JPH03115434A - グラフトコポリマーおよびその製造法 - Google Patents

グラフトコポリマーおよびその製造法

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JPH03115434A
JPH03115434A JP2185468A JP18546890A JPH03115434A JP H03115434 A JPH03115434 A JP H03115434A JP 2185468 A JP2185468 A JP 2185468A JP 18546890 A JP18546890 A JP 18546890A JP H03115434 A JPH03115434 A JP H03115434A
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poly
glutarimide
polyamide
ionomer
blend
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JP2185468A
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English (en)
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Michael Paul Hallden-Abberton
マイクル・ポール・ホールデン‐アバートン
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Rohm and Haas Co
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Rohm and Haas Co
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Publication date
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G73/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
    • C08G73/06Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
    • C08G73/10Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08G81/02Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers in the absence of monomers, e.g. block polymers at least one of the polymers being obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なグラフトコポリマー組成物およびそれら
を製造する方法に関する。さらに詳しくはポリアミド−
グラフト化ポリ(グルタルイミド)のイオノマーおよび
それらを塩基性触媒の存在下で製造する方法に関する。
ポリ(グルタルイミド)、特に残留酸および/または無
水物基を含有するものとポリアミドを混合して有用な材
料を製造することは知られている。このようなブレンド
に耐衝撃性改良剤を加えることもまた知られている。ポ
リアミドをアミン反応性官能基を含有するポリ(オレフ
ィン)とブレンドすることそしてポリアミドをシェル中
にアミン−反応性官能基を含有するコア/シェル耐衝撃
性改良剤とブレンドすることもまた知られている。
熱的に安定なポリ(グルタルイミド)そしてアクリル系
ポリマーを無水アンモニアまたは無水第1アミンと液化
押出機中で反応させることによるそれらの製造方法の初
期の発見以来、このようなポリマー、特にポリ(メチル
メタクリレート)をモノメチルアミンで処理することに
より製造されたものは受は入れうる耐衝撃性および引張
弾性特性を有しそして殆んどの透明な熱可塑性樹脂より
も高い使用温度を有する透明板ガラスまたは保護材料と
して使用されてきた。
このようなポリ(グルタルイミド)はまた他の熱可塑性
樹脂例えばポリ(ビニルクロライド)とのブレンドにお
いて有用である。このようなポリアミドとポリ (グル
タルイミド)の溶融液中における混合によるグラフトコ
ポリマーの生成は教示されていないが、本発明者はこの
ようなグラフト生成が起こるという証拠を発見しtこ 
本発明の目的は意図的にポリアミドとポリ(グルタルイ
ミド)のグラフトコポリマーを製造することであり、そ
してさらにグラフト化方法の効率を増大してグラフト化
されていないポリアミドとポリ (グルタルイミド)に
関して高いパーセントのグラフトコポリマーを生成する
ことである。別の目的はポリアミド−グラフト化ポリ(
グルタルイミド)イオノマーおよびポリアミド、ポリ 
(グルタルイミド)およびポリアミド−グラフト化ポリ
 (グルタルイミド)イオノマーからなる透明で強靭な
ポリマーブレンドを製造することである。さらに別の本
発明の目的は以下の説明および特許請求の範囲から明ら
かである。
本発明者はポリアミド−グラフト化ポリ(グルタルイミ
ド)イオノマーそして応力白化に耐性を有する強靭で透
明な熱可塑性樹脂材料を形成するものであるこれらのイ
オノマーとグラフト化されていないまたは未反応のポリ
アミドおよびポリ(グルタルイミド た組成物を発見した。本発明者はさらに1個以上の末端
または側基の第1脂肪族アミン基を有するポリアミドを
酸および/または無水物基を有するポリ(グルタルイミ
ド)と溶融液中、塩基性触媒の存在下で反応させてこれ
らのポリアミド−グラフト化ポリ (グルタルイミド)
イオノマーを高い効率で生成させることからなる方法を
発見した。
本発明において、ポリ(グルタルイミド)なる用語は環
状構造の。14)N−アルキルグルタルイミド、N−シ
クロアルキルグルタルイミドまたはN−水素グルタルイ
ミド(ここでアルキルとは1〜8個の炭素原子を何する
アルキル基および3〜8個の炭素原子を有するシクロア
ルキル基を意味する)のマー(七ツマー単位)を少すく
とも5重量%、好ましくは50重量%よりも多く、そし
て好ましくは約95重量%まで含有するポリマーを意味
する。
本明細書で用いられる「マー」なる用語は重合した場合
ポリマー中において単一の繰り返し単位を生成する元素
の組み合せを意味する。すなわち、七ツマ−のエチレン
(C2H4)またはCH!=CH,はそのポリマー中に
はエチレン性2重結合はもう存在しないけれどもポリ(
エチレン)中においてマーメチレン(CHz−CJ−)
となる。マーは加水分解されたポリ(ビニルアセテート
)において存在するビニルアルコールのマーのように仮
定的なものであってよい。2種以上のマーがコポリマー
中に存在する。2つの隣り合ったメチルメタクリレート
マーへの2分子のメタノールの損失を伴なうメチルアミ
ンの付加によって生成したN−メチルジメチルグルタル
イミドマーのようにポリマー上での後反応によってマー
は生成されてもよい。
N−アルキルグルタルイミドマーを含有するポリマーは
構造式 (式中 R1は水素またはメチルであり、R2は水素、
n−1SeG−または1so−アルキル、シクロアルキ
ル例えばシクロヘキシル、アリール、アルカリルまたは
アラルキル(ここでアルキル基は1〜8個の炭素原子を
有する)である) で表されるマーを有するポリマーを意味する。
R′およびR2はメチルが好ましい。
本明細書で用いられる[(メタ)アクリレート」なる用
語はアクリレートおよび/またはメタクリレートを意味
する。例えば、メチル(メタ)アクリレートはメチルア
クリレートおよび/またはメチルメタクリレートを意味
する。
本明細書で用いられる「イオノマー」なる用語は正また
は負電荷を帯びた基を有するマーを含有し、その帯電さ
れた基は非ポリマ−カウンターイオンと会合しているも
のであるコポリマーを意味する。ポリアミド−グラフト
化ポリ(グルタルイミド)イオノマーはポリ(グルタル
イミド)のバックボーンに結合されたイオノマー基を含
有し、これらはアルカリ金属またはアルカリ土類カチオ
ンと会合されt;カルボキシルアニオンの形態をとる。
本明細書で用いられる[ポリアミド−グラフト化ポリ(
グルタルイミド)イオノマー」なる用語はN−アルキル
グルタルイミドマーおよびカルボキシルアニオン基ヲ有
するマーを含有するバックボーンを有し、そのバックボ
ーンに下記に示すポリアミドがグラフトされている。上
記の構造かられかるように、バックボーンそれ自体は本
質的にメチレン基のポリマーであり、このバックボーン
上に(N−アルキル)グルタルイミドおよびカルボキシ
ル基マーが存在する他に、(メタ)アクリル酸エステル
マーおよび無水グルタル酸のマーもまた存在することが
できる。
メチルメタクリレート、メタクリル酸または無水メタク
リル酸のマーを有するポリマーの何れかからのポリ(グ
ルタルイミド)の製造において、低いパーセントでのメ
タクリル酸または無水メタクリル酸のマーを生成または
保持することを避けることは困難である。このような基
を除去する方法例えば後重合アシル化またはアルキル化
反応によりポリ(グルタルイミド)中の酸含量を減少す
るような方法は一般に化学的混和性の改良されたポリ(
グルタルイミド)をもたらした。但し、酸を減少されて
いないポリ(グルタルイミド)はナイロン6のようなポ
リアミドとはより混和性である。このようなポリ(グル
タルイミド)は本明細書において酸減少されたポリ (
グルタルイミド)と呼称する。本発明において、酸減少
されていないポリ(グルタルイミド)の使用が好ましい
液化押出機中におけるアクリル系ポリマーの無水アンモ
ニアまたは無水第1アミンとの反応はこのようなグルタ
ルイミドポリマーを製造するのに好ましいが、当業者に
知られている他の製造方法例えばポリ(メチルメタクリ
レート)のアミンとの水性または非水性溶液中における
反応、液化条件下でのポリ(メタクリル酸)のアミンと
の反応またはポリ(無水グルタル酸)のアミンとの反応
による方法を採用してもよい。
例えばそれからポリ(グルタルイミド)が製造されるア
ルキルまたはシクロアルキルメタクリレートのマーのよ
うな他のマーがグルタルイミドポリマー中に存在しても
よい。例えばスチレンまたはアルキルアクリレートのよ
うな他のマーが出発ポリマー中に存在してもよい。好ま
しい方法以外の方法を用いる場合、メタクリル酸および
/または無水メタクリル酸のマーが出発物質からのイミ
ド化されていない成分として存在してもよい。例えばN
−アルキルメタクリルアミドマー メタクリル酸マーま
たは無水メタクリル酸マーのような他のマーはポリ(グ
ルタルイミド)の製造中に生成する。本発明のブレンド
の製造において、このようなその場で生成したまたは残
留のマーは上記の後重合反応によって酸減少されたポリ
(グルタルイミド)全生成するというように除去したり
またはエステルもしくは他の官能基に変換する必要がな
い。実際に、これらは完全に除去されないことが好まし
い。ある制御されたレベルの残留の酸および/または無
水物を有する部分的に酸減少されたポリマーもまたポリ
(グルタルイミド)のブレンドとして有用である。
ポリ (グルタルイミド)はポリ (メチルメタクリレ
ート)またはポリ(メチルアクリレート)のようなポリ
マーを各種のアミンと反応させることにより生成するこ
とができる。本発明においては、8個またはより少数の
炭素原子の第1N−アルキルアミン例えばメチルアミン
、エチルアミン、プロピルアミン、n−ブチルアミン、
イソブチルアミンまたはn−オクチルアミン;シクロア
ルキルアミン たはシクロヘキシルアミン;アンモニアまたはアンモニ
アプレカーサー例えば尿素;またはアニリン、アラルキ
ルアミンおよびアルカリルアミンから製造されたグルタ
ルイミドポリマーが好ましい。例えばN−メチルジメチ
ルグルタルイミドのような、モノメチルアミンまたは同
様のマーを生成する他の物質から製造されたポリマーが
好ましい。
液化押出機中においてポリ(メチルメタクリレート)と
メチルアミンを反応させることによりポリ(グルタルイ
ミド)を製造する経験によれば、たとえ総酸含量が殆ん
ど同じまたはより少ないとしても約150℃のビカー軟
化点を有するポリマーへの変換は約170℃のビカー軟
化点を有するポリマーへの変換より多い無水物を生成す
ることがわかっている。約5〜約95%のイミド化レベ
ルの範囲にわたって生成した酸および/または無水物の
レベルは十分な数のグラフト部位を生成し、本明細書把
載の触媒作用による反応条件下でポリアミドと反応させ
た場合増大したレベルのグラフト重合をひき起こす。
ポリ(グルタルイミド)の酸/無水物含量がポリ (グ
ルタルイミド)1gあたり約0.015ミリモル以下な
らば本質的にグラフト化はみられない。約0.015ミ
リモル/g〜約0.15ミリモル/gの酸/無水物含量
の場合、高レベルの触媒(500ppmの塩基)を用い
I;時グラフ 1−化が幾らか観察される。グラフトポ
リマーの触媒による製造において、約0.15〜約1.
50ミリモル/gの酸マーおよび約0.00〜1..2
0ミリモル/gの無水物マーを含有するポリ(グルタル
イミド)が好ましい。
より高いレベルを用いてもよいが、利点を示さないしそ
しておそらくはグラフトコポリマーを含有するブレンド
の物理的または化学的性質を劣化するものと予想される
酸および無水物の総官能性はメチレンジクロライド−メ
タノール(1: l)中におけるポリマー溶液を滴定す
ることにより測定することができる。ポリマー試料を溶
解しそして試料中の酸を中和し、無水物を加水分解する
のに十分な塩基をそれより多く含有する所定の容量の0
1lN水酸化ナトリウム溶液で地理する。試料を無水物
を加水分解するのに十分な時間撹拌し、過剰の塩基を塩
酸溶液で逆滴定し、そして酸および無水物の総官能性を
加えた塩基と中和点まで加えた酸との差(ミリモルで)
として計算する。
滴定の終点は比色計または電位計の何れかで検出するこ
とができる。この反応はポリマー中の酸に関して化学量
論的であり、無水物基は無水物の酸基の一方がメタノー
ルによってエステル化されそして他方が塩基と反応する
ように部分的に加水分解される。無水物の半エステル化
の結果として、ここで使用される総酸含量は酸および無
水物のミリ当量の合計であり、無水物は半エステル化反
応がない場合に予想される1モルあたり2当量ではなく
、1モルあたり1当量だけの滴定しうる酸性度を寄与す
る。
イミド化しうるポリマー成分を含有するコポリマーまた
はブレンドの酸および無水物の総官能性はイミド化しう
るポリマー成分1gあたりのミリモル数として計算され
る。
たは−C−N−のマーを含有するポリマーを意味し、前
者が好ましい。ポリアミドは鎖中の脂肪族、環式脂肪族
または芳香族基に基づいたポリアミドの何れかであって
もよい。これらは形式的に二基基アミンと二塩基酸との
縮合生成物例えばポリ(ヘキサメチレンアジパミド)、
アミノ酸例えばω−アミノウンデカン酸の自己縮合生成
物または環状ラクタム例えばカプロラクタム、ラウリル
ラクタムまたはピロリドンの開環反応生成物によって表
すことができる。これらは1種以上のアルキレン、アリ
ーレンまたはアラルキレン繰り返し単位を含有してよい
。ポリアミドは結晶性または非晶質であってよい。
4〜12個の炭素原子を有するアルキレン繰り返し単位
からなる結晶性ポリアミド例えばナイロン6として知ら
れているポリ(カプロラクタム)、ナイロン12として
知られているポリ(ラウリルラクタム)、ナイロン11
として知られているポリ(ω−アミノウンデカン酸)、
ナイロン6・6として知られているポリ(ヘキサメチレ
ンアジパミド)、ナイロン6・IOとして知られている
ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)およびメタ−キシリ
レンジアミンとアジピン酸から製造されるもの(ナイロ
ンMXD6)のようなアルキレン/アリーレンコポリア
ミドが好ましい。しかしながら、非晶質ポリアミド例え
ばインホロンジアミンまたはトリメチルシクロヘキサン
ジアミンから誘導されたものを使用してもよい。ポリア
ミドのブレンドを使用することができる。ポリ(ヘキサ
メチレンアジパミド)およびポリ(カプロラクタム)が
特に好ましい。
ポリアミドは特に過剰の酸の存在下で重合しl;りまた
は後反応がなければ、1個以上のアミン末端基を有する
。例えば少過剰のジアミンの存在下における重縮合のよ
うな特定の条件下で、両方の末端基をアミン置換するこ
とができる。
例えば少過剰の脂肪族トリアミンの使用による低いが制
御された程度の枝分れを有するポリアミドにおいて、l
ポリアミド鎖あたり2個より多いアミン基を入手しうる
。本発明においては1個以上のアミン末端基を含有する
このようなポリアミドが好ましい。
本発明は主にアミンを末端基とするポリアミドの酸また
は無水物官能基を有するポリ(グルタルイミド)との反
応の塩基性触媒作用に関するが、ポリアミドと溶融−ブ
レンドすることができそして反応性官能基(複数可)を
有する他のポリマーをグラフトコポリマー生成をもたら
す反応の触媒作用に使用してもよい。このようなポリマ
ーには、とりわけメチルメタクリレートおよび無水メタ
クリル酸のマーを含有するポリマー例えば好都合にはア
クリル酸エステルポリマーを第2アミンと高められた温
度で反応することにより生成したちの;メチルメタクリ
レートのマーおよび反応性酸例えばメタクリル酸、イタ
コン酸、メタクリルオキシプロピオン酸、アクリルオキ
シプロピオン酸などのマーヲ含何するポリマー;メチル
メタクリレートおよびグリシジルメタクリレートのマー
を含有するポリマー;メチルメタクリレートおよび無水
マレイン酸のマーを含有するポリマー;またはスチレン
、アクリロニトリルおよび無水マレイン酸なとのマーを
含有するポリマーが含まれる。
次の理論的な議論を本発明の理解の手助けとしてのみ提
示するが、本発明者は述べた理論によって拘束されない
ことを望む。酸減少されていないポリ(グルタルイミド
)の以前の研究者によっては認められなかったが、ポリ
(グルタルイミド)とポリアミドを約240℃以上の温
度まで加熱された押出機中で何れの触媒も加えることな
く混合するとグラフト化反応が起こる。この反応はグラ
フトコポリマーを生成するが、そのグラフト化されてい
ないポリマーのグラフト化コポリマーへの変換は比較的
効率が悪い。グラフトコポリマーを生成する反応は殆ん
ど確実に、ポリアミドの第1アミンの末端基(複数可)
ともとのポリ(グルタルイミド)の酸および/または無
水物基からの新しいアミド結合の生成を含む。酸および
/または無水物基が含まれているという証拠は酸減少さ
れたポリ(グルタルイミド)とナイロン6すなわちポリ
(カプロラクタム)が−緒に共押出しされたブレンドを
調べた場合に見い出される。溶媒分離により、少量の強
塩基性触媒の存在下においてでさえ、グラフトポリマー
が殆んど生成しないことが明らかにされる。
例えばアルカリおよびアルカリ土類水酸化物のような強
塩基性触媒の少量の添加は酸減少されていないポリマー
上のカルボン酸基との直接の反応によりまたは無水物基
を加水分解しそして得られたカルボン酸基と反応するこ
とによりポリ(グルタルイミド)上におけるイオノマー
基の生成をもたらす。他のイオノマー基を生成する強塩
基性触媒を除けば塩基性触媒の存在はグラフト化ポリマ
ーを生成するポリ(グルタルイミド)とポリアミドの反
応を容易にする。本発明の範囲内で企画された反応条件
においてグラフト化反応はすべての酸および無水物を除
去することは予想されないので最終のグラフトコポリマ
ーはイオノマー基を含有する。
再び理論に拘束されないことを希望して、本発明者はイ
オノマー基の存在はポリアミドの末端アミンとポリ(グ
ルタルイミド)のカルポン酸との間のアミドグラフトの
生成を容易にし、すなわち、このようなグラフトは触媒
が存在しない場合よりも存在する場合の方がより多く生
成しそしてグラフト化されていないポリマーのグラフト
化コポリマーへの変換はより効率の良いものとなると思
う。
本発明の少なくとも5重量%のN−低級アルキルグルタ
ルイミドのマーを含有するポリアミド−グラフト化ポリ
(グルタルイミド)イオノマーの製造方法は、ポリアミ
ドとポリ(グルタルイミド)を触媒量の塩基の存在下、
高められた温度で反応させてポリアミド−グラフト化ポ
リ(グルタルイミド)イオノマーを生成することからな
る。ポリアミドとポリ(グルタルイミド)は−緒に溶融
しそしてブレンドするか、あるいは部分的にまたは完全
に溶媒、懸濁化媒体または膨潤剤中で一緒に溶解、懸濁
または膨潤しそして混合することができる。ポリアミド
−グラフト化ポリ(グルタルイミド)イオノマーの生成
に続いてポリマーを液化条件に付してポリアミド−グラ
フト化ポリ(グルタルイミド)、グラフト化されていな
いポリアミドおよびポリ(グルタルイミド)を含有する
ポリマーブレンドを生成する。
好ましくはポリアミドは少なくとも1つの末端第1アミ
ン基または懸垂第1アミン基(pendant pri
mary amine)を有し、そして好ましくはポリ
(グルタルイミド)は少なくとも5重量%のN−低級ア
ルキルグルタルイミドのマーおよび少なくとも0.01
5ミリモル/gの無水メタクリル酸、無水アクリル酸、
混合無水メタクリル酸−アクリル酸、アクリル酸および
(メタ)アクリル酸からなる群から選択される1種以上
のマーを含有する。
本発明の方法において、ポリアミドとポリ(グルタルイ
ミド)とをポリアミド:ポリ(グルタルイミド)を約9
5:5〜約5=95の比で反応させることができる。こ
の比の好ましい範囲は約90+10〜約30+70であ
り、そしてより好ましい範囲は約85:15〜約40:
60である。ポリマーが一緒に溶融されそしてブレンド
される反応のだめの好ましい温度範囲は約100〜約3
5000である。妥当な加工速度に応じた時間において
反応を達成するためのより好ましい温度範囲は約100
〜約320℃である。ポリマーが溶液、懸濁液中または
膨潤状態で混合される場合、約100〜約350℃の温
度が好ましい。約l〜約150の大気圧を採用すること
ができ、その範囲のより高い方の温度を採用する場合、
溶媒または懸濁化媒体を液体状態に維持するためにその
範囲のより高い方の圧力が特に好ましい。
好ましい方法において、ポリアミドとポリ(グルタルイ
ミド)は上記の条件において液化押出機中で一緒に溶融
される。別の好ましい方法においては、ポリアミドとポ
リ(グルタルイミド)は別々に溶媒中に溶解され次いで
混合されるかまたは一緒に溶媒中に溶解され;そして溶
液は上記の圧力でその温度まで加熱され、所望の反応の
程度に応じた時間の間撹拌され、その後溶媒は除去され
る。溶媒を除去するための好ましい方法は溶液を液化押
出機を通過させることである。
本発明の方法において溶媒が使用される場合、これらは
好ましくはポリマーを溶解または膨潤するように、選択
された温度および圧力において液体状態で残存するよう
にそしてさらに本方法において起こるグラフト化反応ま
たは他の何れかの所望しない反応に不活性であるように
選択される。典型的な溶媒には01〜Cs−脂肪族アル
コール例えばメチル、エチル、イソプロピル、ブチル、
ヘキシル、シクロヘキンルおよびオクチルアルコール;
芳香族アルコール例えばクレゾール;芳香族炭化水素例
えばベンゼン、トルエンおよびキシレン;エーテル例え
ばグライム、ジグライムおよび高級グライム、ジオキサ
ンおよびテトラヒドロフラン:そして他の溶媒例えばジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドおよびジメ
チルアセトアミドおよびこれらの溶媒の混合物が含まれ
る。他の好適な溶媒は当業者には容易に理解されよう。
反応用触媒は塩基であり、そして存在するポリマーの総
量に基づいて約lOO〜10,000 ppm好ましく
は約200〜約1,000 ppmの量で使用される。
強塩基が好ましく、このような強塩基にはアルカリおよ
びアルカリ土類水酸化物例えば水酸化ナトリウム、カリ
ウム、リチウム、カルシウムまたはマグネシウム:テト
ラ置換アンモニウムまたはホスホニウム水酸化物例えば
水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化ステアリルト
リメチルアンモニウム、水酸化テトラメチルホスホニウ
ムなどが含まれる。水酸化ナトリウムが好ましい。水ま
たはアルコールは液化により除去されるため、塩基は水
性またはアルコール性溶液あるいは懸濁液中における反
応系に導入することができる。濃縮溶液または懸濁液が
好ましい。塩基は混合装置中への導入前に成分の1つに
加えることができ、またはそれは別々にあるいは当業者
には明らかな別の方法で導入することができる。塩基の
混合物を使用してもよい。
強塩基がポリマー中のカルボン酸部位と反応した場合生
成するイオノマーは加えた塩基の量と等しい量で存在す
る。すなわち、強塩基が好ましい水酸化ナトリウムの場
合、本発明のポリアミド−グラフト化ポリ(グルタルイ
ミド)イオノマーの好ましいイオノマー含量は総ポリマ
ーの1gあたり約0.0025〜約0.25ミリモル、
そしてより好ましくは約0.005〜約0.025ミリ
モルである。
触媒作用のない条件下で起こるグラフト化の程度は使用
するポリ(グルタルイミド)とポリアミドの性質および
反応条件に応じて変化するため、触媒作用による反応が
駆動しうる絶対レベル値を決定することは困難である。
実施例において例示したように、異なる酸および無水物
含量の2つの異なったポリ(グルタルイミド)と混合さ
れl;ナイロン6およびナイロン6・6ポリマーはとも
に500  ppmより高くないレベルの水酸化ナトリ
ウムの使用によってグラフトされたイオノマーの有意に
より高い変換を行なうことができる。
すなわち、0.3ミリモル/gより少ないが約0.01
5 ミリモル/gより多い酸または無水物官能基を有す
るポリ(カプロラクタム)およびポリ(グルタルイミド
)を用いた、塩基の存在下での反応はポリアミド、ポリ
(グルタルイミド)および少なくとも5重量%のその相
当するポリアミド−グラフト化ポリ(グルタルイミド)
イオノマーのブレンドを生成する。ポリ(グルタルイミ
ド)中における酸/無水物のレベルが約0.3ミリモル
/9である場合、塩基の存在下での反応はポリアミド、
ポリ(グルタルイミド)および少なくとも35重量%の
その相当するポリアミド−グラフト化ポリ (グルタル
イミド)イオノマーのブレンドを生成する。
反応の結果はポリアミド−グラフト化ポリ(グルタルイ
ミド)イオノマー、未反応のポリアミドおよびグラフト
化されていないポリ(グルタルイミド)を含有するポリ
マーブレンドである。本発明の反応において特に有利な
のは、グラフト化反応はポリアミドとポリ(グルタルイ
ミド)が触媒の存在なしに反応した場合生成するグラフ
トコポリマーのレベルよりもIIf[に高いレベルのグ
ラフト化イオノマーを生成することである。好ましくは
ポリアミドとポリ(グルタルイミド)をポリアミド:ポ
リ (グルタルイミド)の比が約5=95〜約95=5
で反応させる場合、そのブレンド中におけるポリアミド
−グラフト化ポリ (グルタルイミド)イオノマーの量
はブレンドの重量の約5〜約95%である。
より好ましくは、ポリアミドとポリ(グルタルイミド)
とをポリアミド:ポリ(グルタルイミド)の比を約30
ニア0〜約90:10で反応させる場合、ポリアミド−
グラフト化ポリ (グルタルイミド)イオノマーの量は
約30〜約90%であり、そしてさらにより好ましくは
ポリアミドとポリ(グルタルイミド)とをポリアミド:
ポリ(グルタルイミド)の比を約40+60〜約85=
15で反応させる場合、ポリアミド−グラフト化ポリ(
グルタルイミド)イオノマーの量は約40〜約80%で
ある。
例えばテトラ置換アンモニウム水酸化物のような熱的に
分解しうる塩基を触媒をして使用する場合、生成するイ
オノマーは多分続いてのポリマーブレンドの加熱中に分
解されてアンモニアまたは揮発性アミン(これは液化プ
ロセス中に除去される)および非イオノマーポリマーブ
レンドを生成するであろうことは注目すべきことである
。そのような非イオノマーポリマーブレンドが製造され
る方法は本発明の範囲内に含まれるものとする。
塩基の存在下で0.30ミリモル/gより少ないが約0
.015ミリモル/gの酸または無水物の官能性を有す
るポリ(ヘキサメチレンアジパミド)とポリ(グルタル
イミド)を用いた反応はポリアミド、ポリ(グルタルイ
ミド)および少なくとも15重量%のその相当するポリ
アミド−グラフト化ポリ(グルタルイミド)イオノマー
のブレンドを生成する。ポリ(グルタルイミド)中の酸
/無水物のレベルが約0.30ミリモル/gである場合
、塩基の存在下での反応はポリアミド、ポリ(グルタル
イミド)および少なくとも50重量%のその相当するポ
リアミド−グラフト化ポリ(グルタルイミド)イオノマ
ーのブレンドを生成する。
本発明の方法における個々の反応物質は商業的に入手し
た場合にこのような物質中に通常見い出される添加剤を
含んでよい。すなわち、ポリアミドおよび/またはポリ
(グルタルイミド)は1種以上の熱的な安定剤例えば酸
化防止剤、熱安定剤、紫外線安定剤などを含んでよい。
これらはさらに膨潤剤、離型剤、鰭燃剤などを含んでよ
い。添加剤はまた、ブレンドの有用な性質を改質するた
め加工中に例えばポリアミド末端基の反応に先立って、
その間にまたはその後で溶融されたブレンド中に導入す
ることができる。不活性充填剤例えばストランドまたは
細断された形のガラス、珪灰石、雲母、タルク、カーボ
ンブラックなどもまた他の添加剤として上記の本発明の
ブレンド中に導入してもよい。
このような添加剤として特に有用なのは耐衝撃性改良剤
である。ポリ(グルタルイミド)およびポリアミドの両
方のためのこれらの耐衝撃性改良剤は当該技術分野にお
いて良く知られており、そしてこれらのうち何れをも使
用することができる。ポリアミド特に反応性アミン基を
有するものを改良するのに特に効果的なのは官能化され
たポリ(オレフィン)例えばポリ(エチレン)あるいは
それに酸官能基または加水分解して酸例えば無水マレイ
ン酸もしくは不飽和酸となる基がグラフトされているエ
チレン−プロピレンコポリマーである。しかしながら、
最も効果的で最も高い耐衝撃性値を有するには、未反応
アミン基がポリアミド/ポリ(グルタルイミド)ブレン
ド中に存在する。
第2の好ましい耐衝撃性改良剤類はコア/シェル耐衝撃
性改良剤である。これらの改良剤のために、ゴム状ポリ
マーの1種以上のコアが乳化(emulsion)によ
って製造されそして1種以上のシェルがコアの存在下で
重合される。ゴム状ポリマーは主にブタジェンおよびア
ルキル基中に3〜8個の炭素原子を有するアルキルアク
リレートから選択されるマーを含有するポリマーである
。好ましいアルキルアクリレートはn−プチルアクリレ
ートである。ゴム状ポリマーもまた少量の、他のアルキ
ル(メタ)アクリレートマー ビニル芳香族モノマー(
例えばスチレン)のマーまたはアクリロニトリルマーを
含有してよい。コアポリマーは多官能性上ツマ−例えば
ジビニルベンゼン、(メタ)アクリル酸のポリオールエ
ステル、(メタ)アクリル酸またはマレイン酸の(メタ
)アリルエステルなどの配合によって架橋してよい。多
官能性上ツマ−は存在する場合にはゴム状段階の約0.
05〜約5重量%のレベルで効果的に使用することがで
きる。
エラストマーは1以上の工程で生成させてよく、そして
ポリマーの粒径を制御するため“種″ポリマーの存在下
で重合により生成させてよく、乳化重合が好ましい。典
型的な有用なコアポリマーは少なくとも75%のブタジ
ェンを含むブタジェン/スチレンコポリマー ブタジェ
ン/ブチルアクリレートコポリマー ブタジェンホモポ
リマー、少なくとも70%のブタジェンを含むブタジェ
ン/アクリロニトリルコポリマー ブチルアクリレート
と約20%までのスチレンとのコポリマー 2−エチル
へキシルアクリレートのホモポリマーなとである。主に
アルキルアクリレートマーからなるポリマーについては
、多官能性モノマーの配合が好ましい。多官能性上ツマ
−の好ましい量は総ポリマーの約0.5〜約2%である
。2種以上の異なった不飽和基を有する多官能性上ツマ
−例えばジアリルマレエート、アリルメタクリレートな
どのポリマー中への配合が特に好ましい。
これらの耐衝撃性改良剤を完成するために、1以上のシ
ェル重合はコアポリマーの存在下で好ましくは残留の二
重結合がコアポリマー中に存在するために起こる化学的
グラフトによって行われる。シェルはビニル芳香族また
はアルキルもしくはシクロアルキルメタクリレートモノ
マー、好ましくはスチレンまたはメチルメタクリレート
の多数のマーからなる。他のマー例えばアルキルまたは
シクロアルキル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリ
ロニトリル、スチレン(スチレンがシェル中の主要分の
マーを構成しない場合)、置換スチレンなどもまt;存
在してよい。コアまたはシェルのどちらか、好ましくは
最後のシェルはまたブレンド中に存在するポリアミドの
アミン末端基(複数回)と反応することができるモノマ
ーのマーを含有してよい。
このような官能基には酸、酸ハロゲン化物、無水物など
が含まれる。好ましくは無水物例えば無水マレイン酸、
無水イタコン酸などであり、特に無水マレイン酸が好ま
しい。カルボン酸官能基もまた好ましく、そしてメタク
リル酸、アクリル酸、イタコン酸、モノアルキルフマル
酸、モノアルキルマレイン酸、メタクリルオキシ酢酸、
メタクリルオキシプロピオン酸、アクリルオキンプロピ
オン酸などのマーから存在するものを含んでよい。
本発明の利点はポリ(グルタルイミド)とポリアミドと
の間のより高度のグラフト化がポリ(グルタルイミド)
と相溶しうるシェルを有する非官能化コア/シェル耐衝
撃性改良剤を反応しt;ブレンド中でより容易に分散さ
せうろことである。この改善された分散物は本改良剤の
耐衝撃性の改善を高め、そしてシェル中のアミン−反応
性官能基との反応のためのアミン基を除去するための化
学量論を制御する必要性をなくする。
本発明において有用な耐衝撃性改良剤の多くは柔らかい
物質でありそしてさらさらした粉末形態で単離すること
は困難である。単離を助けるために、噴霧乾燥添加剤ま
たは凝固添加剤例えば微粉状シリカ、ステアレート被覆
された炭酸カルシウムなどを耐衝撃性改良剤に単離の前
、その間またはその後で、約0,5〜約5%好ましくは
約0.5〜約2%のレベルで添加してよい。
単離補助剤としてポリマー添加剤例えばポリ(メチルメ
タクリレート)もまた約1〜約5%のレベルで配合して
よい。
反応混合物の個々の成分はポリマー粉末およびベレット
を例えばタンプリング、ドラム混合などにより混合する
ことによって一緒にブレンドすることができ、またはミ
ルロールのような装置を用いて溶融物(melt)とし
て配合することができる。各成分をブレンドする適当な
方法は当業者には明らかである。このようにして生成し
たブレンドは各成分を溶融し、それらを溶融物中にブレ
ンドしそして反応中に遊離される水をすべて除去するこ
とによって反応がひき起こされる。この操作のためには
車軸または二軸スクリュー押出機が好ましいが、他の適
当な装置は当業者には明らかである。反応したポリマー
イオノマーブレンドは後の加工(process in
g)のためにベレット化してよく、または射出成形また
は押出しに適した分離部(separate zone
)(複数回)に溶融形態で直接供給してよい。二軸スク
リュー押出機を使用する場合、それらは逆回転式または
共回転式であってもよい。スクリューは正接しているか
またはかみ合ったものでよい。押出機は好ましくは少な
くとも1つの液化(devolatilizing)ベ
ントを備えており、そしてさらに好ましくは縮合反応か
ら水を除去するためベントを真空にする。加工温度は約
230℃(もしすべての成分がその温度で溶融している
ならば)〜約350℃でよいが、特定のポリアミドとポ
リ(グルタルイミド)に関してはその範囲外で反応を実
施することができる。より好ましくは約260℃〜約3
20℃である。
本発明のポリマー−イオノマーブレンドは例えば成形ま
たは押出しによって多くの有用な物品例えば自動車部品
、コンピューターハウジング、アプライアンスハウジン
グ、強靭フィルムなどに形成することができる。反応し
たブレンドはポリアミドからは容易には製造することが
できないものである吹込成形品例えばボトル、燃料タン
ク、自動車バンパーなどを製造するのに特に有用である
。これらのブロー成形された物品は強靭性、引張弾性お
よび熱変形(heatdistortion) a度の
有用なバランスを有する。
このような物品は射出ブロー成形または押出ブロー成形
の何れかによって製造することができる。ポリマー−イ
オノマーブレンドの他の用途には、耐熱性および耐溶剤
性エンジニアリング熱可塑性樹脂、オプティカルファイ
バー オフティカルレコーディングメディア、医療用装
置、フォトレジスト材料、電気絶縁体および食品包装が
含まれる。これらは何れかの知られているプラスチック
加工技術によってシート、フィルム、ロンド、プロファ
イルまたは複合部品に加工してよく、そしてペイントし
たり、染色したり、装飾したり、金属化したりまたは耐
摩耗性塗料で塗布することができる。
本発明のポリマー−イオノマーブレンドはまた、例えば
包装のような用途において有用なフィルムおよびシート
に形成することができる。
これらのフィルムの幾つかの利点には透明性、強靭性お
よび気体例えば水蒸気、二酸化炭素および酸素に対する
良好な遮断性が含まれる。
本発明のポリマー−イオノマーブレンドハ高度の透明性
およびポリアミド成分の結晶化のより遅い速度を有し、
そして塩基性触媒なしで製造されたポリマーブレンドよ
りも大きな強靭性を示す。示差走査熱量分析より本発明
のポリマー−イオノマーブレンドは塩基性触媒なしで製
造されたブレンドよりも有意に低い結晶化温度を有する
ことがわかった。所定のポリアミドについて、より透明
なフィルムを本発明のブレンドから圧縮成形することが
でき、塩基性触媒なしで製造されたポリマーブレンドか
らのフィルムにおいてはより高いくもり(haze)が
みられる。
その他に、本発明のポリマー−イオノマーブレンドから
製造されたフィルムにおいてはより高い引張延性がみら
れる。
以下の実施例は単に本発明を説明するためのものであっ
て、限定するものではない。特に断りがなければ、すべ
ての%は重量によるものでありそしてすべての試薬は商
業的品質を有する。
実施例 A、 ポリマー製造 N−メチルジメチルグルタルイミドのマーおよびメタク
リル酸のマーを含有するすべてのポリマーは二軸スクリ
ュー液化押出機(直径5 cm。
逆回転式、正接型(tangential))中でメチ
ルアミンを用いてアクリル系ポリマーをイミド化するこ
とにより製造した。酸および/または無水物含量が減少
された対照用試料をさらにジメチルカーボネートと、同
じ押出機の次の区分中で反応させた。以下の実施例にお
いて使用したポリ(グルタルイミド)の組成を第1表に
列挙する。イミド化後、グラフト反応に使用する前に添
加剤は配合しなかった。
グラフト反応はポリ(グルタルイミド)A〜D(第1表
)およびポリ(カプロラクタム)ホモポリマー〔別名ナ
イロン6 (Allied Chemical、現在は
AIliAllled−5i Plastics & 
PerformanceMaterials Divi
sion社から入手したCapron8202) )並
びにポリ(ヘキサメチレンアジパミド)〔別名ナイロン
6・6 (E・■・DuPont社から入手したZyt
el 101)を用いて行なった。ナイロン6またはナ
イロン6・6なる用語を便宜上、本明細書で採用する。
すべての混合物は50150(重量/重量)のポリアミ
ド/ポリ(グルタルイミド)であった。押出グラフトを
行なう前に、所望量のNaOH触媒をブレンドに以下の
方法でそれをポリ(グルタルイミド)ペレット上に塗布
することによって配合した。適当な量の試薬級NaOH
をメタノール溶媒(分光分析用)中に溶解し、その溶液
をロータリーエバポレーター中でポリ(グルタルイミド
)ペレットに加え、そして溶媒を真空下で連続回転によ
り除去して、さらさらしたポリ(グルタルイミド)ペレ
ットを均一にNaOH薄膜で被覆した。ペレットを真空
下50℃で16時間乾燥し、次いで追加的な未使用のポ
リ(グルタルイミド)およびナイロンペレットと混合し
、そして混合ペレットを押出前にポリ(エチレン)バッ
グ中に貯蔵した。
この混合物を275℃の温度に設定された反応区分を有
し、スクリュー速度500rpmで操作する2、Ocm
 Welding Engineers二軸スクリュー
、逆回転式押出機(Welding Engineer
s社から入手した)中に80.0g/分の速度で供給し
た。押出機は3つのベントを有し、それらはすべて完全
真空下で作動する。試料をストランドとして押出しそし
て成形またはグラフト用分析の前にカットしてペレット
とした。
B、 ポリマー試験 ポリアミド、ポリ(グルタルイミド)およびポリアミド
−グラフト化ポリ(グルタルイミド)イオノマーまたは
非イオノマーポリアミド−ポリ(グルタルイミド)コポ
リマー(対照用)を以下の方法によりグラフト化の程度
について分析した。
0.400±0 、001gの反応したポリマーブレン
ドの試料を室温で撹拌しなから5QmQのm−クレゾー
ル/メタ’−ル(85/15. v/v)中に溶解した
(より高度にグラフトされた試料は溶解するのに3日要
した)。次いでポリマー溶液を300+++12の激し
く撹拌されたアセトンに室温でゆっくりと加えた。凝集
した沈澱物を次に微細(4〜8μm)なガラス濾過器を
用いて濾過し、そして]、5+αずつのアセトンで4回
洗浄した。この沈澱したポリマー(フラクション″A”
)を注意深く取り出しモして140℃で16時間乾燥し
た後(クレゾール臭気が存在してはならない)に計量し
た。
空の濾過器をlQmffずつのアセトンで3回洗浄し、
これらの洗浄物を前のクレゾール溶液および洗浄物と合
一した。この溶液をロータリーエバポレーターを用いて
70℃で濃縮して約55+IIQの容量とした。濃縮物
を室温まで冷却し、次いで400mQのメタノールおよ
び100i12の石油エーテル(Aldrich社から
入手した;沸点30〜60℃)からなり約3℃まで冷却
された、激しく撹拌された混合溶媒にゆっくりと加えた
。ポリ(グルタルイミド)を含む例11 B Hについ
ては、この溶媒は250mf2の室温の石油エーテルの
みからなる。微細な沈澱物(”B、l”)は次に微細な
ガラス濾過器を用いて消去し、25rRQのメタノール
で2回洗浄しそして140℃で16時間乾燥した。空の
濾過用ロートを約15mQのアセトンを濾過器に5分間
にわたって加えることによりアセトンで洗浄し、真空に
しそしてそのアセトンをきれいな濾過用フラスコ中に集
めた。これを繰り返した。アセトン溶液を空電が計測さ
れたアルミニウムパン(tared aluminum
 pan)中に入れ、蒸発し、次いで上記のようにして
乾燥した(”8.2’)。B固形物を合一して“′B″
フラクション総量とした。
この後者の操作は濾過器の表面からすべての分別された
ポリ(グルタルイミド)を除去するのに必要である。
引き続いてのフラクション“A ”の分光分析により、
それはグラフトされたおよびグラフトされていない両方
のポリアミドを殆んどすべて含有することが明らかにさ
れたが、一方グラフトされていないポリ(グルタルイミ
ド)を含むフラクション“B ”はポリアミドを殆んど
含有しない。フラクション“A ”の再沈澱は同じ組成
を示しく共沈澱はない)、そして分光分析は下記の質量
平衡計算(mass balance calcula
tion)から予測されるグラフトされたポリ(グルタ
ルイミド)のレベルと同じであることを示した。
それにポリアミドがグラフトされたポリ(グルタルイミ
ド)の%とグラフトされていないポリ(グルタルイミド
)の%についての計算はすべてデータを再び正規化する
ことなく行なわれ、そしてグラフト化%は(グラフト反
応のない)オリジナルのブレンド組成から予想される理
論的50%回収レベルからの偏差に基づく。
50150のポリ(グルタルイミド)/ナイロン6試料
の場合は以下に示すように27%のポリ(グルタルイミ
ド)がナイロン6にグラフトされている: ”A”の回収%−1oocフラクンヨン“A”の重量/
オリジナル試料の重量) ”B”の回収%= toocフラクション“B″の重量
/オリジナル試料の重量) 50.0% 本試料の場合− “A”の回収%−63,3% “B”の回収%=32.1% ナイロンにグラフトされたポリ(グルタルイミド)−(
+00(63,3−50))150−26.6%% 下記のポリ(グルタルイミド)中の酸レベル1175m
+2のメチレンジクロライ ド(MDC) /メタノ −ル(1: ])中におけるポリ(グルタルイミド)の
試料0.15±0.05gを滴定することにより、すな
わちポリマー溶液に過剰のNaOHを加えてすべての無
水物を加水分解し、次いで溶液を0.1N Hccで逆
滴定することによって測定した。
総酸レベルは試料1gあたりの加えたNa0H(ミリ当
量)と中和点まで加えたH CQ (ミリ当量)との差
から小さいブランク補正を引いたものとした。
滴定は比色計または電位計を用いた。
赤外スペクトルは臭化カリウムプレート上の溶液流延フ
ィルムから得られた。
第 表 1.33.000 +38.000 129.000 126.000 0.496 0.701 0.030 0.015 5.97 7.31 6.10 7.50 2 ケルダール微量分析による窒素の重量%実施例1〜
5 これらの実施例はアミンを末端基とするポリ(カプロラ
クタム)の酸および無水物基を含有するポリ(グルタル
イミド)との反応において触媒作用が採用される場合に
グラフト化の程度が改善されることを説明する。この系
においては、ポリ(グルタルイミド)Aおよびナイロン
6(ポリ(カプロラクタム乃の50150重量比のブレ
ンドを275℃に設定されそして500rpmのスクリ
ュー速度で作動する2C+1、正接型、逆回転式二軸ス
クリュー押出機中に809/分の速度で供給した。押出
機は長さ/直径比(LID)が19.25の供給部、次
いでそれぞれLIDが12.0の溶融物配合要素および
ベント式液化部から構成される2つの部、次にLIDが
10.5の最終溶融物配合要素そしてベントのある部を
備えた。すべてのベントのある部は完全真空下で作動し
た。ポリマーブレンドを次に短い計量部(LID 8.
75)にポンプ輸送し、そこでストランドにされ、冷却
されそしてベレット化されるダイを通して排出した。
0〜500ppmの範囲の濃度の水酸化ナトリウムを用
いた。それにポリアミドがグラフトされたポリ(グルタ
ルイミド)の%は前記した溶媒押出技術によって測定し
た。実施例5は溶媒混合された、2つのポリマーの押出
されていないブレンドの対照用抽出である。実施例5は
グラフトされたポリ(グルタルイミド)フラクション“
A ”の%についての分別試験は正確に約2%以内(グ
ラフト化を0%と想定する)であり、そして溶液から量
的に沈澱することがより困難であるためフラクション“
′B”からのグラフトされていないポリ(グルタルイミ
ド)の%値はわずかに正確性に欠ける(グラフトされて
いないポリ(グルタルイミド)を100%と想定する)
ことを示す。全体の物質回収は下記に報告したすべての
分別について良好であった。
実施例2.3および4のイオノマーブレンドから生成し
た押出ストランドの試験は実施例1のポリマーブレンド
から生成したストランドよりも強靭でそして光学的に透
明であることを示した。これらの物質を圧縮成形してフ
ィルムとしたものもまた触媒添加した物質についてより
高い透明度を示した(第2表参照)。次からの表中にお
いてPCIはポリ(グルタルイミド) を意味 する。
睦=・・・ 一ω0ω 0)C力  C力 実施例6〜9 これらの実施例はアミンを末端基とするポリ(カプロラ
クタム)とより高い総酸仕度レベル(酸+無水物基)を
有する第2ポリ(グルタルイミド)(B)の反応におい
て触媒作用が採用される場合、グラフト化の程度が改善
されることを説明する。この系においては、ポリ(グル
タルイミド)Bおよび実施例1記載のナイロン6の50
150重量比のブレンドを上記の実施例1〜4と同一条
件下で反応−押出した。ポリアミドがグラフトされたポ
リ (グルタルイミド)の%を溶媒分別技術により再び
測定した。
実施例10〜13 これらの実施例はアミンを末端基とするポリ(ヘキサメ
チレンアジパミド)と酸および無水物基を含有するポリ
(グルタルイミド)(A)の反応において触媒作用が採
用される場合グラフト化の程度が改善されることを説明
する。この系においては、ポリ(グルタルイミド)Aと
ナイロン6・6の50150重量比のブレンドを上記の
方法で反応−押出した。ポリアミドがグラフトされt;
ポリ(グルタルイミド)の%は溶媒分別技術により測定
した。結果を第4表に示す。
実施例12において、分別試験は2回行なわれIこ 。
第 表 10”    0    37      51   
 94.011   125    48      
40    93.91.2a   250    5
9      33    95.912b    /
/     60      29    94.81
3   500    70      21    
95.2+は比較例を示す。
■ ナイロン6・6がグラフトされたポリ(グルタルイ
ミド)Aの%(分別による、A”データ) 2 グラフトされていないポリ(グルタルイミド)A(
分別による、“B”データ) 3 総質量回収%(“A′″+“B”)。すべての数を
正規化しなかっtこ。
実施例14〜17 これらの実施例はアミンを末端基とするポリ(ヘキサメ
チレンアジパミド)とより高い総酸性度レベルを有する
第2ポリ(グルタルイミド)(B)の反応において触媒
作用が採用される場合グラフト化の程度が改善されるこ
とを説明する。
この系においては、ポリ(グルタルイミド)Bとナイロ
ン6・617)50150重量比のブレンドラ上記の方
法と同様にして反応−押出した。ポリアミドがグラフト
されたポリ (グルタルイミド)の%を溶媒分別技術に
より測定した。結果を第5表に示す。
実施例18〜21 これらの実施例は2つの効果、すなわち低レベルの酸性
度を有するグルタルイミドを用いた場合非常に減少され
たレベルのグラフト化がみられることおよび測定しうる
グラフト化レベルを達成するためには触媒(一般にはよ
り高いレベルで)を使用する必要があることを説明する
ものである。この系においては、ポリ(グルタルイミド
)Cと前に使用したナイロン6の50150重量比のブ
レンドを上記の反応と同様にして反応−押出した。ポリ
アミドがグラフトされたポリ(グルタルイミド)の%は
溶媒分別技術によって測定した。分別操作は実施例21
において繰り返した。幾つかの試料(*寧)において、
回収におけるわずかな損失がわずかな“否定的なグラフ
ト化(negative grafting) ”レベ
ルをもたらし、これらの試料を試験の実験精度内でグラ
フト化0%として報告した。結果を第6表に示す。
実施例22〜25 これらの実施例は再び低レベルの酸性度を有するポリ(
グルタルイミド)を用いた場合非常に減少されたレベル
のグラフト化がみられることを説明するものである。こ
の系において使用されるポリ(グルタルイミド)(D)
は最低レベルの酸性度(MDC/メタノール(1/1)
中0.015ミリモル/g)を有し、低レベルのグラフ
ト化または500ppm未満のNaOH触媒に応答した
。この系においては、ポリ(グルタルイミド)Dおよび
前に使用したナイロン6の50150重量比のブレンド
を上記の方法と同様にして反応−押出した。ポリアミド
がグラフトされたポリ(グルタルイミド)の%は溶媒分
別技術によって測定した。幾つかの試料(木本)におい
て、回収におけるわずかな損失が0%よりもわずかに小
さいまたは100%よりもわずかに大きいグラフトされ
たおよびグラフトされていない値をもたらし、これらの
試料は試験の精度内で0または100%とし て報告した。
結果を第7表に示す。
実施例26〜29 これらの実施例は再び低レベルの酸性度を有するポリ(
グルタルイミド)を用いた場合非常に減少されたレベル
のグラフト化がみられることを説明する。この系におい
て使用されるポリ(グルタルイミド)(C)は第2の最
低レベルの酸性度(MDC/メタノール(1/l)中0
.030ミリモル/9)を有し、再びより高い(500
ppm Na0H)触媒レベルにおいてのみグラフト化
に応答した。
この系もまたナイロン6・6はナイロン6よりも触媒作
用によるグラフト化に対して応答性が高いことを示す。
この系においては、ポリ(グルタルイミド)Cと前に使
用したナイロン6・6の50150重量比のブレンドを
上記の反応と同様にして反応−押出した。ポリアミドが
グラフトされたポリ(グルタルイミド)の%は溶媒分別
技術により測定した。幾つかの試料(*本)において、
回収におけるわずかな損失がわずかな“否定的なグラフ
ト化”レベルをもたラシ、これらの試料は試験の実験精
度内でグラフト化θ%として報告した。結果を第8表に
示す。
第 表 26”         OO木本         
  99          98.327    1
25     4       88     96.
12g     250     5       8
6     94.529a    500     
26       65     95.429b  
  //       24       73   
   98.6土は比較例を示す。
l ナイロン6・6がグラフトされたポリ(グルタルイ
ミド)(の%(分別による、“A”データ) 2 グラフトされていないポリ(グルタルイミド)C(
分別にJる、11 B 11データ) 3 総質量回収%(A”+”B”)。すべての数を正規
化しなか11二。
本末 試験の実験精度内 実施例30〜33 これらの実施例は再び低レベルの酸性度を有するポリ(
グルタルイミド)を用いた場合非常に減少されたレベル
のグラフト化がみられることを説明するものである。こ
の系において便用されるポリ(グルタルイミド)(D)
は最低レベルの酸性度(MDC/メタノール(1/l)
中0.015ミリモル/9)を有し、このポリ(グルタ
ルイミド)とナイロン6との場合の結果(実施例22〜
25)と比較して、この同じポリ(グルタルイミド)と
ナイロン6・6の場合は500ppmまでのNaOH触
媒を用いるグラフト化に応答しなかった。この系におい
てみられる非常に小さなグラフト化レベル(3〜6%)
はちょうど試験の誤差範囲内である。これらの結果はま
t;上記にみられる一般的パターン;すなわち最も効果
的にグラフト反応を起こさせるためには触媒および十分
なレベルの酸官能性(すなわち、MDC/メタノール(
1/i)中0.015ミリモル/9タイターより大きい
)の両方が要求されることを支持するものである。
しかしながら、ポリ(グルタルイミド)中の酸官能性の
レベルを高めることまたは触媒を高めることは困難なケ
ースにおいてでさえグラフト化を高める手助けとなる。
この系におけるフィルムのくもり度値はこれらの物質の
グラフト化レベルに殆んどまたはまったく差がないとい
う事実を反映するものである。
この系においてはポリ(グルタルイミド)Dと前に使用
しj;ナイロン6・6の50150重量比のブレンドを
上おの方法と同様にして反応−押出した。ポリアミドが
グラフトされたポリ (グルタルイミド)の%は溶媒分
別技術により測定した。結果を第9表に示す。
舷1商 1ト 実施例34〜37 以下の実施例34〜37は上記の実施例1〜4において
製造されたブレンドの幾つかの物理的性質を示すもので
ある。これらの結果はイオノマーブレンドにおいてより
高い延性、引張強さ、引張弾性および/または強靭性が
観察されうろことを示す。製品を乾燥したベレットから
射出成形してASTM試験片とし、成形物として乾燥下
に試験しj;。引張試験は100%伸び率7分で行なっ
た。その他に、解媒を加えた物質からプレスしたフィル
ムは折り目をつけた時の応力白化を殆んど示さず、一方
、触媒を加えなかった対照は応力白化した。
実施例38〜41 以下の実施例38〜41は上記の実施例6〜9で製造し
たブレンドの幾つかの物理的性質を示すものである。こ
れらの結果はイオノマーブレンドにおいてより高い延性
および引張弾性が観察されうろことを示す。製品を乾燥
したベレットから射出成形してASTM試験片とし、成
形物として乾燥下に試験した。引張試験は100%伸び
率7分で行なった。その他に、触媒を加えた物質からプ
レスしたフィルムは折り目をつけた時の応力白化を殆ん
ど示さず、一方触媒を加えなかった対照は応力白化した
特定の実施例および応用に関連して本発明を説明してき
たが、本発明に関するその他の変形例および用途は特許
請求の範囲において定義された本発明の精神および範囲
から逸脱することかないことは当業者には明らかであろ
う。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ポリアミド−グラフト化ポリ(グルタルイミド)イ
    オノマー。 2)イオノマーがポリマー1gあたり約0.0025〜
    約0.25ミリモルのイオノマー基を含有するものであ
    る請求項1記載のイオノマー。 3)イオノマーがポリマー1gあたり約0.005〜約
    0.025ミリモルのイオノマー基を含有するものであ
    る請求項1記載のイオノマー。 4)カウンターイオンはアルカリ金属、アルカリ土類、
    テトラ置換アンモニウムまたはテトラ置換ホスホニウム
    カチオンから選択されるものである請求項1記載のイオ
    ノマー。 5)ポリアミドが1個以上のアルキレン、アリーレンま
    たはアラルキレン繰り返し単位を含有するものである請
    求項1記載のイオノマ 6)ポリアミドが本質的にアルキレン繰り返し単位を含
    有するものである請求項5記載のイオノマー。 7)ポリアミドは4〜12個の炭素原子を有するアルキ
    レン単位、6個の炭素原子を有するアリーレン単位およ
    び7〜12個の炭素原子を有するアラルキレン単位から
    選択される繰り返し単位の結晶性ポリアミドである請求
    項5記載のイオノマー。 8)ポリアミドは結晶性でありそして6個の炭素原子を
    有するアルキレン繰り返し単位を含有するものである請
    求項5記載のイオノマ ー。 9)ポリアミドはポリ(カプロラクタム)である請求項
    8記載のイオノマー。 10)ポリアミドはポリ(ヘキサメチレンアジパミド)
    である請求項8記載のイオノマー。 11)ポリアミド対ポリ(グルタルイミド)の比は約9
    5:5〜約5:95である請求項1記載のイオノマー。 12)ポリアミド−グラフト化ポリ(グルタルイミド)
    イオノマーのポリ(グルタルイミド)部分はポリ(N−
    アルキルグルタルイミド)のマーを含有するものである
    請求項1記載のイオノマー。 13)N−アルキルグルタルイミドのアルキル基は1〜
    8個の炭素原子を含有するアルキル基および3〜8個の
    炭素原子を含有するシクロアルキル基からなる群から選
    択されるものである請求項12記載のイオノマー。 14)N−アルキルグルタルイミドのアルキル基はメチ
    ルである請求項12記載のイオノマー。 15)ポリアミド、グラフトされていないポリ(グルタ
    ルイミド)およびポリアミド−グラフト化ポリ(グルタ
    ルイミド)イオノマーからなるポリマーブレンド。 16)ポリアミド−グラフト化ポリ(グルタルイミド)
    イオノマーがブレンドの約5〜約95%で存在するもの
    である請求項15記載のブレンド。 17)ポリアミド−グラフト化ポリ(グルタルイミド)
    イオノマーがブレンドの約30〜約90%で存在するも
    のである請求項15記載のブレンド。 18)ポリアミド−グラフト化ポリ(グルタルイミド)
    イオノマーがブレンドの約40〜約80%で存在するも
    のである請求項15記載のブレンド。 19)ポリ(グルタルイミド)がポリ(N−アルキルジ
    メチルグルタルイミド)でありそしてポリアミド−グラ
    フト化ポリ(グルタルイミド)イオノマーのポリ(グル
    タルイミド)部分がポリ(N−アルキルジメチルグルタ
    ルイミド)のマーを含有するものである請求項15記載
    のブレンド。 20)ポリ(N−アルキルグルタルイミド)がポリ(N
    −メチルジメチルグルタルイミド)でありそしてポリア
    ミド−グラフト化ポリ(グルタルイミド)イオノマーが
    ポリ(N−メチルジメチルグルタルイミド)のマーを含
    有するものである請求項19記載のブレンド。 21)ポリアミドが1個以上のアルキレン、アリーレン
    またはアラルキレン繰り返し単位および1個以上のアミ
    ン末端基を含有するものである請求項15記載のブレン
    ド。 22)ポリアミドが結晶性でありそしてその繰り返し単
    位は4〜12個の炭素原子を有するアルキレン単位、7
    〜12個の炭素原子を有するアリーレン単位およびアラ
    ルキレン単位からなる群から選択されるものである請求
    項21記載のブレンド。 23)ポリアミドの繰り返し単位は6個の炭素原子を有
    するアルキレン単位である請求項22記載のブレンド。 24)ポリアミドはポリ(カプロラクタム)である請求
    項23記載のブレンド。 25)ポリアミドはポリ(ヘキサメチレンアジパミド)
    である請求項23記載のブレンド。 26)追加的にポリマー耐衝撃性改良剤を含有するもの
    である請求項15記載のブレンド。 27)耐衝撃性改良剤はそれに酸性官能基または加水分
    解して酸となる基がグラフトされているポリ(オレフィ
    ン)であり、そして未反応のアミン基がブレンド中に存
    在するものである請求項26記載のブレンド。 28)ポリ(オレフィン)はポリ(エチレン)である請
    求項27記載のブレンド。 29)耐衝撃性改良剤はコア−シェル耐衝撃性改良剤で
    ある請求項26記載のブレンド。30)耐衝撃性改良剤
    はブタジエンおよびアルキル基が3〜8個の炭素原子を
    有するアルキルアクリレートからなる群から選択される
    主たるマーからなるゴム状ポリマーのコア、そしてそれ
    にグラフトされた大部分がビニル芳香族、アルキルメタ
    クリレートおよびシクロアルキルメタクリレートマーか
    らなる群から選択されるマーからなる1個以上のシェル
    を有するものである請求項29記載のブレンド。 31)ブレンドの有用な特性を改良するために1個以上
    の追加的な添加剤を含有するものである請求項26記載
    のブレンド。 32)追加的な添加剤は酸化防止剤、熱安定剤、紫外線
    安定剤、潤滑剤、離型剤および難燃剤からなる群から選
    択されるものである請求項31記載のブレンド。 33)追加的に不活性充填剤を含有するものである請求
    項26記載のブレンド。 34)ポリアミドとポリ(グルタルイミド)とを高めら
    れた温度で触媒量の塩基の存在下反応させてイオノマー
    を生成することからなる、ポリアミド、ポリ(グルタル
    イミド)および少なくとも5重量%のN−低級アルキル
    グルタルイミドを含有するポリアミド−グラフト化ポリ
    (グルタルイミド)イオノマーを含有するブレンドを製
    造する方法。 35)ポリアミドが少なくとも1つの末端第1アミン基
    または懸垂第1アミン基を有しそしてポリ(グルタルイ
    ミド)が少なくとも5重量%のN−低級アルキルグルタ
    ルイミドおよび少なくとも0.015ミリモル/gの無
    水メタクル酸、無水アクリル酸、混合無水メタクリル酸
    −アクリル酸、アクリル酸および(メタ)アクリル酸か
    らなる群から選択される1種以上のマーを含有するもの
    である請求項34記載の方法。 36)イオノマー生成前におけるポリアミドとポリ(グ
    ルタルイミド)との比は約95:5〜約5:95である
    請求項34記載の方法。 37)生成したポリアミド−グラフト化ポリ(グルタル
    イミド)イオノマーの量はブレンドの約5〜約95%で
    ある請求項36記載の方法。 38)イオノマー生成前におけるポリアミド対ポリ(グ
    ルタルイミド)の比が約30:70〜約90:10であ
    る請求項34記載の方法。 39)生成したポリアミド−グラフト化ポリ(グルタル
    イミド)イオノマーの量はブレンドの約30〜約90%
    である請求項38記載の方法。 40)イオノマー生成前におけるポリアミド対ポリ(グ
    ルタルイミド)の比は約40:60〜約85:15であ
    る請求項34記載の方法。 41)生成したポリアミド−グラフト化ポリ(グルタル
    イミド)イオノマーの量はブレンドの約40〜約85%
    である請求項40記載の方法。 42)ポリアミドおよびポリ(グルタルイミド)は溶融
    されそして約240℃〜約350℃の温度で一緒に混合
    されるものである請求項34記載の方法。 43)温度は約260℃〜約320℃である請求項42
    記載の方法。 44)ポリアミドおよびポリ(グルタルイミド)は約1
    00℃〜約350℃の温度で溶液中において反応させる
    ものである請求項34記載の方法。 45)溶液はC_1〜C_8の脂肪族アルコール溶液で
    ある請求項44記載の方法。 46)溶液はC_1〜C_8の脂肪族アルコールと芳香
    族炭化水素の混合溶媒溶液である請求項44記載の方法
    。 47)溶液はC_1〜C_8の脂肪族アルコールとクレ
    ゾールの混合溶媒溶液である請求項44記載の方法。 48)塩基の量は存在するポリマーの総量に基づいて約
    100〜約10,000ppmである請求項34記載の
    方法。 49)塩基の量は存在するポリマーの総量に基づいて約
    200〜約1,000ppmである請求項34記載の方
    法。
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