JPH0946553A - フィルタ装置 - Google Patents

フィルタ装置

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JPH0946553A
JPH0946553A JP7189958A JP18995895A JPH0946553A JP H0946553 A JPH0946553 A JP H0946553A JP 7189958 A JP7189958 A JP 7189958A JP 18995895 A JP18995895 A JP 18995895A JP H0946553 A JPH0946553 A JP H0946553A
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JP7189958A
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Inventor
Takayuki Kobayashi
孝之 小林
Yukinori Kasai
雪典 笠井
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GRAPHICS COMMUN LAB KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既にガンマ補正をかけられた非線型状態の動
画像データを符号化する際に、符号化効率を向上させる
為に符号化過程の前処理として、適応フィルタ装置によ
り動画像データにフィルタをかけていたが、ガンマ補正
による非線型信号にフィルタをかけることにより定輝度
原理が保たれず、復号後の再現動画像上でフリッカとし
て顕在化していた。 【解決手段】 フィルタ装置200に逆ガンマ補正手段と
しての逆ガンマ補正器202およびガンマ補正手段として
のガンマ補正器204を付加し、フィルタ装置200に入力さ
れた動画像データを逆ガンマ補正器202で線形状態に戻
し、線形フィルタ203でフィルタをかけた後に再びガン
マ補正器204でガンマ補正をかけて出力する。このこと
により、符号化装置300における符号化効率を向上する
とともに、復号後の再現動画像上でのフリッカを抑制す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフィルタ装置に関
し、動画像データにガンマ補正をかけて出力する動画像
データ出力装置と動画像データを符号化する符号化装置
との間に配設され、動画像データの符号化効率を高める
ことを目的としたフィルタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像データの送受系における動画像の
揮度や色の再現性は、ビデオカメラ等の入力側の入力動
画像データ(元動画像)の入力値とそれに対するディス
プレイ等の出力側の出力動画像データ(再現動画像)の
出力を対数尺度で表した両対数グラフ上にプロットした
線分の傾きにより表されるガンマ値で評価される。
【0003】そこで、従来、入力側での動画像を出力側
で揮度や色を忠実に再現することを目的として、入力側
の入力動画像データの輝度値と出力側の出力動画像デー
タの輝度値を1:1の割合に近づける(前記ガンマ値を
1に近づける)ための補正をするガンマ補正器を入力側
と出力側の間に配設している。例えば、オーム社刊行の
「現代テレビ放送技術」P78〜P80に記載されているよう
に、図7(a)に示すような動画像の送受系1におい
て、増幅器3および5のガンマ値γ2およびγ4は一般に
直線領域で動作させれば1である。そして撮像管2のγ
1は光電変換特性の傾斜値であるが、光導電効果を利用
した光導電形の撮像管であるビジコンは一般的にγ1=
0.6〜0.7であり、同じく光導電効果を利用した光導電形
の撮像管であるプランビコンはγ1≒1である。また、
受像管6のガンマは光電変換特性の傾斜値で、これをγ
5とすると、各色ともγ5≒2.2である。
【0004】このことから、発光出力が信号出力に正比
例していないといえる。言い換えれば、再現動画像の輝
度が被写体の輝度に正比例しないことになり、何らかの
形で補正しないと、受像管6の入力までガンマ1であっ
ても、輝度の変化によって色相と飽和度が変化すること
になる。ここで、色相とは、光の波長の相違による色彩
感覚であり、赤、青、黄というような色の種類を表すも
のであり、また、飽和度とは、光が単色項に近いもので
あるかどうかによる色彩感覚で、色が白で薄められる割
合である色の深さを表すものである。
【0005】上述のような色相と飽和度の変化をもたら
す撮像管2のガンマ特性によって、R、G、Bの三原色
の混合比が変化すると、忠実な色の再現ができなくな
る。そこで、入力側にガンマ補正回路を設けて送受系1
の総合のガンマ値γをγ=1としている。例えば撮像管
2にプランビコンを用いた場合のガンマ補正回路のガン
マ値γ3を、 γ=γ1γ2γ3γ4γ5=1 から求めると、 γ1=γ2=γ4=1、 γ5=2.2 であるから、 γ3=1/(γ1γ2γ3γ4)=1/2.2=0.45 となる。
【0006】従って、このときのガンマ補正回路の特性
を直線尺度と対数尺度で表せば図7(b)となる。同様
に、撮像管2にビジコンを用いるとγ3≒0.7となる。ま
た、受像管の光電変換特性を図7(c)に示す。なお、
前記ガンマ補正器は、輝度信号と色差信号の間でクロス
トークを生じるという問題はあるが、現行においては、
ディスプレイ等の出力側のコスト的問題などにより、ビ
デオカメラ等の入力側に取り付けられているのが標準と
なっている。
【0007】一方、前述のような出力側での再現動画像
の揮度や色の再現性を高める技術が追求されるととも
に、近年マルチメディアブームの中で、データ量は益々
増大し、データ伝送媒体の限られた伝送容量の範囲での
効率の良いデータ伝送技術や、パッケージメディアへの
効率の良いデータ蓄積技術が追及されている。その中核
技術としてのデータ符号化技術では、より符号化効率を
高める方法が模索され続けている。また、様々なデータ
の中でも動画像データの圧縮は最も重要な課題として注
目されている。
【0008】その動画像データの圧縮技術としてMPE
G(Moving Pictuer Experts Group)によるMPEG規
格が標準化され、実用の段階に入っている。MPEGの
基本技術は、入力された動画像データを構成する画面1
枚分の画面データを、(縦)×(横)=(8)×(8)
のブロックに分割し、該ブロックをそれぞれDCT変換
(離散コサイン変換)により各周波数毎に分割し、その
各周波数毎に分割されたブロックの変換係数をそれぞれ
量子化することにより伝送時のデータ量を圧縮してい
る。この圧縮処理は空間的圧縮と呼ばれている。
【0009】また、動画像データは動画像を構成する各
画面間に相似性があるという特徴(画面間相関性が高
い)から、前後の画面データの差分値を算出し、該画面
データを該差分値による表現で代用することによりデー
タ量を圧縮している。さらに、前後の画面データにおい
て、類似したブロック同士の位置的なずれ(動きベクト
ル)を算出し、この動きベクトルを用いた動き補償を加
味することによりデータ量をさらに圧縮している。この
圧縮処理は時間的圧縮と呼ばれている。
【0010】さらにまた、前記空間的および時間的各圧
縮過程後における符号割り付けの段階で、符号の発生確
立の高いものに符号長の短い符号を割り当て、発生確立
の低いものに符号長の長い符号を割り当てることによ
り、データ全体の符号長の平均を短くしてデータ量を圧
縮している。以上のようなMPEG規格の符号化技術は
複数の符号化技術が組合わされたハイブリッド符号化に
より構成されている。
【0011】ここで、従来の前記MPEG規格による動
画像データの符号化において、符号化効率を向上させる
ことを目的として、図8に示すように、符号化過程の前
処理として動画像データにフィルタをかける方法があ
る。図8において、10は動画像データ出力装置、20はフ
ィルタ装置、30は符号化装置である。
【0012】動画像データ出力装置10は、光電変換器11
により自然画像から電気的な三原色信号の動画像データ
を生成し、該動画像データにガンマ補正器12でガンマ補
正をかけ、該動画像データをマトリクス変換器13で輝
度、色差信号に変換してフィルタ装置20に出力する。フ
ィルタ装置20は、符号化装置30内における符号発生量の
情報に基づき、動画像データ出力装置10からの前記動画
像データに、線形フィルタ21のフィルタの強度を段階的
に変化させながらフィルタをかけることにより、前記動
画像データの周波数帯域を一律に下げ(画面全体をぼや
けさせて)、符号化装置30に出力する。
【0013】符号化装置30は、符号化制御装置34の制御
下で、フィルタ装置20から入力された前記動画像データ
を空間的圧縮器31で圧縮し、さらに時間的圧縮器32でル
ープ回路を構成することにより、空間的圧縮器31で圧縮
された前記動画像データをさらに圧縮し、該ループ回路
を経て圧縮された動画像データを可変長符号化装置33で
符号割り付けして符号化信号を出力する。また前述の通
り、符号化制御装置34は、符号化装置30内での符号発生
量の情報を線形フィルタ21に送信している。
【0014】このように、フィルタ装置20において動画
像データの周波数帯域を一律に下げることにより、符号
化装置30内における空間的圧縮器31内でのDCT変換過
程で生成されるDCT変換係数の高周波項側の値が小さ
くなり、次の空間的圧縮器31での量子化過程後の量子化
係数の高周波項側をカットする(0値の項が増える)こ
とにより、符号化効率を高めている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術のように、符号化効率を高めることを目的とし
て、フィルタ装置を、動画像データにガンマ補正をかけ
て出力する動画像データ出力装置と動画像データを符号
化する符号化装置との間に配設したとき、入力側(カメ
ラ等)の元画素データの入力輝度値がan-2、an-1、a
n、an+1、an+2で、それらに各対応する出力側(ディ
スプレイ等)での再現輝度値をbn-2、bn-1、bn、bn
+1、bn+2とし、フィルタ装置に主走査線方向に隣接す
る3つの画素を対象としてフィルタをかける線形フィル
タを使用し、フィルタの重み付比率がα:β:αであ
り、ガンマ値をγとすると、anとbnの関係は、フィル
タがonのときのbnをbnONとすると、
【0016】
【数1】
【0017】画素がフィルタを通過するときガンマ状態
で、フィルタがoffのときのbnをbnOFFとすると、 bnOFF=an … 式2) となる。ここで、フィルタ装置のONおよびOFFのと
きの画素bn-1、bn、bn+1の単純平均値を、それぞれ
BnONおよびBnOFFとし、その変化量をΔBnとすると、
【0018】
【数2】
【0019】
【数3】
【0020】 ΔBn=|BnON−BnOFF| … 式5) となる。ここで、ΔBnは、フィルタ装置のONおよび
OFFによる平均輝度値の変化量を表すことから、動画
像を構成する各画面毎にフィルタ装置のONとOFFを
切り換えた場合、動画像を構成する各画面間での各対応
する画素間での定輝度原理が保たれず、再現動画像上に
フリッカ(画面のちらつき)が発生するという問題が生
じてしまう。
【0021】
【課題を解決するための手段】そこで、上記問題点を解
消するために、本請求項1記載の発明は、動画像データ
にガンマ補正をかけて出力する動画像データ出力装置と
動画像データを符号化する符号化装置との間に配設さ
れ、動画像データ出力装置からガンマ補正をかけられた
動画像データを入力して、フィルタをかけて符号化装置
に出力するとともに、前記フィルタの強度を変化させる
ことが可能なフィルタ装置であって、前記動画像データ
出力装置からガンマ補正をかけられた動画像データを入
力して逆ガンマ補正をかけて該動画像データをリニア状
態にして出力する逆ガンマ補正手段と、前記逆ガンマ補
正手段から動画像データを入力して、前記フィルタをか
けて出力するフィルタ手段と、前記フィルタ手段から動
画像データを入力して、該動画像データを非リニア状態
に戻して前記符号化装置に出力するガンマ補正手段と、
を有することを特徴とするものである。
【0022】本請求項2記載の発明は、請求項1記載の
フィルタ装置において、前記動画像データ出力装置から
出力される動画像データおよび符号化装置に入力される
動画像データのそれぞれが、1つの輝度信号と2つの色
差信号により表されるものであり、前記動画像データ出
力装置から動画像データを入力し、該動画像データを輝
度、色差信号から三原色信号に変換して前記逆ガンマ補
正手段に出力するマトリクス変換手段と、前記ガンマ補
正手段から動画像データを入力し、該動画像データを三
原色信号から輝度、色差信号に変換する逆マトリクス手
段と、を有することを特徴とするものである。
【0023】本請求項3記載の発明は、請求項1記載の
フィルタ装置において、前記動画像データ出力装置から
出力される動画像データおよび前記符号化装置に入力さ
れる動画像データのそれぞれが、1つの輝度信号と2つ
の色差信号により表される動画像データであり、前記動
画像データ出力装置から動画像データを入力して、該入
力動画像データよりもビット数の長い動画像データに変
換して前記逆ガンマ補正手段に出力する第1データビッ
ト数変換手段と、前記ガンマ補正装置から動画像データ
を入力して、前記第1データビット数変換手段に入力さ
れたときと同じデータビット長の動画像データに変換し
て前記符号化装置に出力する第2データビット数変換手
段と、を有することを特徴とするものである。
【0024】本請求項4記載の発明は、請求項2に記載
のフィルタ装置において、前記動画像データ出力装置か
ら出力される動画像データおよび前記符号化装置に入力
される動画像データのそれぞれが、1つの輝度信号と2
つの色差信号により表される動画像データであり、前記
動画像データ出力手段から動画像データを入力して、前
記輝度、色差信号を三原色信号に変換するとともに該入
力動画像データよりもビット数の長い動画像データに変
換して前記逆ガンマ補正手段に出力するマトリクス変換
手段と、前記ガンマ補正手段から動画像データを入力し
て、前記第1データビット数変換手段に入力されたとき
と同じデータビット長の動画像データに変換するととも
に輝度、色差信号に変換して前記符号化装置に出力する
逆マトリクス変換手段と、を有することを特徴とするも
のである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
に基づいて説明する。本発明にかかるフィルタ装置200
は、動画像データにガンマ補正をかけて動画像データV
1を出力する動画像データ出力装置100と動画像データ
V4を符号化する符号化装置300との間に配設されるも
のである。
【0026】上述のように配設され機能するフィルタ装
置200は、逆ガンマ補正手段としての逆ガンマ補正器20
2、フィルタ手段としての線形フィルタ203およびガンマ
補正手段としてのガンマ補正器204を備えている。逆ガ
ンマ補正器202は、動画像データ出力装置100からガンマ
補正をかけられた動画像データV1を入力して逆ガンマ
補正をかけ、動画像データV1をリニア状態にした動画
像データV2を線形フィルタ203に出力するものであ
る。
【0027】線形フィルタ203は、逆ガンマ補正器202か
ら動画像データV2を入力して、符号化装置300の符号
発生量の情報に基づいてフィルタの強度を段階的に切り
換えながらV2にフィルタをかけ、動画像データV3を
ガンマ補正器204に出力するものである。ガンマ補正器2
04は、フィルタ203から動画像データV3を入力して、
ガンマ補正をかけて動画像データV4を符号化装置300
に出力するものである。
【0028】以上フィルタ装置200の作用により、符号
化効率を維持したままで動画像データの定輝度原理が保
たれ、動画像データがディスプレイ等で再現された際の
画面上でのフリッカを抑えることを実現している。
【0029】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図2〜図6に基づ
いて説明する。図2は、本発明に係るフィルタ装置の一
実施例を適用した動画像符号化システムを示すブロック
図である。図2において、100は動画像データ出力装
置、200はフィルタ装置、300は符号化装置である。
【0030】動画像データ出力装置100は、図3に示す
とおり、例えばビデオカメラ等からなるものであり、光
電変換器101、ガンマ補正器102およびマトリクス変換器
103を有している。光電変換器101は、光波動を順次三原
色信号の電気信号に分割、変換し、動画像データを生成
するものである。ガンマ補正器102は、動画像データに
ガンマ補正をかけるものである。マトリクス変換器103
は、三原色信号の動画像データを輝度および色差信号に
変換するものである。
【0031】フィルタ装置200は、図4に示すとおり、
逆マトリクス変換器201、逆ガンマ補正器202、線形フィ
ルタ203、ガンマ補正器204およびマトリクス変換器205
を有している。逆マトリクス変換器201は逆マトリクス
変換手段を構成し、8ビットの輝度、色差信号を12ビッ
トの三原色信号に変換するものである。逆ガンマ補正器
202は逆ガンマ補正手段を構成するものであり、既にガ
ンマ補正をかけられて非線形化されている動画像データ
を元の線形化データに変換するものである。
【0032】線形フィルタ203は、フィルタ手段を構成
し、動画像データの周波数帯域を一律に低下させるロー
パスフィルタからなるものである。ガンマ補正器204
は、ガンマ補正手段を構成し、線形化された動画像デー
タにガンマ補正をかけて非線形データにするものであ
る。マトリクス変換器205は、12ビットの三原色信号を
8ビットの輝度、色差信号に変換するものである。
【0033】符号化装置300は、図5に示すとおり、フ
レームメモリ301、差分算出器302、スイッチ303、DC
T変換器304、量子化器305、符号化制御装置306、可変
長符号化器307、多重化器308、バッファメモリ309、逆
量子化器310、逆DCT変換器311、復元器312、スイッ
チ313、予測メモリ314、予測メモリ315、平均算出器316
およびスイッチ317を有している。
【0034】フレームメモリ301は、動画像データを構
成する各画面データを該画面(フレーム)毎に記憶する
ものである。差分算出器302は、動画像データを構成す
る2つの画面データの差分値を算出するものである。ス
イッチ303は、端子A、BとCの接続を適宜切り換える
ものである。DCT変換器304は、動画像データを構成
する画面データをDCT変換(離散コサイン変換)する
ものである。量子化器305は、DCT変換係数を量子化
して量子化係数にするものである。
【0035】符号化制御装置306は、各信号線b、c、
d、e、fを介して符号化装置300内の符号化に関する
全般と、図6に示す線形フィルタ203内の係数出力部203
05を制御するものである。可変長符号化器307は、符号
の発生確立の大小により符号割り付けをするものであ
る。多重化器308は、符号化過程での情報に基づき、符
号化された動画像データを構成する各画面データに附帯
情報を添付するものである。バッファメモリ309は、符
号化された送信データを一時溜めておくものである。
【0036】逆量子化器310は、既に量子化されたDC
T変換係数を、該量子化に対する逆量子化をするもので
ある。逆DCT変換器311は、DCT変換係数を逆DC
T変換して元のデータに戻すものである。復元器312
は、画面データ差分値に元の画面データから引かれたデ
ータを加算することにより、元の画面データに復元する
ものである。スイッチ313は、端子DとE、F、Gの接
続を適宜切り換えるものである。
【0037】予測メモリ314は、動画像データを構成す
る画面データ(フレーム)1枚分を記憶するものであ
る。予測メモリ315は、動画像データを構成する画面デ
ータの1枚分を記憶するものである。平均算出器316
は、動画像データを構成する2つの画面データの対応画
素間での平均値(内挿画像)を算出するものである。ス
イッチ317は、端子H、I、J、KとLの接続を適宜切
り換えるものである。
【0038】図3、4および5において、D1、D2、
D4、D5、D6およびD7は、三原色信号である動画
像データを表すものである。D3およびD8は、輝度、
色差信号である動画像データを表すものである。D9、
D16、D17、D18、D19およびD20は、輝度、色差信号
である動画像データを構成する画面データを表すもので
ある。D10は、輝度、色差信号である動画像データを構
成する2枚の画面データの差分データを表すものであ
る。
【0039】D11は、輝度、色差信号である動画像デー
タを構成する画面データか、または、輝度、色差信号で
ある動画像データを構成する2枚の画面データの差分デ
ータを表すものである。D12は、動画像データを構成す
る画面データのDCT変換係数を表すものである。D13
は、DCT変換係数を量子化した量子化係数を表すもの
である。D14は、D12に量子化誤差を付与したDCT変
換係数を表すものである。
【0040】D15は、輝度、色差信号である動画像デー
タを構成する画面データか、または、輝度、色差信号で
ある動画像データを構成する2枚の画面データの差分デ
ータを表すものである。D21は、輝度、色差信号である
動画像データを構成する2つの画面データの対応画素間
での平均値であるデータを表すものである。D22は、輝
度、色差信号である動画像データを構成する画面データ
であるか、輝度、色差信号である動画像データを構成す
る2つの画面データの対応画素間での平均値であるデー
タか、または、0値を表すものである。
【0041】D23は、量子化係数に可変長符号割り付け
をした符号化データを表すものである。D24は、符号化
過程での各情報を添付した符号化データを、該添付情報
に基づき符号化された動画像データとして再構成された
符号化データを表すものである。D25は、符号化された
動画像データを一定のデータ量にまとめた動画像データ
を表すものである。
【0042】以下、動画像データ出力装置100、フィル
タ装置200および符号化装置300の各構成要素間での動画
像データ、動画像データを構成する画面データ、および
制御信号の流れを説明する。図3に示すとおり、動画像
出力装置100において、光電変換器101で動画像データD
1が生成されてガンマ補正器102に伝送される。光電変
換器101から伝送されたD1は、ガンマ補正器102でD2
にガンマ補正されマトリクス変換器103に伝送される。
ガンマ補正器102から伝送されたD2は、マトリクス変
換器103でD3にマトリクス変換されフィルタ装置200に
出力される。
【0043】図4に示すとおり、フィルタ装置200にお
いて、動画像データ出力装置100から入力されたD3
は、逆マトリクス変換装置201でD4に逆マトリクス変
換され逆ガンマ補正器202に伝送される。逆マトリクス
変換装置201から伝送されたD4は、逆ガンマ補正器202
でD5に逆ガンマ補正され線形フィルタ203に伝送され
る。逆ガンマ補正器202から伝送されたD5は、線形フ
ィルタ203で信号線aを介した符号化制御装置306の制御
に基づきフィルタの強度を段階的に変化させながらD6
にフィルタリングされ、周波帯域を一律に下げられてガ
ンマ補正器204に伝送される。線形フィルタ203から伝送
されたD6は、ガンマ補正器204でD7にガンマ補正さ
れマトリクス変換器205に伝送される。ガンマ補正器204
から伝送されたD7は、マトリクス変換器205でD8に
マトリクス変換され符号化装置300に出力される。
【0044】図5に示すとおり、符号化装置300におい
て、フィルタ装置200から入力されたD8は、フレーム
メモリ301で動画像データを構成する各画面データ毎に
一旦フレームメモリ301に入力順に記憶され、フレーム
メモリ301は、信号線bを介した符号化制御装置306の制
御に基づき、動画像データを構成する画面データD9を
適宜端子Aと差分算出器302に伝送する。
【0045】フレームメモリ301から伝送されたD9
は、差分算出器302で、ループ回路4を経て戻されたD2
2との差分を計算され、その差分値データD10は、端子
Bに伝送される。スイッチ303は、信号線cを介した符
号化制御装置306の制御に基づき端子A、BとCの接続
を適宜切り換え、接続がA−CのときD9と等しく、B
−CのときD10と等しいD11をDCT変換器304に伝送
する。
【0046】スイッチ303から伝送されたD11は、DC
T変換器304でD12に変換され量子化器305に伝送され
る。量子化器305に伝送されたD12は、量子化器305で、
信号線fを介した符号化制御装置306の制御に基づきD1
3に量子化され、可変長符号化器307と逆量子化器310に
伝送される。量子化器305から伝送されたD13は、可変
長符号化器307の発生頻度の情報に基づいた可変長テー
ブルによって符号化データD23となり、多重化器308に
伝送される。 可変長符号化器307から伝送されたD23
は、多重化器308で、信号線hを介した量子化器305と可
変長符号化器307の情報に基づき符号化情報を付与され
てD24となり、そのD24はバッファメモリ309に伝送さ
れる。多重化器308から伝送されたD24は、バッファメ
モリ309で送信データ量を一定にすることを目的として
D25にまとめられ、外部のメディアに出力される。この
ときバッファメモリ309は、信号線iを介して符号化制
御装置306にバッファ容量情報および符号発生状況を送
信している。
【0047】符号化装置300内のループ回路Aにおい
て、量子化器305から伝送されたD13は、逆量子化器310
で、D12に量子化誤差を付与したものと等しいD14に量
子化され逆DCT変換器311に伝送される。逆量子化器3
10から伝送されたD14は、逆DCT変換器311で、D11
に量子化誤差を付与したものと等しいD15に変換され復
元器312に伝送される。逆DCT変換器311から伝送され
たD15は、復元器312でD22を加算され、ほぼD9に等
しいD16に復元されスイッチ313に伝送される。
【0048】スイッチ313は、信号線eを介した符号化
制御装置306の制御に基づき端子E、F、GとDの接続
を適宜切り換え、接続がD−EのときD16と等しいD17
を予測メモリ314に伝送し、接続がD−FのときD16と
等しいD18を予測メモリ315に伝送し、接続がD−Gの
ときD16を破棄する。スイッチ313から伝送されたD17
は、予測メモリ314に記憶されるとともに、D19として
端子Hと平均算出器316へ伝送される。
【0049】スイッチ313から伝送されたD18は、予測
メモリ315に記憶されるとともに、D20として端子Jと
平均算出器316に伝送される。予測メモリ314から伝送さ
れたD19は、平均算出器316で、予測メモリ315から伝送
されたD20との対応画素間における平均値を各算出さ
れ、その算出された平均値D21は、端子Iに伝送され
る。スイッチ317は、信号線dを介した符号化制御装置3
06の制御に基づき端H、I、J、KとLの接続を適宜切
り換え、接続がL−HのときD19と等しいD22を、接続
がL−IのときD21と等しいD22を、接続がL−Jのと
きD20と等しいD22を、接続がL−Kのとき0値である
D22を、差分算出器302と復元器312に伝送する。
【0050】以上、動画像は動画像データ出力装置10
0、フィルタ装置200および符号化装置300を経て符号化
データに圧縮され、図外の画像データ復号装置に向けて
出力される。ここで、図4のフィルタ装置200内の逆ガ
ンマ補正器202、線形フィルタ203およびガンマ補正器20
4における動画像データのろ波処理の過程を図6に基づ
き説明する。
【0051】線形フィルタ203は、図6に示すとおり、
以下に記載する20301〜20305を有するものである。2030
1は、直列に接続された3つのフリップフロップC1、
C2、C3により構成され、逆ガンマ補正器202よりシ
リアル入力された3つの画素データをパラレル出力する
シリアルパラレル変換部である。20302は、3つの乗算
器A1、A2、A3により構成され、A1はC1より伝
送された画素データ値に係数出力部20305より伝送され
た係数を、A2はC2より伝送された画素データ値に係
数出力部20305より伝送された係数を、A3はC3より
伝送された画素データ値に係数出力部20305より伝送さ
れた係数を、それぞれ乗じて出力する乗算部である。
【0052】20303は、1つの加算器B1により構成さ
れ、A1、A2およびA3から伝送された画素データ値
の総和を算出する加算部である。20304は、1つの乗算
器A4により構成され、B1から伝送された画素データ
値に、係数出力部20305から伝送された係数を乗じてガ
ンマ補正器204に出力する乗算部である。20305は、1つ
の係数発生器K1と計算器K2により構成され、信号線
aを介した図5の符号化装置300内の符号化制御装置306
の制御に基づき、係数発生器K1にて係数を発生し、A
1、A2、A3および計算器K2にそれぞれ伝送し、該
計算器K2が係数発生器K1より伝送された係数に基づ
き算出した係数をA4に伝送する係数出力部である。
【0053】まず、動画像データ上において主送査線方
向に隣接するガンマ状態である画素データd41、d42、
d43がガンマ補正器202にシリアル入力され、順次ガン
マ補正器202でリニア状態のデータd51、d52、d53に
補正されてシリアルパラレル変換部20301に伝送され
る。シリアルパラレル変換部20301に伝送されたd51、
d52、d53は、フリップフロップC1、C2、C3上で
C1にd51、C2にd52、C3にd53がそれぞれ到達し
てシリアル配列された時点で、同時に乗算部20302に伝
送されてパラレル配列に変換される。乗算部20302に伝
送された画素データd51、d52、d53は、A1で係数出
力部20305から伝送された係数a0がd51に、A2で係数
出力部20305から伝送された係数a1がd52に、A3で係
数出力部部20305から伝送された係数a0がd53に各乗じ
られて加算部20303に伝送される。このとき係数出力部2
0305が出力した係数a0、a1は、信号線aを介して図5
の符号化装置300内の符号化制御装置306の制御に基づ
き、係数発生器K1により発生されたものである。
【0054】加算部20303に伝送された画素データd51
×a0、d52×a1およびd53×a0は、総和値が算出さ
れ乗算部20304に伝送される。乗算部20304に伝送された
総和値データd51×a0+d52×a1+d53×a0は、係
数出力部20305より伝送された係数1/(a1+2×a
0)を乗じられてガンマ補正器204に伝送される。このと
き係数1/(a1+2×a0)は係数出力部20305内の計
算器K2にて算出されたものである。また、該データ
は、以降前記d52にフィルタをかけたものとして扱われ
る。そして該データ(d51×a0+d52×a1+d53×a
0)/(a1+2×a0)は、ガンマ補正器204でガンマ補
正される。
【0055】このように、本実施例では、フィルタ装置
200において、動画像出力装置100を出力された時点で、
既にガンマ補正されている動画像データを、リニア状態
に戻してからフィルタをかけ、再びガンマ補正状態に戻
してから動画像データを出力することにより、D1での
輝度値がyn-2、yn-1、yn、yn+1、yn+2であり、そ
れらに各対応する図示されていないディスプレイ上での
再現輝度値が、y’n-2、y’n-1、y’n、y’n+1、
y’n+2であり、フィルタの重み付比率がa0:a1:a0
であり、且つ、ガンマ値をγとすると、ynとy’nの関
係は、フィルタがonのときのy’nをy’nONとする
と、 y’nON=(a0×yn-1+a1×yn+a0×yn+1)/(2×a0+a1) … 式6) となり、フィルタがoffのときのy’nをy’nOFFと
すると、 y’nOFF=yn … 式7) となる。
【0056】ここで、フィルタ装置のONおよびOFF
のときの画素y’n-1、y’n、y’n+1の単純平均値
(平均輝度値)を、それぞれ Y’nONおよびY’nOFFと
し、その変化量をそれぞれΔY’nとすると、
【0057】
【数4】
【0058】
【数5】
【0059】となり、
【0060】
【数6】
【0061】となる。よって、式5)と式10)を比較し
て、式10)の方が同条件においてΔY’nを小さく抑え
ることができるので、動画像データにフィルタをかける
際、一度リニア状態に戻した方が、動画像データを復号
化してから再現する時点で、フィルタ装置200のフィル
タの強度を段階的に切り替えることにより発生していた
再現動画像上でのフリッカの発生を抑えることができ
る。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、符号化効
率を維持したまま、符号化された動画像データを復号し
て再現する時点で、フィルタ装置のフィルタの強度を段
階的に切り換えることにより発生していた再現動画像上
でのフリッカを抑えることができる。
【0063】請求項2記載の発明によれば、動画像デー
タ出力装置から出力される動画像データおよび符号化装
置に入力される動画像データのそれぞれが、輝度、色差
信号であるとき、フィルタをかける時点で、動画像デー
タをリニア状態に戻すことができ、請求項1記載の発明
と同等の効果を得ることができる。請求項3記載の発明
によれば、請求項1記載のフィルタ装置内において、動
画像データの分解能が不足するのを防ぐことができる。
【0064】請求項4記載の発明によれば、請求項2記
載のフィルタ装置内において、動画像データの分解能が
不足するのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施の形態を示す図である。
【図2】本発明に係る線形フィルタの一実施例であるフ
ィルタ装置を適用した動画像符号化システムを示すブロ
ック図である。
【図3】図2における動画像データ出力装置100の構成
を示すブロック図である。
【図4】図2におけるフィルタ装置200の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】図2における符号化装置300の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】図4におけるフィルタ203の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】ガンマ補正を行う動画像の送受系のデータの状
態変化を説明。
【図8】従来の技術としての前処理フィルタを適用した
動画像符号化システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 動画像の送受系 2 撮像管 3 増幅器 4 ガンマ補正器 5 増幅器 6 受像器 10 動画像データ出力装置 11 光電変換器 12 ガンマ補正器 13 マトリクス変換器 20 フィルタ装置 21 線形フィルタ 30 符号化装置 31 空間的圧縮器 32 時間的圧縮器 33 可変長符号化器 34 符号化制御装置 100 動画像データ出力装置 101 光電変換器 102 ガンマ補正器 103 マトリクス変換器 200 フィルタ装置 201 逆マトリクス変換器 202 逆ガンマ補正器 203 線形フィルタ 204 ガンマ補正器 205 マトリクス変換器 300 符号化装置 301 フレームメモリ 302 差分算出器 303 スイッチ 304 DCT変換器 305 量子化器 306 符号化制御装置 307 可変長符号化器 308 多重化器 309 バッファメモリ 310 逆量子化器 311 逆DCT変換器 312 復元器 313 スイッチ 314 予測メモリ 315 予測メモリ 316 平均算出器 317 スイッチ 20301 シリアルパラレル変換部 20302 乗算部 20303 加算部 20304 乗算部 20305 係数出力部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動画像データにガンマ補正をかけて出力す
    る動画像データ出力装置と動画像データを符号化する符
    号化装置との間に配設され、動画像データ出力装置から
    ガンマ補正をかけられた動画像データを入力して、フィ
    ルタをかけて符号化装置に出力するとともに、前記フィ
    ルタの強度を変化させることが可能なフィルタ装置であ
    って、 前記動画像データ出力装置からガンマ補正をかけられた
    動画像データを入力して逆ガンマ補正をかけて該動画像
    データをリニア状態にして出力する逆ガンマ補正手段
    と、 前記逆ガンマ補正手段から動画像データを入力して、前
    記フィルタをかけて出力するフィルタ手段と、 前記フィルタ手段から動画像データを入力して、該動画
    像データを非リニア状態に戻して前記符号化装置に出力
    するガンマ補正手段と、を有することを特徴とするフィ
    ルタ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のフィルタ装置において、 前記動画像データ出力装置から出力される動画像データ
    および符号化装置に入力される動画像データのそれぞれ
    が、1つの輝度信号と2つの色差信号により表されるも
    のであり、 前記動画像データ出力装置から動画像データを入力し、
    該動画像データを輝度、色差信号から三原色信号に変換
    して前記逆ガンマ補正手段に出力するマトリクス変換手
    段と、 前記ガンマ補正手段から動画像データを入力し、該動画
    像データを三原色信号から輝度、色差信号に変換する逆
    マトリクス手段と、を有することを特徴とするフィルタ
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のフィルタ装置において、 前記動画像データ出力装置から出力される動画像データ
    および前記符号化装置に入力される動画像データのそれ
    ぞれが、1つの輝度信号と2つの色差信号により表され
    る動画像データであり、 前記動画像データ出力装置から動画像データを入力し
    て、該入力動画像データよりもビット数の長い動画像デ
    ータに変換して前記逆ガンマ補正手段に出力する第1デ
    ータビット数変換手段と、 前記ガンマ補正装置から動画像データを入力して、前記
    第1データビット数変換手段に入力されたときと同じデ
    ータビット長の動画像データに変換して前記符号化装置
    に出力する第2データビット数変換手段と、を有するこ
    とを特徴とするフィルタ装置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載のフィルタ装置において、 前記動画像データ出力装置から出力される動画像データ
    および前記符号化装置に入力される動画像データのそれ
    ぞれが、1つの輝度信号と2つの色差信号により表され
    る動画像データであり、 前記動画像データ出力手段から動画像データを入力し
    て、前記輝度、色差信号を三原色信号に変換するととも
    に該入力動画像データよりもビット数の長い動画像デー
    タに変換して前記逆ガンマ補正手段に出力するマトリク
    ス変換手段と、 前記ガンマ補正手段から動画像データを入力して、前記
    第1データビット数変換手段に入力されたときと同じデ
    ータビット長の動画像データに変換するとともに輝度、
    色差信号に変換して前記符号化装置に出力する逆マトリ
    クス変換手段と、を有することを特徴とするフィルタ装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013536601A (ja) * 2010-06-21 2013-09-19 アイマックス コーポレイション 二重スタック投影
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