JPH03114359A

JPH03114359A - ファクシミリの制御方式

Info

Publication number: JPH03114359A
Application number: JP1250674A
Authority: JP
Inventors: Isao Yoshida; 功吉田; Isamu Kamiya; 神谷　勇; Masato Mori; 真人森
Original assignee: Tokyo Electric Power Co Inc
Current assignee: Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Priority date: 1989-09-28
Filing date: 1989-09-28
Publication date: 1991-05-15
Anticipated expiration: 2013-11-25
Also published as: JP2827323B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、原稿などの画像を電気信号に読取り、それ
を相手方に送達（電送）してもとの画像に再生するファ
クシミリの制御方式に関する。

（従来の技術）ファクシミリは、基本的には、原稿などの画像を相手装
置に信号送出（電送）する送信側が、ＣＣＤセンサなど
を光電変換手段とするスキャナと変調手段から成り、相
手装置から送られる信号を受ける受信側が、復調手段と
紙上に画像を再生するハードコピーから成る。

すなわち、送信側では、原稿などの画像をスキャナによ
り電気信号に読取り、それを変調手段で変調した後、電
話回線などの伝送路を介して接続された相手装置に送出
する。一方、受信側では、相手装置からの信号を復調手
段で復調し、感熱式や電子写真式のハードコピーでもと
の画像に再生する。

なお、伝送速度の高速化および画質の改善などのため、
ディジタル伝送やＭｏｄｉｆｉｅｄ　Ｉｌｕｔｔｍａｎ
符号化方式など様々な符号化がなされており、また、利
便性向上のため、短縮ダイヤルのメモリ機能。

日付けや頁番号などの自動的な付与機能、ポーリング機
能など様々な機能が備えられている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、ファクシミリにおいては、装置の小型化
などのため、機能指示の一つの操作キーにいくつかの機
能指示を兼ねさせる構成として操作パネルを簡略化する
傾向にあり、このため、機能指示のためのキー操作が複
雑になり、操作性が悪化する恐れがあった。

一方、相手装置に原稿画像を電送中において、画像サイ
ズなどの設定値を様々変更したいといった要望があり、
また各々異なる相手先への原稿をまとめてセットし、連
続的に各々の相手先に自動電送したいといった要望もあ
るものの、従来では非常に困難であった。

また、相手先に電送しようとする原稿には、通常、相手
先の社名などを記した送付状を添付することが多く、そ
うした送付状は、相手先が異なる場合であってもほぼ同
様式で同様な内容となるものの、相手先名など若干の相
違からその都度作成する必要があり、煩雑で手間がかか
ることから改善の要望があった。

この発明は、上記のような背景に鑑みてなされたもので
あり、原稿電送中における設定値等の変更や各相手先へ
の連続的な自動伝送などを容易に制御でき、操作性を向
上できるファクシミリの制御方式を提供することをその
目的とする。また、相手先へのメツセージ情報となる送
付状などを簡便に作成でき、利便性の向上を図れるファ
クシミリの制御方式を提供することをその目的とする。

（課題を解決するための手段）上記目的を達成するため、この発明は、画像を電気信号
に読取り、伝送路を介して接続された相手装置に送達（
電送）すると共に、相手装置から送られた電気信号を画
像に再生するファクシミリにおいて、各種の制御指令に
各々対応する画像パターンを予め定めて制御コードとし
て登録し、読取りにかかる画像上において上記制御コー
ドの監視を行ない、制御コードを検出した場合は対応す
る制御指令に従って制御を行なうことを特徴とする。

また、この発明は、上記ファクシミリにおいて、読取っ
た画像に関連した情報などの画像情報を自己装置内で自
動的に生成し、所定の様式にて相手装置に送達（電送）
することを特徴とする。

（作　用）以上のような方法によれば、読取りにかかる画像上に制
御コードを付加することで、対応する制御を指示するこ
ととなる。すなわち、原稿の画像は電送情報となるのみ
ならず、制御コードと定めたある種の画像パターンが制
御情報となり、制御指令はキー操作によらずに原稿画像
によって出されることとなる。

また、読取った画像の関連情報などを自己装置内で生成
し、所定の様式で電送することから、送付状などは原稿
画像に最小限の情報を付加することが生成できることと
なる。

（実　施　例）以下、この発明の実施例を添付図面を参照しながら説明
する。

第１図は、本発明の好適な一実施例を適用したファクシ
ミリの主要部を示す構成図である。

同図において、１は原稿などの画像を電気信号に読取る
スキャナを成す光電変換手段たるＣＣＤセンサ、２はＣ
ＣＤセンサ１がらの信号を受けて信号処理すなわちアナ
ログ信号からディジタル信号に変換処理するＡ／Ｄ変換
器、３および４は信号の切替えを行なう切替回路、５は
信号の比較を行なう比較回路、６は予め定めた制御コー
ドを記憶させたメモリ、７は画像情報を記憶させるメモ
リ、８は画像情報を生成する処理回路、９はＡ／Ｄ変換
器２．比較回路５および各メモリ６．７の作動タイミン
グを制御するタイミング発生回路、１０はタイミング発
生回路９の作動基準となるタロツク信号を発生する基準
クロックである。

制御コードは、各種の制御指令に各々対応させて予め定
めた画像パターンを、Ａ／Ｄ変換器２の出力信号と同形
式の電気信号に変換したものである。

第１の発明は基本的には、画像を電気信号に読取り、伝
送路を介して接続された相手装置に送達すると共に、相
手装置から送られた電気信号を画像に再生するファクシ
ミリにおいて、各種の制御指令に各々対応する画像パタ
ーンを予め定めて制御コードとし、読取りにかかる画像
上において上記制御コードの監視を行ない、制御コード
を検出した場合は対応する制御指令に従って制御を行な
う制御方式である。

また、第２の発明は基本的には、上記ファクシミリにお
いて、読取った画像に関連した情報などの画像情報を自
己装置内で自動的に生成し、所定の様式にて相手装置に
送達する制御方式である。

すなわち、第２図に示すように、スキャナにより画像と
して読取られる原稿Ｏには、各種の制御指令に各々対応
させて予め定めた画像パターンか付加され、各々制御コ
ードＡ、Ｂとなる。

原稿Ｏは、スキャナにより読取られ、Ａ／Ｄ変換器２か
ら画像信号ａとして切替回路４および比較回路５に送出
される。比較回路５では、上記画像信号ａとメモリ６の
内容すなわちメモリ６に記憶された制御コードたる信号
すとを比較しており、この比較はメモリ６に記憶中の制
御コード全てについて行なわれ、これにより画像信号ａ
が単なる画像情報なのか、それとも制御コードと一致す
る制御情報なのかを判別している。そして、その判別結
果が、比較回路５から切替回路３，４に各々切替信号ｃ
、ｄとして送出される。

メモリ７には、後述する送付状の様式などの画像情報を
記憶させてあり、それら画像情報は信号ｅとして切替回
路３に送られる。

切替回路３では、切替信号Ｃが、“Ｈ′の場合は信号ｅ
側に切替りそれを信号ｆとなし、逆に“Ｌ”の場合は画
像信号ａ側に切替りそれを信号ｆとなす。そして、信号
ｆを受ける切替回路４では、切替信号ｄが、“Ｈ″の場
合は信号ｇ側に切替り図示しない伝送路への送出となり
、逆に“Ｌ“の場合は信号り側に切替り図示しない制御
部および処理回路８への送出となる。

処理回路８では、信号りなどに基づき、原稿と関連した
情報などの画像情報を生成しており、生成した画像情報
はメモリ７に送られ記憶される。

例えば、第３図に一例を示す送付状などの画像情報が画
像信号の形式でメモリ７に記憶されており、処理回路８
で生成した画像情報などがその送付状の各空白部分に挿
入される。すなわち、送付状の発信年月１］欄にはファ
クシミリに内蔵されたタイマからの日付情報が、会社名
欄には相手先の電話番号から検索される対応名称が、原
稿枚数欄には操作キーからの枚数入力が、件名欄には操
作キーにより指定したコードと対応する要件文が、氏名
欄にはＩＤカードなどの人力情報の対応人名が、各々挿
入されて送付状の完成となる。

さて、第４図（Ａ）〜（Ｄ）は、本発明の制御方式によ
る制御作動を示すファクシミリ各部の信号のタイミング
図である。

原稿Ｏに制御コードが無い場合には、第４図（Ａ）に示
すように切替信号ｃ、ｄが共に“Ｌｏとなり、画像信号
ａはそのまま信号ｆ１ｇとして伝送路に送出される。

原稿Ｏの１．す御コードが電送指令を含まない１り陣指
令の場合には、第４図（Ｂ）に示すように切替信号Ｃが
“Ｌ”となり、切替信号ｄが“Ｈ”となる。このため、
画像信号ａは、信号りとして制御部および処理回路８に
取込まれて制御情報となり、信号ｇの送出はない。この
とき、信号りたる画像信号ａが意味する制御指令によっ
て、様々な制御がなされる。例えば、電送中の画像サイ
ズや相手先などの設定値の弯更等の制御がなされる。

原稿Ｏの制御コードがメモリ画像の電送指令の場合には
、第４図（Ｃ）に示すように切替信号Ｃが“Ｈ”となり
、切替信号ｄが“Ｌｏとなる。このため、メモリ７の出
力信号ｅが信号ｇとして伝送路に送出されることとなり
、画像信号ａは制御情報となるのでその送出はない。す
なわち、制御コードが第３図にて説明した送付状の電送
指令を意味するものである場合には、第５図のフローチ
ャートに示す手順にて作成された送付状がメモリ７から
出力され（信号ｅ）、信号ｇとして伝送路に送出される
。なお、第５図に示す送付状の作成手順は、前述した送
付状の各空白部分の画像情報の挿入を順に示しており、
操作キーからの入力（Ｓ２）、相手先への電話（Ｓ３）
、指定コードとの対応文の検索（Ｓ４）により得た画像
情報を各対応空白部分に挿入する（Ｓ５）ことで送付状
が完成となる。

原稿Ｏの制御コードが編集電送の指令の場合には、第４
図（Ｄ）に示すように切替信号Ｃは“Ｈ”の状態が制御
コードＢを検出する毎に“Ｌ″となり、切替信号ｄは“
Ｌ”となる。このため、切替信号Ｃが“Ｈ′の状態では
信号ｅが信号ｇとして伝送路に送出され、切替信号Ｃが
“Ｌ”の状態では画像信号ａが信号ｇとして送出される
。すなわち、制御コードＢの指示になる原稿Ｏ上の画像
情報りがメモリ７の出力信号ｅと交互送出されるもので
、信号ｅが例えば送付状を意味するものであれば、制御
コードＢの指示になる送付状の対応欄に画像情報りが各
々挿入され編集したかのごとく電送されることとなる。

このような制御方式によれば、読取りにかかる原稿０上
に制御コードＡ、Ｂを付加することで、対応する制御を
指示することとなる。すなわち、原稿Ｏの画像は、電送
情報となるのみならず、制御コードと定めたある種の画
像パターンが制御情報となり、制御指令はキー操作によ
らずに原稿画像によって出されることとなる。

したがい、キー操作によらずに原稿画像により制御指令
を出せるので、電送中においても画像サイズや相手先な
どの設定値を容易に変更でき、また、各相手先への連続
的な自動電送の要望も、相手先別の原稿台々の一枚目に
その行制御コードたる画像パターンを付すことで容易に
制御でき、実現できる。つまり、ファクシミリの制御を
原稿読取りの任意の読取りタイミングおよび読取り部位
にて容品に行なうことができ、これにより操作性を格段
に向上できる。

また、読取った画像の関連情報などを自己装置内で生成
し、所定の様式で電送することから、送付状などは原稿
画像に最小限の情報を付加することで生成できることと
なる。このため、相手先へのメツセージ情報となる送付
状などを簡便に作成でき、利便性の向上を図れる。

なお、上記した実施例では、原稿の読取りと送信を逐次
行う方式への適用例に付いて説明したが、本発明はこれ
に限ること無く、例えば、いわゆるメモリ送信のように
送信原稿のすべてを読取るとともに、その内容をいった
ん記憶装置へ記憶保持させた後まとめて送信するような
方式へも適用することができる。その場合には、送信原
稿のすべてが蓄積されているため、上記した実施例のよ
うに読取りと同時に制御コードであるか否かの検索を行
う必要がなく、まず読取り処理をし、次いで蓄積データ
に対して上記検索を行えば良いので、その処理がより簡
便化される。

（発明の効果）以上、実施例で詳細に説明したように、この発明にかか
るファクシミリの制御方式によれば、原稿の画像は電送
情報となるのみならず、制御コードと定めたある種の画
像パターンが制御情報となり、制御指令はキー操作によ
らずに原稿画像によって出されることとなる。したがっ
て、電送中においても様々な制御を容易に行なえ、ファ
クシミリの制御を原稿読取りの任意の読取りタイミング
および読取部位にて容易に行なうことができ、これによ
り操作性を格段に向上できる。

また、読取った画像の関連情報などを自己装置内で生成
し、所定の様式で電送することから、送付状などは原稿
画像に最小限の情報を付加することで生成できることと
なり、このため送付状などを簡便に作成でき、利便性の
向上を図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を適用したファクシミリの主
要部構成図、第２図は読取りにかかる原稿の一例を示す
説明図、第３図は送付状の一例を示す説明図、第４図（
Ａ）〜（Ｄ）はファクシミリ各部の信号のタイミング図
、第５図は送付状の作成手順を示すフローチャートであ
る。ＦＡＸ発信票第３図（Ａ）　　計１稚Ｐコーレか゛無１．１４４層≧第図（その１）（Ｂ）　　化・ＩａＦコードカＹ電ｚｔｂイとをイケ土
な・）侘゛ｊ穆ｙ桟ｉンリ４４針第図（その２）（Ｃ）化１８ヱコード力Ｖメ七°ｊムＡｌ象り電犬キｈ全０４
会第図（その３）（Ｄ）鯉１猪Ｐコードか″４４１ｉ霜５Ｌつ指を９歩属会第図（その４）第図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）画像を電気信号に読取り、伝送路を介して接続さ
れた相手装置に送達すると共に、相手装置から送られた
電気信号を画像に再生するファクシミリにおいて、各種
の制御指令に各々対応する画像パターンを予め定めて制
御コードとして登録し、読取りにかかる画像上において
上記制御コードの監視を行ない、制御コードを検出した
場合は対応する制御指令に従って制御を行なうことを特
徴とするファクシミリの制御方式。
（２）画像を電気信号に読取り、伝送路を介して接続さ
れた相手装置に送達すると共に、相手装置から送られた
電気信号を画像に再生するファクシミリにおいて、読取
った画像に関連した情報などの画像情報を自己装置内で
自動的に生成し、所定の様式にて相手装置に送達するこ
とを特徴とするファクシミリの制御方式。