JPH03110349A - 自動湯張り装置 - Google Patents

自動湯張り装置

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JPH03110349A
JPH03110349A JP1245982A JP24598289A JPH03110349A JP H03110349 A JPH03110349 A JP H03110349A JP 1245982 A JP1245982 A JP 1245982A JP 24598289 A JP24598289 A JP 24598289A JP H03110349 A JPH03110349 A JP H03110349A
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switch
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bathtub
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秀彦 高木
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中井 保道
Hiroaki Kumazawa
熊沢 博昭
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、スイッチの操作に応じて浴槽内へあらかじめ
設定された条件で湯張りを行う自動湯張り装置に間する
[従来の技術] 自動湯張り装置を利用する場合、毎回はぼ同じ温度で、
しがも同じ水位になるようにすることが多いため、湯張
りの水位と温度とをあらかじめ設定しておき、通常では
、湯張りスイッチを操作すると自動的に設定どおりの湯
温および水位になるように湯張りを行うものがある。
また、通常の湯温や水位とは異なった設定で湯張りを行
いない場合に、改めて設定を行わなくても希望する設定
ができるとともに、その後、通常の設定に戻さなくても
よいようにするために、あら力叱め設定された湯温や水
位に対して、変更の指示のみを与えるようにする幾つか
の付加機能スイッチを設けて、通常の湯温よりやや高い
湯温あるいはやや低い湯温や、通常の水位より高くして
浴槽内の湯量を多くするように湯張りを行うようにする
ものがある。
この場合、湯張りスイッチを操作した後に、これらの付
加機能スイッチを追加操作することによって各m能を付
加することができる。
一方、湯張り装置として用いられる給湯器等において、
湯温の設定や水位の設定等を行うための操作部であるリ
モコンには、できる限り少ないスイッチでしかも簡単な
操作によって、多くのW!11mが得られることが望ま
れる。
そのため、こうした付加機能スイッチは、自動湯張りに
おいては湯張りの設定状態を変更するために用いられる
とともに、浴槽内に湯張りが行われている場合には、浴
槽内の湯に対してさらに他の条件を追加するためにも用
いられ、例えば、自動湯張りにおいて設定温度をやや高
めに変更するスイッチが、湯張り終了後には、湯温を高
くするための追焚きを指示するスイッチとして用いられ
ている。
しかし、浴槽内に湯張りが行われていないと追焚きがで
きないため、このスイッチが単独で操作されたとき、浴
槽内に湯水がある場合に限って追焚きが行われ、浴槽内
に湯水がない場合には、追焚き不能状態として操作エラ
ーとなり、運転が停止する。
[発明が解決しようとする課題] このように、従来では、浴槽内に湯がない場合に、勘違
いによって付加機能スイッチを操作してしまうと、機器
が作動しなくなり、その都度、機器をリセットしなけれ
ばならないため、不都合であった。
本発明は、操作部に設けられた各スイッチに対する操作
のための条件をなくし、簡単に使用できる自動湯張り装
置を提供することを目的とする。
し課題を解決するための手段] 本発明は、あらかじめ設定された湯張り条件に基づいて
浴槽への湯張りを行うための湯張りスイッチと、該湯張
りスイッチへの操作に従属して操作され、前記湯張り条
件を変更するための従属スイッチとを備える自動湯張り
装置において、前記従属スイッチのみが操作されたとき
前記浴槽内に湯水があるか否かを判別し、湯水がある場
合には、前記浴槽内の湯水に対して前記変更に関連した
追加動作を行い、湯水がない場合には、前記従属スイッ
チは前記湯張りスイッチの代用として作用して、少なく
とも前記湯張り条件に基づいて前記浴槽へ湯張りを行う
ことを技術的手段とする。
[作用] 本発明では、従属スイッチが湯張りスイッチに従属して
操作されたときには、湯張り条件が変更され、例えば、
設定温度があらかじめ設定された温度より高くなり、こ
の変更された温度で湯張りが行われる。
一方、従属スイッチのみが操作されたときには、浴槽内
の湯水の有無が判別され、湯水があれば設定条件に対す
る変更に関連した動作、例えば、そのときの湯温を高く
するための追焚き動作を行う。
逆に、湯水がない場合には、湯張りスイッチが操作され
た場合と同様に、少なくとも設定条件で湯張りが行われ
る。
[発明の効果] 本発明では、浴槽内に湯水がないときに、湯張りの際の
条件を変更する従属スイッチを湯張りスイッチを操作し
ないまま操作した場合には、少なくとも湯張りが自動的
に行われ、操作ミスによるエラーを生じない。
この結果、使用者の必要に応じた最低限の運転として、
設定条件に応じた湯張りが行われるため、スイッチに対
する操作ミスの不安をなくすことができるため、誰にで
も簡単にしかも安心して操作できる。
従って、従来に比べて操・作しやすい湯張り装置とする
ことができる。
[実施例] 次に本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図に示すガス給湯風呂システム1は、自動湯張り機
能および追焚き機能等の機能を備えた複合給湯システム
であって、上水道等の水供給源と接続された水管10を
通過する水を加熱して、幾つかの給湯口Aおよび浴槽B
へ給湯するための主加熱器2と、浴槽B内の湯水を循環
させて加熱するための風呂加熱器3と、これらの各加熱
器2.3、給湯口Aおよび浴槽Bを接続して水回路を形
成する幾つかの配管とからなる。
水管10には、通過する水の流量を検出するための流産
センサ31と、供給される水の温度を検知する給水温サ
ーミスタ32とが備えられ、水管10はこれらの下流で
分岐して、一方は主加熱器2の主熱交換器11と接続さ
れ、他方は主熱交換器11を迂回するバイパス管12と
なっていて、バイパス管12には必要に応じて開状態に
されるバイパス電磁弁13が備えられている。
主熱交換器11とバイパス管12とが合流した出湯管1
4には、流出する湯量を制限するために、ギヤドモータ
によって弁体が駆動される電動式の湯量サーボ15と、
出湯温度を検知する出湯温サーミスタ33が備えられ、
出湯管14はこれらの下流で分岐して、一方は各給湯口
Aへの給湯管16となり、他方は、風呂加熱器3への接
続管17となっている。
接続管17には、湯張り量を検出するための水量センサ
34、断水時等に浴槽の湯水が逆流しないように給湯回
路を大気に開放するバキュームブレーカ35、湯張りを
行うときに開状態にされるボール弁からなる湯張り弁1
8、浴槽Bの湯水の逆流を防止する2つの逆+h弁19
.19aが設けられている。
接続管17は、風呂加熱器3の上流で2つに分岐して、
一方は浴槽Bへの湯張り管20となっていて浴槽Bと接
続され、他方は風呂加熱器3の風呂熱交換器21の一方
の側と接続されている。
風呂熱交換器21の他方の側は、浴槽Bがらの湯水を循
環させるために、湯張り管2oと同様に浴槽Bと接続さ
れた循環用配管22となっていて、循環用配管22には
、浴槽B側から順に、水位センサ36、ポンプ23、開
閑弁24、水流スイッチ37、風呂サーミスタ38が設
けられている。
水位センサ36は、シリコンあるいはゲルマニウム等の
半導体による即結晶基板に、拡散により導電層を形成し
、結晶に力を掛けて歪ませたときに導電層の電気抵抗が
変化するピエゾ抵抗効果を利用した半導体拡散抵抗型の
圧力センサを、一方が循環用配管22と連通し他方が大
気に開放されたダイヤフラム室に組み込んだもので、浴
槽Bの水位に応じた抵抗値を検出できるものである。
ポンプ23は、通電されると一定回転で回転して、浴槽
B内の湯水を循環用配管22から汲み上げて風呂熱交換
器21へ送り込み、湯張り管20から再び浴槽Bへ循環
させる。
開閉弁24は、湯水がどちらの方向へも通過できるパイ
プ状の弁体をサーボモータによって駆動するロータリ弁
で、開状態のときに浴槽Bを介して循環用配管22と湯
張り管20とから風呂循環路を形成するとともに、水位
センサ36による水位の検出を行うために、ポンプ23
の停止時に循環用配管22を塞ぐためのものでもある。
また、主加熱器2による湯張り時に開状態となって、湯
張り管20のみでなく循環用配管22からも湯張りをで
きるようにする。
水流スイッチ37は、ポンプ23が作動したときに、循
環用配管22内を湯水が通過しているか否かを検知する
ためのもので、湯水の通過方向が逆になる湯張り時には
、水流を検知しない。
風呂サーミスタ38は、ポンプ23を作動させたとき、
浴槽B内の湯の温度を検知する。
主加熱器2は、木管10内を水が通過するとき給湯バー
ナ4により燃焼を行って主熱交換器11を加熱する6 給湯バーナ4への燃料管40には、すべての燃料供給を
停止するための元電磁弁40aが設けられ、その下流に
は、必要加熱量に応じて燃料供給量を調節するガバナ比
例弁41と、給湯バーナ4の全バーナのうち使用するバ
ーナ数を制御する電磁弁42.43が設けられ、給湯バ
ーナ4は、これらの弁によって調節される燃料ガスを、
給湯送風機44により供給される燃焼用空気と混合して
燃焼を行う。
風呂加熱器3は、燃料管40から分岐した風呂燃料管4
5から供給される燃料ガスを、風呂送風機46により供
給される燃焼用空気によって風呂バーナ5で燃焼して、
風呂熱交換器21を加熱する。
なお、風呂燃料管45には供給ガス圧力を一定にするガ
バナ47と燃料供給を司る風呂電磁弁48が、また、風
呂バーナ5には使用するバーナ数を制御するために電磁
弁49がそれぞれ備えられている。
以上の構成からなるガス給湯風呂システム1は、第2図
に示す制御装置50によって制御される。
制御装置50は、マイクロコンピュータを中心として構
成され、その機能構成は、主加熱器2および水回路を制
御する給湯制御部51と、風呂加熱器3を制御する風呂
燃焼制御部56と、全体のシーケンスを制御するシーケ
ンス制御部57とに大別され、他にキッチンや浴室内に
それぞれ設置されるメーンリモコン60とフロリモコン
70とを備え、各リモコン60.70との通信のための
通信インターフェース58を有している。
各リモコン60.70は、制御装置50から供給される
電力により作動する小能力のマイクロコンピュータをそ
れぞれ備えており、電力供給と信号伝送とを兼用した2
本の電線で制御装置50と接続されている。
フロリモコン70は、主として自動湯張りおよび湯張り
後の操作を簡単に行うことができるようにしたもので、
フロリモコン70には、第3図に示すとおり、運転スイ
ッチ70aの池に、給湯温度の設定を行うための2個の
給湯温度設定スイッチ71、湯張りによる沸きあがり湯
温を設定するための2個の沸きあがり湯温設定スイッチ
72、浴槽B内の水位を設定するために沸きあがり湯温
設定スイッチ72の動作モードを変更する水位設定スイ
ッチ73が予備操作のための設定スイッチとして設けら
れている。
操作とともに動作が行われる動作スイッチとしては、上
記の各設定スイッチ71.72によって設定された設定
条件に応じて自動湯張りを行うための全自動スイッチ7
4、自動湯張りのときあらかじめ設定されている設定温
度より湯張り温度を所定温度だけ高くするためのあつ湯
スイッチ75、あるいは低くするためのぬる湯スイッチ
76、自動湯張りのときあらかじめ設定されている設定
水位より所定水位だけ高い水位にするように湯張り量を
多くするためのたっぷりスイッチ77がある。
これらの動作スイッチ75.76.77は、全自動スイ
ッチ74の操作に従属して操作されて、上記の各設定内
容を変更した湯張りに変更するとともに、それぞれ単独
で操作された場合には、浴槽B内に湯水があるか否かに
応じて異なった指示を与えるものであり、浴槽B内に湯
水がない場合には、各動作スイッチ75.76.77は
、いずれも全自動スイッチ74と同等の作用をして、設
定された湯温、水位に応じた自動湯張りを行うための指
示を与える6 浴WIB内にすでに湯水がある場合については、スイッ
チ操作に応じて以下に説明する追加動作が行われる。
あつ湯スイッチ75は、浴槽B内の湯温を高くするため
の追焚きの指示を与え、3分間だけ風呂バーナ5を作動
させる。
ぬる湯スイッチ76は、浴槽B内の湯温を低くするため
の指示を与え、浴槽B内へ水を10fJ供給させる。
たっぷりスイッチ77は、浴槽B内の水位をさらに高く
するための指示を与え、設定条件に応じた温度で、2O
Nの湯を追加供給させる。
他に、メーンリモコン60に対して、優先使用するため
の切替スイッチ78と、開rJA蓋79内には、自動湯
張りによる沸き上がり時間を設定するための図示しない
予約スイッチがある。
また、フロリモコン70には、設定状態や現在時刻等を
表示するための液晶表示部70Aと、湯張り終了時に作
動する図示しないブザーがある。
各リモコン60.70の各予備操作スイ・ソチによる設
定内容は、設定操作がある毎に、リモコン内のマイクロ
コンピュータによって所定の搬送方式で変調された伝送
信号が送出され、その設定内容が温度情報あるいは水位
情報として制御装置50内に記憶される。
制御装置50の給湯制御部51は、通信インターフェー
ス58を介して伝送される操作信号に応じて、主加熱器
2を作動させて、給湯制御あるいは自動湯張り制御を行
う。
給湯制御は、運転スイッチ70aが操作された場合に行
われ、給湯管16に接続された給湯口Aが開かれ、流量
センサ31によって通水が検知されると、給湯バーナ4
の燃焼を行い、通水が停止すると燃焼を停止する。
自動湯張り制御は、全自動スイッチ74が操作されたと
きに、湯張り弁18を開いて通水を開始することによっ
て給湯バーナ4の燃焼を行い、浴槽B内への所定水位の
湯張りが終了すると通水を停止させ、給湯バーナ4の燃
焼を停止する。
以下、給湯制御部51を、各v1能部毎に説明する。
検知データ処理部52は、水管10、接続管17等の各
配管に備えられた各センサからの検知信号を、有効な情
報として利用するために、所定の補正を行う部分で、例
えば、流量センサ31や水量センサ34から発せられる
パルス信号のパルス間の時間を平均化して、その平均値
に基づいて水量値を算出して、他の機能部の処理に用い
る。
あるいは、各サーミスタの検知遅れを考慮して、検知温
度の変化状態から実際の温度を推定し、検知温度の変化
時の加熱量の応答遅れを少なくするために用いる。
温調制御部53は、検知データ処理部52で所定の処理
が施された給水温サーミスタ32、出湯温サーミスタ3
3、流量センサ31に基づく各補正データと、あらかじ
め通信インターフェース58より伝送されて記憶されて
いる各リモコンによる設定温度データとから、給湯バー
ナ4による必要加熱量を算出する。
燃焼制御部54は、流量センサ31に基づいた通水情報
に応じて給湯送風41!!44、元電磁弁40a、電磁
弁42.43、給湯バーナ4に備えられた点火型ff1
4aを所定のシーケンスで制御して給湯バーナ4の点火
制御を行うとともに、通水停止情報に基づいて消火制御
を行う。また、給湯バーナ4の燃焼中には、温調制御部
53により算出された必要加熱量に基づいて給湯送風機
44、ガバナ比例弁41、電磁弁42を制御して、給湯
バーナ4の燃焼量制御をする。
ここでは、給湯送風fi44の作動が回転数により検出
されていて、必要加熱量に応じて給湯送風機44を制御
し、回転数により検出される給湯送風機44の作動に応
じて、ガバナ比例弁41を制御する。
なお、燃焼中には、給湯バーナ4に備えられたフレーム
ロッド4bによって炎検知を行い、失火の場合には、元
電磁弁40a等の各電磁弁を閑じて燃料供給を停止し、
燃焼を停止する。
これら検知データ処理部52、温調制御部53および燃
焼制御部54の各機能は、給湯制御、自動湯張り制御の
区別なくそれぞれ同じように行われる。
水量制御部55は、給湯制御時および湯張り制御時にお
いて、給湯バーナ4の最大燃焼量によっても、出湯温度
が設定温度に達しない場合に、湯量サーボ15の開度を
小さくして、給湯流量あるいは湯張り流量を制限すると
ともに、給湯バーナ4の燃焼量に余裕がある場合には、
湯量サーボ15の開度を大きくして、給湯流量あるいは
湯張り流量を多くする。
この場合、湯量サーボ15を速やかに目標開度に駆動し
、かつ水圧に対して1°分な駆動トルクが得られるよう
にするために、湯量サーボ15のギヤドモータへの印加
電圧は一定に保ち、流量センサ31で検出した流量が目
標流量に対する所定範囲内の流量になるまでは、連続し
て電圧を印加し、所定範囲内になったら同じ電圧のパル
スを間隔をおいて印加することによって、徐々に目標流
量に変更する。
また水量制御部55は、給湯時、湯張り時ともに、特に
設定温度が比較的低く給湯量が多く必要な場合などには
、バイパス電磁弁13を開いて未加熱の水を出湯管14
へ導くとともに、給湯バーナ4の加熱能力を活かしてで
きるだけ大きな燃焼量で燃焼することによって、短時間
に多琶の給湯を行う。
自動湯張り制御においては、設置工事を終えた場合等の
初めての湯張りの場合には、所定の湯張り水量算出制御
を行って、設定水位に対応した給湯Ji W aを各浴
槽に応じて算出して記憶する。
また、−旦設置されて湯張り水量算出制御が終わってい
て、浴槽Bに応じた給湯mWaが記憶されている2回目
以降の湯張りの場合には、リモコンから湯張りの指示が
与えられたとき、湯張り弁18を開いて浴槽Bへの湯張
りを開始するとともに、設定された水位に応じた所定の
給湯jt W aになるまでの間、湯張り1wを水量セ
ンサ34によって積算し、所定の給湯ff1Waになっ
た後は、水位センサ36によって実際の水位を検出して
設定水位に達したか否かを検知して、設定水位になるま
で湯張りを継続し、設定水位になったとき湯張り弁18
を閉じる。
この湯張り制御においては、特に給湯能力に余裕がある
場合には、湯張り時間を速くするために、開閉弁24を
開いて循環用配管22からも湯張りを行う。
この場合、開閉弁24は、保温中を除いて通常は開状態
にされているが、開閉弁24が開いている状態で湯張り
弁18を開くと、循環用配管22への湯水の流入時に大
きな衝撃が加わり、循環用配管22中に設けられた水位
センサ36が損傷する可能性があるため、開閉弁24の
弁体に備えられたリミットスイッチ24aによって開閉
弁24が閉状態に制御されていることを確認してから湯
張り弁18が開かれ、開閉弁24が開状態の場合には、
−旦閉じられてから湯張り弁18が開かれ、開閉弁24
は湯張り弁18が開いた後に改めて開かれる。
同様の理由により、開閉弁24を開いて湯張りを行って
いる場合に湯張り弁18を閉じる場合には、水撃が水位
センサ36に加わらないようにするために、開閉弁24
を閉じてから湯張り弁18を閑じる。
また、所定の給湯量Waの湯張りを終えて水位の検出に
よる湯張りに移る場合には、−旦ボンア23を作動させ
て、浴槽B内に湯張りが行われたか否かを調べ、浴槽B
の栓の閉め忘れがないことを確認してから水位による湯
張りを行う。
全目動運転の場合には、4時間を経過するまでは保温制
御が行われて、湯張りが終わった後も、入浴によって減
少した湯量を補い浴槽B内の水位を設定水位に保つため
に、開閉弁24を閏じて水位センサ36の検知情報に基
づいて水位の変化を把握し、検知された水位が設定水位
より所定値(例えば5ω)だけ下がった場合には、湯張
り弁18を開いて、設定水位になるまで足し湯を行い、
設定水位になると湯張り弁18を閉じる。
また、浴槽B内の湯温を一定温度に保つために、湯張り
を終了した後の所定時間(例えば30分)毎にポンプ2
3を作動させて、湯張り管20および循環用配管22か
らなる風呂循環路内に湯を循環させて、風呂サーミスタ
38で湯温を検知する。
このとき、ポンプ23を作動する前に一旦開閉弁24を
開き、その後ポンプ23を駆動する。
従って、開閉弁24が開いている場合や、ポンプ23が
作動している場合には、正しい水位が検知できないため
、足し湯のための水位センサ36の検知情報の読み込み
は、ポンプ23が停止し、かつ開閉弁24が閉じている
ことが確認される場合のみに行い、それ以外の場合には
、水位センサ36の検知情報の読み込みを行わない。
さらに、各リモコンにより、あつ湯スイッチ75、ぬる
湯スイッチ76、たっぷりスイッチ77が単独で操作さ
れたとき、浴槽B内に湯水があるか否かを判別するなめ
に、ポンプ23を駆動して、水流スイッチ37によって
水流が検知された場合には、浴槽B内に湯水があると判
別する。
風呂燃焼制御部56は、全自動運転の場合に、湯張りが
終わった後に所定時間(例えば30分)毎に風呂サーミ
スタ38によって湯温が検知されたとき、湯温が設定温
度より低くなっていた場合に、所定のシーケンスで風呂
送風機46、風呂電磁弁48および風呂バーナ5に備え
られた点火電極5aを制御して風呂バーナ5の点火制御
を行い、ポンプ23の作動に伴って風呂循環路内の水流
が水流スイッチ37に検知される面加熱し、風呂循環路
内を循環する湯温が設定温度に上昇するまで加熱する。
燃焼中の風呂バーナ5の燃焼量は、検知温度と設定温度
との温度差に応じて制御される電磁弁49によって決定
される。
また、風呂バーナ5に備えられたフレームロッド5bに
より風呂バーナ5の炎を検知し、失火が生じた場合には
、燃料供給を停止して燃焼を停止する。
シーケンス制御部57は、給湯制御部51あるいは風呂
燃焼制御部56により、給湯バーナ4あるいは風呂バー
ナ5がそれぞれ点火制御されるときに、元電磁弁40a
を開いて燃料供給を行い、それぞれ燃焼させる。
また、現在時刻を知らせるための時計機能を有し、沸き
あがり時刻を設定するためのタイマ57aを備え、各リ
モコン60.70からの設定信号に応じて計時を行い、
設定時刻の30分前に給湯制御部51による自動湯張り
制御を開始させるとともに、湯張り終了後には、保温を
行うための計時を行って、沸きあがり時刻以降は、4時
間が経過するまで給湯制御部51による保温制御を行う
通信インターフェース58は、制御装置、 50と各リ
モコン60.70との間で、情報交換を行うための信月
変換回路で、各リモコン60.70で設定操作が行われ
る毎に伝送される設定信号に基づいて、設定温度、設定
水位、沸きあがり時刻等の情報を他の各機能部I\転送
する。
次に以上の構成からなる本実施例のガス給湯風呂システ
ム1における2回目以降の湯張りに関する作動を、第4
図を参考に説明する。
動作スイッチが操作された場合〈ステップ1においてY
ES)−それが全自動スイッチ74である場合にはくス
テップ2においてYES)−さらに動作スイッチの追加
繰作があったか否かが判別され、動作スイッチの追加操
作がない場合には(ステップ3においてNO) 、設定
条件に応じた湯張り制御が行われ(ステップ4)、動作
を終える。
ステップ3において、追加操作がある場合にはくYES
)、あらかじめ設定されている沸きあがり温度あるいは
水位が操作された動作スイッチに応じて変更され(ステ
ップ5)、変更された条件で湯張り制御が行われる(ス
テップ4)。
一方、ステップ2において、操作された動作スイッチが
全自動スイッチ74以外の場合には(No>−浴槽B内
に湯水があるか否かが判別され、浴槽B内に湯水がない
場合には(ステップ6においてNO)、動作スイッチの
内容に関係なく、あらかじめ設定された条件で湯張り制
御が行われる(ステップ4)。
すでに浴槽B内に湯水がある場合には(ステップ6にお
いてYES)、動作スイッチの内容に応じた追加動作が
行われ〈ステップ7)、浴槽B内の湯水がさらに加熱さ
れたり、水または湯が追加され、動作を終える。
以上の各動作においては、開閉弁24が開いているか否
かが判別され、開閉弁24が開いていてポンプ23が作
動している場合には、湯張り制御は行われず、開閉弁2
4が閏じていてポンプ23が停止している場合には、湯
張り制御が開始される。
この場合、湯張り弁18は、開閉弁24が閉じられてい
ることを確認してから開かれ、湯張り管20から湯張り
が行われる。このとき、給湯バーナ4の能力に余裕があ
れば、開閉弁24は湯張り弁18が開かれた後に開かれ
、湯張り管20と循環用配管22とから浴槽B内へ湯張
りが行われる。
湯張り制御では、設定された水位に応じた所定の給湯量
Waになるまで水量センサ34に基づいて湯張りが行わ
れ、所定の給湯lWaの湯張りが終わると、開閉弁24
が開いている場合には開閉弁24が閉じられてから湯張
り弁18が閉じられ、その後は、水位センサ36により
水位が検出されて湯張りが継続され、設定水位になると
湯張り弁18が閉じられ、湯張りを終了する。
このあと、保温制御になり水位センサ36により継続し
て浴槽B内の水位が検出され、設定水位より一定水位だ
け下がった場合には、湯張り弁18が開いて湯が追加さ
れる。
また、所定時間毎に、開閉弁24が開きポンプ23が作
動して浴ffWB内の湯水の温度が風呂サーミスタ38
により検出され、浴槽B内の湯温が一定温度以上低下し
ている場合には、風呂バーナ5によって追焚きが行われ
る。
このとき、例えば誤って湯張りの指示があっても、開閉
弁24が開いているため湯張り弁18は開かれず、湯張
りは行われない。
以上のとおり、本実施例では、湯張りを指示するための
全自動スイッチ以外の動作スイッチを操作した場合には
、浴槽B内の湯水の有無が判別され、それに応じて、ス
イッチによる指示内容が決まるとともに、湯水が無い場
合にも、動作が停止することなく、最低限の動作として
湯張りが行われるため、操作ミスを心配することなく、
安心して操作できる。
従って、誰にも簡単に操作できる使いやすい湯張り装置
として利用できる。
上記の実施例では、浴槽B内に湯水がないときに、あつ
湯スイッチ75、ぬる湯スイッチ76、たっぷりスイッ
チ77をそれぞれ単独で操作した場合には、全自動スイ
ッチ74と同等の指示を与えるようにしたが、各スイッ
チ75.76.77が全自動スイッチ74に従属して繰
作された場合と同様に、設定条件を変更して湯張りを行
うようにしてもよい。
以上の実施例では、ガス給湯風呂システムを示したが、
石油等の他の燃料によるバーナあるいは電熱による湯張
り装置においても適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すガス給湯風呂システムの
概略構成図、第2図は本実施例の制御装置の機能ブロッ
ク図、第3図は本実施例のフロリモコンを示す正面図、
第4図は本実施例の作動説明のための流れ図である。 図中、1・・・ガス給湯風呂システム(自動湯張り装置
)、74・・・全自動スイッチ(湯張りスイッチ)、7
5・・・あつ湯スイッチ〈従属スイッチ)、76・・・
ぬる湯スイッチ(従属スイッチ)、77・・・たっぷり
スイッチ(従属スイッチ)−B・・浴槽。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)あらかじめ設定された湯張り条件に基づいて浴槽へ
    の湯張りを行うための湯張りスイッチと、該湯張りスイ
    ッチへの操作に従属して操作され、前記湯張り条件を変
    更するための従属スイッチとを備える自動湯張り装置に
    おいて、 前記従属スイッチのみが操作されたとき前記浴槽内に湯
    水があるか否かを判別し、 湯水がある場合には、前記浴槽内の湯水に対して前記変
    更に関連した追加動作を行い、 湯水がない場合には、前記従属スイッチは前記湯張りス
    イッチの代用として作用して、少なくとも前記湯張り条
    件に基づいて前記浴槽へ湯張りを行うことを特徴とする
    自動湯張り装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62112949A (ja) * 1985-11-08 1987-05-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動給湯風呂装置
JPH01222152A (ja) * 1988-02-29 1989-09-05 Toto Ltd 優先運転モードスイッチを具備する自動給湯機
JPH01131942U (ja) * 1988-02-29 1989-09-07

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