JPH0310780Y2 - - Google Patents

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JPH0310780Y2
JPH0310780Y2 JP1986160910U JP16091086U JPH0310780Y2 JP H0310780 Y2 JPH0310780 Y2 JP H0310780Y2 JP 1986160910 U JP1986160910 U JP 1986160910U JP 16091086 U JP16091086 U JP 16091086U JP H0310780 Y2 JPH0310780 Y2 JP H0310780Y2
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aromatic
bellows
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lid
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はトイレや居室内へ芳香臭を発散させ
る芳香臭発生器に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の芳香臭発生器として種々の構造
のものがあるが、その殆んどが容器内に収納した
固形芳香剤をキヤツプの開閉量により芳香臭の発
散量を調節するものである。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の芳香臭発生器は以上のように構成されて
いるので、例えばトイレ内での芳香臭発生器の利
用は、一般にトイレの使用時あるいは不使用時に
かかわらず常に芳香臭を多量に発散させているの
が普通であり、このことは芳香剤の減りが早く不
経済である。理想的にはトイレ使用時は発散量を
多くし、不使用時には発散量を少なくするのがよ
いが、いちいちキヤツプの開閉量を調節すること
は現実的には不可能である。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、トイレ使用時と不使用時とで
芳香臭の発散量を自動的に調節することのできる
芳香臭発生器を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上部に扉枠体への取付用のホルダー
を連設したケーシングの前方側に突設された軸受
に、扉に当接する中空状のロツドを前後動自在に
軸挿し、且該ロツドの前端部に前記軸受より径大
な密閉突起部を設け、該密閉突起部の手前部のロ
ツドの周面に複数個の小孔を穿設する一方、前記
ロツドの後方部に伸縮自在で自己復元可能なジヤ
バラの座部が貫通固定され、前記ケーシングの他
端外周面に複数個の吐出孔を穿設した蓋体が取外
し自在に嵌合固定され、且該蓋体の内側中央部
に、前記ジヤバラの後端面に密接すると共に、ジ
ヤバラの後端に突設した突起を貫通した通孔と連
通する筒体が突設され、更に該筒体の後端部寄り
に周面に複数の送風孔を穿設し、且筒体の中央部
付近の周面に通気孔を複数個穿設し、蓋体とジヤ
バラで挟まれた環状部を芳香体収納室とする一
方、該芳香体収納室内に、前記筒体に嵌挿する嵌
挿孔を備え、且前記通気孔と連通する連通孔を穿
設して、固形芳香剤より成る芳香体を収納した容
器本体を収納するか、または前記筒体に嵌挿する
嵌挿孔を備え、且吸収マツトを上端に固着した吸
収ひもを浸漬する液体状芳香剤より成る芳香体を
注入した容器本体を収納するという手段を採用す
ることにより、上記問題点を解決した。
[作用] この考案における芳香臭発生器は、扉の開放あ
るいは閉止により扉に押圧されてロツドが前進す
ると、ジヤバラが縮重してジヤバラ内の空気が吐
出され、この吐出空気と共に芳香体の芳香臭を蓋
体の吐出孔から多量に強制的に発散させることが
できる。また、ロツドの押圧動作のない時は蓋体
の吐出孔から微量の芳香臭を発散させることがで
きる。
[実施例] 本考案の芳香臭発生器をトイレの開き扉に適用
した例について説明すると、芳香臭発生器のケー
シング1は扉枠体2の上枠下面にホルダー3を介
してねじ4で固定されており、ケーシング1の前
方側に突設された軸受5に中空状のロツド6を前
後動自在に軸挿し、且該ロツド6の前端部には扉
7に当接する軸受5より径大なる密閉突起部8が
設けられ、且密閉突起部8の手動部のロツド6の
周面には複数個の小孔9が穿設されている。ロツ
ド6の後方部には伸縮自在で自己復元可能なジヤ
バラ10の座部11が密嵌固定されており、且ジ
ヤバラ10の後端には小径の通孔12を設けた突
起13が突設されている。また、ケーシング1の
他端外周面には複数個の吐出孔14を穿設した凹
状の蓋体15が取外し自在に嵌合固定され、且該
蓋体15の内側中央部には前記ジヤバラ10の後
端面に密接すると共に、前記突起13の通孔12
と連通する筒体16が突設され、更に筒体16の
後端部寄りの周面に複数個の送風孔17を穿設す
ると共に、筒体16の中央部付近の周面に通気孔
18を複数個穿設し、蓋体15とジヤバラ10で
挟まれた環状部を芳香体収納室19とする。な
お、好ましくは芳香体収納室19に面したケーシ
ング1の上方内面には芳香体20の容器本体を芳
香体収納室19内に動揺することなく装着するガ
イド突起21を突設することが推奨される。
芳香体20は固形芳香剤22を使用する場合、
液状芳香剤23を使用する場合の2つがある。
第2図、第3図は芳香体20として固形芳香剤
22を使用する場合で、固形芳香剤22は中央に
前記筒体16に嵌挿する嵌挿孔24を横設すると
共に、上方に前記ガイド突起21に嵌合して摺動
するガイド溝25を凹設し、更にジヤバラ10側
に開口部26を設け、且嵌挿孔24を構成する内
周壁27の前記筒体16の各通気孔18と合致す
る位置に夫々連通孔28を穿設して形成された容
器本体29に収納されている。この場合容器本体
29はガイド溝25を介してガイド突起21によ
つて決められた位置に固定されるので、前記通気
孔18と連通孔28とは必ず合致する。
第5図、第6図は芳香体20として液状芳香剤
23を使用する場合で、液状芳香剤23は中央に
前記筒体16に嵌挿する嵌挿孔24を横設すると
共に、上方に前記ガイド突起21に嵌合して摺動
するガイド溝25を凹設し、更に上方に液状芳香
剤23を注入する注入孔30を設けて形成された
容器本体29a内に注入されており、そして前記
液状芳香剤23内に注入孔30より吸収ひも31
を挿入せしめ、更に吸収ひも31上端に連結され
ると共に、容器本体29a上部にセツトされた吸
収マツト32に毛細管現象により容器本体29a
内の液状芳香剤23を吸い上げてこれに浸漬せし
めるのである。この場合、容器本体29aは密閉
容器であるので通気孔18より液状芳香剤23が
漏出することはない。
次に本実施例の作用について説明する。トイレ
の不使用時は扉7が閉止されているので、ロツド
6は第2図、第5図に示すように扉7に押圧され
て後退したジヤバラ10が縮重している。この状
態では芳香体20からの芳香臭は固形芳香剤22
の場合は連通孔28、通気孔18を経て、また液
状芳香剤23の場合は吸収マツト32を経て蓋体
15の吐出孔14からトイレ内へ微量の芳香臭が
自然発散している。かくして、トイレの使用に際
して扉7を開放すると、ロツド6の押圧力が解除
されてジヤバラ10はこれ自体の復元力によつて
復元すると同時にロツド6は前進する。そして扉
7を閉じると、ロツド6は密閉突起部8が扉7に
押圧されて後退すると共にジヤバラ10が縮重さ
れ、このジヤバラ10内の空気が通孔12から一
気に吐出され、更に送風孔17より芳香体収納室
19に送風され、この芳香体収納室19内に充満
していた芳香臭を吐出空気と共に蓋体15の吐出
孔14から強制的にトイレ内へ多量に発散させる
ことができる。上記ジヤバラ10の縮重時に一部
の空気はロツド6内を逆流し小孔9からトイレ内
へも芳香臭を発散させることができる。なお、芳
香体20の詰め替えは、固形芳香剤22の場合は
蓋体15を取外して容器本体29の開口部26よ
り嵌挿すればよく、また液状芳香剤23の場合は
蓋体15を取外し、吸収ひも31を取出して注入
孔30より注入すればよい。
上記実施例では開き扉式の場合について説明し
たが、第7図に示すように引き戸式の扉の場合に
は、戸当り33の前方部に本考案芳香臭発生器を
取付け、引き戸扉34にロツドの密閉突起部8を
押圧する当て板35を設けるようにすればよい。
このようにすれば扉34の開放時に芳香臭の発散
が行なえる。また、この考案による芳香臭発生器
はトイレに使用することの外、居室などにも広く
適用することができる。
[考案の効果] 上述のように本考案によれば、扉の開放あるい
は閉止動作に伴つて芳香臭を強制的に発散するよ
うにしたので、トイレなどの使用時と不使用時と
で芳香臭の発散量が自動的に調節でき、これによ
り芳香臭の節約が図れ長期に亘つて使用すること
ができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による芳香臭発生器
を開き扉に適用した外観図、第2図は芳香体とし
て固形芳香剤を使用した場合の断面図、第3図は
同容器本体の縦断面図、第4図は蓋体側から見た
側面図、第5図は芳香体として液状芳香剤を使用
した場合の断面図、第6図は同容器本体の組立分
解斜視図、第7図は芳香臭発生器を引き戸扉に適
用した平面図と正面図である。 1……ケーシング、2……扉枠体、3……ホル
ダー、5……軸受、6……ロツド、7……扉、8
……密閉突起部、9……小孔、10……ジヤバ
ラ、12……通孔、13……突起、14……吐出
孔、15……蓋体、16……筒体、17……送風
孔、18……通気孔、19……芳香体収納室、2
0……芳香体、22……固形芳香剤、23……液
状芳香剤、24……嵌挿孔、29,29a……容
器本体、31……吸収ひも、32……吸収マツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に扉枠体への取付用のホルダーを連設した
    ケーシングの前方側に突設された軸受に、扉に当
    接する中空状のロツドを前後動自在に軸挿し、且
    該ロツドの前端部に前記軸受より径大な密閉突起
    部を設け、該密閉突起部の手前部のロツドの周面
    に複数個の小孔を穿設する一方、前記ロツドの後
    方部に伸縮自在で自己復元可能なジヤバラの座部
    が貫通固定され、前記ケーシングの他端外周面に
    複数個の吐出孔を穿設した蓋体が取外し自在に嵌
    合固定され、且該蓋体の内側中央部に、前記ジヤ
    バラの後端面に密接すると共に、ジヤバラの後端
    に突設した突起を貫通した通孔と連通する筒体が
    突設され、更に該筒体の後端部寄りに周面に複数
    の送風孔を穿設し、且筒体の中央部付近の周面に
    通気孔を複数個穿設し、蓋体とジヤバラで挟まれ
    た環状部を芳香体収納室とする一方、該芳香体収
    納室内に、前記筒体に嵌挿する嵌挿孔を備え、且
    前記通気孔と連通する連通孔を穿設して、固形芳
    香剤より成る芳香体を収納した容器本体を収納す
    るか、または前記筒体に嵌挿する嵌挿孔を備え、
    且吸収マツトを上端に固着した吸収ひもを浸漬す
    る液体状芳香剤より成る芳香体を注入した容器本
    体を収納して成る芳香臭発生器。
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