JPH03101968A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

Info

Publication number
JPH03101968A
JPH03101968A JP24107989A JP24107989A JPH03101968A JP H03101968 A JPH03101968 A JP H03101968A JP 24107989 A JP24107989 A JP 24107989A JP 24107989 A JP24107989 A JP 24107989A JP H03101968 A JPH03101968 A JP H03101968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
shaft
ink
paper
recording head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24107989A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2648372B2 (ja
Inventor
Hirofumi Hirano
弘文 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP24107989A priority Critical patent/JP2648372B2/ja
Priority to AT90117931T priority patent/ATE146405T1/de
Priority to DE69029443T priority patent/DE69029443T2/de
Priority to EP90117931A priority patent/EP0418815B1/en
Publication of JPH03101968A publication Critical patent/JPH03101968A/ja
Priority to US07/835,061 priority patent/US5187497A/en
Priority to US07/978,760 priority patent/US5479194A/en
Priority to HK63697A priority patent/HK63697A/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP2648372B2 publication Critical patent/JP2648372B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はインクジェット記録装置に関する。
[従来の技術] この種の装置は、直接記録に係る構成以外にインクを吐
出して記録を行う方式に固有の構成を具える。
すなわち、記録データに応じて、ある吐出口で長時間吐
出が行われない場合や、装置自体が長期間使用されない
場合には吐出口や吐出口に連通ずるインク液室内のイン
クが水分蒸発によって増粘し不吐出を起こすことがあり
、また、吐出口が配設された吐出口面にインク液滴,水
滴あるいは塵埃等が付着し、これら付着物によって吐出
されるインク液滴が引っ張られ、その吐出方向が偏向す
ることもある.このため、インクジェット記録装置は、
不吐出や吐出方向の偏向を未然に防止するため、いわゆ
る吐出回復系としての種々の構成を具える。
これら吐出回復系としては、不吐出を防止する構成とし
て、所定のインク受容媒体にインクを吐出して増粘イン
ク等を排除するための予備吐出.吐出口やインク液室か
らインクを吸引して上記排除を行うためのインク吸引.
さらには吐出口面を密閉して吐出口か.らのインク水分
蒸発を防ぐためのキャッピングのそれぞれ構成がある。
さらに、吐出方向の偏向を防止する構成として、吐出口
面をワイピングし、吐出口近傍に付着した塵埃,インク
液滴等を取除く構成がある。
また、近年のインクジェット記録装置では、普通紙封筒
など種々の被記録媒体に記録できることが一般的になり
つつあり、これら被記録媒体の特に厚みに対応した構成
がとられている。
すなわち、用いられる被記録媒体に応じて、記録の際に
記録ヘッドと被記録媒体とが適切な間隔を有するようそ
の間隔を調節する機構が設けられている。
一方、近年のインクジェット記録装置、とりわけ記録ヘ
ッドにあっては、その製造が半導体の成膜工程やマイク
ロ加工技術によって行われるようになり、より小型でか
つ廉価な記録ヘッドが実現されつつある。これにより、
例えばインクタンクを一体とした使い捨てタイプの記録
ヘッドも提案されている。
これに伴ない、装置自体も小型かつ廉価なものとし、ユ
ーザーにとってより手軽に用いることのできるインクジ
ェット記録装置が望まれている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような装置の小型化は、装置を構成
する部材の配設ないしは動作のためのスペースを限定し
たり、部材そのものの小型化を要請する。この結果、上
述の各構成はもちろんのこと装置の他の構成、およびこ
れら構成間の関連する機構は、比較的大型な装置とは異
なったものとする必要がある. ところで、記録ヘッドの記録のための移動は、特にイン
クジェット方式による記録を良好に行なう上で記録紙と
平行になされなければならないことは明らかである。
従来は、この平行に移動するための調整を、記録ヘッド
を搭載して移動するためのキャリアにおいて行なうのが
一般的であった。
しかしながら、このような従来の調整機構は、構成が複
雑になるばかりでなく、調整のための操作が煩雑となる
場合が多かった。また、このことは、装置の小型化を阻
害する要因でもある。
さらに、上記調整を行なうことによって、インク吸引等
のためのキャップやワイピングのためのブレードと記録
ヘッドとの位置関係が変化し、これら回復系による動作
が不確実なものとなる可能性もあった。
本発明は、上述した各問題点を解決するためになされた
ものであり、その目的とするところは、例えば記録ヘッ
ドの移動を案内しその回転によって当該移動を行なわせ
るリードスクリューと、回復系機構との位置関係を固定
し、回復系機構およびリードスクリューを一体に移動さ
せることにより上記調整を行なう構成とし、上記調整の
ための構成が簡潔で、またそのための操作も容易であり
、かつ記録ヘッドと回復系との位置関係を損うことのな
いインクジェット記録装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] そのために本発明では、被記録媒体に沿って移動し当該
移動に伴ないインク液滴を吐出して記録を行なうための
記録ヘッドを具えたインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッドの移動を案内する軸と、該軸と、前記記
録ヘッドに対してそれぞれキャッピングをするためのキ
ャップおよび/またはワイピングをするためのブレード
とを固定した位置関係に保持するための固定部材と、を
具え、前記軸および前記固定部材を一体に移動させるこ
とによって、前記被記録媒体に沿った移動の経路を調整
することを特徴とする。
[作 用] 以上の構戊によれば、キャッピング等の回復系機構と案
内軸との位置関係を固定したまま、従って回復系機構と
記録ヘッドとの位置関係を保ったまま被記録媒体に対す
る記録ヘッド移動経路の平行を調整することが可能とな
る。
また、軸の例えば両端の2ケ所に上記調整のための機構
を設け、これら2点で上記調整を行なうことが可能とな
る。
(以下 金ら) [実施例1 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例に関するインクジェット記録
装置の外観斜視図、第2図は、第1図に示した装置のケ
ース等を除いた装置主要部の斜視図、第3図(A)およ
び(B)は同様に第1図に示した装置の主に排紙系を示
す図である.第1図において、lOOはインクジェット
記録装置を示し、この装置l00は、同図に示すように
載置されて使用される場合と、後述されるように垂直に
載置されて、使用される場合等があり、比較的小型なも
のである. 101は装置ケース、102は外蓋、103は内蓋であ
り、非使用時等には内M103の上に外蓋102が重畳
されて装置100はコンパクトなものとなる。
これにより,例えば記録装置を専用の収納バックに入れ
、ユーザーが持ち運びすることもできる. また、外i102は、同図に示すように記録紙40の給
紙ガイドとして兼用することができ、この場合、図中1
06が給紙口となる。さらに、外M102は、後述され
るように排紙トレイとしても兼用することもできる。
上記いずれの場合にも、図中107が排紙口となる。
105は土Ml02の位置固定フック、また、104は
操作キー,表示部等である. 次に、第2図を参照して装置要部の構成を説明する. 図において、1はシャーシであり、紙等の記録媒体のガ
イドを兼ねた左側板1a.右側板1bが奥側に立設され
ている.また、シャーシ1には後述するキャリアモータ
を回動可能に支持するためのモータ取付穴が設けられて
いるが、図示は省略する。
1hは後述するリードスクリューを、軸方向および径方
向で支持するリードアームであり、軸受部(図示省略)
に軸支されている。
2はリードスクリューであり、リード溝2aが記録範囲
に相対して所定のピッチで形威されている。また、リー
ドスクリュー2のキャリアホームポジション側には、キ
ャップおよび吐出回復を行う位置を設定するためのポジ
ション溝3bがスクリュー軸に垂直な断面の周りに沿っ
て形成されている.さらに、リード構28とポジション
溝3bとは導入溝30により滑らかに連続している。
リードスクリュー2の右端には軸2gが設けられるとと
もに左端側にも軸が設けられ、それぞれ、前側板1cお
よびリードアーム1bに設けられた軸受部に嵌入され、
それらに対して回転自在に支持される.3は上記溝3b
, 3cを含み、リードスクリュー2の軸に設けられた
リードプーリであり、その端部にブーリ3aが設けられ
ている.そして、そのプーり3aにモータ1lよりタイ
くングベルトl3を介して駆動力が伝達される. また、リードスクリュー2の右端側の軸28は、シャー
シ右側板1bとシャーシ1とに接続するガイド板1cの
構溝と摺動可能に係合し、板ばね10の押え部10aに
よりスラスト方向に押圧されると共に、さらに@h2g
はガイド板1cに設けられた軸に回動自在に軸支された
カム溝板50aのカム溝と係合している。カム溝板50
aの周囲には、かみ合い歯が形成され、これと板ばね1
0のラチェット部10cとがかみ合うことによりカム溝
板50aを所望の回転位置で掛止することができる。こ
の結果、カム溝に係合する軸2gは、ガイド板1cの構
溝における位置が定められ、従って、リードスクリュー
2の装置右端での位置が定められる.この構成は、後述
の記録ヘッドとプラテンとのギャップ調整に用いられる
4はクラッチギャであり、リードブーリ3に対して軸方
向に摺勤自在に支持され、回転方向には第11図にて後
述されるリードブーり3社設けられたキ一部によって係
合しリードスクリュー2の回動力が伝達されるようにな
っている.5はクラッチばねであり、クラッチギャ4を
リード溝方向に付勢する圧縮スプリングとしている。な
お、クラッチギャ4が軸方向に所定の範囲内しか移動し
ないようにする規制部材がクラッチギャ4とリートブー
り3との間に形成されている。
6はキャリアであり、リードスクリュー2に摺動自在に
取り付けられる。6aはクラッチギャ4の端面を押圧す
るための押圧部であり、キャリアの左側に一体に形成さ
れている.7はリードビンであり、リードスクリュー2
のリード溝2aに係合しており、キャリア6のガイド穴
(図示せず)にてその押圧方向が案内されている.8は
リードビンばねであり、キャリア6にその一端が取り付
けられており、他端でリードビン7を押圧している。
9はキャリア6に搭載される記録ヘッドであり、本例で
はインク吐出を行うためのヘッドエレメント9aとイン
ク供給源をなすインクタンク9bとを一体化してキャリ
ア6に着脱可能としたカートリッジの形態を有し、イン
クが消費されたとき等に交換可能な使い捨て型のものと
してある。なお、ヘッドエレメント9aに配設されてイ
ンクに吐出エネルギを作用させる吐出エネルギ発生素子
としては、電気熱変換素子や電気機械変換素子が用いら
れるが、インク吐出口等の高密度実装化が可能であるこ
と.製造工程が簡略であること等の理由により、前者が
好ましく用いられる。
6cはフックであり、キャリア6の一部に固定され、後
述されるようにキャリア6の移動において記録ヘッド9
のキャップ位置等で安定して停止するため用いられる機
構である。
5lはキャリアガイド軸であり、キャリア6の後端部に
設けられたガイドビン6bと摺動可能に係合する。ガイ
ド軸5lは、第4図にて後述されるように偏心した軸5
1aを有し、これら軸51aはシャーシ1の端部に設け
られる側板5lb,51cによって回動自在に軸支され
る。さらに、側板51cによって軸支される軸51aの
端部は、位置決めノブ51dに固定され、ノブ51dに
設けられた突起と側板51cに設けられた穴51eとが
係合することにより軸5lの回転位置が定められる. 第4図(^)および(B)に示すように、上述した構成
は、記録紙40の種類に応じて、記録紙40の記録而と
ヘッドエレメント98の吐出口との間隔を適切なものと
するためのものである。すなわち、ノブ51dを手動で
回転させることにより、@ 5 1 f!:第4図(A
) に示すように@ 5 1 aとビン6bとの距離が
最小の位置、また、第4図(B)に示すように同距離が
最大の位置じ固定することができる。これに応じて、記
録ヘッド9は、リードスクリュー2を回動軸として回動
し、記録紙40が比較的薄い普通紙に対応した位置(第
4図(A))、または、封筒等の比較的厚い記録紙に対
応した、間隔を大きくとった位置(第4図(B))に固
定される。
しかしながら、上述した構戒は記録時の記録紙に対応し
た構成である.すなわち、吐出回復処理時には第2図の
左端に示される回復処理系の位置まで記録ヘッド9を移
動させる。このとき、記録ヘッド9と回復系とは常に所
定の位置関係じなければftらない.従がって第4図(
A)またはCB)に示した位置にかかわらず、吐出回復
処理時には、記録ヘーツド9は一定の位置をとる必要が
ある。そのための構成を第5図(^)および(B)に示
す。
第5図(A)および(B)は、それぞれ第4図(A)お
よび(B)に対応した図を示している。
第5図(^)の場合、fIlI51とビン6bとの係合
位置の高さを変化させずに軸5 1 aとビン6bとが
係合可能となる6このとき、その係合位置の高さを維持
するために、台形カム51gの平行而もピン6bに係合
させるようにする。
第5図(8)の場合、記録ヘッド9が移動してビン6b
が@51aに係合しようとするとき、ピンδbの係合位
置の高さは変化する.このため軸51&:はテーバ部5
1fが設けられており、これに応じて台形カム51gに
はテーバ而が設けられている。これにより、ピン6bの
軸51(テーバ部51f ,軸51a )との係合位置
の高さが変化するのに伴なって、その高さが維持される
. 以上の構成により、記録ヘッド9が吐出回復系の位置に
至ったとき、常に所定の高さ、従って、回復系との所定
の位置関係を保つことができる. なお、記録ヘッド9の回動固定位置は、上述のように2
つに限られるものでなく、その中間位置で固定し様々な
厚さの記録紙に対応させる上うにすることもできる。こ
の場合には、ノブ51dの突起と側板51cの穴51e
の係合位置を増せばよい。
また、ノブ51dの回転は手動に限定されず、例えば用
いる記録紙に対応したキー人力に応じて紙送りモータ等
の駆動力を用いノブ51dを回転させることもできる。
再び、第2図を参照すると、11は、例えば、バルスそ
一夕よりなるキャリアモータであり、この前面および後
面の下部に回動ピンllaがアライメントをとった状態
で設けられており、それら回動ピンlla(後面側のも
のは図示せず)がシャーシ1上を移動可能な回復系ベー
ス50に設けたモータ取付穴に回動自在に取り付けられ
ている.もちろん、回動ビンが回復系ベース50に設け
られ取付け穴がモータ側に取り付けられていてもよい.
そして、キャリアモータ11は、回動ビンIlaを中心
にして回動可能C取り付けられている.目らばばね受け
であり、キャリアモータl1に一体に形成され、後述す
るモータばねl4を受けるべくモータ軸と平行に立設さ
れている。そしてそのばね受け部には円柱状の突起が形
威され、コイル状のモータばねl4の端部が固定されて
いる。
l2はモータプーリであり、キャリアモータ11のモー
タ軸に固着している。l3はタイくングベルトであり、
モータブーリl2とリードスクリュー2の軸に設けたブ
ーリ3aとの間に張架されている。
モータばね14は、木例の構成において圧縮ばねであり
、リードアーム1hの一端と、キャリアモータl1のば
ね受けllbとの間に取り付けられており、これによっ
てキャリアモータl1を図中八方向に付勢し、タイミン
グベルトl3に張力が与えられる。
15はセット軸であり、ベース50に固定される不図示
の側仮に立設されて吐出口形成面を良好にするための手
段や、キャップおよび吐出回復に係るいわゆる回復系機
構が取り付けられる.ところで、前述したように、この
回復系機構と記録ヘッド9との位置関係は重要である.
例えば、記録ヘッド9の吐出口面を拭うブレードの機能
を良好に発揮する上で吐出口面との位置関係は重要なも
のであり、また、吐出口面のキャッピング機能を良好に
する上でキャップと吐出口面との間隔は重要である。従
って、これら回復系機構と記録ヘッド9との位置関係は
常に一定に保たれることが望ましい。
一方、記録ヘッド9は、リードスクリ:L−2を介して
その駆動力が伝達されることにより、リードスクリュー
2に沿って移動しながら記録を行う.このとき、記録紙
40と記録ヘッド9の吐出口との距離は、移動のどの位
置においても等しいことが望ましいことは明らかである
。従って記録ヘッド9の記録紙に対する距離を調整して
、記録ヘッドが記録紙に対して平行に移動できるような
調整機構を設けることができるが、この調整は上記回復
系との一定の位置関係を損なうこともあり得る. そこで、本実施例では、キャリアモータ1lおよび後に
詳述される回復系機構が設けられた回復系ベース50を
シャーシlに対して移動可能とする。
このベース50の移動と、前述したカム溝板50aによ
る調節によって、リードスクリュー2の位置をその両端
において調整し、記録ヘッド9が記録紙40に対して平
行に移動するようにする。そのためのベース50におけ
る機構の詳細を第6図に示す。
第6図は回復系ベース50の第2図とは反対の方向から
の斜視図であり、一部破断図で示す.図において、50
eはベース50の裏面側に設けた溝の側面に固定された
ガイド溝部材であり、この部材50eの溝と、シャーシ
1に固定したカギ型のガイド部材1kのガイド部とが係
合することにより、ベース50の移動方向が規制され、
またベース50のシャーシ1からの浮上りを防止するこ
とができる。
上記機構において、第2図にその詳細が示されるように
、カム板50bをベース50に取付けた軸50dの廻り
c回動させることにより、そのカム面をシャーシ1のカ
ム溝lILのいずれか一方の面に当接させながら当該面
を押圧する。このとき、ベース50は、押圧力の反力に
よって、部材50eと部材1kとによって案内される方
向に移動する。
なお、上記カムの構成は、カム板に形成された所定のカ
ム溝と係合する軸を勅作させることによりカム板を所定
軸廻りに回動させるようにしてもよい。
この移動に伴なって、ベース50に取付けられたキャリ
アモータ11とモータ11の駆動にかかる駆動系、すな
わちタイミングベルト13,ブーり3,12.  リー
ドフクリ:L−2等、および同様にヘース50に取付け
られた回復系機構が共に移動しながらリードスクリ,L
−2の一端の位置が調整される。
一方、リードスクリュー2の他端の位置調整は、カム溝
板60aを回動させることによって行う. 以上の調整によってリードスクリュー2を記録紙と平行
にすることができ、従って記録ヘッドが記録紙に対して
平行に移動できるようになる。
なお、この調整は、記録装置の製造過程において組立ロ
ボットにより行われるものであるが、ユーザーサイドに
おいても、例えば長期間、装置を使用した後等の修理等
でこの調整を行ってもよい。
次に、第2図および第7図(A)〜(C)を参照して回
復系機構の1つである吐出口形成面を良好にするための
手段を説明する. l6はブレードレパーであり(第7図(A)参照)、ボ
ス部16aがセット軸15に回動自在に取り付けられる
, 16bはアーム部、16cはフック部である。l7
は吐出口形成面をぬぐうためのブレードであり、シリコ
ンゴムやクロロブレン(CR)ゴム等の弾性部材で形成
することができる。18はブレード軸であり、ブレード
l7を回転軸と平行に中心部でクランブしており、ブレ
ードレバーl6に回動自在に取り付けられている.また
、18aは回動片であり、ブレード軸18と一休に形成
されている.19はインクキャリアであり、親水性の多
孔質材料(プラスチック焼結体,ウレタンフォーム等)
で形成されており、ブレードレバー16に固定されてい
る。なお、ブレードl7およびインクキャリア19は、
後述するキャップと重畳する位置に配置されている. 20はセットレバーであり、セット軸l5に回勅自在に
取り付けられる。20a,20bはセットレバー20に
設けられた停止歯,20Cは同じくスタート歯,20d
は同じく回動歯であり、スタートi20cの歯厚は他の
約半分としてある.20eはアーム部であり、その一部
を板厚方向に切欠くことにより、セット面2Ofおよび
リセット面20gが形成されており、ブレードレパー1
6に取り付けられたブレード軸l8の回動片18aが嵌
合されてこれを駆動するように組合わされる。
21はタイ主ングギャであり、不図示の支持部材によっ
てベース50に回動自在に取り付けられている. タイミングギャ21は、第7図(B)に示すように外周
の一部に上述したセットレパー20の停止歯20a,2
0bと係合するための停止カム21aが形成されている
。また、一部を欠歯にした3種類の駆動歯211)+,
 2ib,, 2lb+が形成され、さらに後述するキ
ャップレバーを揺動させるためのキャップカム21cが
所定の位置に形成されている.加えて、後述するボンブ
のピストンを押圧するためのピストンセットカム21f
がフェースカムとして形成され、またピストンセットカ
ム21fに対応し所定の間隔をおいてピストンリセット
カム21gが一体に形成されている. 22はインク吸収体ばねであり、ベース50の所定の位
置に固定され、第7図(C)に示すように、吸収体保持
部22aと、後述するポンプを回動ずるためのばね部2
2bとを有している.23はインク吸収体であり、前述
したインクキャリアl9と同様に親水性の多孔買材料で
形成されている.このインク吸収体23には前述しkブ
レード17が当接する清拭部23aが形威されており、
さらに下部には前述したインクキャリア19が当接して
インクの受け渡しを行う吸収面23bが形成されている
.なお、インク吸収体ばね22の吸収体保持部は上方に
若干の弾性力をもって付勢されており、図示しないスト
ツバにより所定の位置に係止されている。そのため、前
述したインクキャリアl9が当接したときには、インク
吸収体23はインク吸収体ばね22をたわませて下方に
変位し、当接状態が確保されるようになっている。
次に、主として第8図および第9図を参照して回復系機
構の1つである回復系ユニットについて述べる. 第8図および第9図において、24はシリンダであり、
円筒状のシリンダ部24aと、後述するピストン軸をガ
イドするガイド部24bとを有しており、ガイド部24
bには軸方向に一部を切欠くことによりインク流路24
Cを形成してある.24dはキャップレパー受けであり
、後述するレバーシールが嵌入されるように形成されて
いる.また、24eはインク流路であり、シリンダ部2
4a内の所定の位置に開口している.24fは回動レバ
ーであり、シリンダ24に一体に形成され、前述したイ
ンク吸収体ばね22のばね部22bにより回動力が与え
られる。24gは廃インク管であり、シリンダ24に一
休に形成されるとともに、その先端部を鋭角状にカット
することにより後述する廃インク吸収体に挿入し易くし
てある。24bは廃インク管24g内に形成されたイン
ク流路である。
25はシリンダキャップであり、シリンダ24の端部に
圧入される。25aはレバーガイドであり、前述したシ
リンダ24のキャップレバー受け24dと対向した位置
に配置される。
26はシリンダ24に嵌入されるピストンシールであり
、その内径を若干小として後述するピストン軸と所定の
圧接力が得られるようにする。また、表面に潤滑塗装を
施して、ピストン軸の摺動力を低減するようにしてもよ
い。
z7はピストン軸であり、動作軸27a.ピストン押え
27b.ピストン受け27C.連結軸27d,およびガ
イド軸27eが形成されており、さらにインク流路とな
る溝27fが連結軸27dおよびガイド@27eに沿っ
て形成されている。27gは回り止めであり、動作軸2
7aに溝として形成される。また、動作軸27aの端而
には、軸受部27hが設けられている。
28はピストンであり、シリンダ摺動部側からみた内層
をなす本体は弾性多孔質体で形或する。これには、単泡
気孔を有する発泡体(スポンジなど)と連続微細多孔質
体など連続気孔を’4Tする多孔貿休とがあるが、好適
には連続微細多孔質体、例えば連通発泡したウレタンフ
ォームで形成できる。また、複数本の連続気孔が弾性変
形の方向とは交差する方向に存在するものであってもよ
い。
そして、その外径はシリンダ24の内径より所定量大き
く形成されて、シリンダ24に挿入されたときは適度に
圧縮された状態となる.また、外周面28aおよびピス
トン軸27のピストン押え27bに当接する端面28b
はピストンの発泡成形時のソリッド層(スキン膜)を位
置させるようにしてある。
ここに、ピストン本体をなす部材が連通発泡しているも
のでも、スキン膜は液体連通しないものであって気密性
が保たれるので、ピストン28がその機能を果すことに
なる.なお、スキン膜を有しないものであれば、気密性
を保つための被膜を別途設けてもよい。
42はボンブ室である。29はピストン押圧ローラであ
り、ピストン@27の端部に回動自在に取り付けられる
。30はピストン復帰ローラであり、同様にピストン@
27の端部に回動自在に取り付けられる。3lはそれら
ローラの軸である。
32はキャップレバーであり、回転軸32a1インクガ
イド32bおよびレバーガイド32cが形成されている
。また、先端部には凸形の球面状をしたシール面32d
が形成されている。また、後述するキャップホルダの爪
が係合するための係合部32eが上下一対の部材として
設けられている.さらに、インク流路32fが、シール
面32dよりレバー内部を通り、途中で直角に曲ってイ
ンクガイド32bの中心を通り、その端面に開口してい
る.なお、インクガイド32bの下側には切欠32gが
設けてある。
33はレバーシールであり、インクガイド32bが嵌入
されるとともに、キャップレパー受け24d内に圧入さ
れる.33aは連通穴であり、インクガイド32bの切
欠32gとインク疏路24c とを連通ずる。
34はキャップホルダであり、キャップレバー32の係
合部32eと係合ずるフック34aが対向した位置に設
けられる。34bは後述するキャップ取付用の開口部で
ある。
35はキャップであり、通常のインクの乾燥を防ぐため
の密閉キャップおよびインク吸引用の吸引キャップの両
方を兼ねたキャップ部35aが形成されている.キャッ
プ35aには吸引口35bが形威され、キャップ35の
中心部を介してキャップホルダ34方向に開口している
. 35cはフランジ部であり、キャップホルダ34に取り
付けた時の外れ止めになる.また、フランジ部35cに
はキャップレパー32のシール面32dと同じ曲率を有
しk凹形の球面状をしたキャップシール部35dが形威
され、キャップレバー32に押圧した場合一に中央の開
口部のみ゛が連通して他はシールされるようになってい
る.そして、シール部(32d.35d)は球面状であ
るのでキャップ部材の工コライズ機能は優れたものであ
り、吐出口形成面に段差がある場合でもその段差を即座
に吸収して安定した密閉状態を保つことができる.さて
、再び第2図を参照するに、36は紙等の記録媒体を搬
送するための紙送りローラであり、例えばアルミニウム
の引抜き管に表面に弾性塗料(ウレタン樹脂,アクリル
樹脂等)を塗布して形成することができる.また、この
ローラ36はその外表面において記録媒体の被記録面を
規制するプラテンとして機能するとともに、その内部を
廃インクの貯留部としている.37はローラ3Bの内部
に設けた廃インク吸収部であり、塩化ビニル等のプラス
チックで薄く形成した管にポリエステル綿等の吸収材料
を充填し、軸方向にインクの吸収が良い構成としてある
。なお、廃インク吸収部37内にはシリンダ24の廃イ
ンク管24gが挿入されるが、ベース50の動きに伴な
って回復系機構が動いても、その動きを妨げない程度C
吸収部37内で支持される.また、吸収材料のiaa自
体は樹脂や金属等の非吸液材料であることが好ましいが
、わずかに吸液性でもよい. 38はフッソ樹脂.カーボンi#i維混入材等よりなる
紙押え板であり、第3図にて詳述されるように4つの部
分に分けられて、シャーシIC取り付けられる。また、
紙押え板38の押圧力を解除するための!Iill13
8八の一端にはギア38Bが固定され、他端は軸38A
を軸支する軸受け38Gと係合する。軸受38cはシャ
ーシエに固定される.なお、ギア38Bにはリリースレ
バーのギア部が噛合しているがここでは図示されない。
39は紙送りモータであり、紙送りローラ36と所定比
の減速機構を介して連結している. 40は紙.フィルム等の記録紙である。
次に、以上の構成についてその動作を説明する. まず、通常の記BwJ作時には、キャリアモータl1の
軸の回転によりタイミングベルト13を介してリードス
クリュー2が回転するので、リード溝28に係合したリ
ードビン7によりキャリア6が印字桁方向に記録紙40
に沿って走査される。ここで、キャリアモータ11はモ
ータばねl4により付勢されているので、タイミングベ
ルトI3は常に張られており、良好な伝動がなされる。
キャリア6の移動の際、起動時および停止時に慣性力が
働くが、キャリアモータl1の重さがこの慣性力を吸収
するのでモータばねl4にかかる荷重は少なくてすみ、
モータの回転にかかる負荷も少なくてすむ。また、この
ばねに関連してエアダンパあるいは油圧ダンバ等を設け
れば、キャリア6の起動・停止時にモータ11のロータ
の振動による騒音が低減できる.このモータの重量.キ
ャリア部分の重量およびモータばねダンパの係数を適切
に選定すればロータのオーバーシュートを少なくするこ
とができ、低騒音化が可能となる。
次に、第10図〜第16図を参照して本実施例の非記録
時における動作を説明する. 第lO図は各部の動作タイ主ングを示すタイミングチャ
ートであり、モータl1に与えるパルス数によって図示
のような各部の動作タイミングを定めることができる. 第11図は、上述したツタラッチギア4とタイミングギ
ア2lの詳細な構成を示す斜視図であり、クラッチギア
4は、そのキー満4dがリードスクリュー2のキ一部2
hと係合することにより、リードスクリュー2上を摺動
し、かつ共に回転ずる。
また、クラッチギア4は、ばね5にょっ゜Cキャリア6
方向に付勢されており、通常、記録時にはリードスクリ
ュー2の溝21によって所定位置にあってリードスクリ
ュー2と共に回転する。記録ヘッド9がホームポジショ
ンに移動するときには、これに件なってクラッチギア4
はキャリア6に押されてタイミングギア2lと係合し始
める。
クラッチギア4は、スタート歯4c,と通常の駆動歯4
c,を有し、スタート歯4c1 と駆動@4c,とはク
ラッチギアの幅方向に異なる位置に形成される.また、
駆動@4c,はギアの全周にわたって同様に形威される
ものではなく、その一部に曲面部4bを有する部分があ
る.さらに、クラッチギア4の端部には全周にわたって
、っぱ4aが形成されている。
タイミングギア2lは、第7図(B)に示したように、
スタート歯2lb,,および位置の異なる2種類の駆g
dil 2 l b 2 . 2 1 b 3を有し、
これら歯2lb,,21bz. 21b3は、ギア2l
の幅方向に異なった位置に形成される。
第12図(A)〜(C)、および第13図(A) . 
(B)は、それぞれツクラッチギア4とタイミングギア
2lとの係合状態を示す図である。
通常の記録時には、第12図(^)および第13図(^
)に示すような係合状態にある。但し、このとき、第1
3図(A)において、リードビン7ほこの位置になく、
また、インク吸収体23の上部C図示はされないがブレ
ードl7およびインクキャリアl9が位置している。
このとき、クラッチギア4はリードスクリュー2の回動
に伴なって回動するが、スタート歯4c+とスタート歯
21b1が係合する位置関係にはない(第13図(^)
参照)。このため、タイ稟ングギア2lは回転せず、し
かもタイミングギア2lの左端部の駆a m 2 1 
b 2およびつば21hがクラッチギア4のつば4aと
わずかな隙間を隔てて当接可能な位置関係にあるため、
タインミングギア21はどちら方向にも回転することが
できない。
これにより、タイミングギア21に何らかの回動力が作
用したり、あるいは人為的な力が作用しても不用意には
回転せず、回復系機構の動作位置の誤差が生じることな
どを防止することができる。
記録ヘッド9がホームポジション方向へ移動し、キャリ
ア6がクラッチギア4を押すと、クラッチギア4とタイ
ミングギア21との位置関係は最終的に第13図(B)
に示すようになる。この過程で、スタート@4c,と2
lb,とは係合可能な位置関係となる(但し、このとき
りードピン7は未だこの位置にない). 次に、リードビン7が満3cから溝3bへ移動するのに
伴なって、クラッチギア4は第12図中右廻りに回転し
、その位置関係は、第12図(^》から同図(C)に示
す状態へと順次変化する.このとき、スタート歯4c,
と2lb,とが係合するまでは、第!!図に示した非歯
合部としての曲面部4bがタイミングギア2ll.:最
も近接して当面するような位置にあるため、不用意にタ
イミングギアが動いて他の駆動歯どうしが最初に係合す
ることはない。
これにより、クラッヂギア4とタイミングギア21との
ギアのかみ合いは、常にスタート歯どうしで始まり、従
って、タイミングギア21の回転が常に正しい位置から
開始される。
この結果、タイミングギア21を介して駆動される回復
系機構の動作が正確になる。
また、クラッチギア4およびタイよングギア2lの取付
精度をそれ程高くする必要がない等の利点が得られる. なお、第7図(B)に示したようにタイミングギア2l
の駆動歯のうちその位置を異ならせる駆動歯21b!は
、上記曲面部4bが再びタイ主ングギア21e当面する
際に係合する駆動歯である.すなわち、通常の駆動歯2
1b2と同じ位置にこれら駆動歯があると、曲面部4b
と当接してしまうため、その位置をずらして駆動歯どう
しを係合させる。
また、駆動歯どうしが係合して、タイミングギア2lが
回転している間は、キャリア6に取付けられたフック6
cがタイミングギア2lの側面を摺動する。
これにより、例えば所定の歯どうしが噛合する前にリー
ドビン7が溝3bを離れることによって記録ヘッド9が
ホームポジションから離れるのを防止することができる
.これは、記録ヘッド9がホームポジションにあって一
連の回復lA埋を行う際にリードスクリューは2回転す
るため、リードビン7が溝3cへ移動する場合があるか
らである。
なお、上例では一連の回復処理をリードスクリューの2
回転で行うようにしたが、これに限定されるものではな
く、任意の回転を設定することができ、これ社よりクラ
ッチ機構等の設計上の自由度を増すことができる. 第14図(^)〜(D)はブレード17等に係る機構の
順次の動作状態を示す説明図、第15図(^)〜(C)
はキャップ35に係る機構の順次の動作状態を示す説明
図、第16図(八)および(B)は廃インクをローラ3
6内の廃インク収容部37に導入ずるための機構の動作
を説明するための説明図であり、これら図と上述した第
12図および第13図を参照して動作を説明する。
まず、キャリア6がホームポジション方向(矢印B方向
)に移動する。このとき、第13図(A) に示すよう
に、リードビン7はリードli2aに係合しており、ヘ
ッドエレメント9aの吐出口9Cはインクキャリア19
(’414図(A)参照)と対向した位置にある。ここ
で、この位置でヘッドエレメント9aの吐出エネルギ発
生素子のすべてを駆動して吐出動作(以下予備吐出とい
う)を行い、若干増粘したインク等がその吐出力で吐出
され、この予備吐出による回復動作を終了できる。また
、通常記録の途中で未使用の吐出口のインクが増粘する
のを防ぐために定期的に行う予備吐出もこの位置で行う
.なお、第l4図(A)は同位置の周辺の側面図である
さらに、第13図(B)  に示すように、リードスク
リュ−2を回転してキャリア6をB方向に移動すると、
押圧部6aによりクラッチギャ4が押圧され,同じくB
方向に移動してそのスタート@4c,がタイミングギャ
2lのスタート歯2lb+と係合可能な位置となる。そ
の後、クラッチギャ4はリードスクリュー2と同期して
回転し、スタート歯どうしが係合してタイミングギャ2
lは第14図(8) に示すようにD方向に回転する。
一方、リードビン7は導入溝3cからポジション溝3b
に入り込んでいるので、リードスクリュー2が回転して
もキャリア6は移動しない. タイミングギャ21がD方向に回転すると、そのギヤ部
とセットレバー20のギヤ部とが噛合しているので、セ
ットレバー20はE方向に回動し始める.このときまで
、ブレードレバー16はフック部16cがシャーシの爪
部に係合しているためセットレバー20のみが回転し、
ブレードレバー16は停止しているが、やがて、セット
レパー2oのセット而20fはブレード軸18の回勅片
18aを押し下げっつF方向に回勤するので、ブレード
17はG方向に回転して吐出口而と係合可能な状態にセ
ットされる。
さらにタイミングギャ2lがD方向に回転すると、ブレ
ードレバー16のフック部16がシャーシのつめ部から
はずれセットレバー20とブレードレバー16もさらに
回転し、第14図(C) に示すようにブレードl7に
よってヘッド9の吐出口面を清拭する二このとき、プレ
ート17の清拭によって除去されるインク液等は、一方
向のみ、すなわちこの場合下方のみに排除され、この排
除されたインク液等はインクキャリア19の上部におい
て吸収または保持される。また、このときインクキャリ
ア19はインク吸収体23と接触し始める。さらにセッ
トレパー20が回転すると第14図(D)に示すようじ
、インクキャリアl9およびブレード17はインク吸収
体23の清拭部23aの面と摺動するため予備吐出時に
インクキャリアl9に受容されたインクや、吐出口形成
面からブレード17eぬぐわれた塵埃等が清拭部23a
によって受けられるとともに、吐出口面に付着していた
インク滴も吸収される.これ(より、インクキャリア1
9のインク吸収能力は長期間その能力を保持することが
できる。
さらにタイミングギャ2lはD方向に回動するが、セッ
トレバー20の停止歯20a.20bと、タイミングギ
ャ2lの停止カム21a とが対向して接するので、セ
ットレバー2oの回勅が規制されるのと同時に、タイミ
ングギャ2lの駆動歯が欠歯部分になるので、回動させ
る力も働かない. 上述したようじ、ブレードおよびブレードによって除去
されるインク液等を保持する吸収体を、予備吐出時のイ
ンク受けと同一のものとしたので装置を小型化し、これ
ら回復動作の時間を短縮することができる. タイ友ングギャ2lがさらに回動すると、当初はタイ主
ングギア2lのキャップヵム21cが第8図に示したキ
ャップレパー32cの回転軸32aを規制しているので
、第15図(A) に示すようにキャップ35はヘッド
エレメント9aの吐出口面から離れた位置に停止してい
る.次に、タイミングギャ2■がさらにD方向に回動す
るとキャップヵム21cから外れるため、規制状態が解
除されるので、第15図(B)に示すように、シリンダ
24の回勅レバー24fはインク吸収体ばね22のばね
部22bにより付勢されて、シリンダ24がF方向に回
動し、キャップ35のキャップ部35aが吐出口面に圧
接し、キャップ動作が終了する。なお、第l3図(B)
はこのときの上面図を示すものである。そしてこの時、
キャップの押圧力によりシール面32dとキャップシー
ル部35dも密着してシールされる。
さて、以上がノズル面の清拭とキャップ動作であり、通
常はここで停止して次の記録信号の入力に応じて以上の
動作を逆に行い、記録動作に入るわけである. 次に予備吐出によっても吐出状態が良好とならなかった
ような場合等に行われる吸引回復動作について述べる。
これを起動するときには、キャップ位置からさらにタイ
ミングギャ21を回転させ、キャップカム21f によ
りキャップレバー32を押圧して第l5図(C) に示
すようにキャップ35を吐出口形成面より若干に離隔さ
せる。
タイミングギャ21がさらにD方向に回転すると、再び
キャンプカム21fより外れるので、キャップ部35a
は吐出口面に圧接する.さて、ボンブ勅作について述べ
るに、前述した密閉キャップが終了した後に回復動作に
入ると吸引動作に入ることになる。
このとき、まず、タイミングギャ2lの回動によりピス
トンセットカム21gがピストン軸27に取り付けられ
たピストン押圧ローラ29を押すので、ピストン軸27
は第16図(^)に示すようにH方向に移動する.そし
てピストン28はピストン押え27bにより押圧されて
H方向に移動し、ポンプ室42は負圧状態となる.ピス
トン28の外周およびピストン押え27bとの接触面に
はスキン層があるので、発泡材の連通穴を通ってインク
が漏洩することはない. また、シリンダ24のインク流路24eはピストン28
により閉塞されているので、ボンブ室42の負圧が高ま
るのみでピストン28は移動可能な状態である。一方、
前述した再キャップの後に第16図(八)に示すように
、インク流路24eが開くので、キャップ35の吸引口
35bよりヘッド9のインクが吸引される。吸引された
インクはキャップレバー32の内部は形成されたインク
流路32fを通り、レバーシール33の連通穴を通り、
さらにシリンダ24のインク流路24eを通って、ボン
ブ室42に流入する。
さらにタイミングギャ2lが回勤すると、再びキャップ
カム21hによりキャップ35が吐出口面より若干離れ
、ボンブ室の残存負圧により吐出口面,キャップ部35
a内のインクが吸引されてこれら部分のインクの残留を
なくす。
次に、タイミングギャ21を逆方向(第14図(D)中
矢印Iで示す方向)に回勤させると、ピストンリセット
カム21iがピストン復帰ローラ30を引っ張り、第1
6図(B) に示すように矢印J方向にビスト軸27を
移動させる..このとき、ピストン28はピストンIi
th27のピストン受け27cが接してから移動するの
で、ピストン28の端而28bとピストン押え27bと
間に間隙Δ角が生じる。
しかして、ピストン軸27およびピストン28の移動に
より、ビンプ室42内に吸引されている廃インクは、前
述した間隙Δ℃を通り、ピストン軸の溝27fを通り、
シリンダ24のインク流路24cを通り、さらに廃イン
ク管24gを通って廃インク吸収体37の中央付近に排
出される。なお、このとき、ピストン28の動作初期に
シリンダ24のインク流路24eはピストン28により
閉塞されるので、キャップ方向に廃インクが逆流するこ
とはない.第17図は以上の予備吐出ないし吸引回復の
シーケンスをまとめて示すものである.ただし、図では
ブレードl7がワイピング可能な状態(セット状態.第
14図(B)参照)で待機し、ワイピングの後にブレー
ドl7が吸収体23に対して傾く状態(リセット状態.
第14図(^)参照)となり、その後セットレバー20
が元の位置に復帰する直前にブレードl7がワイピング
可能なセット状態とされるシーケンスについて示してい
る. 次に、第3図(^)および(B)を参照して、本実施例
装置の記録から排紙に到る記録紙搬送機構について説明
する。
これら図において38は上述したようにフツソ樹脂.カ
ーボン繊維混入材等よりなる紙押え板であり、給紙され
る記録紙に押圧力を作用させることによって記録へッド
9の吐出口面と記録紙とが所定間隔を有すようにする。
この紙押え板38の押圧力は、ばね板38Dの弾性力に
よっている.この機構の詳細を第18図(八)および(
B)に示す。
第18図(^)は、紙押え板38が紙送りローラに押圧
力を作用している状態の図である。この場合、円周の一
部を直線的に切欠いたD字形状を有し、紙押え板38と
回転方向に摺動可能な軸38^の切欠き部がばね板38
Dの端部38Fと当面する位置にあり、このとき、紙押
え板の端部38Eは、ばね板38Dにより図中上方へ付
勢力を受ける.これにより、紙押え板38は軸38^を
中心に時計方向へ回転しようとし紙送りローラ36へ押
圧力を作用させる. 一方、第l8図CB)は、紙押え板38による押圧力の
作用を解除した状態を示す。この場合、釉38Aが回転
し、@38^の円弧部が端部38Fを押圧する。このと
き、ばね板38Dは全体的に図中下方へ押下げられてい
る。この結果、端部38Eはばね板38Dから付勢力を
受けない。
この付勢力が解除された状態では、@38八と紙押え板
38とはある程度の摩擦力を有して係合しているため紙
押え板38が大きくその回転位置を変化させることはな
い。これにより、紙押え板38の押圧力を解除する必要
が生じたときにも、紙押え板によって記録ヘッドの移動
等を妨げることがない. また、上記した紙押え機構は、限られたスペースの中で
紙送りローラ36による記録紙の搬送を適切に行うのを
妨げない程度の押圧力を与えることが可能な機構である
すなわち、紙押え板そのものには弾性部材を用いずに、
押圧力は通常デッドスペースとなる装置底部シャーシ1
上に沿って配した板ばねによって発生させるため、板ば
ねの長さの調整による押圧力設定の自由度が増し、かつ
紙押え部材を小型なものとすることができる。
なお、板ばね38Dは不図示の固定部材によってシャー
シ1に取付けられている。
第3図(^)および(B)を再び参照すると、60は記
録された記録紙を排紙するための排紙ローラ、6lは排
紙ローラ60によって搬送される記録紙に押圧力を与え
記録紙の排紙方向を規制しかつ搬送力を生じさせるため
の拍車である. 62は、排紙ローラ60と紙送りローラ36との中間部
に配され、紙送りローラ36の回転を排紙ローラ60に
伝達するための伝達ローラである。これら回転の伝達は
、相互が当接することによる摩擦力によって行われる.
排紙ローラ60は、その形状が両端部と中間部とでは半
径の異なる円筒形であり、伝達ローラ62は排紙ローラ
60の径の小さな方の中間部と当接する.従って、記録
紙の搬送を行う径の大きな方の両端部は、紙送りローラ
36の周速よりやや大きな周速で回転する.この結果、
排紙の際には記録紙を引っ張りぎみに搬送することにな
り、記録面を良好に形成することができる。
なお、伝達ローラ62および柏車61の回転軸には、そ
れぞれ適切な弾性係数を有するコイルばねを用いる。そ
の機構の詳細を拍車6lの場合を例にとり第19図を参
照して説明する。
第19図において、6l八はコイルばねよりなり拍車6
1の中心を通ってその両側に延存する軸であり、拍車6
lとは互いに回動自在に係合する。103Bは回転軸6
1Aの両端を軸支する軸支部材であり、第1図(示した
内蓋103の一部として形成される.軸支部材103B
は軸81Aをその軸方向に摺動可能に軸支する, 10
3Cは拍車6lの回転軸方向およびこれと垂直な方向へ
のaきを規制するための規制部材であり、拍車61の両
側に設けられる。規制部材103Cも軸支部材103B
と同様に内,i 103の一部として形成される。
上記構成とすることにより、軸6l^は拍車61を軸支
すると共に、その曲げ弾性力によって拍車61の排紙ロ
ーラ60への押圧力を得る。
内i 103は、第3図(八)に示すようにその後端部
にばね部材103^を有し、ケース101 との反作用
によって排紙ローラ方向への押圧力を受ける。この押圧
力と回転軸81Aの弾性力との相互作用によって拍車6
lは適切な押圧力を排紙ローラ60に作用させる。
また、内Ml03が上記押圧力を受けることにより、第
3図(八)に示すように内i103の固定部材1030
と排紙ローラ60の回転軸60Cとの係合が確実になる
。この結果、拍車6lと排紙ローラ60との位置関係は
常に一定に保たれる。もしくは、回転軸60Cを掛止す
る部材などに突きあてて固定することにより内蓋の精度
にかかわらず精度のよい関係を保てる。
伝達ローラ62においても、コイルばねよりなる回転軸
62Aの機能は同様であり、軸62Aの弾性力によって
、紙送りローラ36および排紙ローラ60への当接力を
得ている。
排紙ローラ60は、前述したように、その中間部の径が
両端部より小さな形状である。この構威の詳細を第20
図に示す。
第20図において、60Aは、ゴム材よりなるカバ一部
材であり、[i0Dは中間部を両端部より径を小とした
円筒形状の芯部材である.芯部材600に、バイブ形状
のカバ一部材60^を被覆することによって、排紙ロー
ラ60を形成する。
この結果、このような形状をゴム部材等によって一休に
戒形せずに済み、比較的容易かつ廉価に排紙ローラを得
ることができる。
なお、排紙ローラ60の一端に連続して設けられる溝部
60Bは,排紙ローラ60によって記録紙が排紙される
際に、その終端部を掛止することができ、記録紙の位置
がずれたときなど、その排紙を確実なものとすることが
できる。
なお、芯部材600の形状は上記に限られず、例えば溝
部60Bの形状をそのまま延長した形状で、中間部を小
さくしたものであってもゴム材の被覆によって円筒形状
を得ることもできる.次に:木例インクジェット記録装
置を立てて用いる場合について第21図および第22図
を参照して説明する. 装置を立てて用いる場合としては、これら図に示される
ようにオートフィーダ200と共に用いる場合や、封筒
等の厚紙を装置裏側の給紙口から給紙する場合がある。
オートフィーダを用いるような通常の記録紙の場合、上
Hxo2を排紙された記録紙のスタッカとして用いるこ
とができる。この際、第1図に示したように上i102
を給紙の紙ガイドとして用いる場合とは異なる角度で固
定する。
上i102をスタッカとして用いる場合の条件は以下の
ようになる. すなわち、排紙された記録紙が自身のこしの強さである
程度空中を搬送され最初に上i 102ないしは既に積
層された記録紙に接する位置を上蓋102の上端部!0
2A近傍となるようにする.これにより、排紙される記
録紙が既に積層された記録紙等上を摺勅するのが記録紙
先端部に限られ、摺動を極力避けることができ、未定着
インクによる記録紙の汚れを防止できる。
このための構成としては、排紙方向、すなわち木例の場
合、紙送りローラ36と排紙ローラ60の共通接線の近
傍に上端部102Aが位置し、下端部102Bが下がっ
ていることが要件となる。
さらに、上端部102^上で停止した記録紙の後端が完
全に排紙されたとき、その位置で下降し摺動なく積層さ
れるようCする。
このための構成としては、上,4102の排紙方向の長
さ(上端102Aから下端102Bまでの長さ〉が要件
となり、通常よく用いられる記録紙を用い、木例のよう
にほぼ水平に排紙される場合、その長さは記録紙の長さ
の60%〜90%,より好ましくは70%〜80%とな
る. なお、記録装置の構成、あるいは使用条件が異なり排紙
方向が上記と異なる場合には、上記第1の要件を考慮し
つつスタッカの長さを定めるようにすればよい. また、第21図および第22図に示される108は、巻
込み防止片であり、積層される記録紙が給紙口106へ
入り込むのを防止できる. (その他) なお、本発明は、特にインクジェット記録方式の中でも
バブルジェット方式の記録ヘッド、記録装置において優
れた効果をもたらすものである。
かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が達成で
きるからであり、記録パターンによって一層定着の遅速
が生じることが予測されるからである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129号明細書.同第4740791i号明
細書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが
好ましい.この方式は所謂オンデマンド型,コンティニ
ュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデ
マンド型の場合には、液体(インク)が保持されている
シートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に
、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上
昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することに
よって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せしめ、記録
ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの
駆動信号に一対一対応した液体(インク)内の気泡を形
成できるので有効である。この気泡の戊長,収縮により
吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少な
くとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状
とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、
特に応答性に優れた液体(インク〉の吐出が達成でき、
より好ましい。このパルス形状の駆動信号としては、米
国特許第4463359号明細書.同第4345262
号明細書に記載されているようなものが通している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口.液路.電気熱変換体の組合せ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用部が屈
曲する領域に配置されている構戊を開示する米国特許第
4558333号明細書,米国特許第4459600号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123+170号公報や熱エネルギの圧力波を吸収
する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭5
9− 138461号公報に基いた構成としても本発明
の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの形態がど
のようなものであっても、記録を確実に効率よく行いつ
るからである. 加えて、上例のようなシリアルタイプのものでも装置本
体に装着されることで、装置本体との電気的な接続や装
置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチッ
プタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体
的に設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用い
た場合にも本発明は有効である。
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数について
も、例えば単色のインクに対応して1個のみが設けられ
たものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに対
応して複数個数設けられるものであってもよい。
さらに加えて、本発明インクジェット記録装置の形態と
しては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末
として用いられるものの他、り−ダ等と組合せた複写装
置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形
態を採るものであってもよい. [発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によればキャッ
ピング等の回復系機構と案内軸との位置関係を固定した
まま、従って回復系機構と記録ヘッドとの位置関係を保
ったまま被記録媒体に対する記録ヘッド移動経路の平行
を調整することが可能となる. また、軸の例えば両端の2ケ所に上記調整のための機構
を設け、これら2点で上記調整を行なうことが可能とな
る. この結果、被記録媒体に対して記録ヘッド移動経路を平
行にするための調整を、簡潔な構成で、かっ容易に行な
うことができ、しかもこの調整によって記録ヘッドと回
復系機構との所定の位置関係を損うことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るインクジェット記録装置の一実
旅例を示す外観斜視図、 第2図は、第1図に示した装置の主要部を示し、カバー
をはずした状態の斜視図、 第3図(八)は、第1図に示した装置の主に排紙系を示
す斜視図、 第3図(B)は、第3図(^)に示した図の側面図、 第4図(A)および(B)は、それぞれ記録紙に対応す
る記録ヘッドの一実施例を示す側面図、第5図(A)お
よび(B)は、それぞれ記録紙に対応したホームポジシ
ョンでの記録ヘッドの一実旅例を示す背面図、 第6図は、回復系機構を搭載したベースのシャーシに対
する係を状態の一実旅例を示す一部破断斜視図、 第7図(A)〜(C)は記録ヘッドに対するブレードお
よびインクキャリア部の一実施例を示す部分斜視図、 第8図および第9図は、それぞれ記録ヘッドC対する吸
引回復系の一実施例を示す分解斜視図および断面図、 第lO図は実施例に係る各部の動作タイミングを示すタ
イミングチャート、 第11図は、回復系機構に駆動力を伝達するためのクラ
ッチ機構の一実施例を示す斜視図、第12図(^)〜(
C)は、第11図に示したクラッチ機構におけるクラッ
チギアおよびフックとタイミングギアとの係合状態を示
す側面図、 第13図(A)および(B)は、第12図と同様の正面
図、 第14図(A)〜(D)はブレードおよびインクキャリ
ア部の順次の動作を説明するための側面図、第15図(
^)〜(C)はキャップ部の順次の動作を説明するため
の側面図、 第16図(A)および(B)は吸引回復を行うためのボ
ンブ部の動作を説明するための側断面図、第17図は木
例(一部他の実施例)に係る予備吐出ないし吸引回復処
理時のシーケンスを説明するタイミングチャート、 第18図(A)および(B)は、紙押え板の押圧動作機
構の一実施例を示す側面図、 第19図は、排紙系における拍車の支持状態の一実施例
を示す斜視図、 第20図は排紙ローラの一実施例を示す正面図、第21
図は、本例装置の使用状態の他の例を示す劃視図、 第22図は、第21図に示した状態の側断面図である。 1・・・シャーシ、 2・・・リードスクリュー 2a・・・リード溝、 3a・・・リードブーリ、 3b・・・ポジション溝、 3c・・・導入溝、 4・・・クラッチギャ、 5・・・クラッチばね、 6・・・キャリア、 6c・・・フック、 7・・・リードビン、 9・・・記録ヘッド、 9a・・・ヘッドチップ(吐出エレメント)、9b・・
・インクタンク部、 9c・・・吐出口、 9d・・・吐出口形成面、 1l・・・キャリアモータ、 l3・・・タイくングベルト、 l5・・・セット軸、 l6・・・ブレードレパー l7・・・ブレード、 19・・・インクキャリア、 20・・・セットレパー 2l・・・タイミングギャ、 22・・・インク吸収体ばね、 23・・・インク吸収体、 24・・・シリンダ、 27・・・ピストン軸、 28・・・ピストン、 29・・・ピストン押圧ローラ、 32・・・キャップレバー 34・・・キャップホルダ、 35・・・キャップ、 35a・・・キャップ部、 36・・・紙送りローラ、 37・・・廃インク吸収体部、 38・・・紙押え板、 40・・・記録紙、 50・・・ベース、 5l・・・ガイド軸、 60・・・排紙ローラ、 61・・・拍車、 62・・・伝達ローラ、 100・・・インクジェッ 102・・・上蓋、 ト記録装置、 ・・・内蓋. 第 3 図 (B) ノ 第 5 図 第 4 図 第 6 図 210 第 13図 2シ 9a 第15図 第 19図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)被記録媒体に沿って移動し当該移動に伴ないインク
    液滴を吐出して記録を行なうための記録ヘッドを具えた
    インクジェット記録装置において、 前記記録ヘッドの移動を案内する軸と、 該軸と、前記記録ヘッドに対してそれぞれ キャッピングをするためのキャップおよび/またはワイ
    ピングをするためのブレードとを固定した位置関係に保
    持するための固定部材と、 を具え、前記軸および前記固定部材を一体に移動させる
    ことによって、前記被記録媒体に沿った移動の経路を調
    整することを特徴とするインクジェット記録装置。 2)前記固定部材は、キャップおよび/またはブレード
    を取付けた板部材であり、該板部材は、前記軸の一端に
    おいて当該軸と相互の位置関係を変化させない手段によ
    って接続し、また、該板部材を装置に相対して所定方向
    に移動させるための第1移動手段、および前記軸の他端
    を装置に相対して所定方向に移動させるための第2移動
    手段を具えたことを特徴とする請求項1に記載のインク
    ジェット記録装置。 3)前記第1移動手段および前記第2移動手段は、それ
    ぞれ前記所定方向を定めるためのガイド部材と、移動の
    ための付勢力を生じさせるためのカム部材を有すること
    を特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置
    。 4)前記軸は、その回転によって前記記録ヘッドを移動
    させるリードスクリューであり、該リードスクリューと
    前記板部材とは、前記板部材に取付けられ該リードスク
    リューを回転させるためモータの回転を伝達するための
    伝達機構によつて接続し、前記キャップおよび/または
    ブレードは、該リードスクリューの回転によって駆動さ
    れ前記記録ヘッドに相対した移動をすることを特徴とす
    る請求項2または3に記載のインクジェット記録装置。 5)前記インクジェット記録装置の記録ヘッドは、電気
    熱変換素子が発生する熱を利用してインク液滴を吐出す
    ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載
    のインクジェット記録装置。
JP24107989A 1989-09-18 1989-09-18 インクジェット記録装置 Expired - Fee Related JP2648372B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24107989A JP2648372B2 (ja) 1989-09-18 1989-09-18 インクジェット記録装置
DE69029443T DE69029443T2 (de) 1989-09-18 1990-09-18 Tintenstrahlaufzeichnungsapparat
EP90117931A EP0418815B1 (en) 1989-09-18 1990-09-18 An ink jet recording apparatus
AT90117931T ATE146405T1 (de) 1989-09-18 1990-09-18 Tintenstrahlaufzeichnungsapparat
US07/835,061 US5187497A (en) 1989-09-18 1992-02-18 Ink jet recording apparatus having gap adjustment between the recording head and recording medium
US07/978,760 US5479194A (en) 1989-09-18 1992-11-19 Ink jet recording apparatus having gap adjustment between the recording head and recording medium
HK63697A HK63697A (en) 1989-09-18 1997-05-15 An ink jet recording apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24107989A JP2648372B2 (ja) 1989-09-18 1989-09-18 インクジェット記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03101968A true JPH03101968A (ja) 1991-04-26
JP2648372B2 JP2648372B2 (ja) 1997-08-27

Family

ID=17068980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24107989A Expired - Fee Related JP2648372B2 (ja) 1989-09-18 1989-09-18 インクジェット記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2648372B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008520738A (ja) * 2004-11-22 2008-06-19 バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド プロテインキナーゼの阻害剤として有用なピロロピラジンおよびピラゾロピラジン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008520738A (ja) * 2004-11-22 2008-06-19 バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド プロテインキナーゼの阻害剤として有用なピロロピラジンおよびピラゾロピラジン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2648372B2 (ja) 1997-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5187497A (en) Ink jet recording apparatus having gap adjustment between the recording head and recording medium
EP0732216B1 (en) An ink jet recording apparatus
US5148203A (en) Ink jet recording apparatus including a drive mechanism for an ink ejection recovery systems
US5216448A (en) Ink jet recording head carriage and an apparatus with same
JP2840409B2 (ja) インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置
JP2801282B2 (ja) 記録装置
EP0418815B1 (en) An ink jet recording apparatus
JPH04288261A (ja) 記録装置
JPH03101968A (ja) インクジェット記録装置
JP2848460B2 (ja) 記録装置
JP2752722B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2705986B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2633963B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2831722B2 (ja) キャリアユニットおよび記録装置
JP2934261B2 (ja) 記録装置
JP2744481B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH03101946A (ja) インクジェット記録装置
JP2806611B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2831723B2 (ja) キャリアユニットおよび記録装置
JP2831724B2 (ja) キャリアユニットおよび記録装置
JPH03104643A (ja) インクジェット記録装置および該装置に取付けられるインクジェット記録ヘッド
JP2810512B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH03293181A (ja) 記録装置のキャリア駆動装置
JP2806610B2 (ja) インクジェット記録装置
EP0418821B1 (en) Ink jet recording head carriage and an apparatus with same

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees