JPH03113958A - 読取装置 - Google Patents

読取装置

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JPH03113958A
JPH03113958A JP1251171A JP25117189A JPH03113958A JP H03113958 A JPH03113958 A JP H03113958A JP 1251171 A JP1251171 A JP 1251171A JP 25117189 A JP25117189 A JP 25117189A JP H03113958 A JPH03113958 A JP H03113958A
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JP
Japan
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holder
film
image
frame
reading
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Pending
Application number
JP1251171A
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English (en)
Inventor
Masazo Ishiyama
石山 雅三
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はネガフィルム、又はポジフィルム等の透過画像
を拡大投影して画像を読取る読取装置に関する。
〔従来技術〕
近年、ディジタルフルカラー複写機が登場したことによ
って、ネガ、又はポジのカラー写真フィルムに対しても
印画紙を用いることなく、普通紙上に手軽に複写できる
ようになっている。
写真フィルムを複写する為に画像を読取る方式として従
来知られているのは、写真フィルムの画像全体をプロジ
ェクタによって原稿台上に拡大投影した状態で、走査光
学系にて読取るものがある。
これに対して本出願人は画像の一部をスリット状に拡大
投影し、写真フィルムをスリットと直交する方向に移動
させることにより、投影領域を変えていき、走査光学系
を固定した状態で画像全体を読取る装置を提案している
(特願昭63−y193789号等)。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、後者の写真フィルムを移動させることによっ
て画像を読取る方式で重要なことは、読取中、即ちフィ
ルムを移動させている間、フィルムの投影部分における
読取部までの距離を投影領域全域に亘って常に一定に保
つことであり、これが正しく行われないと、投影画像の
ピントがずれてしまい高精度に画像を読取ることができ
ない。
本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、ホ
ルダに保持されたフィルムを投影し、ホルダを移動させ
ながら読取る際に、読取中、正確に投影画像のピントを
合わせてお′くことが可能な読取装置の提供を目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る読取装置は、投影レンズに臨ませた透過画
像を保持するホルダをこれの面方向へ移動させ、透過画
像を読取部へ部分的に投影していくことにより、画像全
体を読取る読取装置において、前記投影レンズの光軸に
透過画像を直交させた状態にホルダを保持するホルダ保
持部材と、該ホルダ保持部材を、透過画像と投影レンズ
との間隔を一定に保った状態でホルダの移動方向へ案内
する手段とを具備することを特徴とする。
〔作用〕
透過画像を保持するホルダは、ホルダ保持部材に透過画
像を投影レンズの光軸に直交させた状態に保持される。
そしてホルダ保持部材は透過画像と投影レンズとの間隔
を一定に保った状態でホルダの移動方向へ案内される。
これにより、投影レンズと光軸における透過画像の投影
部分との間隔は、ホルダが移動されている間、透過画像
における投影領域全域に亘って一定に維持され、読取部
に対する投影距離が読取部における投影領域全域に亘っ
て変化しない状態で画像全体が読取られる。
〔実施例〕
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づき具体的に
説明する。第1図は本発明に係る読取装置の内部構造を
示す縦断面図であり、読取装置本体1は上面に原稿台ガ
ラス11を備え、これの下方に読取ヘッド3を備える読
取部を配設しである。
読取ヘッド3は夫々読取装置本体1の奥行き方向に長い
読取部光源31.読取用レンズ32及び読取センサ33
を備える。読取用レンズ32は例えば収束性ロンドレン
ズを用いてなり、読取センサ33は複数の固体撮像素子
(CCD )を−列に配してなるものである。
読取ヘッド3は読取装置本体1の幅方向に延設されたレ
ール42上に支持されており、ヘッド駆動モータ41.
ワイヤ43及びプーリ44による駆動機構を介して読取
装置本体1の幅方向へ移動可能に構成されている。即ち
、読取へラド3は原稿台ガラス11に載置される通常の
原稿に対して読取部光源31を点灯照射させ、その反射
光を読取用レンズ32を介して読取センサ33上へ結像
させてCCDの配列方向に原稿画像を走査(主走査)す
ると共に、この状態で読取ヘッド3を幅方向、例えば第
1図の右から左へ移動させることにより原稿画像全体を
走査(副走査)する。
原稿台ガラス11の左側には、原稿台ガラス11の奥行
き方向に長い長方形状の開閉部2が設けてあり、本発明
に係るフィルム画像の読取り時に使用される。開閉部2
は読取ヘッド3の読取用レンズ32の長さと略等しく、
奥行き方向に長いミラー21及びフレネルレンズ12を
備えており、ミラー21は読取装置本体1の左側へ開放
可能に側縁部を蝶着させた蓋22の裏面に装着され、フ
レネルレンズ12は読取装置本体1の上面に蓋22によ
って封止されるように取付けられている。
フレネルレンズ12の下方はフィルム読取時における読
取ヘッド3の停止位置になっている。フィルム読取時に
はフレネルレンズ12の下方に読取用レンズ32を位置
させ、蓋22を右45度上方に開いた位置で固定させる
ことにより、次に説明するプロジェクタ5により読取装
置本体1の右側から奥行き方向に長いスリット状に拡大
投影されるフィルム画像を蓋22のミラー21によって
90度下方へ反射させて読取センサ33上へ導くように
なっている。
プロジェクタ5は読取装置本体1の右側部に、左側を前
方、即ち投影方向として取付けられるように構成してあ
り、第2図にプロジェクタ5の拡大縦断面図を示す。プ
ロジェクタ5は上部の前側から後側にかけて投影レンズ
501.フィルムスキャン機構51及びスリット照明系
52を、下部の前後にフィルムスキャン機構の動力部5
3及び光源用電源517を夫々配しである。後部に配設
されるスリット照明系52は光源512の前方にシリン
ドリカルレンズ511及びコンデンサレンズ510を、
後方に反射鏡513を夫々配しである。シリンドリカル
レンズ511は光源512の光を水平方向、即ち読取セ
ンサ33の長手方向である読取装置本体1の奥行き方向
に細長くスリット状に変化させる為のものであり、この
照明光は次のコンデンサレンズ510にて集光され、そ
の前方に配設されるフィルムスキャン機構51に投射さ
れる。反射鏡513は光源512より後方へ照射される
光を有効利用すべく、前方へ反射する為のものである。
これらの照明系の下部には冷却ファン514及び光源用
電源517が設けてあり、冷却ファン514の回転によ
り点灯時に光源512及び光源用電源517から発生す
る熱を外部へ放出する。
フィルムスキャン機構51は読取対象であるフィルムを
保持する長板状のホルダ6をこれの長手方向を上下方向
として装填し、ホルダ6をその長手方向へ移動させるも
のである。
第3図はホルダ6の外観斜視図であり、6aはネガフィ
ルム用、6bはポジフィルム用のホルダである。ネガフ
ィルム用ホルダ6aは、−船釣な6コマ単位に裁断され
た35龍フィルム片を1片、またポジフィルム用ホルダ
6bはスライド投影機に対応するように紙、又は樹脂製
のマウントに収められた状態のものを3枚、夫々2枚の
ガラス板の間に挟持状態に保持するものであり、各々ガ
ラス板を備える一対のフレーム同士をヒンジにて開閉可
能に結合しである。
第4図はネガフィルム用ホルダ6aを開いた状態を示す
斜視図であり、ガラス板62aを内側に備える磁性材製
のフレーム60aは、同じくガラスvi63 aを内側
に備える磁性材製のフレーム61aと、これらの長辺側
の側縁に設けたヒンジ64aにて連結しである。各フレ
ーム60a、61aはフィルムに照明光を透過させる為
に外側から各ガラス板62a 、 63aを露出させる
開口部を夫々設けてあり、ホルダを閉じる場合はフレー
ム60aの内側のガラス板62aの側部に設けた磁石6
5a、65aによりフレーム61aを吸着させてフィル
ム片を保持する構成としである。
ガラス板62aには、フィルム片を保持する際にフィル
ム片の幅方向及び長手方向の位置決めを行う為の5つの
突子66aが形成してあり、フィルム片はまず幅方向を
規制する為の4つの突子の間に載置された後、端部近傍
に1つ設けられた突子にフィルム片の一端を当接させる
ことにより所定の位置にセットされる。ガラス板63a
には前記突子66aが嵌合する5つの孔67aが形成し
てあり、これによりホルダを閉じた場合、フィルム片は
各ガラス板62a、63aの間に密着状態に挟持される
。フレーム60aの外側面には第3図に示すようにフィ
ルム片の画像のコマ数に対応する1〜6の数字が表示し
である。フレーム51aのヒンジ64aが設けられてい
ない側縁部には、装置側がネガフィルムが保持されたホ
ルダであることを判別する為の切欠部68aがホルダの
長手方向の全域に亘って形成しである。
また、フレーム61aのヒンジ64aが設けられている
部分には、同じく装置側が読取対象として選択された画
像が第3図に示すようにホルダの下から1コマ目か、2
コマ目以降の画像かを判別する為の帯状の反射部材69
aがこれの面をガラス板63aの板面と平行にしてホル
ダの長手方向の全域に亘って形成しである。
更にヒンジ64aの外側部分には第3図に示す如く保持
されたフィルム片の各画像の位置に対応してv型の切欠
部が6箇所形成してあり、後述するホルダチャックへの
装着に使用される。
第5図はポジフィルム用ホルダ6bを開いた状態を示す
斜視図である。主要構成はネガフィルム用ホルダ6aと
同様である。異なる部分について説明すると、フレーム
60bに備えられたガラス板62bにはフィルム画像1
コマと略等しい大きさの長方形の凸部66bがホルダの
長手方向に3つ設けてあり、フレーム61bに備えられ
たガラス板63bにはホルダを閉じた時にこれらの凸部
66bと対向する位置に同形同寸の凸部67bが同様に
3つ設けである。つまり、これらの凸部66b、67b
はマウントの中央部に収容されたポジフィルムをフィル
ムの両面から密着挟持する為に設けであると共に、マウ
ントを載置する際の位置決めにもなる。また、ホルダ内
に保持されたマウントは各マウント同士の間に空間が形
成されるように凸部の間隔が設定してあり、この空間部
分を投影してポジフィルムのシェーディングデータを得
るようになっている。
フレーム61bの外側の両側縁部には、装置側がポジフ
ィルムが保持されたホルダであることを判別する為の反
射部材68bと、同じく装置側が読取対象として選択さ
れた画像が第3図に示すように下から1コマ目か、2コ
マ目以降のコマかを判別する為の反射部材69bとが夫
々帯状にこれらの面をガラス板63bの板面と平行にし
てホルダの長手方向の全域に亘って設けである。また、
フレーム60bの外側のヒンジ64b寄りの下端部(第
3図参照)には後述するフィルタホルダ切換用の突起6
00が設けである。
第6図はフィルムスキャン機構51及び投影レンズ50
1の構成を示す後方からの斜視図、第7図はその平面図
である。フィルムスキャン機構51は前述したネガフィ
ルム用ホルダ6a、及びポジフィルム用ホルダ6bの2
種類があるホルダ6をこれの長手方向を上下方向とし、
ガラス面、即ちフィルムをスリット照明系の光軸と直交
させて装着するホルダチャック527.光軸と直交する
上下方向の軸と平行に立設されたスライドシャフト50
4にその基端側を嵌挿させ、先端側にて前記ホルダチャ
ック527を側方から支持するスキャナアーム526゜
該スキャナアーム526と係合状態にスライドシャツ)
 504に一端を嵌挿させ、他端をスライドシャフト5
04と平行に設けられたスキャン螺子軸508に螺合嵌
挿させたスキャナ524を備える。
第8図及び第9図は夫々ホルダチャック527によるネ
ガフィルム用ホルダ6a及びポジフィルム用ホルダ6b
の装着状態を示す外観斜視図であり、第8図(al及び
第9図(a)はプロジェクタ5の後方からの斜視図、第
8図(b)及び第9図(′b)はプロジェクタ5の前方
からの斜視図である。ホルダチャック527はホルダ6
に保持されたフィルム画像の1コマより一回り大きく、
画像の長辺方向に対応する部分が少し長い開口部527
bを備える後部枠527aを有し、該後部枠527aの
両側縁部をホルダ6の厚み分前力へ延長してそれらの端
部が対向するように夫々後部枠527aと平行に折り曲
げた前部枠527d、527eを形成し、これらの枠の
中にホルダ6を上下方向に挿通させるようにしたもので
あり、前部枠527d、527e同士の間隔は前記開口
部527bの幅と略等しくし、枠内を前方へ露出させで
ある。後部枠527aにおける開口部527bの一側部
、前部枠527e側の部分は後方へ突出され、内部に上
下方向に連通ずる空間を有するフィルタ切換枠527f
が形成してあり、該フィルタ切換枠527fの後部壁に
は上下方向に長孔527gが内部と外部とを連通させて
設けである。
ネガフィルム用ホルダ6aはフレーム60aを、ポジフ
ィルム用ホルダ6bはフレーム60bを夫々後部枠52
7aに向けて、即ちプロジェクタ5の後方へ向けて挿入
させるようになっており、このときホルダチャック52
7の前部枠527eとフィルタ切換枠527fとの間の
側部に内部へ付勢させ突出させた状態で設けであるクリ
ック527cが各ホルダのヒンジ部分に形成された切欠
部の1つに嵌合されることにより、所望の画像をホルダ
チャック527内に位置させた状態でホルダを装着でき
る。つまり、第8図(a)に示すようにネガフィルム用
ホルダ6aの3コマ目の画像をセットする場合は、クリ
ック527cがヒンジ64aの3コマ目の画像の横に形
成された切欠部に嵌合される結果、ホルダが装着固定さ
れて3コマ目の画像が後部枠527aの開口部527b
の上部寄りに位置し、後部枠527aの上部に3コマ目
であることを示すフレーム60aの数字3が位置する。
ポジフィルム用ホルダ6bの装着についても同様であり
、第9図(alでは2コマ目の画像がセットされている
。このポジフィルム用ホルダ6bの装着時はフレーム6
0bの突起600がフィルタ切換枠527fの内部を挿
通するようになっている(第10図(a)参照)ホルダ
チャック527の前部枠527dには、これの上端部寄
りに反射光学式のセンサS1が検出域を内部へ臨ませて
配設しである。このセンサS1は装着されるホルダ6が
ネガフィルム用か、ポジフィルム用かを判別する為のも
のである。この判別はネガフィルムを読取る場合、読取
前にフィルムベースの特性を認識しておく必要がある為
である。
第10図はホルダチャック527によるネガフィルム用
ホルダ6a及びポジフィルム用ホルダ6bの装着状態を
示す平面図である。センサS1は第10図(a)に示す
ポジフィルム用ホルダ6bを装着した場合に、対向する
反射部材68bによって反射光を受光して信号を検出す
るようになっている。一方、第10図(b)に示すネガ
フィルム用ホルダ6aを装着した場合では、フレーム6
1aに形成した切欠部68aがセンサS1に対向するよ
うになっている為、センサS1はネガフィルム用ホルダ
6aの装着中反射光を受光せず、信号を検出しない。こ
れにより装置側はセンサS1がオンしている場合はポジ
フィルムが、オフしている場合はネガフィルムが夫々装
着されていることを認識する。
センサS1が設けられたホルダチャック527の前部枠
527dと反対側の前部枠527eには、これの下端部
に突出させて検出域をホルダの突出域に臨ませた反射光
学式のセンサS2が設けである。センサS2はホルダチ
ャック527にセットされたフィルム画像がホルダ挿入
側先端部の1コマ目か、2コマ目以降かを判別する為の
ものであり、これはシェーディングデータを得る為の投
影位置を1コマ目の画像読取時だけについては、1つ後
の2コマ目の画像との間の部分とし、2コマ目以降の画
像ではその1つ前の画像との間の部分とするように構成
した為である。即ち、1コマ目と2コマ目との間の部分
は重複して使用されることになり、投影位置にセットす
る為のホルダの移動量を1コマ目と2コマ目以降とで変
える必要がある為である。第9図(b)はポジフィルム
用ホルダ6bにて1コマ目の画像をセットした状態であ
るが、このときセンサS2の検出域にはホルダが突出し
ていないのでセンサS2はオフで、センサS1のみがオ
ンとなっている。
この検出状態によりポジフィルム用ホルダ6bの1コマ
目の画像がセントされていることを認識するようにして
あり、2コマ目以降ではホルダヂャ7り527から下方
へ突出するホルダ6bの反射部材69bがセンサS2に
対向する結果、センサS2もオンとなり、両センサがオ
ンしていることにより、2コマ目以降の画像がセットさ
れていることを認識できる。同様に第8図(b)に示す
ネガフィルム用ホルダ6aではセンサS2にホルダ6a
の反射部材69aが対向する結果、センサS2がオンし
、センサS1がオフしていることにより、ネガフィルム
用ホルダ6aの2コマ目以降の画像がセットされている
ことを認識し、1コマ目ではセンサS1.32共にオフ
することになる。
次にスキャナアーム526は第6図に示すようにホルダ
チャック527を後部枠527aの上下から挟持するよ
うに、開口部527bの中心を上下方向に通る線上に夫
々軸心を位置させたビン528.528にて回動可能に
支持しである。スキャナ524のスライドシャフト50
4に対する嵌挿部分の外側には、スキャナアーム526
をスライドシャフト504を中心とする時計回転方向へ
付勢する圧接バネ525が取付けである。
スキャン螺子軸508は両端部近傍をベアリング523
 、523にて支持され、下端部に取付けたシンクロプ
ーリ521ヘシンクロベルト522を介してシンクロプ
ーリ520を回転軸に取付けたスキャンモータ515の
駆動力が伝達されて回転する。スキャンモータ515は
ドライバユニット516(第2図参照)により駆動制御
される。
スキャン螺子軸508が回転すると、スキャナ524は
一端をスライドシャフト504に嵌挿させであるので、
スキャン螺子軸508の螺合嵌挿部分を中心とした回転
が規制される結果、スライドスライドシャフト504に
案内され、スキャン螺子軸508の回転方向に応じた上
、又は下方向へ移動される。
このスキャナ524の移動に伴いスキャナアーム526
も同時に移動され、これに支持されたホルダチャック5
27及びホルダ6が上下方向へ移動される。
ここでホルダ6に保持されたフィルム画像の1コマは、
スリット照明系52によって画像の一部がホルダの長平
方向と直交する幅方向に細長く照明される。この状態で
ホルダ6が上下方向、即ち長平方向へスキャン動作され
ることにより画像の長さ方向に照明領域が移動されてゆ
き、画像全域を照明できる。この照明領域の連続的な変
更に伴う投影領域の変更により、読取ヘッド3は停止状
態で画像全体の投影像を読取ることができるのである。
ここで画像全体を均一に読取る為には、スキャン動作中
、フィルム画像が常にスリット照明系52の光軸と直交
状態にあることが不可欠である。まず、ホルダ6の移動
方向については、スキャナアーム526によるホルダチ
ャック527の支持軸線が光軸と直交するように構成し
てあり、更にスキャナアーム526が案内されるスライ
ドシャフト504が光軸と直交する上下方向の軸と平行
に配設しであるので、フィルム画像の光軸部分ではホル
ダ6の移動領域全域に亘って光軸との直交状態を確保で
きる。次に光軸の両側、即ちスリット光の長手方向につ
いては、上記構成だけで直交状態を確保するのは困難で
あり、スリット光の両端部の投影画像がぼける虞がある
。そこで次に説明する一対の案内ローラが用いられる。
第11図は投影レンズ周囲の構成を示す後方からの斜視
図である。投影レンズ501は外筒502内に装着され
ており、該外筒502のレンズ501の後部の内周面に
はスリット照明系52の光軸と直交する水平方向の相対
する位置に一対の案内ローラ509がこれらローラ面を
少し後方へ突出させて設けである。案内ローラ509は
夫々ホルダ6の前面に露出しているガラス板の両側縁部
分近傍に当接し、ホルダ6の上下方向の移動に伴って回
転するようになっている。外筒502の外周面には前記
各案内ローラ509の両外側の位置に磁石部材507 
、507が設けである。磁石部材507は案内ローラ5
09の後方への突出位置よりも少し前方の位置にスリッ
ト照明系の光軸の高さを中心として上下方向に長い長方
形状をなす磁石面を後方へ向けて配設しである。
つまり、スキャナアーム526は圧接バネ525にて付
勢されることにより、ホルダチャック527がスリット
照明系の光軸上の前方へ付勢され、更にホルダチャック
527に装着されたホルダ6のフレームが磁性材製であ
ることにより、磁石部材507にて投影レンズ501側
へ吸引されることになり、ホルダ6前面のガラス板の両
側縁部分近傍に両側の案内ローラ509 、509が当
接される。
この結果、フィルム画像はスリット光の長手方向につい
ても、スキャン動作中、光軸との直交状態を確保できる
ので前述したホルダ6の移動方向と共に画像全体を光軸
と直交状態にすることができる。同時に光軸部分におけ
る投影レンズ501とホルダ6内のフィルム面との間隔
はスキャン動作中、スリット光の長手方向、即ち水平方
向に亘って常に一定に維持することができる為、この間
隔を読取ヘッド3に対して投影像のピントが合う状態に
各構成部材を配置することにより、常に投影領域全域に
亘ってピントが合った状態にホルダ6を装着でき、装着
の都度、画像のピント合わせを行う必要がない。
なお、本実施例においては、投影レンズ501とホルダ
6内のフィルム面との間隔を維持するのに、スキャナ5
24に設けた圧接バネ525及び磁石部材507を用い
る構成としであるが、これらに代えてホルダ6のフレー
ムの両側に長手方向の全域に亘って保合片を設け、これ
らに係合する部材を外筒502に引張りバネ等と共に設
けることによりホルダ6をレンズ側へ付勢する構成とし
ても良く、またホルダ6のガラス板には案内ローラ50
9を当接させる構成としであるが、ローラ状のものに限
らず、例えば球面状の固定部材等を用いても良い。
上記フィルムスキャン機構とスリット照明系との間には
、フィルタホルダ505が配設しである。
フィルタホルダ505はネガフィルム読取用のLigh
tB alancingフィルタ(色温度変換用フィル
タ、以下、LBフィルタという)530及びポジフィル
ム読取用のNeutral Densftyフィルタ(
以下、NDフィルタという)531を同一面上に並設し
たものである。ネガフィルムとポジフィルムとではその
光学特性が大幅に異なる。第12図は各フィルムの分光
透過率を示すグラフである。図中A、B、Cは3種類の
ネガフィルム、Dはポジフィルムである。
図から分かるようにネガフィルムの方が透過率が低く、
その分光特性も短波長になるにつれて低くなっている。
この為、ネガフィルムを透過した光は、長波長(赤)が
多く、短波長(青)が少ない状態となってしまい、第1
3図(a)に示す如き特性を有するLBフィルタ530
を通すことにより補正を行う。一方、ポジフィルムには
第13図(′b)に示す如き特性を有するNDフィルタ
を用いることにより減光を図る。これは本プロジェクタ
が透過率の低いネガフィルムを使用することに対応して
、読取センサ33の読取りに必要なだけの光量が得られ
る光源を用いている為であり、この光源により3倍近く
透過率の高いポジフィルムを透過した場合に起こる光量
過剰を防止するのである。なお、NOフィルタ531は
光源の光量調節によって補正できる場合は、省略するこ
とができる。
第14図はフィルタ切換機構のプロジェクタ前方からの
斜視図である。NDフィルタ531及びLBフィルタ5
30を上下に装備するフィルタホルダ505は、スリッ
ト照明系の光路を中心とした両側に配設された対称形状
のフレーム540a、540bの前部に保持されている
。フレーム540a、540bにはスリット照明系の光
軸高さを中心として上下方向に長孔541a。
541bを設けてあり、これらにフィルタホルダ505
の両側に2本ずつ上下に設けたスライドビン532を嵌
挿させることによりフィルタホルダ505は上下に移動
可能となっている。フィルタホルダ505の移動域の上
限、即ち各上側のビン532,532が長孔541a、
541bの上端部に当接する位置ではLDフィルタ53
0の中心がスリット照明系の光軸と直交するようになし
てあり、同様に下限、即ち各下側のビン532,532
が長孔541a、541bの下端部に当接する位置では
NDフィルタ531の中心が光軸と直交するようになし
である。フィルタホルダ505の中央部の両側にはリン
ク533a及び533bの各支点が数句けてあり、これ
らの他端に形成されたビン534a、534bがフレー
ム540a、 540bにスリット照明系の光軸高さと
等しく前後に形成された長孔542a、542bに嵌挿
させである。そしてビン534a、534bには、各フ
レーム540a、 540bの前部に光軸高さに設けた
係合部にそれらの一端を掛けた引張バネ543a、54
3bの各他端が掛けである。つまり、フィルタホルダ5
05はリンク533a及び533bのビン534a、5
34b側が夫々引張バネ543a、543bによって前
方へ付勢される為、移動域の上玉、又は下限のいずれの
フィルタ切換位置でも確実に停止される。
フィルタホルダ505の前面のフレーム540a側の中
央部には、切換用クリック535が前方へ突出させて設
けてあり、該切換用クリック535はホルダチャック5
27のフィルタ切換枠527rの長孔527g内に挿入
されるようになっている。ここで切換用クリック535
の先端はフィルタ切換枠527fの前面より少し後ろに
あり、上下に連通ずる空間に位置するようになしである
(第15図参照)。また、長孔527gはホルダチャッ
ク527の移動域全域に亘って両端部が切換用クリック
535と当接しないようにその長さを定めである。
第15図はフィルタホルダ505の切換動作を示す縦断
面図である。フィルタホルダ505はホルダチャック5
27へのホルダ6の装着動作と連動して、装着されたホ
ルダの種類、即ちフィルムの種類に応じたフィルタに切
換わるようになっている。ホルダ6の着脱は、図示しで
あるホルダチャック527のホームポジションで行うよ
うになっており、この位置はプロジェクタ5の上部外装
面からホルダチャック527の上端が少し突出する状態
に定めてあり、プロジェクタ5の上部でオペレータがホ
ルダ6を容易に着脱できるように構成しである。まず、
第15図(alはネガフィルム用ホルダ6aの1コマ目
の画像の装着41を示してあり、図中L1はスリット照
明系52の光軸である。フィルタホルダ505はホルダ
チャック527にホルダが装着されていないとき、移動
域の上限に位置され、LBフィルタ530を光軸L1に
セットしである。この状態でネガフィルム用ホルダ6a
の何コマ目がホルダチャック527に挿入装着されても
、ホルダチャック527の長孔527g内に挿入された
フィルタホルダ505の切換用クリック535には何も
接触しない為、フィルタホルダ505の状態は変化しな
い。つまり、ネガフィルムに対応したLBフィルタ53
0のセット状態が維持されるのである。
第15図(b)はポジフィルム用ホルダ6bの装着状態
を示しである。ホルダ装着前、フィルタホルダ505は
前述した如<LBフィルタ5300セット状態にある。
ポジフィルム用ホルダ6bを挿入してゆくと、Hlの位
置でポジフィルム用ホルダ6bに形成された突起600
がフィルタホルダ505の切換用クリック535に当接
し、フィルタホルダ505を押し下げてゆく。ホルダ6
bをH2の位置まで挿入すると、ホルダフィルタ505
は移動域の下限に達し、NDフィルタ531が光軸Ll
にセントされる。更にホルダ6bを挿入してゆ(と、突
起600は切換用クリ・ツク535を押し超え、図示し
である1コマ目の画像のセット位置でホルダチャック5
27に装着される。
この後、画像の読取りが全て終了してポジフィルム用ホ
ルダ6bをホルダチャック527から取り外す際は、逆
に突起600が下から切換用クリック535に当接する
ことにより、フィルタホルダ505を押し上げてゆき、
再びLBフィルタ530を光軸L1にセ・)卜する。そ
してこの状態で突起600が切換用クリック535を押
し超え、ホルダ6bがホルダチャック527から抜き取
られる。
次に以上の如く構成された本発明装置を複写機に適用し
た場合のフィルム画像の読取動作について説明する。ま
ず、その前にスキャナ524によるホルダチャック52
7の基本的な移動位置について説明しておく。第18図
はホルダチャック527の移動位置を示す模式図である
。第18図(alは前述したホームポジションを示して
あり、ホルダチャック527の上端部をプロジェクタ5
の上部外装面から少し突出させである。この位置をプロ
ジェクタ5のホームポジション、即ち使用開始時及び終
了時の位置とすることにより、オペレータによるホルダ
6の着脱及び同一ホルダ内の画像の設定変更を容易に行
わしめるようになっている。第18図(b)はスキャン
開始位置を示してあり、光軸部分にホルダチャック52
7内にセットされた画像Fの下端を位置させである。第
18図(C)はスキャン終了位置を示してあり、光軸部
分にホルダチャック527内にセットされた画像Fの上
端を位置させである。つまり、画像Fのスキャンはホル
ダチャック527を上から下へ移動させることによって
行われ、読取ヘッド3は画像Fの下端から上端へ画像を
読取るようになっている。このように構成したのは通常
の原稿を読取る際の読取ヘッド3の副走査時の画像読取
方向(本実施例においては読取装置本体1の右から左方
向)と一致させる為である。
さて、第16図及び第17図は読取動作の手順を示すフ
ロー°チャートであり、第16図はそのメインルーチン
を示しである。予め、プロジェクタ5と読取装置本体1
とは図示しない信号ケーブル及び電源ケーブル等の接続
がなされ、読取動作を連動して行うようになっており、
読取装置本体lはフィルム画像の読取状態、即ち開閉部
2の蓋22が所定の角度に開かれ、読取ヘッド3が開閉
部2の下方に停止された状態に設定されている。そして
オペレータにより、ホルダ6内の所望の画像がホームポ
ジションにあるホルダチャック527にセットされる。
まず、ステップS1ではセットされたフィルムがネガフ
ィルムか、ポジフィルムかをセンサS1がオンしている
か、否かによって判別する。次にセットされた画像が1
コマ目か、2コマ目以降かをセンサS2がオンしている
か、否かによって夫々判別する(ステップS2.S?)
。これらの判別結果に基づいてフィルムスキャン機構5
1によりホルダチャック527をシェーディングデータ
を得る為の所定の位置に移動させる(ステップS3.S
4.S8゜S9)。
第19図はネガフィルムによるシェーディング位置の説
明図であり、第19図(alは1コマ目の画像セット時
、第19図(′b)は4コマ目の画像セット時を夫々示
しである。本発明装置にあってはネガフィルムのシェー
ディングデータを得るのに専用のフィルムを使用するこ
となく、読取り対象のフィルム片に形成されている画像
同士の間の部分、即ち未露光部分を投影することにより
シェーディングデータ及びフィルムベースの認識を行う
構成としである。そこで6コマの各画像について夫々最
もホームポジションからの移動量が少なくて済む1つ前
の画像との間の未露光部分をシェーディング位置とする
のであるが、1コマ目の画像だけについては、1つ後の
2コマ百の画像との間の未露光部分を重複して使用する
。即ち、第19図(a)では1コマ目の画像がセットさ
れた為、2コマ目との間の未露光部分が光軸L2の高さ
になるようにホルダチャソク527を移動させた位置(
A)をシェーディング位置としである。また、第19図
(h)では4コマ目の画像がセットされた為、3コマ目
との間の未露光部分が光軸し2の高さになるようにホル
ダチャック527を移動させた位置(B)をシェーディ
ング位置としである。
第20図はポジフィルムによるシェーディング位置の説
明図であり、第20図(alは1コマ目の画像セット時
、第20図(b)は3コマ目の画像セット時を夫々示し
である。ポジフィルムについても基本的にネガフィルム
と同様であるが、ポジフィルムについてはフィルムベー
スを認識する必要がなく、シェーディングデータのみを
採取すれば良い為、フィルム及びマウント部分以外のホ
ルタ6bのガラス板部分をシェーディング位置として投
影する。そこで第20図(aJでは1コマ目の画像がセ
・ノドされた為、1コマ目のマウントと2コマ目のマウ
ントの間の部分が光軸L2の高さになるようにホルダチ
ャック527を移動させた位置(C)をシェーディング
位置としである。また、第20図(blでは3コマ目の
画像がセットされているが、画像のセット位置がホルダ
チャック527の上部寄りにあり、開口部527b内の
下部に3コマ目のマウントと、2コマ目のマウントとの
間の部分が位置し、更にこの部分は光軸L2の高さとな
る為、そのままの位置、即ちホームポジションがシェー
ディング位置となり、ホルダチャック527を移動させ
る必要はない。
さて、上述の如くフィルムの種類及びセ・7トされた画
像のコマ数に応じた所定のシェーディング位置へホルダ
チャック527を設定した後は、シェーディング補正を
行うべく光源512を点灯して投影光を読取センサ32
上へ導き結像させる。この読取センサ32の検出結果に
基づいて公知のシェーディング補正を行う (ステップ
S5.SIO)。本発明装置にあっては読取ヘッド3を
停止させ、フィルムに対するスリット状の投影領域を変
えて画像全体を読取る構成としであることにより、常に
スリット照明系52の光軸を読取センサ32の中心に位
置させ得る為、シェーディングデータが即座に得られ、
画像全体を拡大投影したものを読取っていく方式のよう
に副走査方向の複数の位置におけるシェーディングデー
タを得る必要がない。
ネガフィルムについてはシェーディング補正と同時に、
フィルムベースの分光特性を認識し、その分光特性に応
じた読取センサ32の色補正を公知の方法にて行う(ス
テップS6 )。これはフィルムベースが各フィルム製
造者によって若干の違いがあり、−律に設定できない為
である。
シェーディング補正及び色補正が終了すると、次に複写
条件が図示しないオペレーションパネルを介してオペレ
ータによって入力される。これの内容は、カラーモード
の決定(単色か、フルカラーか)、読取後の複写倍率、
複写枚数等であり、その他にも露光条件、又はカラーバ
ランスの調整も可能である。装置側では以上の入力情報
に基づいて画像の走査回数、即ちフィルムスキャン機構
51の走査回数“a”を決定し、次のスキャンルーチン
を実行する(ステップ511)。
第17図はスキャンルーチンを示してあり、ステップS
21ではオペレーションパネルからの指示を待って読取
走査を開始する。まず、スキャナ位置をS、即ち第18
図(b)に示す読取開始位置に設定すべく、ホルダチャ
ック527を移動させて画像Fの下端を光軸に位置させ
た後、スリット照明系52の光源512を点灯させる(
ステップS22.523)。そしてスキャン動作を開始
し、ホルダチャック527を下方へ移動させてゆき、第
18図(C)に示す画像Fの上端が光軸に位置する状態
で停止させる。この結果、下端から上端へスリット状に
拡大投影されてゆく画像Fが読取ヘッド3により読取ら
れる。
1回のスキャン動作が行われる都度、その回数m”と設
定回数“a”とが比較され(ステップ525) 、設定
回数“a”に満たない場合、第18図(C)に示す状態
から再び第18図(blに示す読取開始位置へホルダチ
ャック527をリターンさせる動作を行い(ステップ5
526 ) 、スキャン動作を繰り返す。
走査回数が設定回数“a”に達すると、ホルダチャック
527を第18図(a)に示す位置、即ちホームポジシ
ョンに戻してスキャナを停止させる(ステツブ527)
。続いて光源512を消灯させ、一連の読取動作を終了
する(ステップ828)。
なお、本実施例においては、一連の読取動作中、常に光
源512を点灯させ続ける構成としであるが、これをホ
ルダチャック527のリターン動作の間、消灯させるか
、又は光量を減少させたり、或いはスリット照明系51
2とフィルタ切換機構との間にスキャン動作と連動する
シャッタを設け、遮光する構成としても良い。この結果
、フィルム及び周辺の部材に対する熱的損傷を軽減する
ことができる。
〔効果〕
以上の如く本発明に係る読取装置においては、フィルム
をスリット状に投影していく際に、フィルムを保持する
ホルダがフィルムを投影レンズの光軸と直交させて保持
されると共に、フィルムと投影レンズとの間隔を一定に
保った状態で所定の移動方向へホルダが案内されるよう
に構成しであるので、画像全体を読取る為のホルダの移
動中、フィルムと投影レンズとの間隔を、光軸にフィル
ムを直交させた状態で常に一定に保つことができ、ピン
トがずれない良好な投影画像が投影領域全域に亘って得
られ、高い読取精度を達成できる。また、これにより、
フィルムと投影レンズとの配置間隔を投影画像のピント
が合うように予め定めておくことができるので、フィル
ムが保持されたホルダをプロジェクタにセットするだけ
で画像の読取動作を開始でき、従来のようにフィルムの
セット後、投影レンズを光軸方向へ移動させて投影画像
のピントを合せる必要がなくなり、読取り動作に費やす
時間を短縮することも可能である等、本発明は優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る読取装置の内部構造を示す縦断面
図、第2図はプロジェクタの拡大縦断面図、第3図はホ
ルダの外観斜視図、第4図はネガフィルム用ホルダの開
放状態を示す斜視図、第5図はポジフィルム用ホルダの
開放状態を示す斜視図、第6図はフィルムスキャン機構
及び投影レンズの構成を示すプロジェクタ後方からの斜
視図、第7図は第6図の平面図、第8図はホルダチャッ
クによるネガフィルム用ホルダの装着状態を示す外観斜
視図、第9図はホルダチャックによるポジフィルム用ホ
ルダの装着状態を示す外観斜視図、第10図はホルダチ
ャックによるホルダの装着状態を示す平面図、第11図
は投影レンズ周囲の構成を示すプロジェクタ後方からの
斜視図、第12図はフィルムの分光透過率を示すグラフ
、第13図はフィルタの特性を示すグラフ、第14図は
フィルタ切換機構のプロジェクタ前方からの斜視図、第
15図はフィルタホルダの切換動作を示す縦断面図、第
16図及び第17図は読取動作の手順を示すフローチャ
ート、第18図はホルダチャックの移動位置を示す模式
図、第19図はネガフィルムによるシェーディング位置
の説明図、第20図はポジフィルムによるシェーディン
グ位置の説明図である。 ■・・・読取装置本体 2・・・開閉部 3・・・読取
ヘッド 5・・・プロジェクタ 6・・・ホルダ 6a
・・・ネガフィルム用ホルダ 6b・・・ポジフィルム
用ホルダ 51・・・フィルムスキャン機構 52・・
・スリット照明系504・・・スライドシャフト ・・・磁石部材 512・・・光源 527・・・ホルダチャック 509・・・案内ローラ 507 526・・・スキャナアーム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、投影レンズに臨ませた透過画像を保持するホルダを
    これの面方向へ移動させ、透過画像を読取部へ部分的に
    投影していくことにより、画像全体を読取る読取装置に
    おいて、 前記投影レンズの光軸に透過画像を直交させた状態にホ
    ルダを保持するホルダ保持部材と、 該ホルダ保持部材を、透過画像と投影レンズとの間隔を
    一定に保った状態でホルダの移動方向へ案内する手段と を具備することを特徴とする読取装置。
JP1251171A 1989-09-27 1989-09-27 読取装置 Pending JPH03113958A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1251171A JPH03113958A (ja) 1989-09-27 1989-09-27 読取装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007068892A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Makoto Tajiri マスクカバー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007068892A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Makoto Tajiri マスクカバー

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