JPH0311434Y2 - - Google Patents

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JPH0311434Y2
JPH0311434Y2 JP1986062205U JP6220586U JPH0311434Y2 JP H0311434 Y2 JPH0311434 Y2 JP H0311434Y2 JP 1986062205 U JP1986062205 U JP 1986062205U JP 6220586 U JP6220586 U JP 6220586U JP H0311434 Y2 JPH0311434 Y2 JP H0311434Y2
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electromagnet
diaphragm
permanent magnet
certain level
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JP1986062205U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、電磁ポンプに関し、詳しくは電磁石
の対向磁極間に永久磁石を有する可動体を配し、
可動体の両端部にダイヤフラムを取付け、電磁石
のコイルへの通電により生じる磁力により可動体
を往復駆動し、ダイヤフラムの往復動により圧力
流体を吐出する電磁ポンプに関し、更に詳しくは
可動体、特に永久磁石が電磁石に衝突するのを防
止する技術に関する。
[背景技術] 従来、電磁石の対向磁極間に永久磁石を有する
可動体を配し、可動体の両端部にダイヤフラムを
取付け、電磁石のコイルへの通電により生じる磁
力により可動体を往復駆動し、ダイヤフラムの往
復動により圧力流体を吐出する電磁ポンプにおい
ては、左右のダイヤフラム間に可動体を架設して
いて、ゴム製等のダイヤフラムが温度の影響及び
経年変化等によつて伸びや変形が生じ、このため
可動体の支持軸芯が位置ずれし、この結果小間隙
を保つて往復駆動されている可動体が電磁石に接
触し、そして可動体に保持されている永久磁石を
フエライト系にするのに、通常は永久磁石を可動
体のフレームから電磁石側に突出させて保持させ
るのであり、かかる場合、永久磁石が電磁石の鉄
芯に接触することになり、永久磁石に割れや欠け
もしくは永久磁石の脱落等が生じ、ポンプの駆動
が停止してしまうという問題があつた。このよう
なトラブルが生じた場合には、ダイヤフラムとと
もに可動体全体の交換が必要となり、修理費用が
かさむことになる。
[考案の目的] 本考案はこのような問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、ダイヤフラム
の伸びや変形に際しても可動体を電磁石に直接に
接触させるのを回避し、可動体の損傷を回避して
ポンプが停止してしまうのを防止してポンプを稼
動し、、ポンプの寿命を伸ばし、そして修理に際
してはダイヤフラムのみの交換でよく、その修理
費も安くなる電磁ポンプを提供することにある。
[考案の開示] 本考案の電磁ポンプは、電磁石8の対向磁極間
に永久磁石9を有する可動体10を配し、可動体
10の両端部にダイヤフラム1,1を取付け、電
磁石8のコイル13への通電により生じる磁力に
より可動体10を往復駆動し、ダイヤフラム1,
1の往復動により圧力流体を吐出する電磁ポンプ
において、可動体10が電磁石8側に一定以上近
接するのを阻止するとともに、一定以上に近接し
たときに可動体10を摺接往復動自在にガイドす
るガイド手段22を設け、このガイド手段22を
可動体10のフレーム21より突設された当たり
部25と、ダイヤフラム1の変形時に上記当たり
部25が当たるようにコイル13側より突設され
た突起24とにより構成し、この突起24と当た
り部25との間の距離L2をフレーム21から突
出した永久磁石9と電磁石8との間の距離L1
りも短くして成ることを特徴とするものであり、
このように構成することによつて、上記目的を達
成したものである。つまり、可動体10が電磁石
8側に一定以上近接するのを阻止するとともに、
一定以上に近接したときに可動体10を摺接往復
動自在にガイドするガイド手段22を設けること
によつて、ダイヤフラム1,1が温度の影響や経
年変化で伸びや変形が生じて、ダイヤフラム1,
1による可動体10の支持軸芯が位置ずれしたと
しても、ガイド手段22を構成する当たり部25
が突起24に当たることによつて可動体10が一
定以上に電磁石8に近接するのを防止し、可動体
10が電磁石8に接触するのを回避して可動体1
0、特に永久磁石9の損傷を回避し、可動体10
の破壊を無くし、ポンプが突然に停止してしまう
ということがなく、ポンプを稼動することがで
き、その寿命を伸ばし、それでいて可動体10を
破壊しないから、メンテナンスにおいてダイヤフ
ラム1,1のみを交換すればよく、修理費も安く
てすむようにしたものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
ダイヤフラムポンプPはケーシング7に電磁石
8を対向させて固定し、電磁石8の対向磁極間に
永久磁石9を有する可動体10を配し、可動体1
0の両端部にダイヤフラム1を設け、中央ケース
11と側部ケース12,12間にダイヤフラム
1,1を狭持して取り付け、電磁石8のコイル1
3への通電により生じる磁力により可動体10を
往復駆動し、ダイヤフラム1の往動により、ケー
シング7の外部と連通している吸入室14から吸
入弁15を介して吸入圧縮室16に外気を吸入
し、そしてダイヤフラム1の復動により、吸入圧
縮室16から圧力流体を吐出弁17を介し、吐出
室18を経て吐出口19から吐出することができ
るように構成してある。鉄芯20が貫通している
コイルボビンにコイル13を巻いて電磁石8を構
成してあり、このような一対の電磁石8,8を振
動経路を挟んで対向させてある。これら一対の電
磁石8のコイルの巻き方向は互いに逆方向にして
ある。そして振動経路においてフレーム21に永
久磁石9,9を支持した可動体10を上記ダイヤ
フラム1,1間に架設し、電磁石8に交流電流を
印加させることで、可動体10を往復動させてダ
イヤフラム1,1を往復駆動させることができる
ようにしてある。
第5図乃至第7図に示すように、コイル13を
巻いてあるボビン23には可動体10側に突起2
4を突出し、そして可動体10の永久磁石9を接
着剤にて接着保持しているフレーム21には当た
り部25を形成してある。そしてフレーム21か
ら突出している永久磁石9と電磁石8の鉄芯20
間の距離L1よりもボビン23の突起24とフレ
ーム21の当たり部25間の距離L2を短くして
あり、しかして当たり部25が突起24に当接す
ることで、可動体10が電磁石8側に一定以上近
接するのを阻止するとともに、一定以上に近接し
たときには突起24に当たり部25が摺接して可
動体10を摺接往復動自在にガイドすることがで
きるようにしてあり、上記当たり部25及び突起
24とでガイド手段22を構成してある。
このように、可動体10が電磁石8側に一定以
上近接するのを阻止するとともに、一定以上に近
接したときに可動体10を摺接往復動自在にガイ
ドすることによつて、ダイヤフラム1,1が温度
の影響や経年変化で伸びや変形が生じて、ダイヤ
フラム11,1による可動体10の支持軸芯が位
置ずれしたとしても、ガイド手段22を構成する
当たり部25が突起24に当たることによつて可
動体10が一定以上に電磁石8に近接するのを防
止し、可動体10が電磁石8に接触するのを回避
して可動体10、特に永久磁石9の損傷を回避
し、可動体10の破壊を無しく、ポンプが突然に
停止してしまうということがなく、ポンプを稼動
することができ、その寿命を伸ばし、それでいて
可動体10を破壊しないから、メンテナンスにお
いてダイヤフラム1,1のみを交換すればよく、
修理費も安くてすむのである。
そしてボビン23側の突起24及び可動体10
のフレーム21の当たり部25をガイド手段22
と総称するがこのような構成は第8図及び第9図
のように種々設計変更可能である。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、可動体が電磁石側に一
定以上近接するのを阻止するとともに、一定以上
に近接したときに可動体を摺接往復動自在にガイ
ドするガイド手段を設けこのガイド手段を可動体
のフレームより突設された当たり部と、ダイヤフ
ラムの変形時に上記当たり部が当たるようにコイ
ル側より突設された突起とにより構成し、この突
起と当たり部との間の距離をフレームから突出し
た永久磁石と電磁石との間の距離よりも短くして
あるから、ダイヤフラムが温度の影響や経年変化
で伸びや変形が生じて、ダイヤフラムによる可動
体の支持軸芯が位置ずれしたとしても、ガイド手
段を構成する当たり部が突起に当たることによつ
て可動体が一定以上に電磁石に近接するのを防止
し、可動体が電磁石に接触するのを回避して可動
体、特に永久磁石の損傷を回避し、可動体の破壊
を無しく、ポンプが突然に停止してしまうという
ことがなく、ポンプを稼動することができ、その
寿命を伸ばし、それでいて可動体を破壊しないか
ら、メンテナンスにおいてダイヤフラムのみを交
換すればよく、修理費も安くてすむという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電磁ポンプの縦断面図、第2
図は同上の横断面図、第3図は同上の可動体、ダ
イヤフラム及び電磁石の関係を示す説明図、第4
図a,bは同上の作動原理図、第5図は同上のガ
イド手段の一実施例の断面図、第6図は第5図の
A−A線断面図、第7図は同上の平面図、第8図
a,bは同上の他の実施例の正面図、平面図、第
9図a,bは同上の更に他の実施例の正面図、平
面図であり、1はダイヤフラム、8は電磁石、9
は永久磁石、10は可動体、13はコイル、22
はガイド手段、21はフレーム、24は突起、2
5は当たり部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁石の対向磁極間に永久磁石を有する可動体
    を配し、可動体の両端部にダイヤフラムを取付
    け、電磁石のコイルへの通電により生じる磁力に
    より可動体を往復駆動し、ダイヤフラムの往復動
    により圧力流体を吐出する電磁ポンプにおいて、
    可動体が電磁石側に一定以上近接するのを阻止す
    るとともに、一定以上に近接したときに可動体を
    摺接往復動自在にガイドするガイド手段を設け、
    このガイド手段を可動体のフレームより突設され
    た当たり部と、ダイヤフラムの変形時に上記当た
    り部が当たるようにコイル側より突設された突起
    とにより構成し、この突起と当たり部との間の距
    離をフレームから突出した永久磁石と電磁石との
    間の距離よりも短くして成る電磁ポンプ。
JP1986062205U 1986-04-24 1986-04-24 Expired JPH0311434Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986062205U JPH0311434Y2 (ja) 1986-04-24 1986-04-24
KR870002704A KR870010315A (ko) 1986-04-24 1987-03-24 전자식 펌프

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JP1986062205U JPH0311434Y2 (ja) 1986-04-24 1986-04-24

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JPS62173566U JPS62173566U (ja) 1987-11-04
JPH0311434Y2 true JPH0311434Y2 (ja) 1991-03-19

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JP1986062205U Expired JPH0311434Y2 (ja) 1986-04-24 1986-04-24

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