JP3029313U - 振動検出器 - Google Patents
振動検出器Info
- Publication number
- JP3029313U JP3029313U JP1996003331U JP333196U JP3029313U JP 3029313 U JP3029313 U JP 3029313U JP 1996003331 U JP1996003331 U JP 1996003331U JP 333196 U JP333196 U JP 333196U JP 3029313 U JP3029313 U JP 3029313U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic body
- weight
- center
- gravity
- flat plate
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 地震などの揺れにおける縦揺れ及び横揺れ
の大きさを、区別なく、一つの簡単な構造で同時に検出
し出力する装置に関する。 【構 成】 平板1の中心に、弾性体2を垂直に取り付
ける。弾性体2の先端に、磁性体の重り3を、弾性体2
の重心軸上に重り3の重心が位置するように取り付け
る。コイル4を巻き付けた永久磁石5を、弾性体2の伸
縮の範囲において接触しないようにケース6で固定す
る。
の大きさを、区別なく、一つの簡単な構造で同時に検出
し出力する装置に関する。 【構 成】 平板1の中心に、弾性体2を垂直に取り付
ける。弾性体2の先端に、磁性体の重り3を、弾性体2
の重心軸上に重り3の重心が位置するように取り付け
る。コイル4を巻き付けた永久磁石5を、弾性体2の伸
縮の範囲において接触しないようにケース6で固定す
る。
Description
【0001】
本考案は、地震などの揺れにおける縦揺れ及び横揺れの大きさを、区別な く、一つの簡単な構造で同時に検出し出力する装置に関する。
【0002】
従来、地震などの揺れの大きさを検出する場合、検出できる揺れの方向に 制限があったり、縦揺れ及び横揺れに分けて検出するため、二つ以上の検出装置 が必要であった。
【0003】
本考案は、一つの簡単な構造で縦揺れ及び横揺れの大きさを、区別なく検 出できるようにした。
【0004】
平板1の中心に、円筒上の弾性体2を垂直に取り付ける。
【0005】 弾性体2の先端に、磁性体の重り3を、弾性体2の重心軸上に重り3の重 心が位置するように取り付ける。
【0006】 コイル4を巻き付けた永久磁石5を、弾性体2の伸縮の範囲において接触 しないようにケース6で固定する。
【0007】 ケース6の大きさは、重り3が振れたときケース6に接触しない大きさに する。
【0008】 請求項2のものは、更に弾性体2を円筒状のものにし、重り3に、弾性体 2の重心軸方向に円筒状の穴をあける。
【0009】 棒状の弾性体7を、重り3の穴及び弾性体2の筒内を通して、平板1に垂 直に固定する。
地震などの揺れによって装置が揺すられると、重り6は、慣性の法則によ ってその位置に残ろうとする。
【0010】 重り6は、弾性体2に固定されているので、装置に対する重り3の移動範 囲及び移動速度は制限され、また、装置が静止すれば元の位置に復元される。
【0011】 また、弾性体2は、伸縮及び屈曲可能なので、重り3はすべての方向に移 動できる。
【0012】 装置の振動によって、重り3と永久磁石5との距離が変化すると、コイル 4を貫く磁束も同時に変化する。
【0013】 磁束の変化の速さに応じた起電圧がコイル4に誘起し、それを検出し出力 する。
【0014】 請求項1のものは揺れの方向によって出力に多少の差がでる。
【0015】 請求項2のものは、平板1に垂直方向の揺れに対しては、重り3は、弾性 体7を滑るように移動するため、弾性体2だけに移動範囲及び移動速度を制限さ れる。
【0016】 平板1に平行な方向への揺れに関しては、弾性体2及び弾性体7によって 、移動範囲及び移動速度が制限される。
【0017】 これによって、揺れの方向による出力の差が少なくなる。
【0018】
弾性体2を、円錐形にする。
【0019】
本考案によって、一つの簡単な装置で縦揺れ横揺れの区別なく、揺れの大 きさを検出することができる。装置が簡単な構造なので安価に作成できる。 装置の大きさを小さく設計できる。
【図1】本考案の外観図である。
【図2】本考案の請求項1を構成する斜視図である。
【図3】本考案の請求項1を構成する断面図である。
【図4】本考案の請求項2を構成する斜視図である。
【図5】本考案の請求項2を構成する断面図である。
1 平板 2 弾性体 3 磁性体の重り 4 コイル 5 永久磁石 6 ケース 7 弾性体
Claims (2)
- 【請求項1】(イ) 平板1の中心に、弾性体2を垂直
に取り付ける。 (ロ) 弾性体2の先端に、磁性体の重り3を、弾性体
2の重心軸上に重り3の重心が位置するように取り付け
る。 (ハ) コイル4を巻き付けた永久磁石5を、弾性体2
の伸縮の範囲において接触しないようにケース6で固定
する。 以上の如く構成された振動検出器。 - 【請求項2】弾性体2を円筒状のものにし、重り3に弾
性体2の重心軸方向に円筒状の穴を設け、棒状の弾性体
7を、重り3の穴及び弾性体2の筒内を通して、平板1
に垂直に固定した請求項1の振動検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996003331U JP3029313U (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 振動検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996003331U JP3029313U (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 振動検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3029313U true JP3029313U (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=43164352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996003331U Expired - Lifetime JP3029313U (ja) | 1996-03-21 | 1996-03-21 | 振動検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3029313U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009204494A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Anritsu Corp | 振動検出器 |
-
1996
- 1996-03-21 JP JP1996003331U patent/JP3029313U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009204494A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Anritsu Corp | 振動検出器 |
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