JP5157533B2 - ネットワーク管理装置、ネットワーク管理方法およびネットワーク管理プログラム - Google Patents

ネットワーク管理装置、ネットワーク管理方法およびネットワーク管理プログラム Download PDF

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Description

この発明は、各種データの中継を行う複数のノードと当該複数のノードに接続される各種サービスを提供するサービス提供装置と当該サービスを利用する利用者装置とから構成された物理ネットワークと、当該物理ネットワーク上に割り当てられた論理的に通信可能な論理ネットワークとから構成されるネットワークにおいて、当該物理ネットワークで発生した障害の影響を特定するネットワーク管理装置、ネットワーク管理方法およびネットワーク管理プログラムに関する。
従来より、通信事業者などが多地点間を結ぶネットワークの提供を行う場合、物理ネットワーク上に論理的に通信可能なネットワークの面(論理ネットワーク面)を作成し、その論理ネットワーク面単位で利用環境の提供を行うことが多い。
例えば、図23に示すように、VLAN(Virtual Local Area Network)を利用してVLANIDごとに仮想的なネットワーク面を構築し、利用環境を提供された利用者は、そのVLANIDが透過する範囲内中で自由に通信を行うことができるようになる。図23では、機器1〜機器6とクライアント端末(C1〜C5)とが相互に接続される物理ネットワークにおいて、機器1〜機器4を介してC1〜C3とがVLAN(VLANID=1)接続されており、機器5と機器6とを介してC4とC5とが異なるVLAN(VLANID=2)で接続されている。このような場合、C1〜C3は、機器1〜機器4を介して相互に通信することができるが、同一物理ネットワークであるが異なるVLAN接続されているC4とC5とは通信することができない。
そして、このようなネットワークでの障害の影響範囲を特定する場合、物理ネットワークと論理ネットワーク面とを結び付け、物理ネットワークで発生した障害が、どの論理ネットワーク面に影響するかを特定している。具体的には、図23に示すネットワークにおいて機器4で障害が発生した場合(図24参照)、当該ネットワークを運営する運営会社は、機器4を介して接続されているVLANID=1のVLANを障害の影響があるネットワークと特定し、VLANID=2のVLANについては、機器4を介して接続されていないため、障害の影響があるネットワークとは特定しない運用を行っている。
また、特許文献1(特開2005−45840号公報)では、論理ネットワーク面の中にいくつかのサービスをさらに定義し、障害発生時に発生したアラームの種類によって、どのサービスに影響があったかの特定を行うネットワーク管理システムが開示されている。このネットワーク管理システムでは、障害影響範囲の特定において、上記した例と同様に、障害が発生した機器と接続されている論理ネットワーク面やサービスに接続しているすべての端末を、障害による影響がある装置として特定している。
特開2005−45840号公報
しかしながら、上記した従来の技術では、物理ネットワークで障害が発生した場合に、当該障害が影響を及ぼす範囲を特定するのに際して、論理ネットワーク面に接続される端末単位で特定することができないという課題があった。
具体的には、図25に示すように、機器1〜機器5と、利用者端末C1およびC2と、サーバ装置C3とから物理ネットワークが構成され、C1〜C3が仮想的なネットワークで接続されている場合に、機器1で障害が発生したとする。その場合、C1とC2およびC1とC3との通信は遮断されることとなるが、C2とC3との間では、機器1で障害が発生する前と後でも通信ができているにも関わらず、上記した従来技術では、仮想ネットワーク面単位で障害の影響を受けると特定するために、C1〜C2〜C3の全ての通信ができないと判断されてしまう。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、物理ネットワークで発生した障害が影響を及ぼす範囲を特定するのに際して、論理ネットワーク面に接続される端末単位で特定することが可能であるネットワーク管理装置、ネットワーク管理方法およびネットワーク管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、各種データの中継を行う複数のノードと当該複数のノードに接続される各種サービスを提供するサービス提供装置と当該サービスを利用する利用者装置とから構成された物理ネットワークと、当該物理ネットワーク上に割り当てられた論理的に通信可能な論理ネットワークとから構成されるネットワークにおいて、当該物理ネットワークで発生した障害の影響を特定するネットワーク管理装置であって、前記物理ネットワークにおける各ノード間の接続関係を示すリンク情報および当該リンク情報が属する論理ネットワークの情報を示す論理ネットワーク情報を記憶するリンク情報記憶手段と、前記サービス提供装置または利用者装置に対応付けて、当該装置が接続されるノードと、当該装置が属する論理ネットワーク情報とを記憶する装置情報記憶手段と、前記各種サービスを示すサービス名称に対応付けて、前記サービス提供装置と接続されるノードと、当該ノードと当該サービス提供装置が接続されるノードとの距離とを記憶する距離情報記憶手段と、前記障害を示す障害情報を受け付けた場合に、当該障害情報により特定されるノードに対応付けて前記距離情報記憶手段に記憶される距離よりも大きい距離に位置するノードおよび当該ノードが接続されるサービス名称を前記距離情報記憶手段から取得するノード取得手段と、前記ノード取得手段により取得されたノードに基づいて、前記リンク情報記憶手段に記憶されるリンク情報を取得するリンク情報取得手段と、前記リンク情報取得手段により取得されたリンク情報によって示されるノードに接続される装置情報を前記装置情報記憶手段から取得し、取得した装置情報と、前記ノード取得手段により取得されたサービス名称と、前記リンク情報取得手段により取得されたリンク情報とを、前記障害の影響がある範囲として特定する障害範囲特定手段と、を備える。
本発明によれば、物理ネットワークで発生した障害が影響を及ぼす範囲を特定するのに際して、論理ネットワーク面に接続される端末単位で特定することが可能である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るネットワーク管理装置、ネットワーク管理方法およびネットワーク管理プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本実施例に係るネットワーク管理装置の概要および特徴、ネットワーク管理装置の構成および処理の流れを順に説明し、最後に本実施例に対する種々の変形例を説明する。
[ネットワーク管理装置の概要および特徴]
最初に、図1を用いて、実施例1に係るネットワーク管理装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係るネットワーク管理装置の全体構成を示すシステム構成図である。
図1に示すように、このネットワーク管理装置は、自装置が障害などを管理する管理対象ネットワークと、当該管理対象ネットワークで発生した障害などをネットワーク管理装置に通知する障害管理装置とのそれぞれにネットワークを介して接続されている。
また、管理対象ネットワークとは、各種データの中継を行うデータ中継装置などのルータやスイッチなどを示す複数のノードと当該複数のノードに接続される利用者端末装置やサービス提供サーバなどを示す端末装置とから構成された物理ネットワークと、当該物理ネットワーク上に割り当てられた論理的に通信可能な論理ネットワークとから構成されるネットワークである。本実施例では、管理対象ネットワークは、論理ネットワークであるVLANが二つ(VLAN ID=1、VLAN ID=2)から構成され、本実施例では特に、VLAN ID=1について説明する。
具体的には、管理対象ネットワークにおけるVLAN ID=1の論理ネットワークは、ノードXと、ノードa〜eと、ノードaに接続されるA支店(利用者端末)と、ノードdに接続されるD支店(利用者端末)と、ノードeに接続されるE本店(在庫管理サーバ)とから構成される。つまり、VLAN ID=1の仮想ネットワークでは、在庫管理システムが運用されており、A支店とD支店とからE本店の在庫管理サーバへ接続して、在庫管理を行っている。
このような構成において、実施例1に係るネットワーク管理装置は、上記したように、各種データの中継を行う複数のノードと当該複数のノードに接続される端末装置とから構成された物理ネットワークと、当該物理ネットワーク上に割り当てられた論理的に通信可能な論理ネットワークとから構成されるネットワークにおいて、当該物理ネットワークで発生した障害の影響を特定することを概要とするものであり、特に、物理ネットワークで発生した障害が影響を及ぼす範囲を特定するのに際して、論理ネットワーク面に接続される端末単位で特定することが可能である点に主たる特徴がある。
この主たる特徴について具体的に説明すると、ネットワーク管理装置は、物理ネットワークにおける各ノード間の接続関係を示すリンク情報および当該リンク情報が属する論理ネットワークの情報を示す論理ネットワーク情報を記憶するリンク情報DB(特許請求の範囲に記載の「リンク情報記憶手段」に対応する)を備える。上記した例で具体的に説明すると、リンク情報DBは、『接続されるノードを示す「リンク情報」、当該リンク情報に接続されるそれぞれのノードを示す「接続ノード1」、「接続ノード2」、当該リンクが接続される仮想ネットワークを示す「VLAN ID」』として「link a-b、a、b、1」、「link b-c、b、c、1」、「link c-d、c、d、1」などを記憶する。
そして、ネットワーク管理装置は、端末装置に対応付けて、当該端末装置が接続されるノードと、当該端末装置が属する論理ネットワーク情報とを記憶する装置情報DB(特許請求の範囲に記載の「装置情報記憶手段」に対応する)を備える。上記した例で具体的に説明すると、装置情報DBは、『端末装置の名称を示す「端末装置名」、当該端末装置が接続されるノードを示す「接続ノード」、当該端末装置が接続される仮想ネットワークを示す「VLAN ID」』として「A支店、a、1」、「E本店、e、1」、「D支店、d、1」などを記憶する。
そして、ネットワーク管理装置は、各種サービスを示すサービス名称に対応付けて、サービス提供装置と接続されるノードと、当該ノードと当該サービス提供装置が接続されるノードとの距離とを記憶する重み付け情報DB(特許請求の範囲に記載の「距離情報記憶手段」に対応する)を備える。上記した例で具体的に説明すると、重み付け情報DBは、『提供される各種サービスのサービス名称を示す「利用形態」、当該サービスを提供するサービス提供装置が接続されるノードを示す「頂点」、当該サービスを構成するノードを示す「接続」、当該サービスを提供するサービス提供装置(ここでは、在庫管理サーバ)との距離を示す「距離」』として「在庫管理、e、e、0」、「在庫管理、e、d、1」、「在庫管理、e、c、2」、「在庫管理、e、f、2」、「在庫管理、e、b、3」、「在庫管理、e、a、4」などと記憶する。
このような状態において、ネットワーク管理装置は、障害を示す障害情報を受け付けた場合に、当該障害情報により特定されるノードに対応付けて重み付け情報DBに記憶される距離よりも大きい距離のノードおよび当該ノードが接続されるサービス名称を取得する(図1の(1)と(2)参照)。上記した例で具体的に説明すると、ネットワーク管理装置は、障害管理装置からノードcが故障したことを示す障害情報(例えば、HDD障害、回線切断など)を受け付ける。すると、ネットワーク管理装置は、当該障害情報により特定されるノードに対応付けて重み付け情報DBに記憶される「在庫管理、e、c、2」を特定し、特定した距離「2」よりも大きい距離に位置するノードとして「在庫管理、e、b、3」、「在庫管理、e、a、4」を取得する。
続いて、ネットワーク管理装置は、取得されたノードに基づいて、リンク情報DBに記憶されるリンク情報を取得する(図1の(3)参照)。上記した例で具体的に説明すると、ネットワーク管理装置は、取得した「在庫管理、e、b、3」、「在庫管理、e、a、4」に基づいて、リンク情報DBに記憶されるノードa〜ノードcのリンク情報として、ノードbとノードcとのリンク情報「link b-c、b、c、1」と、ノードaとノードbとのリンク情報「link a-b、a、b、1」とを取得する。
その後、ネットワーク管理装置は、取得されたリンク情報によって示されるノードに接続される装置情報を装置情報DBから取得し、取得したノード情報と、サービス名称と、リンク情報とを、障害の影響がある範囲として特定する(図1の(4)参照)。上記した例で具体的に説明すると、ネットワーク管理装置は、取得されたリンク情報「link b-c、b、c、1」と「link a-b、a、b、1」によって示されるノードa、ノードb、ノードcのうち、装置情報DBに記憶される「A支店、a、1」を取得する。そして、ネットワーク管理装置は、取得した装置情報「A支店、a、1」と、サービス名称「在庫管理」と、リンク情報「link b-c、b、c、1」と「link a-b、a、b、1」とを、障害の影響がある範囲として特定する。
このように、実施例1に係るネットワーク管理装置は、障害が発生したノードからの距離に基づいて、障害の影響を受けるノードおよび当該ノードに接続される装置を特定することができる結果、上記した主たる特徴のごとく、物理ネットワークで発生した障害が影響を及ぼす範囲を特定するのに際して、論理ネットワーク面に接続される端末単位で特定することが可能である。
[ネットワーク管理装置の構成]
次に、図2を用いて、図1に示したネットワーク管理装置の構成を説明する。図2は、実施例1に係るネットワーク管理装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、このネットワーク管理装置10は、通信制御I/F部11と、障害情報I/F部12と、記憶部20と、制御部30とから構成される。
通信制御I/F部11は、当該ネットワーク管理装置10を管理する管理者装置との間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する。具体的に例を挙げれば、通信制御I/F部11は、制御部30のネットワーク構成入力処理部31や拠点情報/利用形態入力処理部32と接続され、管理対象ネットワークにおけるノードの追加や削除などの情報や、サービス提供装置や利用者端末の追加や削除などの情報を管理者装置から受け付ける。
障害情報I/F部12は、障害管理装置との間でやり取りする各種情報に関する通信を制御する。具体的に例を挙げれば、障害情報I/F部12は、障害情報受付部34や影響範囲特定部35と接続され、ネットワーク管理装置10が管理する管理対象ネットワークで発生した障害情報(例えば、ノードcに障害発生など)を障害管理装置から受け付ける。
記憶部20は、制御部30による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納するとともに、特に本発明に密接に関連するものとしては、ノード情報DB21と、リンク情報DB22と、利用者情報DB23と、頂点情報DB24と、重み付け情報DB25とを備える。なお、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
ノード情報DB21は、複数のノードそれぞれに関するノード情報を記憶する。具体的に例を挙げれば、ノード情報DB21は、図3に示すように、『登録削除を行った時間を示す「更新日時」、削除したか否かを示す「削除フラグ」、ノード名を示す「ノード名」』として「7/1 11:00:00、削除、ノードa」などを記憶する。なお、ノード情報DB21は、特許請求の範囲に記載の「ノード情報記憶手段」に対応する。また、図3は、ノード情報DBに記憶される情報の例を示す図である。
リンク情報DB22は、物理ネットワークにおける各ノード間の接続関係を示すリンク情報および当該リンク情報が属する論理ネットワークの情報を示す論理ネットワーク情報を記憶する。具体的に例を挙げれば、リンク情報DB22は、図4に示すように、『登録削除を行った時間を示す「更新日時」、削除したか否かを示す「削除フラグ」、隣接するノード接続を示す「リンク識別子」、隣接ノードの片側を示す「接続ノード1」、隣接ノードの片側を示す「接続ノード2」、透過する論理ネットワーク面を示す「透過する論理識別子」』として「7/1 11:00:00、削除、link a-b、a、b、VLANID 10、20、30」などを記憶する。なお、リンク情報DB22は、特許請求の範囲に記載の「リンク情報記憶手段」に対応する。また、図4は、リンク情報DBに記憶される情報の例を示す図である。
利用者情報DB23は、端末装置に対応付けて、当該端末装置が接続されるノードと、当該端末装置が属する論理ネットワーク情報とを記憶する。具体的に例を挙げれば、利用者情報DB23は、図5に示すように、『割り当てられた論理ネットワーク面を示す「論理識別子」、利用者が接続する末端のノードを示す「エッジ」、利用者が利用する場所を示す「利用場所」』として「VLANID 10、a、A支店」などを記憶する。なお、利用者情報DB23は、特許請求の範囲に記載の「装置情報記憶手段」に対応する。また、図5は、利用者情報DBに記憶される情報の例を示す図である。
頂点情報DB24は、各種サービスを示すサービス名称と、当該各種サービスを提供するサービス提供装置と接続されているノードとを対応付けて記憶する。具体的に例を挙げれば、頂点情報DB24は、図6に示すように、『各種サービスのサービス名称を示す「利用形態」、利用形態の通信の中心となる利用者場所であり、各種サービスを提供するサービス提供装置と接続されているノードを示す「頂点場所」』として「在庫管理システム、A支店」などを記憶する。なお、頂点情報DB24は、特許請求の範囲に記載の「頂点情報記憶手段」に対応する。また、図6は、頂点情報DBに記憶される情報の例を示す図である。
重み付け情報DB25は、各種サービスを示すサービス名称に対応付けて、サービス提供装置と接続されるノードと、当該ノードと当該サービス提供装置が接続されるノードとの距離とを記憶する。具体的に例を挙げれば、重み付け情報DB25は、図7に示すように、『各種サービスを示すサービス名称を示す「利用形態」、当該サービスを提供するサービス提供装置が接続されるノードを示す「頂点」、VLANの透過するノードを示す「ノード」、当該ノードと当該サービス提供装置が接続されるノード(頂点機器)との距離(接続数)を示す「距離」』として「在庫管理システム、e、a、3」などを記憶する。なお、重み付け情報DB25は、特許請求の範囲に記載の「距離情報記憶手段」に対応する。また、図7は、重み付け情報DBに記憶される情報の例を示す図である。
制御部30は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に本発明に密接に関連するものとしては、ネットワーク構成入力処理部31と、拠点情報/利用形態入力処理部32と、トポロジー解析処理部33と、障害情報受付部34と、影響範囲特定部35とを備え、これらによって種々の処理を実行する。
ネットワーク構成入力処理部31は、当該ネットワーク管理装置10を運営する管理者装置から通信制御I/F部11を介して受け付けた情報に基づいて、ノード情報DB21やリンク情報DB22を更新する。具体的に例を挙げれば、ネットワーク構成入力処理部31は、ノードfが追加されたことを示す情報(例えば、ノードfをノードdに追加など)を管理者装置から受け付けた場合、ノード情報DB21にノードf「更新日時、削除フラグ、ノード名」の行を追加するとともに、リンク情報DB22にノードfとノードdとの接続関係「更新日時、削除フラグ、リンク識別子、接続ノード1、接続ノード2、透過する論理識別子」を追加する。また、ネットワーク構成入力処理部31は、ノードeが削除されたことを示す情報を管理者装置から受け付けた場合、ノード情報DB21に記憶されるノードeに対して削除フラグを立てるとともに、リンク情報DB22にノードeと接続関係にあるリンク情報に削除フラグを立てる。
拠点情報/利用形態入力処理部32は、当該ネットワーク管理装置10を運営する管理者装置から通信制御I/F部11を介して受け付けた情報に基づいて、利用者情報DB23や頂点情報DB24を更新する。具体的に例を挙げれば、拠点情報/利用形態入力処理部32は、新たにB支店をノードbに追加したことを示す情報を管理者装置から受け付けた場合に、「論理識別子、エッジ、利用場所」として「VLANID 1、b、B支店」などを利用者情報DB23に新たに格納する。また、拠点情報/利用形態入力処理部32は、A支店において新たにメールサーバを接続したことを示す情報を管理者装置から受け付けた場合に、「利用形態、頂点場所」として「メールシステム、A支店」などを頂点情報DB24に新たに格納する。なお、ネットワーク構成入力処理部31と拠点情報/利用形態入力処理部32は、特許請求の範囲に記載の「リンク情報更新手段」に対応する。
トポロジー解析処理部33は、管理対象ネットワークのトポロジーを作成して、重み付け情報DB25を更新する。具体的に例を挙げれば、トポロジー解析処理部33は、定期的にまたは管理者装置からの指示操作により、ノード情報DB21やリンク情報DB22を参照して、追加または削除されたノードの存在を取得するとともに、利用者情報DB23や頂点情報DB24を参照して、新たに接続された利用者端末やサービス提供装置、サービス名称を取得して、管理対象ネットワークのトポロジーを新たに作成する。そして、トポロジー解析処理部33は、新たに作成したトポロジーに基づいて、重み付け情報DB25に格納されている情報を更新する。なお、トポロジー解析処理部33は、特許請求の範囲に記載の「距離更新手段」に対応する。
障害情報受付部34は、管理対象ネットワークにおける各種障害情報(故障情報)を管理者装置から受け付ける。具体的に例を挙げれば、障害情報受付部34は、管理対象ネットワークにおける各種障害情報(例えば、ノードcに障害発生など)を障害情報I/F部12を介して管理者装置から受け付け、当該受け付けた障害情報を後述する影響範囲特定部35に通知する。
影響範囲特定部35は、障害を示す障害情報を受け付けた場合に、当該障害情報により特定されるノードに対応付けて重み付け情報DB25に記憶される距離よりも大きい距離に位置するノードおよび当該ノードが接続されるサービス名称を重み付け情報DB25から取得し、取得されたノードに基づいて、リンク情報DB22に記憶されるリンク情報を取得し、取得されたリンク情報によって示されるノードに接続される装置情報をノード情報DB21から取得し、取得した装置情報と、サービス名称と、リンク情報とを、障害の影響がある範囲として特定する。
具体的に例を挙げれば、影響範囲特定部35は、障害情報受付部34により障害情報(ノードcで障害発生)を受け付けた場合に、ノードcに対応付けて重み付け情報DB25に記憶される距離「2」よりも大きい距離に位置するノードa、ノードbおよび当該ノードa、ノードbが接続されるサービス名称「在庫管理システム」を重み付け情報DB25から取得する。続いて、影響範囲特定部35は、取得されたノード「ノードa、ノードb」に基づいて、リンク情報DB22に記憶されるリンク情報「link a-b、link b-c」を取得する。その後、影響範囲特定部35は、取得されたリンク情報「link a-b、link b-c」によって示されるノード「ノードa、ノードb、ノードc」に接続される装置情報「A支店」をノード情報DB21から取得する。そして、影響範囲特定部35は、取得した装置情報「A支店」、サービス名称「在庫管理システム」、リンク情報「linka-b、linkb-c」を障害の影響がある範囲として特定する。なお、影響範囲特定部35は、特許請求の範囲に記載の「ノード取得手段」と「リンク情報取得手段」と「障害範囲特定手段」とに対応する。
[ネットワーク管理装置によるノード追加・削除処理]
次に、図8を用いて、ネットワーク管理装置による追加・削除処理を説明する。図8は、実施例1に係るネットワーク管理装置によるノード追加・削除処理の流れを示すフローチャートである。
図8に示すように、通信制御I/F部11を介して管理者装置からノード、サービス提供装置、利用者端末の追加または削除などを示す情報を受け付けた場合(ステップS101肯定)、ネットワーク管理装置10のネットワーク構成入力処理部31または拠点情報/利用形態入力処理部32は、ノード情報DB21、リンク情報DB22、利用者情報DB23、頂点情報DB24を更新する(ステップS102)。
続いて、ネットワーク管理装置10のトポロジー解析処理部33は、所定の時間に達すると、重み付け情報DB25を更新し(ステップS103)、管理対象ネットワークで提供されている全てのサービス形態において、重み付け情報DB25を更新した場合に(ステップS104肯定)、処理を終了し、全てのサービス形態について重み付け情報DB25を更新していない場合には(ステップS104否定)、ステップS102以降の処理を実行する。
ここで、図9〜図16を用いて、上記した処理を具体的に説明する。ここでは、図9に示すような在庫管理システムの論理ネットワーク面を例にして説明する。図9に示す論理ネットワーク面は、ノードa〜ノードfから構成され、ノードaにA支店、ノードdにD支店、ノードeにE本店(在庫管理サーバ)が接続されている。なお、図9は、論理ネットワーク面の例を示す図である。
このような構成において、ノードcが削除されたことを管理装置から受け付けたネットワーク管理装置10は、図10に示すように、ノード情報DB21に記憶されるノードcの「削除フラグ」を「削除」とするとともに、図11に示すように、リンク情報DB22に記憶されるノードcに関する接続情報「link b-c」と「link c-d」の「削除フラグ」を「削除」とする。つまり、ノードcが削除された場合に、当該論理ネットワーク面は、図12に示すようなノードd、ノードe、ノードf、E本店、D支店とから構成されることとなる。
その後、ネットワーク管理装置10は、所定の時間に到達すると、図10と図11とに示したDBにおいて、「削除フラグ」が「削除」になっているノード情報「ノードc」と接続情報「link b-c」、「link c-d」とを削除する。続いて、ネットワーク管理装置10は、図13に示すように、削除されたノードcよりも大きい距離に位置するノードbとノードaとを重み付け情報DB25から削除することで、図14に示すように重み付け情報DB25を更新する。
また、図15に示すように、ノードg〜ノードkが新たに追加された場合、ネットワーク管理装置10は、追加されたそれぞれのノードに関するノード情報と、追加されたノードがどのように接続されて追加されたのかを示すリンク情報を管理装置から受け付ける。具体的には、ネットワーク管理装置10は、ノード情報DB21にノードg〜ノードkの情報を新たに格納し、リンク情報DB22にノードgがノードfに接続されることを示すリンク情報「link f-g」、ノードhとノードiとがそれぞれノードgに接続されることを示す「link g-h」、「link g-i」、既に存在するどのノードとも接続されず、ノードjとノードkとが接続されることを示す「link j-k」とをリンク情報DB22に格納する。
その後、ネットワーク管理装置10は、上記したノード情報DB21に追加されたノード情報と、リンク情報DB22に追加されたリンク情報とに基づいて、新たなトポロジーを生成し(図15参照)、図16に示すように、ノード間の距離を算出して重み付け情報DB25を更新する。
なお、図10は、ノード情報DBの更新例を示す図であり、図11は、リンク情報DBの更新例を示す図であり、図12は、ノードが削除されたトポロジーの例を示す図であり、図13は、重み付け情報DBにおける削除対象ノードの算出例を示す図であり、図14は、ノードが削除された新たな重み付け情報DBに格納される情報の例を示す図であり、図15は、ノードが追加された新たな論理ネットワーク面の例を示す図であり、図16は、ノードが追加された新たな重み付け情報DBに格納される情報の例を示す図である。
[ネットワーク管理装置による影響範囲特定処理]
次に、図17を用いて、ネットワーク管理装置による影響範囲特定処理を説明する。図17は、実施例1に係るネットワーク管理装置による影響範囲特定処理の流れを示すフローチャートである。
図17に示すように、障害情報I/F部12を介して障害管理装置から障害情報を受け付けた場合(ステップS201肯定)、ネットワーク管理装置10の影響範囲特定部35は、当該障害情報により特定されるノードに対応付けて重み付け情報DB25に記憶される距離よりも大きい距離に位置するノードおよび当該ノードが接続されるサービス名称を重み付け情報DB25から取得する(ステップS202)。
続いて、ネットワーク管理装置10の影響範囲特定部35は、取得されたノードに基づいて、リンク情報DB22に記憶されるリンク情報を取得し(ステップS203)、取得されたリンク情報によって示されるノードに接続される装置情報をノード情報DB21から取得する(ステップS204)。その後、ネットワーク管理装置10の影響範囲特定部35は、取得した装置情報と、サービス名称と、リンク情報とを、前記障害の影響がある範囲として特定する(ステップS205)。
ここで、図18〜図21を用いて上記した例を具体的に説明する。ここでは、図18に示すような在庫管理システムの論理ネットワーク面を例にして説明する。図18に示す論理ネットワーク面は、ノードa〜ノードfから構成され、ノードaにA支店、ノードdにD支店、ノードeにE本店(在庫管理サーバ)が接続されている。なお、図18は、論理ネットワーク面の例を示す図である。
このような構成において、障害情報I/F部12を介して障害管理装置からノードcに障害が発生したことを示す障害情報を受け付けた場合、ネットワーク管理装置10の影響範囲特定部35は、図19に示すように、重み付け情報DB25に記憶されるノードcの距離「2」よりも大きい距離である「ノードb、距離3」と「ノードa、距離4」とサービス情報「在庫管理」とを取得する。続いて、影響範囲特定部35は、図20に示すように、取得されたノード(「ノードb、距離3」と「ノードa、距離4」)に基づいて、リンク情報DB22に記憶されるリンク情報(link b-c、link a-b)を取得する。そして、影響範囲特定部35は、図21に示すように、取得されたリンク情報(link b-c、link a-b)によって示されるノードに接続される装置情報「A支店」をノード情報DB21から取得する。このようにして、ネットワーク管理装置10は、ノードcにおいて障害が発生した場合に、影響のある範囲として「A支店」、リンク情報(link b-c、link a-b)、サービス名称「在庫管理」を特定する。
なお、図19は、影響範囲にあるノード情報を特定する例を示す図であり、図20は、影響範囲にあるリンク情報を特定する例を示す図であり、図21は、影響範囲にある利用者端末を特定する例を示す図である。
[実施例1による効果]
このように、実施例1によれば、物理ネットワークにおける各ノード間の接続関係を示すリンク情報および当該リンク情報が属する論理ネットワークの情報を示す論理ネットワーク情報を記憶するリンク情報DB22と、サービス提供装置または利用者装置に対応付けて、当該装置が接続されるノードと、当該装置が属する論理ネットワーク情報とを記憶する利用者情報DB23と、各種サービスを示すサービス名称に対応付けて、サービス提供装置と接続されるノードと、当該ノードと当該サービス提供装置が接続されるノードとの距離とを記憶する重み付け情報DB25とを備え、障害を示す障害情報を受け付けた場合に、当該障害情報により特定されるノードに対応付けて重み付け情報DB25に記憶される距離よりも大きい距離に位置するノードおよび当該ノードが接続されるサービス名称を重み付け情報DB25から取得し、取得されたノードに基づいて、リンク情報DB22に記憶されるリンク情報を取得し、取得されたリンク情報によって示されるノードに接続される装置情報を利用者情報DB23から取得し、取得した装置情報と、サービス名称と、リンク情報とを、障害の影響がある範囲として特定するので、物理ネットワークで発生した障害が影響を及ぼす範囲を特定するのに際して、論理ネットワーク面に接続される端末単位で特定することが可能である。
また、実施例1によれば、複数のノードそれぞれに関するノード情報を記憶するノード情報DB21を備え、ノード情報DB21に新たなノード情報が追加格納された場合に、当該新たなノード情報に基づいて、リンク情報DB22に記憶されるノード間の接続関係および論理ネットワーク情報を更新し、ノード情報DB21に記憶されるノード情報が削除された場合に、当該削除されたノード情報に基づいて、リンク情報DB22に記憶されるノード間の接続関係および論理ネットワーク情報を更新し、リンク情報DB22に記憶されるノード間の接続関係および論理ネットワーク情報を更新された場合に、ネットワークのトポロジーを作成して、作成したトポロジーに基づいて、重み付け情報DB25に記憶される距離を更新するので、ノードが追加された場合であっても、ネットワークの接続状況であるトポロジーを再構築して、ノード追加後に対応した接続関係を取得し、常に最新の接続関係を記憶することができる結果、管理者などによる手動更新の手間を省くことが可能であり、ノード追加または削除後であっても、障害範囲や障害影響端末の特定間違いを防止し、正確に特定することが可能である。
また、実施例1によれば、各種サービスを示すサービス名称と、当該各種サービスを提供するサービス提供装置と接続されているノードとを対応付けて記憶する頂点情報DB24をさらに備え、利用者情報DB23に端末装置または頂点情報DB24にサービス提供装置が新たに追加格納された場合に、ネットワークのトポロジーを作成して、作成したトポロジーに基づいて重み付け情報DB25に記憶される距離を更新し、利用者情報DB23から端末装置または頂点情報DB24からサービス提供装置が削除された場合に、ネットワークのトポロジーを作成して、作成したトポロジーに基づいて重み付け情報DB25に記憶される距離を更新するので、利用者端末の増減、提供サービスの増減があった場合でも、常に最新の接続関係を記憶することができる結果、管理者などによる手動更新の手間を省くことが可能であり、障害範囲や障害影響端末の特定間違いを防止し、正確に特定することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に示すように、(1)ノード、端末装置、仮想ネットワークの数、(2)システム構成等、(3)プログラム、にそれぞれ区分けして異なる実施例を説明する。
(1)ノード、端末装置、仮想ネットワークの数
例えば、本発明は、実施例1で説明したノード数、サービス提供装置数、利用者端末数、仮想ネットワーク数に限定されるものではなく、それぞれの任意の数を用いて、ネットワークを構成しても、同様の効果が得られる。
(2)システム構成等
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合(例えば、故障情報受付部と影響範囲特定部とを統合するなど)して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理(例えば、ノード情報DB、リンク情報DBなどの各種DBの更新など)の全部または一部を手動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(例えば、図3〜図7など)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(3)プログラム
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータシステムを他の実施例として説明する。
図22は、障害範囲特定プログラムを実行するコンピュータシステムの例を示す図である。図22に示すように、コンピュータシステム100は、RAM101と、HDD102と、ROM103と、CPU104とから構成される。ここで、ROM103には、上記の実施例と同様の機能を発揮するプログラム、つまり、図22に示すように、リンク更新プログラム103aと、距離更新プログラム103bと、ノード取得プログラム103cと、リンク情報取得プログラム103dと、障害範囲特定プログラム103eとがあらかじめ記憶されている。
そして、CPU104には、これらのプログラム103a〜103eを読み出して実行することで、図22に示すように、リンク更新プロセス104aと、距離更新プロセス104bと、ノード取得プロセス104cと、リンク情報取得プロセス104dと、障害範囲特定プロセス104eとになる。なお、リンク更新プロセス104aは、図2に示した、ネットワーク構成入力処理部31と拠点情報/利用形態入力処理部32とに対応し、同様に、距離更新プロセス104bは、トポロジー解析処理部33に対応し、ノード取得プロセス104cと、リンク情報取得プロセス104dと、障害範囲特定プロセス104eとは、影響範囲特定部35に対応する。
また、HDD102には、複数のノードそれぞれに関するノード情報を記憶するノード情報テーブル102aと、物理ネットワークにおける各ノード間の接続関係を示すリンク情報および当該リンク情報が属する論理ネットワークの情報を示す論理ネットワーク情報を記憶するリンク情報テーブル102bと、端末装置に対応付けて、当該端末装置が接続されるノードと、当該端末装置が属する論理ネットワーク情報とを記憶する装置情報テーブル102cと、各種サービスを示すサービス名称と、当該各種サービスを提供するサービス提供装置と接続されているノードとを対応付けて記憶する頂点情報テーブル102dと、各種サービスを示すサービス名称に対応付けて、サービス提供装置と接続されるノードと、当該ノードと当該サービス提供装置が接続されるノードとの距離とを記憶する距離情報テーブル102eとが設けられる。なお、ノード情報テーブル102aは、図2に示した、ノード情報DB21に対応し、リンク情報テーブル102bは、リンク情報DB22に対応し、装置情報テーブル102cは、利用者情報DB23に対応し、頂点情報テーブル102dは、頂点情報DB24に対応し、距離情報テーブル102eは、重み付け情報DB25に対応する。
ところで、上記したプログラム103a〜103eとは、必ずしもROM103に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータシステム100に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」の他に、コンピュータシステム100の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」、さらに、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータシステム100に接続される「他のコンピュータシステム」に記憶させておき、コンピュータシステム100がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の実施例1〜2を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)各種データの中継を行う複数のノードと当該複数のノードに接続される各種サービスを提供するサービス提供装置と当該サービスを利用する利用者装置とから構成された物理ネットワークと、当該物理ネットワーク上に割り当てられた論理的に通信可能な論理ネットワークとから構成されるネットワークにおいて、当該物理ネットワークで発生した障害の影響を特定するネットワーク管理装置であって、
前記物理ネットワークにおける各ノード間の接続関係を示すリンク情報および当該リンク情報が属する論理ネットワークの情報を示す論理ネットワーク情報を記憶するリンク情報記憶手段と、
前記サービス提供装置または利用者装置に対応付けて、当該装置が接続されるノードと、当該装置が属する論理ネットワーク情報とを記憶する装置情報記憶手段と、
前記各種サービスを示すサービス名称に対応付けて、前記サービス提供装置と接続されるノードと、当該ノードと当該サービス提供装置が接続されるノードとの距離とを記憶する距離情報記憶手段と、
前記障害を示す障害情報を受け付けた場合に、当該障害情報により特定されるノードに対応付けて前記距離情報記憶手段に記憶される距離よりも大きい距離に位置するノードおよび当該ノードが接続されるサービス名称を前記距離情報記憶手段から取得するノード取得手段と、
前記ノード取得手段により取得されたノードに基づいて、前記リンク情報記憶手段に記憶されるリンク情報を取得するリンク情報取得手段と、
前記リンク情報取得手段により取得されたリンク情報によって示されるノードに接続される装置情報を前記装置情報記憶手段から取得し、取得した装置情報と、前記ノード取得手段により取得されたサービス名称と、前記リンク情報取得手段により取得されたリンク情報とを、前記障害の影響がある範囲として特定する障害範囲特定手段と、
を備えたことを特徴とするネットワーク管理装置。
(付記2)前記複数のノードそれぞれに関するノード情報を記憶するノード情報記憶手段と、
前記ノード情報記憶手段に新たなノード情報が追加格納された場合に、当該新たなノード情報に基づいて、前記リンク情報記憶手段に記憶されるノード間の接続関係および論理ネットワーク情報を更新し、前記ノード情報記憶手段に記憶されるノード情報が削除された場合に、当該削除されたノード情報に基づいて、前記リンク情報記憶手段に記憶されるノード間の接続関係および論理ネットワーク情報を更新するリンク情報更新手段と、
前記リンク情報更新手段によりリンク情報記憶手段に記憶されるノード間の接続関係および論理ネットワーク情報を更新された場合に、前記ネットワークのトポロジーを作成して、作成したトポロジーに基づいて、前記距離情報記憶手段に記憶される距離を更新する距離更新手段とをさらに備えたことを特徴とする付記1に記載のネットワーク管理装置。
(付記3)前記各種サービスを示すサービス名称と、当該各種サービスを提供するサービス提供装置と接続されているノードとを対応付けて記憶する頂点情報記憶手段をさらに備え、
前記距離更新手段は、前記装置情報記憶手段に端末装置または前記頂点情報記憶手段にサービス提供装置が新たに追加格納された場合に、前記ネットワークのトポロジーを作成して、作成したトポロジーに基づいて前記距離情報記憶手段に記憶される距離を更新し、前記装置情報記憶手段から端末装置または前記頂点情報記憶手段からサービス提供装置が削除された場合に、前記ネットワークのトポロジーを作成して、作成したトポロジーに基づいて前記距離情報記憶手段に記憶される距離を更新することを特徴とする付記2に記載のネットワーク管理装置。
(付記4)各種データの中継を行う複数のノードと当該複数のノードに接続される各種サービスを提供するサービス提供装置と当該サービスを利用する利用者装置とから構成された物理ネットワークと、当該物理ネットワーク上に割り当てられた論理的に通信可能な論理ネットワークとから構成されるネットワークにおいて、当該物理ネットワークで発生した障害の影響を特定することに適したネットワーク管理方法であって、
前記物理ネットワークにおける各ノード間の接続関係を示すリンク情報および当該リンク情報が属する論理ネットワークの情報を示す論理ネットワーク情報を記憶するリンク情報記憶手段と、
前記サービス提供装置または利用者装置に対応付けて、当該装置が接続されるノードと、当該装置が属する論理ネットワーク情報とを記憶する装置情報記憶手段と、
前記各種サービスを示すサービス名称に対応付けて、前記サービス提供装置と接続されるノードと、当該ノードと当該サービス提供装置が接続されるノードとの距離とを記憶する距離情報記憶手段と、
前記障害を示す障害情報を受け付けた場合に、当該障害情報により特定されるノードに対応付けて前記距離情報記憶手段に記憶される距離よりも大きい距離に位置するノードおよび当該ノードが接続されるサービス名称を前記距離情報記憶手段から取得するノード取得工程と、
前記ノード取得工程により取得されたノードに基づいて、前記リンク情報記憶手段に記憶されるリンク情報を取得するリンク情報取得工程と、
前記リンク情報取得工程により取得されたリンク情報によって示されるノードに接続される装置情報を前記装置情報記憶手段から取得し、取得した装置情報と、前記ノード取得工程により取得されたサービス名称と、前記リンク情報取得工程により取得されたリンク情報とを、前記障害の影響がある範囲として特定する障害範囲特定工程と、
を含んだことを特徴とするネットワーク管理方法。
(付記5)前記複数のノードそれぞれに関するノード情報を記憶するノード情報記憶手段と、
前記ノード情報記憶手段に新たなノード情報が追加格納された場合に、当該新たなノード情報に基づいて、前記リンク情報記憶手段に記憶されるノード間の接続関係および論理ネットワーク情報を更新し、前記ノード情報記憶手段に記憶されるノード情報が削除された場合に、当該削除されたノード情報に基づいて、前記リンク情報記憶手段に記憶されるノード間の接続関係および論理ネットワーク情報を更新するリンク情報更新工程と、
前記リンク情報更新工程によりリンク情報記憶手段に記憶されるノード間の接続関係および論理ネットワーク情報を更新された場合に、前記ネットワークのトポロジーを作成して、作成したトポロジーに基づいて、前記距離情報記憶手段に記憶される距離を更新する距離更新工程とをさらに含んだことを特徴とする付記4に記載のネットワーク管理方法。
(付記6)前記各種サービスを示すサービス名称と、当該各種サービスを提供するサービス提供装置と接続されているノードとを対応付けて記憶する頂点情報記憶手段をさらに備え、
前記距離更新工程は、前記装置情報記憶手段に端末装置または前記頂点情報記憶手段にサービス提供装置が新たに追加格納された場合に、前記ネットワークのトポロジーを作成して、作成したトポロジーに基づいて前記距離情報記憶手段に記憶される距離を更新し、前記装置情報記憶手段から端末装置または前記頂点情報記憶手段からサービス提供装置が削除された場合に、前記ネットワークのトポロジーを作成して、作成したトポロジーに基づいて前記距離情報記憶手段に記憶される距離を更新することを特徴とする付記5に記載のネットワーク管理方法。
(付記7)各種データの中継を行う複数のノードと当該複数のノードに接続される各種サービスを提供するサービス提供装置と当該サービスを利用する利用者装置とから構成された物理ネットワークと、当該物理ネットワーク上に割り当てられた論理的に通信可能な論理ネットワークとから構成されるネットワークにおいて、当該物理ネットワークで発生した障害の影響を特定することをコンピュータに実行させるネットワーク管理プログラムであって、
前記物理ネットワークにおける各ノード間の接続関係を示すリンク情報および当該リンク情報が属する論理ネットワークの情報を示す論理ネットワーク情報を記憶するリンク情報記憶手段と、
前記サービス提供装置または利用者装置に対応付けて、当該装置が接続されるノードと、当該装置が属する論理ネットワーク情報とを記憶する装置情報記憶手段と、
前記各種サービスを示すサービス名称に対応付けて、前記サービス提供装置と接続されるノードと、当該ノードと当該サービス提供装置が接続されるノードとの距離とを記憶する距離情報記憶手段と、
前記障害を示す障害情報を受け付けた場合に、当該障害情報により特定されるノードに対応付けて前記距離情報記憶手段に記憶される距離よりも大きい距離に位置するノードおよび当該ノードが接続されるサービス名称を前記距離情報記憶手段から取得するノード取得手順と、
前記ノード取得手順により取得されたノードに基づいて、前記リンク情報記憶手段に記憶されるリンク情報を取得するリンク情報取得手順と、
前記リンク情報取得手順により取得されたリンク情報によって示されるノードに接続される装置情報を前記装置情報記憶手段から取得し、取得した装置情報と、前記ノード取得手順により取得されたサービス名称と、前記リンク情報取得工程により取得されたリンク情報とを、前記障害の影響がある範囲として特定する障害範囲特定手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするネットワーク管理プログラム。
(付記8)前記複数のノードそれぞれに関するノード情報を記憶するノード情報記憶手段と、
前記ノード情報記憶手段に新たなノード情報が追加格納された場合に、当該新たなノード情報に基づいて、前記リンク情報記憶手段に記憶されるノード間の接続関係および論理ネットワーク情報を更新し、前記ノード情報記憶手段に記憶されるノード情報が削除された場合に、当該削除されたノード情報に基づいて、前記リンク情報記憶手段に記憶されるノード間の接続関係および論理ネットワーク情報を更新するリンク情報更新手順と、
前記リンク情報更新手順によりリンク情報記憶手段に記憶されるノード間の接続関係および論理ネットワーク情報を更新された場合に、前記ネットワークのトポロジーを作成して、作成したトポロジーに基づいて、前記距離情報記憶手段に記憶される距離を更新する距離更新手順とをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記7に記載のネットワーク管理プログラム。
(付記9)前記各種サービスを示すサービス名称と、当該各種サービスを提供するサービス提供装置と接続されているノードとを対応付けて記憶する頂点情報記憶手段をさらに備え、
前記距離更新手順は、前記装置情報記憶手段に端末装置または前記頂点情報記憶手段にサービス提供装置が新たに追加格納された場合に、前記ネットワークのトポロジーを作成して、作成したトポロジーに基づいて前記距離情報記憶手段に記憶される距離を更新し、前記装置情報記憶手段から端末装置または前記頂点情報記憶手段からサービス提供装置が削除された場合に、前記ネットワークのトポロジーを作成して、作成したトポロジーに基づいて前記距離情報記憶手段に記憶される距離を更新することを特徴とする付記8に記載のネットワーク管理プログラム。
実施例1に係るネットワーク管理装置の全体構成を示すシステム構成図である。 実施例1に係るネットワーク管理装置の構成を示すブロック図である。 ノード情報DBに記憶される情報の例を示す図である。 リンク情報DBに記憶される情報の例を示す図である。 利用者情報DBに記憶される情報の例を示す図である。 頂点情報DBに記憶される情報の例を示す図である。 重み付け情報DBに記憶される情報の例を示す図である。 実施例1に係るネットワーク管理装置によるノード追加・削除処理の流れを示すフローチャートである。 論理ネットワーク面の例を示す図である。 ノード情報DBの更新例を示す図である。 リンク情報DBの更新例を示す図である。 ノードが削除されたトポロジーの例を示す図である。 重み付け情報DBにおける削除対象ノードの算出例を示す図である。 ノードが削除された新たな重み付け情報DBに格納される情報の例を示す図である。 ノードが追加された新たな論理ネットワーク面の例を示す図である。 ノードが追加された新たな重み付け情報DBに格納される情報の例を示す図である。 実施例1に係るネットワーク管理装置による影響範囲特定処理の流れを示すフローチャートである。 論理ネットワーク面の例を示す図である。 影響範囲にあるノード情報を特定する例を示す図である。 影響範囲にあるリンク情報を特定する例を示す図である。 影響範囲にある利用者端末を特定する例を示す図である。 障害範囲特定プログラムを実行するコンピュータの例を示す図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。
符号の説明
10 ネットワーク管理装置
11 通信制御I/F部
12 障害情報I/F部
20 記憶部
21 ノード情報DB
22 リンク情報DB
23 利用者情報DB
24 頂点情報DB
25 重み付け情報DB
30 制御部
31 ネットワーク構成入力処理部
32 拠点情報/利用形態入力処理部
33 トポロジー解析処理部
34 障害情報受付部
35 影響範囲特定部
100 コンピュータシステム
101 RAM
102 HDD
102a ノード情報テーブル
102b リンク情報テーブル
102c 装置情報テーブル
102d 頂点情報テーブル
102e 距離情報テーブル
103 ROM
103a リンク更新プログラム
103b 距離更新プログラム
103c ノード取得プログラム
103d リンク情報取得プログラム
103e 障害範囲特定プログラム
104 CPU
104a リンク更新プロセス
104b 距離更新プロセス
104c ノード取得プロセス
104d リンク情報取得プロセス
104e 障害範囲特定プロセス

Claims (5)

  1. 各種データの中継を行う複数のノードと当該複数のノードに接続される各種サービスを提供するサービス提供装置と当該サービスを利用する利用者装置とから構成された物理ネットワークと、当該物理ネットワーク上に割り当てられた論理的に通信可能な論理ネットワークとから構成されるネットワークにおいて、当該物理ネットワークで発生した障害の影響を特定するネットワーク管理装置であって、
    前記物理ネットワークにおける各ノード間の接続関係を示すリンク情報および当該リンク情報が属する論理ネットワークの情報を示す論理ネットワーク情報を記憶するリンク情報記憶手段と、
    前記サービス提供装置または利用者装置に対応付けて、当該装置が接続されるノードと、当該装置が属する論理ネットワーク情報とを記憶する装置情報記憶手段と、
    前記各種サービスを示すサービス名称に対応付けて、前記サービス提供装置接続されるサービスノードと、前記サービスを利用するノードと、前記サービスを利用するノードと前記サービスノードとの距離とを記憶する距離情報記憶手段と、
    前記障害を示す障害情報により特定される障害ノードに対応付けて前記距離情報記憶手段に記憶される前記サービスノードおよび前記サービス名称と、前記障害ノードとサービスノードとの距離よりも大きい距離に位置するノードと、を前記距離情報記憶手段から取得するノード取得手段と、
    前記ノード取得手段により取得されたノードのうち、前記障害ノードに関連付けられた、前記障害ノードを経由して前記サービスノードに接続するノードの前記リンク情報および前記論理ネットワークの情報を、前記リンク情報記憶手段から取得するリンク情報取得手段と、
    前記リンク情報取得手段により取得されたリンク情報によって示されるノードに接続される装置情報を前記装置情報記憶手段から取得し、取得した装置情報と、前記ノード取得手段により取得されたサービス名称と、前記リンク情報取得手段により取得されたリンク情報および前記論理ネットワークの情報を、前記障害の影響がある範囲として特定する障害範囲特定手段と、
    を備えたことを特徴とするネットワーク管理装置。
  2. 前記複数のノードそれぞれに関するノード情報を記憶するノード情報記憶手段と、
    前記ノード情報記憶手段に新たなノード情報が追加格納された場合に、当該新たなノード情報に基づいて、前記リンク情報記憶手段に記憶されるノード間の接続関係および論理ネットワーク情報を更新し、前記ノード情報記憶手段に記憶されるノード情報が削除された場合に、当該削除されたノード情報に基づいて、前記リンク情報記憶手段に記憶されるノード間の接続関係および論理ネットワーク情報を更新するリンク情報更新手段と、
    前記リンク情報更新手段によりリンク情報記憶手段に記憶されるノード間の接続関係および論理ネットワーク情報を更新された場合に、前記ネットワークのトポロジーを作成して、作成したトポロジーに基づいて、前記距離情報記憶手段に記憶される距離を更新する距離更新手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理装置。
  3. 前記各種サービスを示すサービス名称と、当該各種サービスを提供するサービス提供装置と接続されているノードとを対応付けて記憶する頂点情報記憶手段をさらに備え、
    前記距離更新手段は、前記装置情報記憶手段に端末装置または前記頂点情報記憶手段にサービス提供装置が新たに追加格納された場合に、前記ネットワークのトポロジーを作成して、作成したトポロジーに基づいて前記距離情報記憶手段に記憶される距離を更新し、
    前記装置情報記憶手段から端末装置または前記頂点情報記憶手段からサービス提供装置が削除された場合に、前記ネットワークのトポロジーを作成して、作成したトポロジーに基づいて前記距離情報記憶手段に記憶される距離を更新することを特徴とする請求項2に記載のネットワーク管理装置。
  4. 各種データの中継を行う複数のノードと当該複数のノードに接続される各種サービスを提供するサービス提供装置と当該サービスを利用する利用者装置とから構成された物理ネットワークと、当該物理ネットワーク上に割り当てられた論理的に通信可能な論理ネットワークとから構成されるネットワークにおいて、当該物理ネットワークで発生した障害の影響を特定するコンピュータが
    前記物理ネットワークにおける各ノード間の接続関係を示すリンク情報および当該リンク情報が属する論理ネットワークの情報を示す論理ネットワーク情報を記憶するリンク情報記憶手段と、
    前記サービス提供装置または利用者装置に対応付けて、当該装置が接続されるノードと、当該装置が属する論理ネットワーク情報とを記憶する装置情報記憶手段と、
    前記各種サービスを示すサービス名称に対応付けて、前記サービス提供装置接続されるサービスノードと、前記サービスを利用するノードと、前記サービスを利用するノードと前記サービスノードとの距離とを記憶する距離情報記憶手段と、を有し
    前記障害を示す障害情報により特定される障害ノードに対応付けて前記距離情報記憶手段に記憶される前記サービスノードおよび前記サービス名称と、前記障害ノードとサービスノードとの距離よりも大きい距離に位置するノードと、を前記距離情報記憶手段から取得するノード取得工程と、
    前記ノード取得工程により取得されたノードのうち、前記障害ノードに関連付けられた、前記障害ノードを経由して前記サービスノードに接続するノードの前記リンク情報および前記論理ネットワークの情報を、前記リンク情報記憶手段から取得するリンク情報取得工程と、
    前記リンク情報取得工程により取得されたリンク情報によって示されるノードに接続される装置情報を前記装置情報記憶手段から取得し、取得した装置情報と、前記ノード取得工程により取得されたサービス名称と、前記リンク情報取得工程により取得されたリンク情報および前記論理ネットワークの情報を、前記障害の影響がある範囲として特定する障害範囲特定工程と、
    実行することを特徴とするネットワーク管理方法。
  5. 各種データの中継を行う複数のノードと当該複数のノードに接続される各種サービスを提供するサービス提供装置と当該サービスを利用する利用者装置とから構成された物理ネットワークと、当該物理ネットワーク上に割り当てられた論理的に通信可能な論理ネットワークとから構成されるネットワークにおいて、当該物理ネットワークで発生した障害の影響を特定することをコンピュータ
    前記物理ネットワークにおける各ノード間の接続関係を示すリンク情報および当該リンク情報が属する論理ネットワークの情報を示す論理ネットワーク情報を記憶するリンク情報記憶手段と、
    前記サービス提供装置または利用者装置に対応付けて、当該装置が接続されるノードと、当該装置が属する論理ネットワーク情報とを記憶する装置情報記憶手段と、
    前記各種サービスを示すサービス名称に対応付けて、前記サービス提供装置接続されるサービスノードと、前記サービスを利用するノードと、前記サービスを利用するノードと前記サービスノードとの距離とを記憶する距離情報記憶手段と、を有し、
    前記コンピュータに、
    前記障害を示す障害情報により特定される障害ノードに対応付けて前記距離情報記憶手段に記憶される前記サービスノードおよび前記サービス名称と、前記障害ノードとサービスノードとの距離よりも大きい距離に位置するノードと、を前記距離情報記憶手段から取得するノード取得手順と、
    前記ノード取得手順により取得されたノードのうち、前記障害ノードに関連付けられた、前記障害ノードを経由して前記サービスノードに接続するノードの前記リンク情報および前記論理ネットワークの情報を、前記リンク情報記憶手段から取得するリンク情報取得手順と、
    前記リンク情報取得手順により取得されたリンク情報によって示されるノードに接続される装置情報を前記装置情報記憶手段から取得し、取得した装置情報と、前記ノード取得手順により取得されたサービス名称と、前記リンク情報取得工程により取得されたリンク情報および前記論理ネットワークの情報を、前記障害の影響がある範囲として特定する障害範囲特定手順と、
    を実行させることを特徴とするネットワーク管理プログラム。
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