JPH03101980A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH03101980A
JPH03101980A JP24107289A JP24107289A JPH03101980A JP H03101980 A JPH03101980 A JP H03101980A JP 24107289 A JP24107289 A JP 24107289A JP 24107289 A JP24107289 A JP 24107289A JP H03101980 A JPH03101980 A JP H03101980A
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  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はインクジェット記録装置に関する。
[従来の技術] この種の装置は、直接記録に係る構成以外にインクを吐
出して記録を行う方式に固有の構成を具える。
すなわち、記録データに応じて、ある吐出口で長時間吐
出が行われない場合や、装置自体が長期間使用されない
場合には吐出口や吐出口に連通ずるインク液室内のイン
クが水分蒸発によって増粘し不吐出を起こすことがあり
、また、吐出口が配設された吐出口面にインク液摘,水
滴あるいは塵埃等が付着し、これら付着物によって吐出
されるインク液滴が引っ張られ、その吐出方向が偏向す
ることもある。このため、インクジェット記録装置は、
不吐出や吐出方向の偏向を未然に防止するため、いわゆ
る吐出回復系としての種々の構成を具える。
これら吐出回復系としては、不吐出を防止する構成とし
て、所定のインク受容媒体にインクを吐出して増結イン
ク等を排除するための予備吐出,吐出口やインク液室か
らインクを吸引して上記排除を行うためのインク吸引,
さらには吐出口面を密閉して吐出口からのインク水分蒸
発を防ぐためのキャッピングのそれぞれ構成がある。
さらに、吐出方向の偏向を防止する構成として、吐出口
面をワイピングし、吐出口近傍に付着した塵埃,インク
液滴等を取除く構成がある。
また、近年のインクジェット記録装置では、普通紙封筒
など種々の被記録媒体に記録できることが一般的になり
つつあり、これら被記録媒体の特に厚みに対応した構成
がとられている。
すなわち、用いられる被記録媒体に応じて、記録の際に
記録ヘッドと被記録媒体とが適切な間隔を有するようそ
の間隔を調節する機構が設けられている。
一方、近年のインクジェット記録装置、とりわけ記録ヘ
ッドにあっては、その製造が半導体の成膜工程やマイク
ロ加工技術によって行われるようになり、より小型でか
つ廉価な記録ヘッドが実現されつつある。これにより、
例えばインクタンクを一体とした使い捨てタイプの記録
ヘッドも提案されている。
これに伴ない、装置自体も小型かつ廉価なものとし、ユ
ーザーにとってより手軽に用いることのできるインクジ
ェット記録装置が望まれている. [発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような装置の小型化は、装置を構成
する部材の配設ないしは動作のためのスペースを限定し
たり、部材そのものの小型化を要請する.この結果、上
述の各構成はもちろんのこと装置の他の構成、およびこ
れら構成間の関連する機構は、比較的大型な装置とは異
なったものとする必要がある。
かかる構成の中で、排紙にかかる記録紙搬送系において
も装置の小型化に伴なって考慮すべき点がある。
すなわち、例えば排紙ローラ側へ記録紙を押圧すること
により排紙ローラによる搬送力を生じさせるための拍車
や、あるいは排紙ローラに回転を伝達する伝達ローラ等
は、その当接において押圧力を必要とする。しかしなが
らこの押圧力を発生するための機構は、例えば上記拍車
等の軸支部材をコイルばね等で所定方向に付勢する機構
であり、この機構は比較的大きなスペースを要する, 本発明はかかる観点に基づいてなされたものであり、そ
の目的とするところは上記拍車等の回転軸をコイルばね
によって構成することにより、このコイルばねの曲げ弾
性力によって上記押圧力を,発生させるようにしたイン
クジェット記録装置を提供することにある. [課題を解決するための手段] そのために本発明では、その回転によって被記録媒体を
搬送するための主回転体を、該主回転体に押圧力を作用
させながら該主回転体の前記回転に応じた回転を行なう
従回転体とを具え、前記搬送に伴なって記録を行なうイ
ンクジェット記録装置において、 前記従回転体は、コイルばねよりなる軸によって回動可
能に軸支され、該軸は、その曲げ弾性によって前記押圧
力を作用するよう支持されたことを特徴とする。
[作 用] 以上の構成によれば、例えば主回転体としての排紙ロー
ラに、従回転体としての拍車が被記録媒体を介して押圧
力を作用させる場合に、その回転を軸支する軸が上記押
圧力を発生するため、押圧力を発生する特別の機構を必
要としない。
[実施例] 以下、図面を参照して木発明の実施例を詳細に説明する
. 第1図は本発明の一実施例に関するインクジェット記録
装置の外観斜視図、第2図は、第1図に示した装置のケ
ース等を除いた装置主要部の斜視図、第3図(^)およ
び(B)は同様に第1図に示した装置の主に排紙系を示
す図である。
第1図において、100はインクジェット記録装置を示
し、この装置100は、同図に示すように載置されて使
用される場合と、後述されるように垂直に載置されて、
使用される場合等があり、比較的小型なものである. 101は装置ケース、102は外蓋、103は内蓋であ
り、非使用時等には内Ml03の上に外M102が重畳
ざれて装置100はコンパクトなものとなる。
これにより、例えば記録装置を専用の収納バックに入れ
、ユーザーが持ち運びすることもできる.. また、外y.xozは、同図に示すように記録紙40の
給紙ガイドとして兼用することができ、この場合、図中
106が給紙口となる。さらに、外蓋102は、後述さ
れるように排紙トレイとしても兼用することもできる。
上記いずれの場合にも、図中107が排紙口となる。
105は上i102の位置固定フック、また、104は
操作キー,表示部等である. 次に、第2図を参照して装置要部の構成を説明する. 図において、1はシャーシであり、紙等の記録媒体のガ
イドを兼ねた左側板1a,右側板1bが奥側に立設され
ている。また、シャーシ1には後述するキャリアモータ
を回動可能に支持するためのモータ取付穴が設けられて
いるが、図示は省略する. lhは後述するリードスクリューを、軸方向および径方
向で支持するリードアームであり、軸受部(図示省略)
に軸支されている. 2はリードスクリューであり、リード満28が記録籍囲
に相対して所定のピッチで形成されている。また、リー
ドスクリュー2のキャリアホームポジション側には、キ
ャップおよび吐出回復を行う位置を設定するためのポジ
ション溝3bがスクリュー軸に垂直な断面の周りに沿っ
て形成されている.さらに、リード溝28とポジション
溝3bとは導入溝3Cにより滑らかに連続している。
リードスクリュー2の右端には軸2gが設けられるとと
もに左端側にも軸が設けられ、それぞれ、前側板1cお
よびリードアーム1bに設けられた軸受部に嵌人され、
それらに対して回転自在に支持される。3は上記溝3b
, 3cを含み、リードスクリュー2の軸に設けられた
りードブーりであり、その端部にブーり3aが設↓ナら
れている.そして、そのブーり3aeモータ1.1より
タイミングベルトl3を介して駆動力が伝達される。
また、リードスクリュー2の右端側の軸2gは、シャー
シ右側板1bとシャーシ1とに接続するガイド板1cの
構溝と摺動可能に係合し、板ばねlOの押え部10aに
よりスラスト方向に押圧されると共に、さらに軸2gは
ガイド板1cに設番づられた軸に回動自在に軸支された
カム溝板50aのカム溝と係合している.カム構板SO
aの周囲には、かみ合い歯が形成され、これと板ばねl
Oのラチェット部10cとがかみ合うことによりカム溝
板50aを所望の回転位置で掛止することができる。こ
の結果、カム溝に係合する軸28は、ガイド板ICの構
溝における位置が定められ、従って、リードスクリュー
2の装置右端での位置が定められる。この構成は、後述
の記録ヘッドとプラテンとのギャップ調整に用いられる
4はクラッチギャであり、リードブー93に対して軸方
向に摺動自在に支持され、回転方向には第11図にて後
述されるリードブー93に設けられたキ一部によって係
合しリードスクリュー2の回動力が伝達されるようにな
っている.5はクラッチばねであり、クラッチギャ4を
リード清方向に付勢する圧縮スプリングとしている.な
お、クラッチギャ4が軸方向に所定の範囲内しか移動し
ないようにする規RJJ部材がクラッチギャ4とリドブ
ーリ3との間に形成されている。
6はキャリアであり、リードスクリ;L−2に摺動自在
に取り付けられる。6aはクラッチギャ4の端面を押圧
するための抑圧部であり、キャリアの左側に一体に形成
されている。7はリードビンであり、リードスクリュー
2のリード満28に係合しており、キャリア6のガイド
穴(図示せず)にてその押圧力向が案内されている.8
はリードビンばねであり、キャリア6にその一端が取り
付けられており、他端でリードピン7を押圧している。
9はキャリア6に搭載される記録ヘッドであり、木例で
はインク吐出を行うためのヘッドエレメント9aとイン
ク供給源をなすインクタンク9bとを一体化してキャリ
ア6に着脱可能としたカートリッジの形態を有し、イン
クが消費されたとぎ等に交換可能な使い捨て型のものと
してある。なお、ヘッドエレメント9aに配設されてイ
ンクに吐出エネルギを作用させる吐出エネルギ発生素子
としては、電気熱変換素子や電気機械変換素子が用いら
れるが、インク吐出口等の高密度実装化が可fIヒであ
ること,製造工程が簡略であること等の理由により、前
者が好ましく用いられる。
6Cはフックであり、キャリア6の一部に固定され、後
述されるようにキャリア6の移動において記録ヘッド9
のキャップ位置等で安定して停止するため用いられる機
構である。
5lはキャリアガイド軸であり、キャリア6の後端部に
設けられたガイドビン6bと摺動可能に係合する。ガイ
ド軸5lは、第4図にて後述されるように偏心した@5
1aを有し、これら軸51aはシャーシ1の端部に設け
られる測板5lb,51cによって回動自在に軸支され
る。さらに、側板51cによって軸支される軸5]aの
端部は、位置決めノブ51dに固定され、ノブ51dに
設けられた突起と側板51cに設けられた穴51eとが
係合することにより軸51の回転位置が定められる. 第4図(A)および(81 に示すように、上述した構
成は、記録紙40の種類に応じて、記録紙40の記録面
とヘッドエレメント9aの吐出口との間隔を適切なもの
とするためのものである。すなわち、ノブ51dを手動
で回転させることにより、゛軸51を第4図(八)に示
すように軸51aとビン5bとの距削が最小の位置、ま
た、第4図(B)に示すように同距離が最大の位置に固
定することができる。これに応じて、記録ヘッド9は、
リードスクリュー2を回動軸として回動し、記録紙40
が比較的薄い普通紙に対応した位置(第4図(A) )
 、または、封筒等の比較的厚い記録紙に対応した、間
隔を大きくとった位置(第4図(B) ) e固定され
る。
しかしながら、上述した構成は記録時の記録紙に対応し
た構成である.すなわち、吐出回復処理時には第2図の
左端に示される回復処理系の位置まで記録ヘッド9を移
動させる。このとき、記録ヘッド9と回復系とは常に所
定の位置関係になければならない.従がって第4図(A
) または(B)に示した位置にかかわらず、吐出回復
処理時には、記録ヘッド9は一定の位置をとる必要があ
る。そのための構成を第5図(^)および(B)に示す
第5図(^)および(B)は、それぞれ第4図(八)お
よび(n)に対応した図を示している。
第5図(八)の場合、!1!th5lとビン6bとの係
合位置の高さを変化させずに軸51aとビン6bとが係
合可能となる。このとき、その保合位置の高さを維持す
るために、台形カム51gの平行面もビン6bに係合さ
せるようにする。
第5図(B)の場合、記録ヘッド9が移動してビン6b
が@51aに係合しようとするとき、ピン6bの係合位
置の高さは変化する.このため軸5lにはテーパ部51
fが設けられており、これに応じて台形カム51gには
テーパ面が設けられている。これにより、ピン6bの@
5l(テーパ部51f ,軸51a )との保合位置の
高さが変化するのに伴なって、その高さが維持される。
以上の構戒により、記録ヘッド9が吐出回復系の位置に
至ったとき、常に所定の高さ、従って、回復系との所定
の位置関係を保つことができる。
なお、記録ヘッド9の回動固定位置は、上述のように2
つに限られるものでなく、その中間位置で固定し様々な
厚さの記録紙に対応させるようにすることもできる。こ
の場合には、ノブ51dの突起と側板51cの穴51e
の係合位置を増せばよい。
また、ノブ51dの回転は手動に限定されず、例えば用
いる記録紙に対応したキー人力に応じて紙送りモータ等
の駆動力を用いノブ51dを回転させることもできる. 再び、第2図を参照すると、11は、例えば、バルスモ
ータよりなるキャリアモータであり、この前面および後
面の下部に回勅ビンllaがアライメントをとった状態
で設けられており、それら回動ビンlla(後面側のも
のは図示せず)がシャーシ1上を移動可能な回復系ベー
ス50に設けたモータ取付穴に回動自在に取り付けられ
ている。もちろん、回勅ビンが回復系ベース50に設け
られ取付け穴がモータ側に取り付けられていてもよい。
そして、キャリアモータ1lは、回動ビンIlaを中心
にして回動可能に取り付けられている。Ilbはばね受
けであり、キャリアモータ11に一体に形成され、後述
ずるモータばね14を受Cプるべくモータ軸と平行に立
設されている.そしてそのばね受け部には円柱状の突起
が形成され、コイル状のモータばねl4の端部が固定さ
れている。
I2はモータブーりであり、キャリアモータ11のモー
タ軸に固着している。l3はタイミングベルトであり、
モータブーり12とリードスクリュー2の釉に設けたブ
ーり3aとの間に張架されている。
モータばねl4は、本例の構戒において圧縮ばねであり
、リードアームlhの一端と、キャリアモータl1のば
ね受けllbとの間に取り付けられており、これによっ
てキャリアモータ11を図中八方向に付勢し、タイミン
グベルトl3に張力が与えられる。
l5はセット軸であり、ベース50に固定される不図示
の側板に立設されて吐出口形成面を良好にするための手
段や、キVツブおよび吐出回復に係るいわゆる回復系機
構が取り付けられる.ところで、前述したように、この
回復系機構と記録ヘッド9との位置関係は重要である.
例゜えば、記’i.i!へット9の吐出口面を拭うプレ
ートの機能を良好に発揮する上で吐出口面との位置関係
は重要なものであり、また、吐出口面のキャッピング機
能を良好にする上でキャップと吐出口面との間隔は重要
である。従って、これら回復系機構と゛記録ヘッド9と
の位置関係は常に一定に保たれることが望ましい。
一方、記録へッド9は、リードスクリュー2を介してそ
の駆動力が伝達されることはより、リードスクリュー2
に沿って移動しながら記録を行う.このとき、記録紙4
0と記録ヘッド9の吐出口との距離は、移動のどの位置
においても等しいことが望ましいことは明らかである。
従って記録ヘッド9の記録紙に対する距離を調整して、
記録ヘッドが記録紙に対して平行に移動できるような調
整゛機構を設けることができるが、この調整は上記回復
系との一定の位置関係を損なうこともあり得る。
そこで、本実施例では、キャリアモータ11および後に
詳述される回復系機構が設けられた回復系べ−ス50を
シャーシ1に対して移動可能とする。
このベース50の移動と、前述したカム満板SOaによ
る調節によって、リードスクリュー2の位置をその両端
において調整し、記録ヘッド9が記録紙40に対l7て
平行に移動するようにする。そのためのベース50にお
ける機構の詳細を第6図に示す。
346図は回復系ベース50の第2図とは反対の方向か
らの斜視図であり、一部破断図で示す.図において、5
0eはベース50の裏面側に設けた溝の側面に固定され
たガイド溝部材であり、この部材50eの溝と、シャー
シ1に固定したカギ型のガイド部材1kのガイド部とが
係合することにより、ベース50の移動方向が規制され
、またベース50のシャーシIからの浮上りを防止する
ことができる. 上記機構において、S2図にその詳細が示されるように
、カム板50bをベース50に取付けた軸50dの廻り
に回動させることにより、そのカム面をシャーシ1のカ
ムfilJZのいずれか一方の面に当接ざせながら当該
面を抑圧する。このとき、べ−ス50は、押圧力の反力
によって、部材50eと部材1kとによって案内される
方向に移動する。
なお、上記カムの構成は、カム板に形成された所定のカ
ム溝と係合する軸を動作させることによりカム.板を所
定軸廻りに回動させるようにしてもよい。
この8動に件なって、ベース50C取付ζナられたキャ
リアモータl1とモータ11の駆動にかかる駆動系、す
なわちタイミングベルト13,ブーリ3,12,  リ
ードフクリュー2等、および同様にベース50に取付け
られた回復系機構が共に移動しながらリードスクリュー
2の一端の位置が調整される。
一方、リードスクリュー2の他端の位置調整は、カム溝
板50aを回動させることによって行う。
以上の調整によってリードスクリュー2を記録紙と平行
にすることができ、従って記録ヘッドが記録紙に対して
平行に移動できるようになる。
なお、この調整は、記録装羅の製造過程において絹立ロ
ボットにより行われるものであるが、ユーザーサイドに
おいても、例えば長期間、装置を使用した後等の修理等
でこの調整を行ってもよい 次に、第2図および第7図(^)〜(C)を参照して回
復系機構の1つである吐出口形成面を良好Cするための
手段を説明する。
l6はブレードレバーであり(第7図(A)参照)、ボ
ス部18aがセット軸l5に回勤自在に取り付けられる
. 16bはアーム部、16cはフック部である。17
は吐出口形成面をぬぐうためのブレードであり、シリコ
ンゴムやクロロブレン(CR)ゴム等の弾性部材で形成
することができる, 18はブレード軸であり、ブレー
ド17を回転軸と平行に中心部でクランブしており、ブ
レードレパー16に回動自在に取り付けられている.ま
た、18aは回動片であり、ブレード軸l8と一体に形
成されている.19はインクキャリアであり、親水性の
多孔貿材料(プラスチック焼結体.ウレタンフォーム等
)で形成されており、ブレードレバー16に固定されて
いるやなお、ブレードl7およびインクキャリア19は
、後述するキャップと重畳する位置に配置されている. 20はセットレバーであり、セット軸l5に回動自在に
取り付けられる, 20a,20bはセットレバー2o
に設けられた停止歯.20cは同じくスタート歯,20
dは同じく回動歯であり、スタートi20cの歯厚は他
の約半分としてある, 20eはアーム部であり、その
一部を板厚方向に切欠くことにより、セット面20fお
よびリセット面20gが形成されており、ブレードレパ
ー1lliに取り付けられたブレード軸l8の回動片1
8aが嵌合されてこれを駆動するようじ組合わされる. 2lはタイミングギャであり、不図示の支持部材によっ
てベース50に回動自在に取り付けられている. タイミングギャ21は、第7図(B)に示すように外周
の一郎に上述したセットレバー2oの停止歯20a,2
0bと係合するための停止カム21aが形成されている
。また、一部を欠歯にした3種類のyiA勤歯2lb+
, 2lb2. 21Jが形成され、さらに後述するキ
ャップレバーを揺動させるためのキャップカム21cが
所定の位置に形成されている。加えて、後述するボンブ
のピストンを押圧するためのピストンセットカム21f
がフェースカムとして形成され、またピストンセットカ
ム21fに対応し所定の間隔をおいてピストンリセット
カム21gが一体に形成されている。
22はインク吸収体ばねであり、ベース50の所定の位
置に固定され、第7図(C)に示すように、吸収体保持
部22aと、後述するボンブを回勅するためのばね部2
2bとを有している。23はインク吸収体であり、前述
したインクキャリアl9と同様に親水性の多孔質材料で
形成されている。このインク吸収体23には前述したブ
レードl7が当接する清拭部23aが形成されており、
さらに下部には前述したインクキャリアl9が当接して
インクの受け渡しを行う吸収面23bが形成されている
.なお、インク吸収体ばね22の吸収体保持部は上方に
若干の弾性力をもって付勢されており、図示しないスト
ツバにより所定の位置に係止されている。そのため、前
述したインクキャリア!9が当接したときには、インク
吸収体23はインク吸収体ばね22をたわませて下方に
変位し、当接状態が確保されるようになっている. 次に、主として第8図および第9図を参照して回復系機
構の1つである回復系ユニットについて述べる. 第8図および第9図において、24はシリンダであり、
円筒状のシリンダ部24aと、後述するピストン軸をガ
イドするガイド部24bとを有しており、ガイド部24
bには軸方向に一部を切欠くことによりインク流路24
cを形成してある.24dはキャップレバー受けであり
、後述するレバーシールが嵌人されるように形成されて
いる。また、24eはインク流路であり、シリンダ部2
4a内の所定の位置に開口している.24fは回劾レバ
ーであり、シリンダ24に一体に形成され、前述したイ
ンク吸収体ばね22のばね部22bにより回動力が与え
られる.248は廃インク管であり、シリンダ24に一
体に形成されるとともに、その先端部を鋭角状にカット
することにより後述する廃インク吸収体に押入し易くし
てある。24bは廃インク管24g内に形成されたイン
ク流路である。
25はシリンダキャップであり、ジリンダ24の端部に
圧入される。25aはレバーガイドであり、前述したシ
リンダ24のキャップレバー受け24dと対向した位置
に配置される. 26はシリンダ24に嵌人されるピストンシールであり
、その内径を若干小として後述するピストン軸と所定の
圧接力が得られるようにする。また、表面に潤滑塗装を
施して、ピストン軸の摺動力を低減するようにしてもよ
い。
27はピストン軸であり、動作@ 2 7 a ,ピス
トン押え27b.ピストン受け27c.連結軸27d.
およびガイド軸27eが形成されており、さらにインク
流路となる溝27fが連結@ 27dおよびガイド軸2
7eに沿って形成されている.27gは回り止めであり
、動作軸27aに清として形成される。また、動作fd
l27aの端而には、軸受部27hが設けられている。
28はピストンであり、シリンダ摺動部側からみた内層
をなす本体は弾性多孔貿休で形成する。これには、単泡
気孔を有する発泡体(スポンジなど)と連続微細多孔質
体など連続気孔を有する多孔質体とがあるが、好適には
連続微細多孔質体、例えば連通発泡したウレタンフォー
ムで形成できる.また、複数本の連続気孔が弾性変形の
方向とは交差する方向C存在するものであってもよい.
そして、その外径はシリンダ24の内径より所定量大き
く形成されて、シリンダ24に挿入されたときは適度に
圧縮された状態となる.また、外周面28aおよびピス
トン軸27のピストン押え27bに当接する端面28b
はピストンの発泡成形時のソリッド層(スキン膜)を位
置させるようにしてある.ここに、ピストン本体をなす
部材が連通発泡しているものでも、スキン膜は液体連通
しないものであって気密性が保たれるので、ピストン2
8がその機能を果すことになる.なお、スキン膜を有し
ないものであれば、気密性を保つための被膜を別途設け
てもよい。
42はボンブ室である.29はピストン押圧ローラであ
り、ピストン@27の端部に回動自在に取り付けられる
。30はピストン復帰ローラであり、同様にピストン軸
27の端部に回勤自在に取り付けられる, 31はそれ
らローラの軸である。
32はキャップレバーであり、回転軸32a1インクガ
イド32bおよびレバーガイド32cが形成されている
.また、先端部には凸形の球面状をしたシール面32d
が形成されている。また、後述するキャップホルダの爪
が係合するための保合部32eが上下一対の部材として
設けられている.さらに、インク流路32fが、シール
面32dよりレバー内部を通り、途中で直角に曲ってイ
ンクガイド32bの中心を通り、その端面に開口してい
る.なお、インクガイド32bの下側には切欠32gが
設けてある. 33はレバーシールであり、インクガイド32bが嵌人
されるとともに、キャップレバー受け24d内に圧入さ
れる.33aは連通穴であり、インクガイド32bの切
欠32gとインク流路24e とを連通ずる。
34はキャップホルダであり、キャップレバー32の保
合部32eと係合するフック34aが対向した位置に設
けられる。34bは後述するキャップ取付用の開口部で
ある. 35はキャップであり、通常のインクの乾燥を防ぐため
の密閉キャップおよびインク吸引用の吸引キャップの両
方を兼ねたキャップ部35aが形成されている。キャッ
プ35aには吸引口35bが形成され、キャップ35の
中心部を介してキャップホルダ34方向に開口している
. 35cはフランジ部であり、キャップホルダ34に取り
付けた時の外れ止めCなる。また、フランジ部35cに
はキャップレパー32のシール而32dと同じ曲率を有
した凹形の球面状をしたキャップシール部35dが形成
され、キャップレバー32に押圧した場合に中央の開口
部のみが連通して他はシールされるようになっている。
そして、シール部( 32d.35d)は球面状である
のでキャップ部材のエコライズ機能は優れたものであり
、吐出口形成面に段差がある場合でもその段差を即座(
吸収して安定した密閉状態を保つことができる。
さて、再び第2図を参照するに、36は紙等の記tヌ媒
体を搬送するための紙送りローラであり、例えばアルミ
ニウムの引抜き管に表面に弾性塗料(ウレタン樹脂,ア
クリル樹脂等)を塗布して形成することができる。また
、このローラ36はその外表面において記録媒体の被記
録面を規制するプラテンとして機能するとともに、その
内部を廃インクの貯留部としている.37はローラ36
の内部に設けた廃インク吸収部であり、塩化ビニル等の
プラスチックで薄く形成した管にポリエステル綿等の吸
収材料を充填し、軸方向にインクの吸収が良い構成とし
てある.なお、廃インク吸収部37内にはシリンダ24
の廃インク管24gが挿入されるが、ベース50の動き
に伴なって回復系機構が動いても、その動きを妨げない
程度に吸収部37内で支持される。また、吸収材料のi
a維自体は樹脂や金属等の非吸液材料であることが好ま
しいが、わずかに吸液性でもよい。
38はフッソ樹脂.カーボン繊維混入劇等より12る紙
押え板であり、第3図にて詳述されるように4つの部分
に分けられて、シャーシlに取り付けられる。また、紙
押え板38の押圧力を解除するための@3BAの一端に
はギア38Bが固定され、他端は軸38八を軸支する軸
受け38Gと係合する。軸受38cはシャーシ1に固定
される。なお、ギア38Bにはリリースレパーのギア部
が噛合しているがここでは図示されない.39は紙送り
モータであり、紙送りローラ36と所定比の減速機構を
介して連結している. 40は紙,フィルム等の記録紙である。
次C、以上の構成についてその動作を説明する. まず、通常の記録動作時には、キャリアモータ11の軸
の回転によりタイミングベルトl3を介してリードスク
リュー2が回転するので、リニドm 2aに係合したリ
ードビン7によりキャリア6が印字桁方向に記録紙4o
に沿って走査される。ここで、キャリアモータ11はモ
ータばね]4により付勢されているので、タイミングベ
ルトl3は常に張られており、良好な伝動がなされる。
キャリア6の移動の際、起動時および停止時に慣性力が
働くが、キャリアそ一夕11の重さがこの慣性力を吸収
するのでモータばねl4にかかる荷重は少なくてすみ、
モータの回転にかかる負荷も少なくてすむ.また、この
ばねに関連してエアダンバあるいは油圧ダンバ等を設け
れば、キャリア6の起動・停止時にモータ1lのロータ
の振動による騒音が低減できる。このモータの重量,キ
ャリア部分の重量およびモータばねダンバの係数を適切
に選定すればロータのオーバーシュートを少なくするこ
とができ、低騒音化が可能となる.次に、第10図〜第
16図を参照して本実施例の非記録時における動作を説
明する。
第lO図は各部の動作タイミングを示すタイミングチャ
ートであり、モータl1に与えるパルス数によって図示
のような各部の動作タイ稟ングを定めることができる。
第11図は、上述したツタラッチギア4とタイミングギ
ア21の詳細な構戒を示す斜視図であり、クラッチギア
4は、そのキー溝4dがリードスクリュー2のキ一部2
hと係合することにより、リードスクリュー2上を摺動
し、かつ共に回転する。
また、クラッチギア4は、ばね5によってキャリア6方
向(付勢されており、通常、記録時にはリードスクリュ
ー2の溝21によって所定位置にあってリードスクリュ
ー2と共じ回転する.記録ヘッド9がホームポジション
に移動するときには、これに伴なってクラッチギア4は
キャリア6に押されてタイミングギア2lと係合し始め
る。
クラッチギア4は、スタート歯4c,と通常の駆動歯4
c2を有し、スタート歯4c,と駆動歯4C2 とはク
ラッチギアの幅方向(異なる位置に形成される。また、
駆動歯4c2はギアの全周にわたって同様に形成される
ものではなく、その一郎に曲面部4bを有する部分があ
る。さらに、クラッチギア4の端部には全周にわたって
、つば4aが形成されている。
タイミングギア2lは、TS7図(B)に示したように
、スタート歯2lb.,および位置の異なる2種類の駆
!IIIBn2lb,. 2]b3を有し、これら歯2
lb+,2lb2. 21b3は、ギア2lの幅方向に
異なった位置に形成ざれる。
第I2図(^)〜(C),および第13図(^) . 
(B)は、それぞれツタラッチギア4とタイミングギア
21との係合状態を示す図である。
通常の記録時には、第l2図(八)および第13図(A
)  に示すような係合状態にある。但し、このとき、
第13図(A)において、リードビン7ほこの位置にな
く、また、インク吸収体23の上部に図示はされないが
ブレードl7およびインクキャリア19が位置している
このとき、クラッチギア4はリードスクリュー2の回動
に伴なって回勅するが、スタート歯4c.とスタート歯
2lb,が係合する位置関係にはない(第13図(^)
参照)。このため、タイミングギア21は回転せず、し
かもタイくングギア2lの左端部の駆動m21b2およ
びつば21hがクラッチギア4のつば4aとわずかな隙
間を隔てて当接可I走な位置開係にあるため、タインミ
ングギア21はどちら方向にも回転することができない
これにより、タイミングギア2lに何らかの回動力が作
用したり、あるいは人為的な力が作用しても不用意には
回転せず、回復系機構の動作位置の誤差が生じることな
どを防止することができる。
記録ヘッド9がホームポジション方向へ′8動じ、キャ
リア6がクラッチギア4を押すと、クラッチギア4とタ
イミングギア2lとの位置関係は最終的に第13図(B
)に示すようになる。この過程で、スタート歯4c+ 
と2lb,とは係合可能な位置関係となる(但し、この
ときりードビン7は未だこの位置にない). 次に、リードビン7が溝3cから溝3bへ移動するの(
伴なって、クラッ.チギア4は第12図中右廻りに回転
し、その位置関係は、Nl2図(^)から同図(C)に
示す状態へと順次変化する。このとき、スタ+−i4c
+ と2lb+とが係合するまでは、第11図に示した
非歯合部としての曲面部4bがタイミングギア2lに最
も近接して当面するような位置にあるため、不用意にタ
イミングギアが動いて他の駆動歯どうしが最初に係合す
ることはない。
これにより、タラッヂギア4とタイミングギア2lとの
ギアのかみ合いは、常にスタート歯どうしで始まり、従
って、タイミングギア2lの回転が常に正しい位置から
開始される。
この結果、タイミングギア2lを介して駆動される回復
系機構の動作が正確になる。
また、クラッチギア4およびタイミングギア2lの取付
精度をそれ程高くする必要がない等の利点が得られる。
なお、第7図(B)に示したようにタイ主ングギア21
の駆動歯のうちその位置を異ならせる駆動歯21b3は
、上記曲面部4bが再びタイミングギア2lに当面する
際に係合する駆動歯である.すなわち、通常の駆動歯2
1b2と同じ位置にこれら駆動歯があると、曲面部4b
と当接してしまうため、その位置をずらして駆動歯どう
しを係合させる。
また、駆動歯どうしが係合して、タイミングギア2lが
回転している間は、キャリア6に取付りられたフック6
cがタイくングギア2lの側面を摺動ずる. これにより、例えば所定の歯どうしが噛合する前にリー
ドビン7が溝3bを離れることによって記録ヘッド9が
ホームポジションから離れるのを防止することができる
.これは、記録ヘッド9がホームポジションにあって一
連の回復処理を行う際にリードスクリューは2回転する
ため、リードビン7が溝3cへ移動する場合があるから
である. なお、上例では一連の回復処理をリードスクリューの2
回転で行うようにしたが、これに限定されるものではな
く、任意の回転を設定することができ、これによりクラ
ッチ機構等の設計上の自由度を増すことができる. 第14図(A)〜(D)はブレード17等に係る機構の
順次の動作状態を示す説明図、第15図(A)〜(C)
はキャップ35に係る機構の順次の動作状態を示す説明
図、第16図(八)および(11)は廃インクをローラ
36内の廃インク収容部37に導入ずるための機構の動
作を説明するための説明図であり、これら図と上述した
第12図および第13図を参照して動作を説明する。
まず、キャリア6がホームポジション方向く矢印B方向
〉に移動する。このとき、第13図(^)に示すように
、リードビン7はリード溝2aに係合しており、ヘッド
エレメント9aの吐出口9cはインクキャリア19 (
第14図(^)参照)と対向した位置にある.ここで、
この位置でヘッドエレメント9aの吐出エネルギ発生素
子のすべてを駆動して吐出動作(以下予備吐出という)
を行い、若干増粘したインク等がその吐出力で吐出され
、この予備吐出による回復動作を終了できる.また、通
常記録の途中で未使用の吐出口のインクが増粘するのを
防ぐために定期的に行う予備吐出もこの位置で行う.な
お、第l4図(八)は同位置の周辺の側面図である. さらに、第13図(B)  に示すように、リードスク
ソユー2を回転してキャリア6をB方向に移動ずると、
押圧部6aによりクラッチギャ4が押圧され、同じくB
方向に移動してそのスタートi4c,がタイミングギャ
2lのスタートi2lb.と係合可能な位置となる.そ
の後、クラッチギャ4はリードスクリュー2と同期して
回転し、スタート歯どうしが係合してタイよングギャ2
lは第14図(B) に示すよう&:D方向に回転する
.一方、リードビン7は導入fi3cからポジション溝
3bに入り込んでいるので、リードスクリュー2が回転
してもキャリア6は移動しない。
タイミングギャ2lがD方向に回転すると、そのギヤ部
とセットレバー20のギヤ部とが噛合しているので、セ
ットレバー20はE方向に回動し始める。このときまで
、ブレードレバー16はフック部16cがシャーシの爪
部に係合しているためセットレバー20のみが回転し、
ブレードレバー16は停止しているが、やがて、セット
レバー2oのセット面2Ofはブレード軸l8の回助片
18aを押し下げっつF方向に回勅するので、ブレード
l7はG方向に回転して吐出口面と係合可能な状態にセ
ットされる。
さらにタイミングギャz1がD方向に回転すると、ブレ
ードレバー16のフック部l6がシャーシのつめ部から
はずれセットレバー20とブレードレバー16もさらに
回転し、第14図(C)に示すようにブレード17によ
ってヘッド9の吐出口面を清拭する.このとき、プレー
トl7の清拭によって除去されるインク液等は、一方向
のみ、すなわちこの場合下方のみに排除され、この排除
されたインク液等はインクキャリアl9の上部において
吸収または保持される。また、このときインクキャリア
l9はインク吸収体23と接触し始める。ざら(セット
レバー20が回転すると第14図(D)に示すように、
インクキャリアl9およびブレードl7はインク吸収体
23の清拭部23aの面と摺動するため予備吐出時にイ
ンクキャリアl9に受容されたインクや、吐出口形成面
からブレードl7にぬぐわれた塵埃等が清拭部23aに
よって受けられるとともに、吐出口面に{=J着してい
たインク滴も吸収される。これにより、インクキャリア
l9のインク吸収能力は長期間その能力を保持すること
ができる. さらにタイミングギャ2!はD方向に回勤するが、セッ
トレバー20の停止歯20a,20bと、タイミングギ
ャ21の停止カム21aとが対向して接するので、セッ
トレバー20の回動が規制されるのと同時に、タイミン
グギャ2lの駆動歯が欠歯部分になるので、回動させる
力も働かない. 上述したように、ブレードおよびブレードによって除去
されるインク液等を保持する吸収体を、予備吐出時のイ
ンク受けと同一のものとしたので装置を小型化し、これ
ら回復動作の時間を短縮することができる. タイミングギャ2lがさらに回動すると、当初はタイミ
ングギア21のキャップカム21cが第8図に示したキ
ャップレバー32cの回転軸32aを規制しているので
、第15図(^)に示すようにキャップ35はヘッドエ
レメント9aの吐出口面から離れた位置に停止している
.次に、タイミングギャ2lがざらにD方向に回動する
とキャップカムHCから外れるため、規制状態が解除さ
れるので、第15図(6)に示すように、シリング24
の回勅レバー’24fはインク吸収体ばね22のばね部
22bにより付勢されて、シリンダ24がF方向に回動
し、キャップ35のキャップ部35aが吐出口面に圧接
し、キャップ動作が終了する。なお、第13図(B)は
このときの上面図を示すものである。そしてこの時、キ
ャップの押圧力によりシール面32dとキャップシール
部35dも密着してシールされる。
さて、以上がノズル面の清拭とキャップ動作であり、通
常はここで停止して次の記録信号の入力に応じて以上の
動作を逆に行い、記録動作に入るわけである。
次に予備吐出によっても吐出状態が良好とならなかった
ような場合等に行われる吸引回復動作について述べる。
これを起動するときには、キャップ位置からさらにタイ
ミングギャ2lを回転させ、キャップカム21fにより
キャップレバー32を押圧して第l5図(C) に示す
ようにキャップ35を吐出口形成面より若干には1隔さ
せる. タイミングギャ2■がさらにD方向に回転ずると、再び
キャップカム21fより外れるので、キャップ部35a
は吐出口面に圧接する。
さて、ボンブ動作について述べるに、前述した密閉キャ
ップが終了した後に回復動作に入ると吸引動作に入るこ
とになる。
このとき、まず、タイミングギャ2lの回勤によりピス
トンセットカム21gがピストン軸27に取り付けられ
たピストン押圧ローラ29を押すので、ピストン軸27
は第16図(A)に示すようにH方向に移動する。そし
てピストン28はピストン押え27bにより押圧されて
H方向に移動し、ボンブ室42は負圧状態となる.ピス
トン28の外周およびピストン押え27bとの接触面に
はスキン層があるので、発泡、材の連通穴を通ってイン
クが漏洩することはない。
また、シリンダ24のインク流路24eはピストン28
により閉塞されているので、ポンプ室42の負圧が高ま
るのみでピストン28は移動可能な状態である.一方、
前述した再キャップの後に第16図(八)に示すように
、インク流路24cが開くので、キャップ35の吸引口
35bよりヘッド9のインクが吸引される。吸引された
インクはキャップレバー32の内部に形成されたインク
流路32fを通り、レバーシール33の連通穴を通り、
さらにシリンダ24のインク流路24eを通って、ボン
ブ室42に流入する. さらにタイミングギャ2lが回動すると、再びキャップ
カム21hによりキャップ35が吐出口面より若干離れ
、ボンブ室の残存負圧により吐出口面,キャップ部35
a内のインクが吸引されてこれら部分のインクの残留を
なくす. 次に、タイよングギャ2lを逆方向(第14図(D)中
矢印■で示す方向)に回動させると、ピストンリセット
カム21iがピストン復帰ローラ30を引っ張り、第1
6図(B) に示すように矢印J方向にピスト軸27を
移動させる。このとき、ピストン28はピストン軸27
のピストン受け27cが接してから移動するので、ピス
トン28の端面28bとピストン押え27bと間に間隙
Δ℃が生じる。
しかして、ピストン@27およびピストン28の移動に
より、ピンブ室42内に吸引されている廃インクは、前
述した間隙Δ2を通り、ピストン軸の満27fを通り、
シリンダ24のインク流路24cを通り、さらに廃イン
ク管24gを通って廃インク吸収体37の中央付近に排
出される。なお、このとき、ピストン28の動作初期に
シリンダ24のインク流路24eはピストン28により
閉塞されるので、キャップ方向に廃インクが逆流するこ
とはない。
第17図は以上の予備吐出ないし吸引回復のシーケンス
をまとめて示すものである。ただし、図ではブレードl
7がワイビング可能な状態(セット状態.第14図(B
)参照)で待機し、ワイビングの後にブレードl7が吸
収体23に対して傾く状態(リセット状態.第14図(
^)参照)となり、その後セットレパー20が元の位置
に復帰する直前にブレードl7がワイピング可能なセッ
ト状態とされるシーケンスについて示している。
次に、第3図(A)および(B)を参照して、木実jM
例装置の記録から排紙に到る記録紙搬送機構について説
明する。
これら図において38は上述したようにフッソ樹脂.カ
ーボンili維混入材等よりなる紙押え板であり、給紙
される記録紙に押圧力を作用させることによって記録ヘ
ッド9の吐出口面と記録紙とが所定間隔を有すようにす
る。この紙押え板38の押圧力ハ、ばね板380の弾性
力によっている.この機構の詳細を第18図(A)およ
び(B)に示す.第18図(A) は、紙押え板38が
紙送りローラに押圧力を作用している状態の図である。
この場合、円周の一部を直線的に切欠いたD字形状を有
し、紙押え板38と回転方向に摺動可能な軸38^の切
欠き部がばね板38Dの端部313Fと当面する位置に
あり、このとき、紙押え板の端部38Eは、ばね板38
Dにより図中上方へ付勢力を受ける。これにより、紙押
え板38は軸38Aを中心に時計方向へ回転しようとし
紙送りローラ36へ押圧力を作用させる. 一方、Mta図([1)は、紙押え板38による押圧力
の作用を解除した状態を示す。この場合、軸31]Aが
回転し、軸38八の円弧部が端部3BFを押圧する。こ
のとき、ばね板380は全体的に図中下方へ押下げられ
ている。この結果、端部38Eはばね板38Dから付勢
力を受けない。
この付勢力が解除された状態では、軸38Aと紙押え板
38とはある程度の摩擦力を有して係合しているため紙
押え板38が大きくその回転位置を変化させることはな
い。これにより、紙押え板38の押圧力を解除する必要
が生じたときにも、紙押え板によって記録ヘッドの移動
等を妨げることがない また、上記した紙押え機構は、限られたスペースの中で
紙送りローラ36&:よる記録紙の搬送を適切C行うの
を妨げない程度の押圧力を与えることが可能な機構であ
る。
すなわち、紙押え板そのものには弾性部材を用いずに、
押圧力は通常デッドスペースとなる装置底部シャーシ1
上に沿って配した板ばねによって発生させるため、板ば
ねの長さの調整による抑圧力設定の自由度が増し、かつ
紙押え部材を小型なものとすることができる。
なお、板ばね38ロは不図示の固定部材によってシャー
シ1に取付けられている。
第3図(^)および(8)を再び参照すると、60は記
録された記録紙を排紙するための排紙ローラ、6lは排
紙ローラ60によって搬送される記録紙に押圧力を与え
記録紙の排紙方向を規制しかつ搬送力を生じさせるため
の拍車である。
62は、排紙ローラ60と紙送りローラ36との中間部
に配され、紙送りローラ36の回転を排紙ローラ60に
伝達するための伝達ローラである.これら回転の伝達は
、相互が当接することによる摩擦力じよって行われる。
排紙ローラ60は、その形状が両端部と中間部とでは半
径の異なる円筒形であり、伝達ローラ62は排紙ローラ
60の径の小さな方の中間部と当接する。従って、記録
紙の搬送を行う径の大きな方の両端部は、紙送りローラ
36の周速よりやや大きな周速で回転する。この結果、
排紙の際には記録紙を引っ張りぎみに1股送することに
なり、記録而を良好に形成することができる。
なお、伝達ローラ62および拍車6lの回転軸には、そ
れぞれ適切な弾性係数を有するコイルばねを用いる.そ
の機構の詳細を拍車61の場合を例にとり第19図を参
照して説明する。
第I9図において、6I^はコイルばねよりなり拍車6
lの中心を通ってその両側に延存する軸であり、拍車6
lとは互いc回動自在に係合する, lO:lBは回転
軸61八の両端を軸支する軸支部材であり、第1図に示
した内蓋103の一部として形成される.軸支部材10
3Bは軸61Aをその軸方向に摺動可能に軸支する。1
03Cは拍車6lの回転軸方向およびこれと垂直な方向
への動きを規制するための規制部材であり、拍車61の
両側に設けられる。規制部材103Cも軸支部材103
Bと同様に内蓋103の一部として形成される. 上記構戊とすることにより、軸61Aは拍車61を軸支
すると共に、その曲げ弾性力によって拍車61の排紙ロ
ーラ60への押圧力を得る。
内蓋to:+は、53図(八)に示すようにその後端Q
p,にばね部材1 0:lAを有し、ケースI01 と
の反作用によって排紙ローラ方向への押圧力を受ける。
この押圧力と回転軸61^の弾性力との相互作用によっ
て拍車6lは適切な押圧力を排紙ローラ60に作用させ
る。
また、内M103が上記押圧力を受けることにより、第
3図(A)に示すように内M103の固定部材103(
lと排紙ローラ60の回転%60Cとの係合が確実にな
る。この結果、拍車131と排紙ローラ60との位置関
係は常に一定に保たれる。もしくは、回転軸60Cを掛
止する部材などに突きあてて固定することにより内蓋の
精度にかかわらず精度のよい関係を保てる. 伝達ローラ62においても、コイルばねよりなる回転軸
62八の機能は同様であり、軸62^の弾性力によって
、紙送りローラ36および排紙ローラ60への当接力を
得ている。
排紙ローラ60は、前述したようじ、その中間部の径が
両端部より小さな形状である。この構成の詳細を第20
図に示す。
第20図において、60Aは、ゴム材よりなるカバ一部
材であり、600は中間部を両端部より径を小とした円
筒形状の芯部材である。芯部材60Dに、バイブ形状の
カバ一部材6〇八を被覆することによって、排紙ローラ
60を形成する。
この結果、このような形状をゴム部材等によって一体に
成形せずに済み、比較的容易かつ廉価にIJ#紙ローラ
を得ることができる。
なお、排紙ローラ60の一端に連続して設けられる溝部
60Bは、排紙ローラ60によって記録紙が排紙される
際に、その終端部を掛止することができ、記録紙の位置
がずれたときなど、その排紙を確実なものとすることが
できる。
なお、芯部材600の形状は上記じ限られず、例えば溝
部60Bの形状をそのまま延長した形状で、中間部を小
さくしたものであってもゴム材の被覆によって円筒形状
を得ることもできる。
次に、木例インクジェット記録装置を立てて用いる場合
について第21図および第22図を参照して説明する。
装置を立てて用いる場合としては、これら図に示される
ようにオートフィーダ200と共に用いる場合や、封筒
等の厚紙を装置裏側の給紙口から給紙する場合がある。
オートフィーダを用いるような通常の記録紙の場合、上
蓋102を排紙された記録紙のスタッカとして用いるこ
とができる。この際、第1図に示したように上,il0
2を給紙の紙ガイドとして用いる場合とは異なる角度で
固定する。
上i102をスタッカとして用いる場合の条件は以下の
ようになる。
すなわち、排紙された記録紙が自身のこしの強さである
程度空中を搬送され最初に上i102ないしは既に積層
された記録紙(接する位置を上蓋102の上端部102
A近傍となるようにする。これにより、排紙される記録
紙が既に積層された記録紙等上を摺動するのが記録紙先
端部に限られ、摺動を極力避けることができ、未定着イ
ンクによる記録紙の汚れを防止できる。
このための構威としては、排紙方向、すなわち木例の場
合、紙送りローラ36と排紙ローラ60の共通接線の近
傍に上端部102Aが位置し、下端部102Bが下がっ
ていることが要件となる。
さらに、上端部102^上で停止した記録紙の後端が完
全に排紙されたとき、その位置で下降し摺動なく積層さ
れるようにする. このための構成としては、上3ii102の排紙方向の
長さ(上端102^から下i102Bまでの長さ)が要
件となり、通常よく用いられる記録紙を用い、本例のよ
うにほぼ水平に排紙される場合、その長さは記録紙の長
さの60%〜90%、より好ましくは70%〜80%と
なる. なお、記録装置の構成、あるいは使用条件が異なり排紙
方向が上記と異なる場合には、上記第1の要件を考慮し
つつスタッカの長さを定めるようにすればよい. また、第21図および第22図に示される108′は、
巻込み防止片であり、積層される記録紙が給紙口106
へ入り込むのを防止できる. (その他) なお、本発明は、特(インクジェット記録方式の中でも
バブルジェット方式の記録ヘッド、記録装置において優
れた効果をもたらすものである。
かかる方式によれば記録の高密度化.高精細化が達成で
きるからであり、記録パターン社よって一層定着の遅速
が生じることが予測されるからである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129号明細書,同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好
ましい.この方式は所謂オンデマンド型.コンティニュ
アス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマ
ンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇
を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによ
って、電気熱変換体に熱エネルギを発生せしめ、記録ヘ
ッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆
動信号に一対一対応した液体(インク)内の気泡を形成
できるので有効である。この気泡の成長,収縮により吐
出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少なく
とも1つの滴を形成する.この駆動信号をパルス形状と
すると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特
に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、よ
り好ましい.このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書.同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している.なお
、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第
4313124号明細書に記載されている条件を採用す
ると、さらに優れた記録を行うことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口.液路,電気熱変換体の組合せ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用部が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
4558333号明細書,米国特許第4459600号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギの圧力波を吸収す
る開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59
− 138461号公報に基いた構成としても本発明の
効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの形態がどの
ようなものであっても、記録を確実に効率よく行いうる
からである。
さらに、記録装置が記録できる記録媒体の最大幅に対応
した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドC対し
ても本発明を適用することもできる.そのような記録ヘ
ッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによってその長
さを満たす構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッ
ドとしての構戊のいずれでもよい。加えて、上例のよう
なシリアルタイプのものでも装置本体に装着されること
で、装置本体との電気的な接続や装置本体からのインク
の供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッ
ド、あるいは記録ヘッド自体に一体的に設けられたカー
トリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は
有効である。
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数について
も、例えば単色のインクに対応して1個のみが設けられ
たものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに対
応して複数個数設けられるものであってもよい. さらに加えて、本発明インクジェット記録装置の形態と
しては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末
として用いられるものの他、リーダ等と組合せた複写装
置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形
態を採るものであってもよい。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、例え
ば主回転体としての排紙ローラに、従回転体としての拍
車が被記録媒体を介して押圧力を作用させる場合に、そ
の回転を軸支する軸が上記押圧力を発生するため、押圧
力を発生する特別の機構を必要としない。
この結果、上記押圧力発生機構を必要としない分、装置
を小型化できる。
また、軸としてコイルばねを用いることにより装置のコ
ストを廉価なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るインクジェット記録装置の一実
施例を示す外観斜視図、 第2図は、第1図に示した装置の主要部を示し、カバー
をはずした状態の斜視図、 第3図(A)は、第1図に示した装置の主に排紙系を示
す斜視図、 第3図(B)は、第3図(A)に示した図の側面図、 第4図(A)および(B)は、それぞれ記録紙に対応す
る記録ヘッドの一実旅例を示す側面図、第5図(A)お
よび(B)は、それぞれ記録紙に対応したホームポジシ
ョンでの記録ヘッドの一実施例を示す背面図、 第6図は、回復系機構を搭載したベースのシャーシに対
する保合状態の一実施例を示す一部破断斜視図、 第7図(A)〜(C)は記録ヘッドに対するブレードお
よびインクキャリア部の一実施例を示す部分斜視図、 第8図および第9図は、それぞれ記録ヘッドに対する吸
引回復系の一実施例を示す分解斜視図および断面図、 第10図は実施例に係る各部の動作タイミングを示すタ
イミングチャート、 第11図は、回復系機構に駆動力を伝達するためのクラ
ッチ機構の一実施例を示す斜視図、第12図(A)〜(
C)は、第11図に示したクラッチ機構におけるクラッ
チギアおよびフックとタイミングギアとの係合状態を示
す側面図、 第13図(^)および(B)は、第12図と同様の正面
図、 第14図(A)〜(D)はブレードおよびインクキャリ
ア部の順次の動作を説明するための側面図、第15図(
^)〜(C)はキャップ部の順次の動作を説明するため
の側面図、 第16図(^)および(B)は吸引回復を行うためのポ
ンプ部の動作を説明するための側断面図、第17図は木
例(一部他の実施例〉に係る予備吐出ないし吸引回復処
理時のシーケンスを説明するタイなングチャート、 第18図(^)および(B)は、紙押え板の押圧動作機
構の一実施例を示す側面図、 第19図は、排紙系における拍車の支持状態の−実施例
を示す斜視図、 第20図は排紙ローラの一実旅例を示す正面図、第21
図は、本例装置の使用状態の他の例を示す斜視図、 第22図は、第21図に示した状態の側断面図。 l・・・シャーシ、 2・・・リードスクリュー 2a・・・リード溝、 3a・・・リードブーリ、 3b・・・ポジション溝、 3 c ・・・導入溝、 4・・・クラッチギャ、 5・・・クラッチばね、 6・・・キャリア、 6c・・・フック、 7・・・リードビン、 9・・・記録ヘッド、 9a−・・ヘッドチップ(吐出エレメント)9b・・・
インクタンク部、 9C・・・吐出口、 9d・・・吐出口形成面、 l1・・・キャリアモータ、 l3・・・タイくングベルト、 l5・・・セット軸、 l6・・・ブレードレバー 17・・・ブレード、 19・・・インクキャリア、 20・・・セットレバー 21・・・タイくングギャ、 22・・・インク吸収体ばね、 23・・・インク吸収体、 24・・・シリンダ、 27・・・ピストン軸、 28・・・ピストン、 29・・・ピストン押圧ローラ、 32・・・キャップレパー 34・・・キャップホルダ、 35・・・キャップ、 35a・・・キャップ部、 36・・・紙送りローラ、 37・・・廃インク吸収体部、 38・・・紙押え板、 40・・・記録紙、 50・・・ベース、 5l・・・ガイド軸、 60・・・排紙ローラ、 6l・・・拍車、 62・・・伝達ローラ、 100・・・インクジェット記録装置、102・・・上
蓋、 103・・・内蓋。 第 3 図 (B) 第 4 図 第 5 図 第 6 図 21a 第13図 (r 第15図 第 19図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)その回転によって被記録媒体を搬送するための主回
    転体と、該主回転体に押圧力を作用させながら該主回転
    体の前記回転に応じた回転を行なう従回転体とを具え、
    前記搬送に伴なって記録を行なうインクジェット記録装
    置において、 前記従回転体は、コイルばねよりなる軸によって回動可
    能に軸支され、該軸は、その曲げ弾性によって前記押圧
    力を作用するよう支持されたことを特徴とするインクジ
    ェット記録装置。 2)前記軸は、その両端においてその軸方向に摺動可能
    に支持されることを特徴とする請求項1に記載のインク
    ジェット記録装置。 3)前記軸は前記従回転体を軸支する近傍において当該
    軸の所定以上の曲げを規制されることを特徴とする請求
    項1または2に記載のインクジェット記録装置。 4)前記主回転体は排紙ローラであり、前記従回転体は
    、その押圧力によって前記排紙ローラに搬送力を生じさ
    せるための拍車であることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。 5)前記主回転体は排紙ローラであり、前記従回転体は
    該排紙ローラに回転駆動力を伝達するための伝達ローラ
    であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載のインクジェット記録装置。 6)前記インクジェット記録装置の記録ヘッドは、電気
    熱変換素子が発生する熱を利用してインク液滴を吐出す
    ることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載
    のインクジェット記録装置。
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