JPH03293181A - 記録装置のキャリア駆動装置 - Google Patents

記録装置のキャリア駆動装置

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JPH03293181A
JPH03293181A JP9597790A JP9597790A JPH03293181A JP H03293181 A JPH03293181 A JP H03293181A JP 9597790 A JP9597790 A JP 9597790A JP 9597790 A JP9597790 A JP 9597790A JP H03293181 A JPH03293181 A JP H03293181A
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carrier
recording
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ink
lead pin
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JP9597790A
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Yasuhiro Unosawa
保弘 宇野沢
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、記録ヘッドが搭載されるキャリアをリードス
クリューに係合させ、該リードスクリューを回動させる
ことにより前記キャリアを移動させる方式の記録装置の
キャリア駆動装置に関する。
〔従来の技術〕
プリンタ、複写機、ファクシミリ等の記録装置は、画像
情報に基づいて、記録ヘッドのエネルギー発生手段を駆
動することにより、紙やプラスチック薄板等のシート状
の被記録材にドツトパターンから成る画像を記録してい
くように構成されている。
前記記録装置は、記録方式により、インクジェット式、
ワイヤドツト式、ザーマル式、レーザービーム式等に分
類することができる。
また、上記記録装置は、被記録材の紙幅に対応する長さ
のライン記録ヘッドを使用するライン型記録装置と、被
記録材に沿って移動するキャリア」二に搭載された記録
ヘッドを使用するノリアルスキャン型記録装置とに大別
することができる。
本発明は、シリアルスキャン型の記録装置のキャリア駆
動装置に係わるものである。
インクジェット記録装置等の記録装置記録装置において
、記録ヘッドを搭載したキャリアを移動させる方式とし
ては、タイミングベルトを用いる方式、リードスクリュ
ーを用いる方式等がある。
このうちリードスクリューを用いる方式には、リードス
クリューの回転により、リードスクリューのり一1溝乙
こ係合したり一ドピンを介して、キャリアを移動させる
構成のものがある。
その際、前記リードピンを前記リード溝に押圧するため
に、キャリアにリードピンハネを設けることが行われて
いる。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら、上記従来例においては、リードピンのリ
ード溝への押圧力をすべてリードピンバネのバネ力に依
っているために、キャリアに外部よりリードスクリュー
軸に平行な向きに力が作用した場合、前記リードピンバ
ネのハネ力が前記リードスクリュー軸に平行な力より弱
い場合には、前記リードピンが前記リード溝からはずれ
てしまうという技術的課題があった。
また、前記リードピンが前記リード溝をはずれることを
防止するために、前記リードピンハネのハネ力を強くす
る方法が考えられるが、この方法では、通常の記録の際
のキャリア移動時の負荷が増大し、記録精度に悪影響を
およぼすという新たな技術的課題が生じる。
さらに、前記キャリアの移動時の負荷増大に打ぢ勝つた
めに、前記リードスクリューを回転させるモーターのパ
ワーを上げることも考えられるがこの方法では、騒音お
よび消費電力が増大し、また、小型軽量化ができないと
いう別の技術的課題が生じる。
〔課題解決のための手段〕
本発明は、記録ヘッドを搭載したキャリアを摺動自在に
リードスクリューに嵌合するとともに、キャリアに取り
付けたリードピンをリードスクリューのリード溝に係合
させ、リードスクリューの回転によりキャリアを移動さ
せる記録装置のキャリア駆動装置において、前記リード
ピンを前記り−じ)苦に押圧するためのリードピンハネ
の後方に、該リードピンハネの後退移動量を前記リドピ
ンが前記リード溝から外れない範囲に規制するための突
き当て部を設ける構成とすることにより、キャリアに対
して、リードスクリュー軸に平行な向きにリードピンバ
ネのバネ力よりも大きな力が働いた場合にも、リードピ
ンのリード溝からの外力、を確実に防止でき、しかもキ
ャリア移動時の負荷の増大を無くし得る記録装置のキャ
リア駆動装置を提供することを目的とする。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明を実施するのに好適な記録装置の外観斜
視図であり、第2図は第1図の記録装置の要部構成を示
す斜視図であり、第3図(A)および(B)は第2図の
記録装置蓋の被記録材搬送系を示す縦断面図である。
第1図において、100はインクジェット記録装置を示
し、この装置100は同図に示すように横置きで使用さ
れる場合と、後述されるように縦置きで使用される場合
等があり、比較的小型なものである。
101は装置ケース、102は外蓋、103は内蓋であ
り、非使用時等には内蓋103の上に外蓋102が重畳
されて装置100はコンパクトなものとなる。
これにより、例えば記録装置を専用の収納バックムこ入
れ、ユーザーが持ち運びすることもできる。
また、外蓋102は、同図に示すように記録紙40の給
紙ガイドとして兼用することができ、この場合、図中1
06が給紙口となる。さらに、外蓋102は、後述され
るように排紙トレイとしても兼用することもできる。
上記いずれの場合にも、図中107が排紙口となる。
105は上蓋102の位置固定フック、また、104は
操作キー、表示部等である。
次に、第2図を参照して記録装置の要部構成を説明する
第2図において、記録装置のシャーシ1には、紙等の被
記認材のガイドを兼ねた左側板1aおよび右側板1bが
立設されている。また、シャーシ1には、キャリアモー
タ11を揺動可能に支持するためのモータ取付孔(不図
示)が設けられている。
シャーシ1の左側の所定位置には、リードスクリュー2
を軸方向および径方向で支持するり−Fファームhが固
定されており、リードスクリュー2は該リートアームの
軸受部11によって軸支されている。
2はリードスクリューであり、その周面には、リード溝
28が所定のピンチで形成されている。
また、リードスクリュー2のキャリアホームポジション
側には、キャッピングおよび吐出回復を行う位置を設定
するためのポジション溝3bがスクリュー軸2に垂直な
断面の周りに沿って形成されている。さらに、リード溝
2aとポジション溝3bとは導入溝3cにより滑らかに
連続している。
リードスクリュー2の右端には軸2gが設けられるとと
もに左端側にも同様な軸が設けられ、それぞれ、前側板
ICおよびリードアーム1bに設けられた軸受部11に
嵌入され、回転自在に軸支されている。
リードスクリュー2の左側端部には、リードプーリ3a
が固定されている。
このリードプーリ3aに対して、キャリアモータ11よ
り、タイミングヘルド13を介して駆動力が伝達される
なお、図示の例では、リードスクリュー2の右端側の軸
2gは、シャーシ1のガイド仮1cの横溝に嵌合してお
り、さらに、該軸2gの先端部は、板ばね10の押え部
10aによりスラスト方向に押圧されると共に、ガイド
仮1c上の軸に回動自在に軸支されたカム溝板50aの
カム溝と係合している。
カム溝板50aの周面にはかみ合い歯が形成され、これ
と槻ばね10のラチェッ1部10cとがかみ合うことに
よりカム溝板50aを所望の回転位置で掛止することが
てきる。
この結果、カム溝に係合する輔2gは、ガイド仮1cの
横溝番こ沿って、その位置を調節することができる。
この調節機構は、後述の記録ヘッド9とプラテン36と
のギャップ調整に用いられる。
前記リードスクリュー2の左端近傍には、クラッチギヤ
4が、軸方向摺動可能に、かつ一体向に回動するように
嵌合されている。
このクラッチギヤ4と前記リーI・プーリ3aとの間に
は、該クラッチギヤ4を軸方向に付勢するためのタラッ
ヂハネ5が装着されている。
なお、クラッチギヤ4が軸方向に所定の範囲内しか移動
しないようにする規制部材がクラッチギヤ4とリードプ
ーリ3との間に形成されている。
6はキャリアであり、リードスクリュー2に摺動自在に
取り付けられる。
6aはクラッチギヤ4の端面を押圧するための押圧部で
あり、キャリアの左側に一体に形成されている。
7はリードピンであり、該リードピン7は、リードスク
リュー2のリード溝28に係合しており、また、第26
図に示すように、キャリア6のガイド孔にてその押圧方
向が案内されている。
8はリードピンばねであり、キャリア6にその一端が取
り付けられており、他端でリードピン7を押圧している
9はキャリア6に搭載される記録ヘッドであり、本例で
はインク吐出を行うためのへラドニレメン)9aとイン
ク供給源をなすインクタンク9bとを一体化してキャリ
ア6に着脱可能としたカートリッジの形態を有し、イン
クが消費されたとき等に交換可能な使い捨て型のものと
しである。
ヘッドニレメン)9aの被記録材40と対面する吐出口
面9dには、所定の配列を成して吐出口9Cが設けられ
ている。
前記記録へノド9(ヘッドエレメント9a)は、熱エネ
ルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記録
ヘノFであって、熱エネルギーを発生ずるための電気熱
変換体を備えたものである。
また、前記インクジェット記録ヘッド9は、前記電気熱
変換体によって印加されろ熱エネルギにより生じる膜沸
騰による気泡の成長によって、吐出口よりインクを吐出
させ、記録を行なうものである。
なお、ヘッドエレメント9aの各吐出口9Cに対応して
配設されてインクに吐出エネルギを作用さ七る吐出エネ
ルギ発生素子としては、電気熱変換素子や電気熱変換素
子が用いられるが、インク吐出口等の高密度実装化が可
能であること、製造工程が簡略であることを等の理由に
より、前者が好ましく用いられる。
前記ヘッドエレメント9aの被記録材40と対面する吐
出口面9dには、所定数の吐出口9Cが設けられている
6cはフックであり、キャリア6の一部に固定され、後
述されるようにキャリア6の移動において記録ヘッド9
のキャップ位置等で安定して停止するため用いられる部
材である。
51はキャリアガイド軸であり、キャリア6の背部に設
けられたガイドピン6bと摺動可能に係合する。
このガイド軸51の両端には、第4図にて後述されるよ
うにな偏心した軸51aが設&Jられ、これら軸51a
はシャーシ1の端部に設けられる側板51b、51、c
によって回動自在に軸支される。
さらに、側板51cによって軸支される軸51aの端部
は位置決めノブ51dに固定され、該ノブ51dに設け
られた突起と側板51cに設けられた穴51eとが係合
することにまり軸51の回転位置が定められる。
第4図(^)および(1’りは、キャリア6および記1 2 録ヘッド9のプラテン36および被記録材40に対する
位置調節を示す縦断面図である。
上述した偏心した軸51aで軸支する構成は、第4図(
A)および(B)に示すように、記録紙40の種類に応
じて、記録紙40の記録面とヘッドエレメント9aの吐
出口との間隔を適切なものとするためのものである。
すなわら、ノブ51dを手動で回転させることにより、
輔51を第4図(八)に示すように軸51aとピン6b
との距離が最少の位置、また、第4図(B)に示すよう
に同距離が最大の位置に固定することができる。これ乙
こ応じて、記録ヘッド9は、リードスクリュー2を回転
軸として所定角度1ヱ動し、記録紙40が比較的薄い普
通紙に対応した位置(第4[m(A))、または、封筒
等の比較的厚い記録紙に対応した、間隔を大きくとった
位置(第4図(B))に設定される。
しかしながら、この記録ヘッド間隔調節構造は記録時の
記録紙に対するものである。
すなわち、吐出回復処理時には第2図の左端に示される
回復処理系の位置まで記録ヘッド9を移動させるが、こ
の時は、記録ヘッド9と回復系とは常に一定の位置関係
になければならない。従がって第4図(^)または(B
)に示した位置にかかわらず、吐出回復処理時には、記
録ヘッド9は一定の位置をとる必要がある。
第5図(八)および(B)は、吐出回復処理時の記録ヘ
ッド′9の位置規制機構を示す立面図であり、第5図(
A)および(B)は、それぞれ第4図(A)および(B
)に対応した図を示している。
第5図(八)の場合、軸51とピン6bとの係合位置の
高さを変化させずに軸51aとピン6bとが係合可能と
なる。この時、その係合位置の高さを維持するために、
台形カム51gの平行面もピン6bに係合させるように
する。
第5図(B)の場合、記録ヘッド9が移動してピン6b
が軸51aに係合しようとするとき、ピン6bの係合位
置の高さは変化する。このため軸51にはテーパ部51
[が設けられており、これに応して台形カム51gには
テーバ面が設けられている。
これにより、ピン6bの軸51(テーバ部51f、輔5
1a)との係合位置の高さが変化するのに伴なって、そ
の高さが維持される。
以上の構成により、記録ヘッド9が吐出回復系の位置に
至ったとき、常に所定の高さ、従って、回復系との所定
の位置関係を保つことができる。
なお、記録ヘノド9の回動固定位置は、上述のように2
つに限られるものでなく、その中間位置で固定し7様々
な厚さの記録紙に対応させるようにすることもできる。
その場合には、ノブ5Ldの突起と側板51cの穴51
eの係合位置を増せばよい。
また、ノブ51dの回転は手動に限定されず、例えば用
いる記録紙に対応したキー人力に応して紙送りモータ等
の駆動力を用いノブ51dを回転させるこもできる。
再び、第2図を参照ずろと、11は、例えば、パルスモ
ータより成るキャリアモータであり、その前面および後
面の下部に同軸関係の回動ピンlla、11aが設けら
れており、これら回動ピンlla、11a(後面側のも
のは図示せず)は、シャーシ1上を移動可能な回復系ベ
ース50に設けたモータ取付は孔に沿って、移動可能に
取り付けられている。
もちろん、これとは逆に、回動ピンが回復系ベース50
に設けられ、取付は孔がモータ側に取りイ」けられた構
造にすることもできる。
こうして、キャリアモータ11は、回動ピンllaを中
心にして揺動可能に取り付+3られている。
11bばばね受けであり、キャリアモータ11に一体に
形成され、後述するモータばね14を受けるべくモータ
軸と平行に立設されている。そしてそのばね受は部には
円柱状の突起が形成され、コイル状のモータばね14の
端部が係止されている。
12はモータプーリであり、キャリアモータ11のモー
タ軸に固着している。
13はタイミングヘルドであり、モータプーリ12とリ
ードスクリュー2の軸上のり一ドプ−I73aとの間に
張架されている。モータばね14は、本例の構成におい
て圧縮ばねであり、リードアーム1hの一端と、キャリ
アモータ11のばね受けIlbとの間に取り付けられて
おり、これによってキャリア5 G モータ11を第2図中の矢印へ方向に付勢し、タイミン
グヘルド13に張力が与えられる。
15は回復ベース50」二の側板に固定されたセント軸
であり、該セント軸15は、吐出口が形成された吐出口
面を清掃するための清掃手段や、記録へット9のキャッ
ピングや吐出回復のための回復系機構が取りイ・]けら
れる。
ところで、前述したように、この回復系機構と記録ヘッ
ド9との位置関係は重要である。例えば、記録へノド9
の吐出口面9dを拭き拭うワイピングプレートの機能を
良好に発揮する上で吐出口面9dとの位置関係は重要な
ものであり、また、吐出口面9dのキャンピング機能を
良好乙こする上でキャップ35と吐出口面9dとの間隔
は重要である。従って、これらの回復系機構と記録−・
ソド9との位置関係は常に一定に保たれることが望まし
い。
一方、記録ヘノド9は、リードスクリュー2を介してそ
の駆動力が伝達されることにより、リードスクリュー2
に沿って移動しながら記録を行う。
このとき、被記録材(記録紙等)40と記録ヘッド9の
吐出口9cとの距離は、移動のどの位置においても等し
いことが望ましい。
従って、記録ヘッド9の被記録材40に対する距離を調
整して、記録ヘッド9が被記録材40に対して平行に移
動できるような調整機構を設けることができるが、この
調整は上記回復系との一定の位置関係を損なうこともあ
り得る。
そこで、本実施例では、キャリアモータ1および後に詳
述される回復系機構が設けられた回復系ベース50が、
シャーシIに対して移動可能に取り付けられている。
このベース50の位置調節と、リードスクリュー2の右
端近傍のカム溝板50a(第2図)による調節によって
、リードスクリュー2の位置をその両端において調整し
、記録ヘッド9が被記録材40に対して平行に移動する
ように調節する。
第6図は、回復系、機構と記録ヘッドとの位置関係を一
定にするためのベース50における機構を示す部分斜視
図である。
第6図は回復系ベース50を第2図とは反対の方向から
の斜視図であり、一部破断図で示す。
第6図において、50eはベース50の裏面側に設けら
れた溝の側面に固定されたガイド溝部杯であり、この部
材50eの溝とシャーシ1に固定したカギ型のガイド部
材1にのガイド部とが係合することにより、ベース50
の移動方向が規制され、またベース50のシャーシ1か
らの浮上りが防止される。
上記機構において、第2図にその詳細が示されるように
、カム板50bをベース50に取付りた軸50dの廻り
に回動させることにより、そのカム面をシャーシ1のカ
ム溝1!のいずれか一方の面に当接させながら当該面を
押圧する。この時、ベース50は、押圧力の反力によっ
て、部材50cとガイド部材1にとによって案内される
方向に移動する。
なお、」1記カムの構成は、カム板側に形成された所定
のカム溝と係合する軸を動作させることにより、カム板
を所定軸廻りに回動させるような構造にすることもでき
る。
この移動に伴なって、ベース50に取付けられたキャリ
アモータ11とモータ11の駆動にかかる駆動系、すな
わちタイミングヘルド13、プーリ3.12、リードス
クリュー2等、および同様にベース50に取付けられた
回復系機構が共に移動しながらリードスクリュー2の一
端の位置が調整される。
一方、リードスクリュー2の他端の位置調整は、カム溝
板50aを回動させることにより行なわれる。
以上の調整によってリードスクリュー2を被記録材40
と平行にすることができ、従って、記録ヘッド9が被記
録材40に対して平行に移動できるようになる。
なお、この調整は、記録装置の製造過程において組立ロ
ボットにより行われるものであるが、ユーザーサイドに
おいても、例えば長時間、装置を使用した後等の修理等
でこの調整を行ってもよい。
第7図(八)は前記セント軸15を中心に回動可能なセ
ットレバ−20およびブレードレバー16を示す斜視図
であり、第7図(B)は前記セット軸15と平行な隣接
軸(またはピン)に回動自在に軸支されるタイミングギ
ヤ21の斜視図であり、第7図(C)9 0 はインク吸収体23を示す斜視図である。
次に、第2図および第7図(八)〜(C)を参照して回
復系機構の1つである吐出口面9dの清掃(ワイピング
)手段について説明する。
16はブレードレバーであり(第7図(八)参照)、ボ
ス部1(iaがセット軸15に回動自在に取り付けられ
る。16bはアーム部、16cはフック部である。
I7は吐出口面9dを拭き取り清tiするためのブレー
ドであり、該プレート17はシリコンゴムやクロl:I
ブレン(C11)ゴム等の弾性部材で形成することがで
きる。
18はブレード軸であり、プレード17を回転軸と下行
に中心部でクランプしており、ブレードレバー16に回
動自在に取り付けられている。また、18aは回動片で
あり、ブレード軸18と一体に形成されている。19ば
インクキャリアであり、親水性の多孔質材料(プラスチ
ック焼結体、ウレタンフオーム等)で形成されており、
ブレードレバー16に固定されている。
なお、プレー目7およびインクキャリア19は、後述す
るキャンプ35と重畳する位置ムこ配置されている。
20はセットレバ−であり、セソI・軸15に回動自在
に取り付けられる。20a、20bはセソトレハー20
に設けられた停止歯、20cは同じくスタート歯、20
dは同じく回動歯であり、スタート歯20cの歯厚は他
の約半分としである。20eはアーム部であり、その一
部を板厚方向に切欠くことにより、七ット面2Ofおよ
びリセント面20gが形成されており、ブレードレバー
16に取りイ=Jけられたブレド軸18の回動片18a
が嵌合されてこれを駆動するように組合わされる。
21はタイミングギヤであり、不図示の支持部材によっ
てベース50に回動自在に取り付けられている。
タイミングギヤ21は、第7図(B)に示すように、外
周の一部に上述したセットレバ−20の停止歯20a、
20bと係合するための停止カム21aが形成されてい
る。また、一部を欠歯にした3種類の駆動歯21b3.
21b2.21b3も形成され、さらに後述するキ十ノ
ブレバーを揺動させるだめのキャップカム21cが所定
の位置に形成されている。加えて、後述するポンプのビ
ス1−ンを押圧するためのビスIンセノトカム21fが
フェースカムとして形成され、また、ビスI−ンセノト
カム21「に対応し所定の間隔をおいてピストンリセッ
トカム21gが一体に形成されている。
22はインク吸収体ばねであり、−1−ス50の所定の
位置に固定され、第7図(c)に示すように、吸収体保
持部22aと、後述するポンプを回動するためのばね部
22bとを有している。
23はインク吸収体であり、前述したインクキ中“ノア
19と同様に親水性の多孔質材料で形成されている。こ
のインク吸収体23には前述したプレート17が当接す
る清拭部23aが形成されており、さらに下部には前述
したインクキャリア19が当接してインクの受は渡しを
行う吸収面23bが形成されている。
なお、インク吸収体ばね22の吸収体保持部は上方に若
干の弾性力をもってイ・」勢されており、図示しないス
トッパにより所定の位置に係止されている。そのため、
前述したインクキャリア19が当接した時には、インク
吸収体23はインク吸収体ばね22をたわませて下方に
変位し、当接状態が確保されるようになっている。
第8図は回復系機構の回復ポンプおよびキャリアを示す
分解斜視図であり、第9図は回復ポンプの縦断面図であ
る。
次に、主として第8図および第9図を参照して回復系機
構の1つである回復系ユニットについて述べる。
第8図および第9図において、24はシリンダであり、
円筒状のシリンダ部24aと、後述するピストン輔27
0ガイドするガイド部24bとを有しており、ガイド部
24bには軸方向に一部を切欠(ことによりインク流路
24cを形成しである。24dはキャップレバー受けで
あり、後述するレバーシールが嵌入されるように形成さ
れている。また、24eはインク流路であり、シリンダ
部り4a内の所定の位置に開口している。
3 4 24fは回動レバーであり、シリンダ24に一体に形成
され、前述したインク吸収体ばね22のばね部22bに
より回動力が与えられる。24gは廃インク管であり、
シリンダ244こ一体に形成されるとともに、その先端
部を鋭角状にカットすることにより後述する廃インク吸
収体に挿入し易くしである。
2411は廃インク管24g内に形成されたインク流路
である。
25はシリンダキャップであり、シリンダ24の端部に
圧入される。25aはレバーガイドであり、前述したシ
リンダ24のキャップレバー受け24dと対向した位置
に配置される。
26はシリンダ24に嵌入されるピストンシールであり
、その内径を若干小として後述するピストン軸と所定の
圧接力が得られるようにする。また、表面に潤滑塗装を
施して、ピストン軸の摺動力を低減するようにしてもよ
い。
27はピストン軸であり、動作軸27a、ピストン本体
ン びガイド軸27eが形成されており、さらにインク流路
となる溝27fが連結軸27dおよびガイド軸27eに
沿って形成されている。27gは回り止めであり、動作
軸27aに溝として形成される。また、動作軸27aの
端面には、軸受部27hが設けられている。
28はピストンであり、シリンダ摺動部側からみた内層
をなす本体は弾性多孔質体で形成する。これには、単泡
気孔を有する発泡体(スポンジなど)と連続微細多孔質
体など連続気孔を有する多孔質体とがあるが、好適には
連続微細多孔質体、例えば連続発泡したウレタンフオー
ムで形成できる。
また、複数本の連続気孔が弾性変形の方向とは交差する
方向に存在するものであってもよい。
前記ピストン28の外径はシリンダ24の内径より所定
量大きく形成されて、シリンダ24に挿入されたときは
適度に圧縮された状態となる。
また、外周面28aおよびピストン軸27のピストン押
え27bに当接する端面28bはピストンの発泡成形時
のソリッド層(スキン膜)を位置させるようにしである
。ここに、ピストン本体をなす部材が連通発泡している
ものでも、スキン膜は液体連通しないものであって気密
性が保たれるので、ピストン28がその機能を果すこと
になる。なお、スキン膜を有しないものであれば、気密
性を保つための皮膜を別途設けてもよい。
42はポンプ室である。29はピストン押圧ローうであ
り、ピストン輔27の端部に回動自在に取り付けられる
。30はビス1〜ン復帰ローラであり、同様乙こピスト
ンII′1I127の部;部に回動自在に取り何けられ
る。31はそれらローラの軸である。
32はキャンプレバーてあり、回転軸32a、インクガ
イド321)およびレバーガイド32cが形成されてい
る。また、先ff::;部には凸形の球面状をしたシー
ル面32dが形成されている。また、後述するキャップ
ボルダの爪が係合するための係合部32eが上下一対の
部材として設けられている。さらに、インク流路3’l
fが、シール面32dよりレバー内部を通り、途中で直
角に曲ってインクガイド32bの中心を通り、その端面
に開口している。なお、インクガイl”32bの下側乙
こは切欠32gが設けである。
33はレバーシールであり、インクガイド32bが嵌入
されろとともに、キャップレバー受け24d内に圧入さ
れる。33aは連通孔であり、インクガイド32bの切
欠32gとインク流路24eとを連通ずる。
34はキャップボルダであり、キャンプレバー32の係
合部32eと係合するフック34aが対向した位置に設
けられる。34bは後述するキャンプ取付用の開口部で
ある。
35はキャップであり、通常のインクの乾燥を防くため
の密閉4−ヤソプおよびインク吸引用の吸弓キャップの
両方を兼ねたキャップ部35aが形成されている。キャ
ンプ35aには吸引口35bが形成され、キャップ35
の中心部を介してキャップホルダ34方向乙こ開口して
いる。
35cはフランジ部であり、キャップボルダ34に取り
付けた時のクトれ止めtこなる。また、フランジ部35
cにはキャンプレバー32のシール面32dと同し曲率
を有した凹形の球面状をしたキャップシール部35dが
形成され、キャンプレバー32に押圧した場合に中央の
開口部のみが連通して他はシール7 されるようになっている。そして、シール部(32d、
35d)は球面状であるのでキャップ部材のエコライズ
機能は72れたものであり、吐出口面に段差がある場合
でもその段差を即座に吸収して安定した密閉状態を保つ
ことができる。
さて、再び第2図を参照するに、36は紙等の被記録材
40を搬送するための紙送りローラであり、例えばアル
ミニウムの引抜ぎ管に表面に弾性塗料(ウレタン樹脂、
アクリル樹脂等)を塗布して形成することができる。ま
た、このローラ36はその外表面において被記録材40
の被記録面を規制するプラテンとして機能するとともに
、その内部は廃インクの貯留部となっている。
37ハローラ36の内部に挿入された廃インク吸収部で
あり、塩化ビニル等のプラスチックで薄く形成した管に
ポリエステル綿等の吸収材料を充填し、軸方向にインク
の吸収が良い構成としである。
なお、廃インク吸収部37内にはシリンダ24の廃イン
ク管2,Igが挿入されるが、ベース50の動きに伴な
って回復系機構が動いても、その動きを妨げない程度に
吸収部37内で支持される。また、吸収材料の繊維自体
は樹脂や金属等の非吸液材料であることが好ましいが、
わずかに吸液性でもよい。
第3図(八)は第2図の記録装置の主に排紙系を示す斜
視図であり、第3V(B)は第3図(A)の側面図であ
る。
第3図(A)および第3図(B)において、38はフッ
ソ4fil脂、カーボン繊維混人材等よりなる紙押え板
であり、第3図にて詳述されるように4つの部分に分け
られて、シャーシ1に取りイ」けられる。
また、紙押え板38の押圧力を解除するための軸38A
の一端にギア38Bが固定され、他端は軸38八を軸支
する軸受け38Cと係合する。軸受38Cはシャーシ1
に固定される。なお、ギア38Bにはリリースレバーの
ギア部が噛合しているがここでは口承されない。
第2図において、39は紙送りモータであり、紙送りロ
ーラ36と所定比の減速機構を介して連結している。
40は紙やプラスチックフィルム等のシート状の被記録
材である。
次に、以」二説明した記録装置の動作について説明する
まず、通常の記録動作時には、キャリアモータ11の軸
の回転によりタイミングヘルド13を介してリードスク
リュー2が回転するので、リード溝2aに係合したり一
トピン7によりキャリア6が印字桁方向に被記録材40
に沿って走査される。
ここでキャリアモータ11はモータばね14により付勢
されているので、タイミングベル1−13は常に張られ
ており、良好な伝f)+がなされる。
キャリア6の移動の際、起動時および停止時に慣性力が
働くが、キャリアモータ11の重さがこの慣性力を吸収
するので、モータハネ14にかかる荷重は少なくてずみ
、キャリアモータ11の回転にかかる負荷も少なくてす
む。
また、このハネに関連してエアダンパあるいは油圧ダン
パ等を設yJれば、キャリア6の起動 停止時にお4−
するキャリアモータ11のロータの振動や騒音を低)成
することができる。このキャリアモータ11の重量、キ
ャリア部分の重量およびモータハネ14のダンパ係数を
適切に選定すればロータのオーバーシュートを少なくす
ることができ、さらに低騒音化が可能となる。
次に、第10図〜第16図を参照して本実施例の非記録
時における動作を説明する。
第10図は各部の動作タイミングを示すタイミングチャ
ートであり、キャリアモータ11に与えるパルス数によ
って図示のような各部の動作タイミングを定めることが
できる。
第11図は、上述したクラッチギア4とタイミングギア
21の詳細な構成を示す斜視図であり、クラッチギア4
は、そのキー溝4dがリードスクリュー2のキ一部2h
 と係合することにより、リードスクリュー2上を摺動
し、かつ共に回転する。
また、クラッチギア4ば、クラッチハネ5によってキャ
リア6方向に付勢されており、通常、記録時にはリード
スクリュー2の溝21によって所定位置にあってリード
スクリュー2と共に回転する。
記録ヘッド9がボームポジションに移動するとき1 2 には、これに伴なってクラッチギア4はキャリア6に押
されてタイミングギア21と係合し始める。
クラッチギア4は、スタートm 4 c 、と通常の駆
動歯4czを有し、スタート歯4c+と駆動歯4C2と
はクラッチギアの幅方向に異なる位置に形成される。ま
た、駆動歯4c2はギアの全周Gこわたって同様に形成
されるものではなく、その一部に曲面部4bを有する部
分がある。さらに、クラッチギア4の端部には全周にわ
たって、つば4aが形成されている。
タイミングギア21は、第7図(n)に示したように、
スタート歯21b1、および位置の異なる2種類の駆動
歯21b2.21b3を有し、これら歯21b+、21
b2.21b3は、ギア21の幅方向に異なった位置に
形成される。
第12図(A)〜(C)、および第13図(A)、(B
)は、それぞれクラッチギア4とタイミングギア21と
の係合状態を示す図である。
通常の記録時には、第12図(A)および第13図(Δ
)に示すような係合状態にある。但し、このとき、第1
3図(A)においては、インク吸収体23の上方に不図
示のブレードI7およびインクキャリアI9が位置して
いる。
このとき、クラッチギア4はリードスクリュー2の回動
に伴なって回動するが、スタート歯4cとスタート歯2
1b1が係合する位置関係にはない(第13図(A)参
照)。このため、タイミングギア21は回転せず、しか
もタイミングギア21の左端部の駆動歯21b2および
つば21hがクラッチギア4のつば4aとわずかな隙間
を隔てて当接可能な位置関係にあるため、タイミングギ
ア21はどちら方向にも回転することができない。
これにより、タイミングギア21に何らかの回転力が作
用したり、あるいは人為的な力が作用しても不用意には
回転せず、回復系機構の動作位置の誤差が生じることな
どを防止することができる。
記録ヘッド9がホームポジション方向へ移動し、キャリ
ア6がクラッチギア4を押すと、クラッチギア4とタイ
ミングギア21との位置関係は最終的に第13図(B)
に示すようになる。この過程でスター14c、と21b
1とは係合可能な位置関係となる(但し、このときリー
ドピン7は未だこの位置にない)。
次にリードピン7が溝3cから溝3bへ移動するのに伴
なって、クラッチギア4は第12図中右廻りに回転し、
その位置関係は、第12回(A)から同図(C)に示す
状態へと順次変化する。このとき、スタート歯4c+と
21b1とが係合するまでは、第11図に示した非歯合
部としての曲面部4bがタイミングギア21に最も近接
して当接するような位置にあるため、不用意にタイミン
グギアが動いて他の駆動歯どうしが最初に係合すること
はない。これにより、クラッチギア4とタイミングギア
21とのギアのかめ合いは、常にスタート歯どうしで始
まり、従って、タイミングギア21の回転が常に正しい
位置から開始される。
この結果、タイミングギア21を介して駆動される回復
機構の動作が正確になる。
また、クラッチギア4およびタイミングギア21の取(
4&:l積度をそれ程高くする必要がない等のJl1点
が得られる。
なお、第7図(B)に示したようにタイミングギア21
の駆動歯のうちの駆動歯21b3は、上記曲面部4bが
再びタイミングギア21に当面する際に係合する駆動歯
である。すなわぢ、この駆動@21 b3が通常の駆動
歯21bzと同じ位置にあると、曲面部4bと当接して
しまうため、その位置をずらして駆動歯どうしを係合さ
せる。
また、駆動歯どうしが係合してタイミングギア21が回
転している間は、キャリア6に取付けられたフック6c
がタイミングギア21の側面を摺動する。
これにより、例えば、所定の歯どうしが噛合する前にリ
ードピン7が溝3bを離れることにより記録ヘント9が
ホームポジションから離れることを防止することができ
る。これば、記録ヘッド9がホームポジションにあって
一連の回復処理を行う際に、リードスクリューが2回転
するため、リドビン7が溝3cへ移動する場合があるか
らである。
なお、」二側では一連の回復処理をリードスクリューの
2回転で行うようにしたが、これに限定5 6 されるものではなく、任意の回転を設定することができ
、これによりクラッチ機構等の設計上の自由度を増すこ
とができる。
第14図(A)〜(D)は、吐出口面を拭き払い清掃す
るたy〕のプレート”17等の駆動機構の動作順序を示
す説明図、第15図(へ)〜(C)はキャップ35の駆
動機構の動作順序示す説明図、第16図(A)および(
13)は廃インクをローラ3G内の廃、インク収容部3
7に導入するためのポンプ機構の動作を説明するための
縦断面間であり、これらの図と上述した第12図および
第13図を参照して非記録時の動作を説明する。
まず、キャリア6がボームポジション方向(矢印B力向
)rJこ移動する。このとき、第13図(八)に示すよ
うに、リードピン7はリード溝28に係合しており、へ
ノド′エレメント9aの吐出19Cはインクキャリア1
9(第14図(^)参照)と対面した位置にある。
この位置で、ヘッドエレメント9aの吐出エネルー1!
発?ノー米子のず−・てを駆動してインク吐出動作(以
下予備吐出という)を行い、若干増粘したインク等がそ
の吐出力で吐出され、この予備吐出による回復動作を終
了できる。また、通常記録の途中で未使用の吐出口9c
のインクが増粘するのを防くために定期的に行う予備吐
出もこの位置で行う。
第13図(B)に示すように、リードスクリュー2が回
転してキャリア6がさらにB力向に移動すると、押圧部
6aによりクラッチギア4が押圧され、さらにB力向に
移動して、タラノチギャ4のスタート歯4c+ がタイ
ミングギア21のスタート歯21b1と係合可能な位置
となる。
その後、クラッチギア4はリードスクリュー2と同期し
て回転し、スタート歯どうしが係合してタイミングギア
21は第14図(B)に示すようにB力向に回転する。
一方、リードピン7は導入溝3Cからポジション溝3b
に入り込んでいるので、リードスクリュー2が回転して
もキャリア6は移動しない。
タイミングギア21がB力向に回転すると、そのギヤ部
とセットレバ−20のギヤ部とが噛合しているので、セ
ットレバ−20はE方向に回動し始める。
このときまで、ブレードレバー16はフック部16cが
シャーシの爪部に係合しているためセットレバ−20の
りが回転し、ブレードレバー16は停止しているが、や
がて、セットレバ−20の七ノド面2゜rはブレード輔
18の回転片18aを押し下げつつF方向に回動するの
で、ブレード17はG方向に回転して吐出口面9dと接
触可能な清掃位置にセットされる。
さらに、タイミングギア21がD方向に回転すると、プ
レートルバー16のフック部16がシャーシ1のつめ部
から外れ、七ノドレバー20とブレードレバー16がさ
らに回転し、第14図(C)に示すようにブレード17
が記録ヘッド9の吐出口面9dを拭き取り清掃する。
このとき、プレート17の清掃によって除去されるイン
ク液等は、一方向のみ、すなわちこの場合下方のみに排
除され、この排除されたインク液等はインクキャリア1
つの−L部において吸収または保持される。また、この
ときインクキャリア19はインク吸収体23と接触し始
める。
さらにセラ1−レバー20が回転すると第14図(D)
に示すように、インクキャリア19およびブレード17
はインク吸収体23の清拭部23aの面と摺動するため
予備吐出時にインクキャリア19に受容されたインクや
、吐出口面9dからブレード17にぬぐわれた塵埃等が
清拭部23aによって受けられるとともに、吐出口面9
dに付着していたインク滴も吸収される。これにより、
インクキャリア19のインク吸収能力は長時間その能力
を保持することができる。
さらにタイミングギア21はD方向に回動するが、セッ
トレバ−20の停止歯20a、20bとタイミングギア
21の停止力1.21aとが対向して接する状態になる
ので、セットレバ−20の回転が規制されるのと同時に
、タイミングギア21の駆動歯が欠歯部分になり、セッ
トレバ−20を回動させる力は無くなる。
上述したように、ブレード17および該ブレードによっ
て除去されるインク液等を保持するイン9 0 り吸収体23を、予備吐出時のインク受けと同一のもの
としたので、記録装置を小型化し得るとともに、これら
回復動作の時間を短縮することができる。
タイミングギア21がさらに回動すると、当初はタイミ
ングギア21のキャンプカム2]cが第8[こ示した4
−ヤノプレハ−32cの回転軸32aを規制しているの
で、第15図(八)に示すようにキャップ35はヘッド
エレメント9aの吐出口面9dから離れた位置に停止し
ている。
成心こ、タイミングギア21がさらにD方向に回動する
と、キャップカム21cから外れて規制状態が解除され
るので、第15図(B)に示すように、シリンダ24の
回動レバー24fは、インク吸収体ばね22のばね部2
2bにより付勢され、シリンダ24がF方向に回動し、
キャップ35のキャップ部35aが吐出口面9dに圧接
し、キャップ動作が終了する。
なお、第13図(B)はこのときの上面図を示すもので
ある。
そしてこの時、キャップ35の押圧力によりシール面3
2dとキャップシール部35dも密着してシールされる
さて、以上が吐出口面9dの拭き取り清掃とキャンピン
グの動作であり、通常はここで停止して次の記録信号の
入力に応じて以上と逆の動作を行い、記録動作に入る。
次に、前述の予備吐出によっても吐出状態が良好となら
なかったような場合等に行われる吸引回復動作について
述べる。
これを起動するときには、キャッピング位置からざらに
タイミングギア21を回転させ、ギヤ・7プカム2]、
fによりキャソプレハー32を押圧して第15図(C)
に示すようにキャップ35を吐出口面9dより若干に離
隔させる。
タイミングギア21がさらにD方向に回転すると、再び
キャップカム21fより外れるので、4−ヤップ部35
aは吐出口面9dに圧接し、再びキャンピング状態にな
る。
さて、ポンプによる吸引回復動作は、前述した密閉−1
−ヤノピングが終了した後に回復動作に入る場合に行な
われる。
このとき、まず、タイミングギア21の回動によりピス
トンセットカム21gがピストン軸27に取り付けられ
たピストン押圧ローラ29を押すので、ピストン軸27
は第16図(A)に示すようにH方向に移動する。そし
てピストン28はピストン押え27bにより押圧されて
11方向に移動し、ポンプ室42は負圧状態となる。ピ
ストン28の外周およびピストン押え27bとの接触面
にはスキン層があるので、発泡材の細孔を通ってインク
が漏洩することはない。
また、シリンダ24のインク流路は24eはピストン2
8により閉塞されているので、ポンプ室42の負圧が高
まるのみてピストン28は移動可能な状態である。
一方、前述した再キャンピングの後に第16図(八)に
示すように、インク流路24eが開くので、記録ヘッド
9から前記キャップ35の吸引口35bを通して吸引さ
れたインクは、キャソプレハー32内部に形成されたイ
ンク流路32fを通り、レバーシール33の連通孔を通
り、さらにシリンダ24のインク流路24eを通って、
ポンプ室42に流入する。
さらにタイミングギア21が回転すると、再びキャンプ
カム21hによりキャップ35が吐出口面9dより若干
離れ、ポンプ室の残存負圧により、吐出口面上のインク
やキャップ部り5a内のインクが吸引され、これらの部
分の残留インクが除去される。
次δこ、タイミングギア2Iを逆方向(第14図(1)
)中矢印Iで示す方向)に回動させると、ピストンリセ
ットカム21iがピストン復帰ローラ30を引っ張り、
第16図(B)に示すように矢印J方向にピストン軸2
7を移動させる。
このとき、ピストン28はピストン軸27のビス1−ン
受け27cが接してから移動するので、ピストン28の
端面28bとビス1−ン押え27bと間に間隙△lが生
じる。
しかして、ピストン軸27およびピストン28の移動に
より、ポンプ室42内に吸引されている廃インクは、前
述した間隙△ρを通り、ピストン軸の溝3 4 27fを通り、シリンダ24のインク流路24cを通り
、さらに廃インク管24gを通って廃インク吸収体37
の中央イ」近に排出される。なお、このとき、シリンダ
24のインク流路24eは、ピストン28の動作初期に
ピストン28により閉塞されるので、キャップ方向に廃
インクが逆流することはない。
第17図は以上の予備吐出ないし吸引回復のシーケンス
をまとめて示すものである。
ただし、第17図では、ブレード17がワイピング可能
な状態(セント状態。第14図(B)参照)で待機し、
ワイピングの後にブレード17が吸収体23に対して頷
く状態(リセット状態。第14図(A)参照)となり、
その後七ソトレハー20が元の位置に復帰する直前にブ
レード17がワイピング可能なセント状態とされるシー
ケンスについて示している。
次に、第3図(八)および(B)を参照して、記録装置
の記録から排紙に到る被記録材搬送機構について説明す
る。
第3図(八)および(B)において、38は上述したよ
うムこフッソ樹脂、カーボン繊維混人材等よりなる紙押
え板であり、給紙される被記録材40に押圧力を作用さ
せることによって、記録ヘッド9の吐出口面9dと被記
録材40の記録面との間隅が所定値になるようにセット
する。
この紙押え板38の押圧力ば、ハネ板38Dの弾性力に
よっている。この機構の詳細を第18図(八)および(
B)示す。
第18図(八)は、紙押え仮38が紙送りローラに押圧
力を作用している状態を示す側面図である。
紙押え板38の軸38Aの断面は円周の一部を直線的に
切欠いた9字形状を有しており、この状態では、紙押え
板38と回転方向に摺動可能なハネ板38Dの端部38
Fが、軸38Aの切欠き部と当接する位置にあり、この
時、紙押え板の端部38Eは、バネ板38Dにより図中
上方へ付勢力を受ける。
これにより、紙押え板38は、軸38八を中心に時計方
向へ回転しようとし、紙送りローラ36へ押圧力を作用
させる。
一方、第18図(B)は、紙押え板38による押圧力の
作用を解除した状態を示す側面図である。
この場合は、輔38Aが回転し、軸38Aの円弧部が端
部38Fを押圧する。したがって、バネ板380εよ全
体的に図中下方へ押下げられている。
この結果、端部38Hはハネ板38Dから付勢力を受器
ノない。
このイ」勢力が解除された状態では、軸38Aと紙押え
板38とはある程度の摩擦力を有して係合しているため
、紙押え板38の回転位置が大きく変化することはない
。これにより、紙押え板38の押圧力を解除する必要が
生したときにも、紙押え板によって記録ヘッドの移動等
を妨げることがない。
また、上記した紙押え機構は、限られたスペスの中で紙
送りローラ36による被記録材40の1般送を適切に行
うのを妨げない程度の押圧力を与えることが可能な機構
である。
すなわち、紙押え板38そのものには弾性部材を用い゛
づに、押圧力は通常デッドスペースとなる装置底部シャ
ーシ1上に沿って配した板ハネによって発生さ・Uるた
め、仮ハネの長さの調整による押圧力設定の自由度が増
し、かつ紙押え部材を小型なものとすることができる。
なお、仮ハネ380は不図示の固定部材によってシャー
シ1に取付けられている。
第3図(A)および(B)を再び参照すると、60は記
録された被記録材40を排紙するための排紙ローラ、6
1は排紙ローラ60によって搬送される被記録材40に
押圧力を与え被記録材の排紙方向を規制しかつ搬送力を
生しさせるための拍車である。
62は、排紙ローラ60と紙送りローラ36との中間部
に配され、紙送りローラ36の回転を排紙ローラ60に
伝達するための伝達ローうである。これら回転の伝達は
、相互が当接することによる摩擦力によって行われる。
排紙ローラ60ば、その形状が両端部と中間部とでは半
径の異なる円筒形であり、伝達ローラ62は排紙ローラ
60の径の小さな方の中間部と当接する。
従って、被記録材40の搬送を行う径の大きな方の両端
部は、紙送りローラ36の周速よりやや大きな周速で回
転する。この結果、排紙の際には被記録材40を引っ張
りぎみに搬送することになり、7 8 1iL!録面を良好に形成することができる。
なお、伝達ローラ62および拍車61の回転軸には、そ
れぞれ適切な弾性係数を有するコイルハネを用いる。そ
の機構の詳細を拍車61の場合を例にとり第19図を参
照して説明する。
第19図は排紙系における拍車の支持状態を示す斜視図
であり、同図において、61Aはコイルハネよりなりt
l′]屯61の中心を通ってその両側に延在する輔であ
り、拍車61とは互い番こ回動自在に係合する。103
8は回転軸61Δの両端を軸支する軸支部材であり、第
1図に示した内蓋103の一部として形成される。軸支
部材103Bは軸61Aをその軸方向に摺動可能に軸支
する。103Cは拍車61の回転軸方向およびこれと垂
直な方向への動きを規制するための規制部材であり、拍
車61の両側に設けられている。該規制部+A’103
Cも軸支部材103Bと同様に内蓋103の−・部とし
て形成される。
上記構成とすることにより、軸61Aは拍車61を軸支
すると共Gこ、その曲げ弾性力によって拍車61の排紙
ローラ60への押圧力を得る。
内蓋103は、第3図(八)に示すようにその後端部に
ハネ部材103八を有し、ケース101との反作用によ
って排紙【コーラカ向−\押圧力を受ける。この押圧力
と回転軸61Δの弾性力との相互作用によって拍車61
は適切な押圧力を(J目;氏ローラ60に作用させる。
また、内蓋103が上記押圧力を受けることにより、第
3図(A)に示ずように内蓋103の固定部材103D
と排紙ローラ60の回転軸60Cとの係合が確実になる
。この結果、拍車61と排紙ローラ60との位置関係は
常に一定に保たれる。もしくは、回転軸60Cを掛止す
る部材などに突きあてて固定することにより、内蓋10
3の精度にかかわらず精度のよい関係を保てる。
伝達ローラ62においても、コイルハネよりなる回転軸
62Δの機能は同様であり、輔62への弾性力ニヨって
、紙送りローラ36および排紙ローラ60への当接力を
得°ζいる。
排紙ローラ60は、前述したように1.その中間部材の
径が両端部より小さな形状である。この構成の詳細を第
20図に示す。
第20図は排紙ローラの一実施例を示す正面図であり、
同図において、60^は、ゴム材よりなるカバ一部材て
あり、601)中間部を両端部より径を小とした円筒形
状の芯部材である。芯部材600に、パイプ形状のカバ
一部材60Aを被覆することによって、排紙ローラ60
を形成ずろ。
この結果、このような形状をゴム部材等によって一体に
成形セずに済め、止較的容易かつ廉価に1井?氏ローラ
をを得る′ことができる。
なお、排紙D−ラ60の一端に連続して設けられる溝部
60Bは、排紙ローラ60によって被記録材が排紙され
ろ隙に、その終端部を掛止することができ、被記録材の
位置がずれた時などにおいても、Ur紙動作を確実なも
のとすることができる。
なお、芯部材GODの形状は上記ムこ限られず、例えば
、溝部60Bの形状をそのまま延長した形状で中間部を
小さくする場合でも、ゴム材の被覆によって円筒形状を
冑ることもできる。
次にインクジェット記録装置を立てて用いる場合(縦置
き姿勢)について第21図および第22図を参照して説
明する。
第2111iJは記録装置を立てた姿勢で使用する状態
を示す斜視図であり、第22図は第21図の要部樅断面
図である。
記録装置を立てて用いる場合としては、これら図に示さ
れるようにオートフィーダ200と共に用いる場合や、
封筒等の厚紙を装置裏側の給紙口から給紙する場合があ
る。
オートフィーダを用いるような通常の記録紙の場合、上
蓋102を排紙された被記録材のスタッカとして用いる
ことができる。この場合、このスタッカは、第1図に示
した横置き状態で上蓋102を給紙の祇ガイドとして用
いる場合とは異なる角度で固定される。
上蓋102をスタッカとして用いる場合の条件は以下の
ようになる。
すなわち、排紙された被記録材が自身の腰の強さである
程度空中を搬送され、該被記録材の最初1 2 の接触位置が、J4102ないしは既に積層された被記
録材の上面端部102Aの近傍となるようにする。
これにより、排紙される被記録材が既に積層された被記
録材等の上面を摺動する場合でも、その摺動範囲を被記
録材の先端部に限ることができ、摺動を極力避けること
により未定着インクによる被記録材のlηれを1i7j
止することができる。
このための構成としては、排紙方向、すなわち本例の場
合、紙送りローラ36と排紙ローラ60の共通接線の近
傍に上端部102Aが位置し、下端部102Bが下がっ
ていることが要件となる。
さらに、上端部102A上で停止した被記録材の後端が
完全に排紙されたとき、その位置で下降し摺動なく積層
されるようにしてもよい。
このための構成としては、上蓋102の排紙方向の長さ
(上端102Aから下端102Bまでの長さ)が要件と
なり、通常よく用いられる被記録材を用い、本例のよう
にほぼ水平に排紙される場合、その長さは被記録材の長
さの60χ〜90χ、より好ましくは70χ〜80χと
なる。
なお、記録装置の構成、あるいは使用条件が異なり排紙
方向が上記と異なる場合には、上記第1の要件を考慮し
つつスタッカの長さを定めるようにすればよい。
また、第21図および第22図に示される108は、巻
込み防止片であり、積層される被記録材40が給紙口1
06へ入り込むのを防止できる。
次に」二連した記録ヘッド9およびキャリア6の詳細に
ついて第23図〜第26図を参照して説明する。
第23図は、吐出エレメント9aとインクタンク9bと
を一体とした記録ヘッド9の外観斜視図を示し、同図に
おいて、906eは、記録ヘッド9を装着する際にキャ
リア6に設けられたフック?・二よって掛止される爪で
ある。図から明らかなように、爪906eは記録ヘッド
9の全長の内側に配設される。
また、記録ヘッド9の前方のヘッドエレメント9aの近
傍には、この図には示されないが位置決め用突き当て部
が設けられている。
906fは、キャリアに立設されフレキシブル基板およ
びゴムバッドを支持するための支持板が挿入されるヘッ
ド開口部である。
第24図(A)および(B)は、第23図に示したイン
クジェット記録ヘッド9の分解斜視図であり、同図にお
いて、」−述のようにインク供給源たるインク収容部9
bを−・体としたデイスポーザブルクイプのものとしで
ある。
第240(A)において、ヒータボード110は、Si
基[操上に電気熱変換素子(吐出ヒータ)およびこれに
電力を供給するAff等の配線を成膜技術等によ、うて
形成した構造を有する。
210iJヒークボ−1’lloに対する配線基板であ
り、対応する配線は例えばワイヤボンデイングシこより
接続される。
400は、インク流路を仕切るための隔壁や共通液室等
が設けられた天板であり、本例におりる天板400ij
、吐出口面部材を一体化した構造を有している。
300は例えば金属製の支持体、500は押えハネであ
り、両者間にピ用クボー1川10および天板400を挟
め込んだ状態で両者を係合させることにより、押えハネ
500のイ」勢力によってヒータボード100 と天板
400とを圧着固定する。なお、支持体300には、配
線基板210を粘着等により固着するとともに、記録ヘ
ッド9の走査を行うキャリア6の位置決め基ハ(を設け
ることができる。
また、支持体300は駆動に伴って生じるヒータボード
110の熱を放熱冷却する部材としても機能する。
600は供給タンクであり、インク供給源をなすインク
貯留部9bからインク供給を受け、ピータボード110
と天板400との接合により形成される共通液室にイン
クを導くザブクンクとして機能する。
700は共通液室へのインク供給口付近の供給タンク6
00内の部位に配置されるフィルタ、800は供給タン
ク600の蓋部材である。
900はインクを含浸させるためのインク吸収体であり
、インクタンク本体9b内に配置される。
1200は上記各部110〜800からなる吐出ユニノ
)9aに対してインクを供給するための供給口であ 3 6 す、当該ユニノI・をインクタンク本体9bの部分10
10に配置する前の工程て供給口1200よりインクを
注入することにより、吸収体900のインク含浸を行わ
せることができる。
1100はカートリッジ本体の蓋部材、1400はカー
I・リッジ内部を大気に連通ずるために蓋部材に設けた
大気連通口である。
1300は大気連通口1400の内方に配置される撥液
材であり、これにより大気連通口1400からのインク
漏洩が防止される。
供給口1200を介してのインクタンク9bへのインク
充填が終了すると、各部110〜800よりなる吐出ユ
ニット9aを部分1010に位置付けて配設する。
この時の位置決めないし固定は、例えばインクタンク本
体9bに設けた突起1012と、これに対応して支持体
300に設けた穴312を嵌合させることにより行うこ
とかでき、これによって第24図(II)に示すカート
リッジ形態の記録ヘッド9が完成する。
そして、インクは、カートリッジ内部より供給口120
0、支持体300に設けた320および供給タンク60
0の第2411 (A)中黒面側に設けた導入口を介し
て、供給タンク600内に供給され、その内部を通った
後、導出口より適宜の供給管および天板400のインク
導入口420を介して共通液室内へと流入する。
以上におけるインク連通用の接続部材には、例えばシリ
コンゴムやブチルゴム当のパツキンが配設され、これに
よって封止が行われてインク供給路が確保される。
第25図(八)および第25 (B)はともにキャリア
6の詳細を示す上面図であり、かつ前述のリードスクリ
ュー2、リード溝2a、リードピン7、リードピンハネ
8のそれぞれの関係を示す上面図である。
第26図(A)および第26図(B)はともに上記第2
5図(八)および第25図(Pt)においてリードピン
でのセンターを通る線で切断した右側面断面図である。
これらの図において、キャリア6の前記リードピンバネ
8の後側には、所定の隙間をおいて、該リードピンハネ
8が突き当たり得る突き当て部6dが設けられている。
」二記第25図(八)、第25図(B)、第26図(1
1)、第26図(B)のうち、第25図(八)及び第2
6図(八)は通常記録状態乙こあるキャリア6及びその
関連部品の状態を示し、第25図(n)及び第26図(
B)はキャリア6に外部よりリードスクリュー2に軸に
平行な向きに力が作用した時のキャリア6及びその関連
部品の状態を示す。
次に、上記第25図(八)、第25図(B)、第26図
(八)、第26図(n)を参照して、各部品の動作を説
明する。
第25図(八)及び第26図(A)において、リードピ
ン7はリードピンハネ8のハネ力(50〜100g)に
より、リードスクリュー2に刻まれたり一ド溝2dに押
圧されており、リードスクリュー2の回転によりキャリ
ア6は図面上左右に移動する。
次に、キャリア6に、リードスクリュー2の軸に平行な
向きの力が作用する場合、例えば、キャリア6がキャノ
プボンンヨン進入する時に該キャリア5にクラノヂハネ
5のハネ力か作用する場合、あるいは キャリア6が静
止している時に(史用者の手等による力が作用する場合
を考えて見る。
このような、キャリア6に対し、リードスクリュー2と
平行な力(力のヘクトル成分も含む)が作用する場合、
リードピン7は、リード溝2を外れる方向に後退し、該
リート′ピン7の後退変位によりリードピンハネ8が後
方へ押しやられ、最終的には、リードピンハネ8がキャ
リア6の前記突き当て部6dに突き当たり、リードピン
7の後退を終了させる。
このリードピンハネ8が突き当て部6dに当接した状態
を示す図が、第25図(B)及び第26図(B)である
第25図(B)及び第26図(B)に示すように、前記
リードピンハネ8が前記突き当て部6dに当接した状態
では、前記リードピン7は未だリード溝2aから外れな
いように構成されている。
第25図(A)〜第26図(B)に示したキャリア6の
駆動装置によれば、記録ヘッド9を搭載したキャリア6
を摺動自在にリードスクリュー2に嵌合するととも乙こ
、キャリア6にリードピンハネ8を介5つ 0 して取りイ」けたリードピン7をリードスクリュの2リ
ード溝2aに押圧係合させ、リードスクリュー2をキャ
リア上−り11で回転させることにより一1’−1,リ
ア6および記録ヘッド9を往復移動さ−1る一Vヤリア
駆動装置において、前記リードピン7を前記リード溝2
a内に押圧するためにキートリア6乙こ−V;):が取
り(t l)られたり−1ピンハネ8の後方(リード;
II¥2aと反対側)に、所定の隙間(例えば、0.1
〜1.0mm)をおいて、該リードピンハネ8の前肥り
−1−ピン7押さえ部の後退移動量を、該リードピン7
が前記リード1M2aから外れない範囲に、規制するた
めの突き当て部6dを設りる構成とし7だので、キャリ
ア6に対して、リドスクリュー2の軸心と平行な方向の
成分を有し、カッリードピンハネ8のハネ力(例えば、
50〜100g)よりも大きな外力が作用した場合でも
、す1−ピン7がリード溝22]から外れることを確実
に防止することがてき、しかも、前記リードピンハネ8
のハネ力を自由に小さく (例えば、50〜1008己
こ)選定できろことから、キャリア6の摺動抵抗を小さ
くしてキャリア駆動特の負荷を低減することがてき、キ
ャリア6の高精度な送り動作が得られるとともに、キャ
リアモータ11の小型化、電力消費の削減、リード溝2
aとの摩擦力の低減による騒音および振動の低減を図る
ことができる記録装置のキャリア駆動装置が得られた。
なお、前述の実施例では、本発明によるキャリア駆動装
置をインクジェット記録装置に適用する場合を説明した
が、本発明は、ワイヤl、ノ1−式あるいは熱転写式の
記録装置など、他の記録方式の記録装置に対しても同様
に適用でき、同様の効果を達成できるものである。
また、前述の実施例では、記録ヘッドとしてヘッドエレ
メント9aとインクタンク9bを一体化したカートリッ
ジタイプの記録へノド9を使用する場合を例示したが、
本発明は、これに限らず、交換をほとんど必要としない
タイプの記録ヘッドを使用する場合にも同様に実施でき
、同様の効果を達成することができる。
さらに、本発明は、カラー記録装置など複数個の記録ヘ
ッドを使用する記録装置においても、記録ヘッドの個数
に関係無く同様に実施でき、同様の効果を達成できるも
のである。
本発明は、特にインクジェット記録方式の中でもキー)
・ノン(株)が提唱するバブルジェソI・方式のインク
ジェット記録ヘッドを用いるインクジr−ソh記録装置
において、優れた効果をもたらすものである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129月明細書、同第4740796閃明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行なうのが好
ましい。
この方式は、所謂オンデマンド型、コンティニュアス型
のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマント型
の場合には、液体(インク)が保持されているシートや
液路に対して配置されている電気熱変換体に、記録情報
に対応していて核沸騰を越えるQ、速な温度上昇を与え
る少なくともつの駆動信号を印加することによって、電
気熱変換体に熱エネルギーを発生ゼしめ、記録ヘッド′
の熱作用面に膜沸謄させて、結果的にこの駆動信号に一
対一対応し液体(インク)内の気泡を形成出来るので有
効である。
この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(
インク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する
この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の
成長収縮が行なわれるので、特に応答性に優れた液体(
インク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパルス
形状の駆動信号としては、米国特許第4463359号
明細書、同第4345262号明細書に記載されでいる
ようなものが適している。
尚、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、更に優れた記録を行なうことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組め合わせ
構成(直線状液流路又は直角液流3 4 路)の他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構
成を開示する米国特許筒4558333号明細出、米I
I特a’l第4459600号明細書を用いた構成も本
発明に含まれるものである。
加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通ずるスリッ
トを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭
59年第123670号公報や熱エネルギーの圧力波を
吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開
昭59年第138461号公報に基づいた構成としても
本発明は有効である。
更に、記録装置が記録できる最大記録媒体の幅に対応し
た長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドとしては
、上述した明細書に開示されているよ・)な複数記録−
・ノドの組み合わせによっζ、その長さを満たす構成や
一体的に形成された一個の記録ヘッドとしての構成のい
ずれでも良いが、本発明は、上述した効果を一層有効に
発揮することができる。
加えて、装置本体に装着されることで、装置本体との電
気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる
交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘ
ッド自体に一体的に設けられたカートリッジタイプの記
録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
又、本発明の記録装置の構成として設けられる、記録ヘ
ッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので好ましいも
のである。
これらを具体的に挙げれば、記録へノドに対しての、キ
ャッピング手段、クリーニング手段、加圧或は吸引手段
、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或はこれらの
組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行
なう予備吐出モードを行なうことも安定した記録を行な
うために有効である。
更に、記録装置の記録モードとしては黒色等の主流色の
みの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的に構
成するか複数個の組み合わせによってでもよいが、異な
る色の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なく
とも一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
以上説明した本発明実施例においては、インクを液体と
して説明しているが、室温やそれ以下で同化するインク
であって、室温で軟化もしくは液体、あるいは上述のイ
ンクジェノI〜ではインク自体を30°C以上70 ’
C以下の範囲で温度調整を行なってインクの粘性を安定
吐出範囲にあるように温度制御するものが一般的である
から、使用記録信号(;J与時にインクが液状をなすも
のであればよい。
加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固
形状態から液体状態−・の態度化のエネルギーとして使
用することで防止するか、または、インクの蒸発防止を
口約として放置状態で固化するインクを用いるかして、
いずれにしても、熱エネルギーの記録信号に応した付与
によ、ってインクが液化してインク液状として吐出する
ものや、被記録材に到達する時点て既に固化し始めるも
の等のような、熱エネルギーによって初めて液化する性
質のインク使用も本発明には適用可能である。
このような場合、インクは、特開昭54−56847号
公報のように、多孔質シーI・の凹部または貫通孔に液
状または固形物として保持された状態で、電気熱変換体
に対して対向するような形態としてもよい。
本発明においては、上述したインクに対して最も有効な
ものは、上述した膜沸賊方式を実行するものである。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、記録
ヘッドを搭載したキャリアを摺動自在にリードスクリュ
ーに嵌合するとともに、キャリアに取り付けたリードピ
ンをリードスクリューのリード溝に係合させ、リードス
クリューの回転によりキャリアを移動させる記録装置の
キャリア駆動装置において、前記リードピンを前記リー
ド溝に押圧するためのリードピンハネの後方に、該リー
ドピンハネの後退移動量を前記リードピンが前記リード
溝から外れない範囲に規制するための7 8 突き当て部を設jJる構成としたので、キャリアに対し
て、ツー1スクリユー軸に平行な向きにり1′ピンハネ
のハネ力よIt)も大ぎな力が働いた場合にも、リード
ピンのリート溝からの外れを確実に防lヒてき、しかも
−l−ヤリア移動時の負荷を減少さゼ得る記録装置の一
トヤリア駆動装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図−本本発明にQこよるキャリア駆動装置を備えた
記U、装置を例示する外観斜視図、第2図は本発明Lj
よるキャリア駆動装置を有するインクジェノ1記録装置
の要部構成を示す斜視図、第3図(八)は第2Mの記録
装置の被記録材搬送系を示す斜視図、第3図(B)は第
3図(A)の側面図、第4図(A)および(B)は第2
図の記録装置における被記録材に対する記dヘノFの隙
間調節機構を示す側面図、第5図(八)および(B)は
第2図の記録装置の;1−ヤリアボームボジンヨンにお
ける記録ヘッドの位置規制機構を示す背面図、第6図は
第2図の記録装置の回復系機構を搭載したベースとシ士
−シ々の係合4(?態を示す一部破断面斜視図、第7図
(A)〜(C)は第2図の記録装置の記録ヘッドの拭き
取り清掃および回復系機構の一部を示す部分斜視図、第
8図は第2図の記録装置の記録ヘッド吸引回復系を示す
分解斜視図、第9図は第8図の縦断面図、第101′7
Iは第2図の記録装置の各部の動作タイミングを示すタ
イミングチャート、第11図は第2回の記録装置の回復
系機構に駆動力を伝達するためのクラッチ機構を示す部
分斜視図、第12図(八)〜(C)は第11回のクラッ
チ機構におけるタラソチギアとタイミングギアとの係合
状態を示す側面図、第13図(八)および(B)は第1
2図の係合状態の正面図、第14図(八)〜(D)は第
2図の記録装置のヘッドワイピング用のブレードおよび
予備吐出インク吸収用のインクキャリアの動作順序を示
す部分側面図、第15図(八)〜(C)は第2図の記録
装置の記録ヘンドキャノビング機構の動作を示す部分側
面図、第16図(八)および(R)は第2図の記録装置
の吸引回復用ポンプの動作を示す縦断面図、第17図は
第2回の記録装置のヘッドワイピング動作および回復処
理動作のシーケンスを示すりイミングヂャ−1・、第1
8図(A)および([1)は第2図の記録装置の紙押え
板の押圧動作機構を示す側面口1、第19図は第2図の
記録装置のJJI紙系におりる拍車の支↑5状態を示す
部分斜視図、第20図は第2図のl;L! ’1l−t
−:置のIJI ;[T−1−ラを示す正面図、第21
図は第2図の記録装置をtri置ぎ姿勢で使用する状態
を示す斜視図、第22図は第21図の模式的断面図、第
23目は第2図の記録ヘッドの外観斜視図、第24図(
八)および(B)は第2図の記録装置の記録ヘッドの分
解斜視図および外観斜視図、第25図(Δ)および([
1)ε1第2図の記録装置のキャリアとり一ド;(クリ
−l−との係合決悪を示す部分平面図、第26図(八)
および(n)II第25図(八)および(B)のりトピ
ンを通る線乙こ沿った断面図である。 以下に、図面中の主要な1ノ4成部分を表す符号を列挙
する。 1    シャーン、2   リードスクリュ2a−−
−リート溝、3a    −ソー1プーリ、3bポジシ
旧ン溝、3c    導入溝、・1−− クラ、チギー
)・、5   クラッチぼね、6キヤリア、6c   
 フック、6d  −突き当て部、7−−−−−− リ
ードピン、8−−−− リードピンハネ、9−−−−一
記録ヘッド、9a   −ヘッドニレメン1−19h−
−−インクタンク部、9cm −吐出口、9d吐出口面
、11−−−−−キャリアモータ、13タイミングヘル
ド、15−  セット軸、16ブレードレハー、17−
−−−〜ブレーI・、18ブレード軸、I !11−−
−−−−インクキャリア、20セットレバ−121−タ
イミングギヤ、22インク吸収体ばね、23−−−イン
ク吸収体、23a  −清拭部、23b−−−吸収面、
24−−− シリンダ、27−−−−=−ピストン軸、
28−−− ピストン、32−−− キャップレバー、
34−−−−−ギヤ、・プホルダ、35”−−一一キ中
ノブ、36    紙送りローラ、37、、、−、−−
廃インク吸収体、38−  −紙押え仮、40被記禄材
、50−− −ベース、51−−− ガイド軸、60−
−−−−一部紙ローラ、61−−−−−−−一拍車、1
00インクジエツト記録装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録ヘッドを搭載したキャリアを摺動自在にリー
    ドスクリューに嵌合するとともに、キャリアに取り付け
    たリードピンをリードスクリューのリード溝に係合させ
    、リードスクリューの回転によりキャリアを移動させる
    記録装置のキャリア駆動装置において、前記リードピン
    を前記リード溝に押圧するためのリードピンバネの後方
    に、該リードピンバネの後退移動量を前記リードピンが
    前記リード溝から外れない範囲に規制するための突き当
    て部を設けることを特徴とする記録装置のキャリア駆動
    装置。
  2. (2)前記キャリアに前記記録ヘッドが着脱自在に装着
    されていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置
    のキャリア駆動装置。
  3. (3)前記記録ヘッドが、熱エネルギーを利用してイン
    クを吐出する記録ヘッドであって、熱エネルギーを発生
    するための電気熱変換体を備えているインクジェット記
    録ヘッドであることを特徴とする請求項1に記載の記録
    装置のキャリア駆動装置。
  4. (4)前記インクジェット記録ヘッドが、前記電気熱変
    換体によって印加される熱エネルギーにより生じる膜沸
    騰による気泡の成長によって、吐出口よりインクを吐出
    させることを特徴とする請求項3に記載の記録装置のキ
    ャリア駆動装置。
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