JPH03109551A - フォトマスク - Google Patents
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- JPH03109551A JPH03109551A JP1127633A JP12763389A JPH03109551A JP H03109551 A JPH03109551 A JP H03109551A JP 1127633 A JP1127633 A JP 1127633A JP 12763389 A JP12763389 A JP 12763389A JP H03109551 A JPH03109551 A JP H03109551A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、フォトマスクに係り、特に投影露光装置にお
いて用いられるフォトマスクに関する。
いて用いられるフォトマスクに関する。
(従来の技術)
所望の遮光パターンを形成してなるマスクを介して、基
板上に光照射を行い、微細パターンを転写する技術は、
半導体製造分野において広く用いられている技術である
。
板上に光照射を行い、微細パターンを転写する技術は、
半導体製造分野において広く用いられている技術である
。
このようなパターン転写技術は、近年、著しく発達し、
微細なパターンを得ることができるようになっている。
微細なパターンを得ることができるようになっている。
しかしながら、転写装置の性能限界近傍の解像力を必要
とするパターンについては、パターンに対する忠実性が
低下してくるという問題がある。
とするパターンについては、パターンに対する忠実性が
低下してくるという問題がある。
例えば、ニス・ピー・アイ・イーオプチカルレーザマイ
クロリソグラフィ (1988)第922巻第256ペ
ージ〜、バーンJ、リン著“ザ・バスツーサブハーフマ
イクロメータオプチカルリソグラフィ (SPIE、
vol、922 0ptical、/Lazer M
icrolithograby (1988) p、2
56− BurnJ、Lin:’The Path
s To Subhalf−Micrometer
optical Lithography”)に
は、転写装置の解像性能の限界近傍におけるパターン依
存性の増大に関する報告がなされている。
クロリソグラフィ (1988)第922巻第256ペ
ージ〜、バーンJ、リン著“ザ・バスツーサブハーフマ
イクロメータオプチカルリソグラフィ (SPIE、
vol、922 0ptical、/Lazer M
icrolithograby (1988) p、2
56− BurnJ、Lin:’The Path
s To Subhalf−Micrometer
optical Lithography”)に
は、転写装置の解像性能の限界近傍におけるパターン依
存性の増大に関する報告がなされている。
ところが、フォトレジストを塗布した半導体基板表面に
、所望のマスクパターンを介して、微細寸法のホールパ
ターンをラインアンドスペースパターンなどと同時に転
写する場合、ラインアンドスペースパターンが、適正な
寸法で形成されるような露光処理条件では、ホールパタ
ーンが十分に開口しないことが多い。一方、ホールパタ
ーンに合わせた適性露光条件を選ぶと、ラインパターン
の寸法が著しく小さくなるという結果を生じる問題があ
る。
、所望のマスクパターンを介して、微細寸法のホールパ
ターンをラインアンドスペースパターンなどと同時に転
写する場合、ラインアンドスペースパターンが、適正な
寸法で形成されるような露光処理条件では、ホールパタ
ーンが十分に開口しないことが多い。一方、ホールパタ
ーンに合わせた適性露光条件を選ぶと、ラインパターン
の寸法が著しく小さくなるという結果を生じる問題があ
る。
また、いずれの適性露光条件を選択したとしても良好な
断面形状をもつレジストパターンを得るのは困難である
という問題もあった。
断面形状をもつレジストパターンを得るのは困難である
という問題もあった。
(発明が解決しようとする課題)
このように、微細寸法のパターン形成を行う場合、マス
クパターンに対する忠実度が低下したり、パターン種に
依存した寸法変動が生じたりするという問題があった。
クパターンに対する忠実度が低下したり、パターン種に
依存した寸法変動が生じたりするという問題があった。
本発明は、前記実情に鑑みてなされたもので、パターン
の種類やパターン寸法に対する露光状態の依存性を低減
し、転写装置の解像限界を向上せしめると共に、一定の
光量で忠実なパターン転写を行うことのできるフォトマ
スクを提供することを目的とする。
の種類やパターン寸法に対する露光状態の依存性を低減
し、転写装置の解像限界を向上せしめると共に、一定の
光量で忠実なパターン転写を行うことのできるフォトマ
スクを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
そこで本発明では、透光性基板上に遮光性材料からなる
マスクパターンを配設してなるフォトマスクにおいて、
基板表面に形成された遮光性材料パターンの露光光が透
過せしめられる開口部の、エツジから所定の間隔をおい
た領域の少なくとも一部に補助パターンを付加し、光の
透過率を低下させるようにしている。
マスクパターンを配設してなるフォトマスクにおいて、
基板表面に形成された遮光性材料パターンの露光光が透
過せしめられる開口部の、エツジから所定の間隔をおい
た領域の少なくとも一部に補助パターンを付加し、光の
透過率を低下させるようにしている。
(作用)
上記構成によれば、補助パターンの存在により、パター
ンエツジを透過する光の透過率に、中央近傍を透過する
光の透過率を調整することができ、解像度の向上をはか
ることができる。
ンエツジを透過する光の透過率に、中央近傍を透過する
光の透過率を調整することができ、解像度の向上をはか
ることができる。
すなわち、本来なら遮光性材料パターンのパターンエツ
ジを透過する光は、開口部の中央近傍を透過する光に比
べ、透過率が低く、中央近傍を透過する光に露光光量を
合わせるようにするとパターンエツジのシャープな像を
形成することができず、パターンエツジを透過する光に
露光光量を合わせるようにすると、中央近傍を透過する
光の光量が多すぎることに起因し、パターンの大小で露
光むらが生じていたのに対し、パターンエツジを透過す
る光の透過率に合わせて、中央近傍を透過する光の透過
率を調整するような補助パターンを付加することにより
、このような露光むらを防止することが可能となる。
ジを透過する光は、開口部の中央近傍を透過する光に比
べ、透過率が低く、中央近傍を透過する光に露光光量を
合わせるようにするとパターンエツジのシャープな像を
形成することができず、パターンエツジを透過する光に
露光光量を合わせるようにすると、中央近傍を透過する
光の光量が多すぎることに起因し、パターンの大小で露
光むらが生じていたのに対し、パターンエツジを透過す
る光の透過率に合わせて、中央近傍を透過する光の透過
率を調整するような補助パターンを付加することにより
、このような露光むらを防止することが可能となる。
(実施例)
次に、本発明の実施例について図面を参照しつつ詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明実施例のフォトマスクの断面を示す図で
ある。
ある。
このフォトマスクは、透光性の石英基板1の表面に形成
された膜厚20nmの酸化クロム薄膜と膜厚80nmの
金属クロム薄膜と、膜厚20nmの酸化クロム薄膜との
3層構造膜からなる遮光膜パターン2と、該遮光膜パタ
ーン2の幅3μmの開口部に、エツジから1.25μm
の位置に形成されたパターン幅0.1μm、膜厚10n
mのシリコンオキシナイトライド膜(SiO)(Ny:
x〜o、s、y〜1.0)からなる補助パターン3とを
形成してなるものである。
された膜厚20nmの酸化クロム薄膜と膜厚80nmの
金属クロム薄膜と、膜厚20nmの酸化クロム薄膜との
3層構造膜からなる遮光膜パターン2と、該遮光膜パタ
ーン2の幅3μmの開口部に、エツジから1.25μm
の位置に形成されたパターン幅0.1μm、膜厚10n
mのシリコンオキシナイトライド膜(SiO)(Ny:
x〜o、s、y〜1.0)からなる補助パターン3とを
形成してなるものである。
次に、このフォトマスクの製造工程について説明する。
まず、第2図(a)に示すように、透光性の石英基板1
の表面にスパッタリング法により、膜厚10nmのシリ
コンオキシナイトライド膜3を堆積したのち、続いて膜
厚20nmの酸化クロム薄膜と膜厚80nmの金属クロ
ム薄膜と、膜厚20nmの酸化クロム薄膜との3層構造
膜からなる遮光膜2を形成したのち、レジスト膜として
ポリメチルメタクリレート(PMMA)4を、膜厚1μ
mとなるように塗布する。
の表面にスパッタリング法により、膜厚10nmのシリ
コンオキシナイトライド膜3を堆積したのち、続いて膜
厚20nmの酸化クロム薄膜と膜厚80nmの金属クロ
ム薄膜と、膜厚20nmの酸化クロム薄膜との3層構造
膜からなる遮光膜2を形成したのち、レジスト膜として
ポリメチルメタクリレート(PMMA)4を、膜厚1μ
mとなるように塗布する。
この後、第2図(b)に示すように、電子ビーム露光技
術を用いてパターン露光後、現像を行い、レジストパタ
ーン4を形成する。
術を用いてパターン露光後、現像を行い、レジストパタ
ーン4を形成する。
そして、第2図(C)に示すように、硝酸セリウムアン
モニウムと過酸化水素とからなるエツチング液を用いて
該遮光膜2を選択的に除去し、所望の遮光膜パターン2
を得る。
モニウムと過酸化水素とからなるエツチング液を用いて
該遮光膜2を選択的に除去し、所望の遮光膜パターン2
を得る。
この後、第2図(d)に示すように、レジストパターン
4を剥離し、フォトマスクの遮光膜パターンをiする。
4を剥離し、フォトマスクの遮光膜パターンをiする。
そして、第2図(0)に示すように、基板表面全体に膜
厚1.5μmのネガ型のレジスト5を塗布し、基板の裏
面側から全面露光処理を行う。
厚1.5μmのネガ型のレジスト5を塗布し、基板の裏
面側から全面露光処理を行う。
次いで、第2図(r)に示すように、現像処理を行い、
遮光膜パターン2に整合するようなネガ型のレジストパ
ターン5を得る。
遮光膜パターン2に整合するようなネガ型のレジストパ
ターン5を得る。
そして、第2図(g)に示すように、酸素プラズマアッ
シングにより該レジスト膜を等方向に、約1μmのエツ
チングを行い、パターンを後退せしめる。
シングにより該レジスト膜を等方向に、約1μmのエツ
チングを行い、パターンを後退せしめる。
このレジストパターン5をマスクとしてテトラフスオル
メタンCF4と酸素02とを用いたケミカルドライエツ
チングにより、シリコンオキシナイトライド膜3をエツ
チングし第1図に示したようなフォトマスクが完成する
。
メタンCF4と酸素02とを用いたケミカルドライエツ
チングにより、シリコンオキシナイトライド膜3をエツ
チングし第1図に示したようなフォトマスクが完成する
。
次に、このようにして形成されたフォトマスクを用いて
シリコン基板上に形成された酸化シリコン膜のパターニ
ングのためのレジストパターンの形成方法について説明
する。
シリコン基板上に形成された酸化シリコン膜のパターニ
ングのためのレジストパターンの形成方法について説明
する。
まず第3図(a)に示すように、シリコン基板9の表面
に膜厚0.8μmの酸化シリコン膜10′を堆積した後
、スピンコード法によりPFR−7750と指称されて
いる日本合成ゴム製のポジ型フォトレジスト11′を塗
布する。
に膜厚0.8μmの酸化シリコン膜10′を堆積した後
、スピンコード法によりPFR−7750と指称されて
いる日本合成ゴム製のポジ型フォトレジスト11′を塗
布する。
ついで、このシリコン基板を、前記第1図に示したフォ
トマスクをレチクルとして用いて、第3図(b)に示す
ような縮小投影露光装置(例えば、N5R1,505G
6:ニコン社製)のウェハステージに設置し、フォトレ
ジスト膜11の露光を行う。この装置は、超高圧水銀灯
21を光源として用い、レチクル22からの透過光を縮
小投影レンズ23を介してウェハステージ24上のシリ
コン基板9に導き、115の縮小パターンを形成するよ
うにしたものである。ここで、露光量は300raJ/
cシとする。
トマスクをレチクルとして用いて、第3図(b)に示す
ような縮小投影露光装置(例えば、N5R1,505G
6:ニコン社製)のウェハステージに設置し、フォトレ
ジスト膜11の露光を行う。この装置は、超高圧水銀灯
21を光源として用い、レチクル22からの透過光を縮
小投影レンズ23を介してウェハステージ24上のシリ
コン基板9に導き、115の縮小パターンを形成するよ
うにしたものである。ここで、露光量は300raJ/
cシとする。
この後、第3図(c)に示すように、NMD−Wと指称
されている東京応化製の現像液に60秒間浸漬し、現像
を行い直ちに純水によるリンス処理および乾燥を行いレ
ジストパターン11が形成される。
されている東京応化製の現像液に60秒間浸漬し、現像
を行い直ちに純水によるリンス処理および乾燥を行いレ
ジストパターン11が形成される。
そして最後に、このレジストパターン11をマスクとし
て異方性ドライエツチングにより、酸化シリコン膜のエ
ツチングを行い、第3図(d)に示すように、酸化シリ
コン膜パターン10を得ることができる。
て異方性ドライエツチングにより、酸化シリコン膜のエ
ツチングを行い、第3図(d)に示すように、酸化シリ
コン膜パターン10を得ることができる。
このようにして形成されたレジストパターンはフォトマ
スクの遮光膜パターンに忠実に、精度よく、0.6μm
のホールパターンまで精度よく形成される。
スクの遮光膜パターンに忠実に、精度よく、0.6μm
のホールパターンまで精度よく形成される。
また、比較のために、第4図および第5図に、本発明実
施例のフォトマスクと従来例のフォトマスクの転写像の
エネルギー強度を示す。これらの比較からも、本発明実
施例のフォトマスクによれば大幅に解像度が向上してい
ることがわかる。
施例のフォトマスクと従来例のフォトマスクの転写像の
エネルギー強度を示す。これらの比較からも、本発明実
施例のフォトマスクによれば大幅に解像度が向上してい
ることがわかる。
この効果は、コンタクトホールのように、従来のフォト
マスクでは露光量の不足から解像が困難であったような
場合に特に顕著である。例えば、従来のフォトマスクを
用いた場合、大面積領域が基板まで露光される露光量に
対して、ラインアンドスペースパターンで1.35倍、
コンタクトホールパターンで1.55倍の露光量が必要
であったのに対し、本発明のフォトマスクを用いた場合
、大面積領域が基板まで露光される露光量の1.2倍の
露光ffiで、ラインアンドスペースパターンモコンタ
クトホールパターンも良好に露光され得る。
マスクでは露光量の不足から解像が困難であったような
場合に特に顕著である。例えば、従来のフォトマスクを
用いた場合、大面積領域が基板まで露光される露光量に
対して、ラインアンドスペースパターンで1.35倍、
コンタクトホールパターンで1.55倍の露光量が必要
であったのに対し、本発明のフォトマスクを用いた場合
、大面積領域が基板まで露光される露光量の1.2倍の
露光ffiで、ラインアンドスペースパターンモコンタ
クトホールパターンも良好に露光され得る。
これは、補助パターンの存在により遮光膜パターンの開
口部を透過する光の光量が、パターン依存性を抑制し、
パターンに依存することなく、−定に近いものとなるた
めと考えられる。
口部を透過する光の光量が、パターン依存性を抑制し、
パターンに依存することなく、−定に近いものとなるた
めと考えられる。
なお、前記実施例では、遮光性パターンの下層にも補助
パターンを構成する酸化クロムパターンが形成されてい
るが、第6図に示すように、基板表面に直接、遮光性パ
ターンを形成するようにしてもよい。
パターンを構成する酸化クロムパターンが形成されてい
るが、第6図に示すように、基板表面に直接、遮光性パ
ターンを形成するようにしてもよい。
この場合、補助パターンの形成方法としては、例えば、
次に示すような方法も可能である。
次に示すような方法も可能である。
まず、第7図(a)に示すように、従来の遮光性パター
ンの形成方法と同様にして、透光性の石英基板1の表面
にスパッタリング法により、膜厚20nmの酸化クロム
薄膜と膜厚80nmの金属クロム薄膜と、膜厚20nm
の酸化クロム薄膜との3層構造膜からなる遮光膜2を形
成したのち、レジスト膜としてポリメチルメタクリレー
ト(PMMA)4を、膜厚1μmとなるように塗布し、
電子ビーム露光技術を用いてパターン露光後、現像を行
い、レジストパターン4を形成する。
ンの形成方法と同様にして、透光性の石英基板1の表面
にスパッタリング法により、膜厚20nmの酸化クロム
薄膜と膜厚80nmの金属クロム薄膜と、膜厚20nm
の酸化クロム薄膜との3層構造膜からなる遮光膜2を形
成したのち、レジスト膜としてポリメチルメタクリレー
ト(PMMA)4を、膜厚1μmとなるように塗布し、
電子ビーム露光技術を用いてパターン露光後、現像を行
い、レジストパターン4を形成する。
そして、第7図(b)に示すように、硝酸セリウムアン
モニウムと過酸化水素とからなるエツチング液を用いて
該遮光膜2を選択的に除去し、アンダーカットが入るよ
うに少しオーバーエツチング気味にエツチングし、所望
の遮光膜パターン2を得る。
モニウムと過酸化水素とからなるエツチング液を用いて
該遮光膜2を選択的に除去し、アンダーカットが入るよ
うに少しオーバーエツチング気味にエツチングし、所望
の遮光膜パターン2を得る。
この後、第7図(e)に示すように、レジストパターン
4をそのままにして、この上層にスパッタリング法によ
り、膜厚7.5nI!lの酸化クロム薄膜6を堆積する
。
4をそのままにして、この上層にスパッタリング法によ
り、膜厚7.5nI!lの酸化クロム薄膜6を堆積する
。
そして、リフトオフ法により、レジストパターン4と共
に、レジストパターン4上に形成された酸化クロム薄膜
6を除去し、第4図に示したようなフォトマスクが完成
する。
に、レジストパターン4上に形成された酸化クロム薄膜
6を除去し、第4図に示したようなフォトマスクが完成
する。
このようにして、本発明の第2の実施例のフォトマスク
を用いた場合にも、フォトマスクのパターンに忠実で、
高精度のパターン形成を行うことが可能となる。
を用いた場合にも、フォトマスクのパターンに忠実で、
高精度のパターン形成を行うことが可能となる。
なお、本発明のフォトマスクにおいては、マスクパター
ンの開口部に設けられた補助パターンの存在により、全
体の透過率は減少するが、相対的にパターンエツジ近傍
における透過率の向上を達成する効果がある。このため
、補助パターンの膜厚などを調整し、透過率を制御する
ようにし、全体の透過率の減少を抑制し、かつパターン
エツジ近傍における透過率の向上を達成するように両立
をはかることも可能である。たとえば、透過率を25%
減少させるような補助パターンを用いることによりコン
タクトホールパターンとラインアンドスペースパターン
のマスクパターンに対する忠実性を向上させることがで
きた。
ンの開口部に設けられた補助パターンの存在により、全
体の透過率は減少するが、相対的にパターンエツジ近傍
における透過率の向上を達成する効果がある。このため
、補助パターンの膜厚などを調整し、透過率を制御する
ようにし、全体の透過率の減少を抑制し、かつパターン
エツジ近傍における透過率の向上を達成するように両立
をはかることも可能である。たとえば、透過率を25%
減少させるような補助パターンを用いることによりコン
タクトホールパターンとラインアンドスペースパターン
のマスクパターンに対する忠実性を向上させることがで
きた。
この補助パターンの透過率は、露光装置の特性、特に露
光波長や、レジスト種、レジスト膜厚、下地基板材料等
に応じて、調整するようにすることが望ましい。
光波長や、レジスト種、レジスト膜厚、下地基板材料等
に応じて、調整するようにすることが望ましい。
また、本発明のフォトマスクの透明領域の幅すなわち、
遮光膜パターンと補助パターンとの間隔は、露光装置の
特性等に応じて調整すべきであるが、最小パターン幅の
1/3程度の幅を透明領域幅とした場合に解像度の高い
コンタクトホールパターンを形成することが可能となっ
た。
遮光膜パターンと補助パターンとの間隔は、露光装置の
特性等に応じて調整すべきであるが、最小パターン幅の
1/3程度の幅を透明領域幅とした場合に解像度の高い
コンタクトホールパターンを形成することが可能となっ
た。
加えて、これらの実施例において、補助パターンのパタ
ーン形状、断面形状および材質、透光性基板および遮光
膜パターンの材料については、実施例に限定されること
なく適宜変更可能である。
ーン形状、断面形状および材質、透光性基板および遮光
膜パターンの材料については、実施例に限定されること
なく適宜変更可能である。
以上説明してきたように、本発明のフォトマスクによれ
ば、基板表面に形成された遮光性材料パターンの露光光
が透過せしめられる開口部に、エツジから所定の間隔を
おいた領域の少なくとも一部に補助パターンを付加し、
光の透過率を低下させるようにしているため、パターン
に依存することなくマスクパターンに忠実で高精度のパ
ターン形成を行うことができる。
ば、基板表面に形成された遮光性材料パターンの露光光
が透過せしめられる開口部に、エツジから所定の間隔を
おいた領域の少なくとも一部に補助パターンを付加し、
光の透過率を低下させるようにしているため、パターン
に依存することなくマスクパターンに忠実で高精度のパ
ターン形成を行うことができる。
第1図は本発明の第1の実施例のフォトマスクを示す図
、第2図(a)乃至第2図(g)は同フォトマスクの製
造工程図、第3図(a)乃至第3図(d)は本発明実施
例のフォトマスクを用いたレジストパターンの形成工程
図、第4図および第5図はそれぞれ本発明実施例および
従来例のフォトマスクを用いた場合の基板表面の光強度
とパターンとの関係を示す比較図、第6図は本発明の第
2の実施例のフォトマスクを示す図、第7図(a)乃至
第7図(C)は同フォトマスクの製造工程図である。 1・・・石英基板、2・・・遮光膜パターン、3・・・
シリコンナイトライド膜パターン(補助パターン)、4
・・・レジストパターン、5・・・レジストパターン、
6・・・酸化クロム薄膜(補助パターン)、9・・・シ
リコン基板、10・・・酸化シリコン膜パターン、11
・・・レジストパターン、20・・・保護膜、21・・
・超高圧水銀灯、22・・・レチクル、23・・・縮小
投影レンズ、24・・・ウェハステージ。 第1 図 第2 図(翻1) 第2図 (fの5) 第 3 図(デの1) 第4因 Z 第5区 第6図 第7図 (その1)
、第2図(a)乃至第2図(g)は同フォトマスクの製
造工程図、第3図(a)乃至第3図(d)は本発明実施
例のフォトマスクを用いたレジストパターンの形成工程
図、第4図および第5図はそれぞれ本発明実施例および
従来例のフォトマスクを用いた場合の基板表面の光強度
とパターンとの関係を示す比較図、第6図は本発明の第
2の実施例のフォトマスクを示す図、第7図(a)乃至
第7図(C)は同フォトマスクの製造工程図である。 1・・・石英基板、2・・・遮光膜パターン、3・・・
シリコンナイトライド膜パターン(補助パターン)、4
・・・レジストパターン、5・・・レジストパターン、
6・・・酸化クロム薄膜(補助パターン)、9・・・シ
リコン基板、10・・・酸化シリコン膜パターン、11
・・・レジストパターン、20・・・保護膜、21・・
・超高圧水銀灯、22・・・レチクル、23・・・縮小
投影レンズ、24・・・ウェハステージ。 第1 図 第2 図(翻1) 第2図 (fの5) 第 3 図(デの1) 第4因 Z 第5区 第6図 第7図 (その1)
Claims (1)
- 透光性基板上に遮光性材料からなるマスクパターンを配
設してなるフォトマスクにおいて、前記マスクパターン
に照射される光が透過せしめられる開口部のエッジから
所定の間隔をおいた領域の少なくとも一部に、光の透過
率を低下させるように構成された補助パターンを付加し
たことを特徴とするフォトマスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1127633A JPH03109551A (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | フォトマスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1127633A JPH03109551A (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | フォトマスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03109551A true JPH03109551A (ja) | 1991-05-09 |
Family
ID=14964922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1127633A Pending JPH03109551A (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | フォトマスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03109551A (ja) |
-
1989
- 1989-05-19 JP JP1127633A patent/JPH03109551A/ja active Pending
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