JPH0311493Y2 - - Google Patents

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JPH0311493Y2
JPH0311493Y2 JP16997384U JP16997384U JPH0311493Y2 JP H0311493 Y2 JPH0311493 Y2 JP H0311493Y2 JP 16997384 U JP16997384 U JP 16997384U JP 16997384 U JP16997384 U JP 16997384U JP H0311493 Y2 JPH0311493 Y2 JP H0311493Y2
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solenoid
switch
brake
temperature
suspension
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は2輪車におけるサスペンシヨンの減衰
力調整を行うサスペンシヨン用ソレノイドバルブ
のソレノイド保護装置に関する。
〔従来の技術〕
2輪車ではフロントブレーキおよびリヤブレー
キが独自の油圧系統および電気系統により作動
し、上記いずれのブレーキ操作によつても同一の
ブレーキランプを点灯するとともに、このブレー
キ操作時にはソレノイドバルブを作動させ、フロ
ント側のサスペンシヨンの圧側減衰力を高くし
て、車体のアンチノーズダイブ効果を得るように
なつている。
第6図はフロント側のソレノイドバルブの制御
回路を示し、1は電源としてのバツテリ、2はヒ
ユーズ、3はフロントブレーキの操作によつて開
閉するフロントブレーキスイツチ、4はリヤブレ
ーキの操作によつて開閉するリヤブレーキスイツ
チ、5はブレーキランプである。フロントブレー
キスイツチ3とリヤブレーキスイツチ4とは並列
接続され、これがヒユーズ2およびブレーキラン
プ5間に直列接続されている。6はブレーキラン
プ5に並列接続した、フロントサスペンシヨンの
ソレノイドバルブを開閉するソレノイドで、ブレ
ーキ時にこのソレノイド6を付勢することによつ
てソレノイドバルブを閉じ、フロントフオークの
圧縮作動時に生じる流体流れに絞り抵抗を与えサ
スペンシヨンの圧側減衰力を高めることによつて
車体のアンチノーズダイブ作用を効果的に行わし
める。
かかる制御回路では、フロントブレーキまたは
リヤブレーキのいずれを操作しても、つまりフロ
ントブレーキスイツチ3またはリヤブレーキスイ
ツチ4のいずれが閉じられても、同一のブレーキ
ランプ5を点灯するとともに、アンチノーズダイ
ブ用のソレノイドバルブのソレノイド6を作動す
る。この場合に、ソレノイド6にはフロントブレ
ーキまたはリヤブレーキのいずれを操作しても、
この間ソレノイド6には駆動電流が流れ続ける。
第7図はリヤ側のソレノイドバルブの制御回路
を示し、11は電源、12はアクセルスイツチ、
13はこのアクセルスイツチ12に直列接続した
リヤサスペンシヨンのソレノイドバルブを開閉す
るソレノイドで、アクセルを踏み込んだときに上
記アクセルスイツチ12を閉じてソレノイド13
を付勢し、ソレノイドバルブを作動させることに
より、このサスペンシヨンの圧側減衰力を高め
る。このため加速時にの車体後部の沈み込みを防
止できる。すなわちアンチスクオートの効果が得
られる。なお、14はヒユーズである。
ところで、かかる2例の回路では、フロントブ
レーキスイツチ3またはリヤブレーキスイツチ4
の操作によりソレノイド6に電流を流し、アクセ
ルスイツチ12の操作によりソレノイド13に電
流を流して、ソレノイドバルブを駆動する。この
ソレノイドバルブは車体への取り付け上の便宜等
を考えて小型、軽量に作られているが、バルブの
開閉制御をするために大きな駆動力が要求され、
一般に大電流を流すようになつている。
〔考案が解決しよとする問題点〕
しかしながら、上記ソレノイドバルブのソレノ
イド6,13は、ブレーキやアクセルスイツチの
故障時、または、ブレーキやアクセルの操作時間
が長びくことによつて抵抗損失による発熱が著る
しくなり、磁気特性の劣化(磁束φの減少)によ
るバルブ動作の感度低下のほかに、熱害による特
性劣化、ソレノイドコイルの焼損、耐久性劣化の
進行が著るしくなるという問題がある。
本考案はかかる従来の問題を解決するものであ
り、サスペンシヨン用ソレノイドバルブのソレノ
イドコイルに流れる電流を、このソレノイドコイ
ルの温度または通電時間が所定値に達したとき制
限または遮断するようにして、ソレノイドコイル
の焼損などの事故を有効に防止するサスペンシヨ
ン用ソレノイドバルブのソレノイド保護装置を提
供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
本考案のサスペンシヨン用ソレノイドバルブの
ソレノイド保護装置はブレーキスイツチまたはア
クセルスイツチの操作に応じて圧側減衰力を高く
設定するように動作するサスペンシヨン用ソレノ
イドバルブにおいて、このソレノイドのソレノイ
ドコイルの温度または通電時間が設定値になる
と、このソレノイドコイルに流れる電流を制限ま
たは遮断する保護回路を構成したものである。
〔作用〕
本考案においては、ブレーキやアクセル操作に
よつてブレーキスイツチやアクセルスイツチをそ
れぞれ閉じ、電源からフロントサスペンシヨン側
またはリヤサスペンシヨン側の各ソレノイドに大
電流を流すことになるが、温度抵抗素子または温
度スイツチタイマによつて、ソレノイドの温度上
昇が制限または停止され、ソレノイドが焼損に至
るのを予防することができる。
〔実施例〕
以下に、この考案の実施例を図面について具体
的に説明するる。
第1図はその一実施例を示す回路図であり、第
6図と同一構成部分には同一符号を付してある。
第1図において、7はフロントブレーキスイツチ
3とソレノイド6との間に直列接続した正温度抵
抗素子で、第2図に示すように、ある温度領域か
ら急激に抵抗値が増加傾向に転じる回路素子であ
る。この正温度抵抗素子7は第3図に示すよう
に、ソレノイド6のコイル6a外周に設置された
り、コイル6a内部に設置されてソレノイド6の
温度を検出する。なお、8はコイル6aを巻装し
たボビンである。
かかる構成になるソレノイド保護装置では、フ
ロントブレーキスイツチ3またはリヤブレーキス
イツチ4のいずれかが、比較的長い時間操作され
続けて、ソレノイド6に継続して電流が流れ続け
ると、上述のようにソレノイド6のコイル6aが
抵抗損失によつて発熱し、その温度が次第に上昇
していく。しかし、その温度がある設定温度付近
に達すると、この温度に感応して正温度抵抗素子
7の抵抗値が急激に上昇し、ソレノイド6への電
流供給を制限する。このためソレノイド6の温度
は次第に温度低下する。また再び温度上昇に転じ
ても上記設定温度で電流制限されて、温度の上昇
が阻止される。かくして、ソレノイド6は焼損に
至ることがなくなる。
第4図は他の実施例を示す。これは正温度抵抗
素子7に代えて温度スイツチ9を用した例であ
り、この温度スイツチ9もコイル6aの外周や内
部に設けることができる。この温度スイツチ9は
ソレノイド6の温度上昇が設定値に達すると回路
を開くように動作し、従つて、上記の設定温度付
近で完全にソレノイド6の加熱を停止させること
になる。
このように、正温度抵抗素子7を用いても温度
スイツチ9を用いても、ソレノイド6の焼損事故
を有効に防止できる。なお、第1図において、正
温度抵抗素子7の代わりに負温度抵抗素子10を
用い、これをソレノイド6に並列接続することに
よつても同様のソレノイド保護を図ることができ
る。
第5図はさらに他実施例を示す。これは第6図
に示したブレーキランプ5にタイマ11を並列接
続し、フロントブレーキスイツチ3とソレノイド
6との間に、上記タイマ11によつて開閉制御さ
れる常閉スイツチ12を接続したものである。
これによれば、例えばフロントブレーキスイツ
チ3が閉じられると、電源1から常閉スイツチ1
2を介してソレノイド6に電流が流れ、これが作
動して例えばアンチノーズダイブが既述のように
行われる。そして、タイマ11にて設定した時間
が経過すると、タイマ11は常閉スイツチ12を
強制的に開放し、温度上昇しつつあるソレノイド
6への電流をしや断し、このソレノイド6の過熱
を未然に防止する。
当然のことながら、タイマ11による常閉スイ
ツチ12開放までの時間は、上記ブレーキ操作が
十分となる時間与えられるるものであり、例えば
減速時や加速時において0.2〜0.3G(速度)とした
とき60Km/hの速度変化に必要な時間は8〜
5secであること等を考慮して設定する。そして、
このタイマ時間を適正値に選ぶことにより、ブレ
ーキ操作途中にソレノイド6の通電が切れて急に
ブレーキ解除される危険を防止できる。なお、上
記タイマ11による常閉接点をリレー接点で構成
したり、半導体スイツチとしても上記効果が同様
にして得られる。
また、アクセルスイツチによりリヤサスペンシ
ヨン用ソレノイドバルブのソレノイドを付勢する
ものにあつても、上記した正温度抵抗素子、負温
度抵抗素子、温度スイツチ、タイマスイツチを使
つたソレノイド保護回路とすることができること
はいうまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、ソレノ
イドに対してこのソレノイドに流れる電流を制限
する温度抵抗素子または温度スイツチタイマを付
設したので、ソレノイドに流れる電流によつてこ
れが必要以上に加熱するのを防止でき、従つてソ
レノイドの焼損の発生を防止し、ブレーキ操作や
アクセル操作を安心して実行できるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のソレノイド保護装置の一実施
例を示す回路図、第2図は正温度抵抗素子の特性
図、第3図は正温度抵抗素子の取付構造を示すソ
レノイドの断面図、第4図は他の実施例の回路
図、第5図はさらに他の実施例の回路図、第6図
は従来のソレノイドバルブの制御回路図、第7図
は他の従来例の制御回路図である。 1…電源、3,4…ブレーキスイツチ、5…ブ
レーキランプ、6…ソレノイド、7,10…温度
抵抗素子、9…温度スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブレーキスイツチまたはアクセルスイツチの操
    作によつてサスペンシヨンの圧側減衰力を高く設
    定するように動作するサスペンシヨン用ソレノイ
    ドバルブにおいて、ソレノイドコイルの温度また
    は通電時間が設定値に達したとき、このソレノイ
    ドコイルに流入する電流を制限または遮断する保
    護回路を構成したことを特徴とするサスペンシヨ
    ン用ソレノイドバルブのソレノイド保護装置。
JP16997384U 1984-11-09 1984-11-09 Expired JPH0311493Y2 (ja)

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JP16997384U JPH0311493Y2 (ja) 1984-11-09 1984-11-09

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JP16997384U JPH0311493Y2 (ja) 1984-11-09 1984-11-09

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Publication Number Publication Date
JPS6185783U JPS6185783U (ja) 1986-06-05
JPH0311493Y2 true JPH0311493Y2 (ja) 1991-03-19

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JP16997384U Expired JPH0311493Y2 (ja) 1984-11-09 1984-11-09

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JPH055244Y2 (ja) * 1987-02-02 1993-02-10
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JPS6185783U (ja) 1986-06-05

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