JPH03104435A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JPH03104435A
JPH03104435A JP1243158A JP24315889A JPH03104435A JP H03104435 A JPH03104435 A JP H03104435A JP 1243158 A JP1243158 A JP 1243158A JP 24315889 A JP24315889 A JP 24315889A JP H03104435 A JPH03104435 A JP H03104435A
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coefficient
circuit
coefficient data
block
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Norihisa Shirota
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ディジタル画像信号を2次元コサイン変換
(discrete cosine transfor
+m)等の2次元変換符号化により符号化することでデ
ータ量を圧縮するデータ伝送装置、特に、伝送データの
データ量を所定値以下に制御するバッファリングに使用
して好適なデータ伝送装置に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、(n×n)の画素を直交変換して得られた
n2個の係数データの中で、(nt一1)個の交流成分
の係数データを圧縮符号化して伝送するデータ伝送装置
において、(n” −1)個の交流成分の係数データを
低次の係数データと高次の係数データとに分割し、低次
の係数データの各係数データに対して第1のビット数の
整数倍のビット数を割り当てて送信データに変換すると
共に、高次の係数データに対して第1のビット数よりも
小なる第2のビット数の整数倍のビット数を割り当てて
送信データに変換するもので、発生情報量の制御を行う
ことができ、また、伝送データ量を効率良く圧縮するこ
とができる。
〔従・来の技術〕
画像信号の冗長度を抑圧するために、所定数の画素から
なるブロックに画面を分割し、ブロック毎に原画像信号
の特徴と合った変換軸で線形変換を行う変換符号化が知
られている.変換符号化としては、アダマール変換,コ
サイン変換等が知られている。従来のコサイン変換符号
化装置は、例えば第13図に示すような構戒を有してい
る.第13図において、71で示す入力端子には、標本
化された離散的な画像信号f (j , k)が供給さ
れる。
この入力信号がコサイン変換(DCT変換)回路72に
供給される。コサイン変換回路72では、2次元コサイ
ン変換がなされる.2次元コサイン変換では、次式の信
号処理がなされる。但し、原データは、1ブロックが(
n×n)の2次元データf(j,k)(j.k−OtL
....n−1)  とする.u+v=0+L...+
n−1 コサイン変換回路72からの係数値F (u. v)が
ブロック走査回路73に供給され、ブロック内の係数デ
ータが直流成分から高周波成分に向かってジグザグ走査
で出力される。ブロック走査回路73からの係数データ
が再量子化回路74に供給される。再量子化回路74で
は、係数データがバッファコントロール回路78からの
量子化ステップで量子化される。再量子化回路74の出
力信号がソーティング回路75に供給される.ソーティ
ング回路75では、振幅の絶対値の順序で係数データが
ソーティングされた後、振幅とアドレスの両方の差分値
が形威される。ソーティング回路75からの差分信号が
可変長符号化回路76に供給される。可変長符号化回路
76では、ランレングス符号化及びハフマン符号化によ
り、所定ビット数のコード信号に変換される. 可変長符号化回路76からのコード信号がバッファメモ
リ77に供給される.バッファメモリ77は、可変長符
号化回路76からのコード信号の伝送レートを伝送路の
レートを超えない範囲のレートに変換するために設けら
れている。バッファメモリ77の入力側のデータレート
は、可変のものであるが、バッファメモリ77の出力側
のデータレートが略々一定となる.バッファメモリ77
からの出力データが端子79に取り出される.バッファ
メモリ77において、伝送データ量の変動が検出され、
検出信号かバッファコントロール回路78に供給される
. バッファコントロール回路78は、再量子化回路74の
量子化ステップを制御し、また、可変長符号化回路76
におけるスレッシッルディングによって、伝送される係
数データが所定のデータ量となるように制御する.スレ
ッシジルディングは、絶対値がしきい値より大きい係数
データからしきい値を減算する処理である.但し、直流
成分の係数データF (0.0)は、スレッシちルディ
ングの対象から除かれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のようなフィードバック型のバッファリングは、バ
ッファメモリ77がオーバーフローしそうになると、バ
ッファメモリ77への入力データのレートを低下させ、
逆に、バッファメモリ77がアンダーフローしそうにな
ると、バッファメモIJ77への入力データのレートを
上昇させるように、バッファコントロール回路78によ
り量子化ステップ及びしきい値をフィードバック制御し
ている.フィードバック制御のために、帰還量に対する
感度を上げ過ぎると、目標値付近で発振し、逆に感度を
下げ過ぎると、収束に時間がかかる問題が生じる.収束
に時間がかかる時には、バッファメモリ77の容量を増
やす必要がある。このように、従来のバッファリング処
理は、実用に当たっては、相当のノウハウが必要な問題
点があった.また、従来のフィードバック型のバ・冫フ
ァリング装置は、ソーティング回路75及びスレッシッ
ルディング回路等の複雑な回路を必要とする欠点があっ
た。
更に、従来の方式は、伝送データ量を長い期間で平均的
に所定値以下に抑えることができるが、ディジタルVT
Rのように、テレビジゴン信号の1フィールド或いはl
フレーム単位で、正確にデータ量を制御することが難し
い欠点があった.従って、この発明の目的は、スレッシ
3ルディング回路、ソーティング回路のような複雑な回
路を必要とせずに、フィードフォワード型のバッファリ
ングにより、1フィールド或いは1フレーム単位でデー
タレートを一定レートとすることができるデータ伝送装
置を提供することにある。
本願出願人は、先に変換符号化で得られた係数データを
ADRC (ダイナミックレンジDRに適応した符号)
で符号化し、符号化出力のデータ量を所定値以下に抑え
るデータ伝送装置を提案している(特願昭63−245
227号明細書参照).この方式は、従来のフィードバ
ック型のバッファリングの問題点を解決でき、また、デ
ータの圧縮率を高くできる.しかし、ADRC符号化装
置を組み合わせる必要があるため、回路の複雑化、デー
タの誤差の増加の問題があった。
この発明は、変換符号化で得られた係数データ自体のデ
ータ量を制御することで、先に提案されている方式と異
なるものである。
更に、この発明の目的は、交流成分の係数データを低次
の係数データと高次の係数データとに分け、夫々の係数
データを異なる符号化規則に基づいて送信データに変換
することにより、送信データを効率良く圧縮することが
できるデータ伝送装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、(n×n)の画素を直交変換して得られた
n″個の係数データの中で、( n 2−1)個の交流
成分の係数データを圧縮符号化して伝送するデータ伝送
装置において、 (n”−1)個の交流成分の係数データを低次の係数デ
ータと高次の係数データとに分割し7、低次の係数デー
タの各係数データに対して第1のビット数の整数倍のビ
ット数を割り当てて送信データに変換すると共に、高次
の係数データに対して第1のビッl・数よりも小なる第
2のビット数の整数倍のビット数を割り当てて送信デー
タに変換するようにしたものである。
〔作用〕
例えば(8X8)のLブロックに対してコサイン変換が
なされ、コサイン変換で得られた係数データが(4X4
)の4個のブロックに分割される。
直流成分の係数データは、再量子化がされずに、元の値
が伝送される。この直流成分の係数データが含まれる(
4X4)のブロックにおいて、残りのl5個の交流成分
の係数データ、即ち、低次の係数データは、再量子化が
され、再量子化された係数データ(0を含む)が送信デ
ータに変換される。この場合、低次の係数データと対応
する送信データは、第1のビット数例えば3ビットの整
数倍のビット数が割り当てられたものである。
直流成分が含まれない3個のブロックがMブロックと称
される。Mブロックが(2X2)のSブロックに分割さ
れ、Sブロックがサンプル単位に分割される。Mブロッ
クの交流成分の係数データが高次の係数データであって
、この高次の係数データは、再量子化がされ、0でない
有意なデータのみが伝送される.高次の係数データと対
応する送信データは、2ビットの整数倍のビット数が割
り当てられたものである。この場合、Mブロックについ
てのフラグFmにより、有意な係数データの有無がMブ
ロックに関して示される。また、有意な係数データが含
まれるMブロックの中のSブロックについてのフラグF
sにより、有意な係数データの有無がSブロックに関し
て示される。更に、有意な係数データが含まれるSブロ
ックの中で、有意な係数データの有無がサンプル単位で
フラグFpで示される。
従って、交流成分の係数データが効率的に送信データに
変換され、また、Mブロックの単位で細かくデータ量を
制御でき、更に、フィードホワード制御でバッファリン
グを行うことができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する.この説明は、下記の項目に従ってなされる。
a.一実施例の全体システム b.バッファリング処理 C.変形例 a.一実施例の全体システム 第1図において、1で示す入力端子に標本化された離散
的な画像信号が供給され、入力ディジタル画像信号がブ
ロック化回路2に供給される.ブロック化回路2では、
フィールド内のディジタル画像信号が走査順序からブロ
ックの順序に変換される。第2図は、DCT用の画像ブ
ロック(以下、Lブロックと称する.)の一例を示し、
水平方向に8画素、垂直方向に8ラインの(8X8)の
2次元ブロックが形威される。ライン数が525の方式
で、1フィールドの有効ライン数が240、1ラインの
有効サンプル数が720の場合では、(720X240
)+ (8X8)=2700個のLブロックが1フィー
ルド内に含まれる。
このブロック化回路2の出力信号がコサイン変換(DC
T変換)回路3に供給される。コサイン変換回路3では
、従来と同様の処理により、2次元コサイン変換がなさ
れる。コサイン変換回路3からLブロックのサイズと対
応する(8X8)の係数テーブルが得られる。この係数
テーブルにおいて、直流成分の係数データ及び交流成分
の係数データは、1ビットの符号(±)を含む所定ビッ
ト数のデータである. コサイン変換回路3からの係数データが重み付け回路4
に供給される。重み付け回路4では、(8X8)の係数
テーブルに対して第3図に示すような固定の重み付け係
数が乗じられる。この重み付け係数は、DC(直流)威
分に対しては1とされ、次数が高いAC(交流)成分程
、重み付け係数が小とされている。即ち、重要度が高い
係数ほど大きい重み付け係数が乗じられる。
重み付け回路4からの係数データが1フィールドメモリ
で構威されたバッファメモリ5及び絶対値化回路6に供
給される。絶対値化回路6で絶対値に変換された係数デ
ータが最大値検出回路7、最大値検出回路8、度数分布
メモリ9、l2に供給され、最大値検出回路7の出力信
号が度数分布メモリ10に供給され、最大値検出回路8
の出力信号が度数分布メモリl1に供給される.一方の
最大値検出回路7は、DCT用のブロックを更に分割し
たサブブロック(以下、Mブロックと称する)毎にAC
係数の絶対値の最大値MAX1を検出する.他方の最大
値検出回路8は、Mブロックを更に分割したサブブロッ
ク(以下、Sブロックと称する)毎にAC係数の絶対値
の最大値MAX2を検出する. 上述の(8X8)のLブロックが第4図Aに示すように
、(4X4)の4個のブロックに分割され、直流成分の
係数データDCを含むブロック以外のブロックがMブロ
ックM1、M2、M3とされ、これらのMブロックがS
ブロックに更に分割される。直流成分の係数データDC
は、元の値が伝送され、その周囲の15個のAC係数デ
ータが後述のように、3ビットを単位とした送信データ
に変換される。つまり、この15個の低次のAC係数デ
ータとMブロックに含まれる高次の係数データとは、別
々の規則で符号化される。
Mブロックに対して、第4図Bに示すようなフラグFm
が定められる.第4図Cに示す一つのMブロックMi(
i−1.2又は3)が第4図Dに示すように、(4X4
)の4個のSブロックStO,Sil,Si2,313
に更に分割される。
Sブロックに対して、第4図已に示すようなフラグFs
が定められる。第4図Fに示す一つのSブロックSij
 (ij=oo〜03. 10〜13. 20〜23又
は30〜33〉には、第4図Gに示すように、4個のサ
ンプルPijO,Pijl,Pij2,Pij3が含ま
れる。
各サンプルに対して、第4図Hに示すフラグFpが定め
られる。フラグFm,Fs,Fpの夫々の1ビットが有
意な(Oでない)AC係数データの有無を示している。
即ち、“0”のビットは、有意なデータが無いことを意
味し、“1”が有意なデータが有ることを示す. LブロックからMブロックへ分割する場合に、或いはM
ブロックからSブロックへ分割する場合において、第4
図に示すように、縦及び横方向を等分する方法に限らず
、ジグザグ走査の順序で分割を行うことで、より小さい
ブロックを形威しても良い. 度数分布メモリ9、10、11及び12は、後述するバ
ッファリング処理のために設けられている。度数分布メ
モリ9には、直流成分が含まれ,るブロックのAC係数
(低次)の絶対値の度数分布が記憶され、次にこの度数
分布が累積型のものに変換される。度数分布メモリ10
には、絶対値に変換されたAC係数の各Mブロック内の
最大値MAXIの度数分布が記憶され、次にこの度数分
布が1フィールド期間で累積され、累積度数分布表が形
成される。また、度数分布メモリ1lには、絶対値に変
換されたAC係数のSブロック内の最大値MAX2の度
数分布が記憶され、次にこの度数分布が1フィールド期
間で累積され、累積度数分布表が形威される.更に、度
数分布メモリ12には、絶対値に変換された高次のAC
係数の度数分布が記憶され、次にこの値が1フィールド
期間で累積され、累積度数分布表が形戒される。
バッファメモリ5は、バッファリング処理の単位期間で
ある1フィールドのメモリ容量を有し、バッファメモリ
5からの係数データが重み付け回路13に供給される.
重み付け回路13は、バッファリング処理のために設け
られており、1フィールド当たりの送信データ量(送信
ビット数)が目標とする所定値を超えないように、制御
された重み付け係数が係数データに乗じられる。重み付
け係数の最大値が1であり、例えば1/2. 1/4.
 1/6.1/8. 1/10. 1/12. 1/1
4. 1/16の重み付け係数が使用される.この重み
付け係数が小となるほど、送信すべきデータ量が減少す
る。この重み付け係数は、再量子化ステップの逆数であ
る.バッファリング処理の対象とされるのは、AC成分
のデータであって、重要度が高いDC成分のデータは、
原データのままで伝送される。
度数分布メモリ9,10,11及び12対するアドレス
、重み付け回路13に対する重み付け係数を指定するた
めのモード制御信号MD等がコントロール信号発生回路
14で形威される.重み付け回路13からの係数データ
とモード信号とがフォーマット化回路15に供給され、
送信データがフォーマット化回路15の出力端子16か
ら発生し、送信データが伝送路に送出される.伝送路の
一例は、磁気記録/再生のプロセスである.フォーマッ
ト化回路15では、伝送用の同期パターンの付加、エラ
ー訂正符号化の処理等が必要に応じてなされる.送信ビ
ット数の計算等の処理は、入力データのデータ欠落期間
(垂直プランキング期間)内で行うことができ、次のフ
ィールド期間でバッファメモリ5から読み出されるデー
タに対して、前のフィールドで決定されたモードに応じ
た重み付け処理が行われる. 第5図は、送信データの構戒を示す。送信データは、最
初に例えば10ビットの直流成分のデータDCが位置し
、次に低次のAC成分の係数データDATAIが位置し
、更に次にフラグFm,Fs,Fpが順次位置し、これ
らのフラグの後に高次のAC4分の係数データDATA
2が位置する構或を有している。前述のように、フラグ
Fm、FsSFpは、Mブロック、Sブロック、Sブロ
ック内のサンプルの夫々に関して、有意なデータが含ま
れるブロックを示している。
例えばMブロックの中で、M1及びM2に有意なデータ
が含まれる場合には、3ビットのフラグFmは、(11
0)のビットパターンとされる。
二つのMブロックM1及びM2に対応する(4×2−8
)個のSブロックS lj +  S 2jに関するフ
ラグFsが伝送される.例えばSブロックの中で、SI
Q. Sll, 320. 323に夫々有意なデータ
が含まれる場合には、フラグF’sは、(110010
01)のビットパターンを有する。これらの有意なデー
タが含まれる4個のSブロックに対応する(4X4−1
6)個のサンプルP 10k, P llk, P 2
0k,P23kに関するフラグFpが伝送される。これ
らのサンプルの中で、例えばP 101, P 102
. P 103.P lli. P 112. P 2
02. P 230が有意なデータの場合には、フラグ
Fpぱ、(0111011000101000)のビッ
トパターンを有する.以上のように、フラグFm,FS
,FPでもって、Lブロック当たりで(63−15=4
8)個のAC係数データの中の有意なデータが特定され
る。これらのデータの値は、送信データに変換されたD
ATA2であって、フラグの後に順番に配列される。コ
サイン変換で得られたAC係数データは、フォーマット
化回路15において送信データに変換される。
第6図は、低次のAC係数データを送信データに変換す
る規則を示し、第7図は、高次のAC係数データを送信
データに変換する規則を示す.第6図に示すように、低
次のAC係数データは、3ビットの整数倍の長さの送信
データに変換される.送信データのビットパターンは、
サインビットSを先頭に有する元のビット(xO,xi
、・・・、X8)の間に“0”又は“1#の結合ビット
が挿入されたものである。サインビットSの゛0”が十
を意味し、これが“1”がーを意味する。結合ビットの
”1″は、その後に3ピントが続くことを意味し、結合
ビットの“0”は、一つのサンプルの区切りを意味する
。低次のAC係数データは、0の値のサンプルも伝送さ
れる。従って、3ビット毎に受信データを区切り、その
3ビットの中の最後のビットからサンプルの区切りを検
出でき、受信側で送信データを係数データに復号するこ
とができる。第6図に示される送信データにおいて、3
ビットにより4種類の値を表現できる。即ち、(00:
0、01:1、11:−1、10:予約語)。
この予約語は、次のデータの性質を表すために用いられ
る。
高次のAC係数データは、第7図のように、送信データ
に変換される。第7図Aは、DCTで得られた係数デー
タの中のAC係数の値及びコードを示している。atは
、AC係数データの(i−l)番目のビットを表す。こ
の係数データが第7図Bに示すビットパターンの送信デ
ータに変換される。送信データのビットパターンは、サ
インビットSを先頭に有する元のビットの間に“0”又
は“1”の結合ビットが挿入されたものである.結合ビ
ントの“1“は、最後のビットの前に付加されている.
従って、ビット系列の最後は、(is)又は(1aO)
となり、ビット系列の区切りを検出でき、受信側で送信
データを係数データに復号することができる。図示せず
も、(±128〜±255)以上の値も第7図と同様に
送信データに変換される。
上述のように、低次のAC係数と高次のAC係数との間
で符号化規則を変えているのは、下記の理由による。
第1に低次のAC係数データは、低次のものに比してか
なり値が大きく、Oのものが殆ど無い。
従って、有意な係数データのみを伝送する符号化は、高
次のものに対してデータ圧縮の点で有効であるが、低次
のものには不向きである。第2に大きな係数データの値
の場合には、2ビット単位で区切る方法に比して3ビッ
ト単位で区切るものの方が送信データのビット数が少な
い.従って、高次の係数データは、3ビット単位で区切
る符号化方法で送信データに変換される。
b.バンファリング処理 第8図は、この発明の一実施例中のバッファリング処理
と関連する一部を詳細に示す。絶対値化回路6からのA
C係数がマルチブレクサ21に供給され、マルチブレク
サ2lの出力信号が度数分布メモリ9に対して、アドレ
スとして供給される.また、絶対値化回路6からのAC
係数の絶対値が最大値検出回路7に供給され、最大値検
出回路7で、Mブロック毎の最大値MAXIが検出され
る。
この最大値MAXIがマルチブレクサ31に供給され、
マルチブレクサ31の出力信号が度数分布メモリ9に対
して、アドレスとして供給される。
更に、最大値検出回路8で検出されたSブロック毎のA
C係数の最大{IiMAX2がマルチプレクサ41に供
給され、マルチプレクサ41の出力信号が度数分布メモ
リ11に対して、アドレスとして供給される。更に、A
C係数の絶対値がマルチプレクサ51に供給され、マル
チプレクサ5lの出力信号が度数分布メモリl2に対し
て、アドレスとして供給される。
20で示すMブロックカウンタが設けられ、カウンタ2
0からの2ビットの出力が上位のアドレスとして、マル
チブレクサ21、31、41及び51に供給される。こ
の上位のアドレスにより、メモリ10、11及び12の
夫々のメモリ領域がMブロックと対応して分けられる。
メモリ9には、Mブロックでないブロック(直流成分の
係数データDCを含むブロック)の低次のAC係数デー
タの絶対値が記憶される。このブロックの区別のために
Mブロックカウンタ20の出力信号が用いられる。
度数分布メモリ9から読み出されたデータが加算回路2
2に供給され、加算回路22でマルチプレクサ23の出
力と加算される.マルチブレクサ23には、O、+1及
びレジスタ24の出力信号とが供給され、これらの入力
信号の一つが選択的に加算回路22に供給される。加算
回路22の出力信号がレジスタ24に供給される.レジ
スタ24の出力信号が上述のように、マルチブレクサ2
3にフィードバックされると共に、乗算回路25に供給
される。この乗算回路25は、3倍の乗算を行い、乗算
回路25の出力信号が加算回路26に供給される. 度数分布メモリ10から読み出されたデータが加算回路
32に供給され、加算回路32でマルチブレクサ33の
出力と加算される.マルチブレクサ33には、0、+1
及びレジスタ34の出力信号とが供給され、これらの入
力信号の一つが選択的に加算回路32に供給される.加
算回路32の出力信号がレジスタ34に供給される。レ
ジスタ34の出力信号が上述のように、マルチプレクサ
33にフィードバックされると共に、加算回路35に供
給される. 度数分布メモリ11に関連して、メモリ10と同様に、
加算回路42、マルチブレクサ43、レジスタ44が設
けられている.レジスタ44の出力信号がマルチプレク
サ43にフィードバックされると共に、加算回路35に
供給される.加算回路35の出力信号が乗算回路45を
介することで4倍とされ、乗算回路45の出力信号が加
算回路46に供給される。
度数分布メモリ12に関連して、メモリ10,11と同
様に、加算回路52、マルチブレクサ53、レジスタ5
4、乗算回路(2倍回路)55が設けられている.乗算
回路45及び55は、シフト回路で構或できる. 後述のように、加算回路26の出力には、AC係数に関
する送信ビット数Qが得られ、この送信ビット数Qが比
較回路56に供給される.比較回路56には、端子57
から送信ビット数の目標値Pが供給され、計算された送
信ビット数Qと目標{+!Pの大小関係が検出される.
(P>Q)の場合に例えばハイレベルとなる比較出力信
号が発生する。
比較回路56の比較出力信号が破線で囲んで示すコント
ロール信号発生回路14のモード発生器61に供給され
る.モード発生器61は、例えば4ビットのモード制御
信号MDを発生する。このモード制御信号MDがアドレ
ス発生器62及びレジスタ63に供給される。モード信
号発生器61は、モード番号lをOからインクリメント
し、各モード番号iに関する比較出力信号を監視してい
る.送信ビット数Qと目標値Pが(P>Q)の関係にあ
る時には、モード番号iがインクリメントされ、(P>
Q)の関係が戒立しなくなったら、モード番号iの更新
が停止される. レジスタ63には、比較回路56からの上述の比較出力
信号がクロックとして供給され、(P>Q)の関係が戒
立し・なくなった時に、モード制御信号MDがレジスタ
63に取り込まれる.また、アドレス発生器62で形威
されたアドレス信号がマルチブレクサ21、3141及
び51に夫々供給される。
モード制御信号MDで制御されるモードlは、以下のも
のであり、モード番号iの順序で送信ビット数が増大す
る。
モードL:AC係数をl/16倍して伝送する.モード
2:AC係数を1714倍して伝送する。
モード3:Ac係数を1712倍して伝送する。
モード4:AC係数を17IO倍して伝送する.モード
5:AC係数を1/8倍して伝送する.モード6:AC
係数を1/6倍して伝送する.モード1:AC係数を1
74倍して伝送する。
モード8:AC係数を172倍して伝送する。
モード9:AC係数をそのまま伝送する。
レジスタ63からのモード制御信号MDが破線で囲んで
示す重み付け回路13に供給される。重み付け回路13
は、レジスタ63からのモード制御信号MDとカウンタ
65で発生したMブロック番号とがアドレスとして供給
され、重み付け係数を発生するROM64と、バッファ
メモリ5からの係数データとROM6 4から読み出さ
れた重み付け係数とを乗算する乗算回路66とで構威さ
れている。乗算回路66の出力データがフォーマット化
回路15に供給され、モード制御信号MDと共に送信デ
ータに変換される。
重み付け回路13において、カウンタ65からのMブロ
ック番号が供給されているのは、一律にAC係数に対し
て、A等の重み付け係数を乗じるのではなく、各ブロッ
クに応じてよりきめ細かく重み付け係数を乗じることを
可能とするためである。
以下、上述の実施例における送信ビット数を求める処理
について説明する.1フィールド当たりのLブロックの
個数は、NB(例えば2700ブロック/フィールド)
で表す。
まず、送信データ(第5図参照)中のフラグFm及びD
Cは、画像内容と無関係に全てのブロックで送信しなけ
ればならない。つまり、(3+10)XNB−13NB
は、固定のデータ量である。
フラグFs及びFpとAC係数データDATA1及びD
ATA2のビット数は、可変で、これらのビット数を知
ることが必要である。比較回路56では、可変のビット
数に関して発生データ量Qと目標値Pとの比較がなされ
る。
最初に低次のAC係数データに関して発生情報量の計算
について説明する.1フィールド内の全ての低次のAC
係数データ(1 5XNB)の絶対値の度数分布を作威
し、この度数分布を累積度数分布に変換する。
度数分布メモリ9は、書き込みの前にクリアされる。加
算回路22は、クリア動作時にゼロデータを発生し、ま
た、コントロール信号発生回路14のアドレス発生器6
2からの順次変化するアドレスがマルチブレクサ21を
介してメモリ9に供給され、全アドレスにゼロデータが
書き込まれる.このクリアの後にマルチプレクサ21が
絶対値化回路6からのAC係数データの絶対値及びMブ
ロックカウンタ20の出力を選択し、また、マルチブレ
クサ23が+1の人力を選択する。AC係数データの絶
対値及びMブロックカウンタ20の出力で指定されるア
ドレスのデータがメモリ9から読み出され、加算回路2
2で+1される。この加算回路22の出力データがメモ
リ9の入カデータとして同一のアドレスに書き込まれる
.この処理が1フィールド期間にわたってなされた後に
、度数分布メモリ9には、直流成分の周辺のAC係数デ
ータの絶対値の度数分布表が貯えられる。
第9図Aは、低次のAC係数の絶対値nを横軸とし、発
生度数を縦軸とした度数分布グラフである.この度数分
布が最大値の側例えば511から0に向かって累積され
ることで、第9図Bに示す累積度数分布グラフAC (
n)が得られる。この一実施例では、第10図に示すよ
うに、9種類の再量子化ステップ(1,2,4,6.8
,10,12,14.16)が使用されており、各再量
子化ステップにより低次のAC係数データが割算され、
その商を四捨五入で整数化した値が伝送される値となる
。第10図において、no..n1、n2、n3、n4
は、伝送データのビット数が変化する点の値を再量子化
ステップと対応して示している。累積度数分布グラフA
C (n)と値(no、n1、n2、n3、n4)とか
ら低次のAC係数データに関して発生情報量が計算でき
る。例えば再量子化ステップが「1」の場合では、次式
で発生情報量を求めることができる。
(AC(0)−AC(2))x3+ (AC(2)−A
C(10) ) X6+ (Ac (10) −AC 
(42) ) x9+(AC (42) −AC (1
70)) X12+ (AC (170)X15=3X
 {AC(0)+AC(2)+AC(10)+A C 
(42) + A C (170) )つまり、各再量
子化ステップ毎に低次のAC係数データの発生情報量は
、 と計算できる,AC (n)の値を累積度数分布表から
得るために、アドレス発生器62からモード番号(再量
子化ステップ)に応じたアドレスが順次発生する。
次に、フラグFsのデータ量の計算について説明する.
フラグFsを送らなければならないのは、3個のMブロ
ックに属する16サンプル中にOでない値を持ったAC
係数が一つでも在る場合である.従って、各Mブロック
のAC係数の最大{tlMAXIに注目すれば、充分で
ある.そこで、1フィールド内の全てのMブロックの夫
々のAC係数の絶対値の最大{iMAX1の度数分布を
作威し、この度数分布を累積度数分布に変換する.度数
分布メモリ10は、書き込みの前にクリアされる。加算
回路32は、クリア動作時にゼロデータを発生し、また
、コントロール信号発生回路14のアドレス発生器62
からの順次変化するアドレスがマルチプレクサ31を介
してメモリ10に供給され、全アドレスにゼロデータが
書き込まれる。
このクリアの後にマルチプレクサ3lが最大値検出回路
7で検出された最大値MAXI及びMブロックアドレス
を選択し、また、マルチプレクサ33が+1の人力を選
択する.最大値MAXI及びMブロックアドレスで指定
されるアドレスのデータがメモリ10から読み出され、
加算回路32で+1される。この加算回路32の出力デ
ータがメモリ10の入力データとして同一のアドレスに
書き込まれる。この書き込みは、16サンプルで1回の
割合でなされる。この処理が1フィールド期間にわたっ
てなされた後に、度数分布メモリ10には、Mブロック
M1、M2、M3に関して、AC係数の絶対値の最大値
MAX1の度数分布表が夫々貯えられる. また、度数分布メモリ10と同様に、度数分布メモリ1
1は、最初にゼロクリアされ、次に、Sブロック毎に検
出されたAC係数の絶対値の最大値MAX2とMブロッ
クアドレスをアドレスとして、加算回路42で+1され
たメモリ11の内容が同一のアドレスに書き込まれるこ
とで、各Mブロックに関して、AC係数の絶対値の最大
値MAX2のlフィールド期間の度数分布表がメモリ1
1に形戒される.この書き込みは、4サンプルで1回の
割合でなされる. 更に、度数分布メモリ10、11と同様に、度数分布メ
モリl2は、最初にゼロクリアさh、次に、AC係数の
絶対値及びMブロックアドレスをアドレスとして、加算
回路52で+1されたメモリ12の内容が同一のアドレ
スに書き込まれることで、各Mブロックに関して、AC
係数の絶対値の1フィールド期間の度数分布表がメモリ
12に形威される. このように、メモリ10、11及びl2に1フィールド
分の発生度数の分布表が形戒されたら、次に、これらの
度数分布表から累積度数分布表が形威される.累積度数
分布表の形或のために、マルチプレクサ31、41及び
51がコントロール信号発生回路14のアドレス発生器
62の出力を選択する状態に切り替えられ、また、マル
チプレクサ33、43及び53がレジスタ34、44及
び54の出力を夫々選択する状態に切り替えられる.ア
ドレス発生器62は、3個のMブロックの夫々の累積度
数分布を形戒するために、その上位ビットでMブロック
の区別がされ、その下位ビットで値が区別される。
上述のアドレスの読み出し出力は、加算回路32、42
及び52でレジスタ34、44及び54の出力と夫々加
算される。レジスタ34、44及び54は、累積度数分
布表の作成に先立ってゼロクリアされ、従って、メモリ
10,11及び12には、各Mブロック毎に最大アドレ
スからの値が累積された値が書き込まれる。
第1l図Aは、AC係数の絶対値のMブロック毎の最大
値MAXIを横軸とし、発生度数を縦軸とした度数分布
グラフである。この度数分布が最大値例えば511の側
から1に向かって累積されることで、第l1図Bに示す
累積度数分布グラフS (n)が得られる.この累積度
数分布グラフS(n)から、伝送する最小値noが決め
られた場合、送信すべきMブロックの個数S (no)
が分る。1個のMフ゛ロック当たり4ビットのフラグF
Sが伝送されるので、フラグFsの送信ビット数は、 S (no)X4  (ビット)・・・ ・(2)であ
る. フラグFpの送信ビット数について次に説明する。上述
のフラグFsのビット数と同様に、第l1図Cに示すよ
うに、AC係数の絶対値のSブロック毎の最大値MAX
2を横軸とし、発生度数を縦軸とした度数分布グラフが
メモリ10に形或される。この度数分布が最大値例えば
511の側からOに向かって累積されることで、第11
図Dに示す累積度数分布グラフP (n)が得られる。
この累積度数分布グラフP (n)から、伝送する最小
値noが決められた場合、送信すべきSブロックの個数
P (no)が分る.1個のSブロックで4ビットのフ
ラグFPが伝送されるので、フラグFpの送信ビット数
は、 P (no)X4 (ビット)・・・・(3)である. また、メモリ12には、Mブロックの全ての係数データ
(高次の係数データ)をアドレスとする度数分布表が形
威される.この度数分布表がフラグと同様に、累積度数
分布表に変換される.Mブロックの場合では、低次のA
C係数データと異なる符号化規則が適用される.従って
、低次のAC係数データと同様に再量子化ステップが設
定されていても、表現ビット長が変化する点の値が第1
0図と異なっている.第12図は高次のAC係数データ
に関して表現ビット数の変化点を示すものである。メモ
リ12に形威された累積度数分布表と表現ビット数変化
点の値とから低次のAC係数データと同様にして高次の
AC係数データの発生データ量が計算できる.例えば再
量子化ステップが「8」の時に、データのサンプル数及
び送信ビット数は、下記のものである. *7ビットのAC係数のサンプル数? A C (26
0)送信ビット数: 1 4 AC(260)*6ビッ
トのAC係数のサンプル数: AC(260) −AC(132) 送信ビット数: 12 (AC(260) −AC(132) )*5ビ
ットのAC係数のサンプル数: A C (t32) − A c (6B)送信ビット
数: 1 0 ( AC(132) −AC(68))*4ビ
ットのAC係数のサンプル数: A C (68) − A C (36)送信ビット数
: 8 ( AC(68)一AC(36))*3ビットのA
C係数のサンプル数: A C (36) − A C (20)送信ビット数
: 6 ( A C (36)−A C (20))*2ビ
ットのAC係数のサンプル数: A C (20) − A C (12)送信ビット数
: 4 ( AC(20)一AC(12))*1ビットのA
C係数のサンプル数: A C (12) − A C (4)送信ビット数: 2 ( A C (12) − A C (4))従っ
て、再量子化ステップが「6」の場合、AC係数に関す
る送信ビット数は、下記のものである. 2 ( AC(12)−AC(4))+ 4 ( AC
(20)−AC(12))+6( AC(36)−AC
(20))+8( AC(68)−AC(36))  
+ 1 0 ( AC(132)  −AC(68))
  +1 2 ( AC(260)  −AC(132
))+ 1 4 AC(260)−2  (AC(4)
  +AC(12)+AC(20)+AC(36)+ 
A C (6B) + A C (132) 十A C
 (260))・・(4)送信ビット数は、(1)、(
2)、(3)及び(4)式で計算されたビット数で合計
であり、この送信ビット数は、モード番号(再量子化ス
テップ)により変化する。
第8図において、(1)式で表される発生情報量は、乗
算回路25から得られる。(2)弐及び(3)式で夫々
表される発生情報量の合計は、乗算回路45の出力に得
られ、(4)式で表される発生情報量は、乗算回路55
の出力に得られる。加算回路46の出力と乗算回路25
の出力とが加算回路26に供給され、加算回路26から
は、可変のデータ量に関する発生情報量Qが得られる. モード番号を変化させて(P>Q)が戒立しなくなる時
に、モード番号iの変化が停止される。
このときのモード番号が採用される.モード制御信号M
Dは、採用されたモード番号を示す.以上のように、送
信ビット数が目標値より小となるモードが決定され、バ
ッファメモリ5で遅延されたAC係数にモードと対応す
る重み付け係数が重み付け回路13で乗算される。
C.変形例 上述の実施例では、1フィールド内のデータを(8X8
)等のLブロックに分割している。しかし、1フレーム
内のデータを分割しても良いゆまた、圧縮率の向上のた
めに、2フレームの画像データからブロックを形威して
も良い。
また、フォーマット化回路15において、エラー訂正符
号化、同期パターンの付加等の処理を行っても良い。こ
れらの処理で増加する送信ビット数は、固定の量である
2次元ブロックに限らず、3次元ブロックに適用される
変換符号化に対しても、この発明は、適用できる。
入力画像信号がテレビジョン信号の輝度信号の場合に限
らず、コンポーネントカラー映像信号であっても良い.
コンポーネントを同時化して処理しても良く、また、コ
ンポーネントを別個に処理しても良い。
変換符号としては、コサイン変換に限らず、直交変換等
を使用しても良い。
〔発明の効果〕
この発明は、フィードフォワード制御で送信の必要なデ
ータ量を目標値より小に制御できるので、フィードバッ
ク制御と異なり、発振等の問題が生じない。また、この
発明は、lフィールド或いは1フレーム等の単位でデー
タ量を正確に制御でき、ディジタルVTRに適用して好
適である.更に、この発明は、ソーティング回路等の複
雑な回路を必要としないので、回路規模が大きくならな
い利点がある。更に、この発明では、Mブロック毎に発
生情報量を求めているので、Mブロック毎に独立のしき
い値で発生情報量をきめ細かく制御することができる.
特に、交流成分の係数データを低次の係数データと高次
の係数データに分け、夫々に適した符号化規則で送信デ
ータに変換しているので、係数データの圧縮の効率を良
くすることができる.
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の全体システムを示すブロ
ック図、第2図はDCT変換のブロックの一例を示す路
線図、第3図は固定の重み付け係数を示す路線図、第4
図は画像領域の分割及びフラグの説明に用いる略線図、
第5図は送信データの構或を示す略線図、第6図及び第
7図は送信データへのコード変換の規則の説明に用いる
略線図、第8図はこの発明の一実施例の一部の詳細なブ
ロック図、第9図、第10図、第11図及び第12図は
バッファリング処理の説明に用いる略線図、第13図は
従来技術の説明に用いるブロック図である. 図面における主要な符号の説明 2:ブロック化回路、 3:コサイン変換回路、 5:バッファメモリ、 7:Mブロック毎にAC係数データの最大値MAXiを
検出する回路、 8:Sブロック毎にAC係数データの最大値MAX2を
検出する回路、 10,11、l2:度数分布メモリ、 二重み付け回路、 :コントロール信号発生回路、 :フォーマット化回路、 :出力端子.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (n×n)の画素を直交変換して得られたn^2個の係
    数データの中で、(n^2−1)個の交流成分の係数デ
    ータを圧縮符号化して伝送するデータ伝送装置において
    、 上記(n^2−1)個の交流成分の係数データを低次の
    係数データと高次の係数データとに分割し、上記低次の
    係数データの各係数データに対して第1のビット数の整
    数倍のビット数を割り当てて送信データに変換すると共
    に、上記高次の係数データに対して上記第1のビット数
    よりも小なる第2のビット数の整数倍のビット数を割り
    当てて上記送信データに変換するようにしたことを特徴
    とするデータ伝送装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7139436B2 (en) 2002-01-31 2006-11-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Orthogonal transform method and apparatus
JP2013243716A (ja) * 2007-10-12 2013-12-05 Qualcomm Inc ビデオブロックのインターリーブされたサブブロックのエントロピーコード化

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7139436B2 (en) 2002-01-31 2006-11-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Orthogonal transform method and apparatus
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