JPH03103692A - 防火区画を貫通する冷媒管の防火施工法およびその防火施工管 - Google Patents

防火区画を貫通する冷媒管の防火施工法およびその防火施工管

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JPH03103692A
JPH03103692A JP1239017A JP23901789A JPH03103692A JP H03103692 A JPH03103692 A JP H03103692A JP 1239017 A JP1239017 A JP 1239017A JP 23901789 A JP23901789 A JP 23901789A JP H03103692 A JPH03103692 A JP H03103692A
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Japan
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pipe
construction
fireproof
iron pipe
iron
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JP1239017A
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Kiyoteru Taniai
谷合 清照
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、主に建築中のコンクリート防火区画に対し、
空調装置の冷媒管を鉄管を介して防火状態のもとに貫通
配管させる防火施工法およびその施工に使用する防火施
工管に関する0 (従 来 の 技 術) およそ、空調装置の冷媒管を防火区画の穴に嵌装固定し
た鉄管を通して配管させる場合、その鉄管に対する冷媒
管の文通施工は、火災の区画外への延.焼が鉄管を通っ
て発生しないように確実な防火状態における施工をしな
ければならないことが、建築および空調関係施工の消防
上における法定基準となっている。
しかるに、従来の冷媒管の鉄管に対する貫通防火施工法
は、単なる空簡の鉄管を用いるため、第4図一第9図の
概念図に示すと>,2、(1)第1工程は、建築中のコ
ンクリートの防火区画の床スラブSの貫通穴Hに対し、
各規格径に係る異径一対の冷媒管(IJ (17を貫通
させる規格サイズの空簡の鉄管(2)を嵌挿してLアン
グルFのUバンドVの締着をもって周知の嵌装固定をし
てかいて、該鉄管(2)に対し、該冷媒管(17 (1
1を貫通させて配管施工を行う (第6図)。
All L,て割穴(41 t4Jの盪會谷酎媒管tl
) tlJに腎に嵌1るよう調゜整加工し、割穴(4)
 (4)を開閉させて各冷媒管(1)(1)に嵌めて外
周をテーピング(6)(6) (第4図)した後、更に
両誼割筒体(5) t5i部を合わせてテーピングt$
jする(第6図)。
(3)第3工程は、合わせた該割筒体+5+ (5)部
の外周を、更に不燃帯布(8)で鉄管(2)内に相当す
る厚みに巻いて、外周をテーピング(9)シ、めする(
第7図〉0 は、冷媒管(IJ(IJが異径であシ且つ2管合せのた
め、不格好な橢円巻きで真円巻でないから、鉄管(2)
との間に必然的に生ずる間隙を、不燃パッキング材α0
を押込んで埋め塞ぐ(第5図.第8図)。
(5)第5工程は、鉄管(2》外O 全IvN W <
i+ ti+ K 7レタン樹脂等の保温チューブα0
αυをテーピングαaして取付け、各核チューブαυ0
υの端を、核割筒体(5) (5)の両端面に接面させ
て施工完了となる(第9図)。
(発明が解決しようとする課題) 上記多工程に係る従来の施工法は、単なる空簡の鉄管(
2)を用いるため、下記のような決定的欠点がある。
1.非常に工程数が多く、実に複雑面倒な手数と労力と
時間と、そして熟練技術を要するから、非常に作業能率
が悪く、コスト高となっている。
2.第1工程は配管工事業者、第2工程以下は保温工事
業者の2業者で施工をすることになっているから、両業
者の都合の調整が面倒である上に、経費が高くつく。
3.鉄管(2)との関隙f:埋め塞ぐ作業は、非常に面
倒で熟練技術を要するが、完全な密閉は一非常に困難性
を伴うため、火災の火や煙が鉄管(2)の僅かな隙間を
通って区画外への完全防火の安全性が低いかそれがある
冷媒管(1)(1)の径の大小に対応させるには、割溝
(3) (3)の溝巾を一々カッターで大小に切取シ簡
穴調整して行わねばならぬため、冷媒管(17 (17
の管径の相異に対しては、それに一々合わせる面倒な筒
嵌め作業となb1外周のテーピング作業と相俟って実に
作業性が悪い。
5.施エコストが高くつく結果、区画壁が多い家屋やピ
ル建築の場合には、配管数が多い分だけ非常に不経済で
ある。
等であるため、本発明は上記の従来欠点を除去し、実に
施工工程が極端に少なくて済み、而も簡便.迅速,安価
で作業能率が抜群マある上に、熟練技術を要せずに、全
く確実安全な防火,防煙が保障される画期的な冷媒管の
防火区画に対する貫通防火施工法およびその施工法に使
用する機構調素で安価量産性に富む経済的な防火施工管
を提供せしめて、配管工事業者だけでの施工を可能にし
て、建築.空論施工業界にとって画期的にコストが安〈
つき、確実安全性が保障される冷媒管の貫通防火施工を
実現させて、抜群の作業性のもとに、需要性を向上させ
て、大きく防火施工に貢献することを課題とするもので
ある。
(課題を解決するための手段) このようZ謀題を解決するため、本発明の施工法は、防
火区画の床スラブに設けた穴に取付ける空調装置の冷媒
管を貫通配管させる鉄管内に対し、該冷媒管を通す対応
の円穴を貫通して鉄管内に嵌着するサイズで戒灘した不
燃材のロックウール成型部材を嵌着して製した防火施工
管を、床スラプの穴に嵌装固定して、該施工管の円穴か
ら対応の冷媒管を貫通i曽’し、該施工管外の配管を保
温材で断熱施工することである。
1た施工管は、床スラブに設けた穴に貫通取付ける鉄管
内に対し、空調装置の冷媒管を通す対応の円穴を貫通し
て鉄管内に嵌着するサイズで或型した不燃材のロックウ
ール成型部材を嵌着することである。
(作    用) 建築中の未スラブの防火区画の貫通穴に、本発明の鉄管
部を嵌装固定すれば、鉄管内には不燃材のロックウール
成型部材が嵌着されているから、該或型部材の円穴に対
し、対応の冷媒管を貫通する第1工程を図りさえするだ
けで、冷媒管の防火区画に対する貢通施工が簡単迅速に
行える。
そして、配管された露出管部に従来の保温チューブを嵌
付けて、該或型部材面にチューブ端面を接面させて、そ
の接面部を含めてテーピング施工する第2工程で、冷媒
管の防火区画に対する貫通防火施工は完了することにな
b1鉄管には不燃材の該或型部材が密嵌されているから
、核成型部材は燃えず且つ鉄管との間に隙間が全くない
から、防火,防煙が確実となる。
(実 施 例) 次に、本発明の実施例を図面に付で説明すれば、次のと
おりである。
施工法の実施例としては、建築中のコンクリートの床ス
ラプSの防火区画に設けた貫通穴Hに、空調装置の一対
の異径の冷媒管(ill)を通して嵌装固定させる規格
サイズの鉄管(2)内に対し、該冷媒管(1)(1)を
通す対応一対の円穴α3Q3を貫通して鉄管(2)内に
嵌着するサイズで且つ鉄管{2}と同長に或型した不燃
材のロックウール成型部材α尋を嵌着して製した防火施
工管aを、該貫通穴Hに嵌挿してLアングルFのUバン
ドVで締着固定し、#施工管aの一通配管施工し、該施
工管a外の配管にウレタン樹脂等の保温チューブαυ卸
を、各端面を該戒型部材(14)の両端面に接面させて
、不燃テープα9をもって、その接面部分を含めてテー
ピングして取付けることを特徴とする防火区画を貫通す
る冷媒管の防火施工法。
防火施工管の実施例としては、床スラブSの防火区画に
設けた貫通穴Hに、空調装置の一対の異径の冷媒管(I
J (1)を通して嵌装固定させる規格サイズの鉄管(
2)内に対し、該冷媒管(1)(2)内に嵌着する且つ
鉄管(2)と同長に或型した不燃材のロックウール成型
部材α船を嵌着してなる防火区画を貫通する冷媒管の防
火施工管。
防火施工管の他の実施例。
該或型部材α旬の長さを、鉄管(2)の両口から所要の
長さにかいて突出させる長さに構戒する(第3図)。
而して、該成型部材04の鉄管(2)に対する嵌着手段
は、核或型部材(14lは、その材質上クッション性が
あるのを利用して圧入嵌着する他に、接着割で接着固定
を図ってもよい。
鉄管(2)の貫通穴Hに対する固定は、、UバンドVに
よる締着の他に、各種慣用の固定手段を採用してもよい
鉄管(2)の長さの標準規格は通常1mであるが限定さ
れない。そして、管径は嵌着される冷媒管(17(1)
に応じて大小となb1従って、核管径に応じて該成型部
材α船のサイズも変化する0保温チューブαυαυの端
面と該成型部材α尋との接面部は接着剤での接着でもよ
い。
又、空調装置の他に、冷凍機器の冷媒管の配管にも採用
できるのは勿論である。
よって、上記のロックウール或型部材0荀を嵌着してな
る防火施工管aを、床スラブSの防火区画の貫通穴Hに
嵌装固定するだけで、防火区画に対する空調装置の冷媒
管(17 (1)を該或型部材(14)の対応の円穴α
3(IS)に貫通する第1工程を図シさえすれば、簡単
迅速に冷媒管(1}(1)の防火区画に対しての貫通配
管施工が行える0そして、次に配管された露出管部に従
来の保温チューブα1)Clυを嵌付けて、該或型部材
04面にチューブ端面を接面させて、その接面部を含め
てテーピング鴎施工する第2工程で、冷媒管(1)(1
)の防火区画に対する貫通防火施工は完了することにな
う、鉄管(2)には不燃材の該或型部材α4が密嵌され
ているから、該成型部材α船は燃えず且つ鉄管(2)と
の間に隙間が全くないから、防火,防煙が確実となる。
(発明の効果) 本発明によれば、次の多大な効果を得ることができる。
(IJ建築中の家屋.ビル等の防火区画の貫通穴Hに、
防火施工管aを嵌装固定すれば、鉄管(2)内の該成型
部材Q刃の円穴α3)(13に冷媒管(1)(1)を通
す配管作業と、保温チューブ巻きの作業だけで済み、従
って、前記従来の複雑面倒な多工程施工が省略激減でき
て、その分、施エコストが非常に安くなる上に、鉄管(
2)内に間隙杆全くないため、従来の隙間埋め塞ぎの面
倒な手間も労力も全く不要であるから一層のコストダウ
ンになる。
ブ巻き作業だけで済むから、熟練技術を必要とせず誰れ
でも簡単にでき、その結果、従来の不燃帯布巻施工が全
く不要であるから、防火区画に対しての冷媒管(1)(
1)の貫通施工に関しては、保温工事業者は不要となシ
、配管工事業者のみで施工ができることになう、且つ作
業能率が抜群にスピードアップするから、この点からも
施工費は著しく節約され激安となる。
(3)確実な密封施工となるから、鉄管(2)を通して
の防火.防煙は確実安全で防火安全性が保障され、火災
の区画外への延焼防止に役立ち、消防上の法定基準を満
す。
(4)*に区画壁が多いビル建築等における冷媒管(1
)(1)の多量配備においては、顕著な建築費のコスト
安が保障されて経済性が著しく高くなるから需要性に富
む。
(5)防火施工管aは機構簡単で製作容易であるから安
価量産性に富む。
(6)この結果、本発明は防火,防煙に画期的な施工法
であDS#施工管aも安く提供できるから、防火安全建
築に貢献度が非常に高い等である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本発明の
防火施工管の斜面図、第2図は本発明施工状態例を示す
一部断面図、第3図は防火施工管の他の実施例図、第4
図一第9図は捉km工法の工程概念図で、第4図は冷媒
管に対する割筒体の筒嵌施工を示す斜面図、第5図は鉄
管に巻層部を嵌装した状態の平面図、!6図は第1−第
2工程図、第7図は第3工程図、第8図は第4工程図、
第9図は施工完了の第5工程図である。 チューブ、α濁α3●●●円穴、α4●●●ロックウー
ル或型部材、α9●●●不燃テープ、a●●●防火施工
管、S●●●床スラプ、H●●●貫通穴、F●●●Lア
ングル、V●●●Uバンド。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)防火区画の床スラブに設けた貫通穴に取付ける空
    調装置の冷媒管を貫通配管させる規格サイズの鉄管内に
    対し、該冷媒管を通す対応の円穴を貫通して鉄管内に嵌
    着するサイズで成型した不燃材のロックウール成型部材
    を嵌着して製した防火施工管を、床スラブの貫通穴に嵌
    装固定して、該施工管の円穴から対応の冷媒管を貫通配
    管し、該施工管外の配管を保温材で断熱施工することを
    特徴とする防火区画を貫通する冷媒管の防火施工法。
  2. (2)防火区画の床スラブに設けた貫通穴に貫通取付け
    る空調装置の冷媒管を貫通配管させる規格サイズの鉄管
    内に対し、該冷媒管を通す対応の円穴を貫通して鉄管内
    に嵌着するサイズで成型した不燃材のロックウール成型
    部材を嵌着してなることを特徴とする防火区画 を貫通する冷媒管の防火施工管。
  3. (3)鉄管内に嵌着するロックウール成型部材の長さを
    、鉄管の両口から所要の長さにおいて突出する長さとし
    てなる特許請求の範囲第2項記載の防火施工管。
JP1239017A 1989-09-14 1989-09-14 防火区画を貫通する冷媒管の防火施工法およびその防火施工管 Pending JPH03103692A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002102373A (ja) * 2000-10-03 2002-04-09 Mirai Ind Co Ltd 耐火充填材、及びその充填方法
JP2007032631A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 貫通孔閉塞構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113086A (ja) * 1984-06-29 1986-01-21 昭和電工株式会社 配管用スリ−ブ

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