JPH03113833A - マルチヘッド方式光デイスクドライブ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レーザ光源から出射された光を光情報記録媒
体に照射して情報の記録、再生等を行う分離型光ピック
アップを複数個備えたマルチヘッド方式光ディスクドラ
イブ装置に関する。

従来の技術 近年、情報の拡大化に伴いデータを大量に記・屡する光
ディスクを用いた光ディスクドライブ装置が利用され始
めている。しかし、従来の光ディスクドライブ装置は、
その構成上光ピックアップを光ディスクに対し相対的に
駆動しなければならず、その駆動部重量の小さい固定磁
気ディスクに比べて転送速度等のいくつかの点で性能が
劣っていた。

そこで、光ディスクに相対的に移動する対物しンズを備
えた移動光学系と、光ディスクからの反射光を用いて情
報の検出を行う固定光学系とに分離された分離型光ピッ
クアップを泪いることにより、シーク速度を上げて転送
速度の向上を図っていた。また、そのような分離型光ピ
ックアップを複数個用いて記録、再生等を行うマルチヘ
ッド方式光ディスクドライブ装置を用いることにより、
転送速度の一層の向上を図っていた。

発明が解決しようとする課題 上述したように、分離型光ピックアップを複数個用いた
マルチヘッド方式光ディスクドライブ装置を採用するこ
とにより、移動光学系の転送速度を一層向上させること
ができるわけであるが、しかし、従来におけるマルチヘ
ッド方式の場合、光ディスクドライブ装置は大型化し、
機構も複雑化する傾向にあり、また、機構の複雑化に伴
い光軸調整箇所の増加や光軸調整の難しさによる複数個
の分離型光ピックアップの組み立てが困難となる欠点が
ある。

課題を解決するための手段 そこで、このような問題点を解決するために、本発明は
、レーザ光源及び信号検出を行う受光素子を有する固定
光学系と前記レーザ光源から出射された光を集光して光
情報記録媒体に照射する対物レンズを有する移動光学系
とよりなり前記レーザ光源から出射された光が前記対物
レンズにより集光され前記光情報記録媒体に照射される
ことにより情報の記録を行うと共にその光情報記録媒体
からの反射光が前記受光素子で検出されることによりフ
ォーカスエラー信号やトラックエラー信号の検出を行う
分離型光ピックアップを複数個用いたマルチヘッド方式
光ディスクドライブ装置において、前記光情報記録媒体
により反射され前記受光素子に導かれる光の光軸を調整
する光軸調整手段を前記側々の分離型光ピックアップの
前記固定光学系の一側面に位置させて取付けた。

作用 従って、固定光学系の一側面に位置して設けられた光軸
調整手段を用いて外側から光軸の調整を行うことにより
分離型光ピックアップ個々の調整を容易に行うことがで
き、また、これら個々の調整が可能な分離型光ピックア
ップを複数個組付ける際にその組付は時の調整を分離独
立して行うことができ、しかも、故障時における再分離
、再結合を各々独立して行うことができるため、故障時
におけるメンテナンス性を一段と向上させることができ
る。

実施例 本発明の第一の実施例を第１図に基づいて説明する。ま
ず、本実施例の主要部をなす光軸調整手段の説明を行う
前に光ディスクドライブ装置の全体構成の概略について
述べる。

光学系ベースｌ上には、固定光学系２と移動光学系３と
が配設されている。その固定光学系２内に設けられたレ
ーザ光源としての半導体レーザ４から出射された光は、
コリメートレンズ５により平行化された後、ビームスプ
リッタ６により反射され外部に向けて出射し、反射ミラ
ー７を介して、移動光学系３内に導かれ、リニアモータ
８により駆動される対物レンズ９により集光されて図示
しない光情報記録媒体としての光ディスクに導かれ、こ
れにより情報の記録、再生等が行われる。また、その光
ディスクからの反射光は、再び対物レンズ９、反射ミラ
ー７を介した後、固定光学系２内に導かれ今度はビーム
スプリッタ６を透過して反射ミラーｌＯ、レンズ１１、
反射プリズム１２を順次介した後、受光素子１３に検出
される。これにより、情報の再生や、フォーカスエラー
信号、トラックエラー信号の検出を行うことができる。

そして、本実施例の主要部をなす光軸調整手段としての
光軸調整治具１４は、固定光学系２の反射プリズム１２
が配置された側の一側面に位置して取付けられ、その反
射プリズム１２の固定台１２ａと連設されている。この
場合、光軸調整治具１４を矢印方向に移動することによ
り反射プリズム１２も移動し、これにより、光ディスク
により反射され受光素子１３に導かれる反射光の光軸Ａ
を調整することができる。また、光軸調整治具１４は、
分離型光ピックアップ単体の状態では光学系ベース１の
外側に露出しているため、その位置調整を容易に行うこ
とができる。

次に、上述した実施例の変形例を第２図及び第３図に示
す。第２図の例では、光軸調整治具１４は、反射プリズ
ム１２と受光素子１３との間に新たに設けられた集光レ
ンズ１５に取付けられたものである。この場合の調整方
法は、集光レンズ１５の光軸方向及び光軸に直交する方
向の調整を行うことによって、集光された光の集光点を
受光面に合わせ込むことができる。また、第３図の例で
は、光軸調整治具１４を受光素子１３と連設することに
より、その受光素子１４の位置調整を直接行って集光点
を受光面に合わせ込むようにしたものである。従って、
これら２つの実施例の場合にも、第１図の実施例と同様
に、光ピックアップ単体の調整を極めて簡単に行うこと
ができる。

次に、本発明の第二の実施例を第４図に基づいて説明す
る。これは、分離型光ピックアップを２個組付けて構成
したマルチヘッド方式の例を示したものである。この場
合、個々の分離型光ピックアップの光軸調整を前述した
第一の実施例（第１図参照）と同様な手順により行った
後、各々の光軸調整治具１４が互いに向い合うように組
付けを行うことができる。

従って、本実施例の場合、１つの光学系ベース上に２個
の光ピックアップの組付けを行った従来の時のように、
機構の複雑化や光ディスクドライブ自体の大型化を招く
といったことがなくなる。

また、２つの分離型光ピックアップの組付けは分離可能
な結合方式、例えばねじによる締結等で結合することに
より、故障時の修理はその故障した側の分離型光ピック
アップのみを抜き出し新しい分離型光ピックアップと再
結合するようにしたので、再分離、再結合の作業を一層
簡素化することができ、これにより、故障時等における
メンテナンス性を一段とよいものにすることができる。

発明の効果 本発明は１分離型光ピックアップを複数個用いたマルチ
ヘッド方式光ディスクドライブ装置において、光情報記
録媒体により反射され受光素子に導かれる光の光軸を調
整する光軸調整手段を個々の分離型光ピックアップの固
定光学系の一側面に位置させて取付けたので、固定光学
系の一側面に位置して設けられた光軸調整手段を用いて
外側から光軸の調整を行うことにより分離型光ピックア
ップ個々の調整を容易に行うことができ、また、これら
個々の調整が可能な分離型光ピックアップを複数個組付
ける際にその組付は時の調整を分離独立して行うことが
でき、しかも、故障時における再分離、再結合を各々独
立して行うことができるため、故障時におけるメンテナ
ンス性を一段と向上させることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一の実施例を示す構成図、第２図及
び第３図はその先軸調整手段の変形例を示す構成図、第
４図は本発明の第二の実施例を示す構成図である。 ２・・・固定光学系、３・・・移動光学系、４・・・レ
ーザ光源、９・・・対物レンズ、１３・・・受光素子、
１４・・・光軸調整手段、Ａ・・・光軸 出　願　人　　　　株式会社　リ　コ　−：ｆ３３図 ３ ＩＪ＋図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レーザ光源及び信号検出を行う受光素子を有する固定光
   学系と前記レーザ光源から出射された光を集光して光情
   報記録媒体に照射する対物レンズを有する移動光学系と
   よりなり前記レーザ光源から出射された光が前記対物レ
   ンズにより集光され前記光情報記録媒体に照射されるこ
   とにより情報の記録を行うと共にその光情報記録媒体か
   らの反射光が前記受光素子で検出されることによりフォ
   ーカスエラー信号やトラックエラー信号の検出を行う分
   離型光ピックアップを複数個用いたマルチヘッド方式光
   ディスクドライブ装置において、前記光情報記録媒体に
   より反射され前記受光素子に導かれる光の光軸を調整す
   る光軸調整手段を前記個々の分離型光ピックアップの前
   記固定光学系の一側面に位置させて取付けたことを特徴
   とするマルチヘッド方式光ディスクドライブ装置。