JPH0311512A - 感震器 - Google Patents

感震器

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JPH0311512A
JPH0311512A JP14594089A JP14594089A JPH0311512A JP H0311512 A JPH0311512 A JP H0311512A JP 14594089 A JP14594089 A JP 14594089A JP 14594089 A JP14594089 A JP 14594089A JP H0311512 A JPH0311512 A JP H0311512A
Authority
JP
Japan
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mercury
vibration
seismic
thin film
ball
Prior art date
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Pending
Application number
JP14594089A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Koga
良一 古閑
Hiroo Iwabuchi
岩渕 紘生
Takashi Uno
宇野 尚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0311512A publication Critical patent/JPH0311512A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、地震動などの振動を検知する感震器に関する
ものである。
従来の技術 従来のごの種の感震器の感震機能部は、振動子よりも小
さい径の凹みに振動子を拘束し、ある−定のガル値以上
でこの凹みから振動子が飛び出ずように構成されていた
。この例として第4図に示すものがある。ケース21の
凹ノ22を有する振動面23に振動子24を摺動自在に
設置し、振動子24の転勤によって上方に移動する滑動
片25と接点26とが設けられ、接点26が上方に押し
」二げられた時接触する上部接点27とから構成されて
いる。振動子24が振動面23の凹み22からあるガル
値以上で飛び出すと、振動子24の転勤により接点26
は上方に移動し上部接点27と接触する。(例えば、実
開昭61−48325号公報) 発明が解決しようとする課題 この種の感震機能部より発生ずる信号は、信号検出手段
とこの信号のオン・オフした回数を検出する手段により
ある判定基準に合致するかどうか判定される。この判定
基準として、パルスの幅が一定の値以上の信号が数回で
れば地震が発生したと判定することが、地震波を他の衝
撃波等と区別するために採用されている。この判定基準
が実際に有効であるためには、振動による信号が繰返し
安定して発生ずることが必要である。ところで、この種
の感震器の感震機能部のように振動面に凹みがあると、
振動子の運動は凹みの所で不連続となり、不安定な運動
を誘発する場合があるという問題があった。特に振動子
として水銀球を使用する場合この不連続な所で水銀球自
体の振動を引起し水銀球の運動が極めて不安定になると
いう問題があった。また感震機能部の固有振動数は地震
波の主要振動数成分である1、4Hzから3.3Hzで
の感度の均一化を図るためなるべく高く設定する必要が
あるが、この高い固有振動数は普通の衝撃により振動が
発生ずる振動数帯にあり地震波との区別が困難であると
いう問題があった。
本発明はかかる従来の問題点を解消するもので、加振力
による信号が繰返し安定して発生ずる振動機構及び信号
検出手段を有する感震器を提イバするごとを目的とする
課題を解決するだめの手段 」−記課題を解決するために本発明の感震器は振動面の
凹みを通過する際に生ずる不安定性を抑えるために水銀
球の表面に振動を抑える薄膜を構成するとともに、地震
波の主要振動数成分である1 、 4 Hzから3.3
t(zで水銀球の振幅ができるだり均一であるようGこ
、水銀球の飛び出ず固有振動数を高く(例えば1OHz
以上)に設定しかつ、水IP filsが飛び出した後
の固有振動数は衝撃等の加振力による振動数よりも低く
なるよう振動面の形状を設定したものである。
作用 本発明は]二記した構成によって地震波の主要振動数成
分である1、4Hzから3.3Hzで加振されると水銀
球は飛出し時の固有振動数は十分に高いためほぼ一定な
ガル値で飛び出ず。また飛び出した後は振動面の中央に
凹のがあり運動としては不連続になるが水銀球の表面に
構成された薄膜が振動減衰特性を有するため安定した振
動運動を行なうことができる。また水銀球が飛び出した
後の共振振動数は衝撃などで生ずる振動数よりも低く設
定されているため地震波と衝撃等で生ずる振動と区別す
ることができる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図において、振動面1の中央に凹み部2が設ill
られ、この凹み部2上に水銀球3が置かれている。ごの
凹み部2から水銀球3が飛び出ず際の固有振動数は地震
波帯での感度均一性を確保するため] OHz以上に設
定することが望ましい。
また凹み部2から水銀球3が飛び出した後は比較的平坦
な振動面1の外周部も含めて運動するため固有振動数が
大幅に下り、地震波の主要振動数の1、、4 Hzから
3.3Hzに近い4から51(Zに設定することができ
る。さらに水銀球3の表面には振動を抑える薄膜4が構
成されている。この薄膜4は例えば水銀自体の酸化膜等
が良く水銀球3の表面張力を抑え振動減衰係数を高くす
る作用がある。振動面1はさらに外周部が円筒状に立上
り、ポット5を構成する。また水銀球3と所定の間隔を
設けた電極6がステー7に支持され、このステー7はさ
らに絶縁体のガラスシール8を介して蓋9に固定され、
さらにこの蓋9はボッl−5と溶着されて感震機能部1
0が構成される。この感震機能部10はステー7に固定
されたスプリング11を介して感震器ケース121こ固
定された支持ビン13に回動自在に保持され、小さな角
度偏差に対しては鉛直を保つよう構成されている。さら
に感震器ケース12の空間には粘度の高いシリコンオイ
ル14が充填され感震器ケース12に加えられた加振力
をほぼ正確に感震機能部10に伝達するよう感震器]5
は構成されている。また振動面1は電気伝導性のある材
料で構成されボット5を経て蓋9に溶着されたり一1′
線1Gを介して端子17に接続され電極6はステー7に
溶着されたリード線]8を介して端子19に接続される
端子17.19ば信号検出手段20に接続される。
以下第2図(a)、(b)にもとづいて本発明の実施例
の動作を説明し、比較例として従来の水銀球を用い振動
面に凹みを有する場合を第3図(a)、(b)で説明す
る。第2図(a)、(b)、第3図(a)、(b)にお
いて、ある地震波による加振力を与えたときの信号レヘ
ルを縦軸に加速度および信号レヘル、横軸に時間経過で
それぞれ示す。本実施例では、加速度波形Gこしたかっ
た信号が安定して発生しているのに対し、従来の水銀球
を用い振動面に凹みのある感震器では信号が不安定であ
ることが示されている。
このような従来の感震器では、加速度の強度と発生した
信号による振動検知の判定との相関がとりにくいのに対
し、本実施例では上記相関をとることが容易である。こ
れは本実施例による水銀球3では、水銀表面に酸化膜等
で構成された薄膜4が水銀球の表面張力を大幅に低下さ
せ水銀球の弾性定数を低下させるとともに、内部減衰を
増加させ水銀球の振動減衰係数を大きくしているため、
水銀球が振り1面の中央に形成された凹み部2を通過す
る際の衝撃を速に吸収し安定した動作を行なうごとがで
きる。またこの振動面を有する感震機能部の特徴は水銀
球が飛び出ず際の固有振動数Fbと飛び出した後の固有
振動数Faとが異なりF b > F a となる点であり、この特性から地震波領域での感度の均
一性(Fbは高い程良い)と、地震波と衝撃による振動
の区別ができること(Faは低く地震波の近くがよい)
の相反する振動数特性を同一の感震器で満足させること
ができる。したがって水銀球飛び出し時の固有振動数を
十分に高く設定できるため地震波の主要振動数帯での感
度変化を十分に小さく抑えることができ様々な地震波に
対する感度均一性を改善することができる。また−旦水
銀球が飛び出した後は固有振動数が大幅に低下し衝撃等
で生ずる振動の振動数より十分に小さな値となる。従っ
て衝撃などで生ずる誤動作を防止することができる。
さらに本発明の第2の実施例では第1の実施例と同一の
構成でさらに水銀球3を薄い酸素雰囲気中で放置し水銀
球3の表面を酸化させ振動減衰係数を高くする薄膜4を
形成させたものである。
般に知られているように、水銀の酸化は空気中の湿度等
の影響を受ける不安定な現象であり酸化が進みすぎると
、酸化膜による導通不良や水銀球3の大きな変形を引き
起こす。したがって酸化を適度に制御することがごの実
施例の目的である。水銀の酸化を適度に進行させるため
水銀球3を適度に酸化させるだけの酸素とともにポンド
5に密封するものである。ポット51ζ1′、−は水銀
球3が適度に酸化するだけの酸素しか含まれておらず残
りの気体は不活性であるため、これ以上反応することは
ない。またこの酸化を速に進ませるためには密封しまた
状態で高温でエージング処理をするごとが望ましい。
発明の効果 以上の様に本発明の感震器によれば、振動面をほぼ平坦
な面の中央に凹みを有する構成として水銀球が門のから
飛び出ず時の固有振動数Fbと振動面を転勤する時の固
有振動数FaとをFb>Faとしさらに、凹み部を通過
する際の水銀球の運動を安定化させるため水銀球の表面
に水銀球自体の振動を減衰させる薄膜を構成しているた
め次の効果が得られる。
(1)地震波領域での感度が均一で安定した地震の検出
ができる。
(2)水銀球が飛び出した後は、衝撃による振動より十
分に低く地震波に近い固有振動数を持つため、地震波と
衝撃による振動とを十分Qこ区別することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例におげろ感震器の要部部分断面
図、第2図は同実施例における感震器の加振特性図、第
3図は従来例におりる感震器の加振特性図、第4図は従
来の感震器の要部部分断面図である。 1・・・・・・振動面、2・・・・・・凹み部、3・・
・・・・水銀球、4・・・・・・薄膜、6・・・・・・
電極。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中央部に凹み部を有するほぼ一様な平面で構成さ
    れた振動面と、この凹み部に置かれた水銀体と、前記振
    動面の上方に設けられ前記水銀球と所定の間隔で設けら
    れた電極とを備え、前記水銀球の表面に表面張力を低下
    させる薄膜を形成させた感震器。
  2. (2)振動面を底部に有するポットと電極を中央部に気
    密に保持する蓋とを、酸素濃度3%以下で残りの気体は
    不活性気体の雰囲気中で密封した感震器。
JP14594089A 1989-06-08 1989-06-08 感震器 Pending JPH0311512A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5396223A (en) * 1990-01-25 1995-03-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Earthquake detecting apparatus
EP1191571A2 (en) * 2000-09-22 2002-03-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Mercury-containing material, method for producing the same and fluorescent lamp using the same
CN102426977A (zh) * 2011-09-02 2012-04-25 李捷逵 粉式绝缘高速微型碰撞开关
KR101661143B1 (ko) * 2015-11-10 2016-09-29 주식회사 진광건설엔지니어링 건축용 조립식 안전 난간
CN106158505A (zh) * 2015-04-21 2016-11-23 石立公 一种多档粉式绝缘高速微型碰撞开关

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