JPH03107793A - 燃料集合体 - Google Patents
燃料集合体Info
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- JPH03107793A JPH03107793A JP1245968A JP24596889A JPH03107793A JP H03107793 A JPH03107793 A JP H03107793A JP 1245968 A JP1245968 A JP 1245968A JP 24596889 A JP24596889 A JP 24596889A JP H03107793 A JPH03107793 A JP H03107793A
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- fuel
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 title claims abstract description 82
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 48
- JFALSRSLKYAFGM-OIOBTWANSA-N uranium-235 Chemical compound [235U] JFALSRSLKYAFGM-OIOBTWANSA-N 0.000 abstract description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 abstract description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract 1
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 13
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 13
- 230000009257 reactivity Effects 0.000 description 11
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000002574 poison Substances 0.000 description 4
- 231100000614 poison Toxicity 0.000 description 4
- 239000003758 nuclear fuel Substances 0.000 description 2
- 229910052770 Uranium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- JFALSRSLKYAFGM-UHFFFAOYSA-N uranium(0) Chemical compound [U] JFALSRSLKYAFGM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、沸騰水形原子炉(以下BWRという。)に使
用される燃料集合体に関する。
用される燃料集合体に関する。
(従来の技術)
一般にBWRでは、炉心内に核燃料として多数の燃料集
合体が装荷されている。
合体が装荷されている。
第2図は現在主に使用されているD格子燃料集合体の横
断面図を示すもので、図において符号11は複数の燃料
棒12を格子状に収容する断面四角形状のチャンネルボ
ックスを示している。
断面図を示すもので、図において符号11は複数の燃料
棒12を格子状に収容する断面四角形状のチャンネルボ
ックスを示している。
ここで、各燃料棒12に付された数字はウラン235の
濃縮度を示しており、同じ数字の燃料棒12は同一濃縮
度とされている。また、符号Gは燃焼に伴う燃料集合体
の反応度変化の特性を向上させるために配設される可燃
性毒物を含んだ燃料棒を、符号Wは水棒(ウォーターロ
ッド)を示している。
濃縮度を示しており、同じ数字の燃料棒12は同一濃縮
度とされている。また、符号Gは燃焼に伴う燃料集合体
の反応度変化の特性を向上させるために配設される可燃
性毒物を含んだ燃料棒を、符号Wは水棒(ウォーターロ
ッド)を示している。
このような燃料集合体は、炉心内に複数装荷され使用さ
れるが、第2図に示すように、制御棒13および隣接す
る燃料集合体に対して一定の間隔を保って配置される。
れるが、第2図に示すように、制御棒13および隣接す
る燃料集合体に対して一定の間隔を保って配置される。
そして、このようなり格子燃料集合体では、チャンネル
ボックス11と制御棒13との間に形成されるワイドウ
ォーターギャップ14の幅と隣接する燃料集合体間に形
成されるナローウォーターギャップ15の幅の比が、約
2:1とされている。
ボックス11と制御棒13との間に形成されるワイドウ
ォーターギャップ14の幅と隣接する燃料集合体間に形
成されるナローウォーターギャップ15の幅の比が、約
2:1とされている。
近年、サイクル燃焼度の長期化を達成するために高燃焼
度の燃料集合体の要望が強く、このため燃料集合体内に
配設される燃料棒12の平均ウランH5a縮度が高まる
方向にある。この際、燃料集合体内の局所出力ビーキン
グ係数を基準内に抑えるために燃料棒12のウラン23
5濃縮度の種類の数(以下スプリット数という。)を増
加したり、あるいは可燃性毒物を含有する燃料棒12の
位置を工夫して設計基準を満たすことが行われている。
度の燃料集合体の要望が強く、このため燃料集合体内に
配設される燃料棒12の平均ウランH5a縮度が高まる
方向にある。この際、燃料集合体内の局所出力ビーキン
グ係数を基準内に抑えるために燃料棒12のウラン23
5濃縮度の種類の数(以下スプリット数という。)を増
加したり、あるいは可燃性毒物を含有する燃料棒12の
位置を工夫して設計基準を満たすことが行われている。
しかしながら、上述したようなり格子燃料集合体では、
ワイドウォーターギャップ14とナローウォーターギャ
ップ15の比の値が例えば2と大きいため、7スプリッ
ト程度必要となる上に、可燃性毒物を含有する燃料棒1
2の配置位置の選定が困難であるという問題がある。ま
たウラン235濃縮度を高めると、一般に炉停止余裕の
確保が難しくなる。
ワイドウォーターギャップ14とナローウォーターギャ
ップ15の比の値が例えば2と大きいため、7スプリッ
ト程度必要となる上に、可燃性毒物を含有する燃料棒1
2の配置位置の選定が困難であるという問題がある。ま
たウラン235濃縮度を高めると、一般に炉停止余裕の
確保が難しくなる。
そこで、第3図に示すように、ワイドウォーターギャッ
プ14aとナローウォーターギャップ15aの比をほぼ
1:1としたC格子燃料集合体が開発された。このC格
子燃料集合体は構造上対称性が高く、燃料棒12の種類
が5スプリット程度で済み、また可燃性毒物を含有する
燃料棒12の配置位置の選定が容品であり、良好な核特
性を得やすいという利点がある。
プ14aとナローウォーターギャップ15aの比をほぼ
1:1としたC格子燃料集合体が開発された。このC格
子燃料集合体は構造上対称性が高く、燃料棒12の種類
が5スプリット程度で済み、また可燃性毒物を含有する
燃料棒12の配置位置の選定が容品であり、良好な核特
性を得やすいという利点がある。
したがって、燃料集合体の交換時にはD格子BWRにお
いてもC格子燃料集合体に近い燃料集合体を装荷するこ
とが望まれるもので、本発明者等は先に特開昭130−
213882号公報等において、燃料集合体の下端に形
成される下部タイブレートにおける燃料支持金具挿入部
をチャンネルボックスの軸心から偏心して形成すること
により、Dr6子BWRにおいてもC格子燃料集合体に
近い燃料集合体を装荷することができるようにする技術
を提案している。
いてもC格子燃料集合体に近い燃料集合体を装荷するこ
とが望まれるもので、本発明者等は先に特開昭130−
213882号公報等において、燃料集合体の下端に形
成される下部タイブレートにおける燃料支持金具挿入部
をチャンネルボックスの軸心から偏心して形成すること
により、Dr6子BWRにおいてもC格子燃料集合体に
近い燃料集合体を装荷することができるようにする技術
を提案している。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、BWRでは一般に第4図に示すように、
1つの制御棒13まわりに4体の燃料集合体が配置され
ており、1つの運転サイクル終了後に4体の燃料集合体
が全て新しい燃料集合体に置換えられることはないため
、ある運転サイクル以後急にC格子燃料集合体を装荷す
ることは、実際には出力ミスマツチ(4体の一燃料集合
体の出力の不揃い)や制御棒クリアランス(制御棒13
とチャンネルボックス11の間隔)の問題があるので実
施困難である。
1つの制御棒13まわりに4体の燃料集合体が配置され
ており、1つの運転サイクル終了後に4体の燃料集合体
が全て新しい燃料集合体に置換えられることはないため
、ある運転サイクル以後急にC格子燃料集合体を装荷す
ることは、実際には出力ミスマツチ(4体の一燃料集合
体の出力の不揃い)や制御棒クリアランス(制御棒13
とチャンネルボックス11の間隔)の問題があるので実
施困難である。
本発明はかかる点に対処してなされたもので、C格子燃
料集合体を使用する従来のBWR炉心内に装荷しても、
出力ミスマツチや制御棒クリアランス問題を引起こさず
にC格子燃料集合体に近い機能を有し、サイクル燃焼度
を長期化するためにウラン235 fi縮度が高くなっ
た場合にも炉停止余裕の確保が十分とれるような燃料集
合体を提供することを目的とする。
料集合体を使用する従来のBWR炉心内に装荷しても、
出力ミスマツチや制御棒クリアランス問題を引起こさず
にC格子燃料集合体に近い機能を有し、サイクル燃焼度
を長期化するためにウラン235 fi縮度が高くなっ
た場合にも炉停止余裕の確保が十分とれるような燃料集
合体を提供することを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
すなわち、本発明の燃料集合体は、燃料棒間の距離を第
2図に示すような従来のC格子燃料集合体での燃料棒間
距離16よりも小さくすることによって、隣接する燃料
集合体間に形成されるナローウォーターギャップの幅を
チャンネルボックスと制御棒の間に形成されるワイドウ
ォーターギャップの幅の1/2より大きくするか、また
はナローウォーターギャップ側のチャンネルボックスと
燃料棒の間に形成されるウォーターフィルムの幅をワイ
ドウォーターギャップ側のウォーターフィルムの幅より
大きくしてC格子燃料集合体に近い機能を有するように
したものである。
2図に示すような従来のC格子燃料集合体での燃料棒間
距離16よりも小さくすることによって、隣接する燃料
集合体間に形成されるナローウォーターギャップの幅を
チャンネルボックスと制御棒の間に形成されるワイドウ
ォーターギャップの幅の1/2より大きくするか、また
はナローウォーターギャップ側のチャンネルボックスと
燃料棒の間に形成されるウォーターフィルムの幅をワイ
ドウォーターギャップ側のウォーターフィルムの幅より
大きくしてC格子燃料集合体に近い機能を有するように
したものである。
(作 用)
一般に、第2図に示すC格子燃料集合体におけるワイド
ウォーターギャップ14の幅は第3図に示すC格子燃料
集合体におけるワイドウォーターギャップ14aの幅よ
り大きい場合が多いので、制御棒13が交換されるまで
は、ワイドウォーターギャップ14の幅およびワイドウ
ォーターギャップ側のウォーターフィルム17の幅を保
ちつつ、ナローウォーターギャップ15の幅もしくはナ
ローウォーターギャップ側のウォーターフィルム18の
幅を太き(することによって、C格子燃料集合体に近い
機能ををしかつ制御棒クリアランスの点でも問題のない
燃料集合体を得ることができる。
ウォーターギャップ14の幅は第3図に示すC格子燃料
集合体におけるワイドウォーターギャップ14aの幅よ
り大きい場合が多いので、制御棒13が交換されるまで
は、ワイドウォーターギャップ14の幅およびワイドウ
ォーターギャップ側のウォーターフィルム17の幅を保
ちつつ、ナローウォーターギャップ15の幅もしくはナ
ローウォーターギャップ側のウォーターフィルム18の
幅を太き(することによって、C格子燃料集合体に近い
機能ををしかつ制御棒クリアランスの点でも問題のない
燃料集合体を得ることができる。
また、制御棒13の交換によってワイドウォーターギャ
ップ14の幅を小さくすることが問題でなくなれば、ワ
イドウォーターギャップ14の幅を小さくしなからナロ
ーウォーターギャップ15の幅を大きくすることもでき
る。同様に、ワイドウォーターギャップ側のウォーター
フィルム17の幅を変えてもよい。
ップ14の幅を小さくすることが問題でなくなれば、ワ
イドウォーターギャップ14の幅を小さくしなからナロ
ーウォーターギャップ15の幅を大きくすることもでき
る。同様に、ワイドウォーターギャップ側のウォーター
フィルム17の幅を変えてもよい。
また、ある運転サイクル後に新しく燃料集合体を装荷す
るにあたって、燃料集合体における燃料棒間距離を一度
に大きく変えるのではなく、運転サイクル毎に少しずつ
変えることによって、制御棒まわりの4体の燃料集合体
の出力ミスマツチの問題を解消することができる。
るにあたって、燃料集合体における燃料棒間距離を一度
に大きく変えるのではなく、運転サイクル毎に少しずつ
変えることによって、制御棒まわりの4体の燃料集合体
の出力ミスマツチの問題を解消することができる。
(実施例)
以下、図面に基づいて本発明の実施例について説明する
。
。
第1図は本発明の燃料集合体の一実施例を示すもので、
第2図に示す従来のD格子燃料集合体におけるワイドウ
ォーターギャップ14の幅を変えずに、燃料棒間距離1
6を16′に小さくすることによってナローウォーター
ギャップ15の幅を15′に大きくしたものである。
第2図に示す従来のD格子燃料集合体におけるワイドウ
ォーターギャップ14の幅を変えずに、燃料棒間距離1
6を16′に小さくすることによってナローウォーター
ギャップ15の幅を15′に大きくしたものである。
第5図は横軸にワイドウォーターギャップ14の幅とナ
ローウォーターギャップ15′の幅の比の値(以下GW
/ GNで表す。)を、縦軸に無限増倍率をとって、G
W/ ONを現行の約2からCr6子燃料集合体相当の
1へと変化させた際の無限増倍率の壺化を示したもので
、曲線a、b、cはそれぞれ冷温時、低ボイド率出力運
転時、高ボイド率出力運転時の場合を示している。この
図から明らかなように、GV/ ONを小さくするにつ
れて、冷温時の無限増倍率は小さくなるのに対し、出力
運転時の無限増倍率は低ボイド率では若干小さくなるも
のの、高ボイド率では逆に大きくなっている。
ローウォーターギャップ15′の幅の比の値(以下GW
/ GNで表す。)を、縦軸に無限増倍率をとって、G
W/ ONを現行の約2からCr6子燃料集合体相当の
1へと変化させた際の無限増倍率の壺化を示したもので
、曲線a、b、cはそれぞれ冷温時、低ボイド率出力運
転時、高ボイド率出力運転時の場合を示している。この
図から明らかなように、GV/ ONを小さくするにつ
れて、冷温時の無限増倍率は小さくなるのに対し、出力
運転時の無限増倍率は低ボイド率では若干小さくなるも
のの、高ボイド率では逆に大きくなっている。
第6図は横軸にGW/ ONを、縦軸に出力運転時と冷
温時の反応度差をとったもので、曲線d、eはそれぞれ
低ボイド率および高ボイド率出力運転時のGW/ GN
による出力運転時と冷温時の反応度差の変化を示してお
り、GW/GNが小さくなるにつれて出力運転時と冷温
時の反応度差は小さくなっている。したがって、本発明
の燃料集合体を適用することにより、出力運転時反応度
を現行維持もしくは若干増大させながら、大11】に出
力運転時と冷温時の反応度差を小さくすることができる
。
温時の反応度差をとったもので、曲線d、eはそれぞれ
低ボイド率および高ボイド率出力運転時のGW/ GN
による出力運転時と冷温時の反応度差の変化を示してお
り、GW/GNが小さくなるにつれて出力運転時と冷温
時の反応度差は小さくなっている。したがって、本発明
の燃料集合体を適用することにより、出力運転時反応度
を現行維持もしくは若干増大させながら、大11】に出
力運転時と冷温時の反応度差を小さくすることができる
。
また、GV/GNを小さくすることによってスプリット
数を少なくすることができるため、燃料集合体の製造コ
ストを低減することができるとともに、出力運転時と冷
温時の反応度差を小さくすることができるので炉停止余
裕の確保が容易となり、近年1L11究が進められてい
るサイクル燃焼度の長期化の要求に沿った燃料集合体を
得ることができる。
数を少なくすることができるため、燃料集合体の製造コ
ストを低減することができるとともに、出力運転時と冷
温時の反応度差を小さくすることができるので炉停止余
裕の確保が容易となり、近年1L11究が進められてい
るサイクル燃焼度の長期化の要求に沿った燃料集合体を
得ることができる。
第7図は横軸に相対出力を、縦軸に炉心高さをとり、冷
温停止時の炉心平均軸方向出力分布を示したものである
。炉停止余裕の確保の点で、出力運転時に高ボイド領域
となる炉心上部で出力運転時と冷温時の反応度差が小さ
いことが重要であるが、第6図に示すように、本発明の
燃料集合体は高ボイド率出力運転時に冷温時との反応度
差が特に小さくなるため、この点でも本発明の燃料集合
体は優れた効果を有する。
温停止時の炉心平均軸方向出力分布を示したものである
。炉停止余裕の確保の点で、出力運転時に高ボイド領域
となる炉心上部で出力運転時と冷温時の反応度差が小さ
いことが重要であるが、第6図に示すように、本発明の
燃料集合体は高ボイド率出力運転時に冷温時との反応度
差が特に小さくなるため、この点でも本発明の燃料集合
体は優れた効果を有する。
以上、ワイドウォーターギャップ14の幅を変えずにG
W/ GNを小さくしたものについて、その作用効果を
説明したが、本実施例を数運転サイクルについて実施す
れば制御棒13を交換することが可能となり、ワイドウ
ォーターギャップ14の幅を小さくしなからGν/GN
を小さくしていったものも適用することができる。ワイ
ドウォーターギャップ14の幅を小さくすることができ
れば、制御棒13と燃料棒12の距離が縮まり、制御棒
価値を高めることができるため、炉停止余裕の確保がよ
りいっそう容易となる。
W/ GNを小さくしたものについて、その作用効果を
説明したが、本実施例を数運転サイクルについて実施す
れば制御棒13を交換することが可能となり、ワイドウ
ォーターギャップ14の幅を小さくしなからGν/GN
を小さくしていったものも適用することができる。ワイ
ドウォーターギャップ14の幅を小さくすることができ
れば、制御棒13と燃料棒12の距離が縮まり、制御棒
価値を高めることができるため、炉停止余裕の確保がよ
りいっそう容易となる。
以上説明したように、本発明は現行のD格子BWRをC
格子BWRに移行していく際に有用な燃料集合体を提供
することができる。
格子BWRに移行していく際に有用な燃料集合体を提供
することができる。
なお、本発明の燃料集合体は第1図に示す実施例に限ら
ず、燃料棒間距離16を16′に小さ(することによっ
てナローウォーターギャップ側のウォーターフィルム1
8の幅を大きくしたものでもよい。このようにしても、
燃料集合体の核特性は燃料棒の配置によって基本的に決
まるため、第1図に示すものと同様な作用効果を有する
。
ず、燃料棒間距離16を16′に小さ(することによっ
てナローウォーターギャップ側のウォーターフィルム1
8の幅を大きくしたものでもよい。このようにしても、
燃料集合体の核特性は燃料棒の配置によって基本的に決
まるため、第1図に示すものと同様な作用効果を有する
。
[発明の効果コ
以上の説明からも明らかなように、本発明によれば、従
来のD格子BWRをC格子BWRに移行するのに適合し
た燃料集合体を提供することができるとともに、近年研
究が進められているサイクル燃焼度の長期化にも対応可
能な燃料集合体を得ることができる。
来のD格子BWRをC格子BWRに移行するのに適合し
た燃料集合体を提供することができるとともに、近年研
究が進められているサイクル燃焼度の長期化にも対応可
能な燃料集合体を得ることができる。
第1図は本発明の一実施例の燃料集合体を示す横断面図
、第2図は従来のD格子燃料集合体を示す横断面図、第
3図はC格子燃料集合体を示す横断面図、第4図は制御
棒まわりの4体の燃料集合体の配置を示す横断面図、第
5図はGW/GNによる無限増倍率の変化を示すグラフ
、第6図はGW/ GNによる出力運転時冷温時反応度
差の変化を示すグラフ、第7図は冷温停止時の炉心平均
軸方向出力分布を示すグラフである。 11・・・・・・チャンネルボックス 12・・・・・・燃料棒 13・・・・・・制御棒 14.14a・・・・・・ワイドウォーターギャップ1
5.15a、15’ ・・・・・・・・・・・・ナローウォーターギャップ1
6.16′・・・・・・燃料棒間距離17・・・・・・
ワイドウォータギャップ側ウォーターフィルム 18・・・・・・ナローウォータギャップ側ウォーター
フィルム
、第2図は従来のD格子燃料集合体を示す横断面図、第
3図はC格子燃料集合体を示す横断面図、第4図は制御
棒まわりの4体の燃料集合体の配置を示す横断面図、第
5図はGW/GNによる無限増倍率の変化を示すグラフ
、第6図はGW/ GNによる出力運転時冷温時反応度
差の変化を示すグラフ、第7図は冷温停止時の炉心平均
軸方向出力分布を示すグラフである。 11・・・・・・チャンネルボックス 12・・・・・・燃料棒 13・・・・・・制御棒 14.14a・・・・・・ワイドウォーターギャップ1
5.15a、15’ ・・・・・・・・・・・・ナローウォーターギャップ1
6.16′・・・・・・燃料棒間距離17・・・・・・
ワイドウォータギャップ側ウォーターフィルム 18・・・・・・ナローウォータギャップ側ウォーター
フィルム
Claims (1)
- (1)断面四角形状のチャンネルボックス内に複数の燃
料棒を格子状に配列してなる燃料集合体において、前記
燃料棒の配列間隔を調整することにより、ナローウォー
ターギャップ幅をワイドウォーターギャップ幅の1/2
より大きくするか、もしくはナローギャップ側のウォー
ターフィルム幅をワイドギャップ側のウォーターフィル
ム幅より大きくしたことを特徴とする燃料集合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1245968A JP2791132B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 燃料集合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1245968A JP2791132B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 燃料集合体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03107793A true JPH03107793A (ja) | 1991-05-08 |
JP2791132B2 JP2791132B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=17141514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1245968A Expired - Lifetime JP2791132B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 燃料集合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2791132B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0654793A1 (en) * | 1993-11-18 | 1995-05-24 | General Electric Company | Tie plate assembly capable of accomodating different fuel bundle lattices |
RU2473987C1 (ru) * | 2011-09-22 | 2013-01-27 | Открытое акционерное общество "Ордена Трудового Красного Знамени и ордена труда ЧССР опытное конструкторское бюро "Гидропресс" | Сборка тепловыделяющая ядерного реактора |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3977532B2 (ja) | 1998-12-24 | 2007-09-19 | 株式会社日立製作所 | 燃料集合体、原子炉の炉心及びチャンネルボックス |
-
1989
- 1989-09-20 JP JP1245968A patent/JP2791132B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0654793A1 (en) * | 1993-11-18 | 1995-05-24 | General Electric Company | Tie plate assembly capable of accomodating different fuel bundle lattices |
RU2473987C1 (ru) * | 2011-09-22 | 2013-01-27 | Открытое акционерное общество "Ордена Трудового Красного Знамени и ордена труда ЧССР опытное конструкторское бюро "Гидропресс" | Сборка тепловыделяющая ядерного реактора |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2791132B2 (ja) | 1998-08-27 |
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