JPH0666830A - 動電型加速度センサ - Google Patents

動電型加速度センサ

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JPH0666830A
JPH0666830A JP24132092A JP24132092A JPH0666830A JP H0666830 A JPH0666830 A JP H0666830A JP 24132092 A JP24132092 A JP 24132092A JP 24132092 A JP24132092 A JP 24132092A JP H0666830 A JPH0666830 A JP H0666830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration
magnet
sensor case
sensor
holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP24132092A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kawanishi
慎一 川西
Mitsuhiro Murata
充弘 村田
Shigeo Yamazaki
茂雄 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0666830A publication Critical patent/JPH0666830A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動電型加速度センサの部品点数を削減し、組
立性を向上させ、量産化を図る。 【構成】 センサケース11の軸方向両端側に保持用マ
グネット12を設け、各保持用マグネット12の磁力に
対して、センサケース11内に加速度検出用マグネット
13を保持し、前記センサケース11の外周面には、加
速度検出用マグネット13の軸方向の移動を検出する検
出コイル14を設ける。これにより、加速度検出用マグ
ネット13のセンサケース11内の軸方向の移動を、電
磁誘導により各検出コイル14で検出する。さらに、加
速度検出用マグネット13の保持は、各保持用マグネッ
ト12の磁力に対して反発させることにより行い、保持
具等を廃止することができ、部品点数を削減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、簡単な構造で容易に加
速度を検出することのできる動電型加速度センサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、加速度センサは圧電型,動電
型,サーボ型および歪ゲージ型等に大別され、特に動電
型加速度センサは回転機械等の振動測定に使用されてい
る。
【0003】ここで、図2に基づいて従来技術による動
電型加速度センサを説明する。
【0004】図中、1は例えば樹脂材料により形成され
たセンサケースを示し、該センサケース1は有底筒状の
ケース本体2と、該ケース本体2の開口部を閉塞する蓋
体3とから構成されている。また、前記ケース本体2の
底部2Aには後述する加速度検出用マグネット4が固定
される固定穴2A1 が形成されている。
【0005】4は加速度検出用マグネットを示し、該加
速度検出用マグネット4は前記ケース本体2の固定穴2
A1 から軸方向上側に向け、例えば上側がN極となるよ
うに固定されている。
【0006】5はダイヤフラム6により保持された重錘
を示し、該重錘5は例えば絶縁材料により有蓋筒状に形
成され、前記加速度検出用マグネット4のN極を覆うよ
うにして設けられている。
【0007】7は重錘5の筒部5Aの外周面に巻回され
た検出コイルを示し、該検出コイル7は重錘5が加速度
検出用マグネット4に対して移動するときの、該加速度
検出用マグネット4からの磁力に対する電磁誘導を利用
して検出信号を出力するものである。
【0008】このように構成される従来技術の動電型加
速度センサにおいては、センサケース1に上,下方向の
振動が加わると、ダイヤフラム6により静止位置に保持
しようとする重錘5が矢示A方向に移動し、センサケー
ス1に固定された加速度検出用マグネット4に対して検
出コイル7が上,下方向に移動する。これにより、重錘
5の筒部5Aに巻回された検出コイル7により、加速度
検出用マグネット4の磁力を電磁誘導作用によって検出
する。そして、この検出信号を微分することによりセン
サケース1に加わる上,下方向の加速度を算出すること
ができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術のような動電型加速度センサでは、大きな感度が
得られ、出力インピーダンスも低いため、ノイズの影響
が少ないという特徴を有するものの、重錘5の保持をダ
イヤフラム6を介して行っているから、製造時の組立て
作業が複雑になると共に、コストが嵩むという問題があ
る。
【0010】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は組立てを容易にし、量産性に優
れた低コストの動電型加速度センサを提供することを目
的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明が採用する動電型加速度センサは、中空
の筒状に形成されたセンサケースと、該センサケースの
軸方向両端に対向して固着された保持用マグネットと、
該各保持用マグネットの磁力によって、前記センサケー
ス内に保持された加速度検出用マグネットと、前記セン
サケースの側面に設けられ、該加速度検出用マグネット
の軸方向の移動を検出する検出コイルとから構成したこ
とにある。
【0012】
【作用】上記構成により、加速度検出用マグネットは各
保持用マグネットの磁力に反発するように配設されるこ
とにより、センサケース内に保持される。また、加速度
検出用マグネットが軸方向に移動することで、該センサ
ケースの側面に巻回された検出コイルによる電磁誘導に
よって、加速度を検出することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1に基づき説明す
る。
【0014】図中、11は実施例に用いるセンサケース
を示し、該センサケース11は樹脂材料により軸方向両
端が閉塞された中空円筒状または中空角筒状に形成され
ている。
【0015】12,12はセンサケース11の軸方向両
端側に対向して固着された保持用マグネットを示し、該
各保持用マグネット12は例えばフェライト系,サマリ
ウムコバルト系等からの材料からなり、かつ各保持用マ
グネット12はそれぞれ対向する面が異なる極方向とな
るように配設されている。
【0016】13はセンサケース11内に保持された加
速度検出用マグネットを示し、該加速度検出用マグネッ
ト13は前記各保持用マグネット12の極方向と対向す
る面が同極(図1中では、上側がN極同士,下側がS極
同士)となるようにして配設され、各保持用マグネット
12の磁力に対して加速度検出用マグネット13の各対
向面が反発することにより、該加速度検出用マグネット
13はセンサケース11の軸方向に浮かした状態で保持
するようになっている。
【0017】14,14はセンサケース11の軸方向中
央部から上,下に離間し、それぞれ該センサケース11
の外周面(側面)に巻回して設けられた検出コイルを示
し、該各検出コイル14は加速度検出用マグネット13
の各磁極が通過するときに、電磁誘導により検出信号を
出力し、各検出コイル14からの検出信号を加算するこ
とにより大きな検出信号として外部に出力するようにな
っている。
【0018】本実施例による動電型加速度センサは上述
の如き構成を有するもので、その基本的作動について
は、従来技術によるものとほぼ同様で、センサケース1
1に加わった上,下方向の振動により、加速度検出用マ
グネット13がセンサケース11内を矢示Bのように軸
方向に移動し、この移動を各検出コイル14において、
加速度検出用マグネット13からの磁界の変化を、電磁
誘導を利用して検出するものである。
【0019】かくして、本実施例によれば、加速度検出
用マグネット13は各保持用マグネット12の磁力に反
発することで、センサケース11内に浮かして保持する
構成となっているから、従来技術のような重錘を保持す
るダイヤフラム等を廃止し、部品点数を削減することが
でき、コスト低減を図ると共に、加速度センサの組立て
作業を従来技術に比べ著しく簡略化することができる。
そして、動電型加速度センサの量産性を向上することが
できる。
【0020】さらに、本実施例による加速度センサは縦
置きで用いるだけでなく、他の方向の加速度も検出する
ことができ、この場合には、検出したい方向にセンサケ
ース11を向けると共に、センサケース11内にダンパ
オイルを封入することにより、加速度検出用マグネット
13とセンサケース11との摩擦を低減するようにすれ
ば、より高精度に検出することができる。
【0021】なお、前記実施例において、各保持用マグ
ネット12および加速度検出用マグネット13の大きさ
(重さ)および磁力の強さを変えることにより、任意の
感度の加速度センサを設計することができる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によれば、セ
ンサケースの軸方向両端側に保持用マグネットを設け、
該各保持用マグネットの磁力によって、センサケース内
に加速度検出用マグネットを軸方向に保持し、前記セン
サケースの側面には、該加速度検出用マグネットの軸方
向の移動を検出する検出コイルを設ける構成したので、
加速度検出用マグネットのセンサケース内の軸方向の移
動を、電磁誘導により検出コイルで検出でき、振動を確
実に測定することができる。また、加速度検出用マグネ
ットの保持は、各保持用マグネットの磁力によってセン
サケース内に浮かすことができ、保持具等を廃止するこ
とができる。これにより、加速度センサの低コスト化を
図ると共に、量産性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による動電型加速度センサを示
す縦断面図である。
【図2】従来技術による動電型加速度センサを示す縦断
面図である。
【符号の説明】
11 センサケース 12 保持用マグネット 13 加速度検出用マグネット 14 検出コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の筒状に形成されたセンサケース
    と、該センサケースの軸方向両端に対向して固着された
    保持用マグネットと、該各保持用マグネットの磁力によ
    って、前記センサケース内に保持された加速度検出用マ
    グネットと、前記センサケースの側面に設けられ、該加
    速度検出用マグネットの軸方向の移動を検出する検出コ
    イルとから構成してなる動電型加速度センサ。
JP24132092A 1992-08-18 1992-08-18 動電型加速度センサ Pending JPH0666830A (ja)

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