JP2862457B2 - 画像情報の符号化・復号方法 - Google Patents

画像情報の符号化・復号方法

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JP2862457B2 JP11328893A JP11328893A JP2862457B2 JP 2862457 B2 JP2862457 B2 JP 2862457B2 JP 11328893 A JP11328893 A JP 11328893A JP 11328893 A JP11328893 A JP 11328893A JP 2862457 B2 JP2862457 B2 JP 2862457B2
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  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報の符号化、復
号方法に関し、詳しくは、画像情報を入力とし、ブロッ
ク単位に変換符号化を利用した情報圧縮を行い、蓄積若
しくは、伝送を行った後、画像情報として復元される画
像情報の符号化・復号方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像情報、とりわけ、ディジタル化され
た画像情報は膨大な情報量となり、そのままの形での伝
送、蓄積は不経済であるばかりでなく、伝送路、若しく
は蓄積に使用する媒体の性能によっては、そのままの形
で伝送、蓄積することが不可能な場合もある。例えば、
通常のテレビジョンに使用される画像情報をディジタル
化された輝度信号及び互いに直行関係にある2種類の色
差信号に変換したとすると、100Mビット/秒以上と
なり、放送で使用される規格でのディジタルへの変換で
は、200Mビット/秒もの情報量となる。さらに、ハ
イビジョン放送に至っては、さらに多くの情報量とな
り、これらのディジタル情報をそのままの形で伝送、蓄
積するには、大規模かつ高精度な装置を必要とする。
【0003】以上のような理由から、画像情報を圧縮
し、伝送、蓄積する必要があり、予測符号化、変換符号
化などの種々の方式が検討されている。
【0004】本発明は、変換符号化の改良に関するもの
であるため、以下に、変換符号化の1従来例である直交
変換符号化、中でもDCT(離散コサイン変換)を使用
した画像情報の符号化方法について説明する。
【0005】図8が従来例に関する符号化装置を示すブ
ロック図である。
【0006】符号化装置は、入力画像情報をブロック化
するためのブロック化器101、ブロック化後の情報に
直交変換を施す直交変換器102、量子化、符号割当を
行う量子化器/符号割当器103、データの順番、相互
の大きさ等により出力情報の制御を行うフォーマッタ1
04から構成される。
【0007】画像情報はブロック化器101に入力さ
れ、2次元のブロックに変換される。2次元のブロック
としては、通常、縦4ドット×横4ドットや縦8ドット
×横8ドットなどの2の冪乗で表される数が使用され
る。これは変換の際の演算効率を考えてのことである。
【0008】ブロック化器101でブロック化された画
像情報は直交変換器102において2次元の直交変換が
施される。直交変換としては、アダマール変換、K−L
変換、スラント変換、ハール変換、DCT(離散コサイ
ン変換)などが知られている。画像情報は、信号電力の
大部分が低周波側に集中することが知られており、変換
後の低周波成分への電力集中度に優れ、なおかつ高速の
アルゴリズムが存在する点や、実時間処理をハードウェ
アで実現可能である点などから、DCT(離散コサイン
変換)が広く使用されている。
【0009】変換後の係数は量子化器/符号割当器10
3において、量子化が行われる。量子化器/符号割当器
103においては、入力された係数データを適当な数で
除することで量子化・符号割り当てが行われる。すなわ
ち、除数として大きな数を用いれば、除算の結果の数値
は小さな値となり、少ない情報量で大きな数を表現で
き、情報量の低減が可能となる。また、符号割り当てに
おいて、視覚的に影響の少ない方法で情報を削除するこ
とで、情報量のさらなる低減を行っている。
【0010】量子化、符号割り当てを受けたデータはフ
ォーマッタ104において、データの順番、相互の大き
さなどの関係を利用し、さらに情報量が低減される。以
上述べたように、画像情報の相関などを利用し、変換後
の係数に強い偏りが発生することや、量子化後のデータ
の順番、相互の大きさなどの関係を利用して、画像情報
のデータ量を大幅に少なくすることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例のよう
に、情報量の圧縮を行うことができるが、従来例では、
画面全体の平均レベル、すなわち、直流レベルが大きい
画面では、そのレベルに応じた情報量が必要となり、画
像の平均レベルによって情報量が大きく異なるという欠
点があった。言い方を変えれば、平均レベルが大きいと
いうだけで、情報量の低減という点では、不利なものと
なっていた。従来、平均レベル(直流レベル)のみ大き
く、平坦な画像、すなわち、一定の輝度情報を差し引い
て考えれば、情報量がさほど大きくない画像情報であっ
ても、相応の情報量が割り当てられるという問題があっ
た。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は以上のような点
に鑑み成されたものであり、画像情報を入力とし、ブロ
ック単位に変換符号化を利用した情報圧縮を行い、ディ
ジタル情報として蓄積若しくは、伝送を行った後、画像
情報として復元される画像情報の符号化・復号方法にお
いて、入力された画像情報の1フィールドの平均レベ
ル、すなわち直流レベルをあらかじめ求め、符号化に際
して、平均レベル情報を蓄積、伝送するとともに、ブロ
ック単位の変換符号化に際して、ブロック内の平均レベ
ル(直流レベル)を入力画像情報の平均レベルとの差分
として符号化するものである。
【0013】また、平均レベル(直流レベル)だけでな
く、最大値、最小値を検出し、平均レベルと最大値間を
2の冪乗で表される数値で等分されるステップサイズで
量子化してもよい。
【0014】さらに、量子化方法として、最大値と平均
レベルの間、及び、最小値と平均レベルの間を非線形符
号化してもよい。
【0015】
【作用】本発明によれば、入力された画像情報の1フィ
ールドの平均レベルが予め求められ、ブロック単位の変
換符号化に際して、ブロック内の平均レベル(直流レベ
ル)を入力画像情報の平均レベルとの差分として符号化
するので、平均レベルの大きい画像でも効率のよい符号
化が可能となる。
【0016】画像情報として、輝度情報と2つの色差情
報がある場合には、そのそれぞれに対して平均レベルが
求められる。
【0017】また、最大値、最小値を求め、平均レベル
と最大値間を2の冪乗で表される数値で等分されるステ
ップサイズで量子化することで、1画面内に存在する範
囲のデータをむだなく量子化することができる。
【0018】さらに、量子化方法として、上述の、2の
冪乗で表される数値で等分する方法ではなく、非線形の
量子化方法、例えば、平均レベル(直流レベル)近傍を
細かく量子化し、平均レベル(直流レベル)を中心とし
て大振幅の情報を粗く量子化することにより、圧縮後、
蓄積若しくは伝送され、復号される画像情報の品位を更
に向上させることができる。
【0019】
【実施例】図1から7に本発明に関する実施例を示し、
以下に説明する。
【0020】図1は本発明の請求項1に関する実施例の
構成を示すブロック図である。
【0021】符号化装置は、ブロック化器1、直交変換
器2、量子化器/符号割当器3、フォーマッタ4に加
え、平均レベル計数器5、フィールドメモリ6を備えて
いる。
【0022】図中、ブロック化器1、直交変換器2、量
子化器/符号割当器3については、図8に関連して説明
した、従来例における、ブロック化器101、直交変換
器102、量子化器/符号割当器103と、それぞれ同
一の機能を持つものである。
【0023】処理されるべき画像情報は、平均レベル計
数器5及び、フィールドメモリー6に入力される。フィ
ールドメモリー6は、1フィールド分の画像情報を蓄積
するだけのメモリー容量を持っていれば、交換バッファ
ー(ダブルバッファー)形式でも、1フィールドの遅延
を与えるメモリーでもよい。
【0024】平均レベル計数器5を詳細に説明した図
が、図2である。同図において、破線により囲まれた部
分は図1の平均レベル計数器5に対応している。画像情
報は、加算器51及び、データ数カウント器54に入力
される。加算器51の出力は記憶要素52の入力とな
り、加算結果が記憶される。記憶要素52の出力は加算
器51のもう一方の入力に戻り、加算器51及び記憶要
素52により累算器を構成し、入力画像情報の総和が求
められる。
【0025】一方、データ数カウント器54では入力さ
れた画像データの数(画像情報そのものではなく、画像
情報のデータの数)が計数される。なお、データ数カウ
ント器54は、入力される画像情報の数が一定であるな
ど、あらかじめ既知の場合には、省略することができ
る。
【0026】加算器51、記憶要素52により構成され
る累算器の出力及び、データ数カウント器54において
求められたデータ数は除算器53に入力され、累算値が
データの数で除算され、平均値が求められる。この値
が、平均レベル(直流レベル)である。
【0027】以上が図1の平均レベル計数器5の動作の
説明である。
【0028】図1のフィールドメモリー6に入力された
画像情報は、1フィールドの遅延を受けた後、ブロック
化器1に入力され、従来技術の項目で説明した、ブロッ
ク化が行われる。すなわち、2次元のブロックに変換さ
れる。2次元のブロックとしては、通常、縦4ドット×
横4ドットや縦8ドット×横8ドットなどの2の冪乗で
表される数が使用される。これは変換の際の演算効率を
考えてのことである。
【0029】ブロック化器1でブロック化された画像情
報は直交変換器2において2次元の直交変換が施され
る。直交変換としては、アダマール変換、K−L変換、
スラント変換、ハール変換、DCT(離散コサイン変
換)などが知られている。画像情報は、信号電力の大部
分が、低周波側に集中することが知られており、変換後
の低周波成分への電力集中度に優れ、なおかつ高速のア
ルゴリズムが存在する点や、実時間処理をハードウェア
で実現可能である点などから、DCT(離散コサイン変
換)が広く使用されている。
【0030】直交変換された画像情報は、量子化器/符
合割当器3に入力され、量子化・符号化が行われる。量
子化器/符号割当器3は図8に示される量子化器/符号
割当器103とは異なり、図3に示す構成をとる。
【0031】図3に於いて、破線で囲まれた部分は図1
に示す量子化器/符号割当器3に相当する。図3に示す
量子化器/符号割当器は二つの入力を持つ。一方は直交
変換器2から出力される直交変換係数であり、もう一方
は、平均レベル計数器5から出力される平均レベル情報
(直流レベル)である。直交変換計数は減算器31とデ
ータセレクタ32に入力される。減算器31のもう一方
の入力には、図1に示す平均レベル計数器5で求められ
た、平均レベル情報が入力される。減算器31では入力
された直交変換計数から平均レベル情報の値が減算さ
れ、平均レベルとの差分が求められる。
【0032】本発明では、平均レベルとの差分をデータ
として扱うのは、直交変換計数の内の、直流成分だけで
あるため、交流成分については、差分を取らずに、その
ままのデータが使用されなければならず、そのための切
り換えを、データセレクタ32で行っている。データセ
レクタの出力は量子化器33に入力され、量子化された
後、符号割り当て器34により情報量の制御がなされ、
圧縮情報として出力される。
【0033】出力された圧縮情報は図1に示すフォーマ
ッタ4で圧縮情報の順番などの制御を受け符号化された
情報として出力される。
【0034】復号は以上の処理を逆に行うことで実現さ
れる。
【0035】図4は入力情報が単一ではなく、ひとつの
輝度情報入力と、2つの色差情報の場合の一実施例を示
しており、請求項2に対応するものである。
【0036】図4のブロック化器1,直交変換器2,量
子化器/符号割当器3,平均レベル計数器5,フィール
ドメモリ6については上述で説明した実施例と同一構
成、動作を行うが、図4中のフォーマッタ4は、3つの
情報を入力とし、一連の情報として出力する点が異なる
のみである。
【0037】図5は入力情報として、輝度信号を2つの
色差信号が時分割データとして供給された場合の構成を
示しており、いわゆる、CCIRのREC.601、R
EC656などで規定された画像情報を処理する際の構
成である。入力画像データは、輝度信号と色差信号が交
互に送られる形式であるため、ひとつの輝度情報と、2
つの色差情報に分離する必要が生じる。これを行うの
が、入力画像情報が入力されるデータスプリッタ7であ
る。データスプリッタで分離された輝度情報と色差情報
1、2は、3つの平均レベル計数器5の夫々に入力さ
れ、それぞれの情報の平均値が求められる。なお、3つ
の平均レベル計数器5は全く同一の構成で差し支えな
い。フィールドメモリー6には入力された画像情報が逐
次蓄積され、処理される。以降の処理は、上述した図1
で示す実施例の一連の処理と同様に考えられる。
【0038】図6に示す実施例は、平均レベルだけでな
く、画像情報の最大値、及び最小値を求め、量子化の際
にこれらの情報をもとに、最適な量子化を行うものであ
る。図6のブロック化器1,直交変換器2,フォーマッ
タ4,平均レベル計数器5,フィールドメモリ6,デー
タスプリッタ7は上述の実施例で述べたものと同一の動
作を行う。図中、3つの最大値最小値検出器8は、一連
の入力画像情報の最小値、最大値を求めるものである。
求められた最大値、最小値は、量子化器3に、画像情報
と共に入力される。量子化器の内部は、例えば、図7に
示す構成をとる。図7は必要な構成の1組を示すもの
で、実際には量子化器は同様の構成を、夫々の入力に対
応すべく、3組備えている。
【0039】図7の減算器31,データセレクタ32,
量子化器33,符号割当器34は、図3に示す量子化器
・符号割当器での減算器31,データセレクタ32,量
子化器33,符号割当器34と夫々同様なものである
が、図7に示す量子化器・符号割当器では、正負判定回
路35、セレクタ36、ステップサイズ決定回路37、
38、関数発生器39が新たに付加されている。
【0040】図7に於いて、破線で囲まれた部分は図1
の量子化器/符号割当器3に相当する。図7に示す量子
化器/符号割当器3は四つの入力を持つ。ひとつは図1
の直交変換器2から出力される直交変換係数であり、も
うひとつは、図1の平均レベル計数器5から出力される
平均レベル情報(直流レベル)である。残りの2つは、
図6の最大値最小値検出回路8により検出された各画像
情報の最大値及び最小値である。直交変換計数は減算器
31とデータセレクタ32に入力される。減算器31の
もう一つの入力には、図1の5に示す平均レベル計数器
で求められた、平均レベル情報が入力される。図3の3
1に示す減算器では入力された直交変換計数から平均レ
ベル情報の値が減算され、平均レベルとの差分が求めら
れる。本発明では、平均レベルとの差分をデータとして
扱うのは、直交変換計数の内の、直流成分だけであるた
め、交流成分については、差分を取らずに、そのままの
データが使用されなければならず、そのための切り替え
を、図7の32に示すデータセレクタで行っている。デ
ータセレクタ32の出力は図7の量子化時、図7の量子
化器33に入力され、量子化された後、図7の34で示
す、符号割り当て器により情報量の制御がなされ、圧縮
情報として出力される。出力された圧縮情報は図1の4
に示すフォーマッタで圧縮情報の順番などの制御を受け
符号化された情報として出力される。
【0041】以上の動作は図3に示す動作と同様である
が、図7では、量子化に使用する際のステップサイズが
ことなる。図7の33で示す量子化器は直交変換計数を
量子化ステップで除算することで、量子化値を求める
が、この値が可変となっている。すなわち図7のステッ
プサイズ決定回路37に入力された平均レベルと最大値
ををもとに、ステップサイズ1が決定され、同様に、図
7のステップサイズ決定回路38に入力された平均レベ
ルと最小値をもとに、ステップサイズ2が決定される。
【0042】量子化に際しては、正負判定器35により
画像情報の正負が判定され、量子化器に供給されるステ
ップサイズが選択される。画像情報が負の時には、ステ
ップサイズ1が選択され、画像情報が正の時には、ステ
ップサイズ2が選択される。この選択を行うのが、セレ
クタ36である。ステップサイズ1は平均値と最小値の
間を2の冪乗で割り切れるような値を発生し、同様にス
テップサイズ2は平均値と最大値の間を2の冪乗で割り
切れるような値を発生する。この部分は最も簡単には、
ROMなどで発生することができる。以上の動作によ
り、請求項3に相当する機能を実現できる。
【0043】図7の関数発生器39は、上述のようにし
て量子化された値を入力とし、非線形な対応を持って出
力するものである。この部分は簡単には、ROMなどで
構成でき、非線形な量子化、例えば平均レベル近傍を細
かく、平均レベルを中心として大振幅の情報は粗く量子
化することを実現する(請求項4の実現)。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、画像情報を入力と
し、ブロック単位に変換符号化した後、情報の圧縮を行
い、蓄積・伝送する機器、処理系において、1画面当り
の平均レベル(直流レベル)を求め、その値とブロック
の直流値の差分を取ることで、能率のよい圧縮を行うこ
とができる。
【0045】また、直流レベルだけでなく、画面内の最
大値、最小値を併せて求めることにより、1画面内のと
る値の範囲が確定され、その範囲内で2の冪乗で表され
る数値を最良に割り当てることができるため、符号化に
使用できる情報量内で効率的な符号化を行うことができ
る。
【0046】さらに、非線形の符号化、例えば、平均レ
ベル近傍を細かく量子化することで、符号化の性能を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例に関する平均レベル計数器を示
すブロック図である。
【図3】本発明の実施例に関する量子化器・符号割当器
を示すブロック図である。
【図4】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明の更なる実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の更なる他の実施例を示すブロック図で
ある。
【図7】図6に示した実施例に関する量子化器・符号割
当器を示すブロック図である。
【図8】従来技術の符号化装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 ブロック化器 2 直交変換器 3 量子化器/符号割当器 4 フォーマッタ 5 平均レベル計数器 6 フィールドメモリ 7 データスプリッタ 8 最大値最小値検出器

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を入力とし、ブロック単位に変
    換符号化を利用した情報圧縮を行い、ディジタル情報と
    して蓄積若しくは、伝送を行った後、画像情報として復
    元される画像情報の符号化・復号方法において、 入力された画像情報の1フィールドの平均レベル、すな
    わち直流レベルをあらかじめ求め、 符号化に際して、平均レベル情報を蓄積、伝送するとと
    もに、 ブロック単位の変換符号化に際して、ブロック内の平均
    レベル(直流レベル)を入力画像情報の平均レベルとの
    差分として符号化し、蓄積若しくは伝送の後、画像情報
    として復元することを特徴とする画像情報の符号化・復
    号方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、画像情報として、輝
    度情報と2つの色差情報を入力とし、 該3情報(輝度情報、2つの色差情報)のそれぞれにつ
    いて平均レベルを求め、 符号化に際して、該3情報のそれぞれの平均レベル情報
    を蓄積、伝送するとともに、 ブロック単位の変換符号化に際して、ブロック内の平均
    レベル(直流レベル)を入力画像情報の平均レベルとの
    差分として符号化し、蓄積若しくは伝送の後、画像情報
    として復元することを特徴とする画像情報の符号化・復
    号方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、該3情報の平均レベ
    ルを求めることに加え、最大値、最小値を求め、 符号化に際して、最大値と平均レベルの間を2の冪乗で
    表される数値で割り切れるように等分し符号化し、 同様に最小値と平均レベルの間を2の冪乗で割り切れる
    ように等分し、符号化することを特長とする画像情報の
    符号化・復号方法。
  4. 【請求項4】 請求項2において、該3情報の平均レベ
    ルを求めることに加え、最大値、最小値を求め、 符号化に際して、最大値と平均レベル間、及び、最小値
    と平均レベル間を非線形符号化することを特長とする画
    像情報の符号化・復号方法。
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