JPH03114826A - 熱および音絶縁製品、該製品の使用および該製品を製造する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は鉱物質ウールを基とするフェルト、特に背後
にカーテンウオールが取付けられた外側から壁の熱およ
び音絶縁のために意図されたグラスウールを基とするフ
ェルトに関するものである。

［従来の技術］ 壁の外部絶縁は、パネルやロールをレンガ壁やコンクリ
ート壁に張付けたり或は機械的に固着したり、またはカ
ーテンウオールの骨組に緊着したり或はスパイク止めし
て、蒸気の凝縮の恐れと、この様な凝縮によって起こる
恐れのある損傷とを避ける十分な通気を確実にするため
に絶縁体から一定間隔に好適に配置された取付面によっ
てパネルやロールが被覆される。

この様な方法は種々な型の可能なカーテンウオール（繊
維セメント　パネル、スレート、タイル、表面仕上げレ
ンガ、材木表面仕上げ、金属またはポリ塩化ビニールの
カバージヨイント等）や、新旧のビルディングへの作業
の可能性等によって特に非常に好適であるに の様な使用においては、鉱物質ウールに基く絶縁製品は
その類似性、大きな機械的強度、弾性と有孔性に特に基
いて設けられる上述の熱および音絶縁の総ての特質等に
よって特に好適である。

これらの製品は、結合剤（例えば、尿素で変成されたり
或は変成されないレゾール型のフェノールホルムアルデ
ヒド樹脂）によって凝縮して維持される鉱物質繊維から
一般的に造られる。結合剤は、繊維が受けられる時に水
成の形で噴霧され、所要寸法の繊維の層が炉内に運ばれ
て結合剤が重合化され、製造されるフェルトはこの適用
範囲にて、例えば１０〜４０１ｇ／ｘ″間の密度を有し
、最終製品はパネルまたはロールの形に造られる。

［発明が解決しようとする問題点］ 外部絶縁は、勿論、ビルディング設置位置における適用
の際の悪天候の問題に直面し、絶縁が完了した後に、−
船釣に取付は出来るだけの外部保護を最終表面仕上げが
設ける。この問題を除去するために、機械的強度を改善
して悪天候から断熱材を保護するガラスのシートでフェ
ルトを内張すすることが知られている。併し、この保護
は一時的（せいぜい数週間）で、設置場所における作業
が通常の割合で行われる限りには十分である。

併し、実際には、技術的特質の理由や、時には表面材料
の供給における破損の理由等によって度々３〜６月もの
非常に長い期間に亙って多数の作業箇所が残される。従
って、表面仕上げに配置されるフェルトは非常に長い期
間に互って外気に曝され、フェルト表面が太陽放射や赤
外線、特に雨や風やダスト、更に熱や全る形の衝撃等の
様な種々な攻撃に露呈される。従って、そこにはフェル
トの表面構造の迅速で前進的な悪化や、脱色または少な
くとも色の変化や、空気に曝される表面の破損等が在り
、また繊維条片が摩損されたりする。

ビルディング全体が庸したり或はビルディング自体に度
々受入れられない嫌な外観においては、表面構造のこの
様な悪化は、紫外線によって分裂されて表面上を流れる
雨水によって表面から全く洗い流される有機結合剤の相
当な悪化を同様に生じる。終に、数箇月の中断の後に、
作業が再開される時に、フェルトは相当に損傷されてお
り、数年後に外保護が取外されると、ｌ！維または少な
くとも繊維の一部が結合剤の欠乏で剥がれ落ちてビルデ
ィングの底部分に堆積される。

パネルの外表面に噴霧されるラテックス基耐火塗料で絶
縁パネルを塗装することが示唆されている。併し、この
技術は、スポンジの様に作用して蒸気に対する十分な抵
抗が所要される非常に多量の塗料を必要とする軽量な製
品には十分でない。

フィンランド国特許第７０，２８６号明細書は、絶縁層
に含浸するラテックス塗料の可能性を減少するガラス繊
維の膜を絶縁層と塗料の被覆との間に介在されるよう使
用することによって、上述の最後の問題を除去すること
を提案している。

実際に、この発明の発明者は、絶縁製品が長期間の露出
を受けるように成る時に、劣るように成る紫外線照射に
対する所要の抵抗をラテックス塗料が有していることを
見出した。更に、とりわけ塗料の被覆によって補強され
ると共に厚くされる膜は、バッキングリングやローズの
形の停止装置から成る機械的取付部にビン止めによって
パネルが固着される時に゛マット′°効果ｅ４じる。こ
のマット現象は絶縁特性を幾分損ない、更に大多数の構
造物によって不確かと思われる欠点を持っている。

Ｅ問題点を解決するための手段］ この発明の目的は、有機樹脂によって一体化されてビル
ディングの外部絶縁を意図し且つ悪天候に長期間抵抗で
きる鉱物ウールに基いた絶縁製品を提供することにある
。

特許請求の範囲に従って、この発明の目的は、向かい合
う紫外線に安定で且つ流水に対して耐水性の有孔ビニー
ル被覆を製品外面に直接に有機結合剤によって一体化さ
れる有機繊維から造られるマットから成る熱および音絶
縁製品によって達成される。

好適には、被覆は、乾燥の後に５０〜７０ｇ／ｍ２の割
合で表面に沈積されるポリビニールアセテート形の塗料
から成っている。好適には、耐火性の塗料は、例えば有
機結合剤の様な同一濃淡に彩色できる。厚さが非常に薄
い塗料の被覆は、悪天候に対して必要な保護を設けるよ
う非常に適切で、−旦取付けられたパネルの外観を変え
ることがない。

この発明に従った製品は、周囲温度での簡単な乾燥を介
した重合化によって有孔ビニール被覆を形成する水成ま
たは分散液を重合化された樹脂によって結合された鉱物
質繊維から成るフェルトの条片の表面に噴霧することに
よって好適に得ることが出来る。

この発明の一層の詳細と有益な特長は添付図面を参照し
て以下に説明されよう。

［実　施　例］ この発明の特別な目的は、対向する紫外線に対して安定
で、流れ落ちる雨に対して耐えてガスや蒸気が透過でき
る有孔重合体を基とした被覆から、風雨に曝される表面
が構成さている外壁の外部絶縁を意図する鉱物質繊維フ
ェルトｌから成る熱および音絶縁材料に在る。

この様な被覆３は、鉱物質繊維フェルトの実際の構造を
尊重するように孔が維持される程度の量のフェルトに適
用されるべく意図されている。−部を十分に作用させる
ために、外部被覆によって特に保護されない時に、空気
や蒸気が塊りを通過できるよう絶縁材料が許さなければ
ならないために、この様な有孔性は必要である。乾燥状
態に維持することによって、熱絶縁能力が増大される。

風圧や雨に対する抵抗や繊維の切り離しに対する抵抗等
の機械的保護を設ける作用を効果的に達成するよう為す
ために、適宜な重合化された物質の使用によって達成さ
れる十分な固体構造を被覆３は持たなければならない、
この発明に従って使用できる重合化される物質はビニー
ル重合体や、ポリビニールアセテートまたはポリ塩化ビ
ニール型の共重合体等である。更に、材料が特性を長期
間持続することを確実にするために、繊維の接着に使用
される樹脂を維持するよう所要されて、やがて繊維の条
片の救済できない裂けを生じる表面的な脱重合化を為す
現象を重合体鎖の“割れ”を長期間に亙り且つ多量に生
じるように為す紫外線に関して安定されねばならない。

紫外線の作用に対する被覆３の抵抗は適宜な従来の添加
剤の使用によって達成される０重合化された物質の性質
はこの現象の重要な役割を同様に作動できる。

適所に、フェルト１の条片またはパネルが垂直に配置さ
れる。この様な状況において、被覆３は総ての種類の流
水、雨または流れに対して緊密性を確かにする。レール
が風によって駆動される時に、封止の緊密性は最早同一
効率を以て保証できず、被覆を通って雨に濡れるのを停
止する時に物質内に水蒸気が存在するのを許すことによ
って被覆の有孔性はその役目を達成する。

この発明の意味する処の用語“′鉱物質繊維”によって
、例えばグラスウールやロックウール等を参照するよう
意図される。

ビルディングの外壁の絶縁等の意図される使用を考えて
、この発明に従った材料は適宜な耐火性であり、この耐
火性は、例えば水酸化アルミニウムの被覆３内に通常に
分布された適宜な物質を用いることによって達成される
。耐火剤の量は遭遇する基準の関数として決められる。

問題の美的概念は前に述べた様に無視できず、被覆３は
、紫外線に曝される時に安定である有機乃至は無機の顔
料を使用して好適に彩−色できる。

この様な顔料は当業者に周知で、今日有効的に市販され
ている。

フェルト１の外面２に適用される被覆３の量に関して、
５０〜７０Ｉ？／ＩＩ２間の量によって良好な結果を得
ることが出来、考えられる意図に従ってこの様な量が無
視できることが理解される。併し、薄過ぎる層は所要さ
れる機械的強さに不利に影響するが、多過ぎる量、例え
ば７０ｇ／ｉ２以上では所要の有孔性が達成されない程
の全体の量を妥協させる。

この発明の別の目的は上述した絶縁材料を製造する方法
にある。この方法は、予定された量の鉱物質繊維マット
１の外表面２が向かい合う紫外線に安定な重合化物質を
造るよう意図された水成または無機の分散液で被覆され
て、被覆された表面がそこで乾燥されることを特徴とし
ている。

この被覆は、例えばインクローラや噴射ガンの様な適宜
な装置を用いて鉱物質繊維フェルト製造ラインの終りに
工場で行われる。使用される分散液は所要の重合体また
は共重合体、安定する反紫外線試薬および、もし適用で
きるならば選ばれた顔料を生じるよう出来る混合物から
成っている。

分散液は水成、無機または無機水成とすることが出来、
乾燥の後に単位表面積当たり適宜な重量、好適には５０
〜７０１？／Ｉ２の被覆と成る様な量がフェルトの表面
２に適用される。実際の重合は熱い空気の流れまたは赤
外線照射によって１５０℃の温度で乾燥することによっ
て一最的に行われる。

フェルト１が完成されてこの様に乾燥されると、所要の
寸法の条片やパネルに切断される。この様なフェルトの
条片やパネルはそこで使用すべく用意できる。

これらフェルトは次の様に好適に使用される。

フェルト１はコンクリートの外壁４、例えば自由な空気
に勿論露呈される被覆３を含む表面に配置される。フェ
ルトの条片またはパネルは接着剤、またはロッドやベレ
ット或はスタッドによって外壁４に固着される。適切な
通気された外壁を造るために、支持ロッド６はコンクリ
ート４の塊り内に押し入れられ、間隔が均一に成ること
を保証するためにパネル５を支持するロッド６上に配置
される。

以下の例は情報として与えられる。

☆グラスウールフェルト、密度３０〜３６ｋｇ／ｍ３、
フェノールホルムアルデヒド樹脂（８％）、☆紫外線に
安定で、密度１．４０〜１．４２、粘度７２０　ｎ＋Ｐ
ａｓのＡＩ（ＯＨ）、の添加によって耐火性にされた６
０％ポリビニールアセテート、ポリ塩化ビニールおよび
ポリエチレンを含む有機分散液。この分散液が顔料によ
って色付けされる時に、乾燥の後に色の変化は見られな
い。

☆噴射ガンにより被覆し、続いて１５０℃で約１５分間
乾燥。

☆最終製品：約３０ｚｘの厚さのフェルトのパネルまた
は条片で、６０１？／Ｉ”被覆。

雨、風、太陽等の実際の状態での試験で、この様な絶縁
材料が６ケ月露呈された後に、表面に何等分散が見られ
ないことを示している。普通、この様な期間は、通気さ
れた外壁を形成する外部被覆の取付けに十分である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に従った製品における断面図、第２図
は使用中の製品を示す概要図である。図中、１：フェル
ト、２：外面、３：被覆、４：外壁、５：パネル、６：
ロッド。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］向かい合う紫外線に対して安定で、流水に対して
   耐水性で且つガスと蒸気が透過できる有孔ビニル被覆を
   外面（２）に備えたことを特徴とする、外壁の外部絶縁
   を意図した有機結合剤により一体化された鉱物質繊維の
   フェルト（１）から成る熱および音絶縁製品。 ［２］被覆がポリビニールアセテートまたはポリ塩化ビ
   ニール型の重合体であることを特徴とする請求項１記載
   の製品。 ［３］被覆（３）が耐火性であることを特徴とする請求
   項１または２いずれか記載の製品。 ［４］被覆（３）が有機乃至は鉱物質顔料で採色されて
   いることを特徴とする請求項１乃至３いずれか１記載の
   製品。 ［５］被覆（３）が乾燥後に５０〜７０ｇ／ｍ＾２の量
   でフェルト（１）の外面（２）に沈積されることを特徴
   とする請求項１乃至４いずれか１記載の製品。 ［６］向かい合う紫外線に対して安定な重合化された物
   質を形成するよう鉱物質繊維のフェルト（１）の外面（
   ２）が予定された量の水成または有機分散液で被覆され
   ることを特徴とする絶縁製品を造る方法。 ［７］分散液の乾燥の後に、５０〜７０ｇ／ｍ＾２の量
   で散布された被覆（３）が残るような量で被覆が行われ
   ることを特徴とする請求項６記載の方法。 ［８］分散液が耐火性物質、必要ならば有機乃至は鉱物
   質顔料を包含することを特徴とする請求項６または７い
   ずれか記載の方法。 ［９］通気された外壁を構成すべく請求項１乃至５いず
   れか１記載の熱および音絶縁材料の使用。