JPH03112796A - 船舶推進装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は船舶推進装置に関し、さらに詳細には、船舶推
進装置の推進ユニットの上方へのチルト運動を制限する
手段に関する。

従来の技術及び発明が解決しようとする課題船外モータ
のような典型的な推進装置は、船のトランサムに装着さ
れてトランサムに対し水平なチルト軸回りに回動する推
進ユニットを備えている。多くの場合、その推進ユニッ
トの枢軸運動は。

トランサムに固定された装着ブラケットと、推進ユニッ
トと回り継手ブラケットとのいずれかとの間に伸びる油
圧シリンダーピストンアセンブリにより制御される。作
動液が選択的にそのシリンダの両端にポンプで供給され
る。

広範な船と船外モータの組合せの故に、推進ユニットが
その上方への最大チルト位置にある時に船体と船外モー
タの推進ユニットとの間に干渉の生ずるのが極めて普通
である。これによシ船体そして／又は船外モータに損傷
が生じ得る。

推進ユニットがそのチルト運動の上限に達した時にポン
プを作動しないようにするスイッチを設けることが知ら
れている。米国特許第４，６９５，２６０号は、油圧ラ
イン中の圧力応答スイッチあるいは油圧アセンブリが完
全に伸びた時を検知するだめのリミットスイッチの使用
を教示している。

ファーガソンの米国特許第４，６０５，３７５号にも注
目すべきである。

課題を解決するための手段 本発明は、船のトランサムに固定して装着されるように
なっているトランサムブラケットと、そのトランサムブ
ラケットに装着されて、トランサムブラケットに対して
ほぼ水平なチルト軸の回りに上下に枢軸運動をする推進
ユニットと、チルト軸の回りに推進ユニットを枢動させ
るために運転手が作動させることのできる手段と、推進
ユニットの上方への枢動を止めるために、前述の運転手
が作動させることのできる手段とは独立して作動可能な
調節可能な手段とを含んでなる船舶推進装置を提供する
。

本発明の主たる特徴は、チルト軸の回りに推進ユニット
を枢動させるための、運転手が作動できる手段と、推進
ユニットの上方への枢軸運動を止めるだめの、前述の手
段とは独立して作動可能で調節可能な手段を含んでなる
船舶推進装置の提供である。これによシ推進ユニットの
最大上方チルト位置の調節ができ、その推進装置は種々
の構造の船と共に使用できる。

他の特徴は、油圧シリンダーピストンアセンフリの推進
ユニットに対する位置に応答して推進ユニットの上方へ
の枢軸運動を止める手段の提供である。

他のもう１つの特徴は、チルトシリンダが推進ユニット
に対してあらかじめ定めた角度に達した時に推進ユニッ
トの上方への枢軸運動を止める手段の提供である。

他のもう１つの特徴は、油圧アセンブリに固定された部
材と、推進ユニットに固定された部材と。

それら部材が係合した時に推進ユニットの上方への枢軸
運動を止める手段との提供である。

実施例 本発明を具体化した船舶推進装置１０が第１〜６図に示
されている。図示の船舶推進装置は船外モータであるが
１本発明は船尾駆動ユニットのような他のタイプの船舶
推進装置にも適用できる。

船舶推進装置１０は船体のトランサム１４にしつかシと
装着されたトランサムブラケット１２を含んでいる（第
１図参照）。船舶推進装置１０はトランサムブラケット
に装着され、それに対して水平なチルト軸１８の回りに
上向き及び下向きの枢軸運動をする回り継手ブラケット
１６をも含んでいる（第１〜６図）。本実施例では、船
舶推進装置１０はさらに枢軸部材あるいはチルト管１９
を含んでなシ、それはトランサムブラケット１２によシ
支持され、チルト軸１８に沿って伸びている。回シ継手
ブラケット１６はチルト管１９に装着されてそれに対し
チルト軸１８の回りに枢軸運動する。装置１０はさらに
推進ユニット２０も備え（第１図）、それは回り継手ブ
ラケット１６に装着され、それに対して垂直な操舵軸２
２の回りに枢軸運動をし、チルト軸１８の回りに回シ継
手ブラケット１６と共に枢軸運動をする。推進ユニッ）
２０はプロペラシャフト２６に取付けられたプロペラ２
４と、駆動輪列（図示せず）を介してプロペラシャフト
２，６に連結されて駆動するエンジン２８とを備えてい
る。

船舶推進装置１０はさらに推進ユニット２０をチルト軸
１８の回りに枢動させるための、運転手が作動可能な手
段をも備えている（第１．６図参照）。好ましくは、そ
の手段は船体と推進ユニット２０との間で連結された伸
縮自在なリンクを備えている。本実施例では、そのリン
クは油圧式シリンダーピストンアセンブリ６４であり、
トランサムブラケット１２に枢動自在に結合されたシリ
ンダ３６と、シリンダ３６内に摺動自在に収納され、シ
リンダを上下の室４０．４２に分けるピストン６８と、
ピストン３８にしっかりと結合され。

回り継手ブラケット１６にも結合されてそれに対して軸
４６（第５図）の回りに枢軸運動するピストンロッド４
４とを含んでいる。ピストン６８はその中に逃し弁（図
示せず）を有し、上室４０から下室４２へ液が流れられ
るようにし、それにより、船舶推進装置１０が水面下の
障害物に当った時にシリンダーピストンアセンブリ６４
が伸びるようにする。ピストンロッド４４の上側端部は
水平に伸びる孔５０（第５図）を有する金輪すなわちア
イレット４８を備えていて（第２〜５図）。

ピストンロッド４４は、孔５０を通って伸び回り継手ブ
ラケット１６にしつかシと結合されたビン５２により回
シ継手ブラケット１６に枢動可能に結合されている。油
圧アセンブリ６４が伸びると推進ユニット２０の上向き
の枢軸運動を生じ、収縮すると下向き枢軸運動を生ずる
。

運転手が作動可能な手段６２は作動液導管５６゜５８を
介してシリンダの室４０．４２に連結された可逆転ポン
プ５４をも備えている（第６図）。

従来タイプの逃し弁６０．６２が導管ｓ６．ｓｓを連結
し、ピストン３８が頂部に達しあるいは底に達した時に
導管５６と５８の間で液が流れるようにする。その作動
可能な手段６２はポンプ５４に結合されて駆動する電気
モータ６４も備えている。モータ６４がポンプ５４を駆
動する向きはモータ６４を流れる電流の向きにより決め
られる。

より具体的には、モータ６４は２本の導線あるいは接触
子６６と６８．を有し、リード線６６が電源に接続され
た時にモータ６４はポンプ５４を一方向に駆動し、リー
ド１ｓ６Ｂが電源に接続されると他方向に駆動する。ポ
ンプ５４とモータ６４は従来型のものであシ、これ以上
の説明は要しない。

運転手が作動可能な手段６２はモータ６４の選択的作動
を可能にする電気回路７０（第６図）をも含んでいる。

回路７０は６つの導線７４．７６゜７８を有する手動操
作可能な６位置スイッチ７２を有する。真中のリードｆ
ｆ５７４は船舶推進装置１０のためのバッテリー８０な
どのような適宜な電源に接続されている。スイッチ７２
がその真中あるいは”オフ”位置にあると、バッテリー
８０はリード線７６．７８のいずれにも接続されない。

スイッチ７２がその第２あるいは１上昇”位置にあると
、バッテリー８０はリード線７６に接続される。スイッ
チ７２が第３のすなわち゛下降”位置にあると、バッテ
リー８０はリード線７８に接続される。回路７０は５つ
のリード線８４，８６゜８８を有する”上昇”リレー８
２をも備えている。

リレー８２は、リード線８４が電源に接続されるとリー
ド線８４をリード線８６に接続し、リード線８６が電源
に接続されるとリード線８６をリード線８８に接続する
ように作動する。第６図に示されるように２　リード線
８４はスイッチ７２のリード線７６に接続され、リード
線８６はモータ６４のリード線６６に接続され、リード
線８８は接地されている。電気回路７０は”下降”リレ
ー９０をも備え、それは”上昇”リレー８２と実質的に
同一であシ、それぞれ７上昇”リレー８２のリード線８
４．８６．８８に対応するリード線９４．９６．９８を
備えて込る。リード線９４はスイッチ７２のリード線７
８に接続され、リード線９６はモータ６４のリード線６
８に接続され。

リード線９８は接地されている。

電気回路７０は以下のように作動する。スイッチ７２が
”オフ”位置にあると、モータ６４はバッテリー８０か
ら切り離され、ポンプ５４を駆動しない。スイッチ７２
が６上昇”位置にあると。

電流はバッテリー８０からモータ６４のリード線６６ヘ
スイツチのリード線７４と７６それから１上昇”リレー
のリード線８４と８６を介して流れ、それから電流はモ
ータのリード線６８から１下降”リレーのリード線９６
．９８を通って接地へと流れる。これによシモータ６４
はポンプ５４を油液を下側のシリンダ室４２へ供給する
方向に駆動する。スイッチ７２が１下降”位置にあると
、電流はバッテリー８０からモータのリード線６８へス
イッチのリード線７４と７８それから１下降”リレーの
リード線９４と９６を介して流れ、それから電流はモー
タのリード線６６から接地へと１上昇”リレーのリード
線８６と８８を通って流れる。これによシモータ６４は
ポンプ５４を液が上側のシリンダ室４０へ流れる方向に
駆動する。

船舶推進装置１０はさらに推進ユニット２０の枢軸運動
を止めるために、運転手が作動可能な手段５２とは独立
に作動できる調節手段１００を含んでいる（第２〜５図
参照）。図示の構造では、その手段１００は回少継手ブ
ラケット１６あるいは推進ユニット２０に対する油圧ア
センブリ６４の位置に応じて推進ユニット２０の上方へ
の枢軸運動を止める手段を含んでいる。種々の手段が可
能であるが１図示の構成でのその手段は、油圧アセンブ
リ６４が回シ継手ブラケット１６あるいは推進ユニット
２０に対してあらかじめ定めた角度に達すると推進ユニ
ットの上方への枢軸運動を止める手段１０２を含んでい
る。種々の停止手段が用い得るが１図示の構成でのその
手段１０２（第２．３．６図参照）は第１の部材すなわ
ち電気的スイッチ１０４（第６図において略図化して示
しである）を備え、それは回り継手ブラケット１６に装
着され（したがって推進ユニット２０に対して相対的に
固定されている）、モータ６４に電気的に接続され、ス
イッチ１０４が開くとモータ６４を動かなくし、それに
よりボンダ５４を作動しないようにする。より具体的に
は、スイッチ１０４は付勢されて閉じられ、スイッチの
リード線７６と”上昇”リレーのリード線８４との間で
直列に連結され、スイッチ１０４が開くことによりモー
タ６４の作動を防止し、シリンダーピストンアセンブリ
６４の伸張を生じさせる。第２．６図に示されるように
、スイッチ１０４は回シ継手ブラケット１６にしっかり
と装着され象ハウジング１０６と、ハウジング１０６に
対して内側すなわち開位置（第２．６図で想像線で示し
である）と外側すなわち閉位置（第２．６図で実線で示
しである）との間で軸方向に移動可能なプランジャ１０
８とを備えている。プランジャ１０８は外側へすなわち
閉位置へ向けて付勢されている。他の実施例では、ハウ
ジング１０６は１回シ継手ブラケット１６に対するハウ
ジング１０６の位置が調節できるように１回り継手ブラ
ケット１６に装着することもできる。例えば、ハウジン
グ１０６は回り継手ブラケット１６に対して併進してす
なわち軸方向に移動可能にすることができる。

停止手段１０２はピストンロッド４４の上端に設けられ
た第２の部材、スイッチアクチュエータあるいはカム部
材１１０を備えている。第４．５図に示されるようにそ
のスイッチアクチュエータ１１０は略Ｃ字型の上側部分
１１２と略Ｃ字型の下側部分１１４とを有するフラング
のような構造である。上側部分１１２は一対の間隔のあ
いたピン１１６を有し、グランジャ１０８を開位置へ動
かすようにグランジャ１０８に保合可能な突起１２０′
ｆ：’！している。下側部分１１４はビン１１６を収受
する一対の間隔のあいた鉤すなわちフック１２２を有し
、ピストンロッド４４がそれを通って伸びるスロット１
２４を有する。上下部分１１２と１１４はナツト１２８
とボルト１６０で互いに固定されたそれぞれの後方へ伸
びる耳部１２６を有する。ボルト１６０がゆるめられる
と、スイッチアクチュエータ１１０は輪４８の回りに、
すなわちピストンロッド４４に対して軸４６の回りに枢
軸動でき、スイッチアクチュエータ１１０のピストンロ
ッド４４に対する向きが調節できる。ボルトが締められ
ると、スイッチアクチュエータ１１０はピストンロッド
４４に対して位置が固定される。スロット１２４０両端
はスイッチアクチュエータ１１０の輪４８に対する枢軸
運動を制限する。

第２，３図に示されるように１回シ継手ブラケット１６
に対するピストンロッド４４の角度、シたがって回シ継
手プラクット１６に対するスイッチアクチュエータ１１
０の角度は、推進ユニット２０がチルト軸１８０回りに
上方へ枢動するにつれて変る。推進ユニットが上方へ枢
動すると、突起１２０がついにグランジャ１０８に係合
し、スイッチ１０４を開く。スイッチアクチュエータ１
１０のピストンロッド４４あるいは輪４８に対する向き
は、突起１２０がプランジャ１０８に係合する時の推進
ユニット２０の位置あるいは角度を決める。第２図にお
いて、推進ユニット２０が垂直位置から７５　回転した
時に突起１２０がグランジャ１０８に係合するように、
スイッチアクチュエータ１１０はピストンロッド４４に
対して方向付けて示されている。第６図では、垂直位置
から５０　回転した時に突起１２０がプランジャ１０８
に保合するように、スイッチアクチュエータ１１０は方
向付けて示されている。したがって。

スイッチアクチュエータ１１０のピストンロッド４４に
対する向きを変えることにより推進ユニット２０の上方
チルティング限度あるいは最大上方チルト角度が変えら
れる。

他の実施例（図示せず）においては、その手段１００は
トランサムブラケット１２に対する油圧アセンブリ６４
の位置に応答して推進ユニット２０の上方への運動を停
止させられる。この場合。

油圧アセンブリ３４がトランサムブラケット１２に対し
てあらかじめ定めた角度に達すると、その手段１０２が
推進ユニット２０の上方への枢軸運動を停止させるであ
ろう。より具体的には１手段１０２はトランサムブラケ
ット１２に装着されたスイッチと、シリンダ６６の下側
端部に装着されたスイッチアクチュエータとを備えるこ
とができよう。そのスイッチとスイッチアクチュエータ
は。

スイッチ１０４とスイッチアクチュエータ１１０とが作
動する仕方と同様の仕方で作動するであろう。

もう１つの実施例である船舶推進装置２００が第７〜１
２図に示されている。以下に説明されるのを除いて、そ
の船舶推進装置２００は船舶推進装置１０に実質的に同
じであり、共通の要素には同じ参照数字が与えられてい
る。

チルト管１９のトランサムブラケット１２に対する軸方
向運動を防ぐために、船外モータ２００はチルト管の両
端にそれぞれ固定された保持部材２０１ａと２０１ｂと
を含んでいる。図示の構成では保持部材２０１農はチル
ト管１９に溶接され。

保持部材２０１ｂはネジ結合されている。

船外モータ２００はチルト管１９のトランサムブラケッ
ト１２に対する回転を防止する手段を有している。図示
の構成でその手段は、トランサムブラケット１２に配置
されたスロット２０２と。

保持部材２０１４から径方向外方へ延びスロット２０２
内に収受されるキー２０３とを備えている（第１２図）
。保持部材２０１４がチルト管に固定されているので、
スロット２０２内にキー２０６を収受することでチルト
管１９のトランサムブラケット１２に対する回転を防止
する。

船外モータ２００において、調整手段１００（第７〜９
図参照〕は回り継手ブラケット１６に装着された（した
がって推進ユニットに相対的に固定された）第１の部材
すなわちスイッチ１０４と、環状の第２部材すなわちス
イッチアクチュエータとしてのカム部材２０４と、チル
ト管に装着された環状の第６の部材すなわち支持部材２
０６とを備えている。支持部材２０６は半径方向に伸び
る軸あるいは突起２１０を有し、突起２１０内に螺合さ
れた止めネジ２１４がチルト管１９に係合し、支持部材
２０６のチルト管１９に対する位置を固定する。カム部
材２０４は支持部材２０６を取り囲み、その上に装着さ
れ、突起２１０を収受し両端部を有する円周方向に伸び
るスロット２１８を有する。スロット２１８の両端の突
起２１０との保合はカム部材２０４の支持部材２０６に
対する回転運動を制限する。カム部材２０４はスロット
２２２をも有し、それはスロット２１８に通じ、支持部
材２０６上の突起２１０を収受し。

カム部材２０４が支持部材２０６に対し取り囲む関係で
置かれるようにする。カム部材２０４は径方向に伸びる
軸あるいは突起２２６も有し、その突起２２６内に螺合
された止めネジ２６０は支持部材２０６に解除可能に保
合し、それによりカム部材２０４の位置を支持部材２０
６に対して、したがってチルト管１９に対して解除可能
に固定する。カム部材２０４はさらに突起２５４も有し
。

それはプランジャ１０８に係合してプランジャ１０８全
開位置へ動かせる。

第７図に示すように１回り継手ブラケット１６のチルト
管１９に対する角度は推進ユニット２０がチルト軸１８
の回りに上方へ回動するにつれて変る。推進ユニット２
０が上方へ回転すると、突起２６４はついにプランジャ
１０８に係合し、スイッチ１０４を開く。カム部材２０
４の支持部材２０６に対する。したがってチルト管１９
に対する向きが、突起２６４がプランジャ１０８に係合
する時の推進ユニット２０の角度を決定する。カム部材
２０４のチルト管１９に対する位置あるいは角度が調節
可能であるので、スイッチのプランジャ１０８が突起２
６４に係合する時の回り継手ブラケット１６のトランサ
ムブラケット１２に対する角度が調節できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を具体化した船舶推進装置の側立面図、
第２図及び第６図はその部分拡大図、第４図は第２図の
４−４線による拡大図、第５図は第４図の５−５線によ
る図、第６図は電気−油圧回路の構成図、第７図は他の
実施例を示す部分側面図、第８図は第７図の部分拡大図
、第９図は第８図の９−９線による図、第１０図は第８
図の１０−１　［］線による図、第１１図は第７図乃至
１０図に示された推進装置の部分圧両立面図、第１２図
は第１１図の１２−１２線による図である。 １２・・・トランサムブラケット、１４・・・トランサ
ム、１６・・・回シ継手ブラケット、１８・・・チルト
軸、２０・・・推進ユニット、２２・・・操舵軸、６４
・・・シリンダーピストンアセンブリ、６６・・・シリ
ンダ。 ６８・・・ピストン−４４・・・ピストンロンド、５４
・・・ポンプ、１００・・・調節手段、１０２・・・停
止手段。 １０４・・・スイッチ＋　、１　［）　６・・・ハウジ
ング。 １０８・・・プランジャ、１１（Ｊ・・・アクチュエー
タ。 （外４名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．船のトランサムに固定して装着されるようになつて
   いるトランサムブラケットと、前記トランサムブラケッ
   トに装着されて、トランサムブラケットに対してほぼ水
   平なチルト軸の回りに上下に枢軸運動をする推進ユニッ
   トと、前記チルト軸の回りに前記推進ユニットを枢動さ
   せるために運転手が作動させることのできる手段と、前
   記推進ユニットの上方への枢動を止めるために、前記運
   転手が作動させることのできる手段とは独立して作動可
   能な調節可能な手段とを含んでなる船舶推進装置。 ２．前記トランサムブラケットに装着され、それに対し
   て前記チルト軸の回りに枢軸運動する回り継手ブラケッ
   トをさらに含んでなり、前記推進ユニットは前記回り継
   手ブラケットに装着されて、垂直な操舵軸の回りに回り
   継手ブラケットに対して枢動し、前記チルト軸の回りに
   回り継手ブラケットと一緒に運動する、請求項１記載の
   船舶推進装置。 ３．前記枢動させる手段は前記トランサムブラケットと
   前記推進ユニットとの間で連結された伸縮自在のリンク
   を備えている、請求項１記載の船舶推進装置。 ４．前記リンクがシリンダーピストンアセンブリを備え
   ている、請求項３記載の船舶推進装置。 ５．前記リンクが、前記トランサムブラケットに枢動可
   能に結合された第１の端部と、前記推進ユニットに枢動
   可能に結合された第２の端部とを備えている、請求項３
   記載の船舶推進装置。 ６．前記手段は、前記リンクが前記推進ユニットに対し
   てあらかじめ定めた角度に達すると、前記推進ユニット
   の枢動を止める、請求項５記載の船舶推進装置。 ７．前記リンクの前記第２の端部は前記推進ユニットに
   結合され、あるリンクの軸回りに推進ユニットに対して
   枢軸運動を行ない、前記調節可能な手段は、前記推進ユ
   ニットに対し相対的に固定された第１の部材と、前記リ
   ンクに結合され前記リンクに対して前記リンクの軸の回
   りに枢軸運動する第２の部材とを備えている、請求項５
   記載の船舶推進装置。８．前記調節可能な手段は、前記
   推進ユニットに対して相対的に固定された第１の部材と
   、前記リンクに対して相対的に固定された第２の部材と
   を備えている、請求項３記載の船舶推進装置。 ９．前記第１と第２の部材のうちの一方が調節可能であ
   る、請求項８記載の船舶推進装置。 １０．前記第２の部材の前記リンクに対する位置が調節
   可能である、請求項９記載の船舶推進装置。 １１．前記リンクに対する前記第２の部材の運動を制限
   する手段をさらに含んでなる、請求項１０記載の船舶推
   進装置。 １２．前記調節可能な手段は、前記推進ユニットに対し
   相対的に固定された第１の部材と、前記トランサムブラ
   ケットに対し相対的に固定された第２の部材とを備えて
   いる、請求項１記載の船舶推進装置。 １３．前記トランサムブラケットに装着され、そのトラ
   ンサムブラケットに対して前記チルト軸の回りに枢軸運
   動をする回り継手ブラケットをさらに含んでなり、前記
   推進ユニットが前記回り継手ブラケットに装着され、回
   り継手ブラケットに対し垂直な操舵軸回りに枢軸運動を
   し、回り継手ブラケットと共にチルト軸回りに一緒に運
   動し、前記第１の部材が前記回り継手ブラケットに対し
   相対的に固定されている、請求項１２記載の船舶推進装
   置。 １４．前記トランサムブラケットにより支持され前記チ
   ルト軸に沿つて延びる枢軸部材をさらに含み、前記回り
   継手ブラケットが前記枢軸部材に装着されて該部材に対
   して前記チルト軸回りに枢軸運動をし、前記第２の部材
   が前記枢軸部材に対し相対的に固定されている、請求項
   １３記載の船舶推進装置。 １５．前記第２の部材の前記枢軸部材に対する位置が調
   節可能である、請求項１４記載の船舶推進装置。 １６．前記第２の部材の前記枢軸部材に対する運動を制
   限する手段をさらに含んでいる、請求項１５記載の船舶
   推進装置。 １７．前記第１と第２の部材のうちの一方が調節可能で
   ある、請求項１２記載の船舶推進装置。