JP5217820B2 - 支援プログラム、支援装置および支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の機器間における障害トラブルを対処するための支援プログラム、支援装置および支援方法に関する。
近年、IT(Information Technology)を利用したITシステムの運用管理、当該ITシステムの運用管理のためのガイドラインであるITIL(Information Technology Infrastructure Library)によるサポートおよび問題・課題管理において、様々なトラブルに対する解決方法を提示するトラブル対処システムがある。
例えば、トラブル対処システムは、図24に示すように、トラブルに対する解決方法を提示するために、過去のトラブル対応事例などから作成されたトラブル解決のための手順を保持している。そして、トラブル対処システムは、トラブルの現象である障害情報が入力されると、当該トラブルを解決するための解決方法を提示する。なお、図24は、従来技術に係るトラブル対処システムを説明するための図である。
また、上記トラブル対処システムは、例えば、図25に示すように、システムに関する顧客からの質問やシステム障害情報などを受け付ける問合せ窓口(コールセンタなど)に設けられる。そして、コールセンタのオペレータは、顧客などからトラブルの問合せがなされると(図25の(1)参照)、トラブル対処システムを用いて、トラブル解決のための方法を参照して顧客に回答する(図25の(2)および(3)参照)。
続いて、オペレータは、顧客からの問合せの事例を、過去事例として過去事例データベースに登録する(図25の(4)参照)。その後、コンテンツ作成者は、過去事例データベースのデータを精査してトラブル対処システムが保持しているトラブル解決手順データベースを作成する(図25の(5)参照)。なお、図25は、従来技術に係るトラブル対処システムをコールセンタに適用した場合を説明するための図である。
また、上記のようなトラブル対処システムには、例えば、ネットワークに潜在するサービス間の依存関係を辿ることにより障害の原因となる集合を抽出して障害箇所を検出する技術や、過去の知識データを活用して、当該知識データに基づいて所定事象に対して解決手段を導出する技術などが適用されている。
特開平11−259331号公報 特開2006−252567号公報
しかしながら、上述した従来技術では、有用なトラブル解決手順を提示することができないという課題があった。具体的には、上記従来技術では、ネットワーク上における機器間のデータ依存関係とサービス依存関係とから、所定機器のサービスが障害に影響する範囲を特定しているが、障害箇所を確定することができない。また、上記従来技術では、リアルタイムに情報を取得したり、トラブルを解決する手順を最適化したりすることができない。この結果、上述した従来技術では、有用なトラブル解決手順を提示することができない。
さらに、図25に示した従来技術では、過去事例がフリーフォーマットで保存されている場合に、コンテンツ作成者によるトラブル解決手順の作成に時間がかかってしまう。
そこで、本発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、有用なトラブル解決手順を提示することが可能である支援プログラム、支援装置および支援方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本願の開示する支援装置は、機器の一覧に対応付けて当該機器間の依存関係を記憶する構成情報記憶手段と、前記構成情報記憶手段から障害が発生した機器を含む機器間の依存関係を取得する依存関係取得手段と、前記依存関係取得手段によって取得された前記障害が発生した機器を含む機器間の依存関係と、前記障害が発生した機器の情報とに基づいて、前記依存関係と障害の原因箇所とが対応付けられた学習データを作成する学習データ作成手段と、前記学習データ作成手段によって作成された学習データに基づいて、前記障害の原因箇所を特定するための手順を示す解決手順を生成する解決手順生成手段と、を有することを要件とする。
本願の開示する支援プログラム、支援装置および支援方法によれば、有用なトラブル解決手順を提示することが可能であるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る複数の機器間における障害トラブルを対処するための支援プログラム、支援装置および支援方法の実施例を説明する。
[支援装置の概要]
最初に、実施例1に係る支援装置の概要を説明する。本願の開示する支援装置は、例えば、ネットワーク機器により構成されるシステムに関する顧客からの質問や、当該システムの障害情報などを受け付けるコールセンタに配設される。一般的に、コールセンタのオペレータは、システム障害に関する問合せが顧客からなされた場合に、当該システム障害の解決手順を保持しているトラブル対処のためのシステムを利用し、トラブルの解決手順を顧客に対して提示する。
上述した構成において、支援装置は、機器の一覧に対応付けて当該機器間の依存関係を記憶する構成情報記憶部を有する。そして、支援装置は、障害が発生した機器を含む機器間の依存関係を構成情報記憶部から取得する。続いて、支援装置は、取得された障害が発生した機器を含む機器間の依存関係と、障害が発生した機器の情報とに基づいて、依存関係と障害の原因箇所とが対応付けられた学習データを作成する。その後、支援装置は、作成された学習データに基づいて、障害の原因箇所を特定するための手順を示す解決手順を生成する。
具体的に説明すると、支援装置は、エンドユーザが閲覧するウェブサーバ「Web」、サービスを提供するアプリケーションサーバ「Ap」および当該アプリケーションのデータベースサーバ「DB」などにより構成されるネットワークでの機器の一覧「Web、Ap、DB」を記憶する。
そして、支援装置は、機器の一覧「Web、Ap、DB」に対応付けて、当該機器間において、それぞれが利用者側(Consumer)と提供者側(Provider)とであることを示す依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」を記憶する構成情報記憶部を有する。
なお、構成情報記憶部に記憶される情報は、例えば、手入力、システム設計時のデータ、ディスカバリ(SNMP:Simple Network Management Protocol)、診断ツールおよびパケットキャプチャなどを利用して、予め収集された情報である。
そして、支援装置は、障害が発生した機器「Ap」および「DB」の情報が入力された場合に、当該障害が発生した機器「Ap」および「DB」を含む機器間「Web、Ap、DB」の依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」を構成情報記憶部から取得する。
続いて、支援装置は、取得された障害が発生した機器を含む機器間の依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」と、障害が発生した機器「Ap」および「DB」の情報とに基づいて、依存関係と障害の原因箇所「DB」とが対応付けられた学習データを作成する。
依存関係「Consumer:Ap、Provider:DB」における原因箇所を導出するルールは、例えば、障害が発生した機器が「Ap」および「DB」である場合に、Providerである「DB」を原因箇所とするルールとなる。要するに、「Ap」と「DB」とで障害が発生している場合には、提供者側(Provider)である「DB」の稼動がなされていないと利用者側(Consumer)である「Ap」の稼動が見込めないため、提供者側(Provider)である「DB」が原因箇所となる。
その後、支援装置は、作成された学習データに基づいて、障害の原因箇所「DB」を特定するための手順を示す解決手順をアルゴリズム「ID3(Iterative Dichotomiser 3)」などを利用して生成する。なお、支援装置によって生成された解決手順は、例えば、上述したコールセンタにおいて、障害トラブルを解決するための手順として利用される。
つまり、支援装置は、一つまたは複数の機器における障害トラブルを対処する場合に、機器の構成情報に基づいて学習データを作成し、作成された学習データからトラブル解決手順を生成することができる結果、有用なトラブル解決手順を提示することが可能である。
[支援装置の構成]
次に、図1を用いて、実施例1に係る支援装置の構成を説明する。図1は、実施例1に係る支援装置の構成例を示す図である。
図1に示すように、支援装置10は、記憶部20と、制御部30とを有し、例えば、ネットワーク機器により構成されるシステムに関する顧客からの質問や、当該システムの障害情報などを受け付けるコールセンタに配設される。
記憶部20は、制御部30による各種処理に必要なデータや、制御部30による各種処理結果を記憶し、特に、構成情報記憶部21と、学習データ記憶部22とを有する。
構成情報記憶部21は、機器の一覧に対応付けて当該機器間の依存関係を記憶する。例えば、構成情報記憶部21は、図2に示すように、機器一覧「Web(ウェブサーバ)、Ap(アプリケーションサーバ)、DB(データベースサーバ)」に対応付けて、当該機器間の依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」を記憶する。なお、図2は、構成情報記憶部21に記憶される情報の例を示す図である。
また、依存関係「Consumer:Ap、Provider:DB」は、「DB」が稼動することにより「Ap」の稼動も可能になるという依存関係になる。また、依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」は、「Ap」が稼動することにより「Web」の稼動も可能になるという依存関係になる。要するに、「DB」、「Ap」および「Web」は、「DB」の稼動により「Ap」が稼動可能となり、さらに、「Ap」の稼動により「Web」が稼動可能となるという依存関係になる。
なお、構成情報記憶部21に記憶される情報は、例えば、手入力、システム設計時のデータ、ディスカバリ(SNMP:Simple Network Management Protocol)、診断ツールおよびパケットキャプチャなどを利用して、予め収集された情報である。
学習データ記憶部22は、機器の依存関係と障害の原因箇所とを対応付けて記憶する。具体的には、学習データ記憶部22は、図3に示すように、取得される機器の構成情報名であり、依存関係にある「Webの稼動」、「Apの稼動」および「DBの稼動」と、「原因箇所」とを対応付けて記憶する。なお、図3は、実施例1に係る学習データ記憶部22に記憶される情報の例を示す図である。
例えば、学習データ記憶部22は、「Webの稼動:×」(Webが稼動していない)、「Apの稼動:○」(Apが稼動している)および「DBの稼動:○」(DBが稼動している)と、「原因箇所:Web」とを対応付けて記憶する。また、例えば、学習データ記憶部22は、「Webの稼動:○」(Webが稼動している)、「Apの稼動:×」(Apが稼動していない)および「DBの稼動:×」(DBが稼動していない)と、「原因箇所:DB」とを対応付けて記憶する。また、例えば、学習データ記憶部22は、「Webの稼動:×」(Webが稼動していない)、「Apの稼動:×」(Apが稼動していない)および「DBの稼動:×」(DBが稼動していない)と、「原因箇所:DB」とを対応付けて記憶する。
制御部30は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に、依存関係取得部31と、学習データ作成部32と、解決手順生成部33とを有し、これらによって種々の処理を実行する。
依存関係取得部31は、障害が発生した機器を含む機器間の依存関係を構成情報記憶部21から取得する。具体的に例を挙げると、依存関係取得部31は、障害が発生した機器「Ap」および「DB」の情報が入力された場合に、当該障害が発生した機器「Ap」および「DB」を含む機器間「Web、Ap、DB」の依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」を構成情報記憶部21から取得する。
学習データ作成部32は、依存関係取得部31によって取得された障害が発生した機器を含む機器間の依存関係と、障害が発生した機器の情報とに基づいて、依存関係と障害の原因箇所とが対応付けられた学習データを作成する。
上述した例で具体的に例を挙げると、学習データ作成部32は、依存関係取得部31によって取得された障害が発生した機器を含む機器間の依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」と、障害が発生した機器「Ap」および「DB」の情報とに基づいて、依存関係と障害の原因箇所「DB」とが対応付けられた学習データを作成する。なお、学習データ作成部32は、作成した学習データを学習データ記憶部22に格納する。
ここで、学習データ作成部32が、学習データ記憶部22に格納する学習データにおける原因箇所を導出するルールについて、障害が発生した機器の数ごとに分けて説明する。
(障害機器が1つの場合)
まず、依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」において、障害が発生した機器が、「Web」のみである場合、「Ap」のみである場合、「DB」のみである場合を説明する(図3参照)。
学習データ作成部32は、例えば、依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」において、障害が発生した機器が「Web」(Webの稼動:×、Apの稼動:○、DBの稼動:○)のみである場合に、当該「Web」を原因箇所として導出する。
また、学習データ作成部32は、例えば、依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」において、障害が発生した機器が「Ap」(Webの稼動:○、Apの稼動:×、DBの稼動:○)のみである場合に、当該「Ap」を原因箇所として導出する。
また、学習データ作成部32は、例えば、依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」において、障害が発生した機器が「DB」(Webの稼動:○、Apの稼動:○、DBの稼動:×)のみである場合に、当該「DB」を原因箇所として導出する。
つまり、学習データ作成部32は、依存関係取得部31によって取得された依存関係において、障害が発生した機器が1つのみである場合に、当該障害が発生した機器を原因箇所として導出する。
(障害機器が2つの場合)
次に、依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」において、障害が発生した機器が、「Web」と「Ap」とである場合、「Ap」と「DB」とである場合を説明する(図3参照)。
学習データ作成部32は、例えば、依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」において、障害が発生した機器が「Web」と「Ap」と(Webの稼動:×、Apの稼動:×、DBの稼動:○)である場合に、Providerである「Ap」を原因箇所として導出する。
また、学習データ作成部32は、例えば、依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」において、障害が発生した機器が「Ap」と「DB」と(Webの稼動:○、Apの稼動:×、DBの稼動:×)である場合に、Providerである「DB」を原因箇所として導出する。
つまり、学習データ作成部32は、依存関係取得部31によって取得された依存関係において、障害が発生した機器が2つである場合に、当該障害が発生した機器の依存関係のうち、Providerである機器を原因箇所として導出する。
(障害機器が3つ以上の場合)
次に、依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」において、障害が発生した機器が、「Web」、「Ap」および「DB」である場合を説明する(図3参照)。
学習データ作成部32は、例えば、依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」において、障害が発生した機器が「Web」、「Ap」および「DB」(Webの稼動:×、Apの稼動:×、DBの稼動:×)である場合に、根源となるProviderである「DB」を原因箇所として導出する。
つまり、学習データ作成部32は、依存関係取得部31によって取得された依存関係において、障害が発生した機器が3つ以上(n階層,n=3以上)である場合に、当該障害が発生した機器の依存関係のうち、根源となるProviderである機器を原因箇所として導出する。
図1に戻り、解決手順生成部33は、学習データ作成部32によって作成された学習データに基づいて、障害の原因箇所を特定するための手順を示す解決手順を生成する。上述した例で具体的に例を挙げると、解決手順生成部33は、学習データ作成部32によって作成された学習データに基づいて、障害の原因箇所「DB」を特定するための手順を示す解決手順をアルゴリズム「ID3」などを利用して生成する(図4参照)。
図3に示した学習データから解決手順生成部33によって生成される解決手順は、例えば、図4に示すように、「DB」が稼動していない場合に、当該「DB」を原因箇所とし、「DB」が稼動している場合に、「Ap」の稼動を確認する解決手順となる。そして、「Ap」が稼動していない場合には、当該「Ap」を原因箇所とし、「Ap」が稼動している場合に、「Web」を原因箇所とする解決手順となる。なお、図4は、実施例1に係る解決手順生成処理によって生成される解決手順の例を示す図である。
要するに、解決手順生成部33によって生成される解決手順を用いれば、最適に障害発生の原因箇所を確認できる。言い換えると、「Ap」と「Web」とにおいて障害が発生していても、「DB」の稼動を確認することなく、「Ap」の稼動のみを確認し、さらに、「Ap」の障害が復旧した後に、「Web」の稼動のみを確認するという最短ルートで障害発生の原因箇所を確認できる。
なお、解決手順生成部33によって生成された解決手順は、例えば、コールセンタ(若しくは、ヘルプデスクやカスタマーサポートなど)において、障害トラブルを解決するための手順として利用される。
[解決手順生成処理]
次に、図5を用いて、実施例1に係る解決手順生成処理を説明する。図5は、実施例1に係る解決手順生成処理を説明するためのフローチャートである。なお、以下では、「Web」、「Ap」および「DB」において、「Ap」と「DB」とで障害が発生した場合の処理の流れを説明する。
図5に示すように、支援装置10は、例えば、障害が発生した機器「Ap」および「DB」の情報が入力された場合に(ステップS101肯定)、当該障害が発生した機器「Ap」および「DB」を含む機器間「Web、Ap、DB」の依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」を構成情報記憶部21から取得する(ステップS102)。
そして、支援装置10は、取得された障害が発生した機器を含む機器間の依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」と、障害が発生した機器「Ap」および「DB」の情報とに基づいて、依存関係と障害の原因箇所「DB」とが対応付けられた学習データを作成する(ステップS103)。
続いて、支援装置10は、作成された学習データに基づいて、障害の原因箇所「DB」を特定するための手順を示す解決手順をアルゴリズム「ID3」などを利用して生成する(ステップS104)。なお、支援装置10によって生成された解決手順は、例えば、コールセンタ(若しくは、ヘルプデスクやカスタマーサポートなど)において、障害トラブルを解決するための手順として利用される。
[学習データ作成処理]
次に、図6を用いて、実施例1に係る学習データ作成処理を説明する。図6は、実施例1に係る学習データ作成処理を説明するためのフローチャートである。なお、以下では、構成される機器が「Web、Ap、DB」であり、当該機器間の依存関係が「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」である場合を説明する。
図6に示すように、支援装置10は、例えば、障害が発生した機器が「Web」のみである場合に(ステップS201肯定)、当該「Web」を原因箇所とする学習データを作成する(ステップS202)。なお、支援装置10は、障害が発生した機器が1つではない場合に(ステップS201否定)、ステップS203の処理を実行する。
そして、支援装置10は、障害が発生した機器が「Web」と「Ap」とである場合に(ステップS203肯定)、Providerである「Ap」を原因箇所とする学習データを作成する(ステップS204)。
続いて、支援装置10は、全ての依存関係について学習データを作成していない場合に(ステップS205否定)、ステップS204の処理を実行し、全ての依存関係について学習データを作成した場合に(ステップS205肯定)、ステップS206の処理を実行する。なお、支援装置10は、障害が発生した機器が依存関係を有する2つではない場合に(ステップS203否定)、ステップS206の処理を実行する。
その後、支援装置10は、障害が発生した機器が「Web」、「Ap」および「DB」(3階層)である場合に(ステップS206肯定)、根源となるProviderである「DB」を原因箇所とする学習データを作成する(ステップS207)。
そして、支援装置10は、n階層(n=3)以上の全ての依存関係について学習データを作成した場合に(ステップS208肯定)、処理を終了する。なお、支援装置10は、n階層以上の全ての依存関係について学習データを作成していない場合に(ステップS208否定)、ステップS207の処理を実行する。また、支援装置10は、依存関係がn階層の関係ではない場合に(ステップS206否定)、処理を終了する。
[実施例1による効果]
上述したように、支援装置10は、一つまたは複数の機器における障害トラブルを対処する場合に、機器構成情報の依存関係に基づいて学習データを作成し、作成された学習データからトラブル解決のための手順を生成するので、有用なトラブル解決手順を提示することが可能である。
例えば、支援装置10は、「Web」、「Ap」および「DB」を有する構成において、「Ap」と「DB」とで障害が発生した場合に、障害が発生した機器「Ap」および「DB」の情報を受け付ける。そして、支援装置10は、障害が発生した機器「Ap」および「DB」を含む機器間「Web、Ap、DB」の依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」を構成情報記憶部21から取得する。続いて、支援装置10は、取得された障害が発生した機器を含む機器間の依存関係と、障害が発生した機器の情報とに基づいて、依存関係と障害の原因箇所「DB」とが対応付けられた学習データを作成する。その後、支援装置10は、作成された学習データに基づいて、障害の原因箇所「DB」を特定するための手順を示す解決手順をアルゴリズム「ID3」などを利用して生成する。この結果、支援装置10は、有用なトラブル解決手順を提示することが可能である。
また、支援装置10は、取得された構成情報に基づいて学習データを作成し、作成された学習データから解決手順を生成するので、解決手順を人手により作成する従来技術と比較して、解決手順生成にかかる時間を短縮することが可能である。
また、支援装置10は、構成情報の依存関係を利用して解決手順を生成するので、実際の運用・保守において、より最適な解決手順を生成することが可能であり、さらに、より最適な解決手順を生成するので、生成された解決手順の人手による修正にかかる時間も短縮することが可能である。
ところで、上記実施例1では、学習データに基づいて解決手順を生成する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、さらに、機器の障害発生の過去事例を示す過去学習データを用いて解決手順を生成することもできる。
そこで、以下の実施例2では、図7〜図10を用いて、学習データと、機器の障害発生の過去事例を示す過去学習データとに基づいて解決手順を生成する場合について説明する。なお、実施例2に係る支援装置10の一部の構成や機能については、実施例1と同様であるためその説明を省略し、ここでは、実施例1とは異なる過去学習データと、解決手順生成処理とについて説明する。
[実施例2に係る支援装置の構成]
図7を用いて、実施例2に係る支援装置10の構成を説明する。図7は、実施例2に係る支援装置10の構成例を示す図である。
図7に示すように、支援装置10は、記憶部20と、制御部30とを有し、例えば、ネットワーク機器により構成されるシステムに関する顧客からの質問や、当該システムの障害情報などを受け付けるコールセンタに配設される。
記憶部20は、制御部30による各種処理に必要なデータや、制御部30による各種処理結果を記憶し、特に、構成情報記憶部21と、学習データ記憶部22と、過去学習データ記憶部23とを有する。
過去学習データ記憶部23は、機器の障害発生の過去事例を示す過去学習データを記憶する。具体的には、過去学習データ記憶部23は、図8に示すように、機器の構成情報名であり、依存関係にある「Webの稼動」、「Apの稼動」および「DBの稼動」と、「原因箇所」とを「事例」ごとに対応付けて記憶する。なお、図8は、実施例2に係る過去学習データ記憶部23に記憶される情報の例を示す図である。
例えば、過去学習データ記憶部23は、「事例1」として、「Webの稼動:○」、「Apの稼動:×」および「DBの稼動:○」と、「原因箇所:Ap」とを対応付けて記憶する。また、例えば、過去学習データ記憶部23は、「事例2」として、「Webの稼動:○」、「Apの稼動:×」および「DBの稼動:×」と、「原因箇所:Ap」とを対応付けて記憶する。また、例えば、過去学習データ記憶部23は、「事例3」として、「Webの稼動:○」、「Apの稼動:×」および「DBの稼動:×」と、「原因箇所:DB」とを対応付けて記憶する。
過去学習データ記憶部23に記憶される情報は、構成される機器において、過去に実際に発生した障害の事例であるため、上記のように、「事例2」と「事例3」とでは、障害箇所が同一であるにも関わらず「原因箇所」が異なる。つまり、過去学習データは、構成情報の依存関係に基づいて、機械的に作成される学習データと全く同一になるわけではない。
制御部30は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に、依存関係取得部31と、学習データ作成部32と、解決手順生成部33とを有し、これらによって種々の処理を実行する。
解決手順生成部33は、学習データ作成部32によって作成された学習データと、機器の障害発生の過去事例を示す過去学習データとに基づいて、障害の原因箇所を特定するための手順を示す解決手順を生成する。
具体的には、解決手順生成部33は、学習データ作成部32によって作成された学習データと、過去学習データ記憶部23に記憶される過去学習データとに基づいて、障害の原因箇所を特定するための手順を示す解決手順をアルゴリズム「ID3」などを利用して生成する。
図3に示した学習データと、図8に示した過去学習データとから解決手順生成部33によって生成される解決手順は、例えば、図9に示すように、「Web」が稼動していない場合に、当該「Web」を原因箇所とし、「Web」が稼動している場合に、「DB」の稼動を確認する解決手順となる。そして、「DB」が稼動していない場合には、当該「DB」を原因箇所とし、「DB」が稼動している場合に、「Ap」を原因箇所とする解決手順となる。なお、図9は、実施例2に係る解決手順生成処理によって生成される解決手順の例を示す図である。
つまり、実施例2では、データが少なく擬似的(実際の事例ではない)に作成される学習データと、データが多く実際の事例から作成される過去学習データとに基づいて解決手順を生成するので、実施例1とは異なる解決手順が生成されることもある。
[実施例2に係る解決手順生成処理]
次に、図10を用いて、実施例2に係る解決手順生成処理を説明する。図10は、実施例2に係る解決手順生成処理を説明するためのフローチャートである。なお、以下では、実施例1と同様に、「Web」、「Ap」および「DB」において、「Ap」と「DB」とで障害が発生した場合の処理の流れを説明する。
図10に示すように、支援装置10は、例えば、障害が発生した機器「Ap」および「DB」の情報が入力された場合に(ステップS301肯定)、当該障害が発生した機器「Ap」および「DB」を含む機器間「Web、Ap、DB」の依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」を構成情報記憶部21から取得する(ステップS302)。
そして、支援装置10は、取得された障害が発生した機器を含む機器間の依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」と、障害が発生した機器「Ap」および「DB」の情報とに基づいて、依存関係と障害の原因箇所「DB」とが対応付けられた学習データを作成する(ステップS303)。
続いて、支援装置10は、作成された学習データと、過去学習データ記憶部23に記憶される過去学習データとに基づいて、障害の原因箇所「DB」を特定するための手順を示す解決手順をアルゴリズム「ID3」などを利用して生成する(ステップS304)。なお、支援装置10によって生成された解決手順は、例えば、コールセンタ(若しくは、ヘルプデスクやカスタマーサポートなど)において、障害トラブルを解決するための手順として利用される。
[実施例2による効果]
上述したように、支援装置10は、一つまたは複数の機器における障害トラブルを対処する場合に、機器構成情報の依存関係に基づいて学習データを作成し、作成された学習データと障害発生の過去事例を示す過去学習データとからトラブル解決のための手順を生成するので、より有用なトラブル解決手順を提示することが可能である。
言い換えると、支援装置10は、学習データよりも信頼性の高い過去学習データもさらに利用することにより解決手順を生成するので、より有用なトラブル解決手順を提示することが可能である。
ところで、上記実施例2では、学習データと過去学習データとをそのまま利用することにより解決手順を生成する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、学習データと過去学習データとを所定の比率で利用することにより解決手順を生成することもできる。
具体的には、解決手順生成部33は、学習データ作成部32によって作成された学習データと、機器の障害発生の過去事例を示す過去学習データとを所定の比率で利用することにより、障害の原因箇所を特定するための手順を示す解決手順を生成する。
そこで、以下の実施例3では、図11および図12を用いて、学習データと過去学習データとを所定の比率で利用することにより解決手順を生成する場合について説明する。なお、実施例3に係る支援装置10の各構成や一部の機能については、実施例2と同様であるためその説明を省略し、ここでは、実施例2とは異なる解決手順生成処理について説明する。
[実施例3に係る解決手順生成処理]
図11を用いて、実施例3に係る解決手順生成処理を説明する。図11は、実施例3に係る解決手順生成処理を説明するためのフローチャートである。なお、以下では、実施例1と同様に、「Web」、「Ap」および「DB」において、「Ap」と「DB」とで障害が発生した場合の処理の流れを説明する。
図11に示すように、支援装置10は、例えば、障害が発生した機器「Ap」および「DB」の情報が入力された場合に(ステップS401肯定)、当該障害が発生した機器「Ap」および「DB」を含む機器間「Web、Ap、DB」の依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」を構成情報記憶部21から取得する(ステップS402)。
そして、支援装置10は、取得された障害が発生した機器を含む機器間の依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」と、障害が発生した機器「Ap」および「DB」の情報とに基づいて、依存関係と障害の原因箇所「DB」とが対応付けられた学習データを作成する(ステップS403)。
続いて、支援装置10は、作成された学習データと、過去学習データ記憶部23に記憶される過去学習データとを所定の比率(例えば、学習データ:過去学習データ=5:5)で利用することにより、障害の原因箇所「DB」を特定するための手順を示す解決手順をアルゴリズム「ID3」などを利用して生成する(ステップS404)。なお、支援装置10によって生成された解決手順は、例えば、コールセンタ(若しくは、ヘルプデスクやカスタマーサポートなど)において、障害トラブルを解決するための手順として利用される。
図3に示した学習データと、図8に示した過去学習データとから解決手順生成部33によって生成される解決手順は、例えば、図12に示すように、「DB」が稼動していない場合に、当該「DB」を原因箇所とし、「DB」が稼動している場合に、「Ap」の稼動を確認する解決手順となる。そして、「Ap」が稼動していない場合には、当該「Ap」を原因箇所とし、「Ap」が稼動している場合に、「Web」を原因箇所とする解決手順となる。なお、図12は、実施例3に係る解決手順生成処理によって生成される解決手順の例を示す図である。
また、所定の比率による解決手順生成処理を詳細に説明すると、支援装置10は、例えば、学習データ6個、過去学習データ8個である場合に、「6」と「8」との最大公約数「2」を算出する。
そして、支援装置10は、算出された「2」を用いて、学習データを「8÷2=4倍」、過去学習データを「6÷2=3倍」して、学習データ「6個×4=24個」および過去学習データ「8個×3=24個」とする。続いて、支援装置10は、所定の比率が「5:5」である場合に、学習データ「24個」および過去学習データ「24個」の合計48個を「ID3」に適用して、解決手順を生成する。
また、上記所定の比率は、「5:5」に限られるものではなく、例えば、過去学習データの信頼性の高さや、学習データと過去学習データとのデータ数などによって任意に変更することができる。例えば、上記所定の比率が「m:n」である場合には、学習データ「24個×m」および過去学習データ「24個×n」として「ID3」に適用して、解決手順を生成する。
つまり、実施例3では、データの絶対数において優先されてしまう過去学習データと、データの少ない学習データとの比率を所定比率で利用することにより解決手順を生成するので、実施例2とは異なる解決手順が生成されることもある。
[実施例3による効果]
上述したように、支援装置10は、構成情報の依存関係から学習データを作成し、作成された学習データと、過去学習データとを所定の比率で利用することにより解決手順を生成するので、より有用な解決手順を生成することが可能である。
ところで、上記実施例2では、学習データと過去学習データとをそのまま利用することにより解決手順を生成する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、学習データと同一な過去学習データに重みを付けて利用することにより解決手順を生成することもできる。
具体的には、解決手順生成部33は、機器の障害発生の過去事例を示す過去学習データが所定値より多い場合に、当該過去学習データのみを利用し、かつ、学習データ作成部32によって作成された学習データと同一な過去学習データに重みを付けて利用することにより、障害の原因箇所を特定するための手順を示す解決手順を生成する。
そこで、以下の実施例4では、図13〜図15を用いて、学習データと同一な過去学習データに重みを付けて利用することにより解決手順を生成する場合について説明する。なお、実施例4に係る支援装置10の各構成や一部の機能については、実施例2と同様であるためその説明を省略し、ここでは、実施例2とは異なる解決手順生成処理について説明する。
[実施例4に係る解決手順生成処理]
図13を用いて、実施例4に係る解決手順生成処理を説明する。図13は、実施例4に係る解決手順生成処理を説明するためのフローチャートである。なお、以下では、実施例1と同様に、「Web」、「Ap」および「DB」において、「Ap」と「DB」とで障害が発生した場合の処理の流れを説明する。
図13に示すように、支援装置10は、例えば、障害が発生した機器「Ap」および「DB」の情報が入力された場合に(ステップS501肯定)、当該障害が発生した機器「Ap」および「DB」を含む機器間「Web、Ap、DB」の依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」を構成情報記憶部21から取得する(ステップS502)。
そして、支援装置10は、取得された障害が発生した機器を含む機器間の依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」と、障害が発生した機器「Ap」および「DB」の情報とに基づいて、依存関係と障害の原因箇所「DB」とが対応付けられた学習データを作成する(ステップS503)。
続いて、支援装置10は、過去学習データ記憶部23に記憶される過去学習データのうち、学習データ記憶部22に記憶される学習データと同一な過去学習データに重みを付けて利用することにより、障害の原因箇所「DB」を特定するための手順を示す解決手順をアルゴリズム「ID3」などを利用して生成する(ステップS504)。なお、支援装置10によって生成された解決手順は、例えば、コールセンタ(若しくは、ヘルプデスクやカスタマーサポートなど)において、障害トラブルを解決するための手順として利用される。
実施例4に係る解決手順生成処理では、図14に示すように、例えば、過去学習データの複数の事例のうち、学習データと同一である過去学習データ「事例1」、「事例3」、「事例4」、「事例6」、「事例7」および「事例8」に重みを付けつつ、解決手順を生成する。なお、図14は、実施例4に係る解決手順生成処理を説明するための図である。
また、図14に示した学習データと過去学習データとから解決手順生成部33によって生成される解決手順は、例えば、図15に示すように、「Web」が稼動していない場合に、当該「Web」を原因箇所とし、「Web」が稼動している場合に、「DB」の稼動を確認する解決手順となる。そして、「DB」が稼動していない場合には、当該「DB」を原因箇所とし、「DB」が稼動している場合に、「Ap」を原因箇所とする解決手順となる。なお、図15は、実施例4に係る解決手順生成処理によって生成される解決手順の例を示す図である。
つまり、実施例4では、実際の事例であり、信頼性が比較的高い過去学習データのうち、より実際の適用シーンに近い学習データと同一である過去学習データに重みを付けて解決手順を生成するので、より有用な解決手順を生成することができる。
言い換えると、実施例4では、過去学習データのうち、学習データと同一な事例ではないことから信頼性が低くなる(と予測される)過去学習データよりも、学習データと同一な事例であることから信頼性が高くなる(と予測される)過去学習データに、さらに重みを付けて解決手順を生成するので、より有用な解決手順を生成することができる。なお、過去学習データに与える重みは、例えば、倍の比重を与えるなどして予め設定される。
[実施例4による効果]
上述したように、支援装置10は、学習データと同一な過去学習データに重みを付けて利用することにより解決手順を生成するので、より有用な解決手順を生成することが可能である。
ところで、上記実施例2では、学習データと過去学習データとをそのまま利用することにより解決手順を生成する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、学習データの参照回数に応じて、過去学習データに重みを付けて利用することにより解決手順を生成することもできる。
そこで、以下の実施例5では、図16〜図20を用いて、学習データの参照回数に応じて、過去学習データに重みを付けて利用することにより解決手順を生成する場合を説明する。なお、実施例5に係る支援装置10の各構成や一部の機能については、実施例2と同様であるためその説明を省略し、ここでは、実施例2とは異なる学習データ、過去学習データおよび解決手順生成処理について説明する。
[実施例5に係る支援装置の構成]
図16および図17を用いて、実施例5に係る学習データ記憶部22と過去学習データ記憶部23とに記憶される情報を説明する。図16は、実施例5に係る学習データ記憶部22に記憶される情報の例を示す図であり、図17は、実施例5に係る過去学習データ記憶部23に記憶される情報の例を示す図である。
学習データ記憶部22は、機器の依存関係、障害の原因箇所および参照された回数を示す参照回数を対応付けて記憶する。具体的には、学習データ記憶部22は、図16に示すように、取得される機器の構成情報名であり、依存関係にある「Webの稼動」、「Apの稼動」および「DBの稼動」と、「原因箇所」と、「参照回数」とを対応付けて記憶する。
例えば、学習データ記憶部22は、「Webの稼動:×」、「Apの稼動:○」および「DBの稼動:○」と、「原因箇所:Web」と、「参照回数:2」とを対応付けて記憶する。また、例えば、学習データ記憶部22は、「Webの稼動:○」、「Apの稼動:×」および「DBの稼動:×」と、「原因箇所:DB」と、「参照回数:5」とを対応付けて記憶する。また、学習データ記憶部22は、「Webの稼動:×」、「Apの稼動:×」および「DBの稼動:×」と、「原因箇所:DB」と、「参照回数:1」とを対応付けて記憶する。
学習データ記憶部22に記憶される「参照回数」とは、学習データ作成後に、支援装置10を利用するユーザによって参照された回数(カウンタ)であり、ユーザは、システム障害などの際に、トラブルを解決するために学習データ記憶部22を所定の専用機能などを用いて参照する。
要するに、ユーザによって参照される回数が多い学習データは、システムでのトラブル解決のために多用されているということになる。なお、学習データ記憶部22に記憶される参照回数は、機器障害の最新のトラブルに対応させるために、所定期間を過ぎた場合に回数をリセットするなどしても良い。
過去学習データ記憶部23は、機器の障害発生の過去事例と当該過去事例に重みを付けるための倍率とを対応付けて記憶する。具体的には、過去学習データ記憶部23は、図17に示すように、機器の構成情報名であり、依存関係にある「Webの稼動」、「Apの稼動」および「DBの稼動」と、「原因箇所」と、「倍率」とを「事例」ごとに対応付けて記憶する。
例えば、過去学習データ記憶部23は、「事例1」として、「Webの稼動:○」、「Apの稼動:×」および「DBの稼動:○」と、「原因箇所:Ap」と、「倍率:3」とを対応付けて記憶する。また、例えば、過去学習データ記憶部23は、「事例3」として、「Webの稼動:○」、「Apの稼動:×」および「DBの稼動:×」と、「原因箇所:DB」と、「倍率:5」とを対応付けて記憶する。
解決手順生成部33は、学習データ作成部32によって作成された学習データの参照回数に応じて、過去学習データ記憶部23に記憶される過去学習データに重みを付けて利用することにより、障害の原因箇所を特定するための手順を示す解決手順を生成する。
具体的には、解決手順生成部33は、学習データ作成部32によって作成された学習データの参照回数(図16参照)に応じて、当該学習データと同一な過去学習データの倍率を決定する(図17参照)。そして、解決手順生成部33は、過去学習データ記憶部23に記憶される過去学習データの倍率を利用することにより、障害の原因箇所を特定するための手順を示す解決手順をアルゴリズム「ID3」などを利用して生成する。
例えば、解決手順生成部33は、学習データ作成部32によって作成された学習データ「Webの稼動:○」、「Apの稼動:×」、「DBの稼動:×」および「原因箇所:DB」の「参照回数:5」に応じて、当該学習データと同一な過去学習データ「事例3」の倍率「5」を決定する。
そして、解決手順生成部33は、過去学習データ記憶部23に記憶される過去学習データ「事例3」の倍率「5」を利用することにより、障害の原因箇所を特定するための手順を示す解決手順をアルゴリズム「ID3」などを利用して生成する。
[実施例5に係る解決手順生成処理]
次に、図18を用いて、実施例5に係る解決手順生成処理を説明する。図18は、実施例5に係る解決手順生成処理を説明するためのフローチャートである。なお、以下では、実施例1と同様に、「Web」、「Ap」および「DB」において、「Ap」と「DB」とで障害が発生した場合の処理の流れを説明する。
図18に示すように、支援装置10は、例えば、障害が発生した機器「Ap」および「DB」の情報が入力された場合に(ステップS601肯定)、当該障害が発生した機器「Ap」および「DB」を含む機器間「Web、Ap、DB」の依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」を構成情報記憶部21から取得する(ステップS602)。
そして、支援装置10は、取得された障害が発生した機器を含む機器間の依存関係「Consumer:Web、Provider:Ap」および「Consumer:Ap、Provider:DB」と、障害が発生した機器「Ap」および「DB」の情報とに基づいて、依存関係と障害の原因箇所「DB」とが対応付けられた学習データを作成する(ステップS603)。
続いて、支援装置10は、学習データ作成部32によって作成された学習データ「Webの稼動:○」、「Apの稼動:×」、「DBの稼動:×」および「原因箇所:DB」の「参照回数:5」に応じて、当該学習データと同一な過去学習データ「事例3」の倍率「5」を決定する。
その後、支援装置10は、過去学習データ記憶部23に記憶される過去学習データ「事例3」の倍率「5」を利用することにより、障害の原因箇所を特定するための手順を示す解決手順をアルゴリズム「ID3」などを利用して生成する(ステップS604)。なお、支援装置10によって生成された解決手順は、例えば、コールセンタ(若しくは、ヘルプデスクやカスタマーサポートなど)において、障害トラブルを解決するための手順として利用される。
実施例5に係る解決手順生成処理では、図19に示すように、例えば、過去学習データの複数の事例のうち、学習データと同一である過去学習データ「事例1」、「事例3」、「事例4」、「事例6」、「事例7」および「事例8」に、学習データの参照回数に応じて重みを付けつつ、解決手順を生成する。なお、図19は、実施例5に係る解決手順生成処理を説明するための図である。
また、図19に示した学習データと過去学習データとから解決手順生成部33によって生成される解決手順は、例えば、図20に示すように、「Web」が稼動していない場合に、当該「Web」を原因箇所とし、「Web」が稼動している場合に、「DB」の稼動を確認する解決手順となる。そして、「DB」が稼動していない場合には、当該「DB」を原因箇所とし、「DB」が稼動している場合に、「Ap」を原因箇所とする解決手順となる。なお、図20は、実施例5に係る解決手順生成処理によって生成される解決手順の例を示す図である。
つまり、実施例5では、システムでのトラブル解決のために多用されていることとなるユーザによって参照される回数が多い学習データと同一な過去学習データに重みを付けて解決手順を生成するので、より有用な解決手順を生成することができる。
言い換えると、実施例5では、機械的に作成された学習データのうち、参照回数が多いことから信頼性が高い(と予測される)学習データと同一な過去学習データの事例に重みを付けて解決手順を生成するので、より有用な解決手順を生成することができる。
[実施例5による効果]
上述したように、支援装置10は、学習データの参照回数に応じて、当該学習データと同一な過去学習データの重みを決定し、決定された重みを利用することにより解決手順を生成するので、より有用な解決手順を生成することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、(1)レイヤ間の依存関係を抽出、(2)ネットワークトポロジ抽出、(3)支援装置の構成、(4)プログラム、において異なる実施例を説明する。
(1)レイヤ間の依存関係を抽出
上記実施例1では、機器間の依存関係と機器の情報とに基づいて解決手順を生成する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、生成された解決手順での原因箇所となる所定機器における複数の階層間の依存関係と、所定機器の情報とに基づいて解決手順を生成することもできる。
以下に、図21−1を用いて、レイヤ間の依存関係を抽出して解決手順を生成する処理について説明する。図21−1は、レイヤ間の依存関係を抽出して解決手順を生成する処理を説明するための図である。
なお、支援装置10の各構成や一部の機能については、実施例1と同様であるためその説明を省略し、ここでは、実施例1とは異なる構成情報記憶部21に記憶される情報と解決手順生成処理とについて説明する。また、以下では、実施例1で生成される解決手順での原因箇所となる所定機器が図21−1の左図であり、当該所定機器のレイヤ「業務100」と、異なる機器のレイヤ「業務200」との間で通信されている場合について説明する。
上述した構成において、支援装置10は、機器の一覧および機器間の依存関係と、さらに、所定機器における複数の階層間の依存関係を記憶する。そして、支援装置10は、生成される解決手順での原因箇所となる所定機器における依存関係を構成情報記憶部21から取得し、取得された所定機器における依存関係と、所定機器の情報とに基づいて、所定機器における原因箇所を特定するための手順を示す解決手順をさらに生成する。
具体的に説明すると、構成情報記憶部21は、図2に示した機器の一覧および機器間の依存関係と、さらに、所定機器(例えば、サーバなど)における複数のレイヤ間「業務100、アプリ101、ミドル102、OS103、ハード104」の依存関係(図21−2参照)を記憶する。なお、構成情報記憶部21に記憶される情報は、実施例1と同様に、手入力などにより予め入力された情報である。なお、図21−2は、所定機器における複数のレイヤ間の依存関係の例を示す図である。
そして、解決手順生成部33は、実施例1で生成される解決手順での原因箇所となる所定機器(図21−1の左図)における依存関係を構成情報記憶部21から取得する。続いて、「業務100」、「アプリ101」および「ミドル102」において障害が発生している場合に、解決手順生成部33は、取得された所定機器における依存関係と、所定機器のレイヤにおける障害情報(業務100〜ミドル102において障害発生)とに基づいて、所定機器における原因箇所「ミドル102」を特定するための手順を示す解決手順をさらに生成する。
なお、解決手順生成部33は、「業務100」および「アプリ101」において障害が発生している場合には、原因箇所を「アプリ101」として特定するための解決手順をさらに生成する。
つまり、支援装置10は、機器間で障害の原因となった所定機器におけるレイヤ間を上位(業務)から障害判定した場合に、はじめて正常と判定される一つ前のレイヤを原因箇所とする解決手順を生成するので、さらに詳細なトラブル解決手順を生成することが可能である。
(2)ネットワークトポロジ抽出
また、上記実施例1では、機器間の依存関係と機器の情報とに基づいて解決手順を生成する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、機器の依存関係および接続形態と機器の情報とに基づいて解決手順を生成することもできる。
以下に、図22を用いて、ネットワークトポロジを抽出して解決手順を生成する処理について説明する。図22は、ネットワークトポロジを抽出して解決手順を生成する処理を説明するための図である。
なお、支援装置10の各構成や一部の機能については、実施例1と同様であるためその説明を省略し、ここでは、実施例1とは異なる構成情報記憶部21に記憶される情報と解決手順生成処理とについて説明する。
なお、以下では、図22に示したルータ、スイッチA〜スイッチCおよびサーバA〜サーバFにより構成されるネットワークにおいて、サーバAとサーバBとで障害が発生した場合の解決手順生成処理を説明する。
上述した構成において、支援装置10は、機器の一覧および機器間の依存関係と、機器の一覧における接続形態をさらに記憶する。そして、支援装置10は、障害が発生した機器を含む機器間の依存関係と接続形態とを構成情報記憶部21から取得する。続いて、支援装置10は、取得された障害が発生した機器を含む機器間の依存関係および接続形態と、障害が発生した機器の情報とに基づいて、依存関係と障害の原因箇所とが対応付けられた学習データを作成する。その後、支援装置10は、作成された学習データに基づいて、障害の原因箇所を特定するための手順を示す解決手順を生成する。
具体的に説明すると、構成情報記憶部21は、図2に示した機器の一覧および機器間の依存関係と、さらに、当該機器の一覧における接続形態(ネットワークトポロジ)を記憶する。構成情報記憶部21に記憶されるネットワークトポロジは、例えば、図22に示すように、ルータの配下にスイッチAおよびスイッチBが、スイッチAの配下にサーバA〜サーバCが、スイッチBの配下にサーバDおよびスイッチCが、スイッチCの配下にサーバEおよびサーバFが接続されているという内容の接続形態である。
そして、依存関係取得部31は、障害が発生した機器「サーバA」および「サーバB」を含む機器間の依存関係「Provider:スイッチA、Consumer:サーバA、サーバB、サーバC」と、接続形態「スイッチAの配下にサーバA〜サーバCが接続」とを構成情報記憶部21から取得する。
続いて、学習データ作成部32は、取得された障害が発生した機器を含む機器間の依存関係および接続形態と、障害が発生した機器「サーバA」、「サーバB」の情報とに基づいて、依存関係と障害の原因箇所とが対応付けられた学習データを作成する。
学習データ作成部32によって作成される学習データを詳細に説明すると、例えば、図22において、「サーバA」と「サーバB」とに障害が発生した場合には、実施例1での学習データ作成によると、Providerである「スイッチA」が原因箇所との判定になる。
ところが、「サーバC」に障害が発生していないため、実際には、「スイッチA」ではなく、「サーバA」と「サーバB」とのそれぞれが原因箇所であると推測される。従って、学習データ作成部32は、依存関係だけではなく、さらに接続関係と障害機器の情報とを用いて、「サーバA」と「サーバB」とが原因箇所であるという学習データを導出する。
その後、解決手順生成部33は、学習データ作成部32によって作成された学習データに基づいて、障害の原因箇所を特定するための手順を示す解決手順を生成する。なお、解決手順生成部33によって生成される解決手順は、上記のように、「サーバA」が稼動していない場合に、当該「サーバA」を原因箇所とし、「サーバA」が稼動している場合に、「サーバB」を原因箇所とする解決手順となる。
つまり、支援装置10は、機器間の依存関係および接続関係(ネットワークトポロジ)と、障害が発生した機器の情報とに基づいて、学習データを作成するので、より有用なトラブル解決手順を生成することが可能である。
(3)支援装置の構成
上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメタを含む情報(例えば、図1に示した「構成情報記憶部21」に記憶される情報)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、「依存関係取得部31」と、「学習データ作成部32」とを、障害が発生した機器を含む機器間の依存関係を取得して学習データを作成する「学習データ作成部」に統合するなど、その全部または一部を、各種の負担や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合することができる。さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(4)プログラム
ところで、上記実施例では、ハードウェアロジックによって各種の処理を実現する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現するようにしてもよい。そこで、以下では、図23を用いて、上記実施例に示した支援装置10と同様の機能を有する支援プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図23は、支援プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
図23に示すように、支援装置としてのコンピュータ110は、HDD130、CPU140、ROM150およびRAM160を有し、これらは、バス180などで接続される。
ROM150には、上記実施例1に示した支援装置10と同様の機能を発揮する支援プログラム、つまり、図23に示すように依存関係取得プログラム150aと、学習データ作成プログラム150bと、解決手順生成プログラム150cとが、あらかじめ記憶されている。なお、これらのプログラム150a〜プログラム150cについては、図1に示した支援装置10の各構成要素と同様、適宜統合または、分散してもよい。
そして、CPU140がこれらのプログラム150a〜プログラム150cをROM150から読み出して実行することで、図23に示すように、プログラム150a〜プログラム150cは、依存関係取得プロセス140aと、学習データ作成プロセス140bと、解決手順生成プロセス140cとして機能するようになる。なお、プロセス140a〜プロセス140cは、図1に示した、依存関係取得部31と、学習データ作成部32と、解決手順生成部33とに対応する。
そして、CPU140はRAM160に記録された構成情報データ160aに基づいて支援プログラムを実行する。
なお、上記各プログラム150a〜プログラム150cについては、必ずしも最初からROM150に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ110に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、またはコンピュータ110の内外に備えられるHDDなどの「固定用の物理媒体」、さらには公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ110に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ110がこれから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の実施例1〜実施例6を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)機器の一覧に対応付けて当該機器間の依存関係を記憶する構成情報記憶部から、障害が発生した機器を含む機器間の依存関係を取得する依存関係取得手順と、
前記依存関係取得手順によって取得された前記障害が発生した機器を含む機器間の依存関係と、前記障害が発生した機器の情報とに基づいて、前記依存関係と障害の原因箇所とが対応付けられた学習データを作成する学習データ作成手順と、
前記学習データ作成手順によって作成された学習データに基づいて、前記障害の原因箇所を特定するための手順を示す解決手順を生成する解決手順生成手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする支援プログラム。
(付記2)前記解決手順生成手順は、前記学習データ作成手順によって作成された学習データと、機器の障害発生の過去事例を示す過去学習データとに基づいて、前記解決手順を生成することをコンピュータに実行させることを特徴とする付記1に記載の支援プログラム。
(付記3)前記解決手順生成手順は、前記学習データ作成手順によって作成された学習データと、前記過去学習データとを所定の比率で利用することにより前記解決手順を生成することをコンピュータに実行させることを特徴とする付記2に記載の支援プログラム。
(付記4)前記解決手順生成手順は、前記過去学習データが所定値より多い場合に、当該過去学習データのみを利用し、かつ、前記学習データ作成手順によって作成された学習データと同一な前記過去学習データに重みを付けて利用することにより前記解決手順を生成することをコンピュータに実行させることを特徴とする付記2に記載の支援プログラム。
(付記5)前記解決手順生成手順は、前記学習データ作成手順によって作成された学習データの参照回数に応じて、前記過去学習データに重みを付けて利用することにより前記解決手順を生成することをコンピュータに実行させることを特徴とする付記2に記載の支援プログラム。
(付記6)前記構成情報記憶部は、所定機器における複数の階層間の依存関係をさらに記憶するものであって、
前記解決手順生成手順は、前記生成される解決手順での原因箇所となる所定機器における依存関係を前記構成情報記憶部から取得し、取得された所定機器における依存関係と、前記所定機器の情報とに基づいて、前記所定機器における原因箇所を特定するための手順を示す解決手順をさらに生成することをコンピュータに実行させることを特徴とする付記1に記載の支援プログラム。
(付記7)前記構成情報記憶部は、前記機器の一覧における接続形態をさらに記憶するものであって、
前記依存関係取得手順は、障害が発生した機器を含む機器間の依存関係と接続形態とを前記構成情報記憶部から取得し、
前記学習データ作成手順は、前記依存関係取得手順によって取得された前記障害が発生した機器を含む機器間の依存関係および接続形態と、前記障害が発生した機器の情報とに基づいて、前記依存関係と障害の原因箇所とが対応付けられた学習データを作成することをコンピュータに実行させることを特徴とする付記1に記載の支援プログラム。
(付記8)機器の一覧に対応付けて当該機器間の依存関係を記憶する構成情報記憶手段と、
障害が発生した機器を含む機器間の依存関係を前記構成情報記憶手段から取得する依存関係取得手段と、
前記依存関係取得手段によって取得された前記障害が発生した機器を含む機器間の依存関係と、前記障害が発生した機器の情報とに基づいて、前記依存関係と障害の原因箇所とが対応付けられた学習データを作成する学習データ作成手段と、
前記学習データ作成手段によって作成された学習データに基づいて、前記障害の原因箇所を特定するための手順を示す解決手順を生成する解決手順生成手段と、
を有することを特徴とする支援装置。
(付記9)前記解決手順生成手段は、前記学習データ作成手段によって作成された学習データと、機器の障害発生の過去事例を示す過去学習データとに基づいて、前記解決手順を生成することを特徴とする付記8に記載の支援装置。
(付記10)前記解決手順生成手段は、前記学習データ作成手段によって作成された学習データと、前記過去学習データとを所定の比率で利用することにより前記解決手順を生成することを特徴とする付記9に記載の支援装置。
(付記11)前記解決手順生成手段は、前記過去学習データが所定値より多い場合に、当該過去学習データのみを利用し、かつ、前記学習データ作成手段によって作成された学習データと同一な前記過去学習データに重みを付けて利用することにより前記解決手順を生成することを特徴とする付記9に記載の支援装置。
(付記12)前記解決手順生成手段は、前記学習データ作成手段によって作成された学習データの参照回数に応じて、前記過去学習データに重みを付けて利用することにより前記解決手順を生成することを特徴とする付記9に記載の支援装置。
(付記13)前記構成情報記憶手段は、所定機器における複数の階層間の依存関係をさらに記憶するものであって、
前記解決手順生成手段は、前記生成される解決手順での原因箇所となる所定機器における依存関係を前記構成情報記憶手段から取得し、取得された所定機器における依存関係と、前記所定機器の情報とに基づいて、前記所定機器における原因箇所を特定するための手順を示す解決手順をさらに生成することを特徴とする付記8に記載の支援装置。
(付記14)前記構成情報記憶手段は、前記機器の一覧における接続形態をさらに記憶するものであって、
前記依存関係取得手段は、障害が発生した機器を含む機器間の依存関係と接続形態とを前記構成情報記憶手段から取得し、
前記学習データ作成手段は、前記依存関係取得手段によって取得された前記障害が発生した機器を含む機器間の依存関係および接続形態と、前記障害が発生した機器の情報とに基づいて、前記依存関係と障害の原因箇所とが対応付けられた学習データを作成することを特徴とする付記8に記載の支援装置。
(付記15)機器の一覧に対応付けて当該機器間の依存関係を記憶する構成情報記憶部から、障害が発生した機器を含む機器間の依存関係を取得する依存関係取得工程と、
前記依存関係取得工程によって取得された前記障害が発生した機器を含む機器間の依存関係と、前記障害が発生した機器の情報とに基づいて、前記依存関係と障害の原因箇所とが対応付けられた学習データを作成する学習データ作成工程と、
前記学習データ作成工程によって作成された学習データに基づいて、前記障害の原因箇所を特定するための手順を示す解決手順を生成する解決手順生成工程と、
を含んだことを特徴とする支援方法。
(付記16)前記解決手順生成工程は、前記学習データ作成工程によって作成された学習データと、機器の障害発生の過去事例を示す過去学習データとに基づいて、前記解決手順を生成することを含んだことを特徴とする付記15に記載の支援方法。
(付記17)前記解決手順生成工程は、前記学習データ作成工程によって作成された学習データと、前記過去学習データとを所定の比率で利用することにより前記解決手順を生成することを含んだことを特徴とする付記16に記載の支援方法。
(付記18)前記解決手順生成工程は、前記過去学習データが所定値より多い場合に、当該過去学習データのみを利用し、かつ、前記学習データ作成工程によって作成された学習データと同一な前記過去学習データに重みを付けて利用することにより前記解決手順を生成することを含んだことを特徴とする付記16に記載の支援方法。
(付記19)前記解決手順生成工程は、前記学習データ作成工程によって作成された学習データの参照回数に応じて、前記過去学習データに重みを付けて利用することにより前記解決手順を生成することを含んだことを特徴とする付記16に記載の支援方法。
(付記20)前記構成情報記憶部は、所定機器における複数の階層間の依存関係をさらに記憶するものであって、
前記解決手順生成工程は、前記生成される解決手順での原因箇所となる所定機器における依存関係を前記構成情報記憶部から取得し、取得された所定機器における依存関係と、前記所定機器の情報とに基づいて、前記所定機器における原因箇所を特定するための手順を示す解決手順をさらに生成することを含んだことを特徴とする付記15に記載の支援方法。
(付記21)前記構成情報記憶部は、前記機器の一覧における接続形態をさらに記憶するものであって、
前記依存関係取得工程は、障害が発生した機器を含む機器間の依存関係と接続形態とを前記構成情報記憶部から取得し、
前記学習データ作成工程は、前記依存関係取得工程によって取得された前記障害が発生した機器を含む機器間の依存関係および接続形態と、前記障害が発生した機器の情報とに基づいて、前記依存関係と障害の原因箇所とが対応付けられた学習データを作成することを含んだことを特徴とする付記15に記載の支援方法。
実施例1に係る支援装置の構成例を示す図である。 構成情報記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 実施例1に係る学習データ記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 実施例1に係る解決手順生成処理によって生成される解決手順の例を示す図である。 実施例1に係る解決手順生成処理を説明するためのフローチャートである。 実施例1に係る学習データ作成処理を説明するためのフローチャートである。 実施例2に係る支援装置の構成例を示す図である。 実施例2に係る過去学習データ記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 実施例2に係る解決手順生成処理によって生成される解決手順の例を示す図である。 実施例2に係る解決手順生成処理を説明するためのフローチャートである。 実施例3に係る解決手順生成処理を説明するためのフローチャートである。 実施例3に係る解決手順生成処理によって生成される解決手順の例を示す図である。 実施例4に係る解決手順生成処理を説明するためのフローチャートである。 実施例4に係る解決手順生成処理を説明するための図である。 実施例4に係る解決手順生成処理によって生成される解決手順の例を示す図である。 実施例5に係る学習データ記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 実施例5に係る過去学習データ記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 実施例5に係る解決手順生成処理を説明するためのフローチャートである。 実施例5に係る解決手順生成処理を説明するための図である。 実施例5に係る解決手順生成処理によって生成される解決手順の例を示す図である。 レイヤ間の依存関係を抽出して解決手順を生成する処理を説明するための図である。 所定機器における複数のレイヤ間の依存関係の例を示す図である。 ネットワークトポロジを抽出して解決手順を生成する処理を説明するための図である。 支援プログラムを実行するコンピュータを示す図である。 従来技術に係るトラブル対処システムを説明するための図である。 従来技術に係るトラブル対処システムをコールセンタに適用した場合を説明するための図である。
符号の説明
10 支援装置
20 記憶部
21 構成情報記憶部
22 学習データ記憶部
23 過去学習データ記憶部
30 制御部
31 依存関係取得部
32 学習データ作成部
33 解決手順生成部

Claims (7)

  1. 機器の一覧に対応付けて当該機器間の依存関係を記憶する構成情報記憶部から、障害が発生した機器を含む機器間の依存関係を取得する依存関係取得手順と、
    前記依存関係取得手順によって取得された前記障害が発生した機器を含む機器間の依存関係と、前記障害が発生した機器の情報とに基づいて、前記依存関係と障害の原因箇所とが対応付けられた学習データを作成する学習データ作成手順と、
    前記学習データ作成手順によって作成された学習データに基づいて、前記障害の原因箇所を特定するための手順を示す解決手順を生成する解決手順生成手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする支援プログラム。
  2. 前記解決手順生成手順は、前記学習データ作成手順によって作成された学習データと、機器の障害発生の過去事例を示す過去学習データとに基づいて、前記解決手順を生成することをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載の支援プログラム。
  3. 前記解決手順生成手順は、前記学習データ作成手順によって作成された学習データと、前記過去学習データとを所定の比率で利用することにより前記解決手順を生成することをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項2に記載の支援プログラム。
  4. 前記解決手順生成手順は、前記過去学習データが所定値より多い場合に、当該過去学習データのみを利用し、かつ、前記学習データ作成手順によって作成された学習データと同一な前記過去学習データに重みを付けて利用することにより前記解決手順を生成することをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項2に記載の支援プログラム。
  5. 前記解決手順生成手順は、前記学習データ作成手順によって作成された学習データの参照回数に応じて、前記過去学習データに重みを付けて利用することにより前記解決手順を生成することをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項2に記載の支援プログラム。
  6. 機器の一覧に対応付けて当該機器間の依存関係を記憶する構成情報記憶手段と、
    障害が発生した機器を含む機器間の依存関係を前記構成情報記憶手段から取得する依存関係取得手段と、
    前記依存関係取得手段によって取得された前記障害が発生した機器を含む機器間の依存関係と、前記障害が発生した機器の情報とに基づいて、前記依存関係と障害の原因箇所とが対応付けられた学習データを作成する学習データ作成手段と、
    前記学習データ作成手段によって作成された学習データに基づいて、前記障害の原因箇所を特定するための手順を示す解決手順を生成する解決手順生成手段と、
    を有することを特徴とする支援装置。
  7. コンピュータが、
    機器の一覧に対応付けて当該機器間の依存関係を記憶する構成情報記憶部から、障害が発生した機器を含む機器間の依存関係を取得する依存関係取得工程と、
    前記依存関係取得工程によって取得された前記障害が発生した機器を含む機器間の依存関係と、前記障害が発生した機器の情報とに基づいて、前記依存関係と障害の原因箇所とが対応付けられた学習データを作成する学習データ作成工程と、
    前記学習データ作成工程によって作成された学習データに基づいて、前記障害の原因箇所を特定するための手順を示す解決手順を生成する解決手順生成工程と、
    実行することを特徴とする支援方法。
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