JPH03115705A - 真空トリップ装置用検出配管 - Google Patents
真空トリップ装置用検出配管Info
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- JPH03115705A JPH03115705A JP25277789A JP25277789A JPH03115705A JP H03115705 A JPH03115705 A JP H03115705A JP 25277789 A JP25277789 A JP 25277789A JP 25277789 A JP25277789 A JP 25277789A JP H03115705 A JPH03115705 A JP H03115705A
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- condenser
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- condensor
- piping
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Landscapes
- Control Of Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
蒸気タービンから排出される蒸気を凝縮させる復水器を
備え、蒸気の圧力を大気圧以下に下げ、蒸気タービンの
出力及び効率を増大させる復水タービンにおいては、復
水器内圧の異常上昇に対し、低圧質及び復水器の損傷防
止のため、下記の設備が施されている。 (1)復水器内圧が規定値(例えば0.3 kg/af
l・abs)以上になったとき真空トリップ装置が作動
しタービン入口の主蒸気止め弁、蒸気加減弁、再熱蒸気
止め弁、インタセプト弁等のすべての弁を閉鎖し、いわ
ゆるタービンを自動的にトリップさせる。 (2)万一上記の真空トリップ装置が作動しなかったと
きのバックアップのため、復水器内圧が異常上昇(例え
ば1.5 kg/c+fi −g ) シたとき、低圧
タービンに設備されている大気放出板が破裂する。
備え、蒸気の圧力を大気圧以下に下げ、蒸気タービンの
出力及び効率を増大させる復水タービンにおいては、復
水器内圧の異常上昇に対し、低圧質及び復水器の損傷防
止のため、下記の設備が施されている。 (1)復水器内圧が規定値(例えば0.3 kg/af
l・abs)以上になったとき真空トリップ装置が作動
しタービン入口の主蒸気止め弁、蒸気加減弁、再熱蒸気
止め弁、インタセプト弁等のすべての弁を閉鎖し、いわ
ゆるタービンを自動的にトリップさせる。 (2)万一上記の真空トリップ装置が作動しなかったと
きのバックアップのため、復水器内圧が異常上昇(例え
ば1.5 kg/c+fi −g ) シたとき、低圧
タービンに設備されている大気放出板が破裂する。
しかしながら、復水器内圧を検出する配管が従来は細く
長いため、復水器内圧が上昇してしているにも関わらず
、内圧が正常に伝達されないため、真空トリップ装置が
作動せず、復水器内圧が異常上昇し、低圧タービンに設
けられている大気放出板が破裂することがあった。 さらに、負荷激減時に所内単独運転を継続する低圧ター
ビンバイパス系統を持つ蒸気タービンユニットでは、復
水器の保護のため復水器の真空度が低下したとき、復水
器へのバイパス蒸気を遮断しなければならないが、検出
配管の構造不良により、復水器保護装置が作動せず、大
気放出板が破復水器から真空トリップ装置あるいは復水
器保護装置への検出配管は、通常大きさは1/2Bある
いは3/4と細く、かつ長さはタービンユニットの大き
さによっても異なるが、30mを越す長さををしている
。このことは、復水器内圧の圧力上昇速度に検出が追い
つかず、各保護装置への伝達遅れとなっていた。 この発明は、復水器内圧を速やかに真空トリップ装置へ
伝達するようにした真空トリップ装置用検出配管を提供
することを目的とする。
長いため、復水器内圧が上昇してしているにも関わらず
、内圧が正常に伝達されないため、真空トリップ装置が
作動せず、復水器内圧が異常上昇し、低圧タービンに設
けられている大気放出板が破裂することがあった。 さらに、負荷激減時に所内単独運転を継続する低圧ター
ビンバイパス系統を持つ蒸気タービンユニットでは、復
水器の保護のため復水器の真空度が低下したとき、復水
器へのバイパス蒸気を遮断しなければならないが、検出
配管の構造不良により、復水器保護装置が作動せず、大
気放出板が破復水器から真空トリップ装置あるいは復水
器保護装置への検出配管は、通常大きさは1/2Bある
いは3/4と細く、かつ長さはタービンユニットの大き
さによっても異なるが、30mを越す長さををしている
。このことは、復水器内圧の圧力上昇速度に検出が追い
つかず、各保護装置への伝達遅れとなっていた。 この発明は、復水器内圧を速やかに真空トリップ装置へ
伝達するようにした真空トリップ装置用検出配管を提供
することを目的とする。
上記目的は、真空トリップ装置用検出配管の口径を、前
記復水器の容量に対応して定められる値より太き(、か
つ前記復水器から前記真空トリップ装置までの管長を前
記復水器の容量に対応して定められる値より短くした薄
肉管とすることにより達成される。
記復水器の容量に対応して定められる値より太き(、か
つ前記復水器から前記真空トリップ装置までの管長を前
記復水器の容量に対応して定められる値より短くした薄
肉管とすることにより達成される。
以下図面に基づいてこの発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明の実施例による真空トリップ装置用検
出配管を備えた蒸気タービンプラントの配管系統図であ
る。プラントの運転中は、ボイラ2で発生した蒸気は、
主蒸気止め弁9.再熱器10を経て、高圧タービンIA
を駆動し、さらに再熱止め弁6A、インタセプト弁6B
を経て低圧タービンIBを駆動して発電機3から電力を
発生し、復水器4で凝縮して熱水となり、加圧、加熱さ
れて図示されない脱気器に流入し、脱気器貯水タンクに
貯まる。脱気器貯水タンクに貯まった水は、ボイラ給水
ポンプにより再びボイラ2へ送られる。 低圧バイパス止め弁7A、低圧バイパス制御井7る。 復水器の内圧を検出する検出配管13は、復水器4と真
空トリップ装置11との間及び復水器4と復水器保護装
置12との間を連結して復水器内圧を導いている。真空
トリップ装置11が動作すると、主蒸気止め弁5A、蒸
気加減弁5Bを閉じるとともに、再熱蒸気止め弁6A、
インタセプト弁6Bを閉じてタービンをトリップする。 復水器保護装置12が作動すると、低圧バイパス弁7A
低圧バイパス制御弁7Bを閉じて、低圧ケーシングに設
けられている大気放出板の破壊を防ぐ。 復水器4の真空領域容積、復水器4への流入蒸気量、平
均温度からタービンl−IJツブ時の復水器内圧上昇速
度を求め、さらに検出配管13の管束の圧力がこの復水
器内圧上昇速度に迄上昇するに要する時間が、許容遅れ
時間以内となるように計算して、検出配管13の内径、
長さを定める。 実施例として、検出配管13は、材質ステンレス鋼1口
径4B(直径100mm)、肉圧2.1+nm長さ12
mのものを用いた。 検出配管設計上の注意としては、 (1)復水器内圧を時間遅れなく伝達するために、検出
配管内は復水の滞留があってはならない。このため検出
配管は充分な勾配をとることと曲がりの少ない設計とす
ること。 (2)復水器内圧が上昇したとき、検出配管内壁は、そ
の圧力に関係する飽和蒸気温度に加熱されるので、この
過程に必要な時間は、検出配管の質量や内部体積との関
係で決定されるが、この時間は実際の復水器の圧力上昇
速度より小さくなければならない。 第2図はこの発明の他の実施例による真空トリップ装置
検出配管の構成を示す断面図である。第1図の実施例の
ごとく計算された口径、長さの検出配管が、機器配置の
制約などで取り付は困難なときは、第2図のごとく検出
配管13の復水器壁4a側に暖管14を取りつけ、外側
を保温材16で保温し過熱蒸気を通して保温すれば、計
算値より口径が狭く、管長の長いものを用いてもよい。 それは、検出配管の管壁を最高トリップ圧力における飽
和蒸気温度より高い温度に加熱することにより、この配
管部分での復水が阻止されるからである。その際暖管1
4の出口に絞り15を設け、かつ保温材を施さない部分
には接触保護材で囲み、さらに検出配管13は弁を介し
て真空トリップ装置11及び復水保護装置12へ連結さ
れる。 以上は真空トリップ装置及び復水器保護装置への検出配
管について述べたが、復水器内圧(真空) 度)の指示計または記録計への検出配管についても、こ
の発明による検出配管は、時間遅れのない指示を達成す
る手段としても利用できる。
出配管を備えた蒸気タービンプラントの配管系統図であ
る。プラントの運転中は、ボイラ2で発生した蒸気は、
主蒸気止め弁9.再熱器10を経て、高圧タービンIA
を駆動し、さらに再熱止め弁6A、インタセプト弁6B
を経て低圧タービンIBを駆動して発電機3から電力を
発生し、復水器4で凝縮して熱水となり、加圧、加熱さ
れて図示されない脱気器に流入し、脱気器貯水タンクに
貯まる。脱気器貯水タンクに貯まった水は、ボイラ給水
ポンプにより再びボイラ2へ送られる。 低圧バイパス止め弁7A、低圧バイパス制御井7る。 復水器の内圧を検出する検出配管13は、復水器4と真
空トリップ装置11との間及び復水器4と復水器保護装
置12との間を連結して復水器内圧を導いている。真空
トリップ装置11が動作すると、主蒸気止め弁5A、蒸
気加減弁5Bを閉じるとともに、再熱蒸気止め弁6A、
インタセプト弁6Bを閉じてタービンをトリップする。 復水器保護装置12が作動すると、低圧バイパス弁7A
低圧バイパス制御弁7Bを閉じて、低圧ケーシングに設
けられている大気放出板の破壊を防ぐ。 復水器4の真空領域容積、復水器4への流入蒸気量、平
均温度からタービンl−IJツブ時の復水器内圧上昇速
度を求め、さらに検出配管13の管束の圧力がこの復水
器内圧上昇速度に迄上昇するに要する時間が、許容遅れ
時間以内となるように計算して、検出配管13の内径、
長さを定める。 実施例として、検出配管13は、材質ステンレス鋼1口
径4B(直径100mm)、肉圧2.1+nm長さ12
mのものを用いた。 検出配管設計上の注意としては、 (1)復水器内圧を時間遅れなく伝達するために、検出
配管内は復水の滞留があってはならない。このため検出
配管は充分な勾配をとることと曲がりの少ない設計とす
ること。 (2)復水器内圧が上昇したとき、検出配管内壁は、そ
の圧力に関係する飽和蒸気温度に加熱されるので、この
過程に必要な時間は、検出配管の質量や内部体積との関
係で決定されるが、この時間は実際の復水器の圧力上昇
速度より小さくなければならない。 第2図はこの発明の他の実施例による真空トリップ装置
検出配管の構成を示す断面図である。第1図の実施例の
ごとく計算された口径、長さの検出配管が、機器配置の
制約などで取り付は困難なときは、第2図のごとく検出
配管13の復水器壁4a側に暖管14を取りつけ、外側
を保温材16で保温し過熱蒸気を通して保温すれば、計
算値より口径が狭く、管長の長いものを用いてもよい。 それは、検出配管の管壁を最高トリップ圧力における飽
和蒸気温度より高い温度に加熱することにより、この配
管部分での復水が阻止されるからである。その際暖管1
4の出口に絞り15を設け、かつ保温材を施さない部分
には接触保護材で囲み、さらに検出配管13は弁を介し
て真空トリップ装置11及び復水保護装置12へ連結さ
れる。 以上は真空トリップ装置及び復水器保護装置への検出配
管について述べたが、復水器内圧(真空) 度)の指示計または記録計への検出配管についても、こ
の発明による検出配管は、時間遅れのない指示を達成す
る手段としても利用できる。
この発明は、復水器の内圧を検出配管により速やかに真
空トリップ装置及び復水器保護装置へ伝達するので、復
水器の内圧が規定値以上になったとき、正確に真空トリ
ップ装置及び復水器保護装置を作動させタービンをとト
リップすることができる。 従って復水器保護装置の不動作により、誤って大気放出
板を破裂させることはない。
空トリップ装置及び復水器保護装置へ伝達するので、復
水器の内圧が規定値以上になったとき、正確に真空トリ
ップ装置及び復水器保護装置を作動させタービンをとト
リップすることができる。 従って復水器保護装置の不動作により、誤って大気放出
板を破裂させることはない。
第1図はこの発明の実施例による真空トリップ装置用検
出配管を備えた蒸気タービンプラントの配管系統図、第
2図はこの発明の他の実施例による真空トリップ装置用
検出配管の構成を示す断面図である。 IA:高圧タービン、IB:低圧タービン、4:復水器
、5A:主蒸気止め弁、5B:蒸気加減弁、6A:再熱
蒸気止め弁、6B=インタセプト弁、7A:低圧バイパ
ス止め弁、7B=低圧バイパス制御弁、10:再熱器、
11:真空トリップ装置、12:復水器保護装置、13
:検出配管。
出配管を備えた蒸気タービンプラントの配管系統図、第
2図はこの発明の他の実施例による真空トリップ装置用
検出配管の構成を示す断面図である。 IA:高圧タービン、IB:低圧タービン、4:復水器
、5A:主蒸気止め弁、5B:蒸気加減弁、6A:再熱
蒸気止め弁、6B=インタセプト弁、7A:低圧バイパ
ス止め弁、7B=低圧バイパス制御弁、10:再熱器、
11:真空トリップ装置、12:復水器保護装置、13
:検出配管。
Claims (1)
- 1)復水タービンの復水器内圧が規定値以上になつたと
き真空トリップ装置を作動させるように復水器と真空ト
リップ装置との間に連結され、復水器内圧を検出する検
出配管において、配管の口径を前記復水器の容量に対応
して定められる値より大きく、前記復水器から前記真空
トリップ装置までの管長を前記復水器の容量に対応して
定められる値より短くした薄肉管とすることを特徴とす
る真空トリップ装置用検出配管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1252777A JP2520025B2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | 真空トリップ装置用検出配管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1252777A JP2520025B2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | 真空トリップ装置用検出配管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03115705A true JPH03115705A (ja) | 1991-05-16 |
JP2520025B2 JP2520025B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=17242138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1252777A Expired - Fee Related JP2520025B2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | 真空トリップ装置用検出配管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520025B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106460569A (zh) * | 2014-05-19 | 2017-02-22 | 阿特拉斯·科普柯空气动力股份有限公司 | 用于使蒸汽膨胀的装置和控制所述装置的方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5514887A (en) * | 1978-06-09 | 1980-02-01 | Svenska Flaektfabriken Ab | Hot product cooling device |
-
1989
- 1989-09-28 JP JP1252777A patent/JP2520025B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5514887A (en) * | 1978-06-09 | 1980-02-01 | Svenska Flaektfabriken Ab | Hot product cooling device |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106460569A (zh) * | 2014-05-19 | 2017-02-22 | 阿特拉斯·科普柯空气动力股份有限公司 | 用于使蒸汽膨胀的装置和控制所述装置的方法 |
US10174638B2 (en) | 2014-05-19 | 2019-01-08 | Atlas Copco Airpower, Naamloze Vennootschap | Device for expanding steam and method to control such a device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2520025B2 (ja) | 1996-07-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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