JPH03111616A - 排気マフラにおけるオイル分離装置 - Google Patents

排気マフラにおけるオイル分離装置

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JPH03111616A
JPH03111616A JP24676289A JP24676289A JPH03111616A JP H03111616 A JPH03111616 A JP H03111616A JP 24676289 A JP24676289 A JP 24676289A JP 24676289 A JP24676289 A JP 24676289A JP H03111616 A JPH03111616 A JP H03111616A
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JP
Japan
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tail pipe
exhaust muffler
exhaust
pipe
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP24676289A
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English (en)
Inventor
Masayuki Ide
正幸 井手
Kazutoshi Matsumoto
松本 和年
Tetsuaki Yamaguchi
山口 徹朗
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (3)産業上の利用分野 本発明は自動二輪車用等の2サイクルエンジンの排気系
に接続される排気マフラにおけるオイル分離装置に関す
るものである。
(2)従来の技術 従来自動二輪車用エンジンにおいて、排気マフラより排
出される排気中の潤滑オイルを排気から分離、除去する
ようにしたものは公知である(実公昭50−14023
号公報参照)。
(3)発明が解決しようとする課題 ところが前記従来のものでは、排気マフラ内を流れる排
気に渦流を生ぜしめるべく、該排気マフラ内に内方環部
分と外方環部分とを有する規制装置を設けているため、
排気マフラ全体の構造が複雑になってコスト高になるば
かりでなく、前記規制装置にオイルが付着滞留してその
分離除去機能が不十分であるという課題がある。
本発明は、か−る実情にかんがみてなされたもので、排
気マフラボディに接続されるテールバイブに僅かな改良
を加えるのみで排気中のオイルを確実に分離除去できる
ようにした排気マフラにおけるオイル分離装置を提供す
ることを目的とするものである。
B1発明の構成 (3)課題を解決するための手段 前記目的達成のため、本発明は、排気マフラボディの後
部に、該ボディ内の最終段消音室と外気とを連通させる
テールバイブを接続してなる、排気マフラにおいて、前
記テールバイブを、前部テールパイプとそれよりも小径
の後部テールパイプとに二分し、前記前部テールバイブ
は、その入口を前記最終段消音室に連通させて排気マフ
ラボディ内に配設する一方前記後部テールパイプは、そ
の出口を外気に開口して前記排気マフラボディの後端に
接続し、さらに前記テールバイブの出口と後部テールパ
イプの入口とを段差を存して突合せ連通させ、該段差の
外周にオイル溜りを配設する。
(2)作 用 前記構成によれば、テールバイブを流れる、排気中のオ
イルは、前、後部テールバイブ間の段差において排気か
ら確実に分離され、段差外周のオイル溜りに貯留される
(3)実施例 以下、図面により本発明の実施例について説明する。
第1図において、自動二輪車の車体フレームには、2サ
イクルエンジンEが搭載され、該エンジンEの排気ポー
ト2に排気系Exが連接される。
この排気系Exは排気ポート2に接続される排気管lと
、この排気管1に接続される排気マフラMfとより構成
され、この排気マフラMfは車体フレームの一側方を、
後玉りに傾斜して後方にのびている。
次に前記排気マフラMfの構造を第2〜5図を参照して
詳細に説明する。
第2図は排気マフラMfの要部縦断側面図、第3図は、
第2図11線に沿う断面図、第4図は、第2図IV−I
Vに沿う断面図、第5図は、第2図11線に沿う断面図
である。
排気マフラMfの主体部を構成する排気マフラボディ3
は、半筒状左、右分割半体4,5のフランジ片4f、5
f同士を相互に重合連接してなる前部ボディ6の後端に
筒状の後部ボディ7を一体に連接して構成される。第3
,4図に示すように前部ボディ6は、一部分を除いてパ
ンチプレート8が間隙を存して裏打ちされて二重構造と
なっており、その間隙に断熱、吸音用グラスウール9カ
充填されている。前部ボディ6の前端には、前i1排気
管1の下流端が挿入接続され、また後部ボライアの後端
に後述するテールパイプ17が接続ばれる。
前記排気マフラボディ3内は、前部隔壁1o、および後
部隔壁11が設けられ、これらの隔壁10.11によっ
て排気マフラボディ3内は、そC前部の第1消音室CI
%その後部の第2消音室C3およびその中間部の第3消
音室C2に区画さtている。
第1消音室C1内には、その前端より前記排女管lの後
部が挿入支持されている。排気管1の、第1消音室C1
内に挿入される後部1.は外筒12の内方に断熱、吸音
用グラスウール14を挟λでパンチプレートよりなる内
筒13を裏打ちして二重管構造に構成される。そしてエ
ンジンから初出される排気は、排気管1を通って第1消
音室C1に導かれ、その間に一次的に消音される。
前記第1消音室CIと第2消音室C2は、前記前部隔壁
10および後部隔壁11に貫通支持される第1連通管1
5を介して相互に連通されており、第1消音室CI内の
排気は、この第1連通管15を通って第2消音室Ctに
導かれる。
また第2消音室C!と第3消音室C3は、前記後部隔壁
11に貫通支持される第2連通管16を介して相互に連
通されており、第2消音室c2内の排気は、この第2連
通管16を通って第3消音室C3に導かれる。
第3消音室、すなわち最終段消音室C3内は、テールバ
イブ17を通して外気に連通される。このテールバイブ
17は前部テールパイプ18と、これに突合せ連通され
る後部テールパイプ19とより構成される。前部テール
パイプ18は、外筒20に断熱、消音用グラスウール2
2を挟んでパンチプレート製内筒21を裏打ちしてなる
消音筒23の後端に接続パイプ24を接続して構成され
ている。そして、この前部テールパイプ18は排気マフ
ラボディ3内に収容され、その前部が前記後部隔壁11
に貫通支持され、またその後部が後述するオイル溜り2
7を介して排気マフラボディ3の後端に支持される。前
部テールパイプ18前端の人口18iは第3消音室C3
に連通され、またその後端の出口18oは、後述の後部
テールバイブ19に突合せ連通される。
前記後部テールバイブ19は、前記前部テールパイプ1
8よりも小径の短管により構成され、排気マフラボディ
3の後端に開口した排出口25に貫通支持されている。
後部テールバイブ19の入口19iは前記前部テールパ
イプ18の出口180に突合せ連通されている。而して
第2図に示すように後部テールバイブ19は、前部テー
ルパイプ18の接続バイブ24よりも小径に形成されて
いることによりそれら間に段差26が形成される。
前、後部テールバイブ1B、19の連通部の段差26の
外周には排気マフラボディ3の後端に支持される筒状の
オイル溜り27が配設されている。
このオイル溜り27の底壁には金属管よりなるドレンパ
イプ28の一端が連通される。ドレンパイプ28は排気
マフラボディ3内の底部を前方に向って縦走しており、
その前端は、後部隔壁11の下部に貫通支持される。第
4図に明瞭に示すように、ドレンパイプ28の前端は、
排気マフラボディ3の、左、右分割半休4.5のフラン
ジ片4f。
5fの合せ面によって形成されるV溝29の直上に近接
配置されており、ドレンパイプ28内を流れる分離オイ
ルはこの■溝29上に落下し、該V溝29内を流れるよ
うになっている。
排気マフラボディ3の最下部、すなわち左、右分割半体
4,5のフランジ片4f、5fの合せ面の最下部には、
ドレン口30が開口され、このドレン口30は通常はド
レンプラグ31によって閉じられる。
次にこの実施例の作用について説明する。
いま自動二輪車を走行すべく2サイクルエンジンEを運
転すれば、オイルミストの混入した排気は、排気管1へ
と排出され、そこから排気マフラMfへと流れる。排気
管1からの排気は第2図矢印で示すようにまず第1消音
室C+ に流入し、そこから第1連通管15を通って第
2消音室C2に流入し、さらにそこから第2連通管16
を通って第3消音室C1に流入し、そこよりテールパイ
プ17を通って外気に放出される。そしてその間に排気
は膨張、冷却、あるいは音波の干渉、吸収等を繰り返し
て効果的に消音される。
ところで、排気マフラMf内に流入する排気中には潤滑
用オイルミストが混入されるが、該オイルミストの大部
分は、排気がテールバイブ17を流れる間に冷却されて
滴状となり、該排気から効果的に分離除去される。すな
わち前部テールパイプ18の内壁に付着した滴状オイル
は該前部テールパイプ18より後部テールパイプ24に
流れる際に、それらのパイプ18.19の連通部に形成
される段差26によってちぎられて効果的に分離除去さ
れる。そしてその分離オイルはオイル溜り27に貯留さ
れたのちドレンパイプ28を通り、さらに排気マフラボ
ディ3の左、右分割半体4゜5のフランジ片4f、5f
の合せ面に形成した■溝29を通ってドレン口30の位
置する、排気マフラボディ3の最下部に貯留される。し
たがって排気から分離されたオイルが再び排気中に混入
することがない。
そしてドレンプラグ31を外すことにより分離貯留オイ
ルを外部に排出することができる。
第6図には本発明装置の第1の変型例が示される。この
第1変型例では、後部テールパイプ19の断面形状が後
端に向って拡がる末広状に形成される。そしてこの第1
変型例によれば後部テールパイプ19を流れる排気は拡
散されて外気に放出される。
第7図には本発明装置の第2の変型例が示される。この
第2変型例では、後部テールパイプ19の形状が後端に
向って狭まる先細り状に形成される。そしてこの第2変
型例によれば後部テールパイプを流れる排気は収束され
て外気に放出される。
なお、前記実施例では、本発明を自動二輪車用2サイク
ルエンジンの排気系に実施した場合を説明したが、これ
を他の2サイクルエンジンにも実施できることは勿論で
あり、また排気マフラ内の消音構造は、前記実施例のも
のに限定されるものではなく、たとえば消音室は2室に
、あるいは4室以上に区画してもよく、それらの室は適
宜の連通手段によって連通される。
C0発明の効果 以上のように本発明によれば、排気マフラの必要構成部
材である、テールバイブに僅かな改良を加えるだけで排
気中に混入するオイルを分離除去することができるので
、部品点数が少なく、きわめて構造簡単で廉価な潤滑オ
イル分離装置を得ることができる。
また前部テールパイプと後部テールパイプの突合せ連通
部に形成される段差でちぎられて分離除去されたオイル
はその外周のオイル溜りに直ちに貯留されるので、分離
オイルがテールパイプ内壁等に付着したま\になること
がなく、オイルの分離除去能率がきわめてよい。
また前記実施例のように分離オイルをドレンパイプを通
してドレン口に導くようにすれば、分離オイルがオイル
溜り内に貯留されたま−になることがなく、オイルの分
離除去能率が一層高めら刺る。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明の第1実施例を示すもので第1図は
本発明装置を備えた自動二輪車の概略便面図、第2図は
排気マフラの縦断側面図、第3図は、その第2図■−■
線に沿う断面図、第4図はその第2図IV−IV線に沿
う断面図、第5図はそのV−V線に沿う断面図、第6図
は本発明装置の第1変型例を示すもので、排気マフラ後
部の一部破断側面図、第7図は本発明装置の第2変型例
を示すもので、排気マフラ後部の一部破断側面図である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]排気マフラボディ(3)の後部に、該ボディ(3
    )内の最終段消音室(C_3)と外気とを連通させるテ
    ールパイプ(17)を接続してなる、排気マフラにおい
    て、前記テールパイプ(17)を、前部テールパイプ(
    18)とそれよりも小径の後部テールパイプ(19)と
    に二分し、前記前部テールパイプ(18)は、その入口
    (18i)を前記最終段消音室(C_3)に連通させて
    排気マフラボディ(3)内に配設する一方前記後部テー
    ルパイプ(19)は、その出口(19_0)を外気に開
    口して前記排気マフラボディ(3)の後端に接続し、さ
    らに前部テールパイプ(18)の出口(18_0)と後
    部テールパイプ(19)の入口(19i)とを段差(2
    6)を存して突合せ連通させ、該段差(26)の外周に
    オイル溜り(27)を配設したことを特徴とする排気マ
    フラにおけるオイル分離装置。 [2]前記オイル溜り(27)を、排気マフラボディ(
    3)の最下部に設けたドレン口(30)に、前記排気マ
    フラボディ(3)内を縦走するドレンパイプ(28)を
    介して連通させてなる、請求項第[1]記載の排気マフ
    ラにおけるオイル分離装置。
JP24676289A 1989-09-22 1989-09-22 排気マフラにおけるオイル分離装置 Pending JPH03111616A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015214916A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の排気装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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