117341A true JPH03117341A (ja) | 1991-05-20 |
Family
ID=17215886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25098089A Pending JPH03117341A (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | モールドモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03117341A (ja) |
-
1989
- 1989-09-27 JP JP25098089A patent/JPH03117341A/ja active Pending
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