JPH03111487A - コークス炉炭化室内壁のカーボン付着状況測定方法及び装置 - Google Patents

コークス炉炭化室内壁のカーボン付着状況測定方法及び装置

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JPH03111487A
JPH03111487A JP25007089A JP25007089A JPH03111487A JP H03111487 A JPH03111487 A JP H03111487A JP 25007089 A JP25007089 A JP 25007089A JP 25007089 A JP25007089 A JP 25007089A JP H03111487 A JPH03111487 A JP H03111487A
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香月 英任
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、コークス炉炭化室内に付着したカーボンの付
着状況を測定し、カーボン除去作業への精度良いデータ
提供を行って、炉体管理の円滑化及び操業安定化を図る
のに好適な、コークス炉炭化室内壁のカーボン付着状況
測定方法及び装置に関するものである。
【従来の技術】
コークス炉は、数多くの炭化室を有しており、この炭化
室に挿入された石炭は、乾留終了後、押出機により当該
炭化室外へ押出される。炭化室内では、乾留の進行中に
発生する生ガスの加熱分解等によりカーボンが発生し、
このカーボンが炭化室内壁へ付着する。このカーボンの
付着量は、その厚みが1回の乾留で600μtともいわ
れている。乾留を繰返す毎に、この付着カーボンは成長
していき、炉操業上のトラブル(押詰り等)につながる
、このため、定期的に炭化室内壁のカーボン付着状況を
点検し、この付着状況に応じてカーボン除去作業を行わ
なくてはならない。 この際、カーボン除去作業の時期が早すぎた場合には、
炉体への負荷等が大きくなると共に、操業上の無駄が発
生する。又、前記時期が遅すぎた場合には、操業上の支
障が発生する。従って、カーボン除去作業を適切な時期
に実施する必要があり、そのためには、カーボンの付着
状況を精度良く把握し、当該除去作業に反映させること
が必要不可欠である。
【発明が達成しようとする課N】
しかしながら、前記カーボン付着状況の把握を、現状で
は目視に頼って行うため、次のような問題点がある。 コークス炉の炭化室は、一般にその炉長方向長さが16
n近くあるため、その中央部は目視ではよく見えず、カ
ーボンが付着している位置や広がり等を把握するのは難
しい、又、炭化室内では熱気により陽炎が生じ、観察像
が揺ぐため遠距離からの測定に支障となっている。 又、点検の精度を上げるためには、炭化室からコークス
を押出す毎に点検するのがよいが、精度を上げようとす
ると時間がかかり、窯出しスケジュールに支障をきたし
て、減産につながる。又、コークスの一炉団に、通常、
炭化室は70〜100近くあるため、この炭化室を毎回
人手に顆って点検するのには限界がある。 又、コークス押出し直後に点検した場合には、内壁レン
ガは熱を保有しており、その熱による輝度のため、レン
ガ面とカーボン面の区別がつき難く、目視では判別が難
しい。 又、コークス押し出し後、長時間放置したままにすると
、レンガは冷えてその輝きを失い、且つ、カーボンは燃
焼して輝きを保つためレンガとカーボンとの識別ができ
るようになるが、これでは押し出しスケジュールに支障
をきたすために点検頻度を上げることができない。 従って、目視に代わって短時間で精度良くカーボン付着
状況を点検できる技術が必要とされていた。 そこで、近年になり、炭化室内壁あるいは他の炉内壁に
ついて、テレビカメラで炉壁表面観察を行う技術(特開
昭63−252242号)、プリズムを利用した、炉内
観察装置(特開昭61−114085号)や、観察装置
内に回転自在な反射鏡を配置して炉壁全面をカメラで観
察し得るようにした技術(特開昭63−263390号
)等が報告されている。 しかしながら、これら技術においても、コークス押し出
し直後の点検では前記と同様にレンガ面とカーボン面と
を識別し難く、又、精度を上げようとして長時間おいた
ままにすると時間がかかり、コークス生産に支障をきた
すという問題点は解消し得ない。 本発明に前記従来の問題点を解消すべくなされたもので
、コークス炉炭化室内のカーボンの付着状況を短時間で
、精度良く、且つ、押出し毎に測定可能なカーボン付着
状況測定方法及び装置を提供することを課題とする。
【課題を達成するための手段】
本発明は、コークスが押し出されたコークス炉炭化室の
内壁にエアーを噴射し、前記エアーが噴射された内壁の
温度又は輝度を検出し、検出温度又は輝度の変化から、
前記内壁のカーボンの付着状況を測定することにより、
前記課題を達成したものである。 又本発明においては、前記測定されたカーボン付着状況
に基づき、前記炭化室内壁のカーボン付着箇所にエアー
を吹き付けてカーボンを燃焼除去すると共に、付着カー
ボンの多い箇所にはエアーと共に水を噴震してカーボン
を剥離除去することができる。 又本発明は、コークスが押し出されたコークス炉炭化室
の内壁にエアーを噴射するためのヘッダと、エアーが噴
射された内壁の温度又は輝度を検出するための手段と、
検出温度又は輝度の変化から、前記内壁のカーボンの付
着状況を測定するための手段と、測定されたカーボン付
着状況を表示するための手段とを備えたことにより、同
じく前記課題を達成したものである。
【作用】
炭化室内壁が空気にさらされた場合には、内壁のレンガ
は冷却されてその温度が下がると共に輝度を失う、又同
時に、カーボンは燃焼して温度が上がると共に輝度が上
昇する0発明者は、このような知見に基づき、これらレ
ンガとカーボンとの温度の違い又は輝度の違いをエアー
の噴射により゛強調し、その温度又は輝度の変化から、
炭化室内壁のカーボンの付着状況を測定することを着想
し、本発明を創案したものである。測定される付着状況
としては、例えば温度、輝度の分布からカーボンの付着
箇所がわかり、又、輝度の高さからカーボン厚みを知る
ことができる。 本発明によれば、エアーの噴射により炭化室内壁の温度
又は輝度が変化し、長時間置かなくても、炭化室内壁の
カーボンとレンガとの温度又は輝度差が強調され、それ
らカーボンとレンガとの識別が容易となるため、短時間
で精度良くカーボン付着状況を測定できる。又、短時間
で測定できるため、押し出しスゲジュールに支障をきた
すことがないと共に、押し出し毎の測定も精度を落とす
ことなく可能である。 なお、測定された付着状況に基づきカーボンの付着箇所
にエアーを吹き付けてカーボンを燃焼除去すると共に、
付着カーボンの多い箇所にはエアーと共に水を噴霧して
カーボンを剥離除去するようにすれば、付着カーボンを
効率的、且つ確実に除去することができる。
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。 この実施例は、第1図に示すようなコークス炉10の炭
化室12内壁の温度又は輝度を検出してカーボン付着状
況を測定すると共に、不要なカーボンを除去するための
、カーボン付着状況測定装置である。 このカーボン付着状況測定装置は、第1図に示すように
、主に、炭化室12内でコークスを押出すためのラムヘ
ッド14周辺部に設けられるエアー(空気)噴射用のヘ
ッダ16と、前記ラム14のヘッド後方のラック18上
に搭載されていて、温度又は輝度を画像情報として検出
するため炭化室12内壁の二次元方向の温度又は輝度画
像を撮像する撮像センサ20と、該撮像センサ20の出
力映像信号を画像処理して前記炭化室12の温度又は輝
度分布を求め、その分布からカーボン付着状況を測定す
るためのカーボン付着状況検出部22とを有する。 前記コークス炉10には、炭化室入側窯口23と、炭化
室底24と、炭化室天井26と、炭化されたコークスを
前記ラムヘッド14で炭化室12外部へ送出するための
炭化室出側窯口28とが備えられている。 前記エアー噴射用ヘッダ16は、炭化室12内断面全周
方向にエアーを吹き付けられるように、ラムヘッド14
全周に設けられており、−度に全ての方向にエアーが行
き渡るようにされている。 このへ2ダ16は、ラムヘッド14の前方(炭化室出側
窯口28方向)あるいは後方に設けることができる。実
施例では、第1図及び第2図に示すように、ラムヘッド
14後方にエアー噴射用へラダ16(16A〜16C)
を設けている。第2図に破線で示すように、ラムヘッド
14前方に前記ヘッダ16を設けた場合、炉壁への間隔
がわずかであり、ラムヘッド14に前記ヘッダ16を内
蔵した形にする必要があるため構成が複雑となる。 これに対して、第2図に実線で示すように、ラムヘッド
14後方に前記へラダ16を設けた場合空間を大きくと
れるため、機器間の取合いが容易となり好ましい、なお
、エアー噴射用ヘッダ16は、カーボン除去用のエアー
スカーフィング装置と兼用するようにしてもよい。 前記エアー噴射用ヘッダ16は、第2図に示すように、
外周方向からラック18に向けて、上段ヘッダ16A、
中段ヘッダ16B、下段ヘッダ16Cの3段のヘッダと
なっており、それら各ヘッダ16A〜16Cには、第3
図に示すようなエアーポンプ30からのエアーが個々に
制御されて送出されてくる。この各ヘッダ16A〜16
Cから噴射するエアーは、前記カーボン付着状況検出部
22で得られたカーボン付着位置及びその厚みの情報に
より、中央処理ユニット(CPU)32が決定する。こ
の決定信号は制御盤34に入力され、該制御盤34は、
各ヘッダ16A〜16Cのエアー配管中に設けたエアー
流量制御弁36A〜36Cの開度を制御することにより
、ヘッダ16A〜16C個々にエアーの噴射の有無及び
そのエアー量を制御するようになっている。これにより
、付着カーボンに一番近いヘッダ16A〜16Cから当
該カーボンにエアーを噴射して内壁に付着したカーボン
を効率的に除去することができる。又、特に厚く付着し
たカーボン(101IM以上)を除去するべく、噴出す
るエアー中にエアーポンプ3゜から水をミスト状態で添
加してカーボンに水を噴霧するための調湿ai37が設
けられている。このミストの添加により内壁に付着した
カーボンの燃焼、冷却を図ってカーボンを効率良く剥離
除去することができる。なお、第3図において符号38
はエアーを噴射するための各ノズルである。 前記撮像センサ20は、炭化室12の左右両側の内壁が
同時に測定できるように、第4図に示すように、それぞ
れの内壁方向に向がって1台ずつ、計2台設置されてい
て、両内壁を同時に視野に入れることができるようにな
っている。従って、雉時間でカーボン付着状況の測定が
可能となっている。 又、広範囲のデータが測定できるように、当該撮像セン
サ20は上下方向に視野が移動できるようになっており
、この上下方向への視野移動により、炭化室12内の炉
高方向全域を視界としてカバーできるようになっている
。又、炉長方向についても、ラック18上に搭載されて
いるため、ラックの動きに連動して、内壁の全炉長方向
を視野に入れ得る。 従って、前記撮像センサ20は、炭化室12内の全面を
測定できるようになっている。 なお、前記撮像センサ20の炉長方向位置は、位置検出
機(図示省略)で検出されるようになっている。 又、撮像センサ20には、それをその周辺の1000℃
に近い雰囲気から保護するため、冷却装置40から冷却
ホース41を介して送出される冷却水で冷却されるよう
になっている。 撮像センサ20としては、測定対象が炉壁の温度あるい
は輝度により異なり、温度の場合、例えば二次元温度セ
ンサや二次元赤外線カメラを用いることができ、輝度の
場合、例えば工業用テレビジョン(ITV)あるいは輝
度センサを用いることができる。 前記ラック18は、押出機42及びラック駆動装置44
で炭化室12の入側窯口23より炉長方向に炭化室12
出側窯口28まで挿入可能に駆動される。該ラック18
には、前記冷却装置4oから送出される冷却水により冷
却処理が施されるようになっているか、又は、耐熱強度
構造になっている。なお、第1図において、符号46は
、押出842のデツキ、48は、前記ラック18内の電
気ゲーブル及び冷却ホース41等を巻取るための巻取装
置、50は、撮像センサ2o出力の映像信号を収録する
ためのビデオテープレコーダ(VTR)、52は、前記
撮像センサ20の撮像画像を監視するためのモニタであ
る。 前記カーボン付着状況検出部22は、前記ラムヘッド1
4が炭化室内炉長方向に挿入又は引出される過程で前記
撮像センサ20から順次得られる画像を炭化室12内の
温度又は輝度のイメージ画像として出力すると共に、集
計された画像情報をカーボンの付着位置と面積との情報
として出力するためのものである。即ち、前記カーボン
付着状況検出部22は、主に、前記撮像センサ20から
映像信号として伝達された原画像情報をアナログ/デジ
タル(A/D)変換して、該画像情報を例えばフロッピ
54又はコンパクトディスク(CD’)等に記録するた
めのデジタル式記憶装置56と、前記画像情報を収録し
たフロッピ54を用いてイメージ処理等の画像解析処理
を行う演算処理部58と、該演算処理部58のデータ及
び処理結果を画面上に表示する陰極線管(CRT)60
と、前記データ及び処理結果をハードコピーするプリン
タ62と、前記データ及び処理結果を蓄積するデータベ
ース(DB)64とから構成されている。 以下、実施例の作用を説明する。 実施例に係るカーボン付着状況測定装置を用いてコーク
ス炉炭化室12内壁の点検を行う際には、まず、押出8
142、ラック駆動装置44により、ラック18を介し
てラムヘッド14を前進させて、出側窯口28方向へコ
ークスを押出す、このようにコークスを押出すと同時に
、エアー噴射用ヘッダ16からエアーを噴出させ前記炭
化室12内壁に付着しているスポンジ状のカーボンを吹
き飛ばす。 次いで、コークスを押出した後に、ラムヘッド14を後
退させる。この時に、再び前記ヘッダ16からエアーを
噴射させて内壁のレンガを冷却すると共に、内壁に付着
しているカーボンを燃焼させる。すると、カーボンの付
着していないレンガ面の温度及び輝度は低下し、カーボ
ンの付着している部分の温度及び輝度はカーボンの燃焼
により上昇する。従って、炭化室内壁においては、レン
ガとカーボン温度差及び輝度差が際立つこととなる。こ
の内壁を撮像センサ20で撮像する。 ここで、撮像されて映像信号となった温度又は輝度の画
像の例を第5図に示す、第5図(A)は炭化室出側窯口
28方向に撮像した画像であり、第5図(B)は炭化室
内壁を斜め方向に撮像した画像の例である。第5図(A
)、(B)のように、カーボンが付着している部分66
はカーボンの付着していないレンガ68に比べて温度及
び輝度が高く、撮像画像で明確に判別できることがわか
る。 なお、符号68は炭化室内壁のレンガである。 前記撮像画像をカーボン付着状況検出部22で画像処理
し、画像処理結果と、撮像センサ20の撮像位置とを元
に、例えば第6図に示すような、炭化室内壁診断マツプ
等を出力して、カーボン付着部分を示すと共に、その付
着分析の厚みの情報をカーボンの温度又は輝度の高さか
ら算出する。 算出された情報はCRT60やプリンタ62で出力する
と共に、データベース64に格納する。これにより、カ
ーボン付着状況を入手でき、又、付着状況経時変化のデ
ータも収集できる。 前記算出情報から、付着カーボンの厚みが一定値以上と
なった場合、カーボンの除去作業を行う。 この場合には、エアー噴射用ヘッダ16のノズル38か
らエアーを噴出させてカーボンを吹き飛ばして除去する
。カーボンの付着位置に応じて上段、中段、下段のヘッ
ダ16A〜16Cから噴射するエアー量を、エアー流量
制御弁36A〜36Cの開度の制御により個々に制御し
、付着カーボンを効率的に除去する。 又、特に厚く(例えば10iI1以上)カーボンが付着
している場合には、噴射エアー中に調湿機37からミス
トとしての水を添加、混入させ、エアー噴射と水噴霧を
併用することでカーボンの燃焼、冷却を図り、カーボン
を剥離除去して、更に効率良くカーボン除去作業を行う
ようにする。 なお、前記実施例においては、カーボン付着状況を測定
する際にエアーを噴射するためのヘッダ16を、カーボ
ンを除去するためにエアーを噴射するエアースカーフィ
ングノズルと兼ねて用いていた。この場合、構成装置の
点数が少なく小型化、経済化が図れる。しかしながら、
本発明を実施する際には、このようにカーボン除去用の
エアースカーフィングノズルをエアー噴射ヘッダと兼用
することに限定されるものではなく、エアースカーフィ
ングノズルを別体で設けて、カーボン付着状況を測定し
た後、改めて当該ノズルからエアーを噴射してカーボン
を除去するようにできる。 又、前記実施例ではカーボン除去をエアーや水噴霧によ
り行っていたが、カーボン除去法は、これに限定されず
、他の方法、例えばコークス炉を空窩として焼落とす方
法や治具によりカーボンを突落とす等の方法用いること
もできる。
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、短時間で、精度良
く、且つ押出し毎に炭化室内のカーボン付着状況を測定
することができる。従って、従来目視で定性的に測定さ
れていたカーボン付着状況が、定量的に、且つ、その位
置や広がり等も炭化室内の座標として出力できるように
なり、炉体管理の重要な1要素である情報として提供で
きるようになる。又、押出し毎にカーボン付着状況を測
定できるため、当該状況の経時変化もデータ収集でき、
このデータの蓄積により付着速度を定量的に把握できる
ようになり、炉体管理に反映してその円滑化が図れ、効
率の良い安定したコークスデ操業を実現することができ
る等の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係るカーボン付着状況測定
装置の構成を示す、一部所面図を含むブロック図、 第2図は、前記装置のエアー噴射用ヘッダの配置例を示
す断面図、 第3図は、前記ヘッダにエアーを供給する装置の例を示
す、一部管路図を含むブロック図、第4図は、前記装置
に設けられる撮像センサの配置及び動作例を示す断面図
及び斜視図、第5図(A)、(B)は、前記撮像センサ
で撮像された内壁の画像の例を示す平面図、第6図はカ
ーボン付着状況診断マツプの例を示す平面図である。 10・・・コークス炉、   12・・・炭化室、14
・・・ラムヘッド、 16.16A、16B、16C・・・エアー噴射用ヘッ
ダ、 18・・・ラック、 20・・・撮像センサ、 22・・・カーボン付着状況検出部、 30・・・エアーポンプ、 38・・・ノズル、 42・・・押出機、 44・・・ラック駆動装置、 50・・・ビデオテープレコーダ(VTR)54・・・
70ツビ、 58・・・演算処理部、 60・・・陰極線管(CRT)、 62・・・プリンタ、 64・・・データベース(DB)、 66・・・カーボン付着部分。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コークスが押し出されたコークス炉炭化室の内壁
    にエアーを噴射し、 エアーが噴射された内壁の温度又は輝度を検出し、 検出温度又は輝度の変化から、前記内壁のカーボンの付
    着状況を測定することを特徴とするコークス炉炭化室内
    壁のカーボン付着状況測定方法。
  2. (2)請求項1において、測定されたカーボン付着状況
    に基づき、前記炭化室内壁のカーボン付着箇所にエアー
    を吹き付けてカーボンを燃焼除去すると共に、付着カー
    ボンの多い箇所にはエアーと共に水を噴霧してカーボン
    を剥離除去することを特徴とするコークス炉炭化室内壁
    のカーボン付着状況測定方法。
  3. (3)コークスが押し出されたコークス炉炭化室の内壁
    にエアーを噴射するためのヘッダと、エアーが噴射され
    た内壁の温度又は輝度を検出するための手段と、 検出温度又は輝度の変化から、前記内壁のカーボンの付
    着状況を測定するための手段と、測定されたカーボン付
    着状況を表示するための手段と、 を備えたことを特徴とするコークス炉炭化室内壁のカー
    ボン付着状況測定装置。
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