JPH03101310A - Bi―CMOS出力回路 - Google Patents

Bi―CMOS出力回路

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JPH03101310A
JPH03101310A JP1237710A JP23771089A JPH03101310A JP H03101310 A JPH03101310 A JP H03101310A JP 1237710 A JP1237710 A JP 1237710A JP 23771089 A JP23771089 A JP 23771089A JP H03101310 A JPH03101310 A JP H03101310A
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cmos
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仁 山内
Yoichi Kudo
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 1、実施例と第1図との対応関係 ■、実施例の構成 ■、実施例の動作 ■、実施例のまとめ ■0発明の変形態様 発明の効果 〔概 要〕 負荷の駆動のためのバッファ機能を有するようにしたB
 i −CMOS出力回路に関し、出力信号のレベルの
変動を防ぎ、高速で品質の高い信号の伝送を可能とする
ことを目的とし、第1の電界効果トランジスタと第2の
電界効果トランジスタと第1の抵抗と第2の抵抗と第1
のバイポーラトランジスタと第2のバイポーラトランジ
スタとからなり、第1の電界効果トランジスタのドレイ
ンが第1の電源端子に接続され、第2の電界効果トラン
ジスタのソースが第2の電源端子に接続されているBi
−CMOS回路と、第3の電界効果トランジスタと第4
の電界効果トランジスタからなり、第3の電界効果トラ
ンジスタのドレインが第3の電源端子に接続され、第4
電界効果トランジスタのソースが第4の電源端子に接続
されているCMOS回路とを備え、Bi−CMOS回路
とCMOS回路とで、入力端子と出力端子とを共通とす
るように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、バイポーラ素子とCMOS素子とを同一チッ
プ上に混載したB i−CMOS回路に関し、特に、負
荷の駆動のためのバッファ機能を有するようにしたBi
−CMOS出力回路に関するものである。
Bi−CMOS回路においては、アナログ処理や大電力
駆動能力に優れたバイポーラ素子と、集積度が高く、低
消費電力で入力インピーダンスが高いCMOS素子とが
、互いの長所を活かすとともに欠点を補い合うようにな
っている。
このようなりt−CMOS回路は、アナログ−デジタル
共存IC,LSIなどに適用されている。
〔従来の技術〕
第6図(a) ニ、従来のBi−CMOS回路の構成を
示す。
図において、入力端子Iに供給された入力信号に応じて
、0MO3)ランジスタ(0MO3−Tr)Q、と9M
O3)ランジスタ(9MO3−Tr)Q、の何れかがオ
ンとなり、オンとなった0MO3TrQz  (あるい
はpMOs  TrQ+)および抵抗R2(あるいは抵
抗R,)を流れる電流の電圧降下によって、バイポーラ
トランジスタ(Bi  Tr)Q4 (あるいはBi−
TrQ、)がオンとなる。これにより、電流i、が流れ
て、出力端子0の電位は論理“0” (あるいは論理“
′1”)となるようになっている。
また、第6図(b)に、従来のB i−CMOS回路を
適用したLSIの構成ブロック図を示す。
第6図[有])に示すように、従来のLSIにおいては
、Bi−CMOS回路(第6図(a)参照)によって構
成された信号処理部611により、信号処理が行なわれ
、レベル変換部621によりこの信号処理部611の出
力信号の信号レベルが、外部の回路の信号レベル(例え
ばTTLレベル)に合わせられる。更に、負荷を駆動す
るために充分な信号電流を供給するために、TTL、E
CLなどの素子で構成されたバッファ回路631が設け
られている。
また、入力信号の信号レベル(例えばTTLレベル)を
信号処理部611のBi−CMOS回路の信号レベルに
合わせるために、入力信号のレベル変換を行なうレベル
変換部641が設けられている。
〔発明が解決しようとする課題〕 ところで、上述した従来方式にあっては、入力側と出力
側にレベル変換部621,641が設けられており、外
部回路との間で授受される信号の信号レベルはTTLレ
ベルとなっている。
しかしながら、Bi−0M03回路が適用された別のL
SIとの間で信号を授受する場合は、授受する信号の信
号レベルをTTLレベルとする必要はなく、また、これ
らのレベル変換部621゜641の動作が遅いため、B
 i−0M03回路からなる信号処理部611の出力信
号の信号レベルをLSIの出力信号レベルとしたいとい
う要望がある。
この場合は、入力側と出力側に設けられた動作の遅いレ
ベル変換部621,641の両方が不要となるので、高
速な動作が期待できる。一方、この場合は、バッファ回
路631をBi−0M03回路で構成する必要がある。
ここで、Bi−0M03回路を構成する各トランジスタ
を大きくすれば、負荷を駆動するための大電流を供給す
ることができる。しかしながら、従来のBi−0M03
回路を構成する各トランジスタを単に大きくしたものに
よって、バッファ回路を構成すると、以下のような問題
点が予想される。
上述したようなりi−0M03回路を用いてバッファ回
路を構成する場合は、第7図に示すように、n個のBi
−CMOS回路710をインダクタLを介して電源端子
VCCおよび接地端子GNDに接続するようにする。従
って、第6図(a)に示したBi  TrQi 、Qa
を大きくして、これらがオンとなったときに流れる電流
i bを大きくすると、スイッチングの際にインダクタ
しによって発生する逆起電力Δ■(下式(1)参照)が
大きくなる。
この逆起電力ΔVにより、電源端子vccにおける電位
あるいは接地端子GNDにおける電位が変動し、これに
より、各Bi−CMOS回路の出力信号のレベルが変動
する。このため、同時にスイッチングを行なうBi−0
M03回路の数を制限して、この逆起電力Δ■を抑制す
る必要があるという欠点を有している。
また、第6図(a)に示したBi−0M03回路の入力
端子Iに例えば論理“1”に対応する入力信号を供給す
ると、nMO3−TrQtおよびBi−T r Q、が
オンとなるが、出力端子における電位が低くなり、Bi
−TrQ、のエミッターベース間のバイアス電圧が所定
の闇値(例えば0. 6■)以下となるとBi  Tr
Qoはオフとなる。
このため、第6図(C)に示すように、出力レベルが約
0.6■となるまでは出力レベルは急峻に立ち下がるが
、以後はn M OS  T r Q zおよび抵抗R
2を介して流れる電流によりなだらかに立ち下がる。ま
た、出力信号が論理“0”から論理“1”に立ち上がる
場合についても同様である。
このように、出力信号の波形がなまってしまうという欠
点を有している。
また、上述したように、Bi  TrQoはオフとなる
と、B i−0M03回路の出力インピーダンスは高イ
ンピーダンスとなる。
また、伝送路を介して、Bi−0M03回路に別のB 
i−0M03回路が負荷回路として接続されているとき
に、上述したようにして、Bi−0M03回路の出力イ
ンピーダンスが高い状態となると、負荷回路の入力イン
ピーダンスは通常高く設定されているので、伝送路の両
端でオーブン反射が起こってしまう。このため、伝送路
に入り込んだノイズが減衰するまで時間がかかり、伝送
される信号の品質を劣化させるという欠点を有している
また、このように伝送路の両端で信号が反射されるよう
な状態においては、反射された信号が減衰するまで次の
信号の伝送を行なうことができないので、高速の信号伝
送を行なうことができないという欠点を有している。
本発明は、このような点にかんがみて創作されたもので
あり、出力信号のレベルの変動を防ぐとともに、高速で
品質の高い信号の伝送を可能とするようにしたBi−C
MOS出力回路を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明のB i−CMOS出力回路の原理ブ
ロック図である。
図において、Bi−CMOS回路110は、第1の電界
効果トランジスタ111と第2の電界効果トランジスタ
112と第1の抵抗113と第2の抵抗114と第1の
バイポーラトランジスタ121と第2のバイポーラトラ
ンジスタ122とからなり、第1の電界効果トランジス
タ111のドレインが第1の電源端子に接続され、第2
の電界効果トランジスタ112のソースが第2の電源端
子に接続されている。
CMOS回路130は、第3の電界効果トランジスタ1
31と第4の電界効果トランジスタ132からなり、第
3の電界効果トランジスタ131のドレインが第3の電
源端子に接続され、第4電界効果トランジスタ132の
ソースが第4の電源端子に接続されている。
全体として、第1の電界効果トランジスタ111と第2
の電界効果トランジスタ112と第3の電界効果トラン
ジスタ131と第4の電界効果トランジスタ132との
それぞれのゲートを共通の入力端子に接続し、第1のバ
イポーラトランジスタ121のエミッタと第2のバイポ
ーラトランジスタ122のコレクタとの接続点と第3の
電界効果ト17ンジスタ131のソースと第4の電界効
果トランジスタ132のドレインとの接続点とを共通の
出力端子に接続するように構成されている。
〔作 用〕
入力端子に供給された入力信号に応じて、第1の電界効
果トランジスタ111.第2の電界効果トランジスタ1
12の何れか一方が導通状態(オン)となり、第1の抵
抗113あるいは第2の抵抗114の両端にかかる電圧
をバイアス電圧として、第1のバイポーラトランジスタ
121.第2のバイポーラトランジスタ122の何れか
がオンとなる。
また、このとき、上述した入力信号に応じて、第3の電
界効果トランジスタ131.第4の電界効果トランジス
タ132の何れか一方がオンとなる。これにより、出力
端子における電位は、第3の電源端子あるいは第4の電
源端子における電位に等しくなる。
例えば、人力信号として論理“′1”が供給されると、
第2の電界効果トランジスタ112と第2のバイポーラ
トランジスタ122と第4の電界効果トランジスタ13
2とがオンとなり、出力端子における電位は、第4の電
源端子における電位に等しくなるように変化する。
このとき、出力端子における電位と第2電源端子におけ
る電位との電位差が小さくなると、第2のバイポーラト
ランジスタ122のベースとエミッタとの間にバイアス
電圧が印加されなくなり、第2のバイポーラトランジス
タ122は遮断状態(オフ)となる。この場合は、第4
の電界効果トランジスタ132を介して流れる電流によ
り、出力端子における電位は、速やかに第4の電源端子
における電位に等しくなる。
また、入力信号として論理“0”が供給された場合、も
、同様にして、第3の電界効果トランジスタ131によ
り、出力端子における電位は、速やかに第3の電源端子
における電位に等しくなる。
従って、出力端子における電位は急峻に変化し、良好な
出力波形が得られ、また、第1のバイポーラトランジス
タ121および第2のバイポーラトランジスタ122の
動作状態にかかわらず、出力端子側からみたインピーダ
ンス(出力インピーダンス)が高い状態となることはな
い。
また、上述したような第1のバイポーラトランジスタ1
21および第2のバイポーラトランジスタ122のオン
−オフ動作によって、第1の電源端子および第2の電源
端子における電位が変動する場合がある。しかし、出力
端子における電位は、このような変動にかかわらず、第
3の電界効果トランジスタ131および第4の電界効果
トランジスタ132の動作に応じて、第3電源端子にお
ける電位あるいは第4電源端子における電位に保たれる
本発明にあっては、Bi−CMOS回路110に付加さ
れたCMOS回路130の第3の電界効果トランジスタ
131.第4の電界効果トランジスタ132の動作によ
り、良好な出力波形が得られるとともに、出力インピー
ダンスが低く保たれる。また、出力端子における電位(
出力レベル)は、第1電源端子および第2電源端子にお
ける電位の変動にかかわらず、第3の電界効果トランジ
スタ131および第4の電界効果トランジスタ132の
導通状態によって、第3の電源端子あるいは第4の電源
端子における電位となる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。
第2図は、本発明の一実施例におけるBi−CMOS出
力回路の構成を示す。
■    と 1 との ここで、本発明の実施例と第1図との対応関係を示して
おく。
第1の電界効果トランジスタ111は、pチャネル型電
界効果トランジスタ(pMO3−Tr)211に相当す
る。
第2の電界効果トランジスタ112は、nチャネル型電
界効果トランジスタ(nMO3−Tr)212に相当す
る。
第1のバイポーラトランジスタ121は、バイポーラト
ランジスタ(Bi−Tr)221に相当する。
第2のバイポーラトランジスタ122は、Bi−Tr2
22に相当する。
第1の抵抗113は、抵抗241に相当する。
第2の抵抗114は、抵抗242に相当する。
第3の電界効果トランジスタ131は、2MO3−Tr
231に相当する。
第4の電界効果トランジスタ132は、nMO3−Tr
232に相当する。
以上のような対応関係があるものとして、以下本発明の
実施例について説明する。
■    の  および 第2図において、実施例によるBi−CMOS出力回路
は、pチャネル型電界効果トランジスタ(pMO3−T
r)211とnチャネル型電界効果トランジスタ(nM
O3−Tr)212と2つのバイポーラトランジスタ(
Bi−Tr)221゜222とそれぞれ抵抗値Rを有す
る抵抗241゜242とからなるBi−CMOS回路部
200と、pMO3−Tr231とnMO3−Tr23
2とからなる出力レベル維持回路230と、それぞれイ
ンダクタンス値Lr −Lx 、L3 、Laのインダ
クタ251,252,253,254とを備えて構成さ
れている。
Bi−CMOS出力回路の入力端子■は、9MO5−T
r211,231およびnMO3−Tr212.232
のゲートに接続されており、この入力端子■は、Bi−
CMOS回路部200と出力レベル維持回路230とで
共通となっている。
pMO3−Tr 211のソースは抵抗241を介して
nMO3−T r 212のドレインに接続されており
、このnMO3−T r 212のソースは抵抗242
の一端に接続されている。
この抵抗242の他端とインダクタ252の一端との接
続点には、Bi−Tr222のエミッタが接続されてお
り、インダクタ252の他端は接地端子GIに接続され
ている。
また、Bi−Tr221のベースはpMO3−Tr21
1のソースと抵抗241との接続点に接続されており、
Bi−Tr22’2のベースはnMO3−Tr212の
ソースと抵抗242との接続点に接続されている。
Bi−Tr222のコレクタはBi−Tr221のエミ
ッタに接続されており、Bi−Tr221のコレクタは
pMO3−Tr 211のドレインとともにインダクタ
251の一端に接続され、このインダクタ251を介し
て電源端子VCIに接続されている。また、この電源端
子■。、には、電源装置(図示せず)により、電源電圧
■。が供給されている。
また、2MO3−Tr 231のソースはnM。
5−Tr232のドレインに接続されており、2MO3
−Tr231のドレインは、インダクタ253を介して
別の電源端子VC2に接続されている。
また、この電源端子VCZには、別の電源装置(図示せ
ず)により、電源電圧V ccが供給されている。
一方、1MO3−Tr 232のソース端子はインダク
タ254を介して別の接地端子G2に接続されている。
このように、出力レベル維持回路230とBi−CMO
S回路部200とは、それぞれ独立に電源電圧が供給さ
れており、また、出力レベル維持回路230の接地端子
G2とBi−CMOS回路部200の接地端子G、とは
、それぞれ独立に接地されている。
2MO3−T r 231と1MO3−T r 232
との接続点と、抵抗241と1MO3−Tr212との
接続点およびBi−Tr221とBi−Tr222との
接続点とは、互いに接続されてBi−CMOS出力回路
の出力端子Oに接続されており、Bi−CMOS回路部
200と出力レベル維持回路230とで共通となってい
る。
ここで、2MO3−Tr211,1MO3−Tr212
.Bi−Tr221,222.2MO3−Tr231,
1MO3−Tr232のそれぞれは、通常の信号処理部
に用いられるトランジスタの数倍の大きさを有している
ものとする。
iiBi−CMOSの 第3図に、実施例によるB i−CMOS出力回路の出
力電圧の変化を示す。
以下、第2図、第3図を参照し、実施例によるBi−C
MOS出力回路の動作を説明する。
第3図に矢印Aで示す時点において、Bi−CMOS出
力回路の入力端子Iに論理“1”が入力されると、まず
、1MO3−Tr 212および1MO3−Tr232
がオンとなる。このとき、1MO3−Tr212および
抵抗242を介して流れる電流によって生じる電圧降下
により、Bi−Tr222のベース−エミッタ間にバイ
アス電圧が印加され、Bi−Tr222がオンとなる。
これにより、出力端子OからBi−Tr222を介して
電流i、が流れ、第3図に示すように出力端子0におけ
る電位■。、が急峻に立ち下がる。
上述したように、通常の数倍の大きさを有するBi−T
r221,222を用いることにより、この電流i、と
して、負荷回路を駆動するために充分な電流が得られる
その後、出力端子0における電位■。a、が所定の閾値
VyH(例えば約0.6V)になると(第3図参照)、
Bi−Tr222はオフとなるが、1MO3−Tr23
2はオンの状態に保たれている。
従って、1MO3−Tr 232を介して電流が流れ、
この電流により出力端子Oにおける電位VouLは更に
下がって、第3図に示すように、接地端子G2における
電位と同じ論理“0”を示す電位■、。、となる。
上述したように、1MO3−Tr 232は通常の数倍
の大きさを有しているので、比較的大きい電流を流すこ
とができる。これにより、従来のBi−CMOS回路の
場合(第3図に点線で示す)に比較して、短い時間で出
力端子0の電位■。。
を電位V・。・まで下げることができる。
また、第3図において矢印Bで示す時点において、入力
端子■に論理“0”が入力された場合も、2MO3−T
r 211.  PMO3−Tr 231゜Bi−Tr
221が、上述した1MO3−Tr212.1MO3−
Tr232.Bi−Tr222と同様に動作することに
より、出力端子Oにおける電位V outは、短時間で
論理“1”を示す電位V−,・まで立ち上がる。
このように、第2図に示したBi−CMOS出力回路に
おいては、出力レベル維持回路230の2MO3−Tr
231および1MO3−Tr232の動作により、立ち
上がりおよび立ち下がりが急峻な出力波形を得ることが
できる。
iii Bt−CMOSの 以下、第2図に示した実施例によるB i −CMO8
出力回路の使用例について説明する。
第4図(a)に、B i −CMOS出力回路の出力を
伝送路を介して伝送する場合の構成を示す。
第4図(a)に示すように、B i−CMOS出力回路
410の出力端子Oに、伝送路420の一端が接続され
ており、この“伝送路420の他端が負荷回路430の
入力端子Itに接続されている。
ここで、出力レベル維持回路230のpMO3−Tr2
31およびnMO3−T r 232のゲート幅やゲー
ト長を適切に決めることにより、Bi−Tr211,2
22の何れかがオフとなったときのBi−CMOS出力
回路410の出力インピーダンスZ。uVと伝送路42
0の特性インピーダンスZ0とをほぼ同じ大きさとする
ことができる。
一方、負荷回路4300ÅカインピーダンスZ isは
、伝送路420の特性インピーダンスZOに比べて充分
大きいものとする。
この場合は、負荷回路430に接続された伝送路420
の一端(以下受信端と称する)においてはオープン反射
が起きるが、Bi−CMOS出力回路410に接続され
た伝送路420の一端(以下送信端と称する)において
は反射が起きない。
従って、伝送路420に入り込んだノイズおよび受信端
で反射された信号成分は伝送路420の送信端で吸収さ
れ、短い時間で減衰する。
また、この場合は、第4図(b)に示すように、Bi−
CMOS出力回路410の出力信号の立ち上がり(時刻
TO)において、送信端の信号電圧はV0at/2とな
る。この信号電圧が伝送路420を介して伝送され、伝
送路420の受信端においてオーブン反射されることに
より、第4図(C)に示すように、時刻(’r、+t)
において受信端における信号電圧は■。、となる(時間
tは、伝送路420の送信端から受信端まで信号が伝送
されるために要する時間)。また、この受信端における
反射成分は伝送路420を介して伝送され、送信端にお
いて信号電圧と合成される。これにより、第4図(b)
に示すように、時刻(T、+2t)において送信端にお
ける信号電圧はV。utとなる。
このように、伝送路420の特性インピーダンスZ0と
Bi−CMOS出力回路410の出力インピーダンスZ
 oatとをほぼ等しくすることにより、Bi−CMO
S出力回路410の出力信号を良好な信号波形を保って
伝送することができ、高速で信号伝送を行なうことがで
きる。
次に、n個のBi−CMOS出力回路を用いてバッファ
回路を構成した場合について説明する。
第5図に、実施例によるB i−CMO5出力回路を適
用したバッファ回路の構成を示す。
第5図において、バッファ回路は、n個のBi−CMO
S出力回路5101.・・・、510.と、それぞれイ
ンダクタンス値LVI+  LGIのインダクタ521
,522と、それぞれインダクタンス値L vz*  
L atのインダクタ523,524とを備えて構成さ
れている。
Bi−CMOS出力回路51L、・・・、510゜は、
第2図に示したBi−CMOS出力回路と同様に、Bi
−CMOS回路部511.、・・・、5117と出力レ
ベル維持回路5121.・・・、512.。
とから構成されている。
以下、B i−CMOS出力回路5101.・・・。
5107を総称する際は、Bi−CMO5出力回路51
0と称する。同様に、Bi−CMOS回路部51L、・
・・、511.lを総称する際および出力レベル維持回
路51L、・・・、512fiを総称する際は、それぞ
れB i−CMOS回路部511および出力レベル維持
回路512と称する。
各B i−CMOS回路部5111.・・・、511.
のそれぞれの電源端子V I I 、・・・、■、、1
は、インダクタ521の一端に接続されており、このイ
ンダクタ521を介して、電源装置A(図示せず)によ
り、電源電圧VCCが各B i−CMOS回路部511
に供給されている。また、各Bi−CMOS回路部51
1+、・・−,511fiのそれぞれの接地端子G0.
・・・+ Ginは、インダクタ522の一端に接続さ
れており、各Bi−CMOS回路部511は、このイン
ダクタ522を介して接地されている。
また、各出力レベル維持回路512..・・・、512
゜のそれぞれの電源端子V b I + ・・・、 V
b、は、インダクタ523の一端に接続されており、各
出力レベル維持回路512には、このインダクタ523
を介して、別の電源装置B(図示せず)によリ、電源電
圧VCCが供給されている。また、各出力レベル維持回
路5121.・・・、512.のそれぞれの接地端子G
、1.・・・、Gbnは、インダクタ524の一端に接
続されており、各出力レベル維持回路512は、このイ
ンダクタ524を介して、Bi−CMOS回路部511
とは独立にに接地されている。
各Bi−CMOS出力回路510..・・・、510゜
は、上述したようにして、それぞれの入力端子II、・
・・、rlに供給された入力信号の論理に応じて動作し
、それぞれの出力端子OI、・・・+0111から対応
する出力信号を出力する。
以下、n個のB i−CMOS出力回路510の何れか
の出力が、論理“1″から論理“Onに変化するとき、
あるいは論理゛′0”から論理“1”に変化するときに
、他のBi−CMOS出力回路510の出力に与える影
響について説明する。以下、このような出力の変化を出
力のスイッチングと称する。
例えば、B i−CMOS出力回路5107の出力が論
理″Onの状態であるときに、Bi−CMOS出力回路
510.の出力が論理“1”から論理゛′0”に立ち下
がる場合は、Bi−CMOS回路部511.のBi−T
r222がオン−オフ動作により、インダクタ522を
介して流れる電流i、が変動する。この電流i、の変動
によって、インダクタ522に逆起電力Δ■5が生じ、
Bi−CMOS回路部5111の接地端子G1における
電位とともに、B i−CMOS回路部511.。
の接地端子G m nにおける電位が変動する。
一方、Bi−CMOS出力回路510.1の出力信号の
レベルは、出力レベル維持回路5127の接地端子G。
における電位によって保証されている。
ここで、出力レベル維持回路5127の接地端子Gいに
おける電位は、インダクタ524を介して流れる電流i
、の変動によって、インダクタ524で生じる逆起電力
ΔV、の影響を受けるが、この逆起電力ΔV3は上述し
た逆起電力Δ■5に比べて小さい。また、Bi−CMO
S回路部51■、、のnMO3−Tr 212を介して
、上述した逆起電力Δ■ゎが作用することが考えられる
が、この影響についてシミュレーシゴンを行なった結果
から、Bi−CMOS出力回路510.lの出力信号へ
の影響は従来の半分以下であるといえる。
また、各Bi−CMOS出力回路510の出力が立ち上
がる場合についても同様である。
このように、スイッチングの際に生じる逆起電力ΔV、
による出力信号への影響を半減することが可能となり、
同時にスイッチングを許す数に対する制限を緩和するこ
とができる。
■、    の とめ 上述したように、Bi−CMOS回路部200に、pM
O3−Tr 231とnMO3−Tr232とからなる
出力レベル維持回路230を付加し、入力端子■と出力
端子0とを共通とする。
これにより、Bi−CMOS回路部200のBi−Tr
211(あるいはB 1−Tr 222)がオフとなっ
ても、pMO3−Tr231 (あるいはnMO3−T
 r 232)の動作によって出力端子0における電位
が速やかに論理”1”(あるいは論理“Oパ)に到達す
るので、急峻な立ち上がり(あるいは立ち下がり)を持
った良好な信号波形が得られる。
また、この場合は、Bi−Tr221およびBi−Tr
222の動作状態にかかわらず、Bi−CMOS出力回
路の出力インピーダンスZ。atが高い状態となること
はなく、伝送路に入り込んだノイズや受信端におけるオ
ーブン反射による反射波は速やかに減衰する。これによ
り、高速で信号伝送を行なうことが可能となる。
更に、pMO3−Tr231およびnMO3−Tr23
2のゲート幅やゲート長を適切に決めることにより、B
i−CMOS出力回路の出力インピーダンスZ oat
と伝送路420の特性インピーダンスZ0とをほぼ等し
くすれば、伝送される信号の品質をより高いものとする
ことができる。
また、Bi−CMOS回路部200とは別の電源装置B
によって出力レベル維持回路230に電源電圧を供給し
、また、B i−CMOS回路部200とは独立に接地
する。
これにより、n個のBi−CMOS出力回路によってバ
ッファ回路(第5図参照)を構成した場合に、各Bi−
CMOS回路部511のBt−Tr211,222のオ
ン−オフによって生じる逆起電力Δ■、の影響を半減し
、同時にスイッチングを許す数についての制限を緩和す
ることができる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、Bi−CMOS回路
に付加したCMOS回路の第3の電界効果トランジスタ
と第4の電界効果トランジスタとの動作により、良好な
出力波形を得るとともに出力インピーダンスを低く保つ
ことが可能となり、高速で品質の高い信号伝送を行なう
ことができ、また、第3の電源端子および第4の電源端
子における電位によって、第1電源端子および第2電源
端子における電位の変動にかかわらず、出力端子におけ
る電位を保証することができるので、実用的には極めて
有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のBi−CMOS出力回路の原理ブロッ
ク図、 第2図は本発明の一実施例によるBi−CMOS出力回
路の構成図、 第3図は実施例の動作の説明図、 第4図は実施例の適用例の説明図、 第5図は実施例によるBi−CMOS出力回路を適用し
たバッファ回路の構成図、 第6図は従来のBi−CMOS回路の説明図、第7図は
従来のB i−CMOS回路を適用したバッファ回路の
構成図である。 図において、 110はBi−CMOS回路、 111は第1の電界効果トランジスタ、112は第2の
電界効果トランジスタ、113は第1の抵抗、 114は第2の抵抗、 121は第1のバイポーラトランジスタ、122は第2
のバイポーラトランジスタ、130はCMOS回路、 131は第3の電界効果トランジスタ、132は第4の
電界効果トランジスタ、200.511はBi−CMO
S回路部、211はpチャネル型電界効果トランジスタ
(2MO3−Tr)、 212はnチャネル型電界効果トランジスタ(0MO3
−Tr)、 221.222はバイポーラトランジスタ、230.5
12は出力レベル維持回路、231はpMO3−Tr。 232は0MO3−Tr。 241.242は抵抗、 251.252,253,254,521,522.5
23,524はインダクタ、 410.510はBi−CMOS出力回路、420は伝
送路、 430は負荷回路、 611は信号処理部、 621.641はレベル変換部、 631はバッファ回路、 710はBi−CMOS回路である。 、f−従」月の沖、埋ブ°ロツ7m 第1図 を 大力ヒ1ダj0動作nき頼明口 第3図 (1)) (C) T。 To + 2 t T。 ott γ整色妙」の這目利仔釦名先θ月図 第4図 1 2 実施(夕′」の養成口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の電界効果トランジスタ(111)と第2の
    電界効果トランジスタ(112)と第1の抵抗(113
    )と第2の抵抗(114)と第1のバイポーラトランジ
    スタ(121)と第2のバイポーラトランジスタ(12
    2)とからなり、前記第1の電界効果トランジスタ(1
    11)のドレインが第1の電源端子に接続され、前記第
    2の電界効果トランジスタ(112)のソースが第2の
    電源端子に接続されているBi−CMOS回路(110
    )と、 第3の電界効果トランジスタ(131)と第4の電界効
    果トランジスタ(132)からなり、前記第3の電界効
    果トランジスタ(131)のドレインが第3の電源端子
    に接続され、前記第4電界効果トランジスタ(132)
    のソースが第4の電源端子に接続されているCMOS回
    路(130)と、 を備え、前記第1の電界効果トランジスタ(111)と
    前記第2の電界効果トランジスタ(112)と前記第3
    の電界効果トランジスタ(131)と前記第4の電界効
    果トランジスタ(132)とのそれぞれのゲートを共通
    の入力端子に接続し、前記第1のバイポーラトランジス
    タ(121)のエミッタと前記第2のバイポーラトラン
    ジスタ(122)のコレクタとの接続点と前記第3の電
    界効果トランジスタ(131)のソースと前記第4の電
    界効果トランジスタ(132)のドレインとの接続点と
    を共通の出力端子に接続するように構成したことを特徴
    とするBi−CMOS出力回路。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5141349A (en) * 1988-05-26 1992-08-25 Procter & Gamble Company Method and apparatus for treating the blade of a razor head

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