JPH0311630A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0311630A JPH0311630A JP14414189A JP14414189A JPH0311630A JP H0311630 A JPH0311630 A JP H0311630A JP 14414189 A JP14414189 A JP 14414189A JP 14414189 A JP14414189 A JP 14414189A JP H0311630 A JPH0311630 A JP H0311630A
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Landscapes
- Drying Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
半導体装置の製造方法、より詳しくは多層レジストを用
いるパターン形成方法に関し、0□プラズマを用いるパ
ターン形成において、残渣の発生を防止することのでき
る方法を提供することを目的とし、 多層レジストを用いるパターン形成のために平坦化層を
酸素反応性イオンエツチングによってエツチングする場
合に、反応性イオンエツチング装置の電極(陰極)の電
極カバーに珪素(Si)を含まない有機ポリマを用いる
ことを特徴とする半導体装置の製造方法を含み構成する
。
いるパターン形成方法に関し、0□プラズマを用いるパ
ターン形成において、残渣の発生を防止することのでき
る方法を提供することを目的とし、 多層レジストを用いるパターン形成のために平坦化層を
酸素反応性イオンエツチングによってエツチングする場
合に、反応性イオンエツチング装置の電極(陰極)の電
極カバーに珪素(Si)を含まない有機ポリマを用いる
ことを特徴とする半導体装置の製造方法を含み構成する
。
本発明は半導体装置の製造方法、より詳しくは多層レジ
ストを用いるパターン形成方法に関する。
ストを用いるパターン形成方法に関する。
半導体集積回路(IC)の形成には、薄膜形成技術と写
真蝕刻技術(フォトリソグラフィまたは電子線リソグラ
フィ)が多用され、これらの技術の進歩によって半導体
単位素子は益々微細化され、LSIやVLSIのような
集積回路が実用化されるようになった。
真蝕刻技術(フォトリソグラフィまたは電子線リソグラ
フィ)が多用され、これらの技術の進歩によって半導体
単位素子は益々微細化され、LSIやVLSIのような
集積回路が実用化されるようになった。
これを配線技術について言えば、被処理基板上に配線形
成材料からなる薄膜を形成し、この薄膜の上にレジスト
を被覆し、このようにして形成されたレジスト膜にマス
クを通して選択的に紫外線またはX線で露光し、レジス
トを現像してレジストパターンを作り、これにウェット
エツチングまたはドライエツチングを行って微細な配線
パターンを形成する方法、または電子線の径を微小に絞
ってレジストを走査することにより直接描写し、現像を
行ってレジストパターンを作り、エツチングにより微細
な配線パターンを形成する方法などが実用化されている
。
成材料からなる薄膜を形成し、この薄膜の上にレジスト
を被覆し、このようにして形成されたレジスト膜にマス
クを通して選択的に紫外線またはX線で露光し、レジス
トを現像してレジストパターンを作り、これにウェット
エツチングまたはドライエツチングを行って微細な配線
パターンを形成する方法、または電子線の径を微小に絞
ってレジストを走査することにより直接描写し、現像を
行ってレジストパターンを作り、エツチングにより微細
な配線パターンを形成する方法などが実用化されている
。
LSIXVLSIのような半導体素子プロセスにおいて
は、回路の多層化が必要となり、この場合、下層に配線
パターンが存在すると、その上に膜形成技術で作った絶
縁層の表面に1〜2μmの段差が生じることが多く、そ
のときには従来の単層レジスト法を適用すると微細パタ
ーンを高精度に形成することが不可能になる。
は、回路の多層化が必要となり、この場合、下層に配線
パターンが存在すると、その上に膜形成技術で作った絶
縁層の表面に1〜2μmの段差が生じることが多く、そ
のときには従来の単層レジスト法を適用すると微細パタ
ーンを高精度に形成することが不可能になる。
そこで、このような高段差基板上で微細パタンを形成す
る方法として、多層レジスト法が開発された。この多層
レジスト法には、二層レジメ1〜法と三層レジスト法と
がある。
る方法として、多層レジスト法が開発された。この多層
レジスト法には、二層レジメ1〜法と三層レジスト法と
がある。
二層レジスト法を第2図の断面図を参照して説明すると
、同図(a)に示されるように半導体基板21上にアル
ミニウム(Aり薄膜22aをスパッタ法、蒸着法などの
技術で所定の膜厚に形成し、その」二に、酸素(0□)
プラズマによって容易にドライエツチングでエツチング
される材料、例えばフェノールノボラック樹脂、タレゾ
ールノボラック樹脂などの材料からなる平坦化層23a
を例えば2μm程度にスピンコードして基板21の図示
しない凹凸を平坦化し、その上に耐02プラズマ性をも
ったシリコーン樹脂などの材料の上層レジスl−24a
を0.2〜063μm程度に薄く塗布し、露光後、現像
により被露光部をバターニングして上層レジストパター
ン24を形成する。
、同図(a)に示されるように半導体基板21上にアル
ミニウム(Aり薄膜22aをスパッタ法、蒸着法などの
技術で所定の膜厚に形成し、その」二に、酸素(0□)
プラズマによって容易にドライエツチングでエツチング
される材料、例えばフェノールノボラック樹脂、タレゾ
ールノボラック樹脂などの材料からなる平坦化層23a
を例えば2μm程度にスピンコードして基板21の図示
しない凹凸を平坦化し、その上に耐02プラズマ性をも
ったシリコーン樹脂などの材料の上層レジスl−24a
を0.2〜063μm程度に薄く塗布し、露光後、現像
により被露光部をバターニングして上層レジストパター
ン24を形成する。
次に、同図(b)に示されるように上層レジストパター
ン24をマスクにして02プラズマエツチングで平坦化
層23aをエツチングして上層レジストパターン24で
覆われていない平坦化層23aをエツチングして下層パ
ターン23を残す。
ン24をマスクにして02プラズマエツチングで平坦化
層23aをエツチングして上層レジストパターン24で
覆われていない平坦化層23aをエツチングして下層パ
ターン23を残す。
続いて、下層パターン23をマスクにしてA!薄膜をエ
ツチングしてAff配線パターン22を得る。
ツチングしてAff配線パターン22を得る。
三層レジスト法では、第3図(a)に示されるように、
平坦化層23aの上にシリコーン樹脂の中間層レジスl
−31aを二層レジスト法の場合と同様に形成し、その
上に通常のレジスト層32aを塗布し、露光、現像によ
り上層レジストパターン32を形成する。
平坦化層23aの上にシリコーン樹脂の中間層レジスl
−31aを二層レジスト法の場合と同様に形成し、その
上に通常のレジスト層32aを塗布し、露光、現像によ
り上層レジストパターン32を形成する。
次に、同図(b)に示されるように、上層レジストパタ
ーン32を中間層31aに転写する、すなわち上層レジ
ストパターン32で被覆されない中間層31aを除去し
て中間層パターン31を形成する。
ーン32を中間層31aに転写する、すなわち上層レジ
ストパターン32で被覆されない中間層31aを除去し
て中間層パターン31を形成する。
次いで、0□プラズマエツチングを行うと、上層レジス
トパターン32はエツチングされるが、中間層パターン
31はエツチングされずに残り、この中間層パターン3
1で被覆されない平坦化層23aはエツチングされて下
層パターン23が残る。続いて、下層パターン23をマ
スクにしてAffi膜22aをエツチングしてA!配線
パターン22を得る。
トパターン32はエツチングされるが、中間層パターン
31はエツチングされずに残り、この中間層パターン3
1で被覆されない平坦化層23aはエツチングされて下
層パターン23が残る。続いて、下層パターン23をマ
スクにしてAffi膜22aをエツチングしてA!配線
パターン22を得る。
上記した多層レジスI・法は、従来の単層レジスト法に
比べ、段差の影響や基板からの反射を受は難いため解像
性を著しく向上することができる。
比べ、段差の影響や基板からの反射を受は難いため解像
性を著しく向上することができる。
二層レジスト法は三層レジスト法に比ベニ程が簡単であ
るという利点があり、三層レジスト法は通常のレジス1
−をそのま\使えるという点で、従来の確定したレジス
トの露光、現像が可能であるという利点がある。
るという利点があり、三層レジスト法は通常のレジス1
−をそのま\使えるという点で、従来の確定したレジス
トの露光、現像が可能であるという利点がある。
上記した多層レジスト法では、二層レジス1−法におい
てもまたは三層レジスト法においても、平坦化層23a
をエツチングした後に第2図と第3図に模式的に誇張し
て示す残渣25が発生し、このような残渣が発生すると
、その下層のAP薄膜のエツチングが完全に行われず、
配線トラブルとなって後の工程に悪影響を与える問題が
経験された。
てもまたは三層レジスト法においても、平坦化層23a
をエツチングした後に第2図と第3図に模式的に誇張し
て示す残渣25が発生し、このような残渣が発生すると
、その下層のAP薄膜のエツチングが完全に行われず、
配線トラブルとなって後の工程に悪影響を与える問題が
経験された。
0□プラズマを用いる反応性イオンエツチング(Rea
ctive Ion Etching、 RIIE)装
置11ば第1図に示され、図中、11はRIE装置、1
2ば電極(陰極)、13ば対向電極、14は試料(例え
ば第2図の半導体基板21) 、15は0□ガス導入口
、16は排気口、17はI?F電源、18は電極12の
ための絶縁物を示し、RF電源17とRIB装置11は
接地されている。エツチング中、0□ガス導入口からは
02を矢印方向に導入し、排気口から矢印方向に排気す
るものであるが、電極12.13間にプラズマが発生し
、試料のまわりはイオン・シースでお−われ、図に点線
で模式的に示す酸素イオン(○+)が電極(陰極)12
方向に引張られ、試料14に衝突してRIEが行われる
。図中、電極12のための電極カバー19は、本発明実
施例ではポリエチレンテレフタレートの如き有機ポリマ
ーであるが、従来は、この電極カバー19は石英(Si
O□)製のものであった。
ctive Ion Etching、 RIIE)装
置11ば第1図に示され、図中、11はRIE装置、1
2ば電極(陰極)、13ば対向電極、14は試料(例え
ば第2図の半導体基板21) 、15は0□ガス導入口
、16は排気口、17はI?F電源、18は電極12の
ための絶縁物を示し、RF電源17とRIB装置11は
接地されている。エツチング中、0□ガス導入口からは
02を矢印方向に導入し、排気口から矢印方向に排気す
るものであるが、電極12.13間にプラズマが発生し
、試料のまわりはイオン・シースでお−われ、図に点線
で模式的に示す酸素イオン(○+)が電極(陰極)12
方向に引張られ、試料14に衝突してRIEが行われる
。図中、電極12のための電極カバー19は、本発明実
施例ではポリエチレンテレフタレートの如き有機ポリマ
ーであるが、従来は、この電極カバー19は石英(Si
O□)製のものであった。
前記した0□プラズマによる平坦化層23aのエツチン
グにおいて平坦化層に含まれるカーボン(C)、水素(
11)は0□と化合してC01CO2,1120となっ
て排気されるのであるが、それでもなお発生する残渣2
5について調べたところ、本発明者らは、残渣25には
シリコン(Sl)が含まれていることを確認した。その
理由は、平坦化層のエツチングにおいて、シリコーンを
含む上層レジストパターン24またはマスク32の表面
は、0□プラズマによって5iOzに変質し、この5i
Ozが耐エツチング性をもつために、平坦化層23aの
エツチングにおいてマスクとして働くのであるが、RI
B装置においてはプラズマによって作られる酸素イオン
(0+)のエネルギーが不揃い(不均一)であることが
原因となって、前記した上層レジストパターン24また
は32の表面にSiO□をスパッターしてSiO2を物
理的に削り、それによってマスクの表面から叩き出され
るSiが平坦化層の上に落下し、その下の平坦化層のエ
ツチングを妨げて針状の残渣25が作られるものと推定
した。事実、実験において上層レジストパターン24ま
たは32の表面の面積を変えてみたところ、その面積が
大であるほど残渣の量が多くなることが確認されたので
、上記推定は正しいものと考えられる。
グにおいて平坦化層に含まれるカーボン(C)、水素(
11)は0□と化合してC01CO2,1120となっ
て排気されるのであるが、それでもなお発生する残渣2
5について調べたところ、本発明者らは、残渣25には
シリコン(Sl)が含まれていることを確認した。その
理由は、平坦化層のエツチングにおいて、シリコーンを
含む上層レジストパターン24またはマスク32の表面
は、0□プラズマによって5iOzに変質し、この5i
Ozが耐エツチング性をもつために、平坦化層23aの
エツチングにおいてマスクとして働くのであるが、RI
B装置においてはプラズマによって作られる酸素イオン
(0+)のエネルギーが不揃い(不均一)であることが
原因となって、前記した上層レジストパターン24また
は32の表面にSiO□をスパッターしてSiO2を物
理的に削り、それによってマスクの表面から叩き出され
るSiが平坦化層の上に落下し、その下の平坦化層のエ
ツチングを妨げて針状の残渣25が作られるものと推定
した。事実、実験において上層レジストパターン24ま
たは32の表面の面積を変えてみたところ、その面積が
大であるほど残渣の量が多くなることが確認されたので
、上記推定は正しいものと考えられる。
ところが、シリコーン樹脂を含まないマスクを用いるR
IEの実験をしたところ、上記した例の場合はど多くは
ないものの、やはりSiを含む残渣が発生ずることが確
認され、その原因は電極12をカバーする石英以外にな
い。すなわち、0+によってカバー19の石英が叩かれ
るとカバーからSiが飛び出し、それが平坦化層23a
の上に落下してその下の平坦化層のエツチングを妨げ、
残渣が発生するものと解するに至った。
IEの実験をしたところ、上記した例の場合はど多くは
ないものの、やはりSiを含む残渣が発生ずることが確
認され、その原因は電極12をカバーする石英以外にな
い。すなわち、0+によってカバー19の石英が叩かれ
るとカバーからSiが飛び出し、それが平坦化層23a
の上に落下してその下の平坦化層のエツチングを妨げ、
残渣が発生するものと解するに至った。
そこで本発明は、0□プラズマを用いるパターン形成に
おいて、残渣の発生を防止することのできる方法を提供
することを目的とする。
おいて、残渣の発生を防止することのできる方法を提供
することを目的とする。
上記課題は、多層レジストを用いるパターン形成のため
に平坦化層を酸素反応性イオンエツチングによってエツ
チングする場合に、反応性イオンエツチング装置の電極
(陰極)の電極カバーに珪素(Si)を含まない有機ポ
リマを用いることを特徴とする半導体装置の製造方法に
よって解決される。
に平坦化層を酸素反応性イオンエツチングによってエツ
チングする場合に、反応性イオンエツチング装置の電極
(陰極)の電極カバーに珪素(Si)を含まない有機ポ
リマを用いることを特徴とする半導体装置の製造方法に
よって解決される。
従来技術で発生した残渣が本発明の方法で除去されるよ
うになった原因、メカニズムなどについて理論的に不明
な部分は多いが、次のようなものではないかと考えられ
る。従来の残渣ば、二層レジスト法の上層や三層レジス
ト法の中間層のシリコーン樹脂や、石英で作った電極カ
バーが、0□を用いるRIBにおいてスパッタされ、そ
れが平坦化層表面に付着することにより発生ずることは
明らかである。そこで、本発明のように陰極電極のカバ
ーに有機ポリマを用いると、有機ポリマが酸素イオン(
0+)によってエツチングされるときに発生する種々の
ガスが残渣成分となんらかの反応を発生し、それがRI
E装置外に排出される残渣の発生を防止するものと解さ
れる。
うになった原因、メカニズムなどについて理論的に不明
な部分は多いが、次のようなものではないかと考えられ
る。従来の残渣ば、二層レジスト法の上層や三層レジス
ト法の中間層のシリコーン樹脂や、石英で作った電極カ
バーが、0□を用いるRIBにおいてスパッタされ、そ
れが平坦化層表面に付着することにより発生ずることは
明らかである。そこで、本発明のように陰極電極のカバ
ーに有機ポリマを用いると、有機ポリマが酸素イオン(
0+)によってエツチングされるときに発生する種々の
ガスが残渣成分となんらかの反応を発生し、それがRI
E装置外に排出される残渣の発生を防止するものと解さ
れる。
以下、本発明を図示の実施例により具体的に説明する。
本発明では、既にその構成は説明した第1図に示すRI
E装置において、電極(陰極)12のカバーとして、有
機ポリマであるポリエチレンテレフタレートを用い、下
記の実験をなした。
E装置において、電極(陰極)12のカバーとして、有
機ポリマであるポリエチレンテレフタレートを用い、下
記の実験をなした。
〔実施例1]
シリコンウェハ上に、平坦化層(s1300レジスト/
シプレー社)を2μm塗布し、ハードベイクした後、こ
の上に上層レジスト (シリル化ポリメチルシルセスキ
オキザン)を0.2μm塗布しブリへイクを行った。次
に露光・現像を行い、上層のみパターニングを行った。
シプレー社)を2μm塗布し、ハードベイクした後、こ
の上に上層レジスト (シリル化ポリメチルシルセスキ
オキザン)を0.2μm塗布しブリへイクを行った。次
に露光・現像を行い、上層のみパターニングを行った。
その後、02−RIE装置の陰極の電極カバーとして石
英板を用い、0□ガス圧20 m Torr、印加周波
数13.56 MHz、 02流量20sccm、 r
fパワー0.16W / cf+の条件で平坦化層のエ
ンチングを行い、二層パターンを形成した。これを走査
型電子顕微鏡(SEM)で観察したところ、シリコンウ
ェハ表面に多量の残渣が発生していることが確認された
。
英板を用い、0□ガス圧20 m Torr、印加周波
数13.56 MHz、 02流量20sccm、 r
fパワー0.16W / cf+の条件で平坦化層のエ
ンチングを行い、二層パターンを形成した。これを走査
型電子顕微鏡(SEM)で観察したところ、シリコンウ
ェハ表面に多量の残渣が発生していることが確認された
。
次に0□−RIE装置の陰極の電極カバーとしてポリエ
チレンテレフタレートを用い、同じ条件で平坦化層のエ
ツチングを行い、SEMで同様に観察したところ、残渣
は全く発生していなかった。
チレンテレフタレートを用い、同じ条件で平坦化層のエ
ツチングを行い、SEMで同様に観察したところ、残渣
は全く発生していなかった。
〔実施例2〕
シリコンウェハ上に平坦化層(S1300レジスト/シ
ブレ一社)を2μm塗布し、ハードへイクした後、中間
層(OCD/東京応化)を0.2μm塗布し、プリベイ
ク後に上層レジス) (OFPR800/東京応化)を
0.8μm塗布し、プリベイクを行った。次に露光・現
像を行って上層をパターニングし、更にCF4 RI
Eで中間層をパターニングした。
ブレ一社)を2μm塗布し、ハードへイクした後、中間
層(OCD/東京応化)を0.2μm塗布し、プリベイ
ク後に上層レジス) (OFPR800/東京応化)を
0.8μm塗布し、プリベイクを行った。次に露光・現
像を行って上層をパターニングし、更にCF4 RI
Eで中間層をパターニングした。
その後、0□−RIIE装置の陰極の電極カバーとして
石英を用い、0□ガス圧20 m Torr印加周波数
13.56 MHz、0□流量20secm、 rfパ
ワー0.16W/cflの条件で平坦化層のエツチング
を行い、レジストパターンを形成した。これをSUMで
観察したところ、シリコンウェハ上に多量の残渣が発生
していることが確認された。
石英を用い、0□ガス圧20 m Torr印加周波数
13.56 MHz、0□流量20secm、 rfパ
ワー0.16W/cflの条件で平坦化層のエツチング
を行い、レジストパターンを形成した。これをSUMで
観察したところ、シリコンウェハ上に多量の残渣が発生
していることが確認された。
次に、0□−RIE装置の陰極の電極カバーとしてポリ
カーボネートを用い、同じ条件で平坦化層のエツチング
を行い、SEMで観察したところ、残1 2 渣は全く発生していなかった。
カーボネートを用い、同じ条件で平坦化層のエツチング
を行い、SEMで観察したところ、残1 2 渣は全く発生していなかった。
(発明の効果〕
以上説明した様に本発明によれば、多層レジスト法にお
ける平坦化層エツチング残渣の発生を抑える効果を奏し
、電子回路素子の微細パターン形成およびその歩留り向
」二、さらには製造される半導体素子の信頼性向上に寄
与するところが大きい。
ける平坦化層エツチング残渣の発生を抑える効果を奏し
、電子回路素子の微細パターン形成およびその歩留り向
」二、さらには製造される半導体素子の信頼性向上に寄
与するところが大きい。
第1図は本発明実施例の構成図、
第2図(a)〜(C)は二層レジスト法を示す断面図、
第3図(a)〜(d)は三層レジスト法を示す断面図で
ある。 図中、 11はRYE装置、 12は電極(陰極)、 13は対向電極、 14は試料、 15は0゜ガス導入口、 16は排気口、 17はRF電源、 18は絶縁物、 19は電極のカバー 21は半導体基板、 22はA/2配線パターン、 22aはAI!、薄膜、 23は下層パターン、 23aは平坦化層、 24は上層レジストパターン、 24aは上層レジスト、 25は残渣、 31は中間層パターン、 3Laは中間層、 32は上層レジストパターン、 32aは通常のレジスト層 を示す。 3 4
第3図(a)〜(d)は三層レジスト法を示す断面図で
ある。 図中、 11はRYE装置、 12は電極(陰極)、 13は対向電極、 14は試料、 15は0゜ガス導入口、 16は排気口、 17はRF電源、 18は絶縁物、 19は電極のカバー 21は半導体基板、 22はA/2配線パターン、 22aはAI!、薄膜、 23は下層パターン、 23aは平坦化層、 24は上層レジストパターン、 24aは上層レジスト、 25は残渣、 31は中間層パターン、 3Laは中間層、 32は上層レジストパターン、 32aは通常のレジスト層 を示す。 3 4
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 多層レジスト(23a、24a、31a、32a)を用
いるパターン形成のために平坦化層(23a)を酸素反
応性イオンエッチングによってエッチングする場合に、 反応性イオンエッチング装置(11)の電極(陰極)(
12)の電極カバー(19)に珪素(Si)を含まない
有機ポリマを用いることを特徴とする半導体装置の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14414189A JPH0311630A (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14414189A JPH0311630A (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0311630A true JPH0311630A (ja) | 1991-01-18 |
Family
ID=15355181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14414189A Pending JPH0311630A (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0311630A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0598126A1 (en) * | 1991-07-31 | 1994-05-25 | Nissha Printing Co., Ltd. | Thin film forming device |
JP2008302972A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Norii Kk | ばね板式イージーオープン缶 |
US9205006B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-12-08 | The Procter & Gamble Company | Absorbent articles with nonwoven substrates having fibrils |
US9504610B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-11-29 | The Procter & Gamble Company | Methods for forming absorbent articles with nonwoven substrates |
-
1989
- 1989-06-08 JP JP14414189A patent/JPH0311630A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0598126A1 (en) * | 1991-07-31 | 1994-05-25 | Nissha Printing Co., Ltd. | Thin film forming device |
US5477783A (en) * | 1991-07-31 | 1995-12-26 | Nissha Printing Co., Ltd. | Thin film-forming apparatus |
EP0598126B1 (en) * | 1991-07-31 | 1997-12-29 | Nissha Printing Co., Ltd. | Thin film forming device |
JP2008302972A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Norii Kk | ばね板式イージーオープン缶 |
US9205006B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-12-08 | The Procter & Gamble Company | Absorbent articles with nonwoven substrates having fibrils |
US9504610B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-11-29 | The Procter & Gamble Company | Methods for forming absorbent articles with nonwoven substrates |
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