JPH0311433Y2 - - Google Patents

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JPH0311433Y2
JPH0311433Y2 JP6220486U JP6220486U JPH0311433Y2 JP H0311433 Y2 JPH0311433 Y2 JP H0311433Y2 JP 6220486 U JP6220486 U JP 6220486U JP 6220486 U JP6220486 U JP 6220486U JP H0311433 Y2 JPH0311433 Y2 JP H0311433Y2
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JP
Japan
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permanent magnet
frame
movable body
mounting hole
electromagnet
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JP6220486U
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  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、電磁ポンプの可動体の構造に関し、
詳しくはケーシングに電磁石を対向させて固定
し、電磁石の対向磁極間に永久磁石を複数個有す
る可動体を配し、可動体の両端部にダイヤフラム
を取付け、電磁石のコイルへの通電により生じる
磁力により可動体を往復駆動し、ダイヤフラムの
往復動により圧力流体を吐出する電磁ポンプの可
動体に関し、更に詳しくは永久磁石とこれを保持
するフレーム間の間隔設定を容易に変更でき、永
久磁石の寸法の変動に対処し、永久磁石とフレー
ムとの間隔を所定寸法に近付けやすくしようとす
る技術に関する。
[背景技術] 従来、ケーシングに電磁石を対向させて固定
し、電磁石の対向磁極間に複数個の永久磁石を有
する可動体を配し、可動体の両端部にダイヤフラ
ムを取付け、電磁石のコルへの通電により生じる
磁力により可動体を往復駆動し、ダイヤフラムの
往復動により圧力流体を吐出する電磁ポンプにお
いては、第8図に示すようにフレーム21に形成
した分割孔22aに夫々永久磁石9を挿入し、分
割孔22aにおいて永久磁石9をフレーム21に
接着剤24にて接着するのであるが、金型にて成
形される永久磁石9の寸法公差(例えば40mmの長
さの永久磁石9は±0.8mm)があり、一方、永久
磁石9とフレーム21間に間隔は約0.2mmで最大
の接着力を出すことが知られている。従つて金型
で成形される永久磁石9の寸法公差が永久磁石9
とフレーム21との適正関隔よりも大きくて、永
久磁石9とフレーム21との間隔を適正するのが
困難であり、永久磁石9とフレーム21との接着
力のばらつきが生じ、永久磁石9が外れやすい等
の問題があつた。第8図において符号aは40−
0.8mmの長さを示し、符号bは40+0.8mmの長さを
示し、符号cは永久磁石9の長さ40mmを示してい
る。
[考案の目的] 本考案はこのような問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、可動体のフレ
ームと永久磁石との間隔を永久磁石の寸法公差を
吸収して適正な間隔に近付けることが容易にで
き、このことで接着力のばらつきを抑制し、しき
もフレームの強度も高めて永久磁石の外れが生じ
難い電磁ポンプの可動体の構造を提供することに
ある。
[考案の開示] 本考案の電磁ポンプの可動体の構造は、ケーシ
ング7に電磁石8,8を対向させて固定し、電磁
石8,8の対向磁極間に永久磁石9を複数個有す
る可動体10を配し、可動体10の両端部にダイ
ヤフラム1,1を取付け、電磁石8のコイル13
への通電により生じる磁力により可動体10を往
復駆動し、ダイヤフラム1の往復動により圧力流
体を吐出する電磁ポンプにおいて、可動体10の
フレーム21に略ロ字状の取付孔22を穿設し、
取付孔22において変形可能な対向縁から一対の
腕23を略対向させて延出し、これら一対の腕2
3にて分割された取付孔22の分割孔22aに永
久磁石9を挿入し、夫々の分割孔22aにおいて
永久磁石9との間隔を設定して永久磁石9をフレ
ーム21に接着剤24にて接着して成ることを特
徴とするものであり、このように構成することに
よつて、上記目的を達成したものである。つま
り、取付孔22の対向縁から一対の腕23を略対
向させて延出することによつて、これら一対の腕
23にて分割された取付孔22の分割孔22aに
永久磁石19を挿入し、夫々の分割孔22dにお
いてフレーム21の変形に基づいて永久磁石9と
の間隔を容易に設定変更することができ、永久磁
石9の寸法公差を吸収して、永久磁石9とフレー
ム21との間隔を所定通りに近付けることがで
き、接着剤24による接着力のばらつきを抑制
し、永久磁石9をフレーム21に接着剤24にて
安定的に接着することができ、しかも変形された
フレーム21の対向腕23を接着剤24で接着さ
せるから、フレーム21の変形が戻ることがな
く、フレーム21の強度を高めることがき、永久
磁石9の保持強度も高めて永久磁石9の外れを抑
制することができるようにしたものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
ダイヤフラムポンプPはケーシング7に電磁石
8を対向させて固定し、電磁石8の対向磁極間に
永久磁石9を有する可動体10を配し、可動体1
0の両端部にダイヤフラム1を設け、中央ケース
11と側部ケース12,12間にダイヤフラム
1,1を挟持して取り付け、電磁石8のコイル1
3への通電により生じる磁力により可動体10を
往復駆動し、ダイヤフラム1の往動により、ケー
シング7の外部と連通している吸入室14から吸
入弁15を介して吸入圧縮室16に外気を吸入
し、そしてダイヤフラム1の復動により、吸入圧
縮室16から圧力空気を吐出弁17を介し、吐出
室18を経て吐出口19から吐出することができ
るように構成してある。鉄芯20が貫通している
コイルボビンにコイル13を巻いて電磁石8を構
成してあり、このような一対の電磁石8,8を振
動経路を挟んで対向させてある。これら一対の電
磁石8のコイルの巻き方向は互いに逆方向にして
ある。そして振動経路においてフレーム21に永
久磁石9,9を支持した可動体10を上記ダイヤ
フラム1,1間に架設し、電磁石8に交流電流を
印加させることで、可動体10を往復動させてダ
イヤフラム1,1を往復駆動させることができる
ようにしてある。
可動体10のフレーム21には略ロ字状の取付
孔22を穿設してある。取付孔22の対向縁から
一対の腕23を略対向させて延出してある。これ
ら一対の腕23にて分割された取付孔22の分割
孔22aに永久磁石9を挿入し、夫々の分割孔2
2aにおいてフレーム21を変形させて、永久磁
石9との間隔を所定寸法に近付け、永久磁石9を
フレーム21に接着剤24にて接着するのであ
る。
このように、取付孔22の対向縁から一対の腕
23を略対向させて延出して、これら一対の腕2
3にて分割された取付孔22の分割孔22aに永
久磁石9を挿入し、夫々の分割孔22aにおいて
フレーム21を変形させて、永久磁石9との間隔
を容易に設定変更し、永久磁石9の寸法公差を吸
収して、永久磁石9とフレーム21との間隔を所
定通りに近付け、接着剤24による接着力のばら
つきを抑制し、永久磁石9をフレーム21に接着
剤24にて安定的に接着し、しかも変形されたフ
レーム21の対圏向腕23を接着剤24で接着さ
せることで、フレーム21の変形が戻ることがな
く、フレーム21の強度を高め、永久磁石9の保
持強度も高め、永久磁石9の外れを抑制するので
ある。
尚、腕23を対向して延出する形状状態は第6
図乃至第7図のように種々設計変更可能である。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、取付孔において変形可
能な対向縁から一対の腕を略対向させて延出して
あるから、これら一対の腕にて分割された取付孔
の分割孔に永久磁石を挿入し、夫々の分割孔にお
いてフレームの変形に基づいて永久磁石との間隔
を容易に設定変更することができ、永久磁石の寸
法公差を吸収して、永久磁石とフレームとの間隔
を所定通りに近付けることができ、接着剤による
接着力のばらつきを抑制し、永久磁石をフレーム
に接着剤にて安定的に接着することができ、しか
も変形されたフレームの対向腕を接着剤で接着さ
せるから、フレームの変形が戻ることなく、フレ
ームの強度を高めることがき、永久磁石の保持強
度も高めて永久磁石の外れを抑制することができ
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電磁ポンプの縦断面図、第2
図は同上の横断面図、第3図は同上の電磁ポンプ
の原理図、第4図a,b,cは同上の可動体を得
る手順を示す説明図、第5図、第6図及び第7図
は夫々同上の他の実施例のフレームの正面図、第
8図は従来例の永久磁石とフレームとの寸法関係
を示す説明図あり、1はダイヤフラム、7はケー
シング、8は電磁石、9は永久磁石、10は可動
体、13はコイル、21はフレーム、22は取付
孔、22aは分割孔、23は腕、24は接着剤で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシングに電磁石を対向させて固定し、電磁
    石の対向磁極間に永久磁石を複数個有する可動体
    を配し、可動体の両端部にダイヤフラムを取付
    け、電磁石のコイルへの通電により生じる磁力に
    より可動体を往復駆動し、ダイヤフラムの往復動
    により圧力流体を吐出する電磁ポンプにおいて、
    可動体のフレームに略ロ字状の取付孔を穿設し、
    取付孔において変形可能な対向縁から一対の腕を
    略対向させて延出し、これら一対の腕にて分割さ
    れた取付孔の分割孔に永久磁石を挿入し、夫々の
    分割孔において永久磁石をフレームに接着剤にて
    接着して成る電磁ポンプの可動体の構造。
JP6220486U 1986-04-24 1986-04-24 Expired JPH0311433Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6220486U JPH0311433Y2 (ja) 1986-04-24 1986-04-24

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JP6220486U JPH0311433Y2 (ja) 1986-04-24 1986-04-24

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JPS62173568U JPS62173568U (ja) 1987-11-04
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JP6220486U Expired JPH0311433Y2 (ja) 1986-04-24 1986-04-24

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JP2544782Y2 (ja) * 1988-12-27 1997-08-20 日東工器株式会社 電磁式ダイアフラムポンプ用マグネットホルダ

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JPS62173568U (ja) 1987-11-04

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