JPH03101022A - 弾性接点素子 - Google Patents

弾性接点素子

Info

Publication number
JPH03101022A
JPH03101022A JP23574989A JP23574989A JPH03101022A JP H03101022 A JPH03101022 A JP H03101022A JP 23574989 A JP23574989 A JP 23574989A JP 23574989 A JP23574989 A JP 23574989A JP H03101022 A JPH03101022 A JP H03101022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
contact element
contact
film
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23574989A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0690889B2 (ja
Inventor
Akio Nakamura
昭雄 中村
Osami Hayashi
修身 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority to JP23574989A priority Critical patent/JPH0690889B2/ja
Publication of JPH03101022A publication Critical patent/JPH03101022A/ja
Publication of JPH0690889B2 publication Critical patent/JPH0690889B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/70Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
    • H01H13/78Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard characterised by the contacts or the contact sites
    • H01H13/785Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard characterised by the contacts or the contact sites characterised by the material of the contacts, e.g. conductive polymers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2201/00Contacts
    • H01H2201/022Material
    • H01H2201/032Conductive polymer; Rubber

Landscapes

  • Contacts (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カード電卓、多機能ICカード等のカード状
媒体の接点素子に関し、特には液晶表示及びキーパネル
付き多機能ICカードに用いられる弾性接点素子に関す
るものである。
(従来の技術〕 一般に、タレジットカード形電卓の実装技術をICカー
ドに応用した液晶表示及びキーパネル付き多機能ICカ
ードがフィールドテスト段階に入っている。このICカ
ードは、暗証番号をキー人力して記憶内容を確認でき、
銀行預金通帳、タレジットカード、プリペイドカード、
店頭顧客管理カードなど多くの機能を一枚のカードに集
約できるため「多機能ICカード」と呼ばれ、電気電子
機器業界、金融業界、信販業界、流通業界を中心に開発
が急ピッチで進められている。
このICカードは、薄形プリント基板、ICチップ、液
晶表示体、リチウム電池等から成るカードモジュールと
、表裏2枚のパネルフィルムとから成っており、また寸
法がタレジットカード規格(JIS X 6301)に
よって規定され、厚さが薄く、曲げ等の外部応力によっ
て破壊されやすいため、該カードモジュールと表裏のパ
ネルフィルムとの間に金属補強板を挿入し曲げ強さを向
上させるのが一般的である。
しかし、従来では第5図に示すようにプリント基板1に
はキー人力用の櫛歯形電極3が形成され、これに対応す
る接点素子4がパネルフィルム2に形成される′が、こ
の間に挿入される金属補強板5はこの接点位置に開口部
7を設けてキー操作を可能にしている。
そして、この接点素子4はカーボンインクをスクリーン
印刷して設けるのが最も簡便で安価な方法であるが、こ
の方法による接点厚さは20〜30μmが上限であり、
キー操作上問題がある。
即ち、金属補強板5は曲げ強さ向上効果を挙げるために
は厚さ100μm以上が必要とされ、またこの表裏面に
厚さ約25μm以上の接着剤層6,6′が形成されるの
で、パネルフィルム2と櫛歯形電極3との距離、即ち開
口部深さdは150μm以上となる。また該開口寸法a
も8鶴角以下と小さく、薄い接点素子4で小さ(て深い
開口部を通して指入力するのは非常に困難である。
そのため、パネルフィルムの接点位置に一定以上の厚さ
の導電性ゴムシートや導電性プラスチックシート(例;
カーボンインクをコーティングしたプラスチックシート
)を打抜き加工した接点素子を張合せる方法が採用され
ている。すなわち、パネルフィルムの接点位置に予め粘
着剤パターンをスクリーン印刷によって形成しておき、
一方上記導電性シートをキャリアフィルムにラミネート
して、接点形状の打抜き金型によって導電性シートのみ
「半抜き」加工し、(接点部以外を除去して)キャリア
フィルム上に接点部のみを残し、粘着剤パターンに接点
部を転写する方法(転写接点形成法)が用いられている
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、カード状媒体の接点素子に要求される機能と
しては、指入力による操作荷重が40gf以下で、接触
抵抗が1にΩ以下であること等があり、導電性ゴムシー
トによる転写接点は、以上の要求を満たすことができる
ものの、圧縮永久歪が20〜30%という大きな値のた
め繰返し打鍵によって接点厚さがその分だけ減少し、指
入力が困難になるという問題があり、しかも該導電性ゴ
ムシートは原料価格が高い上、プレス成形法や押出し成
形法によって製造するため単位面積当たり価格が高く、
しかも開口部に対応した部分のみに打抜くのでこのシー
トの大部分(接点部以外の全て)を捨てることになるの
で、経済的に不利であるという欠点があり、また、汎用
のアクリル系粘着剤やゴム系粘着剤で粘着剤パターンを
形成した場合には、導電性シリコーンゴムは粘接着適性
に欠けるので使用することができないという欠点がある
一方、導電性プラスチックシートによる転写接点は、プ
ラスチックシートが比較的安価であり、カーボン層も薄
い上コーティングも高速に行えて安価にできるので、こ
の導電性プラスチックシートの大部分を捨てても経済的
問題は少ないが、この接点は硬質のため高い操作荷重を
必要とじ、またチャタリング、バウンシングと呼ばれる
一回打鍵に対する2回以上の入力現象を発生しやすい不
利があるなど、カード状媒体用接点として一長一短があ
り、満足なものはないのが現状である。
本発明は、従来の諸欠点を的確に排除しようとするもの
で、指入力操作を著しく容易にし繰返し打鍵による接点
厚さが変化する問題を解決すると共に、低コストで量産
に適する弾性接点素子を擢供することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、カード状媒体のパネルフィルムに粘接着剤層
を介して配備される接点素子において、プラスチックフ
ィルム層と硬さ5゛0°IIs以下の軟質ゴム層との少
なくと、も二層以上の積層からなる弾性層の最外表面に
導電性ゴム層を配備したことを特徴とする弾性接点素子
である。
〔実施例〕
本発明は、第2図に示すようにカード状媒体のパネルフ
ィルム2に粘接着剤N9を介在して形成される接点素子
4において、この接点素子がプラスチックフィルム層1
0と、硬さ(JIS−A)50 ” Is以下の軟質ゴ
ム層11とからなる複層の弾性層に導電性ゴム層12を
配備したものからなっている。
即ち、櫛歯形電極3を備えた薄形プリント基板1とパネ
ルフィルム2との間に金属補強板5が接着剤層6.6′
によって固着されており、該金属補強板5に形成されて
いる開口部7の中にパネルフィルム2の接点素子4が櫛
歯形電極3に対して対設され、その開口部深さに相当す
る接点厚さの大部分をプラスチックフィルム層10の厚
さで満たし、該プラスチックフィルム層10の表面に導
電性ゴム層12を形成するものである。さらにこの導電
性ゴム層12はカーボン配合のため硬さ(JIS−^)
60゜Hs以上と硬く、厚さが薄いために、電極3の凹
凸に柔軟に適合するゴム接点特有の特徴を出すことがで
きないので、この下面に硬さ(JIS−A) 50°I
Is以下で厚さ20μm以上の軟質ゴム層を配置するこ
とによって、電極3の凹凸に柔軟に適合できる弾性接点
素子としたものである。
また、開口部深さにほぼ相当する厚さの接点素子とする
と、櫛歯形電極を常時リークさせる不良を発生させるこ
とになるので、この場合には、第2図(A)、(B)に
示すように導電性ゴム層12の表面縁辺部にドツトスペ
ーサー13を形成するとよい。
この接点素子4の形成には上述の転写接点形成法を応用
することができる。
なお、粘接着剤層9の粘接着剤としては、アクリル酸n
−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル
酸メチルなどのアクリル酸高級エステル(Cd−C1□
)の共重合体からなるアクリル系粘着剤や、天然ゴム系
粘着剤、SBR系粘着剤、再生ゴム系粘着剤、ポリイソ
ブチレン系粘着剤又はスチレン−イソプレン−スチレン
ブロック共重合体系粘着剤などのゴム系粘着剤、或いは
シリコーンゴムと有機クロルシラン(R、l−5i−C
I4−)の加水分解物の縮合反応により得られたシリコ
ーンレジンから成るシリコーン系粘着剤、などから選ん
で用いられるが、ゴム系粘着剤は粘着付与剤を必要とし
、シリコーン系粘着剤は過酸化物架橋を必要とするのに
対し、アクリル系粘着剤は粘着付与剤を必要とせず、ま
た重合体中に不飽和結合を含まないため耐候劣化が少な
いなどの利点からこのものの使用が最も好ましい。また
ナイロン11&12.エチレン−酢酸ビニル共重合体、
飽和共重合ポリエステル、スチレンーブタジエンースチ
レンブロック共重合体などのホントメルト接着剤の使用
も任意とされる。
また、前記プラスチックフィルム層10としては、ポリ
エチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリ塩化
ビニルフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、ポリ
塩化ビニリデンフィルム。
ポリエチレンテレフタレートフィルム(以下PETフィ
ルムと略称)、ポリスチレンフィルム、ナイロンフィル
ム、ポリカーボネートフィルム、ボリアリレートフィル
ム、ポリサルホンフィルム。
ポリアクリロニトリルフィルム、フッ素樹脂フィルムな
どを用いるが、耐熱性、粘接着剤との粘接着適性、厚さ
グレードの豊富な品揃えなどからPETフィルムの使用
が最も好ましい。このPETフィルムの厚さは50.7
5.100.125.188 、umなどが上述されて
いるので、接点厚さの設計時に適宜選ぶことができる。
さらに、軟質ゴム層11および導電性ゴムN12のゴム
材質としては、天然ゴム、IR,BR,SBR,CR,
NBR,I IR,EPM&EPDM。
EVA、アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム。
ウレタンゴム、塩素化ポリエチレン、クロルスルホン化
ポリエチレン、シリコーンゴム、フン素ゴムなどの架橋
ゴムの他、ポリエステル系、ポリウレタン系等の熱可塑
性エラストマーから選んで用いるが、特に軟質ゴム層1
1は、形成方法をコーティングやスクリーン印刷による
ことを考慮すると厚さ数十μmが上限のため、硬い材質
ではゴム接点の特徴をだすことが困難なため、硬さ(J
IS−A)50゜Hs以下とする必要があるので、EV
A (≧50゜Hs) 、塩素化ポリエチレン(≧50
゜Hs) 。
クロンスルホン化ポリエチレン(≧50’Hs)、ウレ
タンゴム(≧60”Hs)、  フン素ゴム(≧50゜
Hs)を除いて選択すればよく、未架橋時に粘度300
0〜toooopの無溶剤液状ゴムが望ましいが、耐環
境特性の点から液状シリコーンゴムを用いるのがよく、
このようなものとしては前記プラスチックフィルムにプ
ライマー処理無しで良好な接着性を示す付加タイプ自己
接着架橋型シリコーンゴムインクの使用が好ましい。ま
た、この軟質ゴム層は薄ずぎるとゴム接点の特徴をだす
ことができないので櫛歯電極の凹凸が18μm又は35
μmであることから20pm以上望ましくは30μm以
上とすることが配慮される。この軟質ゴム層11の形成
にはナイフコーター、コンマコーター、3本リバースロ
ールコータ−、メイヤーバーコーターなどのコーティン
グマシンやスクリーン印刷機によってコーティングする
ことができる。
前記導電性ゴム層12は、カーボンブランクを前記ゴム
材料に配合した無溶剤溶液または溶剤溶液を用いればよ
いが、メチルビニルシロキサン生ゴム、メチルビニルシ
ロキサンワニス、メチルビニルシロキサンオイル、ハイ
ドロシロキサン、塩化白金酸触媒の混合物を石油系溶媒
溶液とし、これにアセチレンブラックやファーネスブラ
ンクなどのカーボンブラックを配合した付加タイプ架橋
1 型導電性シリコーンゴムインクrMo−02J(信越ポ
リマー■製、商品名)の使用が好ましい。
このMO−02は粘度1000〜2000Pで、コーテ
ィングマシンを用いてコーティングする之とができ、こ
の硬化物の体積固有抵抗は4〜6Ω・cmである。
この導電性ゴム層12は凹凸やピンホールの多い軟質ゴ
ム層表面にコーティングするため、薄ずぎるとピンホー
ルが発生し、厚すぎると接点素子が硬くなるので5〜1
5μmの範囲とするのが良い。
前記ドツトスペーサ13は付加タイプ自己接着架橋型シ
リコーンゴムインクを用いてスクリーン印刷により容易
に形成することができ、接点形状が小さいため、これが
大きすぎると指入力が困難になるので直径1鰭以下、高
さ50μm以下とし、第2図A、Bに示すように方形ま
たは円形の接点素子のコーナ一部縁辺部に配置するとよ
い。
なお、前記プラスチックフィルム層10と軟質ゴム層1
1とからなる弾性層は第1図例では2層積層としたが、
3層以上にしてもよく、かつまたプラスチックフィルム
層10と軟質ゴム層11と2 の配置も接点素子4として総体的に柔軟が保有される形
態ならパネルフィルム2側、又は導電性ゴム層12側い
ずれにしても選ぶことができる。そして、この弾性層と
しては開口部7の空間深さの30〜80%好ましくは4
0〜55%の寸法厚みで複層化し打鍵による圧縮永久歪
の変形も少なく、かつゴム弾性も好適な状態とするこ七
が配慮される。
次に本発明の実施態様例を比較例と対比してその結果を
示す。
実施態様例−1 ピッチ0.6鶴、線幅0.3鶴の櫛歯形電極を有する金
メツキ銅張プリント基板(銅厚さ18μm)と、厚さ1
50μm、開口部寸法が6.5鶴×6.5鶴の5US−
304製金属補強板を準備し、予め開口部を打抜き加工
した厚さ60.camの両面粘着テープ#532 (日
東電気工業■製、商品名)を用いて櫛歯形電極面に位置
合わせして張合わせた。
パネルフィルムは、厚さ75μmのPETフィルム、ル
ミラーRTタイプ(東し■)製、商品名)を用い、また
、アクリル系水性粘着剤、SPタンク(■永瀬スクリー
ン4印刷研究所製、商品名)を用いてスクリーン印刷に
より接点位置に膜厚25μm、外形寸法4.5曹■角の
粘着剤パターンを、同時に金属補強板(SUS)に張合
わせるための膜厚25μmの粘接着剤パターン(第1図
、6)を形成した。従って、パネルフィルムと櫛歯形電
極面との距離は235μmとなる。
転写接点のベースフィルムとして厚さ125μmのPE
Tフィルム、ルミラーRSタイプ(東し@)製、商品名
)を使用し、粘度3500Pの付加タイプ自己架橋形シ
リコーンゴムインク、  KE−180ORTV(信越
化学工業■製、商品名)をナイフコーク−によりコーテ
ィングし、併設の遠赤外線乾燥機により150℃で5分
の条件で硬化させ、膜厚45μm、硬さ(JIS−A)
 40゜Hsの軟質シリコーンゴム層を形成した。次に
、このゴム層表面に粘度1500Pの付加タイプ架橋型
導電性シリコーンゴムインク、MO−02(信越ポリマ
ー■製、商品名)を用いナイフコーターによりコーティ
ングし、併設の遠赤外線乾燥機により150℃で5分の
条件で硬化させ、膜厚10.cam、硬さ(JIS−A
)60 ’ Hs単位面積当たり抵抗5にΩの導電性シ
リコーンゴム層を形成した。次に、前記K E −18
0ORT Vを用いスクリーン印刷によって接点位置セ
ンター振り分けで1辺3.8 **の正方形の四隅をセ
ンターとする直径0.1龍、高さ30μmのドットスペ
ーサ−を形成した。
次いで、第3図に示すように厚さ125μmのルミラー
R3タイプ14の片面に、前記SPタックを厚さ0.0
25nにコーティング15して片面粘着キャリアフィル
ム17を調製し、先に調製した転写接点シート16を印
刷面をキャリアフィルム面に向けて張合わせ、別に製作
した打抜き金型18(打抜寸法4.5龍X4.5mm)
によって半抜きしてキャリアフィルム上に接点部4のみ
を残し、第4図に示すように先に調製したパネルフィル
ム2の粘接着剤パターン9に接点部4を載せたキャリア
フィルム17を押付けて粘接着剤パターン9上に接点4
を転写した。
5 この結果この接点素子は粘着剤jit25μm/プラス
チックフィルム125μm/軟質ゴム層45軟質ゴム層
4ブ 25μm即ち総厚230μmで、外形寸法は1辺4、5
鰭の正方形で、その4コーナーに直径0. 7 **の
ドットスペーサ−が配置されている。
この接点素子付きパネルフィルムを先に調製したプリン
ト基板上のSO3補強板面に接点部を位置合わせして張
合わセ・、打鍵試験したところ操作荷重20gfで接触
抵抗0.5〜0.9にΩを得た。
比較例 パネルフィルム及びプリント基板及び金属補強板1両面
粘着テープは実施態様例−1と同じものを用い、一方接
点素子は転写接点のベースフィルムとして厚さ188μ
mのPETフィルム、ルミラーR3タイプを使用し、こ
の表面に粘度500Pの飽和共重合ポリエステル系導電
性インク、  5T77−2(信越ポリマー■製.商品
名)をナイフコーターによりコーティングし、併設の遠
赤外線乾燥機により150℃で3分の条件で硬化させ、
6 膜厚10μm,単位面積当たり抵抗50Ωの導電皮膜を
形成した。この皮膜の硬さ(JIS−^)は90 ’ 
Hs以上に相当する。その他製法は実施例とほぼ同じに
したが、接点素子総厚を一致させるため粘接着剤層他の
厚さを変化させて、結局この接点素子の構成は、粘接着
層15μm / P E Tフィルム188μm/導電
層10μm/ドツトスペーサー層22μm即ち総厚23
5μmで、その他条件は同じにして打鍵試験をしたとこ
ろ接触抵抗1.OkΩ以下を得るのに操作荷重150g
fを要し、カード電卓技術者の指押圧感覚では500g
f程度に相当するという結果であった。
〔発明の効果〕
本発明は、プラスチックフィルム層と硬さ50 ’ H
s以下の軟質ゴム層との少なくとも二層以上の積層から
なる弾性層の最外表面に導電性ゴム層を配備したことに
より、パネルフィルムとプリント基板間に金属補強板を
配置するためにできる空間を弾性層で埋めることとなり
、指入力操作を容易にすることができると共に、繰り返
し打鍵による接点厚さの変化が少なく耐久性も著しく向
上でき、しかも高価な導電性ゴムシートを大幅に削減で
き、その大部分を捨てる転写接点形成加工によるものの
経済的不利をも軽減でき、ゴム弾性を有する転写接点を
安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す使用状態の縦断面図、第
2図A.Bは弾性接点素子の異なる形態の底面図、第3
図及び第4図はそれぞれ製造−工程の縦断説明図、第5
図は従来例のカード状媒体の打鍵部構造の縦断面図であ
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カード状媒体のパネルフィルムに粘接着剤層を介
    して配備される接点素子において、プラスチックフィル
    ム層と硬さ50゜Hs以下の軟質ゴム層との少なくとも
    二層以上の積層からなる弾性層の最外表面に導電性ゴム
    層を配備したことを特徴とする弾性接点素子。
  2. (2)前記弾性層が、パネルフィルムとこれに対設され
    るプリント基板との間に形成される空間深さ30〜60
    %の厚みを有する請求項1記載の弾性接点素子。
  3. (3)前記導電性ゴム層が、その表面縁辺部にドットス
    ペーサを形成した請求項1または2記載の弾性接点素子
JP23574989A 1989-09-13 1989-09-13 弾性接点素子 Expired - Fee Related JPH0690889B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23574989A JPH0690889B2 (ja) 1989-09-13 1989-09-13 弾性接点素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23574989A JPH0690889B2 (ja) 1989-09-13 1989-09-13 弾性接点素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03101022A true JPH03101022A (ja) 1991-04-25
JPH0690889B2 JPH0690889B2 (ja) 1994-11-14

Family

ID=16990658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23574989A Expired - Fee Related JPH0690889B2 (ja) 1989-09-13 1989-09-13 弾性接点素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0690889B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002231099A (ja) * 2001-02-01 2002-08-16 Polymatech Co Ltd キースイッチ及びその製造方法
JP2003109449A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Shin Etsu Polymer Co Ltd 押釦スイッチ用接点部材
WO2008004741A1 (en) * 2006-07-03 2008-01-10 Joinset Co., Ltd Solderable electric contact terminal
CN103117183A (zh) * 2011-11-17 2013-05-22 株式会社Magma 薄型按键开关
JP2013101873A (ja) * 2011-11-09 2013-05-23 Magma Co Ltd スリム型プッシュスイッチ装置
JP2014169351A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Nitto Denko Corp 水生生物付着防止粘着テープ

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002231099A (ja) * 2001-02-01 2002-08-16 Polymatech Co Ltd キースイッチ及びその製造方法
JP4585699B2 (ja) * 2001-02-01 2010-11-24 ポリマテック株式会社 キースイッチ及びその製造方法
JP2003109449A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Shin Etsu Polymer Co Ltd 押釦スイッチ用接点部材
JP4712255B2 (ja) * 2001-09-28 2011-06-29 信越ポリマー株式会社 押釦スイッチ用接点部材
WO2008004741A1 (en) * 2006-07-03 2008-01-10 Joinset Co., Ltd Solderable electric contact terminal
US7771213B2 (en) * 2006-07-03 2010-08-10 Joinset Co., Ltd. Solderable electric contact terminal
JP2013101873A (ja) * 2011-11-09 2013-05-23 Magma Co Ltd スリム型プッシュスイッチ装置
CN103117183A (zh) * 2011-11-17 2013-05-22 株式会社Magma 薄型按键开关
JP2014169351A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Nitto Denko Corp 水生生物付着防止粘着テープ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0690889B2 (ja) 1994-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100495613C (zh) 触摸屏开关
JP3883652B2 (ja) 板状枠体付きicキャリアとその製造方法
JPH08203382A (ja) アナログ式透明タッチパネルおよびその製造方法
JP2006018800A (ja) 高耐久タッチパネル
US7297887B2 (en) Touch panel
US7777733B2 (en) Touch panel and manufacturing method thereof
JPS58219661A (ja) カ−ド電卓
US20030141118A1 (en) Tablet and a method for fabricating the tablet
JPH03101022A (ja) 弾性接点素子
JP5248788B2 (ja) タッチパネル及びその製造方法並びに電子機器
JP3590530B2 (ja) タッチパネル
CN107300999B (zh) 压力感应触摸显示屏、压力感应触摸屏及其制作方法
JP2005115729A (ja) タッチパネルおよびそれを用いた電子機器
JP2005071123A (ja) タッチパネルおよびこれを用いた電子機器
JP2004213187A (ja) アイコン付きタッチパネル
CN209765231U (zh) 一种高可靠性的电子纸显示模组及显示装置
US20030096086A1 (en) Touch panel and method of manufacturing the same
CN201233481Y (zh) 液晶显示屏及具有该液晶显示屏的电子产品
JPH0126446Y2 (ja)
CN215297728U (zh) 一种上偏光片和显示模组
US20140055731A1 (en) Integrated force localizer and digitizer and/or lcd drive for cholesteric liquid crystal display
JP2005222266A (ja) タッチセンサ付き表示装置、およびタッチセンサ付き表示装置用両面接着テープ
JPH1091345A (ja) タッチパネル
JP4346437B2 (ja) パネル型入力装置及び接着構造
CN215416628U (zh) 一种书写面板

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees