JPH03111105A - TiおよびTi合金切削用表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具 - Google Patents

TiおよびTi合金切削用表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具

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JPH03111105A
JPH03111105A JP25021289A JP25021289A JPH03111105A JP H03111105 A JPH03111105 A JP H03111105A JP 25021289 A JP25021289 A JP 25021289A JP 25021289 A JP25021289 A JP 25021289A JP H03111105 A JPH03111105 A JP H03111105A
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JP
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cutting
carbide
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cemented carbide
radical
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JP25021289A
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Hironori Yoshimura
吉村 寛範
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、TiおよびTi合金の切削に用いた場合に
すぐねた耐摩耗性を示し、長時間に亘っての使用を可能
とする表面被覆炭化タングステン(以下WCで示す)超
超硬合金製切削工具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、一般に、TiおよびTi合金の切削には、結合相
形成成分としてCo:4〜8%を含有し、さらに必要に
応じて分散相形成成分としてTiTa  Nb  V 
 およびCrの炭化物(以下、それぞれTic、TaC
,NbC,VC,およびC「3C2で示し、かつこれら
を総称して金属炭化物という)のうちの1種または2種
以上−0,1〜10%を含有し、残りが同じく分散相形
成成分としてのWCと不可避不純物からなる組成(以」
二重量%)を有するWCC超超硬合金構成された切削工
具が用いられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、近年の切削機械の高速化および省力化に伴ない
、これに用いられる切削1ユ具にも一段とすぐれた耐摩
耗性が要求される傾向にあるが、上記の従来WCC超超
硬合金製切削1−具は、1(f、耗が著しく、これに十
分対応することができないのか現状である。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、T1お
よびT1合金の高速切削や、高切込みおよび高送りなど
の重切削などを可能とし、もって切削機械の高速化およ
び省力化に対応することができる切削工具を開発すべく
研究を行なった結果、 (a) Cr3C2はTIおよびTi合金に対する溶着
性が著しく低く、したがってこれを上記従来WCC超超
硬合金製切削工具表面に硬質被覆層として形成してやれ
ば、TIおよびTi合金の切削に際してすぐれた耐摩耗
性を示すようになるが、Cr3C2はWCC超超硬合金
対する密着性に劣るので、Cr3C2を硬質被覆層とし
てWCC超超硬合金基体表面に密着性よく形成すること
ができないこと。
(b)  一方、TicはCr3C2とwc基超超硬合
金両方に対してすぐれた密着性を有し、したがってTi
Cを硬質被覆層としてWCC超超硬合金基体Cr3C2
層の間に介在させれば、Cr3C2層をWCC超超硬合
金基体表面に高い付着強度で密着させることができ、こ
の結果TlおよびTi合金の高速切削や重切削などの苛
酷な条件下での切削でも前記硬質被覆層に剥離が発生す
ることがなく、すぐれた耐摩耗性を示すようになること
以上(a)および(b)に示される研究結果を得たので
ある。
この発明は、上記研究結果にもとづいてなされたもので
あって、 結合相形成成分としてCO:4〜8%を含有するWCC
超超硬合金望ましくは、 Co:4〜8%、 を含有し、さらに必要に応じて、 分散相形成成分として、Tic、TaC,NbCvCl
およびCr3C2のうちの1種または2種以上からなる
金属炭化ウニ0.1〜lO%、を含有し、残りが同じく
分散相形成成分としてのWCと不可避不純物からなる組
成(以上重量%、以下%は重量%を示す)を有するWC
C超超硬合金構成された基体の表面に、 0.5〜5虜の平均層厚を有するTiCの内層と、1〜
5節の平均層厚を有するCr3C2の外層とからなる硬
質被覆層を形成してなるTiおよびT1合金切削用表面
被覆WC基超硬合金製切削工具に特徴を有するものであ
る。
つぎに、この発明の切削工具において、基体のCo含有
量および硬質被覆層の平均層厚を上記の通りに限定した
理由を説明する。
(a)  Co含有量 Co成分には基体の靭性を向上させる作用があるが、そ
の含有量が4%未満では所望の靭性が得られず、切削時
に切刃に欠損が発生し易くなり、一方その含有量が8%
を越えると、基体の耐塑性変形性が低下するようになる
ことから、その含有量を4〜8%と定めた。
なお、基体を構成するWCC超超硬合金、必要に応じて
硬さを高めて、耐摩耗性を向上させる目的で、上記の通
り分散相形成成分として1種または2種以上の金属炭化
物を含有させる場合があるが、その含有量が0.1%未
満では所望の耐摩耗性向上効果が得られず、一方その含
有量が10%を越えると、T1およびTi合金の切削時
に切刃に欠損が発生し易くなることから、その含有量を
0.1〜10%とするのが望ましい。
(b)Tic内層の平均層厚 その平均層厚が0,5庫未満では、基体と外層間に強固
な密着性を確保することができず、一方その平均層厚が
5μsを越えると、切刃にチッピングが起り易くなるこ
とから、その平均層厚を0.5〜5μsと定めた。
(c) Cr3C2外層の平均層厚 その平均層厚が1tIn未満では所望の耐摩耗性を発揮
することができず、一方その平均層厚が5庫を越えると
、硬質被覆層が剥離し易くなることから、その平均層厚
を1〜5虜と定めた。
〔実 施 例〕
つぎに、この発明の切削工具を実施例により具体向に説
明する。
まず、WCC超超硬合金基体して、いずれも150−8
PP422の形状を有し、かつそれぞれ第1表に示され
る組成をもったスローアウェイチップを用意し、このチ
ップの表面に同じく第1表に示される平均層厚のTIC
内層とCr3C2外層を通常の化学蒸着法にて形成する
ことにより本発明表面被覆WCC超超硬合金製切削工具
以F本発明被覆超硬切削チップという)1〜9および比
較表面被覆WCC超超硬合金製切削工具以下比較被覆超
硬切削チップという)1〜7をそれぞれ製造した。
なお、比較被覆超硬切削チップ1〜7は、基体のCo含
有量および硬質被覆層の平均層厚のうちのいずれかがこ
の発明の範囲から外れたものである。
さらに、比較の目的で、同じく第1表に示される通り硬
質被覆層の形成かない従来WC基超超合金製切削上具(
以下従来超硬切削チップという)1〜3をそれぞれ用意
した。
−ライて、この結果得られた各種の切削チップについて
、 被削材: T I  69’6 AΩ−4?6VのTi
合金丸棒、 切削速度: 80m/min s 送   リ: 0.25mm/ rev、、切込み: 
1.511111% 切削時間・20分、 の条/’lで、最も難削材であるT】合金の連続高切込
め切削試験を行ない、切刃の逃げ面摩耗幅を測定すると
共に、切削試験後の切刃状況を観察した。
これらの結果を第1表に示した。
〔発明の効果〕
第1表に示される結果から、本発明波ya超硬切削チッ
プ1〜9は、いずれも切刃に欠損やチッピングの発生が
ほとんどなく、すぐれた耐摩耗性を発揮するのに対して
、従来超硬切削チップ1〜3は、いずれも耐摩耗性不足
が原因で、短時間で使用寿命に至り、また比較被覆超硬
σJ削チップ1〜・7に見られるように、基体のCof
i白−量おより び硬質被覆層の平均層厚のうちのいずれかの条件(第1
表に※印を付す)でもこの発明の範囲から外れると、所
望の切削性能を示さないことか明らかである。
上述のように、この発明の表面被覆WCC超超硬合金製
切削工具、硬質被覆層が外層と内層からなり、かつ前記
4層がTiおよびTi合金に対する耐溶着性にずくれた
硬質のCr3C2層て構成され、また前記内層が前記外
層とWCC超超硬合金基体の両方に対してずぐれた密着
性を有するTiC層で構成されているので、苛酷な条件
tてのT1および1層1合金の切削に用いた場合にも切
刃に欠損やチッピングなどの発生がなく、すぐれた耐摩
耗性を示し、長時間に亘ってすぐれた切削性能を発揮す
るなと工業上有用な特性を有するのである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)結合相形成成分としてCo:4〜8重量%を含有
    する炭化タングステン基超硬合金からなる基体の表面に
    、0.5〜5μmの平均層厚を有する炭化チタンの内層
    と、1〜5μmの平均層厚を有する炭化クロムの外層と
    からなる硬質被覆層を形成してなるTiおよびTi合金
    切削用表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具
JP1250212A 1989-09-26 1989-09-26 TiおよびTi合金切削用表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具 Expired - Lifetime JP2697187B2 (ja)

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