JPH03116162A - 湿式画像形成装置 - Google Patents

湿式画像形成装置

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JPH03116162A
JPH03116162A JP1254840A JP25484089A JPH03116162A JP H03116162 A JPH03116162 A JP H03116162A JP 1254840 A JP1254840 A JP 1254840A JP 25484089 A JP25484089 A JP 25484089A JP H03116162 A JPH03116162 A JP H03116162A
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JP
Japan
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developer
ozone
silicone oil
solvent
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP1254840A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Kurotori
恒夫 黒鳥
Manabu Mochizuki
学 望月
Ichiro Tsuruoka
鶴岡 一郎
Katsuhiro Echigo
勝博 越後
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は湿式電子写真複写機のような、電子写真感光体
や静電記録体に湿式法で画像を形成する装置に関し、特
に前記装置内で発生するオゾンの溶剤ミストによる分解
手段に関する。
〔従来技術〕
湿式電子写真複写機のような湿式画像形成装置において
は例えば電子写真感光体(通常ドラム状)に帯電及び画
像露光により静電潜像を形成し、これを現像液で現像し
、得られた画像を転写紙上に静電転写し、ついでこの転
写画像を定着ローラで熱定着することにより画像を得て
いる。この種の装置においては潜像の形成工程や転写工
程で感光体又は記録体や転写紙にコロナ放電を行なうた
め、装置内でオゾンが発生する。特に近年、複写機の高
速化、広巾コピーの作製や画像の安定化のために設置さ
れる除電器等は放電を伴なうので、やはりオゾン発生源
となっている。オゾン濃度の増大は環境衛生上好ましく
ないが、湿式電子写真複写機から排出されるオゾン量は
乾式複写機に比べて少ないので。
余り問題とはなっていない。これは現像液の担体液とし
て用いられる溶剤が現像部から蒸発したり、或いは現像
後、感光体ドラムや転写紙に付着した後、蒸発するなど
してミスト化し、これがオゾンと接触すると1分解する
からである。
なお従来は装置内で各々発生したオゾンと溶剤ミストと
の接触(混合)は特別な手段を用いて行なわれるのでは
なく、自然の接触を期待して行なわれて来たので、効率
がかなり悪かったが、それでも排出されるオゾン濃度は
湿式画像形成装置では未だ問題にならなかった。
一方、現像液の担体液をしては一般にノナン、デカン、
イソドデカン、イオオクタン等の脂肪族炭化水素溶媒(
通常、混合物として)が使用されているが、それ自体は
担体液の特性が優れているものの、有臭である上、定着
時の高温加熱により酸化されて異臭を放つので、使用者
に不快感を与えかねない。
〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の目的は現像液の溶剤の少くとも一部に無臭で、
且つ高温加熱に対しても安定な溶剤を用いると共に、新
たにオゾンと溶剤ミストとの効率的接触が可能な混合・
排出手段を付設することにより、従来技術における前述
のような問題を解消して異臭が少なく、且つ効率的なオ
ゾン分解が可能な湿式画像形成装置を提供することであ
る。
〔発明の構成・動作〕
本発明の湿式画像形成装置は基本的には電子写真感光体
又は静電記録体に静電潜像を形成する手段と、前記潜像
を現像液で現像する手段と。
得られた画像を転写紙上に静電的に転写する手段と、転
写画像を熱定着するローラとを組合せた湿式画像形成装
置において、現像液用担体液溶剤の少くとも一部をシリ
コーンオイルで構成すると共に、装置内で発生したオゾ
ン及び溶剤ミストを捕集、混合し、これを装置外に排出
する手段を配置したことを特徴とするものである。
本発明装置には更に前記排出手段内にシリコーンオイル
回収用のフィルターを設け、また回収したシリコーンオ
イルを現像液に循環する手段を設けることが好ましい。
本発明装置を電子写真感光体ドラムを用いた第1図の湿
式電子写真複写機によって説明する。
第1図において感光体ドラム1はコピー時には駆動装置
(図示せず)により、一定の速度で矢印方向へ回転駆動
されメインチャージャー14により、−様に帯電された
後、露光系からの露光(矢印)により原稿像が投影され
て静電潜像が形成され、同時にイレーザ13により感光
体の作像領域外が除電される。感光体ドラム1上の潜像
は、現像液を塗布した第1.第2現像ローラ6.8を備
えた湿式現像装置により、現像され、得られたトナー画
像は給紙装置(図示せず)から破線矢印のように給紙ロ
ーラlOを介して搬送されてきた転写紙21へ転写チャ
ージャー11により転写される。この転写紙21は、分
離ローラ(図示せず)により感光体ドラム1から分離さ
れ搬送ベルト20により搬送され、ヒータ33を内蔵す
る加熱ローラ31及び加圧ローラ32からなる定着ロー
ラを備えた定着装置により熱定着された後、コピーとし
て機外に排出される。感光体ドラム1は転写紙の分離後
にはクリーニングブレード16及びクリーニングフオー
ムローラ18を有するユニットにより、残留トナー及び
現像液が除去され、更に除電器(除電ランプ15又は除
電チャージャー)により、残留電位が除去されて次の複
写に備える。
なお第1図の複写機には図示していないが、感光体ドラ
ム1から分離された転写紙21は定着前に、必要あれば
プロッタローラ及びスポンジローラからなる絞りローラ
間に通して艇内にしみ込んだ担体液を絞り取ってもよい
更に前記現像装置及び定着装置について説明すると、こ
の現像装置の場合は現像容器内に第1、第2現像ローラ
6.8の他にリバーススクイズローラ9が配置され、第
1.第2現像ローラ6.8は、感光体ドラム1の表面と
微小間隔をおいて保持されている。第1.第2現像ロー
ラ6,8は駆動装置により、矢印の如く感光体ドラムl
に対して回転駆動され、現像容器に固定されている清掃
部材(スクレーパー)7は各現像ローラ6.8に当接し
て、常に現像ローラ上のトナーを清掃する。
現像液供給手段により現像液供給ノズル5から供給され
る現像液は現像ローラ6.8とスクレーパー7によりそ
の回転で均一に感光体ドラム1の表面に運ばれ、さらに
感光体ドラム1と現像ローラ6.8との間に流動して感
光体ドラム1上の潜像を現像した後に現像液排出口12
より回収されて再使用される。
リバーススクイズローラ9は駆動装置により、矢印の如
く感光体ドラム1に対して回転駆動されて、感光体ドラ
ム1上の余分な現像液を掻き落し、またスクイズローラ
に付着した現像液はスクレーパー7により掻き落される
。本発明では現像液の担体液溶剤の少くとも一部にシリ
コーンオイルが含まれている。
一方、定着装置は加熱ローラ31がトナー画像面に直接
接触するタイプのもので、未定着トナーを担持する転写
紙21の通紙経路を挾んで加熱ローラ31と加圧ローラ
32とが互いに圧接するように配置されている。加圧ロ
ーラ32の軸部には、加圧レバー34がバネ35の付勢
力によって圧接されていて、これによって加圧ローラ3
2に所定の圧力が与えられ、こうして加圧ローラと加熱
ローラによりニップが形成されている。加熱ローラ31
には前述のように定着時の加熱源としてヒーター33が
内蔵されている。またヒーター33には加熱ローラ31
の外部にサーミスタ36及び温度ヒユーズ37が付設さ
れていて温度制御が行われる。更に加熱ローラ31の外
周面には、分離爪38及び離型剤塗布用フェルト39が
それぞれ接触する様に配設されている。なお43はフェ
ルト39と連結した離型剤タンクである。
その他、2は現像液汲上げ用ポンプ、3はトナー濃度セ
ンサ、4はポンプ2によって現像液タンク22から汲み
上げられた現像液を現像ローラ6.8に供給する管、5
はこの供給管の先端に設けられた現像液供給ノズル、1
9は現像液排出口12から排出される現像液を再使用の
ため元のタンク22へ排出する管、23は液面検知フロ
ートセンナ、24は現像ユニットの外装体で、現像液の
受は皿を兼ねている。また17は浦波散板、19は排液
孔である。
本発明ではメインチャージャー14.転写チャージャー
11等から発生するオゾンを現像ローラ6.8上の現像
液、感光体ドラム1や転写紙21に付着した現像液、ク
リーニングユニット、定着ユニット等から発生する溶剤
ミストと効率的に接触させてオゾンを効率良く分解した
後、排出するためにオゾン及び溶剤ミストの捕集・混合
・排出手段が用いられる。第1図ではこの手段は排出口
部に吸引ファン40を有するダクト41で構成されてい
る。なお42はシリコーンオイル回収用のフィルターで
ある。装置内で発生したオゾン及び溶剤ミストは吸引フ
ァン40によってダクト41内に矢印のように捕集(定
着ユニットの場合は図のようにダクト41の中央部から
捕集するとよい、)、混合され、これにより同成分は効
率的に接触してオゾンが効率良く分解された後、排出さ
れる。この時、溶剤ミストは熱に安定なシリコーンオイ
ルを含むので異臭は少ない。勿論、現像液の溶剤が全て
シリコーンオイルであれば異臭は全くなくなる。またダ
クト41内には排出口付近にフィルター42が配置され
ているので、溶剤ミスト中のシリコーンオイルミストは
フィルター42によってトラップされ、冷却されて液滴
となり、下方の液溜りを通って現像タンク22内に回収
される。なおフィルター42はシリコーンオイルのトラ
ップによって更にオゾンとの接触効率を高めることもで
きる。いずれにしても吸引ファンは強すぎると定着時の
熱を奪うので、省エネを考え、吸引力はバランスを保っ
て設定することが望ましい、またフィルターは圧損の小
さいものが用いられる。
本発明で現像液の担体液溶剤の少くとも一部に用いられ
るシリコーンオイルとしては液状でシロキサン構造を有
するものであればいずれでもよく、例えばジメチルシリ
コーン、メチルフェニルシリコーン、環状シリコーン(
環状ポリシロキサン)及びそれらの混合物が挙げられる
シリコーンオイル以外の溶剤は従来と同じくノナン、デ
カン、イソドデカン、イソオクタン、リグロイン等のパ
ラフィン系又はイソパラフィン系脂肪族炭化水素が使用
される。しかし異臭や臭気を発生しないという点ではシ
リコーンオイル単独が好ましい。
〔実施例〕
以下に本発明を実施例によって説明する。
実施例1〜7 第1図に示す湿式電子写真複写機の現像タンク22に下
表に示す溶剤を担体液として用いた現像液を入れ、転写
紙(A4版)としてリコー製Type 6200 をセ
ットし、線速266mm/s ec 、定着温度140
±lO°Cの条件で8時間(19200枚)の連続コピ
ーを行ない、オゾン濃度及び臭気を測定した。また通紙
を行なわずに同様なテストを行なった。なお測定環境は
23±2℃−55±5%RH。
測定室の容積30mで換気なし、また測定ノズル位置は
ダクト41の排出口から20 cm離れた所である。
※1:ダイレック社製CLDオゾン分析系DY8410
で測定。
※2:無臭を0.きわめて強い臭気を5として0,1,
2,3,4.5の6段階評価法で測定。
※3:溶剤がなくても通紙だけでオゾン濃度が0.13
6ppmから0.114ppmに低減したのは転写紙か
ら蒸発した水分により、オゾンが分解したためである。
4゜ 〔発明の作用効果〕 本発明装置は現像液の担体液溶剤の少くとも一部に無臭
で、且つ高温加熱に対しても安定なシリコーンオイルを
用いた上、オゾンと溶剤ミストとを効率的に捕集、混合
して排出する手段を設けたので、従来よりも効率的にオ
ゾンを分解し、しかも異臭の発生を低減することができ
る。このようにオゾン分解を溶剤ミストで行なうため、
特別にフィルター、分解剤及びそれらの交換を必要とし
ない。
またこの捕集・混合・排出手段にフィルターを設ければ
、シリコーンオイルをトラップして回収、循環すること
ができるので、経済的であり、またこのトラップにより
オゾンの接触効率がいっそう向上するという効果もある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一例である湿式電子写真複写機の
全体図である。 1・・・感光体ドラム     6・・・第1現像ロー
ラ7・・・スクレーバー     8・・・第2現像ロ
ーラ9・・・リバーススクイズローラ 11・・・転写チャージャー 14・・・メインチャージャー 16・・・クリーニングブレード 18・・・クリーニングフオームローラ20・・・搬送
ベルト 31・・・加熱ローラ 33・・・ヒ − タ 41・・・ダクト(混合・捕集・排出手段)10・・・
給紙口 フ 13・・・イ し − サ 15・・・除電ランプ 21・・・転  写 32・・・加圧ローラ 40・・・吸引ファン 42・・・フィルタ 紙

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電子写真感光体又は静電記録体に静電潜像を形成す
    る手段と、前記潜像を現像液で現像する手段と、得られ
    た画像を転写紙上に静電的に転写する手段と、転写画像
    を熱定着するローラとを組合せた湿式画像形成装置にお
    いて、現像液用担体液溶剤の少くとも一部をシリコーン
    オイルで構成すると共に、装置内で発生したオゾン及び
    溶剤ミストを捕集、混合して、これを装置外に排出する
    手段を配置したことを特徴とする湿式直像形成装置。 2、更に前記捕集・混合・排出手段内にシリコーンオイ
    ル回収用のフィルターが設けられる請求項1の装置。 3、更に回収したシリコーンオイルを現像液に循環する
    手段が設けられる請求項2の装置。
JP1254840A 1989-09-29 1989-09-29 湿式画像形成装置 Pending JPH03116162A (ja)

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JP1254840A JPH03116162A (ja) 1989-09-29 1989-09-29 湿式画像形成装置
US07/589,075 US5155531A (en) 1989-09-29 1990-09-27 Apparatus for decomposing ozone by using a solvent mist

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JP1254840A JPH03116162A (ja) 1989-09-29 1989-09-29 湿式画像形成装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110211860A1 (en) * 2010-02-26 2011-09-01 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus
JP2012098578A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Seiko Epson Corp 画像形成装置及び画像形成方法

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