JPH0311513A - 感震器 - Google Patents
感震器Info
- Publication number
- JPH0311513A JPH0311513A JP14594189A JP14594189A JPH0311513A JP H0311513 A JPH0311513 A JP H0311513A JP 14594189 A JP14594189 A JP 14594189A JP 14594189 A JP14594189 A JP 14594189A JP H0311513 A JPH0311513 A JP H0311513A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- vibrator
- permanent magnet
- signal
- vibration sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011553 magnetic fluid Substances 0.000 claims abstract description 8
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 abstract description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 6
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 7
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、地震動などの振動を検知する感震器に関する
ものである。
ものである。
従来の技術
従来のこの種の感震器の感震機能部は、振動子よりも小
さい径の凹みに振動子を拘束し、ある−定のガル値以上
でこの凹みから振動子が飛び出すように構成されていた
。この例として第4図に示すものがある。ケース21の
凹み22を有する振動面23に振動子24を摺動自在に
設置し、振動子240転勤によって上方に移動する滑動
片25と接点26とが設けられ、接点26が上方に押し
上げられた時接触する上部接点27とから構成されてい
る。振動子24が振動面23の凹み22からあるガル値
以上で飛び出すと、振動子24の転勤により接点26は
上方に移動し上部接点27と接触する。(例えば、実開
昭61−48325号公報) 発明が解決しようとする課題 この種の感震機能部より発生する信号は、信号検出手段
とこの信号のオン・オフした回数を検出する手段により
ある判定基準に合致するかどうか判定される。この判定
基準として、パルスの幅が一定の値以上の信号が数回で
れば地震が発生したと判定することが、地震波を他の衝
撃波等と区別するために採用されている。この判定基準
が実際に有効であるためには、振動による信号が繰返し
安定して発生することが必要である。ところで、この種
の感震器の感震機能部のように振動面に凹みがあると、
振動子の運動は凹みの所で不連続となり、不安定な運動
を誘発する場合があるという問題があった。またこのよ
うな振動測定系には振動減衰要素が不可欠であるが、こ
の構成では振動減衰要素が入りにくいという課題がある
。
さい径の凹みに振動子を拘束し、ある−定のガル値以上
でこの凹みから振動子が飛び出すように構成されていた
。この例として第4図に示すものがある。ケース21の
凹み22を有する振動面23に振動子24を摺動自在に
設置し、振動子240転勤によって上方に移動する滑動
片25と接点26とが設けられ、接点26が上方に押し
上げられた時接触する上部接点27とから構成されてい
る。振動子24が振動面23の凹み22からあるガル値
以上で飛び出すと、振動子24の転勤により接点26は
上方に移動し上部接点27と接触する。(例えば、実開
昭61−48325号公報) 発明が解決しようとする課題 この種の感震機能部より発生する信号は、信号検出手段
とこの信号のオン・オフした回数を検出する手段により
ある判定基準に合致するかどうか判定される。この判定
基準として、パルスの幅が一定の値以上の信号が数回で
れば地震が発生したと判定することが、地震波を他の衝
撃波等と区別するために採用されている。この判定基準
が実際に有効であるためには、振動による信号が繰返し
安定して発生することが必要である。ところで、この種
の感震器の感震機能部のように振動面に凹みがあると、
振動子の運動は凹みの所で不連続となり、不安定な運動
を誘発する場合があるという問題があった。またこのよ
うな振動測定系には振動減衰要素が不可欠であるが、こ
の構成では振動減衰要素が入りにくいという課題がある
。
本発明はかかる従来の問題点を解消するもので、加振力
による信号が繰返し安定して発生ずる振動機構及び信号
検出手段を有する感震器を捉供することを目的とする。
による信号が繰返し安定して発生ずる振動機構及び信号
検出手段を有する感震器を捉供することを目的とする。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するために本発明の感震器は振動面を球
面で構成するとともに、振動子を永久磁石およびこの永
久磁石を囲む磁性流体で構成し振動子に円滑な運動性お
よび適度の粘性減衰作用を持たせ、さらにこの永久磁石
の振動を検知する磁気感応素子をこれら感震機能部を垂
直に支持する支持棒に一体に組み込みコンパクトに構成
したものである。
面で構成するとともに、振動子を永久磁石およびこの永
久磁石を囲む磁性流体で構成し振動子に円滑な運動性お
よび適度の粘性減衰作用を持たせ、さらにこの永久磁石
の振動を検知する磁気感応素子をこれら感震機能部を垂
直に支持する支持棒に一体に組み込みコンパクトに構成
したものである。
作用
本発明は」1記した構成によって地震波で加振されると
磁性流体で囲まれた永久磁石により構成された振動子は
球面状の振動面子で円滑に振動し、かつ適度の粘性減衰
係数を持たせることができるため、安定した信号を発生
ずることができる。また衝撃などの加振力を受けたとき
には、この加振力の周波数が地震波の周波数よりも高い
ため、振動は振動子の持つ粘性減衰特性が高い周波数程
減衰が大きいためより速に減衰し地震波と衝撃とを明瞭
に区別することができる。
磁性流体で囲まれた永久磁石により構成された振動子は
球面状の振動面子で円滑に振動し、かつ適度の粘性減衰
係数を持たせることができるため、安定した信号を発生
ずることができる。また衝撃などの加振力を受けたとき
には、この加振力の周波数が地震波の周波数よりも高い
ため、振動は振動子の持つ粘性減衰特性が高い周波数程
減衰が大きいためより速に減衰し地震波と衝撃とを明瞭
に区別することができる。
実施例
以下、本発明の実施例を添イ」図面に基づいて説明する
。第1図において、振動面lはT方に凸の一様な曲率を
有する球面により構成される。この振動面1」−に磁性
流体2が囲んだ永久磁石3で構成された振動子4が摺動
自在に置かれている。振動面lはざらに外周部が円筒状
に立」二り、ボ、1・5を構成する。ボット5は−に方
から蓋6で封着され、さらGこ蓋6には一体に支持棒7
が構成されている。さらに支持棒7には磁気感応素子8
が永久磁石2と所定の間隔をありで一体に設けられ感震
機能を有する感震機能部9が構成される。この感震機能
部9は支持棒7に固定されたスプリング10を介して感
震器ケース11に固定された支持ピンI2に回動自在に
保持され、小さな角度偏差に対しては鉛直を保つよう構
成されている。さらに感震器ケース11の空間には粘度
の高いシリコンオイノ囚3が充填され感震器ケース11
に加えられた加振力をほぼ正確に感震機能部9に伝達す
るよう感震器14ば構成されている。またボッI・5お
よび蓋6、支持棒7は非磁性の材料で構成され永久磁石
3が振動することによる磁束の変化を磁気感応素子8が
検出するよう構成されている。磁気感応素子8はリード
線15.16により外部端子17.18に接続されさら
に信号検出手段19に接続されている。
。第1図において、振動面lはT方に凸の一様な曲率を
有する球面により構成される。この振動面1」−に磁性
流体2が囲んだ永久磁石3で構成された振動子4が摺動
自在に置かれている。振動面lはざらに外周部が円筒状
に立」二り、ボ、1・5を構成する。ボット5は−に方
から蓋6で封着され、さらGこ蓋6には一体に支持棒7
が構成されている。さらに支持棒7には磁気感応素子8
が永久磁石2と所定の間隔をありで一体に設けられ感震
機能を有する感震機能部9が構成される。この感震機能
部9は支持棒7に固定されたスプリング10を介して感
震器ケース11に固定された支持ピンI2に回動自在に
保持され、小さな角度偏差に対しては鉛直を保つよう構
成されている。さらに感震器ケース11の空間には粘度
の高いシリコンオイノ囚3が充填され感震器ケース11
に加えられた加振力をほぼ正確に感震機能部9に伝達す
るよう感震器14ば構成されている。またボッI・5お
よび蓋6、支持棒7は非磁性の材料で構成され永久磁石
3が振動することによる磁束の変化を磁気感応素子8が
検出するよう構成されている。磁気感応素子8はリード
線15.16により外部端子17.18に接続されさら
に信号検出手段19に接続されている。
以下第2図にもとづいて本発明の実施例の動作を説明し
、比較例として従来の動作例を第3図で説明する。第2
図(a)、(b)、第3図(a)、(b)において、あ
る地震波による加振力を与えたときの信号レベルを縦軸
に加速度および信号レベル、横軸に時間経過でそれぞれ
示す。本実施例では、加速度波形にしたがった信号が安
定L7て発生し、特に大きな波形に必ず対応した信号が
発生しているのに対し、従来の感震器では信号が不安定
で必ずしも大きな波形のところで信号が発生しないこと
があることが示されている。このような従来の感震器で
は、加速度の強度と発生した信号による振動検知の判定
との相関がとりにくいのに対し、本実施例では上記相関
をとることが容易である。これは本実施例による感震器
では、磁性流体2が永久磁石4の移動を極めて円滑に保
つとともに粘性減衰を増加させ振動子4自体の振動減衰
係数を大きくしているため、振動子4は安定した運動を
行なうことができる。また本実施例では振動の信号を磁
気感応素子8を用いて非接触で測定しているため長期間
使用する場合に問題となる電気接点の問題がなく信転性
が高い。さらにこのような感震器を設置するときには垂
直補正機構部は不可欠であるが、この垂直補正機構部を
構成する振子の腕の部分に磁気感応素子8を組み込んだ
ため感震器がコンパクト乙こ構成されζいる。
、比較例として従来の動作例を第3図で説明する。第2
図(a)、(b)、第3図(a)、(b)において、あ
る地震波による加振力を与えたときの信号レベルを縦軸
に加速度および信号レベル、横軸に時間経過でそれぞれ
示す。本実施例では、加速度波形にしたがった信号が安
定L7て発生し、特に大きな波形に必ず対応した信号が
発生しているのに対し、従来の感震器では信号が不安定
で必ずしも大きな波形のところで信号が発生しないこと
があることが示されている。このような従来の感震器で
は、加速度の強度と発生した信号による振動検知の判定
との相関がとりにくいのに対し、本実施例では上記相関
をとることが容易である。これは本実施例による感震器
では、磁性流体2が永久磁石4の移動を極めて円滑に保
つとともに粘性減衰を増加させ振動子4自体の振動減衰
係数を大きくしているため、振動子4は安定した運動を
行なうことができる。また本実施例では振動の信号を磁
気感応素子8を用いて非接触で測定しているため長期間
使用する場合に問題となる電気接点の問題がなく信転性
が高い。さらにこのような感震器を設置するときには垂
直補正機構部は不可欠であるが、この垂直補正機構部を
構成する振子の腕の部分に磁気感応素子8を組み込んだ
ため感震器がコンパクト乙こ構成されζいる。
発明の効果
以上の様に本発明の感震器によれば次の効果が得られる
。
。
(1) 振動子の滑り抵抗が非常に低くかつ、振動子
自体の振動に対しては適度の減衰率に設定することがで
きるため地震波領域での感度が均一で安定した地震の検
出ができる。
自体の振動に対しては適度の減衰率に設定することがで
きるため地震波領域での感度が均一で安定した地震の検
出ができる。
(2)感震器の垂直補正機構部に磁気感応素子を組み込
んだため感震器がコンバクl−に構成される。
んだため感震器がコンバクl−に構成される。
第1図は本発明の実施例におげろ感震器の要部部分断面
図、第2図は同実施例における感震器の加振特性図、第
3図は従来例における感震器の加振特性図、第4図は従
来の感震器の要部部分断面図である。 ■・・・・・・振動面、2・・・・・・磁性流体、3・
・・・・・永久磁石、4・・・・・・振動子、5・・・
・・・ポット、6・・・・・・蓋、7・・・・・・支持
棒、8・・・・・・磁気感応素子。
図、第2図は同実施例における感震器の加振特性図、第
3図は従来例における感震器の加振特性図、第4図は従
来の感震器の要部部分断面図である。 ■・・・・・・振動面、2・・・・・・磁性流体、3・
・・・・・永久磁石、4・・・・・・振動子、5・・・
・・・ポット、6・・・・・・蓋、7・・・・・・支持
棒、8・・・・・・磁気感応素子。
Claims (1)
- 下方に凸の一様な曲率を有する球面により構成される振
動面と、この振動面上にあり磁性流体で囲まれた永久磁
石と、前記振動面を底面とする非磁性の材料で構成され
たポットと、このポット上部の蓋に固定された支持棒と
、この支持棒と一体に磁気感応素子を設けた感震器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14594189A JPH0311513A (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | 感震器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14594189A JPH0311513A (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | 感震器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0311513A true JPH0311513A (ja) | 1991-01-18 |
Family
ID=15396591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14594189A Pending JPH0311513A (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | 感震器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0311513A (ja) |
-
1989
- 1989-06-08 JP JP14594189A patent/JPH0311513A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
GB2186085A (en) | Vibratory digital integrating accelerometer | |
US4473768A (en) | Piezoelectric force-balance accelerometer system | |
US5220310A (en) | Liquid level detector which overcomes hysterisis in the detector element | |
JPH03219517A (ja) | 地震検出装置 | |
JPH06323897A (ja) | 振動・衝撃検知用センサ | |
US11340252B2 (en) | Acceleration measuring device and acceleration measuring method of the same | |
JPH0311513A (ja) | 感震器 | |
US3890606A (en) | Seismometer | |
WO2004102117A1 (ja) | 角速度センサおよび角速度検出装置 | |
JPH112561A (ja) | 振動検出センサ | |
JP2738415B2 (ja) | 地震感知警報装置 | |
JPH0666830A (ja) | 動電型加速度センサ | |
JP2023129306A (ja) | 三方向成分速度検出機構 | |
US3333460A (en) | Seismometer | |
RU2149459C1 (ru) | Датчик удара | |
SU1096592A1 (ru) | Самоориентирующийс сейсмоприемник | |
SU940072A1 (ru) | Датчик вибрации | |
JPH02306516A (ja) | ガス安全遮断装置および感震器 | |
RU2062486C1 (ru) | Электродинамический преобразователь сейсмоприемника | |
RU15603U1 (ru) | Датчик наклона | |
JPH06235656A (ja) | 地震計 | |
JPH053940U (ja) | 重量計測器 | |
RU2208816C1 (ru) | Сейсмограф | |
RU46104U1 (ru) | Датчик ударной скорости машин | |
JPH0949755A (ja) | 感振センサ |