JPH03114740A - 多孔織物弾性体の製造方法 - Google Patents

多孔織物弾性体の製造方法

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JPH03114740A
JPH03114740A JP1250696A JP25069689A JPH03114740A JP H03114740 A JPH03114740 A JP H03114740A JP 1250696 A JP1250696 A JP 1250696A JP 25069689 A JP25069689 A JP 25069689A JP H03114740 A JPH03114740 A JP H03114740A
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JP
Japan
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fabric
elastic body
hollow
elastic material
reinforcing
Prior art date
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Pending
Application number
JP1250696A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Natori
名取 仁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は中空網状織物の表裏両面に補強弾性体を一体的
にラミネートした多孔織物弾性体の製造方法に関するも
のである。
〈従来の技術〉 従来のこの種のクツション材等に使用される弾性体に関
する公知技術としては、例えば特開昭61199802
号公報或いは実開昭63−57905号公報に示す技術
が公知である。
前者の技術はセル要素をライナー手段で上下からサンド
イッチして段ポール用紙状に構成した衝撃吸収用の履物
等に使用される弾性体であり、後者は波形成いはループ
状に屈曲した接着用糸の上下に不織布等の敷物を設けて
サンドインチ状に構成した靴底等の弾性体である。
〈発明が解決しようとするi*ii> 然るに、上述の技術に係る弾性体の内の前者はセル要素
とライナー手段との結合が充分でなく、強度的に弱く、
長期間使用した場合には弾力性が低下する問題があり、
又後者は単に糸を波状又はループ状にすることによって
内部に中空部を形成したので、圧縮に弱く、弾力性及び
クツション性に乏しく、かつ全体の強度も弱い等の問題
点があった。
従って本件特許出願人は従来のこれ等の問題点を根本的
に解決する為に、次に詳述ゼるような多孔織物弾性体及
びその製造方法を開発し既に特許出願(特許願平成1年
第71667号)をしている。
本件特許出願人が開発した多孔織物弾性体の要旨は、熱
収縮性の小さい合成樹脂繊維と熱収縮性の大きい合成樹
脂繊維とを縦横に組み合わせて織った織地を熱処理する
ことによって熱収縮性の大きい繊維よりなる縁面に熱収
縮性の小さい繊維による屈曲空間弾性部を形成した中空
網状織物の内外面に、発泡体或いはラテックス又は熱可
塑性エラストマー等の補強弾性体を充填して一体的に結
合構成すると共に、前記屈曲空間弾性部に対応する位置
に貫通孔を穿孔した多孔織物弾性体である。
本件特許出願に係る製造方法は、上述の様な多孔織物弾
性体を極めて効率良く大量生産することが出来る全く新
しい製造方法を提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉 上述の如く、本発明は多孔織物弾性体を大量生産するこ
とを可能とした技術であって、その要旨は、発泡材或い
はラテックス又は熱可塑性エラストマー等の液状補強弾
性材と、内部に屈曲空間弾性部を形成した中空網状織物
とをコンベアを介して連続的に積層加圧して該中空網状
織物の表面に前記補強弾性材をラミネートした後、該補
強弾性材を発泡硬化させて製造する多孔織物弾性体の製
造方法である。
〈作用〉 本発明は上述の如く、発泡材等の液状補強弾性材と中空
網状織物とをコンベアを用いて積層加圧して両者を相互
にラミネートした後、該補強弾性材を発泡硬化させて多
孔織物弾性体を製造するので、反物状に巻き取られた中
空網状織物の表面に補強弾性材を連続的にラミネートし
ながら該補強弾性材を発泡させて、多孔織物弾性体を効
率良く大量生産することが出来る。
また、発泡材等の補強弾性材を中空網状織物に積層加圧
してラミネートするに当たっては、補強弾性材の材質、
粘性或いはラミネート条件等を変化させることによって
、補強弾性材が中空網状織物に浸透する程度或いは中空
網状織物内に形成される貫通空間の内径を自在に変える
ことが可能である。
〈実施例〉 図により本発明に係る多孔織物弾性体の製造方法につい
て説明すると、第1図は本発明の製造方法の一例を示す
簡略説明図、第2図は本発明に使用される中空網状織物
の一例を示す斜視図、第3図(A) 、 (B)は第2
図の中空網状織物を用いて製造した多孔織物弾性体の説
明図である。
第1図に於いて、lは本体コンベアであって、その頭部
の周りには第2図に示す如き中空網状織物2の巻取原反
を供給することが出来る原反供給装置3、巻き取られた
ガラスクロス4を供給することが出来るクロス供給装置
5が設けられている。
また本体コンベア1の上方には前記中空網状織物2を本
体コンベア1に送り込む為の第1コンベア6、中空網状
織物2に含浸された湿気を除去して乾燥させる乾燥装置
7、ガラスクロス4を本体コンベア1に送り込む為の第
2コンベア8、発泡材ラテックス、熱可塑性エラストマ
ー等の液状補強弾性材9を本体コンベア1によって搬送
されるガラスクロス4上に供給することが出来る供給ノ
ズル10及びドクターナイフ11、補強弾性材9と中空
網状織物2とを相互にラミネートすることが出来るラミ
ネートロール12、オーブンボックス13及びクーリン
グ装置14が設けられている。
前記原反供給装置3には中空網状織物2をスムーズに供
給する為のロールガイダー15が取り付けられ、乾燥装
置7には除湿ファン16が取り付けられ、オーブンボッ
クス13の上方には循環ファン17、排気ファン18が
設けられ、又オーブンボックス13内にはプレートコイ
ルヒーターやパイレックスヒーター(図示せず)が設け
られている。又クーリング装置14にはクーリングファ
ン19が取り付けられている。
上記装置を用いて本発明の製造方法について説明すると
、クロス供給装置5より供給されたガラスクロス4は毎
分2〜3mのスピードで移動する本体コンベアl上に積
層され、かつこのガラスクロス4上には供給ノズル10
及びドクターナイフ11を介して液状発泡材(補強弾性
材)9が0.5〜1.2髄の均一な厚みを持ってシート
状に供給される。
一方原反供給装置3より供給された中空網状織物2はロ
ールガイグー15.第1コンベア6、乾燥装置7を通過
した後で、ラミネートロール12によって前記ガラスク
ロス4上にシート状に供給された液状発泡材9に積層加
圧されることによって、その片面に液状発泡材9がラミ
ネートされる。
そのラミネートの際に、前記液状発泡材9は所定の粘度
を有しているので、中空網状織物2の繊維の中に浸入す
るが、この中空網状織物2の中空貫通空間2a内には流
入せず、この中空貫通空間2aの内径がそのまま保持さ
れるように構成されている。
次にこの様にしてラミネートロール12に於いてラミネ
ートされた中空網状織物2と発泡材9とを本体コンベア
1によってオーブンボックス13に搬送し、このオーブ
ンボックスI3で80〜150℃で約5〜20分間加熱
することによって、発泡材9を発泡硬化させると共に乾
燥させて両者を一体的に結合させ、更にクーリング装置
14で冷却することによって片面に発泡材9が積層され
た中空網状織物2を製造し、この中空網状織物2をガラ
スクロス4より引き剥がして巻き取ることが出来る。
この様に中空網状織物2の片面に発泡材9を積層した後
で、今度は同様の経過を経ることによって中空網状織物
2の他の面にも発泡材9を積層して最終的に第2図(A
) 、 (B)に示す如き多孔織物弾性体Aを製造する
ことが出来る。
上記実施例に於ける中空網状織物2は熱収縮性の小さい
合成樹脂繊維と熱収縮性の大きい合成樹脂繊維とを経糸
及び緯糸として、縦横に組み合わせて織った織地を約4
0〜150°Cの温度で約10分乃至3時間熱処理をす
ることによって、熱収縮性の大きい繊維で平坦な上下縁
面を形成すると共に熱収縮性の小さい繊維で該上下織面
間にループ波状屈曲面を形成させてその間に中空貫通空
間を構成したものである。
上記実施例に於ける液状発泡材9としては液状ポリウレ
タンフォーム、EVAフオーム PVCフオーム等を使
用することが出来る。この液状ポリウレタンフォームの
組成例としてはポリオールとイソシアネートとを2対1
の割合で混合し、その中に発泡体(登録商標エクスパン
セル)を適量混入した2液ウレタン等を使用することが
出来、反応は約80゛Cで充分に行うことが出来るよう
に触媒でコントロールして実施することが出来る。
上記実施例では補強弾性材9として液状発泡材9を使用
したが、補強弾性材9にはその他めラテックスや熱可塑
性エラストマー等も使用することが出来る。
上記実施例に於いては中空網状織物2の片面に補強弾性
材9をラミネートし、更にこの補強弾性材9を発泡させ
た後で、同様な工程を繰り返すことによって中空網状織
物2の他面にも補強弾性材9を積層させ、即ち2工程で
多孔織物弾性体を製造した。
〈発明の効果〉 本発明に係る多孔織物弾性体の製造方法は上述の如き構
造と作用とを有するので、内部に空間弾性部を有する中
空網状織物の内部及び外表面に補強弾性体を一体的に結
合させた多孔織物弾性体を簡単にかつ極めて効率良く大
量生産することが出来、更に本発明に係る多孔織物弾性
体は上述の構造を有するので、全体的に大きな強度と、
細かいクツション性を有し、かつ剛性及び弾性力を有し
、軽く頑丈であり、クツションマット、プールサイドの
置き敷き、ヘッドの芯材、防舷材1人工芝カーペットの
下敷き、ヘルメット、靴底材或いは一般の人体保護用プ
ロテクター1断熱、Wlj房、遮音を目的とした一般の
建築材等に幅広く利用し得る特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する為の装置の一例を示す
簡略説明図、第2図は本発明に使用される中空網状織物
の斜視図、第3図(^)、(B)は本発明に係る多孔織
物弾性体の説明図である。 ■は本体コンベア、2は中空網状織物、3は原反供給装
置、4はガラスクロス、5はクロス供給装置、6は第1
コンヘア、7は乾燥装置、8は第2コンベア、9は補強
弾性材(液状発泡材)、10は供給ノズル、11はドク
ターナイフ、12はラミネ−トロール、13はオープン
ボックス、14はクーリング装置、15はロールガイダ
ー、16は除湿ファン、17は循環ファン、18は排気
ファン、19はクーリングファン、Aは多孔織物弾性体
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 発泡材或いはラテックス又は熱可塑性エラストマー等の
    液状補強弾性材と、内部に屈曲空間弾性部を形成した中
    空網状織物とをコンベアを介して連続的に積層加圧して
    該中空網状織物の表面に前記補強弾性材をラミネートし
    た後、該補強弾性材を発泡硬化させて製造することを特
    徴とした多孔織物弾性体の製造方法。
JP1250696A 1989-09-28 1989-09-28 多孔織物弾性体の製造方法 Pending JPH03114740A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5545434A (en) * 1994-04-01 1996-08-13 Huarng; Hermes Method of making irregularly porous cloth
US5776993A (en) * 1996-03-12 1998-07-07 Korea Institute Of Footwear & Leather Technology Thermoplastic PVC foam composition
JP2009538996A (ja) * 2006-06-02 2009-11-12 テン・ケイト・ティオバク・ベスローテン・フェンノートシャップ 改良された人工草システムを提供するシステム及び方法
JP2021507743A (ja) * 2017-12-18 2021-02-25 サンジン イ 操作性能が向上された手首保護帯

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