JPH0310943B2 - - Google Patents

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JPH0310943B2
JPH0310943B2 JP55096167A JP9616780A JPH0310943B2 JP H0310943 B2 JPH0310943 B2 JP H0310943B2 JP 55096167 A JP55096167 A JP 55096167A JP 9616780 A JP9616780 A JP 9616780A JP H0310943 B2 JPH0310943 B2 JP H0310943B2
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sheet
copy
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JP55096167A
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Ii Sumisu Richaado
Aaru Yonobitsuchi Jon
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Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
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Publication date
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Publication of JPH0310943B2 publication Critical patent/JPH0310943B2/ja
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6555Handling of sheet copy material taking place in a specific part of the copy material feeding path
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    • GPHYSICS
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    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • G03G15/23Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 specially adapted for copying both sides of an original or for copying on both sides of a recording or image-receiving material
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00367The feeding path segment where particular handling of the copy medium occurs, segments being adjacent and non-overlapping. Each segment is identified by the most downstream point in the segment, so that for instance the segment labelled "Fixing device" is referring to the path between the "Transfer device" and the "Fixing device"
    • G03G2215/00417Post-fixing device
    • G03G2215/0043Refeeding path
    • GPHYSICS
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    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00535Stable handling of copy medium
    • G03G2215/00556Control of copy medium feeding

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は振り分け両面複写(precollation
duplex copying)、即ち頁の順序を揃えて両面複
写を行うための方法および装置に関する。
電子写真複写機やその他の複写機の速度が速ま
り、しかもより自動化されるにつれて、より高速
度で信頼性がより高く、しかもより自動化してコ
ピーシートおよび複写すべき個々のオリジナルシ
ートの両者を操作することが次第に重要となつて
きた。しかし、両面複写機能および振り分け
(pre−collation)機能の設備は極めて複雑であ
り、オリジナルシートおよびコピーシート操作の
複雑さを増す。
「両面複写」なる用語は、より詳細に言うなら
ば、それぞれ知られている幾つかの相異なる複写
モードに定義することができる。両面/両面複写
では、両面オリジナルシート(両面に像のあるシ
ート)の両面が1枚のコピーシートの両面に複写
される。両面/片面複写では、両面オリジナルシ
ートの両面が2枚の連続するコピーシートの片面
にのみ複写される。片面/両面複写は、本発明に
特に関連する複写モードであり、片面にのみ像の
ある2枚の連続した片面オリジナルシートの像が
1枚のコピーシートの両面に複写される。プリン
ト工業界では、複写機工業界と異なり、両面に複
写することを両面複写(duplex copying)では
なく「バツクアツプ」と称している。
1組の両面オリジナルシートあるいはコピーシ
ートでは、奇数頁1,3,5,……を典型的に第
1の面とし、また偶数頁2,4,6,……を第2
の面としている。もし、1組の両面シートに奇数
頁があるならば、最後のシートの裏面はブランク
(空白)である。これに対して、片面のオリジナ
ルシートあるいはコピーシートのセツトでは、シ
ート数は頁数と等しい。従つて、奇数枚のオリジ
ナルシートは奇数頁の像を一般に有する。
コピーシートの両面複写(両面/両面もしくは
片面/両面複写の何れでもよい)は、次の様に行
われる。先ず、複写プロセツサーにて奇数または
偶数頁のみのオリジナルシートの片面コピー(第
1の面にのみプリントされている)のセツトを作
り、これらの片面コピーシートを一時的に両面バ
ツフアートレー内にたくわえる。次に、これらの
コピーシートを同じ複写プロセツサーに戻し、2
回目の通過でこれらのコピーシートの反対面にオ
リジナルシートの反対頁(偶数または奇数頁)の
像をプリントする。このような装置は連続あるい
は2回通過両面装置と称される。両面複写される
コピーシートの操作を行うこのような装置の例
は、1971年10月26日付のダブリユー・エー・ドラ
ウエその他の米国特許第3615129号、1972年2月
29日付のエム・アール・スペア・ジユニアの米国
特許第3645615号、そして1974年10月15日付のイ
ー・イー・ドレツクスラーその他の両面/両面の
ものに関する米国特許第3851754号に示されてい
る。また、振り分け複写装置でもある両面複写装
置の記載として特に興味のあるのは、1971年12月
28日付のエツチ・コーンの米国特許第3630607号、
および1978年9月26日付の米国特許第4116558号
であつてジエー・エー・アダメクその他の名にて
同じ譲受人に譲渡されているものがある。
本発明は上述のアダメクその他の特許第
4116558号の改良であつて、この特許に望ましい
こととして示されている様に、奇数の片面オリジ
ナルシートが両面複写される際に片面オリジナル
シートの偶数頁を複写しコピーを複写バツフアー
トレーに自動的にたくわえて空白頁の複写を避
け、また異なつた型式のオリジナル操作装置にて
逆方向(減少方向)の連続頁順でオリジナルを複
写すると言う更に困難な状態の下で上述の特徴を
可能にするものである。上述のアダメクの米国特
許の第8欄の最後の段落から始まる説明は、本願
のバツクグラウンドとして特に注目されるもので
ある。
複写機の望ましい特性は、振り分け複写のため
の自動的なオリジナルシート再循環を行うことで
ある。例えば、1976年6月15日にデー・ジエー・
ステムレその他に付与された米国特許第3963345
号の第1欄から第4欄および上述のアダメク特許
に詳細に述べられている様に、このような振り分
け複写装置は多くの重要な利点を与える。コピー
は振り分けられたセツトの形で複写機から出て来
て、改めて振り分け装置で振り分ける必要がな
い。如何なる所望の数のコピーセツトも、オリジ
ナルシートセツトを複写ステーシヨンを通して振
り分けられた順序で対応する回数だけ再循環させ
て、各オリジナルシートが再循環される度毎に1
回複写することによつて得られる。完成したコピ
ーセツトのオンライン仕上げや取出しは、同じオ
リジナルシートのセツトから新たにコピーセツト
が作られている間に行うことができる。
しかしながら、この振り分け複写装置の欠点は
望まれるコピーセツトの数に等しい循環回数だけ
オリジナルシートを総て繰返し循環して、予め定
めた順序で各循環毎に1回だけ複写しなければな
らないことである。この様に、振り分け複写装置
では通常の事後振り分け複写装置に比して多くの
オリジナルシートの操作回数が必要であることが
判る。オリジナルシート操作の自動化および複写
サイクルの能率を最大限にすることが、振り分け
複写では特に重要である。オリジナルシート操作
装置がオリジナルシートを正しい順序でコピーシ
ートと調和させて循環し、複写を行い得なけれ
ば、各コピーセツトの総複写時間が増加する。
事後振り分け複写装置では、全ての所望コピー
は各オリジナルシート頁から1度に作られ、別々
の振り分け箱に順に置かれて振り分けられる。オ
リジナルシートのセツトは1回だけ循環され、所
望のコピーセツトに対応する数で振り分け箱を満
たすよう多数複写されればよい。しかし、1回の
循環で作ることの出来るコピーセツトの数は得ら
れる振り分け箱の数によつて制限され、このよう
な振り分け装置は場所を取る上に複雑さを増し、
オンライン仕上げに適していない。
ここに示した様な、各オリジナルシートが各循
環毎の1回複写のためにオリジナルシートセツト
の積重ねの底部から引き抜かれ、その後に繰返し
複写循環のためにオリジナルシートの積重ねの頂
部に戻されるようになつている型式の振り分けオ
リジナルシート操作装置に関する技術の例は、
1962年10月25日付の西独国特許第1128295号明細
書、エル、ダブリユー・サーレーの米国再発行特
許第27976号(当初1970年3月10日に付与された
米国特許第3499710号)、1970年10月27日付のデ
ー・アール・ダービーの米国特許第3536320号、
1971年1月5日付のアール・アール・ロバーツそ
の他の米国特許第3552739号、1971年1月19日付
のエー・ホワードその他の米国特許第3556511号、
1975年6月10日付のヴイ・ロデクその他の米国特
許第3888579号、および1976年2月10日付のアー
ム・エツチ・コムウイルの米国特許第3937454号
などがある。この型式の振り分け複写装置の最近
の例は、再循環するオリジナルシートの数や各セ
ツトの循環の完了を計る回路とスイツチを備え、
オリジナルシートの積み重ねを上向き装填するも
ので、1978年2月28日付のエム・ジー・レイドそ
の他の米国特許第4076408号および1976年3月30
日付のエム・ジー・レイドその他による出願第
671865号に基づいた1977年4月5日付の米国特許
庁防衛公開T957006号(Defeusive Publication
T957,006)に示されている。オリジナルシート
検知センサーの他の例は、1974年2月5日付のジ
エー・イー・サマーズその他の米国特許第
3790158号に記載されている。
Nから1への頁順により両面又は片面振り分け
複写オリジナルシートを再循環する装置の最近の
例は、英国ハンプシヤー州、ハヴアント・ホメウ
エルのインダストリアル・オパテユニテイズ社発
行の「リサーチ・デイスクロージヤー」、1977年
11月版、49−52頁の論文第16332号に記されてい
る。対応する米国出願第813041号は1977年7月5
日に出願され、これに対応の英国出願第
2000749Aは1979年1月17目に公告されている。
オリジナルおよびシート操作制御システムを備
えた複写装置の更に他の例は、1977年12月6日付
のピー・ジエー・パチエラーその他の米国特許第
4062061号、1978年3月14日付のエル・イー・バ
ーリユーその他の米国特許第4078787号、1978年
7月4日付のジエー・エル・コニンの米国特許第
4099150号、1978年10月31日付のダブリユー・エ
ル・フバートの米国特許第4123155号、1978年11
月14日付のピー・ジエー・バチエラーその他の米
国特許第4125325号、1979年3月13日付のジエ
ー・エム・ドノヒユーその他の米国特許第
4144550号に示されている。
上述の文献に教示されている如く、本文に定義
する機能および論理を複写機の全体的マイクロプ
ロセツサー論理回路およびソフトウエアへ通常の
一体的なソフトウエア組込で組込むことが望まし
いが、これに代えて、本文に示す機能およびシス
テムは他の適当な或は公知の複写機ソフトウエア
または結線論理システム、カム列スイツチコント
ローラー等を利用する複写機にも便宜に組込むこ
とができる。本文に示す例示的なシート操作装置
の出力制御は、公知の電気ソレノイド制御による
シートデフレクターフインガーと駆動モーターま
たはクラツチを指示された順序で作動させること
によつて行うことができ、また、通常のシート通
過センサーまたはスイツチを、オリジナルシート
およびコピーシートの位置を計つてその軌道を保
持させるのに利用できる。
ここに述べた両面複写の典型的な装置の若干の
特徴が、既に許可されている1977年8月18日付の
米国特許願第825743号(対応出願が西独公開公報
第2828669号として1979年3月1日に公開)に示
され、また、同日付で出願され、米国特許第
4166614号として1979年9月4日に発行された関
連の米国特許出願第825751号に示されている。
本発明の背景および技術目的を示すために引用
した総ての特許文献は、本文に示す具体例のため
の有用な或は代替の装置またはハードウエアの教
示を与える限り、本文に参考として組み入れるも
のである。
本発明の目的は、両面複写機において奇数頁の
片面オリジナル書類であつても適切に振り分け
た、即ち頁順を揃えた両面複写コピーセツトを作
ることが可能な複写方法の提供にある。
また、併合発明の目的は、上記方法を実施する
ための複写装置を提供することである。
本発明による複写方法は、両面複写機におい
て、両面複写が選択された際に、片面オリジナル
シートを最後の片面オリジナルシートから始まる
逆連続頁の順序で複数回にわたつて再循環し、片
面オリジナルシートのセツトをコピーシートの両
面に複写して適切に振り分けられた複数の両面コ
ピーシートのセツトを作る方法において、振り分
け両面複写の設定に応じて、最初にオリジナルセ
ツトのすべての片面オリジナルシートを複写せず
に循環させて片面オリジナルシートの枚数の計数
を自動的に行う工程と、前記計数に基づいて、前
記オリジナルセツトが奇数枚の片面オリジナルシ
ートからなるか偶数枚の片面オリジナルシートか
らなるかを決定する工程と、前記決定に基づい
て、前記オリジナルセツトが偶数枚の片面オリジ
ナルシートである場合には前記オリジナルセツト
の偶数頁の片面オリジナルシートを逆頁順でコピ
ーシートの片面にそして奇数頁を逆頁順で片面コ
ピー済シートの裏面に複写し、前記オリジナルセ
ツトが奇数枚の片面オリジナルシートである場合
には前記オリジナルセツトの偶数頁の片面オリジ
ナルシートを逆頁順でコピーシートの片面に、前
記オリジナルセツトの最後の片面オリジナルシー
トを除いた奇数頁の片面オリジナルシートを逆頁
順でこの片面コピー済シートの裏面に、そして最
後の片面オリジナルシートを、少なくとも最後の
片面オリジナルシートを除いた奇数頁の片面オリ
ジナルシートの複写前に、コピーシートの片面の
みに複写することを自動的に選択する工程とを有
し、適切に振り分けられた両面コピーシートを提
供することを特徴とする。
また、併合発明による複写装置は、両面複写機
において、両面複写が選択された際に、片面オリ
ジナルシートを最後の片面オリジナルシートから
始まる逆連続頁の順序で複数回にわつて再循環
し、片面オリジナルシートのセツトをコピーシー
トの両面に複写して適切に振り分けられた複数の
両面コピーシートのセツトを作る装置において、
振り分け両面複写の設定に応じて、オリジナルセ
ツトのすべての片面オリジナルシートを複写せず
に循環させて片面オリジナルシートの枚数の計数
を自動的に行う手段と、前記計数に基づいて、前
記オリジナルセツトが奇数枚の片面オリジナルシ
ートからなるか偶数枚の片面オリジナルシートか
らなるかを決定する手段と、前記決定に基づい
て、前記オリジナルセツトが偶数枚の片面オリジ
ナルシートである場合には前記オリジナルセツト
の偶数頁の片面オリジナルシートを逆頁順でコピ
ーシートの片面にそして奇数頁を逆頁順で片面コ
ピー済シートの裏面に複写し、前記オリジナルセ
ツトが奇数枚の片面オリジナルシートである場合
には前記オリジナルセツトの偶数頁の片面オリジ
ナルシートを逆頁順でコピーシートの片面に、前
記オリジナルセツトの最後の片面オリジナルシー
トを除いた奇数頁の片面オリジナルシートを逆頁
順でこの片面コピー済シートの裏面に、そして最
後の片面オリジナルシートを、少なくとも最後の
片面オリジナルシートを除いた奇数頁の片面オリ
ジナルシートの複写前に、コピーシートの片面の
みに複写することを自動的に選択する手段とを有
し、適切に振り分けられた両面コピーシートを提
供することを特徴とする。
本発明の上記構成では、片面オリジナルシート
の振り分け両面複写を行う際に、まずオリジナル
セツトのすべての片面オリジナルシートを循環さ
せて計数し、その枚数を決定することによつて、
これらオリジナルシートをどの様に複写するかを
その複写前に判定する。その後、枚数の決定に基
づき、偶数枚である場合に、逆連続頁の順序で偶
数頁のオリジナルシートをコピーシートの片面に
複写し、奇数頁をこれらコピーシートの裏面に複
写することにより、頁数の大きいものから小さい
ものへ各コピーシートの両面に順次複写され、こ
れらコピーシートをそのままの順序で送り出せば
適切に振り分けられた両面コピーシートのセツト
が得られる。一方、オリジナルシートが奇数枚で
ある場合に、最後のオリジナルシートを除いて前
述の偶数頁の場合と同様な複写を行い、最後のオ
リジナルシートについてはコピーシートの片面の
みに複写することにより、同様に適切に振り分け
られた両面コピーシートのセツトが得られる。
本発明の複写方法によれば、予めオリジナルシ
ートの枚数を設定するなどの手間を要することな
く、偶数枚或は奇数枚のいずれであつて振り分け
片面/両面複写を容易に行うことができる。しか
も、奇数枚の場合の最後のオリジナルシートに対
応するコピーシートはその裏面が複写処理を受け
ず、汚れのない空白のままであり、複写品質を損
うことがない。また、併合発明の複写装置によれ
ば、上記の複写方法を実施して、特別なソータ等
の設備を用いることなく、振り分け片面/両面複
写を確実に行うことが出来る。
続いて、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。なお、添付図面は併合発明の複写装置
の実施例を示しているが、この複写装置は本発明
の複写方法を実施するためのものであり、同装置
の説明に併つて本発明の複写方法の詳細も明らか
となろう。
図示した実施例の複写装置10および同装置の
自動オリジナル給送ユニツト(以下、オリジナル
操作装置20と称す)を参照すれば、前述の公知
技術文献に記された多くのものを含めて種々の再
循環オリジナル給送ユニツトや複写機が本発明の
方法に利用できることが理解できよう。
オリジナル操作装置20では、オリジナルシー
トは操作者により表側を上にしてオリジナル載置
位置、すなわちスタツクトレー24内に置かれ
る。個々のオリジナルシートは、オリジナルシー
トの積み重ねの底部から複写装置10の通常のプ
ラテンである像形成ステーシヨン26へ次々と給
送され、通常の電子写真方法にてコピーを作るた
めに通常のようにフオトリセプター12上に像を
転写する。オリジナル操作装置20は、トレー2
4から給送される個々のオリジナルシートを検出
して計数する、すなわち循環するオリジナルシー
トの数を計数するために、通常のスイツチの如き
スイツチ29を有している。通常のリセツト可能
な押え棒とこれに組合わされたスイツチ31が、
全オリジナルシートのセツトの循環が完了する毎
にこれを示し、そして次の循環が行われる前にオ
リジナルシートの積み重ねの頂部に自動的にリセ
ツトされる。スイツチ29,31はオリジナルシ
ートの枚数の計数を自動的に行つて決定する手段
を構成している。オリジナル操作装置20はオリ
ジナルシートを次々に連続的に給送するようにさ
れており、オリジナルシートは印刷或はタイプし
たレター、図面、印刷物、写真等の複写すべき情
報を有する通常の寸法および重量の紙またはプラ
スチツクシートである。底部フイーダー32は指
令にもとづいてオリジナルシートの積み重ね底部
のシートをプラテンベルト30へ給送し、このベ
ルトはオリジナルシートを動かして複写装置プラ
テン上に整合させる。オリジナル操作装置20で
は、各オリジナルはトレー24から像形成ステー
シヨン26へ給送される際に第1の反転通路40
をまわつて裏返しとなる。
オリジナルシートが通路40を経てこの様に反
転され複写された後、プラテンベルト30の終端
より後のオリジナル通路に判別ゲート60があ
る。判別ゲート60は枢動可能な偏向フインガー
を含み、トレー24へ戻る2つの異なる戻し通路
のうちの何れを通してオリジナルシートを再循環
させるかを決定する。これらの2つの通路は第1
(片面用)通路54および第2(両面用)通路58
である。両面用の第2通路58は、オリジナルシ
ートに効果的に1回のみの反転を与えて同シート
を再積み重ねのためにトレー24の載置位置へ戻
す。これに対して、片面用の第1通路54は第2
通路58を回してオリジナルシートを運び、2回
反転した後に同シートをトレーに戻す。従つて、
判別ゲート60を作動させるソレノイド或はその
他のアクチユエータは、オリジナルシートを全体
として1回反転させるか又は2回反転させて再循
環させるかを決定する。2回反転すると(片面用
通路54を通る場合)、オリジナルシートの同一
面が各循環毎に露光され、各循環毎に最初の向き
のままでトレー24内に再び積み重なる。1回の
反転であると(両面用通路58を通る場合)、オ
リジナルシートは以前の向きから反転してトレー
24内に再び積み重なり、次の循環でのオリジナ
ルシートの反対面の複写に備える。これは、両面
複写の場合にのみ使用される。ここに例示した両
面用通路58は、図示の如く、逆転可能な3つの
ローラーによるシート反転装置で構成されてい
る。
片面用通路54および両面用通路58の両者と
も、オリジナルシートが複写された後にそれらの
シートを連続的にトレー24内のシートスタツク
の頂部へ戻す。かくして、振り分け複写のための
多数回の連続再循環が行われる。
例示した複写機10およびそのコントローラー
100をさらに詳細に説明する。同複写機は、オ
リジナル操作装置20によつて両面ないし片面の
オリジナルシートから両面または片面の振り分け
コピーセツトを作ることができる。ここでは、2
つの別個のコピーシートトレー106および10
7がオリジナルシートの像をプリントするための
新しいコピーシートを給送するように設けられて
いる。コントローラー100は、本文の冒頭で述
べた特許により例示される既知のプログラム可能
なマイクロプロセツサー型式のものであることが
好ましい。この型のコントローラーは通常、オリ
ジナルフイーダー、オリジナルとコピーシートの
ゲート、およびフイーダー駆動装置等の作動を含
めて本文に説明するすべての複写機の作動を制御
する。
必要であるならば、予め印刷した或は空白のカ
バー若しくはその他の非複写の挿入物を追加する
インサータートレー108を設けることが出来、
これらをプリントすることなく直接送り出してコ
ピー内に挿入することができる。
コピーシートはトレー106または107から
通常の電子写真転写ステーシヨン112へ給送さ
れてその片面に像を転写され、次に通常の融着
(定着)ステーシヨン114へ送られる。その後、
両面セレクターフインガーすなわちゲート118
の位置に応じて、コピーシートは両面複写のため
の両面用中間保管バツフアートレー116か、あ
るいは出口通路126を介して複写機のコピー取
出通路へ向けられる。両面用バツフアートレー1
16内に積み重ねられたコピーシートは、複写さ
れた順に像面を上に向けて重なつている。本例に
おける両面用トレー116は跳ね返りリバーサー
120およびトレー内へのコピーシートの積み重
ねに協力するためのジヨツガー/垂直力付与ホイ
ール122を含み、この両面用バツフアートレー
116の底部からシートを給送するために底部フ
イーダー124の助力を得ている。両面複写に際
しては、すでに片面複写されたトレー116内の
コピーシートがフイーダー124によつて転写ス
テーシヨン112へ再び給送され、これらシート
の第2の面すなわち反対側の面に像を転写され
る。この様に両面複写されたコピーシートは次い
で、この時点では開放されているゲート118を
通つて出口通路126へ送られる。出口通路12
6は出来上つたコピーシートを取出トレーすなわ
ち好ましくは仕上げステーシヨン140へ送り、
ステープル留め、かがり綴じ、接着、装丁および
仕上つた振り分けコピーセツトのオフセツト積み
上げを行わせる。コピーシートは、ここで説明し
た装置によつて、インバーター(反転装置)を用
いることなく作られた順序にて編集トレー内に完
成物として積み重ねられる。
ここで他の背影を述べると、片面および両面複
写の両方に生じる複写機での既知の問題は、取出
トレー内におけるコピーシートの適正な振り分け
を保持することである。例えば、頁順を逆にして
(以下、逆順と称す)作られた片面コピーシート
については、コピーシートが逆順(Nから1)で
送り出されて表面を上にして取出しトレー内に積
み重ねられるならば適正に振り分けられたことに
なる。従つて、操作者が積み重なつた完成コピー
シートのセツトを取り出す際には、そのセツトは
積み重ねの頂部から底部へ適切な正しい頁順(1
からN、以下正順と称す)となる。
これは、頁順の若いオリジナルがコピーシート
の上面に像形成されてそれに続く次の頁のオリジ
ナルが同じコピーシートの下面に像形成されると
いう条件を付けるならば、両面複写の場合にもあ
てはまり、完成した両面コピーのセツトは1/2:
3/4:5/6……の順となる。難点は、2回通しによ
る両面複写装置の多くがプロセツサー内で両面コ
ピーシートの反転を行つており、両面コピーシー
トの裏面に第2の面をプリントするために両面コ
ピーシートが両面用トレーから転写ステーシヨン
へ戻される際に反転されることである。かくし
て、典型的には、両面コピーしたシートは片面コ
ピーしたシートよりも1回余分に反転される。従
つて、取り出されるシートの適正な振り分け順序
を維持するためには、片面コピーシートの出口通
路が両面コピーシートのための出口通路と異なる
(すなわち反転が1回多いか少くされる)ことに
なる。
この違いは両面コピーシートに複写すべきオリ
ジナルシートの頁が奇数である場合に特に問題と
なることが知られている。この場合、両面コピー
セツトの最後の頁は片面複写となる。何故なら
ば、オリジナルシートの頁数が奇数であるからコ
ピーセツトの最後のコピーシートはその片面にの
み像を有し、他面は空白であるからである。例え
ば前述のアダマクの特許によれば、この最後の片
面コピーシートを余分に反転させるためにその裏
面に空白像をプリントするように転写ステーシヨ
ンを通して走行させることが望ましくないと判
る。その理由は、上述の様な走行が処理時間の無
駄となり、また、この最後のシートの空白裏面を
汚すという望ましくない結果を生じるからであ
る。この問題は、両面コピーセツトの最後(奇
数)の頁を両面用バツフアートレーからのシート
に代えてコピーシートトレーから給送される新し
いコピーシートの片面にプリントすることで、即
ちこの新しいコピーシートをプロセツサーに1度
だけ通して走行させることによつて回避できる。
しかしながら、この様な処置によつて最後の両面
コピーシートは反転回数が異なることになり、も
し正順にて複写しているならば両面コピーシート
の振り分けを維持するために反転しなければなら
なくなる。この反転は余分な時間的遅れを生じ、
紙詰りの可能性を増し、インバーター(反転)機
構の余分な費用を要する。さらに、最後の頁を別
に処理するためには、複写するオリジナルシート
が偶数の頁数であるか奇数頁数であるかを知る必
要がある。これはオリジナルシートが1頁から正
順にて複写されるならば容易に判るが、最初に複
写するオリジナルシートが頁数の判らないオリジ
ナルシートセツトの最後のシートである場合には
容易でない。
本発明の方法と装置によつてこれらの問題は解
決され、両面オリジナルシートセツトの最後の奇
数頁はコピーシートトレーから給送される新しい
シートの片面に複写させ、かつ余分の反転を要す
ることなく複写機から取り出すことができる。
ここで1つの例として、5頁(5枚のシート)
からなる片面オリジナルシートセツトを仮定し、
これから10部の振り分けコピーセツトを作ること
が必要であると仮定しよう。本発明の方法と装置
によれば、この複写は12回のオリジナルシートセ
ツトの逆順循環によつて達成される。
このオリジナルシートセツトは複写を行なわな
い最初の循環において、ベイルスイツチ31と関
連するシートセンサースイツチ29による計数
で、オリジナルシートが奇数枚であるか偶数枚で
あるかを決定される。この例では、オリジナルシ
ートの頁数は奇数であると、すなわち最後のオリ
ジナルシートNは5であると決定される。オリジ
ナルシートの複写を自動的に選択する手段として
の機能を有する複写機コントローラー100は次
回(2回目)のオリジナルシートセツトの循環に
おいて最初およびそれに続く1枚置きのオリジナ
ルシートを抜かして、偶数頁である4頁と2頁の
みを複写し(すなわち(N−1)頁および(N−
3)頁のみを複写し)、これら偶数頁のコピーシ
ートの両面用バツフアートレー116内に置く、
その他のオリジナルシートは複写のための第1回
目の循環(最初の複写を行わない循環を含めると
2回目の循環)において循環されるものの複写を
行わず、この第1の複写循環ではそれら奇数頁オ
リジナルシートに対応するコピーシートは給送さ
れない。
この10部セツトの例では、引続く9回のオリジ
ナルシートの循環において全てのオリジナルシー
トはNから1までの順序、すなわち5,4,3,
2,1の順序で複写される。しかしながら、5頁
のためのコピーシートはコピーシートトレー10
7または106から給送され(両面用バツフアー
トレー116からではなく)、片面にのみ5頁の
像を得た後に片面コピーの場合と同様に直接送り
出される。5頁目のコピーシートはこのように表
面を上にして仕上げステーシヨン140へ送ら
れ、第1のコピーシートとして送り出される。次
いで、オリジナルシートの4頁がコピートレー1
07または106から給送されたシートに複写さ
れ、両面用バツフアートレー116へ送られる。
次の3頁目のためのコピーシートは両面用バツフ
アートレー116の底部から給送される。これは
第1回目の複写循環においてオリジナルシートの
4頁を片面に複写したコピーシートである。オリ
ジナルシートの3頁が給送されたコピーシートの
反対面に複写され、プロセツサーの出口通路に本
来備わつている反転機能によつてこの第2のコピ
ーシートはその3頁面を上にして出口通路に送ら
れ、4頁面を下にして先に送られた5頁のコピー
シートの上に置かれる。次の偶数頁であるオリジ
ナルシートの2頁はトレー106または107か
ら給送される新しいコピーシート上に複写され、
両面用バツフアートレー116内の先に送られた
4頁のコピーシート上に送られる。各セツトにお
ける最後のコピーシートは両面用バツフアートレ
ー116から給送され、先に2頁が複写された面
と反対側の面にオリジナルシート1頁の像が複写
され、第2のコピーシートと同様にして送り出さ
れる。かくして、9回にわたるオリジナルシート
の循環の各々において、完成した両面複写コピー
セツトが適正な振り分け順序1/2:3/4:5/空白
で仕上げステーシヨン140に積み重ねられる。
一方、両面用バツフアートレー116には別の偶
数頁のコピーセツトが充填されている。
この例における最後(12回目)のオリジナルシ
ートセツトの循環では、先に述べた手順と異なつ
て、偶数頁のオリジナルシートすなわちこの例で
は2頁と4頁のオリジナルシートが複写されな
い。かくして、この最後の複写循環において、両
面用バツフアートレー116が空となつて再充填
されることがなく、最後(10部目)のコピーセツ
トが前述のアダメクの特許に教示されている如く
作られる。
前述の例において、偶数枚例えば4枚のオリジ
ナルシートがあるならば、複写機のコントローラ
ーは複写手順を変更し、最初の複写を行う循環に
おいて循環される第1頁とそれに引続く1枚置き
のオリジナルシートを抜かすことはない。その代
わり3頁と1頁、すなわち2番目のオリジナルシ
ートおよびそれに引続く1枚置きのオリジナルシ
ートを抜かして、この最初の複写循環において偶
数頁の4頁と2頁のみを複写する。2回目の複写
循環では、第1のコピーシート(4頁)は出口へ
ではなくて両面用バツフアートレーへ送られる。
何故ならば、前述した様に、偶数頁のオリジナル
シートが両面複写されるからである。
前述の例においてもし10部ではなく1部のみの
コピーシートが所望であるならば、前述の第1
回、第2回そして最後のオリジナルシートセツト
の循環が用いられる。すべてのオリジナルシート
を複写する中間の循環は行われない。
逆順によるオリジナルシートの複写で偶数頁の
コピーシートのみを両面用トレーへ自動送りする
ことと、一方の面に偶数頁を複写したこれらのコ
ピーシートを複写した順序にてプロセツサーへ戻
すこととの組合せによつて、オリジナルシート最
後の奇数頁のコピーが片面に行われる場合であつ
ても適正な振り分けが維持されることは判るであ
ろう。これを換言すれば、本発明によるこの装置
では、オリジナルシートの頁数が偶数である場合
も、最後の両面コピーシートを効果的に片面コピ
ーとするために余分の反転装置を必要としないの
である。さらに、このオリジナル操作装置および
複写機は必要ならば片面オリジナルシートから完
全な片面複写のコピーセツトを作るのにも使用で
き、これら片面コピーシートもまた適正な振り分
け順序となり、すなわちNから1までの順序でし
かも表面を上にして積み重ねられ、これにより1
からNまでの適正な頁順序のコピーセツトを形成
する。
この装置に関して注目すべき重要な点は、両面
複写されるコピーシートの第2の面に像形成する
奇数頁は同コピーシートの第1の面にすでに複写
されている頁の前の(すなわち数の小さい)頁数
であつて、後の(数の大きい)頁数ではないこと
である。すなわち、3頁が4頁の裏面にプリント
されるのであつて、5頁ではない。この点は、コ
ピーシートが最後にプリントされた面を上にして
送り出される場合に適正な振り分けを維持するた
めの基本事項である。これは、転写ステーシヨン
から仕上げステーシヨンへの出口通路において1
回の反転を伴う頂部送り型の複写機と同様に、底
部から紙給送する直線状紙通路型の複写機にもあ
てはまる。本発明の装置は、この独特な逆順複写
を行う構成によつて、偶数頁がすでに複写された
コピーシートの裏面にすぐ前の頁数の小さな奇数
頁を配置することを達成している。
さらに注目すべき重要な点は、本発明の装置が
奇数ないし偶数頁の両面オリジナルシートあるい
は偶数頁の片面オリジナルシートについてレター
ヘツド付きコピーシートやその他の予め印刷もし
くはパンチされた両面用コピーシート材すなわち
型式の定まつた用紙を適正に連続的に処理できる
ことである。レターヘツドの付いた紙にプリント
する場合、1頁すなわち奇数頁は表側すなわちレ
ターヘツドの付いた面にプリントされるべきであ
つて、そのコピーシートの裏面にされるべきでは
ない。予めパンチされたシートについては、バイ
ンダー穴が奇数頁の左側になければならない。本
発明の装置では、これらの制約を受けるコピーシ
ートは好ましくも常に表側を上にしてコピーシー
トトレー内に置くことができ、しかも常に適正に
両面複写することができる。何故ならば、偶数頁
の面はコピーシートがコピーシートトレーから給
送される際にこれらコピーシートの裏面へ常に最
初にプリントされ、次いでコピーシートが両面用
バツフアートレーから給送される際に奇数頁のオ
リジナルシートがコピーシートの表側に複写され
るからである。
前述した片面/両面複写装置を再び簡単に説明
すれば、同装置は別個の或は可変式のコピーシー
ト排出用インバーター(反転装置)を必要とせ
ず、「ゼロツクス」「4000」または「5400」(ゼロ
ツク社商品名)のように転写後の紙通路に反転機
能を備えた(直線状紙通路型のものでない)複写
機であつても、全てのコピーシートの頁数を適正
な順序とすることができるものである。その様な
紙通路がここに開示されている。最後の奇数頁の
コピーシートの裏面のために「空白」面のコピー
シートをプロセツサーを通して給送することがな
く、またその反転もない。オリジナルシートは常
にNから1までの順序(すなわち逆順)にてすべ
ての循環において循環される。この目的の為に、
片面オリジナルシートのセツトは表側を上にして
オリジナル操作装置のトレー内に置かれ、この操
作装置がオリジナルシートを底部から給送してプ
ラテンへ送る。複写を始める前に、まずオリジナ
ルシートセツトは複写を行わない循環を行わさ
れ、この循環の間にオリジナルシートの枚数が計
数される。もしこの1回の「事前計数」のための
循環において片面オリジナルシートが偶数である
と計数されたならば、次の2回目の循環(すなわ
ち複写を行う1回路の循環)においてオリジナル
シートはN,N−2,N−4,N−6,……の頁
順に複写される。すなわち、「事前計数」循環で
最後のオリジナルシートが偶数頁のオリジナルシ
ートであると判定した場合、第2回目のオリジナ
ルシートの循環においてすべての偶数頁のオリジ
ナルシートのみが、最後のオリジナルシートであ
るNから1枚置きに逆順で複写することによつ
て、複写される。奇数頁のオリジナルシートは循
環されるものの複写されない。これに対して、も
し事前計数の循環においてオリジナルシートが奇
数枚であると計数されたならば、オリジナルシー
トセツトの最後のシートNおよびこれに引続く1
枚置きのオリジナルシートは2回目の循環におい
て複写されず、複写されるオリジナルシートの順
序は、N−1,N−3,N−5,N−7……等と
なる。この様な複写によつて、最後のオリジナル
シートの頁が偶数でなく奇数であつても、2回目
の循環(最初の複写循環)において偶数頁のオリ
ジナルシートのみがまた複写されることになる。
従つて、オリジナルシートが奇数枚または偶数枚
のいずれの場合であつても、偶数頁のバツフアー
コピーセツトが常に両面用トレー内に置かれる。
前述した最初の2回にわたるオリジナルシートの
循環の後、最後の循環を除く全ての循環におい
て、全てのオリジナルシートの頁がゼロツクス社
の米国特許第4116558号に記載した如くコピーシ
ートトレーおよび両面用トレーから交互に給送さ
れるコピーシートに複写される。次いで、最後の
オリジナルシートセツトの循環においては、奇数
頁のオリジナルシートのみが複写され、これは2
回目の循環について前述した奇数および偶数のオ
リジナルシートに関する複写手順を逆にして行わ
れる。
本発明は片面/両面複写を対象とし、また特許
請求の範囲もその要旨を記すものであるが、本発
明による考え方は両面/両面複写の場合にも応用
出来る。ここで、その様な両面/両面複写装置に
参考までに言及すると、両面オリジナルシートも
また表側を上にして載置されかつ同様にNから1
までの順序(逆順)にて片面用オリジナルトレー
から複写できる。ここでは、両面オリジナルシー
トのためのオリジナルインバーター(反転装置)
はプラテンの上流側ではなく下流側に配設され
る。かくして、両面オリジナルシートもまた先ず
1回のダミー(複写を行わない)循環を行われ、
この際に反転が行われ最初の配向とは逆の状態で
オリジナルシートがトレー内に再度積み重ねられ
る。これにより、両面オリジナルシートの偶数頁
の面が2回目の循環(第1回目の複写循環)にお
いて複写され、両面用トレー内に送られ、別のイ
ンバーターがなくても出来上つた両面コピーシー
トに適正な頁順序を与えることが出来る。引続く
すべての循環(最後の循環に到るまで)におい
て、各両面オリジナルシートは片面を複写され、
次いで、前述の米国特許出願第825743号および第
825751号に記載した如く(逆順ではあるが)再び
積み重ねられる前に反転される。すなわち、オリ
ジナルシートの全ての奇数頁の面が第3回目の循
環(第2回目の複写循環)において両面用トレー
から給送されるバツフアーコピーセツトのすでに
複写した面とは反対面に複写され、その後にオリ
ジナルシートの全ての偶数頁の面が第4回目の循
環において複写されて両面用トレーに置かれるこ
とを繰返す。両面オリジナルシートは、最後の循
環を除く全ての循環にて反転される。最後の両面
オリジナルシートの複写過程では、オリジナルシ
ートはすべて複写されるものの反転は行なわれな
い。従つて、この最後の複写循環において、オリ
ジナルシートは自動的にオリジナル操作装置のト
レー内で再び振り分け状態を得ることになる。
複写効率を高める為に、もし2枚の片面オリジ
ナルシートのみのセツトである場合に備えて、余
分の機能を設けても良い。2枚だけの片面オリジ
ナルシートであれば、各両面コピーセツトは1枚
のみのコピーシートよりなるので振り分けは不要
である。複写を行わない循環の間に2枚のみのオ
リジナルシートがオリジナルシートセツトに計数
された場合、複写機コントローラー100は、複
写機10がオリジナルシートの第1回目の複写循
環においてこれらの1番目および2番目のオリジ
ナルシートの片面コピーを作るかわりに多数枚の
片面コピーを作るように制御する。すなわち、複
写機は振り分けを行わない両面複写モードに自動
的に切換わり、このモードでは選択された部数の
コピー(両面用トレー116の容量により制限さ
れるものの)が一方のオリジナルシートから作ら
れ、この間同オリジナルシートはプラテン上に保
持されて循環されない。この様にして得た全ての
コピーシートは両面用トレー内に送られて蓄えら
れ、次に他方のオリジナルシートが複数回にわた
つてそれらコピーシートの反対面にそれぞれ複写
される。両面用トレーの容量よりも選定された
「コピー枚数計」のコピー部数が多い場合には、
2枚のオリジナルシートが複写のため再循環され
る。例えば両面用トレーの容量が25枚のシートで
あつて2枚のオリジナルシートから60部のコピー
を作る場合には、オリジナルシートの第1回目の
循環で25部のコピーが作られ、次の循環で25部の
コピーが作られ、そして3回目の循環で10部のコ
ピーが作られる。
本文に記載した両面複写装置は好適なものであ
るが、多くの変更あるいは改良がこの複写装置に
なし得ることは当業者にとつて明白であろう。従
つて、特許請求の範囲は本発明の概念および範囲
に含まれるこれらの全ての変更あるいは改良を包
含することを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明を組入れた複写機およびその
オリジナルフイーダーの実施例の部分的側面図。 10……複写機、20……オリジナル操作装
置、29……スイツチ、30……プラテンベル
ト、31……スイツチ、32……底部フイーダ
ー、100……コントローラー、106,107
……コピーシートトレー、116……両面用バツ
フアトレー、124……底部フイーダー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 両面複写機において、両面複写が選択された
    際に、片面オリジナルシートを最後の片面オリジ
    ナルシートから始まる逆連続頁の順序で複数回に
    わたつて再循環し、片面オリジナルシートのセツ
    トをコピーシートの両面に複写して適切に振り分
    けられた複数の両面コピーシートのセツトを作る
    方法において、 振り分け両面複写の設定に応じて、最初にオリ
    ジナルセツトのすべての片面オリジナルシートを
    複写せずに循環させて片面オリジナルシートの枚
    数の計数を自動的に行う工程と、 前記計数に基づいて、前記オリジナルセツトが
    奇数枚の片面オリジナルシートからなるか偶数枚
    の片面オリジナルシートからなるかを決定する工
    程と、 前記決定に基づいて、前記オリジナルセツトが
    偶数枚の片面オリジナルシートである場合には前
    記オリジナルセツトの偶数頁の片面オリジナルシ
    ートを逆頁順でコピーシートの片面にそして奇数
    頁を逆頁順で片面コピー済シートの裏面に複写
    し、前記オリジナルセツトが奇数枚の片面オリジ
    ナルシートである場合には前記オリジナルセツト
    の偶数頁の片面オリジナルシートを逆頁順でコピ
    ーシートの片面に、前記オリジナルセツトの最後
    の片面オリジナルシートを除いた奇数頁の片面オ
    リジナルシートを逆頁順でこの片面コピー済シー
    トの裏面に、そして最後の片面オリジナルシート
    を、少なくとも最後の片面オリジナルシートを除
    いた奇数頁の片面オリジナルシートの複写前に、
    コピーシートの片面のみに複写することを自動的
    に選択する工程とを有し、適切に振り分けられた
    両面コピーシートを提供することを特徴とする複
    写方法。 2 両面複写機において、両面複写が選択された
    際に、片面オリジナルシートを最後の片面オリジ
    ナルシートから始まる逆連続頁の順序で複数回に
    わたつて再循環し、片面オリジナルシートのセツ
    トをコピーシートの両面に複写して適切に振り分
    けられた複数の両面コピーシートのセツトを作る
    装置において、 振り分け両面複写の設定に応じて、オリジナル
    セツトのすべての片面オリジナルシートを複写せ
    ずに循環させて片面オリジナルシートの枚数の計
    数を自動的に行う手段と、 前記計数に基づいて、前記オリジナルセツトが
    奇数枚の片面オリジナルシートからなるか偶数枚
    の片面オリジナルシートからなるかを決定する手
    段と、 前記決定に基づいて、前記オリジナルセツトが
    偶数枚の片面オリジナルシートである場合には前
    記オリジナルセツトの偶数頁の片面オリジナルシ
    ートを逆頁順でコピーシートの片面にそして奇数
    頁を逆頁順で片面コピーシート済シートの裏面に
    複写し、前記オリジナルセツトが奇数枚の片面オ
    リジナルシートである場合には前記オリジナルセ
    ツトの偶数頁の片面オリジナルシートを逆頁順で
    コピーシートの片面に、前記オリジナルセツトの
    最後の片面オリジナルシートを除いた奇数頁の片
    面オリジナルシートを逆頁順でこの片面コピー済
    シートの裏面に、そして最後の片面オリジナルシ
    ートを、少なくとも最後の片面オリジナルシート
    を除いた奇数頁の片面オリジナルシートの複写前
    に、コピーシートの片面のみに複写することを自
    動的に選択する手段とを有し、適切に振り分けら
    れた両面コピーシートを提供することを特徴とす
    る複写装置。
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