JPH03102687A - ディスクカセット - Google Patents
ディスクカセットInfo
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- JPH03102687A JPH03102687A JP22190390A JP22190390A JPH03102687A JP H03102687 A JPH03102687 A JP H03102687A JP 22190390 A JP22190390 A JP 22190390A JP 22190390 A JP22190390 A JP 22190390A JP H03102687 A JPH03102687 A JP H03102687A
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- shutter
- case
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- plate
- magnetic disk
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、ハードケース内に収納されたフレキシプル
なディスクを有するディスクカセットで、特に、ヘッド
挿入用の開口を開閉するシャッターに関する. 〔背景技術とその問題点〕 フレキシブルな例えば直径が3.5インチの磁気ディス
クがハードケース内に収納され、この状態で以てディジ
タルデー夕を記録再生できる磁気ディスクカセットが知
られている。この磁気ディスクカセットには、磁気ディ
スクを保護するために、シャッターが開閉自在に取付け
られている。つまり、このシャッターは、動作時にだけ
開かれ、ケースに設けられた長大状のヘッド挿入用の開
口から磁気ディスクが露呈され、不動作時にはシャッタ
ーが閉じられ、この開口が閉塞される。このように開口
が閉塞されることで、ケース内に異物や埃が侵入するこ
とが防止され、ケース内の磁気ディスクが保護される. 従来、このシャッターは、金属例え)よステンレスから
なる断面コ字状のものであった。シャツタ一には、ケー
スの開口と略々同形の長大が形威され、このシャッター
がケースに摺動自在に取付けられていた。このシャッタ
ーは、スムーズに摺動し、且つ、ケースから容易にはず
れることがないようにケースに取付けられる必要がある
。また、このシャッターは、ケースの外面と均一に密着
し、開口を完全に閉塞することにより、カセット内への
埃の侵入を防止する必要がある.従って、カセットケー
スを挟持する部分のシャッターの開口部及びシャッター
内のガイド用の突起の高さは、カセットケースの基準化
された厚みと対応するものに厳密に定められる必要があ
る。
なディスクを有するディスクカセットで、特に、ヘッド
挿入用の開口を開閉するシャッターに関する. 〔背景技術とその問題点〕 フレキシブルな例えば直径が3.5インチの磁気ディス
クがハードケース内に収納され、この状態で以てディジ
タルデー夕を記録再生できる磁気ディスクカセットが知
られている。この磁気ディスクカセットには、磁気ディ
スクを保護するために、シャッターが開閉自在に取付け
られている。つまり、このシャッターは、動作時にだけ
開かれ、ケースに設けられた長大状のヘッド挿入用の開
口から磁気ディスクが露呈され、不動作時にはシャッタ
ーが閉じられ、この開口が閉塞される。このように開口
が閉塞されることで、ケース内に異物や埃が侵入するこ
とが防止され、ケース内の磁気ディスクが保護される. 従来、このシャッターは、金属例え)よステンレスから
なる断面コ字状のものであった。シャツタ一には、ケー
スの開口と略々同形の長大が形威され、このシャッター
がケースに摺動自在に取付けられていた。このシャッタ
ーは、スムーズに摺動し、且つ、ケースから容易にはず
れることがないようにケースに取付けられる必要がある
。また、このシャッターは、ケースの外面と均一に密着
し、開口を完全に閉塞することにより、カセット内への
埃の侵入を防止する必要がある.従って、カセットケー
スを挟持する部分のシャッターの開口部及びシャッター
内のガイド用の突起の高さは、カセットケースの基準化
された厚みと対応するものに厳密に定められる必要があ
る。
従来のシャッターは、ステンレスの平板に対し穴あけ、
折り曲げ、パリ取りなどの工程を施し加工されていた.
しかし、ステンレスの平板はロール状態で保存されてい
るため、応力が残っていて、変形することがあり、従っ
て折り曲げの工程で高い精度の加工を行うことが困難で
あった。
折り曲げ、パリ取りなどの工程を施し加工されていた.
しかし、ステンレスの平板はロール状態で保存されてい
るため、応力が残っていて、変形することがあり、従っ
て折り曲げの工程で高い精度の加工を行うことが困難で
あった。
また、従来のシャッターでは、シャッターをケースに取
付ける際や、シャッターがハードケースを摺動ずる際に
、ハードケースがガイド用の突起により削れることがあ
り、これにより生じたゴミがケース内に入りこむ問題が
あった。更に、金属材料を使用しているために、シャッ
ターの着色やシャッターへ製造メー力などの表示を印刷
をすることが難しかった.上述のように従来のシャッタ
ーは、製造工程数が多く、然も、寸法精度が厳しく要求
されるため、コスト高のものにならざるをえなかった。
付ける際や、シャッターがハードケースを摺動ずる際に
、ハードケースがガイド用の突起により削れることがあ
り、これにより生じたゴミがケース内に入りこむ問題が
あった。更に、金属材料を使用しているために、シャッ
ターの着色やシャッターへ製造メー力などの表示を印刷
をすることが難しかった.上述のように従来のシャッタ
ーは、製造工程数が多く、然も、寸法精度が厳しく要求
されるため、コスト高のものにならざるをえなかった。
従って、この発明の目的は、上述の欠点を解決するため
に、製造が容易でローコストのシャッターを備えたディ
スクカセットを提供することにある. また、この発明の他の目的は、ケースの外面に均一に密
着して、ケースとシャッターとの間に隙間が生じること
を防止できるシャッターを備えたディスクカセットを提
供することにある。
に、製造が容易でローコストのシャッターを備えたディ
スクカセットを提供することにある. また、この発明の他の目的は、ケースの外面に均一に密
着して、ケースとシャッターとの間に隙間が生じること
を防止できるシャッターを備えたディスクカセットを提
供することにある。
この発明は、ディスクと、ディスクを含むケースと、ケ
ースに摺動自在に設けられ、動作時の位置と不動作時の
位置とをとりうるシャッターとからなるディスクカセッ
トにおいて、 シャッターは、断面コ字状でケースを挟持するように、
上面板と下面板と上面板及び下面板を連結する側面板と
上面板及び下面板の少なくとも一方に形威されたヘッド
挿入用の開口とが、ケースから離脱された状態で、上面
板及び下面板の両者が非連結部に向かうほど互いに近接
する形状となるように、シャッターの形状に対応した形
状の金型で合成樹脂により一体成形されたディスクカセ
ットである。
ースに摺動自在に設けられ、動作時の位置と不動作時の
位置とをとりうるシャッターとからなるディスクカセッ
トにおいて、 シャッターは、断面コ字状でケースを挟持するように、
上面板と下面板と上面板及び下面板を連結する側面板と
上面板及び下面板の少なくとも一方に形威されたヘッド
挿入用の開口とが、ケースから離脱された状態で、上面
板及び下面板の両者が非連結部に向かうほど互いに近接
する形状となるように、シャッターの形状に対応した形
状の金型で合成樹脂により一体成形されたディスクカセ
ットである。
この発明の一実施例について、以下、図面を参照して説
明する。第1図A及び第1図Bは、この発明の一実施例
における磁気ディスクカセットの全体の上面図及び底面
図である。第1図A及び第l図Bにおいて1が上側シェ
ル、2が下側シェルである.上側シェル1及び下側シェ
ル2は、例えば静電防止剤を含むABS樹脂成形品であ
る。上側シェル1及び下側シェル2の夫々の内面には磁
気ディスクのドロップアウト及び摩耗,静電気の発生を
防ぐためのレーヨンなどの不織布からなるライナーが熱
溶着或いは超音波溶着されている。
明する。第1図A及び第1図Bは、この発明の一実施例
における磁気ディスクカセットの全体の上面図及び底面
図である。第1図A及び第l図Bにおいて1が上側シェ
ル、2が下側シェルである.上側シェル1及び下側シェ
ル2は、例えば静電防止剤を含むABS樹脂成形品であ
る。上側シェル1及び下側シェル2の夫々の内面には磁
気ディスクのドロップアウト及び摩耗,静電気の発生を
防ぐためのレーヨンなどの不織布からなるライナーが熱
溶着或いは超音波溶着されている。
上側シェル1の外周部と下側シェル2の外周部とが超音
波溶着にて接合され、この上側シェル1と下側シエル2
とが合体しているケース内に磁気ディスク3が収納され
る。磁気ディスク3は、円板状の高分子フィルムをベー
スとし、その下面に磁性層が均一に形威されたフレキシ
ブルな磁気ディスクである。磁気ディスク3の中央には
円形の開口が形威されていて、この開口にリング状のセ
ンタープレート4が固着されている。センタープレート
4の中央部に略々正方形をなすモータ軸挿入孔5が形威
され、この挿入孔5から所定距離だけ偏倚した位置に長
方形状の位置規制ビン挿入孔6が形威されている。下側
シエル2の中央に円形の開口7が形成され、この間口7
にセンタープレート4が多少のガタを有する状態で配置
される。上側シェル1及び下側シェル2には長穴8及び
9が形威され、この長穴8及び9から磁気ディスク3が
露呈される. 長六8及び9が形威されている部分を含む上側シエルl
及び下側シエル2の外面に凹部10及び1lが形威され
、この凹部10.11内に第2図に示す断面コ字状のシ
ャッター12が摺動自在に取付けられている。下側シェ
ル2の外面の側縁部に沿ってガイド溝13が設けられ、
このガイド溝13内をシャッター12の内側に突出され
た突起が案内される。第l図A及び第l図Bにおいて実
線図示のように、ヘッド挿入用の長穴9とヘッドパッド
挿入用の長六8とシャッター12に形威されている長大
14.15が一致し、磁気ディスク3が外部に露呈され
る使用状態と、第1図A及び第1図Bにおいて仮想線で
示すように、長穴8及び9が閉塞され、磁気ディスク3
がシャッター12で被われる不使用状態とをとりうるよ
うに、シャッター12が摺動する。このシャッターl2
により磁気ディスク3の保護が図られると共に、ゴミの
侵入が防止されている。
波溶着にて接合され、この上側シェル1と下側シエル2
とが合体しているケース内に磁気ディスク3が収納され
る。磁気ディスク3は、円板状の高分子フィルムをベー
スとし、その下面に磁性層が均一に形威されたフレキシ
ブルな磁気ディスクである。磁気ディスク3の中央には
円形の開口が形威されていて、この開口にリング状のセ
ンタープレート4が固着されている。センタープレート
4の中央部に略々正方形をなすモータ軸挿入孔5が形威
され、この挿入孔5から所定距離だけ偏倚した位置に長
方形状の位置規制ビン挿入孔6が形威されている。下側
シエル2の中央に円形の開口7が形成され、この間口7
にセンタープレート4が多少のガタを有する状態で配置
される。上側シェル1及び下側シェル2には長穴8及び
9が形威され、この長穴8及び9から磁気ディスク3が
露呈される. 長六8及び9が形威されている部分を含む上側シエルl
及び下側シエル2の外面に凹部10及び1lが形威され
、この凹部10.11内に第2図に示す断面コ字状のシ
ャッター12が摺動自在に取付けられている。下側シェ
ル2の外面の側縁部に沿ってガイド溝13が設けられ、
このガイド溝13内をシャッター12の内側に突出され
た突起が案内される。第l図A及び第l図Bにおいて実
線図示のように、ヘッド挿入用の長穴9とヘッドパッド
挿入用の長六8とシャッター12に形威されている長大
14.15が一致し、磁気ディスク3が外部に露呈され
る使用状態と、第1図A及び第1図Bにおいて仮想線で
示すように、長穴8及び9が閉塞され、磁気ディスク3
がシャッター12で被われる不使用状態とをとりうるよ
うに、シャッター12が摺動する。このシャッターl2
により磁気ディスク3の保護が図られると共に、ゴミの
侵入が防止されている。
更に、下側シェル2の一つのコーナ一部に誤消去防止用
のラグl6が設けられており、ラグ16を折って取り去
れば、消去できないようにされている。この下側シェル
2の二つのコーナ一部には、磁気ディスクカセットをデ
ィスクレコーダ本体に装着する際の位置決めのために、
一対の位置決め用孔17.18が設けられている。一方
の位置決め用孔17は長大とされていて、穴の位置に多
少の誤差があっても許容できるようになされている.こ
の位置決め用孔17.18が設けられていない他の二つ
のコーナ一部が基準面となり、4個のコーナ一部におい
て磁気ディスクカセットが基準位置に支持される。この
状態において磁気ディスク3がモーターによって回転さ
れ、ディジタル信号或いはアナログ信号の記録又は再生
がなされる。
のラグl6が設けられており、ラグ16を折って取り去
れば、消去できないようにされている。この下側シェル
2の二つのコーナ一部には、磁気ディスクカセットをデ
ィスクレコーダ本体に装着する際の位置決めのために、
一対の位置決め用孔17.18が設けられている。一方
の位置決め用孔17は長大とされていて、穴の位置に多
少の誤差があっても許容できるようになされている.こ
の位置決め用孔17.18が設けられていない他の二つ
のコーナ一部が基準面となり、4個のコーナ一部におい
て磁気ディスクカセットが基準位置に支持される。この
状態において磁気ディスク3がモーターによって回転さ
れ、ディジタル信号或いはアナログ信号の記録又は再生
がなされる。
第2図は、シャッター12の正面図,底面図及び側面図
である。シャッター12は、上面板21,側面板23,
下面板22が一体威形されたものである.シャッターl
2は、弾力性に優れ、摩擦抵抗の少ない、強度が比較的
高い熱可塑性合或樹脂、例えばポリオキシメチレン樹脂
からなるものである。シャッター12は、断面コ字状で
あり、ケースから取り外されている状態では、第2図C
及び第3図に示すように、前面及び側面の開口端に向か
う程上面板21と下面板22とが近接するようになされ
ている. 上面板2l及び下面板22には、長穴14及び15が形
威されている。下面板22には、例えば二つの長方形の
切欠24及び25が形威され、この切欠24及び25の
内側の周縁に沿って、側面板23と対向するように、ガ
イド用の突起26及び27が形威されている。また、側
面板23には、内方に突出するスプリング係止用の突起
28が形威されている。
である。シャッター12は、上面板21,側面板23,
下面板22が一体威形されたものである.シャッターl
2は、弾力性に優れ、摩擦抵抗の少ない、強度が比較的
高い熱可塑性合或樹脂、例えばポリオキシメチレン樹脂
からなるものである。シャッター12は、断面コ字状で
あり、ケースから取り外されている状態では、第2図C
及び第3図に示すように、前面及び側面の開口端に向か
う程上面板21と下面板22とが近接するようになされ
ている. 上面板2l及び下面板22には、長穴14及び15が形
威されている。下面板22には、例えば二つの長方形の
切欠24及び25が形威され、この切欠24及び25の
内側の周縁に沿って、側面板23と対向するように、ガ
イド用の突起26及び27が形威されている。また、側
面板23には、内方に突出するスプリング係止用の突起
28が形威されている。
シャッター12の開口部が広げられ、この開口部からケ
ースが挿入されるように取付けられ、この取付状態では
、上面板21及び下面板22の内面が上側シエル1及び
下側シェル2の夫々の表面に密着するように、シャッタ
ーl2が77−−スヲ挟持する.シャッター12の側面
板23の内側とケースの端面との間には、スプリングが
介在される。
ースが挿入されるように取付けられ、この取付状態では
、上面板21及び下面板22の内面が上側シエル1及び
下側シェル2の夫々の表面に密着するように、シャッタ
ーl2が77−−スヲ挟持する.シャッター12の側面
板23の内側とケースの端面との間には、スプリングが
介在される。
シャッターl2が上側シェル1及び下側シエル2の凹部
工0及び11を摺動し、長六8及び9の開閉がなされる
。シャッターl2とカセットケース間に介在されるスプ
リングの張力により、この磁気ディスクカセットの不使
用時には、シャッター12の上面板21及び下面板22
が長穴8及び9を閉塞し、磁気ディスク3がシャッター
12で被われる状態に保たれる。
工0及び11を摺動し、長六8及び9の開閉がなされる
。シャッターl2とカセットケース間に介在されるスプ
リングの張力により、この磁気ディスクカセットの不使
用時には、シャッター12の上面板21及び下面板22
が長穴8及び9を閉塞し、磁気ディスク3がシャッター
12で被われる状態に保たれる。
シャッターl2の上面板21.下面板22は、前述のよ
うに、開口端の周縁に向かう程両者が近接するようにな
されているので、上面板2工及び下面板22の内面は、
上側シェルl及び下側シェル2の凹部10及び11の底
面に均一に密着される。
うに、開口端の周縁に向かう程両者が近接するようにな
されているので、上面板2工及び下面板22の内面は、
上側シェルl及び下側シェル2の凹部10及び11の底
面に均一に密着される。
第4図は、第1図に示す磁気ディスクカセットの一部を
拡大して示すものである。シャッターl2の突起27が
ガイド溝13に摺動自在に挿入され、図示せずとも、突
起26が同様にガイド溝13に摺動自在に挿入される。
拡大して示すものである。シャッターl2の突起27が
ガイド溝13に摺動自在に挿入され、図示せずとも、突
起26が同様にガイド溝13に摺動自在に挿入される。
スプリング31の一端32がカセットシェル内に形成さ
れた凹部33に挿入され、係止される。スプリング31
の他端34がシャッター12のスプリング係止用の突起
28に係止される. 第4図は、シャッター12がスプリング31によって、
不使用状態の位置に偏倚されている状態を示す。使用時
に磁気ディスクカセットがディスクレコーダ本体に装着
される時に、この装着時のスライド動作に伴って、ディ
スクレコーダ本体の作動部により自動的にシャッター1
2がスプリング31のバネ力に抗して動かされる。そし
て、シャッター12の長大14.15と上側シェル1及
び下側シェル2の長大8.9とが夫々一致する動作状態
となる. シャッター12は、一例として射出戒形により威形加工
される。射出成形は、コア及びキャビティよりなる金型
により形威されるスペースにゲートから合成樹脂を注入
することでなされる。
れた凹部33に挿入され、係止される。スプリング31
の他端34がシャッター12のスプリング係止用の突起
28に係止される. 第4図は、シャッター12がスプリング31によって、
不使用状態の位置に偏倚されている状態を示す。使用時
に磁気ディスクカセットがディスクレコーダ本体に装着
される時に、この装着時のスライド動作に伴って、ディ
スクレコーダ本体の作動部により自動的にシャッター1
2がスプリング31のバネ力に抗して動かされる。そし
て、シャッター12の長大14.15と上側シェル1及
び下側シェル2の長大8.9とが夫々一致する動作状態
となる. シャッター12は、一例として射出戒形により威形加工
される。射出成形は、コア及びキャビティよりなる金型
により形威されるスペースにゲートから合成樹脂を注入
することでなされる。
このための金型は、第5図〜第7図に示すように、シャ
ッター12の全体の形状を形或するためのコア41及び
キャビティ42.43とシャッター12の突起26を形
成するためのスライドコア44とシャッター12の突起
27及び突起28を形成するためのスライドコア45と
からなる。
ッター12の全体の形状を形或するためのコア41及び
キャビティ42.43とシャッター12の突起26を形
成するためのスライドコア44とシャッター12の突起
27及び突起28を形成するためのスライドコア45と
からなる。
シャッター・12の内部の突起26を形成するために、
スライドコア44の位置と対応する切欠24が生じ、シ
ャッター12の内部の突起27及び突起28を形威する
ために、スライドコア45の位置と対応する切欠25が
生じる。ここで、突起27は、切欠25の周縁部に接し
て形威されると共に、切欠25の位置と対応する内部ス
ペースに突起28が側面板23から突出されている。従
って、一個のスライドコア45によって、二個の突起2
7.28の両者を形或することができる。また、シャッ
ター12の長穴l4及びl5を形或するために、キャビ
ティ42及び43に゜は長穴14及び15に対応した形
状の凸部48及び49が形威され、コア41には、これ
と対応した形状の凹部52,53が形威されている. キャビティ42にスライドコア44,45が挿入され、
キャビティ42.43がコア41に嵌合される。このよ
うに構威された金型には、キャビティ42.43の溝5
7A,57Bにより、ゲート57が形或される。また、
キャビティ42.43の凹部46,47及びコア41の
凸部50.51と、コア4lの溝55.56により、空
隙が形或される。この空隙は、シャッター12の外径と
対応している。更に、スライドコア44とコア41の段
部58とによりシャッター12の突起26に対応した形
状の空隙が形威され、スライドコア45とコア41の段
部59.60によりシャッター12の突起27.28に
対応した形状の空隙が形威される。この金型のゲート5
7から溶融された合成樹脂が噴入され、金型内の空隙に
、この合成樹脂が流れ込む。そして、この合成樹脂が金
型内で冷却され、金型内の空隙に対応した形状に固化さ
れる。
スライドコア44の位置と対応する切欠24が生じ、シ
ャッター12の内部の突起27及び突起28を形威する
ために、スライドコア45の位置と対応する切欠25が
生じる。ここで、突起27は、切欠25の周縁部に接し
て形威されると共に、切欠25の位置と対応する内部ス
ペースに突起28が側面板23から突出されている。従
って、一個のスライドコア45によって、二個の突起2
7.28の両者を形或することができる。また、シャッ
ター12の長穴l4及びl5を形或するために、キャビ
ティ42及び43に゜は長穴14及び15に対応した形
状の凸部48及び49が形威され、コア41には、これ
と対応した形状の凹部52,53が形威されている. キャビティ42にスライドコア44,45が挿入され、
キャビティ42.43がコア41に嵌合される。このよ
うに構威された金型には、キャビティ42.43の溝5
7A,57Bにより、ゲート57が形或される。また、
キャビティ42.43の凹部46,47及びコア41の
凸部50.51と、コア4lの溝55.56により、空
隙が形或される。この空隙は、シャッター12の外径と
対応している。更に、スライドコア44とコア41の段
部58とによりシャッター12の突起26に対応した形
状の空隙が形威され、スライドコア45とコア41の段
部59.60によりシャッター12の突起27.28に
対応した形状の空隙が形威される。この金型のゲート5
7から溶融された合成樹脂が噴入され、金型内の空隙に
、この合成樹脂が流れ込む。そして、この合成樹脂が金
型内で冷却され、金型内の空隙に対応した形状に固化さ
れる。
キャビティ42.43の凹部46,47及びコア41の
凸部50.51と、コア41の溝55,56により形成
された金型内の空隙は、シャッター12の外形に対応し
ている。従って、第2図及び第3図に示す断面コ字状で
、上面板21と下面板22の両者が開口端に向かう程近
接するような形状のシャッター12がこの空隙により成
形される。また、第6図に示すように、キャビティ42
,43の凸部48.49とコア41の凹部52,53に
より、金型内で合或樹脂の流れ込まない部分ができる。
凸部50.51と、コア41の溝55,56により形成
された金型内の空隙は、シャッター12の外形に対応し
ている。従って、第2図及び第3図に示す断面コ字状で
、上面板21と下面板22の両者が開口端に向かう程近
接するような形状のシャッター12がこの空隙により成
形される。また、第6図に示すように、キャビティ42
,43の凸部48.49とコア41の凹部52,53に
より、金型内で合或樹脂の流れ込まない部分ができる。
この部分に対応してシャッター12の長大14.15が
形威される。更に、スライドコア44とコア41の段部
58とにより形或される空隙は、第6図に示すように、
シャッター12の突起26に対応している。従って、こ
の空隙により突起26が形成される。また、スライドコ
ア45とコア41の段部59.60とにより形威される
空隙は、第7図に示すように、シャッターl2の突起2
7.28に対応している。従って、この空隙により突起
27及び28が形威される。スライドコア44.45が
挿入されることにより、金型内で合或樹脂の流れ込まな
い部分ができる。この部分により、シャッター12には
、切欠24及び25が形成される。
形威される。更に、スライドコア44とコア41の段部
58とにより形或される空隙は、第6図に示すように、
シャッター12の突起26に対応している。従って、こ
の空隙により突起26が形成される。また、スライドコ
ア45とコア41の段部59.60とにより形威される
空隙は、第7図に示すように、シャッターl2の突起2
7.28に対応している。従って、この空隙により突起
27及び28が形威される。スライドコア44.45が
挿入されることにより、金型内で合或樹脂の流れ込まな
い部分ができる。この部分により、シャッター12には
、切欠24及び25が形成される。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、シャッターが合或樹脂を戒形したも
のとされているので、製造工程が簡略化され、製造費用
をローコスト化することができる.また、このように合
成樹脂でシャッターが威形されているので、シャッター
をケースに装着する際或いはシャッターがケースを摺動
する際にシャッターによりケースが削られることなく、
これにより発生するゴミがケース内に侵入することがな
い.また、シャッターの上面板及び下面板は、非連結部
に向かうほど両者が近接するように、周縁部が内方へ湾
曲されているので、ケースのヘッド挿入口及びパッド挿
入口をシャッターで完全に閉塞することができる.
のとされているので、製造工程が簡略化され、製造費用
をローコスト化することができる.また、このように合
成樹脂でシャッターが威形されているので、シャッター
をケースに装着する際或いはシャッターがケースを摺動
する際にシャッターによりケースが削られることなく、
これにより発生するゴミがケース内に侵入することがな
い.また、シャッターの上面板及び下面板は、非連結部
に向かうほど両者が近接するように、周縁部が内方へ湾
曲されているので、ケースのヘッド挿入口及びパッド挿
入口をシャッターで完全に閉塞することができる.
第1図はこの発明の一実施例の上面図及び底面図、第2
図はこの発明の一実施例におけるシャッターの正面図,
底面図及び側面図、第3図はこの発明の一実施例におけ
るシャッターの断面図、第4図はこの発明の一実施例に
おけるシャッターの一部拡大図、第5図.第6図及び第
7図はこの発明の一実施例におけるシャッターを戒形す
る金型の一例の断面図である。 1:上側シェル、 2:下側シェル、3:磁気ディス
ク、 12:シャッター13:ガイド溝、 21:上
面板、 22:下面板、 23:側面板、 24,25:切欠、 26.27:突起、28:スプ
リング係゜止用の突起、 31:スプリング、 41:コア、 42,43:キャビティ、 44,457スライドコア。
図はこの発明の一実施例におけるシャッターの正面図,
底面図及び側面図、第3図はこの発明の一実施例におけ
るシャッターの断面図、第4図はこの発明の一実施例に
おけるシャッターの一部拡大図、第5図.第6図及び第
7図はこの発明の一実施例におけるシャッターを戒形す
る金型の一例の断面図である。 1:上側シェル、 2:下側シェル、3:磁気ディス
ク、 12:シャッター13:ガイド溝、 21:上
面板、 22:下面板、 23:側面板、 24,25:切欠、 26.27:突起、28:スプ
リング係゜止用の突起、 31:スプリング、 41:コア、 42,43:キャビティ、 44,457スライドコア。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ディスクと、上記ディスクを含むケースと、上記ケース
に摺動自在に設けられ、動作時の位置と不動作時の位置
とをとりうるシャッターとからなるディスクカセットに
おいて、 上記シャッターは、断面コ字状で上記ケースを挟持する
ように、上面板と下面板と上記上面板及び上記下面板を
連結する側面板と上記上面板及び上記下面板の少なくと
も一方に形成されたヘッド挿入用の開口とが、上記ケー
スから離脱された状態で、上記上面板及び上記下面板の
両者が非連結部に向かうほど互いに近接する形状となる
ように、上記シャッターの形状に対応した形状の金型で
合成樹脂により一体成形されたディスクカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22190390A JPH03102687A (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | ディスクカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22190390A JPH03102687A (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | ディスクカセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03102687A true JPH03102687A (ja) | 1991-04-30 |
JPH0526275B2 JPH0526275B2 (ja) | 1993-04-15 |
Family
ID=16773965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22190390A Granted JPH03102687A (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | ディスクカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03102687A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0521374U (ja) * | 1991-08-19 | 1993-03-19 | 花王株式会社 | デイスクカートリツジ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS498172A (ja) * | 1972-05-10 | 1974-01-24 | ||
JPS5648157A (en) * | 1979-09-26 | 1981-05-01 | Nec Kyushu Ltd | Semiconductor device |
JPH02249297A (ja) * | 1989-03-22 | 1990-10-05 | Toto Ltd | セラミックデバイスの焼成方法 |
-
1990
- 1990-08-23 JP JP22190390A patent/JPH03102687A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS498172A (ja) * | 1972-05-10 | 1974-01-24 | ||
JPS5648157A (en) * | 1979-09-26 | 1981-05-01 | Nec Kyushu Ltd | Semiconductor device |
JPH02249297A (ja) * | 1989-03-22 | 1990-10-05 | Toto Ltd | セラミックデバイスの焼成方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0521374U (ja) * | 1991-08-19 | 1993-03-19 | 花王株式会社 | デイスクカートリツジ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0526275B2 (ja) | 1993-04-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |