JPH0310539Y2 - - Google Patents

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JPH0310539Y2
JPH0310539Y2 JP1984082281U JP8228184U JPH0310539Y2 JP H0310539 Y2 JPH0310539 Y2 JP H0310539Y2 JP 1984082281 U JP1984082281 U JP 1984082281U JP 8228184 U JP8228184 U JP 8228184U JP H0310539 Y2 JPH0310539 Y2 JP H0310539Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電照表示器に係り、特に、展示シー
トや光源の交換、及び保守点検を容易にすると共
に、長期間にわたつて防塵機能を保持できる電照
表示器に関する。
電照表示器は、螢光灯などの光源を内蔵し、一
面が開口した光源箱と、この光源箱の開口部に装
着された表示枠とを有しており、この表示枠に広
告用又は案内用の透明陽画シート(以下単に展示
シートという)を拡散板と共に装着し、内側から
展示シートを照明して表示するもので、例えば鉄
道駅の構内やコンコース等の壁面に設置される。
〔従来の技術〕
しかして、従来の電照表示器においては、上記
表示枠と光源箱とは例えばねじ止め、あるいは蝶
番を介して相互に分離できるように結合される
が、展示シートや光源等の交換時、前者の結合方
法は、多数のねじを外したりあるいは締め直した
りしなければならないので面倒であり、後者は表
示枠から完全に分離できないので表示枠への展示
シートの着脱が不自由である。
また、電照表示器が設置される個所は一般の道
路に準ずるところであるから、電照表示器内部に
塵埃などが侵入し易い。そこで、従来の電照表示
器は、例えば実公昭47−27503号公報に記載され
ているように、光源箱の開口端縁部、すなわち表
示枠と光源箱との接合部にパツキン材を設けるな
どしているが、通常はゴム材である上記パツキン
材は、長期間の使用によつて劣化して硬くなつて
しまい、長期間にわたつて防塵機能を保持できな
い、という不都合がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そこで、本考案の目的は、表示枠を光源箱から
簡単に取り外すことができて展示シートや光源の
交換、および保守点検が容易であり、また、防塵
機能を長期間にわたつて保持することができる電
照表示器を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案は、光源を
内蔵し一面が開口した光源箱と、展示シートを保
持すると共に上記光源箱の開口部に装着される表
示枠とを有するものにおいて、 上記光源箱の開口端縁部内側に光源箱の開口を
包囲する凸条を一体に形成し、一方、表示枠の外
縁部、光源箱に対向する内側に、内端部が上記光
源箱の凸条が形成する凸条枠と嵌合するフード状
の連結体を一体に突設し、この連結体の上辺下面
側にその長さ方向に沿つて形成された断面略半円
形の係止溝を、光源箱の開口上部に突設された水
平な表示枠担持条に係合させ、この表示枠担持条
の横断面形状の一部を円形の一部とすることによ
り、表示枠を表示枠担持条に回動自在に懸架する
と共に、上記表示枠担持条の突出位置、および上
記係止溝のの連結体における形成位置を、連結体
の内端部が光源箱の凸条枠と嵌合するように設定
し、他方、光源箱の開口下部に突設された係止体
を、表示枠の下辺と、連結体の下辺部に装着され
た係止部材とで挾持することにより、表示枠を光
源箱に固定するようにしたことを特徴とする。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
〔実施例〕
第1図および第2図において符号1は光源箱を
示し、この光源箱1は、一面(第1図で左側の
面)が開口した偏平な矩形の箱状体である外箱2
を有している。この外箱2は、第1図に示すよう
に、内側(第1図で右側)に取付片3を一体に垂
設した天枠4、同じく地枠5、および地枠5と同
じ断面形状の一対の側枠6,6の両端を斜めにそ
ぎ、各枠の斜面部を突き合せて結合して全体の形
状が矩形の枠体を構成し、この枠体の背面側(第
1図で右側)における上記取付片3,3に、背板
7を例えばビス止めすることによつて構成されて
いる。上記天、地枠4,5および側枠6,6を相
互に結合するには、例えば各枠の内面に一体に形
成されたレール8,8を利用し、上記矩形の枠体
の各隅部において、断面L字形の結合板9,9を
介して相互にボルトおよびナツトで連結する。こ
の外箱2の内部には、例えば天枠4および地枠5
に形成された上記レール8,8に連結される図示
しない保持具を介して、これも図示しない螢光灯
などの光源が装着される。かかる光源の装着方法
は、従来の電照表示器と同様であつて公知である
から、更に詳細ら説明は省略する。なお、外箱2
の内面には例えば白いペイントを塗布するなどし
て光反射処理を施すのが望ましい。
上記外箱2の開口端縁部内側には、外箱2の開
口を包囲する凸条11が一体に形成されている。
この凸条11は、天、地および側枠4,5および
6を例えばアルミニウムの押し出し加工によつて
製造する際、前記連結片3およびレール8,8と
同時に形成することができ、上記天、地枠等を突
き合せて接合するとき同時に接合され、全体の形
状が矩形で外箱2(光源箱1)の開口を包囲する
凸条枠を形成する。
また、光源箱1の上辺開口部には、上記凸条1
1とほぼ平行な表示枠担持条12が、凸条11よ
り外側に張り出すように設けられている。この表
示枠担持条12は、横断面形状の一部が円形の一
部をなす枠体で、横断面略L字形の支持杆13の
一端に一体に形成されている。この支持杆13の
他端部は、天枠4の外端部内面に一体に形成され
た支持片14、およびレール8にボルト止めされ
た断面L字形の補強杆15に、例えばねじ止めに
よつてしつかりと結合されている。なお、上記支
持杆13の長さは、例えば光源箱1の水平方向の
寸法(第1図紙面方向の寸法)とほぼ同じでこれ
により若干小さめに設定されているものとする。
さらにまた、光源箱1の下辺開口部には、地枠
5の凸条11より外側に張り出すように係止体1
6が設けられている。第1図示の実施例では、こ
の係止体16は、地枠の支持片14に上記天枠の
支持杆13とは上下対称的にねじ止めされ、前記
表示枠担持条12を含む一端部を切り欠かれた他
の支持杆13の一部として構成されており、その
長さは例えば表示枠担持条12のそれとほぼ同じ
に定められている。
一方、光源箱1の開口部には、これを覆うよう
に表示枠17が装着される。
図示の実施例における表示枠17は、第1図に
示すように横断面略ロ字形の杆体の一隅部に飾り
縁片18を、この一隅部に対向する他の隅部に連
結体片19をそれぞれ一体に形成した表示枠杆2
の両端を斜めにそぎ、第2図に示すように、長短
4本の表示枠杆を上記飾り縁片18が内側になる
ように斜面部を突き合せて、全体の形状が矩形の
枠体を形成し、第1図および第3図に示すよう
に、上記枠体の各隅部において、全体の形状がL
字形の第1結合板22、および断面がL字形にな
るように折り曲げられた第2結合板23を介し
て、例えば皿ネジ止めにより相互に表示枠杆2
1,21を結合することにより構成されている。
上記のように形成された第1図示の表示枠杆21
は、例えばアルミニウムの押し出し加工によつて
容易に製造することができる。
上記表示枠杆21における連結片19の形成個
所を適切に設定すれば、上記のようにして表示枠
17を構成したとき、表示枠17の外縁部、光源
箱1に対向する内側に、矩形のフード状の連結体
24を一体に突出形成することができる。
この連結体24の内端縁部外面側は、第1図に
示すように、肉を盗まれて段部が形成されてお
り、連結体24の内端部は光源箱1の前記凸条1
1,11が形成する凸条枠と摺動可能に嵌合する
ことができるようになつている。
また、連結体24の上辺における連結片19の
下面側には、前記表示枠担持条12と係合する横
断面略半円形の係止溝25が形成されている。こ
の係止溝25は、表示枠杆21の製造時同時に形
成されることは勿論である。
さらにまた、連結体24の下辺における連結片
19には、表示枠17を光源箱1に係止するため
の係止部材26が装着されている。図示の実施例
における係止部材26は、連結体の下辺を構成す
る連結片19の両端部を貫通するように螺着され
たねじであり、第1図に示ように、このねじと表
示枠17の下辺内面とで前記係止体16を挾持す
るようにして、表示枠17の下辺を光源箱1に係
止する。なお、表示枠担持条12および係止体1
6の光源箱1からの突出量、および連結体24の
上辺下面おける係止溝25の形成位置は、第1図
に示す表示枠17の光源箱1への装着時、表示枠
17が垂直になり、しかも連結体24の内端部が
光源箱1の開口に形成された凸条枠と充分な嵌合
深さで嵌合するように設定されている。
他方、表示枠17の飾り縁片18に連なる内側
の面には、第1図に示すように、横断面L字形の
全体の形状が矩形の固定枠27が着脱可能にビス
止めされている。そして、前記展示シート(図示
せず)は、保護透明板および白色拡散板(共に図
示せず)に挾持された形で、上記飾り縁片18お
よび固定枠27に挾まれるようにして表示枠17
に保持される。この場合、外側(第1図で左側)
から内方に向かつて、保護透明板、展示シートお
よび白色拡散板の順で挾着される。なお、図示の
実施例では、飾り縁片18の自由端縁が形成する
矩形の開口の大きさ、および固定枠27のそれは
同じになつており、これらの開口が展示シートの
表示面となることは言うまでもない。
〔作用〕
上記のように構成された本考案の一実施例によ
る電照表示器は、例えば第1図に示すように、鉄
道駅のコンコース側壁の開口内に臨む鉄筋28,
28に断面L字形の鋼枠29,29を溶接し、こ
の鋼枠29,29に外箱2をボルト止めするなど
して、光源箱1を側壁内に埋設するように設置さ
れる。
本考案による電照表示器の電照表示器としての
機能は従来のものと比較して変るところはない。
しかして、本考案による電照表示器は、表示枠
17を完全にかつ容易に光源箱1から取り外すこ
とができ、したがつて展示シートや光源の交換、
および保守点検や光源箱内部の清掃等が容易であ
る。
表示枠17を光源箱1から取り外すには、先ず
係止部材としてのねじ26,26(第1図および
第2図参照)を回して、ねじ26と係止体16と
の係合を解き、例えばねじ26の頭部を手がかり
として表示枠17の下辺部を前方に引く。する
と、表示枠17は、前記表示枠担持条12の軸線
を中心にして、第1図で時計方向に回動する。表
示枠17の回動により、連結体24の内端部上辺
は光源箱1の開口端縁における凸条11から離間
する方向に移動するが、連結体24の側辺および
下辺において、それぞれ対応する凸条11と摺接
し、特に下辺においては回動後わずかの回動角で
凸条11との摺接が終了して、連結体24の下辺
は凸条11から離れる。表示枠17を必要なだけ
回動させた後、表示枠17の上辺を第1図で左斜
め上方に持ち上げると、表示枠担持条12と連結
体24の上辺との係合が解け、表示枠17が光源
箱1から完全に分離される。
表示枠17円を取り外したら、前記固定枠27
(第1図参照)を外して展示シートを交換し、あ
るいは光源の交換や光源箱内の保守点検を行う。
表示枠17を光源箱1に再び装着するには、上
記した表示枠取り外し操作を逆に行い、光源箱1
から突出した表示枠担持条12に連結体24の上
辺を引掛け、下辺部を振り降ろした後ねじ26,
26を締めればよい。
表示枠17を光源箱1に装着した状態において
は、連結体24の内端部が光源箱1の開口部に形
成された凸条11,11と嵌合し、電照表示器内
部への塵埃等の侵入が有効に防止される。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案は、光
源箱の開口上部に、水平に延在する表示枠担持条
を突設し、これに表示枠上辺部を回動可能に懸架
し、表示枠の自由回動端である下辺を、これに装
着された係止部材を介して、光源箱の開口下部に
突設された係止体に係止するようにしたので、表
示枠を容易に、かつ完全に光源箱から分離でき、
したがつて展示シートや光源の交換および内部の
保守点検等が極めて容易となる。
また、光源箱の開口端縁部内側に開口を包囲す
る突条を一体に形成し、一方、表示枠の外縁部、
光源箱に対向する内側にフード状の連結体を一体
に形成し、この連結体の内端部を上記凸条と嵌合
させるようにしたので、弾性材料の弾性変形を利
用した封止機構とは異なり、長期間にわたつて防
塵機能を維持することができる、など種々の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による電照表示器の
中間を省略して示す拡大断面図、第2図はその正
面図、第3図は表示枠の一隅部の部分断面正面図
である。 1……光源箱、11……凸条、12……表示枠
担持条、16……係止体、17……表示枠、19
……連結片、24……連結体、25……係止溝、
26……係止部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 光源を内蔵し一面が開口した光源箱と、展示
    シートを保持すると共に上記光源箱の開口部に
    装着される表示枠とを有するものにおいて、 上記光源箱の開口端縁部内側に光源箱の開口
    を包囲する凸条を一体に形成し、一方表示枠の
    外縁部、光源箱に対向する内側に、内端部が上
    記光源箱の凸条が形成する凸条枠と嵌合するフ
    ード状の連結体を一体に突設し、この連結体の
    上辺下面側にその長さ方向に沿つて形成された
    断面略半円形の係止溝を、光源箱の開口上部に
    突設された水平な表示枠担持条に係合させ、こ
    の表示枠担持条の横断面形状の一部を円形の一
    部とすることにより、表示枠を表示枠担持条に
    回動自在に懸架すると共に、上記表示枠担持条
    の突出位置、および上記係止溝の連結体におけ
    る形成位置を、連結体の内端部が光源箱の凸条
    枠と嵌合するように設定し、他方、光源箱の開
    口下部に突設された係止体を、表示枠の下辺
    と、連結体の下辺部に装着された係止部材とで
    挾持することにより、表示枠を光源箱に固定す
    るようにしたことを特徴とする電照表示器。 2 上記係止部材が、連結体の下辺部にこれを貫
    通するように螺着されたねじであることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の電
    照表示器。
JP8228184U 1984-06-01 1984-06-01 電照表示器 Granted JPS60193592U (ja)

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JP8228184U JPS60193592U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 電照表示器

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Publication Number Publication Date
JPS60193592U JPS60193592U (ja) 1985-12-23
JPH0310539Y2 true JPH0310539Y2 (ja) 1991-03-15

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JP8228184U Granted JPS60193592U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 電照表示器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS436181Y1 (ja) * 1965-09-09 1968-03-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS436181Y1 (ja) * 1965-09-09 1968-03-19

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JPS60193592U (ja) 1985-12-23

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