JPH03108030A - 故障診断エキスパートシステム - Google Patents
故障診断エキスパートシステムInfo
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- JPH03108030A JPH03108030A JP1244922A JP24492289A JPH03108030A JP H03108030 A JPH03108030 A JP H03108030A JP 1244922 A JP1244922 A JP 1244922A JP 24492289 A JP24492289 A JP 24492289A JP H03108030 A JPH03108030 A JP H03108030A
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/22—Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
- G06F11/2257—Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing using expert systems
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B23/00—Testing or monitoring of control systems or parts thereof
- G05B23/02—Electric testing or monitoring
- G05B23/0205—Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults
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- G05B23/0275—Fault isolation and identification, e.g. classify fault; estimate cause or root of failure
- G05B23/0278—Qualitative, e.g. if-then rules; Fuzzy logic; Lookup tables; Symptomatic search; FMEA
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06N—COMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は人工知能システム、さらに詳しくは知識ベース
に格納した専門家の知識を基に故障の原因を推論する故
障診断エキスパートシステムに関する。
に格納した専門家の知識を基に故障の原因を推論する故
障診断エキスパートシステムに関する。
故障診断エキスパートシステムにおける専門家モデルの
知識ベースは、専門家の持っている知識を、結果と原因
の連鎖によって結んだいわゆる因果連鎖木構造により構
築するのが一般的である。
知識ベースは、専門家の持っている知識を、結果と原因
の連鎖によって結んだいわゆる因果連鎖木構造により構
築するのが一般的である。
この因果連鎖水は、成る結果の事象を引き起こす直接の
原因をすべて列挙し、更にこの列挙した原因を次の結果
の事象とし、この事象のそれぞれについて更に次の直接
の原因をすべて列挙していくという手法を採ることによ
り構築されている。
原因をすべて列挙し、更にこの列挙した原因を次の結果
の事象とし、この事象のそれぞれについて更に次の直接
の原因をすべて列挙していくという手法を採ることによ
り構築されている。
ところで、推論時に上記因果連鎖水を辿る際、探索の分
岐判断がそれまでに辿ってきた事象(ノード)に依存す
る場合がある。従来のシステムでは、このような場合に
的確な分岐判断を与えることができず、推論した原因と
結果の間に矛盾を生じることがある。
岐判断がそれまでに辿ってきた事象(ノード)に依存す
る場合がある。従来のシステムでは、このような場合に
的確な分岐判断を与えることができず、推論した原因と
結果の間に矛盾を生じることがある。
また、上記因果連鎖水の事象(ノード)を形成する原因
の中には、故障の発生を除去しまたは抑制するための具
体的処置を指示する「自依原因」と、故障の発生を除去
しまたは抑制するための具体的処置がより下位に指示さ
れている「他依原因」とが存在する。一般に、自依原因
はその記述された処置を施すことにより故障の原因を取
り除くことができるが、他依原因はそれ自体では故障の
原因を取り除く具体的処置を採ることができない。
の中には、故障の発生を除去しまたは抑制するための具
体的処置を指示する「自依原因」と、故障の発生を除去
しまたは抑制するための具体的処置がより下位に指示さ
れている「他依原因」とが存在する。一般に、自依原因
はその記述された処置を施すことにより故障の原因を取
り除くことができるが、他依原因はそれ自体では故障の
原因を取り除く具体的処置を採ることができない。
診断に際しては、上記因果連鎖水を辿ることによって故
障に対する真の原因となる可能性のある1つまたは2つ
以上の原因候補が示され、それらの原因に対する処置を
採ることで故障を直すことができる。しかし、従来のシ
ステムでは、自依原因と他依原因をまったく区別してい
ないため、診断結果として示された原因候補の中に他依
原因が含まれている場合には、他依原因を引き起した更
に深い原因を調べる必要があり、真の原因の探索に手間
と時間を要する。
障に対する真の原因となる可能性のある1つまたは2つ
以上の原因候補が示され、それらの原因に対する処置を
採ることで故障を直すことができる。しかし、従来のシ
ステムでは、自依原因と他依原因をまったく区別してい
ないため、診断結果として示された原因候補の中に他依
原因が含まれている場合には、他依原因を引き起した更
に深い原因を調べる必要があり、真の原因の探索に手間
と時間を要する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、探索の分岐判断がそれまでに辿ってきた
事象に依存する場合でも的確に原因を推論でき、また、
推論された原因候補の中に他依原因が含まれている場合
には、その他依原因の下位に位置する自依原因を列挙し
て具体的な故障処置を提示し得るようにした故障診断エ
キスパートシステムを提供することである。
するところは、探索の分岐判断がそれまでに辿ってきた
事象に依存する場合でも的確に原因を推論でき、また、
推論された原因候補の中に他依原因が含まれている場合
には、その他依原因の下位に位置する自依原因を列挙し
て具体的な故障処置を提示し得るようにした故障診断エ
キスパートシステムを提供することである。
本発明の故障診断エキスパートシステムは、上記目的を
達成するため、記憶手段に格納される専門家の知識に、
因果連鎖水の探索経路の制限または枝刈りに用いるため
の原因候補条件を付与したものである。そして、推論手
段は、原因の推論を行う際に、推論された原因が原因候
補条件に格納されている条件の事象を辿ってきたか否か
を判別することにより原因の候補を決定するようにした
。
達成するため、記憶手段に格納される専門家の知識に、
因果連鎖水の探索経路の制限または枝刈りに用いるため
の原因候補条件を付与したものである。そして、推論手
段は、原因の推論を行う際に、推論された原因が原因候
補条件に格納されている条件の事象を辿ってきたか否か
を判別することにより原因の候補を決定するようにした
。
また、記憶手段に格納される専門家の知識を、故障の発
生を除去しまたは抑制するための具体的処置を指示する
自依原因と、故障の発生を除去しまたは抑制するための
具体的処置がより下位に指示されている他依原因とに区
別して記憶した。そして、推論手段は、原因の推論を行
う際に、推論した原因が他依原因である場合には当該他
依原因の下位に位置する自依原因を原因の候補として列
挙するようにした。
生を除去しまたは抑制するための具体的処置を指示する
自依原因と、故障の発生を除去しまたは抑制するための
具体的処置がより下位に指示されている他依原因とに区
別して記憶した。そして、推論手段は、原因の推論を行
う際に、推論した原因が他依原因である場合には当該他
依原因の下位に位置する自依原因を原因の候補として列
挙するようにした。
原因候補条件に格納されている条件の事象を辿ってきた
か否かを判別することにより原因の候補を決定するので
、因果連鎖木を辿って故障の原因を探索していく際に、
探索の分岐判断をそれまでに辿ってきた事象(ノード)
に基づいて行うことができ、推論された原因と結果の間
の矛盾をなくすことができる。
か否かを判別することにより原因の候補を決定するので
、因果連鎖木を辿って故障の原因を探索していく際に、
探索の分岐判断をそれまでに辿ってきた事象(ノード)
に基づいて行うことができ、推論された原因と結果の間
の矛盾をなくすことができる。
また、推論した原因が他依原因である場合、当該他依原
因の下位に位置する自依原因を原因の候補として列挙す
るので、具体的で的確な故障処置を提示することができ
る。
因の下位に位置する自依原因を原因の候補として列挙す
るので、具体的で的確な故障処置を提示することができ
る。
以下、図面を参照して本発明の実施例につき説明する。
故障診断エキスパートシステムは、第3図に示すように
、専門家の知識を編集する知識エディタ1、専門家の知
識を格納する知識ベース2、知識ベース2を管理する知
識ベース管理部3、ユーザに対して質問応答を行う質問
応答部4、質問応答部4からの質問を表示してユーザか
らの情報を受は取ると共に診断結果を出力する診断イン
ターフェイス5、知識ベース2に格納されている専門家
の知識とユーザからの情報を用いて故障原因を推論する
推論部6から構成されている。
、専門家の知識を編集する知識エディタ1、専門家の知
識を格納する知識ベース2、知識ベース2を管理する知
識ベース管理部3、ユーザに対して質問応答を行う質問
応答部4、質問応答部4からの質問を表示してユーザか
らの情報を受は取ると共に診断結果を出力する診断イン
ターフェイス5、知識ベース2に格納されている専門家
の知識とユーザからの情報を用いて故障原因を推論する
推論部6から構成されている。
知識の入力を行なう際は、知識エディタ1を用いて専門
家の知識を入力編集し、知識ベース管理部3を通して知
識ベース2に格納する。一方、推論を行う際は、質問応
答部4から故障現象や環境および使用条件などの質問を
診断インターフェイス5を通じてユーザに与える。ユー
ザから質問に対する情報を受は取ると、推論部6は知識
ベース2に格納された専門家の知識とユーザから得た情
報を用いて故障原因を推論し、故障原因の候補を絞りこ
んでいく。そして、その推論結果を診断インターフェイ
ス5に出力し、診断画面などに表示することにより診断
を終了するものである。
家の知識を入力編集し、知識ベース管理部3を通して知
識ベース2に格納する。一方、推論を行う際は、質問応
答部4から故障現象や環境および使用条件などの質問を
診断インターフェイス5を通じてユーザに与える。ユー
ザから質問に対する情報を受は取ると、推論部6は知識
ベース2に格納された専門家の知識とユーザから得た情
報を用いて故障原因を推論し、故障原因の候補を絞りこ
んでいく。そして、その推論結果を診断インターフェイ
ス5に出力し、診断画面などに表示することにより診断
を終了するものである。
本発明の故障診断エキスパートシステムは、上記した知
識ベース2に格納される専門家の知識に原因候補条件を
付与し、また、専門家の知識を自依原因と対原因に区別
して記憶し、この原因候補条件と、自依原因及び他依原
因を利用して故障の診断を行うようにした点に発明とし
ての特徴を有するものである。したがって、第3図のシ
ステムを用いて本発明の具体的な実施例の動作を説明す
る前に、まず本発明において知識ベース2に格納する専
門家の知識の内容について説明する。
識ベース2に格納される専門家の知識に原因候補条件を
付与し、また、専門家の知識を自依原因と対原因に区別
して記憶し、この原因候補条件と、自依原因及び他依原
因を利用して故障の診断を行うようにした点に発明とし
ての特徴を有するものである。したがって、第3図のシ
ステムを用いて本発明の具体的な実施例の動作を説明す
る前に、まず本発明において知識ベース2に格納する専
門家の知識の内容について説明する。
なお、以下の例では、専門家モデルを計算機上に実装す
るための知識の表現形式として、フレーム型知識ベース
を用いた場合を例に採る。
るための知識の表現形式として、フレーム型知識ベース
を用いた場合を例に採る。
(1) 知識ベースの構造
一般に、事象は(対象、属性名、属性値)の三組の集合
で表すことができる。フレーム型知識ベースでは、この
三組を[オブジェクト スロット名 スロット値]によ
り表現し、各フレームを第4図に示すように階層的に構
成することにより、原因と結果を結んだ因果連鎖木構造
からなる専門家モデルを構築する。
で表すことができる。フレーム型知識ベースでは、この
三組を[オブジェクト スロット名 スロット値]によ
り表現し、各フレームを第4図に示すように階層的に構
成することにより、原因と結果を結んだ因果連鎖木構造
からなる専門家モデルを構築する。
[オブジェクト]は大きく「因果リンク」と「事象」の
二種類に分けられる。[因果リンク]には後述する[支
持条件コ、[Vf!信度コ、[原因候補条件]、および
その他の詳細説明などの知識が格納される。事象は、さ
らに故障現象、構成部品状態、環境状態、使用状態など
に細分化される。
二種類に分けられる。[因果リンク]には後述する[支
持条件コ、[Vf!信度コ、[原因候補条件]、および
その他の詳細説明などの知識が格納される。事象は、さ
らに故障現象、構成部品状態、環境状態、使用状態など
に細分化される。
故障現象は、その現象の属性、すなわち再現性や形状、
位置などを記述したスロットを持つ。構成部品状態には
、部品名や故障の状態、故障処置などの知識が格納され
ている。
位置などを記述したスロットを持つ。構成部品状態には
、部品名や故障の状態、故障処置などの知識が格納され
ている。
(2)専門家モデルの概要
この種のシステムでは、推論時の知識や情報の検索・照
合などを効率良く行うため、診断対象とする機械の故障
現象、部品の異常な動作や状態、機械周辺の環境、機械
の使用状態などを「事象」と呼ぶパターンで表現する。
合などを効率良く行うため、診断対象とする機械の故障
現象、部品の異常な動作や状態、機械周辺の環境、機械
の使用状態などを「事象」と呼ぶパターンで表現する。
故障の因果関係を表現する因果連鎖木は、成る故障現象
を始点としてその故障現象を引き起こす故障原因(−次
原因)の候補が続き、さらに−次原因を引き起こした次
の故障原因(二次原因)が続くというように、因果関係
が連鎖した構造を持つように構成される。すなわち、こ
の因果連鎖木は、故障の結果から原因への方向を持った
有向グラフとして表される。
を始点としてその故障現象を引き起こす故障原因(−次
原因)の候補が続き、さらに−次原因を引き起こした次
の故障原因(二次原因)が続くというように、因果関係
が連鎖した構造を持つように構成される。すなわち、こ
の因果連鎖木は、故障の結果から原因への方向を持った
有向グラフとして表される。
故障原因の候補には、一般にそれが真の故障原因である
可能性の尺度を伴う。これを「確信度」と呼び、原因の
起こり易さ(発生頻度)に基づく値である。この故障原
因の確信度に影響を及ぼす要因を「支持条件」といい、
この支持条件を判定することで確信度の値を増減させる
。
可能性の尺度を伴う。これを「確信度」と呼び、原因の
起こり易さ(発生頻度)に基づく値である。この故障原
因の確信度に影響を及ぼす要因を「支持条件」といい、
この支持条件を判定することで確信度の値を増減させる
。
故障の発生を防止または抑制する処置を「故障処置」と
いい、その処置がどの程度有効かを表す値を持つ。
いい、その処置がどの程度有効かを表す値を持つ。
(3)事象の表現
事象は、診断対象とする機械の故障現象、部品の異常な
動作や状態、機械周辺の環境、機械の使用状態など、故
障の診断に関連する様々な事実を表現する。それぞれの
事象は前述した[対象 属性名 属性値]の三組のパタ
ーンで表され、事象が現象の場合には[現象名 −−〕
のように現象名の後に「−一」を付して表す。
動作や状態、機械周辺の環境、機械の使用状態など、故
障の診断に関連する様々な事実を表現する。それぞれの
事象は前述した[対象 属性名 属性値]の三組のパタ
ーンで表され、事象が現象の場合には[現象名 −−〕
のように現象名の後に「−一」を付して表す。
例1: [縦黒スジ − −]
例2: [気温 状態 高い]
例3: [コピーモード 状態 リピート1例4: [
クリーニングブレード 状態 汚れ]特に、故障現象や
故障原因となる事象を「故障事象」と呼ぶ。
クリーニングブレード 状態 汚れ]特に、故障現象や
故障原因となる事象を「故障事象」と呼ぶ。
(4)因果連鎖木
故障の原因と結果の因果関係は、第5図に示す如き因果
連鎖木と呼ぶ有向グラフで表される。このグラフは、観
測される故障現象を始点にし、その真の原因となり得る
候補の事象(−次原因)を頂点にして結ばれ、さらにそ
の事象を引き起こす原因となる事象(二次原因)が結ば
れ、最後に原因を持たない故障事象を終点にして終わる
。
連鎖木と呼ぶ有向グラフで表される。このグラフは、観
測される故障現象を始点にし、その真の原因となり得る
候補の事象(−次原因)を頂点にして結ばれ、さらにそ
の事象を引き起こす原因となる事象(二次原因)が結ば
れ、最後に原因を持たない故障事象を終点にして終わる
。
因果連鎖木における故障の原因と結果の因果関係の間に
は、次の性質がある。
は、次の性質がある。
・ある故障事象に対する原因の候補は、考えられる限り
列挙し尽くされている。
列挙し尽くされている。
・原因と結果の事象は、直接の因果の関連を持つ。
(5)確信度
第6図に示す因果連鎖木において、原因と結果の事象の
間を結ぶグラフ上のすべての矢線に確信度が与えられる
。「確信度」とは、成る故障事象に対する真の原因とな
る可能性の高さを表すOから5までの整数値である。最
も起こりやすい原因の場合には確信度5であり、はとん
ど稀にしか起こらない原因の場合には確信度1である。
間を結ぶグラフ上のすべての矢線に確信度が与えられる
。「確信度」とは、成る故障事象に対する真の原因とな
る可能性の高さを表すOから5までの整数値である。最
も起こりやすい原因の場合には確信度5であり、はとん
ど稀にしか起こらない原因の場合には確信度1である。
なお、本発明の実施例では、後述するようにこの確信度
を利用し、他依原因に確信度Oを付与し、自依原因と他
依原因を区別している。
を利用し、他依原因に確信度Oを付与し、自依原因と他
依原因を区別している。
(6)支持条件
因果関係において成る事実が同時に成立する時、特定の
原因が真の原因である可能性がより高まる場合がある。
原因が真の原因である可能性がより高まる場合がある。
こうしたことを支持条件と呼ぶ形式を用いて表現する。
すなわち、支持条件は上記した因果関係のn体皮に影響
を与える要因であり、支持条件を満足するか否かによっ
て、設定されている肯定重み(正数)または否定重み(
負数)を前記確信度に加え、状況に応じた最適な原因を
探索するものである。なお、この支持条件は、第7図に
示すように成る因果関係の間に複数個設定することがで
きる。
を与える要因であり、支持条件を満足するか否かによっ
て、設定されている肯定重み(正数)または否定重み(
負数)を前記確信度に加え、状況に応じた最適な原因を
探索するものである。なお、この支持条件は、第7図に
示すように成る因果関係の間に複数個設定することがで
きる。
支持条件の形式は、次の通りである。
・事象の成立を判定する条件部
・条件部が成立した場合に確信度に加えられる肯定重み
(正数) ・条件部が成立しなかった場合に確信度に加えられる否
定重み(負数) 肯定重みはOから5までの整数値、否定重みは0から−
5までの整数値である。
(正数) ・条件部が成立しなかった場合に確信度に加えられる否
定重み(負数) 肯定重みはOから5までの整数値、否定重みは0から−
5までの整数値である。
条件部は1つ以上の事象の組であり、それらの事象がす
べて成立していれば、前記した確信度に肯定重みが加え
られ、そうでなければ確信度から否定重みが引かれる。
べて成立していれば、前記した確信度に肯定重みが加え
られ、そうでなければ確信度から否定重みが引かれる。
条件部の事象の成立の確認は、推論時にユーザからの入
力によって行なわれる。したがって、それらの事象はユ
ーザが観測可能か、または簡単に確認できる事象でなけ
ればならない。そのような条件部に記述される事象とし
て以下のような事象が挙げられる。
力によって行なわれる。したがって、それらの事象はユ
ーザが観測可能か、または簡単に確認できる事象でなけ
ればならない。そのような条件部に記述される事象とし
て以下のような事象が挙げられる。
・結果となる事象の詳細を記述した事象・原因となる事
象を検証するためのテスト事象 ・原因となる事象から生じる観測可能な兆候の事象 ・原因となる事象が起こり易くなる状況の事象 (7)原因候補条件 因果連鎖水は、すべての故障事象について各故障事象に
対して考えられるすべての原因を列挙するという手続き
を行なうことで形成されるが、直接につながる原因と結
果の因果関係間では問題ないが、因果連鎖水を全体的に
見た場合に原因と結果の因果関係が妥当でないケースが
生じる。
象を検証するためのテスト事象 ・原因となる事象から生じる観測可能な兆候の事象 ・原因となる事象が起こり易くなる状況の事象 (7)原因候補条件 因果連鎖水は、すべての故障事象について各故障事象に
対して考えられるすべての原因を列挙するという手続き
を行なうことで形成されるが、直接につながる原因と結
果の因果関係間では問題ないが、因果連鎖水を全体的に
見た場合に原因と結果の因果関係が妥当でないケースが
生じる。
第8図において、故障事象A、故障事象Bの原因がそれ
ぞれ列挙され、次に故障事象Cの原因の候補が列挙され
ている。故障事象Cの原因は、故障事象D、故障事象E
、故障事象Fである。ところが、Dは、Aの原因がCの
場合のみCの原因の候補となり、またFは、Bの原因が
Cの場合のみCの原因の候補となる。こうしたことは、
故障事象Cが曖昧さを持っているために生じるものであ
る。こうしたケースを含んだ因果連鎖水に妥当性を持た
せるには、故障事象Cを二つの事象C′C“に分割する
方法がある。しかし、故障事象Cを分割するための適当
な事象がない場合があり、完全とはいえない。
ぞれ列挙され、次に故障事象Cの原因の候補が列挙され
ている。故障事象Cの原因は、故障事象D、故障事象E
、故障事象Fである。ところが、Dは、Aの原因がCの
場合のみCの原因の候補となり、またFは、Bの原因が
Cの場合のみCの原因の候補となる。こうしたことは、
故障事象Cが曖昧さを持っているために生じるものであ
る。こうしたケースを含んだ因果連鎖水に妥当性を持た
せるには、故障事象Cを二つの事象C′C“に分割する
方法がある。しかし、故障事象Cを分割するための適当
な事象がない場合があり、完全とはいえない。
そこで、本発明は、因果連鎖水の探索経路の分岐判断が
それまでに辿ってきた事象に依存するような場合に、結
果に対して矛盾のない真の原因を推論するため、「原因
候補条件Jを付加したものである。
それまでに辿ってきた事象に依存するような場合に、結
果に対して矛盾のない真の原因を推論するため、「原因
候補条件Jを付加したものである。
原因候補条件は、第1図に示すように結果事象から原因
事象の関係に設定される。そして、成る故障事象(複数
でも可)の成立を判定条件とし、成立していれば原因の
候補となり、成立していなければその原因事象は真の原
因の候補から除外される。原因候補条件がない因果関係
の間では、その原因事象は常に真の原因の候補となる。
事象の関係に設定される。そして、成る故障事象(複数
でも可)の成立を判定条件とし、成立していれば原因の
候補となり、成立していなければその原因事象は真の原
因の候補から除外される。原因候補条件がない因果関係
の間では、その原因事象は常に真の原因の候補となる。
(8) 1依原因と地位原因
故障の原因には、故障の発生を除去しまたは抑制するた
めの具体的処置を指示する「1依原因」と、故障の発生
を除去しまたは抑制するための具体的処置がより下位に
指示されている「地位原因」とがある。1依原因は記述
された処置を施すことにより故障の原因を取り除くこと
ができるが、地位原因は具体的な故障処置を持たないの
で、故障を取り除くことができない。
めの具体的処置を指示する「1依原因」と、故障の発生
を除去しまたは抑制するための具体的処置がより下位に
指示されている「地位原因」とがある。1依原因は記述
された処置を施すことにより故障の原因を取り除くこと
ができるが、地位原因は具体的な故障処置を持たないの
で、故障を取り除くことができない。
従来のシステムでは、この1依原因と地位原因をまった
く区別していなかった。そこで、本発明は、常に具体的
な故障措置を提示できるようにするために、この1依原
因と地位原因を明確に区別して記憶するようにしたもの
である。
く区別していなかった。そこで、本発明は、常に具体的
な故障措置を提示できるようにするために、この1依原
因と地位原因を明確に区別して記憶するようにしたもの
である。
第2図(a) (b)に1依原因と地位原因の違いを具
体例として示す。(31図は、複写機の故障現象の原因
が「変倍モータの動作異常」の場合の例である。
体例として示す。(31図は、複写機の故障現象の原因
が「変倍モータの動作異常」の場合の例である。
変倍モータは、それ自身で独立に回転しているのではな
(、別の部品例えば変倍ドライブ板から送られて(る電
気信号によってその回転動作を制御されているものとし
た場合、[変倍モータの動作異常」を引き起こす原因に
は「変倍モータの不良」と「ドライブ板の不良」の二つ
を挙げることができる。因果連鎖氷上では故障現象に対
する直接の原因は「変倍モータの動作異常」であるが、
故障現象を解消するには、ドライブ板を取り替えるか、
またはモータ自身を取り替えるかのいずれかの処置を採
る必要がある。従って、この場合「変倍モータの動作異
常」は、それ自身では具体的処置となり得ない地位原因
であり、その下位の「ドライブ板の不良」と「変倍モー
タの不良」が1依原因となる。
(、別の部品例えば変倍ドライブ板から送られて(る電
気信号によってその回転動作を制御されているものとし
た場合、[変倍モータの動作異常」を引き起こす原因に
は「変倍モータの不良」と「ドライブ板の不良」の二つ
を挙げることができる。因果連鎖氷上では故障現象に対
する直接の原因は「変倍モータの動作異常」であるが、
故障現象を解消するには、ドライブ板を取り替えるか、
またはモータ自身を取り替えるかのいずれかの処置を採
る必要がある。従って、この場合「変倍モータの動作異
常」は、それ自身では具体的処置となり得ない地位原因
であり、その下位の「ドライブ板の不良」と「変倍モー
タの不良」が1依原因となる。
第2図(b)は複写機の故障現象の原因が「クリーニン
グ不良」の場合の例である。「クリーニング不良」を生
じる原因として「クリーニングブレードの欠け」または
rFL (蛍光灯)カバーの汚れ」が挙げられるとした
場合、「クリーニング不良コはそれ自身では具体的処置
を持たない地位原因であり、その下位の「クリーニング
ブレードの欠け」とrFLカバーの汚れ」が1依原因と
なる。
グ不良」の場合の例である。「クリーニング不良」を生
じる原因として「クリーニングブレードの欠け」または
rFL (蛍光灯)カバーの汚れ」が挙げられるとした
場合、「クリーニング不良コはそれ自身では具体的処置
を持たない地位原因であり、その下位の「クリーニング
ブレードの欠け」とrFLカバーの汚れ」が1依原因と
なる。
上記1依原因と地位原因を区別するための具体的な手法
としては、各原因に対して目抜原因と地位原因を示す識
別記号を付与すればよい。最も簡単には前述した確信度
を利用し、地位原因の識別記号として確信度Oを用い、
確信度0のフレームが探索された場合には地位原因であ
ると判定するように構成すればよい。
としては、各原因に対して目抜原因と地位原因を示す識
別記号を付与すればよい。最も簡単には前述した確信度
を利用し、地位原因の識別記号として確信度Oを用い、
確信度0のフレームが探索された場合には地位原因であ
ると判定するように構成すればよい。
(9)故障措置
故障処置の概念を第9図に示す。目抜原因のすべてには
、一つ以上の具体的な故障処置が伴う。
、一つ以上の具体的な故障処置が伴う。
故障処置は、
・故障処置を行なう対象の名称を表す処置対象・処置対
象に施す処置の名称を表す処置内容・故障処置がどの程
度原因の防止に有効かを表す有効指数 ・ユーザが行なう故障処置の具体的な内容を表す処置手
順 などから成る。
象に施す処置の名称を表す処置内容・故障処置がどの程
度原因の防止に有効かを表す有効指数 ・ユーザが行なう故障処置の具体的な内容を表す処置手
順 などから成る。
ある候補原因の故障処置が行なわれると、その原因が真
の原因である可能性が低くなる。そこで、0から5まで
の整数値で有効指数を表し、その故障処置がユーザによ
って採られた場合、前述した確信度からその値が引かれ
る。また有効指数が5の故障処置が行なわれると、完全
に原因が取り除かれたことになる。故障処置の例を以下
に示す。
の原因である可能性が低くなる。そこで、0から5まで
の整数値で有効指数を表し、その故障処置がユーザによ
って採られた場合、前述した確信度からその値が引かれ
る。また有効指数が5の故障処置が行なわれると、完全
に原因が取り除かれたことになる。故障処置の例を以下
に示す。
(故障処置の例1)
処置対象:クリーニングブラシ
処置内容:交換
有効指数=5
(故障処置の例2)
処置対象:クリーニングブラシ
処置内容:清掃
有効指数:2
上記例では、クリーニングブラシの交換はクリニングブ
ラシの清掃よりも有効な故障処置であり、クリーニング
ブラシを交換することにより、クリーニングブラシの異
常を指摘する原因を完全に真の原因の候補から除去する
ことができる。
ラシの清掃よりも有効な故障処置であり、クリーニング
ブラシを交換することにより、クリーニングブラシの異
常を指摘する原因を完全に真の原因の候補から除去する
ことができる。
以上、本発明における知識ベースの内容について説明し
た。
た。
進んで、第3図の故障診断エキスパートシステムを用い
、本発明の実施例の処理動作につき説明する。
、本発明の実施例の処理動作につき説明する。
まず、知識の入力について述べる。入力する個々のフレ
ームの内容は、例えば第10図から第23図に示した通
りであり、知識エディタ1を用い、しフレーム名〕、[
因果リンク]、[再現性]、[形状]、[状態コ、[位
置]、[確信度]、[結果]、[原因]、 [支持条
件]、[原因候補条件コなどの知識を入力編集する。
ームの内容は、例えば第10図から第23図に示した通
りであり、知識エディタ1を用い、しフレーム名〕、[
因果リンク]、[再現性]、[形状]、[状態コ、[位
置]、[確信度]、[結果]、[原因]、 [支持条
件]、[原因候補条件コなどの知識を入力編集する。
第10図から第23図の各フレームの知識を入力すると
、第24図に示す因果連鎖木が形成される。この第24
図の因果連鎖木は、「縦黒スジ」フレーム(第10図)
と「地肌汚れ」フレーム(第1)図)を始点としてそれ
ぞれのフレームの因果リンクスロットに記述されたフレ
ームを取り出し、この取り出したフレームを次の始点と
して次のフレームにつなげて行くことにより形成される
ものである。
、第24図に示す因果連鎖木が形成される。この第24
図の因果連鎖木は、「縦黒スジ」フレーム(第10図)
と「地肌汚れ」フレーム(第1)図)を始点としてそれ
ぞれのフレームの因果リンクスロットに記述されたフレ
ームを取り出し、この取り出したフレームを次の始点と
して次のフレームにつなげて行くことにより形成される
ものである。
第24図において、「クリーニング不良」は地位原因で
ある。この地位原因であることをフレーム上で表すには
、第21図の「感光体/汚れ−クリーニング不良」フレ
ームに示すように、そのフレームの確信度をOに設定す
る。この確信度Oのフレームが地位原因を表すことは前
述した。なお、知識を入力する際にこの確信度によって
目抜原因と地位原因をまとめることができるので、知識
入力者にとって知識の整理がしやすくなる。
ある。この地位原因であることをフレーム上で表すには
、第21図の「感光体/汚れ−クリーニング不良」フレ
ームに示すように、そのフレームの確信度をOに設定す
る。この確信度Oのフレームが地位原因を表すことは前
述した。なお、知識を入力する際にこの確信度によって
目抜原因と地位原因をまとめることができるので、知識
入力者にとって知識の整理がしやすくなる。
上記「クリーニング不良」の原因としては「クリーニン
グブレードの欠け」とrFLカバーの汚れ」があるもの
とする。この時、「クリーニングブレードの欠け」は故
障現象として「縦黒スジ」が発生しているときのみ「ク
リーニング不良」の原因となる。一方、rFLカバーの
汚れ」は故障現象として「縦黒スジ」または「地肌汚れ
」のいずれかが発生していれば「クリーニング不良」の
原因となり、それぞれそれまでに辿ってきた事象によっ
て探索経路の分岐先が異なる。
グブレードの欠け」とrFLカバーの汚れ」があるもの
とする。この時、「クリーニングブレードの欠け」は故
障現象として「縦黒スジ」が発生しているときのみ「ク
リーニング不良」の原因となる。一方、rFLカバーの
汚れ」は故障現象として「縦黒スジ」または「地肌汚れ
」のいずれかが発生していれば「クリーニング不良」の
原因となり、それぞれそれまでに辿ってきた事象によっ
て探索経路の分岐先が異なる。
上記のように因果連鎖末の探索経路の分岐判断がそれま
でに辿ってきた事象(ノード)に依存する場合に矛盾の
ない推論を行うため、本発明では前述した[原因候補条
件]を対応するフレームに付加する。例えば、第22図
の「クリーニング不良−クリーニングブレード/欠け」
フレームには[原因候補条件]として「寝具スジ」が付
加され、また第23図の「クリーニング不良−FLカバ
ー/汚れ」フレームには[原因候補条件]として「寝具
スジ」と「地肌汚れ」の2つが付加されている。
でに辿ってきた事象(ノード)に依存する場合に矛盾の
ない推論を行うため、本発明では前述した[原因候補条
件]を対応するフレームに付加する。例えば、第22図
の「クリーニング不良−クリーニングブレード/欠け」
フレームには[原因候補条件]として「寝具スジ」が付
加され、また第23図の「クリーニング不良−FLカバ
ー/汚れ」フレームには[原因候補条件]として「寝具
スジ」と「地肌汚れ」の2つが付加されている。
次に、上記構造になるフレーム型知識ベースを用い、本
発明における故障原因の診断動作について説明する。な
お、この時の診断対象となる複写機は、次のような故障
状況にあるものとする。
発明における故障原因の診断動作について説明する。な
お、この時の診断対象となる複写機は、次のような故障
状況にあるものとする。
発生している故障現象:寝具スジ
寝具スジの状態
再 現 性 二周期的
形 状 :帯状
既に行った処置 :定着ローラの交換まず、推論部
6は、質問応答部4に対して、どのような故障現象が発
生しているかをユーザに尋ねるように要求する。質問応
答部4は知識ベース管理部3に対して故障現象のリスト
を要求し、知識ベース管理部3は知識ベース2から、格
納されているすべての故障現象を集めてくる。質問応答
部4は診断インターフェイス5に故障現象のリストを送
り、第25図の診断画面の故障現象ウィンドウにすべて
の故障現象、例えば「寝具スジと「地肌汚れ」を表示し
、ユーザにどの故障現象が発生しているかを選択しても
らう。なお、第25図は上記診断インターフェース5の
デイスプレィに表示される診断画面の例を示すもので、
画面内に「故障現象」、「質問」、「故障原因候補」、
「既に行った処置」、「故障処置」などの各表示ウィン
ドウが設けられている。
6は、質問応答部4に対して、どのような故障現象が発
生しているかをユーザに尋ねるように要求する。質問応
答部4は知識ベース管理部3に対して故障現象のリスト
を要求し、知識ベース管理部3は知識ベース2から、格
納されているすべての故障現象を集めてくる。質問応答
部4は診断インターフェイス5に故障現象のリストを送
り、第25図の診断画面の故障現象ウィンドウにすべて
の故障現象、例えば「寝具スジと「地肌汚れ」を表示し
、ユーザにどの故障現象が発生しているかを選択しても
らう。なお、第25図は上記診断インターフェース5の
デイスプレィに表示される診断画面の例を示すもので、
画面内に「故障現象」、「質問」、「故障原因候補」、
「既に行った処置」、「故障処置」などの各表示ウィン
ドウが設けられている。
この例の場合、上述したように故障現象は「寝具スジ」
である。したがって、ユーザは第25図の診断画面の故
障現象ウィンドウ中の「寝具スジ」を故障現象として選
択する(選択した項目は1で表示)。
である。したがって、ユーザは第25図の診断画面の故
障現象ウィンドウ中の「寝具スジ」を故障現象として選
択する(選択した項目は1で表示)。
選択された故障現象は推論部6へ送られる。推論部6は
知識ベース2にアクセスし、この故障現象「寝具スジ」
の情報で考えられるすべての故障原因候補を推論し、そ
の故障原因候補を確信度と共に診断画面の故障原因候補
ウィンドウに表示する。
知識ベース2にアクセスし、この故障現象「寝具スジ」
の情報で考えられるすべての故障原因候補を推論し、そ
の故障原因候補を確信度と共に診断画面の故障原因候補
ウィンドウに表示する。
すなわち、推論部6は、上記選択された故障現象「寝具
スジ」に対応する「寝具スジ」フレーム(第10図)に
アクセスし、その[因果リンクコスロットの値「寝具ス
ジー感光体/汚れ」と「寝具スジー感光体/傷」をフレ
ーム名とする次のフレームを探索し、対応する2つのフ
レーム(第16図、第17図)を読み出す。そして、こ
の2つのフレームの[原因]スロットのtEri光体
状態 汚れ」、「感光体 状態 傷」と、その[確信度
] 3,2をそれぞれ読み出し、診断画面の故障原因候
補ウィンドウに確信度の大きい順に表示する。この例の
場合、診断画面には「感光体の汚れ 3」 「感光体の
傷 2」と表示される。
スジ」に対応する「寝具スジ」フレーム(第10図)に
アクセスし、その[因果リンクコスロットの値「寝具ス
ジー感光体/汚れ」と「寝具スジー感光体/傷」をフレ
ーム名とする次のフレームを探索し、対応する2つのフ
レーム(第16図、第17図)を読み出す。そして、こ
の2つのフレームの[原因]スロットのtEri光体
状態 汚れ」、「感光体 状態 傷」と、その[確信度
] 3,2をそれぞれ読み出し、診断画面の故障原因候
補ウィンドウに確信度の大きい順に表示する。この例の
場合、診断画面には「感光体の汚れ 3」 「感光体の
傷 2」と表示される。
さらに、これと同時に、「寝具スジー感光体/汚れ」フ
レーム(第16図)と「寝具スジ→感光体/傷」フレー
ム(第17図)のそれぞれの[支持条件]スロットの値
を診断画面の質問ウィンドウに質問として表示する。こ
の例の場合、第25図に示すように「寝具スジの再現性
は?」と「寝具スジの形状は?」の2つの質問が表示さ
れる。
レーム(第16図)と「寝具スジ→感光体/傷」フレー
ム(第17図)のそれぞれの[支持条件]スロットの値
を診断画面の質問ウィンドウに質問として表示する。こ
の例の場合、第25図に示すように「寝具スジの再現性
は?」と「寝具スジの形状は?」の2つの質問が表示さ
れる。
上記質問に対し、ユーザから「周期的」と「帯状」と入
力されたとすると、「寝具スジー感光体/汚れ」フレー
ム(第16図)の[支持条件1コと[支持条件2]がそ
れぞれ成立するので、それぞれの支持条件の肯定重み1
,2を上記確信度3に加算し、確信度6とする。一方、
「寝具スジー感光体/傷」フレーム(第17図)の[支
持条件1]も成立するので、その肯定重み1を上記確信
度2に加算し、確信度3とする。
力されたとすると、「寝具スジー感光体/汚れ」フレー
ム(第16図)の[支持条件1コと[支持条件2]がそ
れぞれ成立するので、それぞれの支持条件の肯定重み1
,2を上記確信度3に加算し、確信度6とする。一方、
「寝具スジー感光体/傷」フレーム(第17図)の[支
持条件1]も成立するので、その肯定重み1を上記確信
度2に加算し、確信度3とする。
そして、この確信度を修正した2つの故障原因候補を、
第25図に示すようにその新たな確信度と共に確信度の
大きい順に「感光体の汚れ 6」「感光体の傷 2」の
如く表示する。
第25図に示すようにその新たな確信度と共に確信度の
大きい順に「感光体の汚れ 6」「感光体の傷 2」の
如く表示する。
また、発生している故障原因に対して既に行なった処置
がある場合にはその処置も入力し、診断画面に表示する
。この例の場合、第25図の右上の既に行った処置ウィ
ンドウの「定着ローラ 交換」を選択する。
がある場合にはその処置も入力し、診断画面に表示する
。この例の場合、第25図の右上の既に行った処置ウィ
ンドウの「定着ローラ 交換」を選択する。
上記のようにして質問に対するユーザの応答と、既に行
った処置に基づいて確信度を増減させて故障原因の候補
を絞り込んでいき、応答を受ける度に確信度を計算して
修正し、確信度の大きい順に故障原因候補ウィンドウに
故障原因候補を表示する。
った処置に基づいて確信度を増減させて故障原因の候補
を絞り込んでいき、応答を受ける度に確信度を計算して
修正し、確信度の大きい順に故障原因候補ウィンドウに
故障原因候補を表示する。
いま、上記診断画面に表示された故障原因候補を調べた
結果、「寝具スジ」の発生原因が「感光体の汚れ」であ
ることが発見されたとする。そこでユーザが、故障原因
候補ウィンドウに表示されている故障原因候補「感光体
の汚れ 6」を選択すると、この故障原因候補に対応す
る「寝具スジー感光体/汚れ」フレーム(第16図)が
選択され、「感光体の汚れ」を生じる次の故障原因、す
なわち二次原因候補の探索が開始される。
結果、「寝具スジ」の発生原因が「感光体の汚れ」であ
ることが発見されたとする。そこでユーザが、故障原因
候補ウィンドウに表示されている故障原因候補「感光体
の汚れ 6」を選択すると、この故障原因候補に対応す
る「寝具スジー感光体/汚れ」フレーム(第16図)が
選択され、「感光体の汚れ」を生じる次の故障原因、す
なわち二次原因候補の探索が開始される。
推論部6は、上記「寝具スジー感光体/汚れ」フレーム
の[原因]スロットの値「感光体 状態汚れ」を「結果
」スロットの値として持つすべてのフレームを探索する
。この例の場合、[結果]スロットの値に「感光体 状
態 汚れ」を持つフレームは、「感光体/汚れ→クリー
ニング不良」フレーム(第21図)のみである。したが
って、推論部6はこの第21図の「感光体/汚れ→クリ
ーング不良」フレームを選択し、このフレームの[原因
]スロットの値とその[確信度コを読み出す。
の[原因]スロットの値「感光体 状態汚れ」を「結果
」スロットの値として持つすべてのフレームを探索する
。この例の場合、[結果]スロットの値に「感光体 状
態 汚れ」を持つフレームは、「感光体/汚れ→クリー
ニング不良」フレーム(第21図)のみである。したが
って、推論部6はこの第21図の「感光体/汚れ→クリ
ーング不良」フレームを選択し、このフレームの[原因
]スロットの値とその[確信度コを読み出す。
しかし、このフレームの[確信度コは0であるから、具
体的な故障処置を持たない地位原因であることを示して
いる。したがって、このフレームの[原因]スロットの
値「クリーニング不良−」は具体的な故障処置を指示す
るものではなく、これを故障原因候補として表示しても
故障対策としては意味がない。
体的な故障処置を持たない地位原因であることを示して
いる。したがって、このフレームの[原因]スロットの
値「クリーニング不良−」は具体的な故障処置を指示す
るものではなく、これを故障原因候補として表示しても
故障対策としては意味がない。
そこで、推論部6は地位原因たるこの「クリーニング不
良 −−」を無視し、それより下位の1依原因を探索す
る。すなわち、推論部6は、前記「クリーニング不良
−−」を[結果]スロットの値として持つフレームを探
索して、「クリ一ニング不良−クリーニングブレード/
欠ケ」フレーム(第22図)と「クリーニング不良−F
Lカバー/汚れ」フレーム(第23図)の2つのフレー
ムを選択する。これら2つのフレームは確信度がそれぞ
れ1と3であり、故障解消のための具体的処置を指示す
る1依原因であることが分かる。
良 −−」を無視し、それより下位の1依原因を探索す
る。すなわち、推論部6は、前記「クリーニング不良
−−」を[結果]スロットの値として持つフレームを探
索して、「クリ一ニング不良−クリーニングブレード/
欠ケ」フレーム(第22図)と「クリーニング不良−F
Lカバー/汚れ」フレーム(第23図)の2つのフレー
ムを選択する。これら2つのフレームは確信度がそれぞ
れ1と3であり、故障解消のための具体的処置を指示す
る1依原因であることが分かる。
推論部6は、上記選択した2つのフレームについて、そ
れぞれのフレームの[原因候補条件]スロットに記述さ
れている事象を抽出し、この[原因候補条件]スロット
に記述されている事象がそれまでに辿ってきた因果連鎖
の事象の中に含まれているか否かを判別する。
れぞれのフレームの[原因候補条件]スロットに記述さ
れている事象を抽出し、この[原因候補条件]スロット
に記述されている事象がそれまでに辿ってきた因果連鎖
の事象の中に含まれているか否かを判別する。
「クリーニング不良→クリーニングブレード/欠け」フ
レーム(第22図)の[原因候補条件]スロットの値は
「寝具スジ − −」であり、また「クリーニング不良
→FLカバー/汚れ」フレーム(第23図)の[原因候
補条件]スロットの値は「寝具スジ −−」と「地肌汚
れ −−」の2つであり、どちらのフレームの[原因候
補条件]にもそれまでに辿ってきた因果連鎖の事象「寝
具スジ」が含まれている。したがって、上記2つのフレ
ームはいずれも故障原因の候補であると判断され、それ
ぞれのフレームの[原因]スロットの値「クリーニング
ブレード 状態 欠け」とrFLカバー 状態 汚れ」
が故障原因として取り出される。
レーム(第22図)の[原因候補条件]スロットの値は
「寝具スジ − −」であり、また「クリーニング不良
→FLカバー/汚れ」フレーム(第23図)の[原因候
補条件]スロットの値は「寝具スジ −−」と「地肌汚
れ −−」の2つであり、どちらのフレームの[原因候
補条件]にもそれまでに辿ってきた因果連鎖の事象「寝
具スジ」が含まれている。したがって、上記2つのフレ
ームはいずれも故障原因の候補であると判断され、それ
ぞれのフレームの[原因]スロットの値「クリーニング
ブレード 状態 欠け」とrFLカバー 状態 汚れ」
が故障原因として取り出される。
この結果、診断画面の故障原因候補ウィンドウには第2
5図に示すように、二次原因として上記2つの故障原因
候補が、その確信度と共にrFLカバーの汚れ 3」、
「クリーニングブレードの欠け 1」の如く表示される
。
5図に示すように、二次原因として上記2つの故障原因
候補が、その確信度と共にrFLカバーの汚れ 3」、
「クリーニングブレードの欠け 1」の如く表示される
。
もし、発生している故障現象が「寝具スジ」でなく、「
地肌汚れ」であった場合、「クリーニング不良→クリー
ニングブレード/欠け」フレーム(第22図)の[原因
候補条件]にはそれまでに辿ってきた因果連鎖の事象「
地肌汚れ」が含まれていないため、「クリーニングブレ
ードの欠け」は故障原因候補から除外されることは勿論
である。
地肌汚れ」であった場合、「クリーニング不良→クリー
ニングブレード/欠け」フレーム(第22図)の[原因
候補条件]にはそれまでに辿ってきた因果連鎖の事象「
地肌汚れ」が含まれていないため、「クリーニングブレ
ードの欠け」は故障原因候補から除外されることは勿論
である。
本発明システムは、上記のようにしてユーザと対話しな
がら、因果連鎖木の因果リンクの連鎖が続く限り故障原
因候補の推論を繰り返し実行し、0次原因まで故障原因
の推論を行う。なお、以上述べた診断フローの概略を第
26図に示す。
がら、因果連鎖木の因果リンクの連鎖が続く限り故障原
因候補の推論を繰り返し実行し、0次原因まで故障原因
の推論を行う。なお、以上述べた診断フローの概略を第
26図に示す。
以上述べたところから明らかなように、本発明によると
きは、知識ベースとして記憶手段に格納される専門家の
知識に、因果連鎖木の探索経路の制限または枝刈りに用
いるための原因候補条件を付加し、推論時にこの原因候
補条件の事象を辿ってきたか否かを判別して原因の候補
を決定するようにしたので、因果連鎖木を辿る際に発生
する事象の結果と原因の間の矛盾を解消することができ
、的確な故障診断を行うことができる。
きは、知識ベースとして記憶手段に格納される専門家の
知識に、因果連鎖木の探索経路の制限または枝刈りに用
いるための原因候補条件を付加し、推論時にこの原因候
補条件の事象を辿ってきたか否かを判別して原因の候補
を決定するようにしたので、因果連鎖木を辿る際に発生
する事象の結果と原因の間の矛盾を解消することができ
、的確な故障診断を行うことができる。
また、記憶手段に格納される専門家の知識を自依原因と
地位原因とに区別し、推論した原因が地位原因である場
合には当該地位原因の下位に位置する自依原因を故障原
因の候補として列挙するようにしたので、具体的で的確
な故障処置を提示することができる。
地位原因とに区別し、推論した原因が地位原因である場
合には当該地位原因の下位に位置する自依原因を故障原
因の候補として列挙するようにしたので、具体的で的確
な故障処置を提示することができる。
さらに、自依原因と地位原因に分けることにより知識の
整理がしやすくなり、知識の獲得が容易となるため、完
全な知識ベースを構築することが可能となる。
整理がしやすくなり、知識の獲得が容易となるため、完
全な知識ベースを構築することが可能となる。
第1図は原因候補条件の設定の説明図、第2図は自依原
因と地位原因の区別の説明図、第3図は故障診断エキス
パートシステムの構成を示す図、 第4図は階層的フレーム構造の例を示す図、第5図は故
障事象の連鎖の説明図、 第6図は確信度の設定例を示す図、 第7図は支持条件の概念図、 第8図は探索経路の分岐がそれ以前の事象によって異な
る因果連鎖木の例を示す図、 第9図は故障措置の概念図、 第10図〜第23図は実施例で用いる具体的なフレーム
の例を示す図、 第24図は上記フレームから構成される因果連鎖木の例
を示す図、 第25図は診断画面の例を示す図、 第26図は本発明の実施例に診断フローを示す図である
。 1・・・知識エディタ、2・・・知識ベース(記憶手段
)、3・・・知識ベース管理部、4・・・質問応答部(
質問応答手段)、5・・・診断インターフェース(推論
結果表示手段)、6・・・推論部(推論手段)。 第1図 原因候補条件の設定
因と地位原因の区別の説明図、第3図は故障診断エキス
パートシステムの構成を示す図、 第4図は階層的フレーム構造の例を示す図、第5図は故
障事象の連鎖の説明図、 第6図は確信度の設定例を示す図、 第7図は支持条件の概念図、 第8図は探索経路の分岐がそれ以前の事象によって異な
る因果連鎖木の例を示す図、 第9図は故障措置の概念図、 第10図〜第23図は実施例で用いる具体的なフレーム
の例を示す図、 第24図は上記フレームから構成される因果連鎖木の例
を示す図、 第25図は診断画面の例を示す図、 第26図は本発明の実施例に診断フローを示す図である
。 1・・・知識エディタ、2・・・知識ベース(記憶手段
)、3・・・知識ベース管理部、4・・・質問応答部(
質問応答手段)、5・・・診断インターフェース(推論
結果表示手段)、6・・・推論部(推論手段)。 第1図 原因候補条件の設定
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)1つの推論の結果に対してそれを引き起こす原因
となる下位の事象をすべて列挙した因果連鎖木構造によ
り専門家の知識を表現して格納した記憶手段と、ユーザ
に対して質問応答する質問応答手段と、記憶手段に格納
された専門家モデルの知識とユーザが入力した情報を用
いて推論を行なう推論手段と、推論した結果をユーザに
対して表示する推論結果表示手段とを備えた故障診断エ
キスパートシステムにおいて、 前記記憶手段に格納される専門家の知識に、因果連鎖木
の探索経路の制限または枝刈りに用いるための原因候補
条件を付与したことを特徴とする故障診断エキスパート
システム。(2)1つの推論の結果に対してそれを引き
起こす原因となる下位の事象をすべて列挙した因果連鎖
木構造により専門家の知識を表現して格納した記憶手段
と、ユーザに対して質問応答する質問応答手段と、記憶
手段に格納された専門家モデルの知識とユーザが入力し
た情報を用いて推論を行なう推論手段と、推論した結果
をユーザに対して表示する推論結果表示手段とを備えた
故障診断エキスパートシステムにおいて、 前記記憶手段に格納される専門家の知識を、故障の発生
を除去しまたは抑制するための具体的処置を指示する自
依原因と、故障の発生を除去しまたは抑制するための具
体的処置がより下位に指示されている他依原因とに区別
して記憶したことを特徴とする故障診断エキスパートシ
ステム。 (3)請求項(1)記載の故障診断エキスパートシステ
ムにおいて、 推論手段は、原因の推論を行う際に、推論された原因が
原因候補条件に格納されている条件の事象を辿ってきた
か否かを判別することにより原因の候補を決定するよう
にしたことを特徴とする故障診断エキスパートシステム
。 (4)請求項(2)記載の故障診断エキスパートシステ
ムにおいて、 推論手段は、原因の推論を行う際に、推論した原因が他
依原因である場合には当該他依原因の下位に位置する自
依原因を原因の候補として列挙するようにしたことを特
徴とする故障診断エキスパートシステム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP24492289A Expired - Fee Related JP3224226B2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 故障診断エキスパートシステム |
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