JPH0311373Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0311373Y2 JPH0311373Y2 JP1984127717U JP12771784U JPH0311373Y2 JP H0311373 Y2 JPH0311373 Y2 JP H0311373Y2 JP 1984127717 U JP1984127717 U JP 1984127717U JP 12771784 U JP12771784 U JP 12771784U JP H0311373 Y2 JPH0311373 Y2 JP H0311373Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- exhaust pipe
- engine
- exhaust port
- downward
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 13
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 241001124569 Lycaenidae Species 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Combines (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は機体前部に搭載のエンジンに接続し
た排気管を脱穀装置を搭載した機体フレームに沿
つて機体後方に延出してなるコンバインのエンジ
ン排気装置に関する。
た排気管を脱穀装置を搭載した機体フレームに沿
つて機体後方に延出してなるコンバインのエンジ
ン排気装置に関する。
上記排気管の後端排気口としては、未刈り穀稈
への悪影響及び運転部の環境悪化を避けるために
機体フレームの後端部において機体後方に向けて
開口しているものが一般的である。又、コンバイ
ンにおいては搭載脱穀装置の後端にカツタ等の排
ワラ処理装置をオーバーハング状に連結するのが
普通であり、従つて、排ワラ処理装置からの排ワ
ラは前記排気管後端の後方に放出されている。
への悪影響及び運転部の環境悪化を避けるために
機体フレームの後端部において機体後方に向けて
開口しているものが一般的である。又、コンバイ
ンにおいては搭載脱穀装置の後端にカツタ等の排
ワラ処理装置をオーバーハング状に連結するのが
普通であり、従つて、排ワラ処理装置からの排ワ
ラは前記排気管後端の後方に放出されている。
このため、コンバインを停車した状態でその脱
穀部等のみを運転する場合、例えば枕地の穀稈を
手刈り、又はバインダーで刈取結束した上で停止
中のコンバインにより脱穀する場合など、にあつ
ては堆積した排ワラに向けて高温のエンジン排気
が吹き付けられることになる。このような運転が
高温乾燥気象条件のもとに長時間行われると、排
ワラが燃焼ないしくすぶるという不安全な状況を
もたらすことがあつた。
穀部等のみを運転する場合、例えば枕地の穀稈を
手刈り、又はバインダーで刈取結束した上で停止
中のコンバインにより脱穀する場合など、にあつ
ては堆積した排ワラに向けて高温のエンジン排気
が吹き付けられることになる。このような運転が
高温乾燥気象条件のもとに長時間行われると、排
ワラが燃焼ないしくすぶるという不安全な状況を
もたらすことがあつた。
そこで、従来は、エンジン排気を排ワラ等に吹
き付けないようにするため、例えば実開昭52−
44939号公報に開示されたもののように、排気管
後端部を下方に向けて屈曲形成して、排気口を下
方に向けたものが提案されていた。
き付けないようにするため、例えば実開昭52−
44939号公報に開示されたもののように、排気管
後端部を下方に向けて屈曲形成して、排気口を下
方に向けたものが提案されていた。
しかしながら、上記従来のものは、排気口での
地上高が低くなるので、湿田における機体の沈み
込みや、泥土のはね上げ等によつて、排気口に泥
土が入り易く、これにより、排気口が詰まる虞れ
があつて、排気不良が生じ易いという欠点があつ
た。
地上高が低くなるので、湿田における機体の沈み
込みや、泥土のはね上げ等によつて、排気口に泥
土が入り易く、これにより、排気口が詰まる虞れ
があつて、排気不良が生じ易いという欠点があつ
た。
本考案は、コンバインにおけるこのような実情
に鑑みてなされたものであつて、排気管の簡単な
改造によつて上記不具合を解消することを目的と
する。
に鑑みてなされたものであつて、排気管の簡単な
改造によつて上記不具合を解消することを目的と
する。
本考案の特徴とするところは、前記排気管の後
端部を一旦上向きに屈曲して上向き傾斜部を形成
し、その上向き傾斜部の終端部から下向きに屈曲
して下向き傾斜部を形成することにより、その排
気管の排気口を後方下方に向けて開口させてある
点にある。
端部を一旦上向きに屈曲して上向き傾斜部を形成
し、その上向き傾斜部の終端部から下向きに屈曲
して下向き傾斜部を形成することにより、その排
気管の排気口を後方下方に向けて開口させてある
点にある。
上記構成によれば、エンジン排ガスを排ワラ堆
積部位の前方地面に向けて排出することができ
る。又、排気管の後端部を一旦上向きに屈曲して
上向き傾斜を形成しているため、その上向き傾斜
部の終端部から下向きに屈曲した下向き傾斜部で
排気口を後方下方に向かわせながらも、排気口の
地上高は、従来のように排気管後部を単に下方に
曲げる場合に比して高く設定できる。
積部位の前方地面に向けて排出することができ
る。又、排気管の後端部を一旦上向きに屈曲して
上向き傾斜を形成しているため、その上向き傾斜
部の終端部から下向きに屈曲した下向き傾斜部で
排気口を後方下方に向かわせながらも、排気口の
地上高は、従来のように排気管後部を単に下方に
曲げる場合に比して高く設定できる。
従つて、排気管後部を一旦上向きに屈曲したの
ち下向きに屈曲するだけの簡単な改造で、堆積排
ワラの燃焼事故を未然に防止でき、しかも、排気
口が比較的高い位置で後方下方に向かうために、
地上物との衝突や湿田での排気口への泥水侵入を
抑制でき、又、たとえ排気口に泥水が流入したと
しても自然流出しやすく、排気口内で泥土が固化
して排気流出を阻害するといつたトラブルの発生
も防止できる。
ち下向きに屈曲するだけの簡単な改造で、堆積排
ワラの燃焼事故を未然に防止でき、しかも、排気
口が比較的高い位置で後方下方に向かうために、
地上物との衝突や湿田での排気口への泥水侵入を
抑制でき、又、たとえ排気口に泥水が流入したと
しても自然流出しやすく、排気口内で泥土が固化
して排気流出を阻害するといつたトラブルの発生
も防止できる。
図のコンバインにおいて、左右のクローラ1,
1の上方かつその間に左右1対の角パイプからな
る機体フレーム2,2が配置され、これら機体フ
レーム2,2から「ハ」字状に両側方へ突出した
ブラケツト3,3にトラツクフレーム4,4が取
付けられている。機体フレーム2,2には刈取部
5が昇降自在に連結されるとともに、操縦席6、
エンジン7、及び脱穀装置8などが搭載連結され
ている。
1の上方かつその間に左右1対の角パイプからな
る機体フレーム2,2が配置され、これら機体フ
レーム2,2から「ハ」字状に両側方へ突出した
ブラケツト3,3にトラツクフレーム4,4が取
付けられている。機体フレーム2,2には刈取部
5が昇降自在に連結されるとともに、操縦席6、
エンジン7、及び脱穀装置8などが搭載連結され
ている。
エンジン7の排気マニホルド9は連結管10を
介して後方下方の竪置きマフラー11へ導かれ、
このマフラー11からの排気管12はマフラー下
方の屈曲部13で水平方向に曲げられたのち左右
機体フレーム2,2の間に沿つて後方へ延出され
ている。
介して後方下方の竪置きマフラー11へ導かれ、
このマフラー11からの排気管12はマフラー下
方の屈曲部13で水平方向に曲げられたのち左右
機体フレーム2,2の間に沿つて後方へ延出され
ている。
そして、上記排気管12の後部が、2番還元用
スロワ17の後方近傍で一旦上向きに屈曲された
上向き傾斜部14と、次いで下向きに屈曲され後
端排気口12aへ至る下向き傾斜部15とからな
る山形に形成されている。
スロワ17の後方近傍で一旦上向きに屈曲された
上向き傾斜部14と、次いで下向きに屈曲され後
端排気口12aへ至る下向き傾斜部15とからな
る山形に形成されている。
又、排気管12の後端排気口12aは機体フレ
ーム2の後端2aの近傍に設置され、脱穀装置8
の後端にオーバーハング状に連結された排ワラカ
ツタ16より前方に位置しており、カツタ16の
下方に堆積した細断排ワラSに排ガスが直接かか
りにくいものとなつている。
ーム2の後端2aの近傍に設置され、脱穀装置8
の後端にオーバーハング状に連結された排ワラカ
ツタ16より前方に位置しており、カツタ16の
下方に堆積した細断排ワラSに排ガスが直接かか
りにくいものとなつている。
尚、前記マフラー11と排気管12との接続部
は第4図及び第5図に示すようになつている。つ
まり、竪置きマフラー11から垂下し水平後方に
屈曲している短管11aに、これより大径の排気
管12の前端が偏心状に套嵌されセツトボルト1
8で止められている。そして短管11aと排気管
12端部とのあいだの隙間19は該管の一方の
側、即ち図のように上面の側に片寄つて形成され
ている。
は第4図及び第5図に示すようになつている。つ
まり、竪置きマフラー11から垂下し水平後方に
屈曲している短管11aに、これより大径の排気
管12の前端が偏心状に套嵌されセツトボルト1
8で止められている。そして短管11aと排気管
12端部とのあいだの隙間19は該管の一方の
側、即ち図のように上面の側に片寄つて形成され
ている。
従つて、短管11aから高速で排出されるエン
ジン排ガスのエゼクタ作用により周囲の比較的低
温の空気が矢印(A)の如く隙間19から吸引さ
れるから、排気口12aから排出される排ガスの
温度が希釈低下し下向き傾斜部15の存在と相ま
つて排ワラ着火の危険は一層小さくなる。そのほ
か、屈曲部13へ上方から細かいワラ屑20など
が降りつもつたとしても、排気管12の上面が上
記偏心配置により集中的に冷却されているので従
来のようにこの部位でワラ片のくすぶり等を生じ
るおそれはない。
ジン排ガスのエゼクタ作用により周囲の比較的低
温の空気が矢印(A)の如く隙間19から吸引さ
れるから、排気口12aから排出される排ガスの
温度が希釈低下し下向き傾斜部15の存在と相ま
つて排ワラ着火の危険は一層小さくなる。そのほ
か、屈曲部13へ上方から細かいワラ屑20など
が降りつもつたとしても、排気管12の上面が上
記偏心配置により集中的に冷却されているので従
来のようにこの部位でワラ片のくすぶり等を生じ
るおそれはない。
又、排気管12の横方向の位置は左右いずれか
一方の機体フレーム2の外面に沿つた位置であつ
てもよいが、実施例のように左右機体フレーム
2,2の中間に配置しておくと、圃面から跳ね上
げた泥が排気管12外面に付着乾燥して成長した
としても側方の走行用クローラ、クローラ支持転
輪などを擦するおそれがないので好都合である。
一方の機体フレーム2の外面に沿つた位置であつ
てもよいが、実施例のように左右機体フレーム
2,2の中間に配置しておくと、圃面から跳ね上
げた泥が排気管12外面に付着乾燥して成長した
としても側方の走行用クローラ、クローラ支持転
輪などを擦するおそれがないので好都合である。
図面は本考案に係るコンバインのエンジン排気
装置の実施例を示し、第1図はコンバインの全体
側面図、第2図はエンジン排気装置の斜視図、第
3図はその背面図、第4図はマフラーと排気管と
の接続構造を示す側面図、第5図はその斜視図で
ある。 2……機体フレーム、7……エンジン、8……
脱穀装置、12……排気管、12a……排気口、
14……上向き傾斜部、15……下向き傾斜部。
装置の実施例を示し、第1図はコンバインの全体
側面図、第2図はエンジン排気装置の斜視図、第
3図はその背面図、第4図はマフラーと排気管と
の接続構造を示す側面図、第5図はその斜視図で
ある。 2……機体フレーム、7……エンジン、8……
脱穀装置、12……排気管、12a……排気口、
14……上向き傾斜部、15……下向き傾斜部。
Claims (1)
- 機体前部に搭載のエンジン7に接続した排気管
12を脱穀装置8を搭載した機体フレーム2に沿
つて機体後方に延出してなるコンバインのエンジ
ン排気装置であつて、前記排気管12の後端部を
一旦上向きに屈曲して上向き傾斜部14を形成
し、その上向き傾斜部14の終端部から下向きに
屈曲して下向き傾斜部15を形成することによ
り、その排気管12の排気口12aを後方下方に
向けて開口させてあるコンバインのエンジン排気
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12771784U JPS6141825U (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | コンバインのエンジン排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12771784U JPS6141825U (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | コンバインのエンジン排気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6141825U JPS6141825U (ja) | 1986-03-17 |
JPH0311373Y2 true JPH0311373Y2 (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=30686351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12771784U Granted JPS6141825U (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | コンバインのエンジン排気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6141825U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4921893B2 (ja) * | 2006-08-28 | 2012-04-25 | ヤンマー株式会社 | コンバイン |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5244934B2 (ja) * | 1973-08-28 | 1977-11-11 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5244934U (ja) * | 1975-09-19 | 1977-03-30 |
-
1984
- 1984-08-23 JP JP12771784U patent/JPS6141825U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5244934B2 (ja) * | 1973-08-28 | 1977-11-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6141825U (ja) | 1986-03-17 |
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