JPH0126446Y2 - - Google Patents
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- JPH0126446Y2 JPH0126446Y2 JP6184483U JP6184483U JPH0126446Y2 JP H0126446 Y2 JPH0126446 Y2 JP H0126446Y2 JP 6184483 U JP6184483 U JP 6184483U JP 6184483 U JP6184483 U JP 6184483U JP H0126446 Y2 JPH0126446 Y2 JP H0126446Y2
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- 238000007639 printing Methods 0.000 claims description 34
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は樹脂シートにより形成される装飾シー
トに関する。
トに関する。
近時、小型電子機器にあつては薄型化の傾向が
ある。例えば、小型電子式計算機ではシート状の
積層構造にすることにより全体の厚さを1mm以下
にすることも可能となつた。このように薄型のシ
ート状構造の機器は、操作パネルにケースとして
の機能も付与し、装飾シートは表示部や操作スイ
ツチを有する操作パネル上に直接貼着する構造と
される。このため、装飾シートは装飾および操作
表示印刷の他に、表示部に対する透光部が必要と
され、透明な樹脂シートに透光部を残して印刷す
るものが用いられる。この場合、印刷は耐久性を
配慮して透明なシートの裏面に施すものとされ
る。そして、装飾シートはこの印刷された裏面に
接着剤が付着されて操作パネルに貼着される。こ
の従来の装飾シートと操作パネルの取付状態を第
1図に示す。1は装飾シートであり、透明な樹脂
シート2の裏面に装飾用の印刷インク3および表
示用の印刷インク3aが印刷されている。このイ
ンク3および3aの背面に透明接着剤4が塗布さ
れ表示装置5が貼着される。表示装置5の周囲に
は表示装置5の位置決めを行なう保持シート6が
配列されている。7は上記保持シート6と表示装
置5との間隙である。
ある。例えば、小型電子式計算機ではシート状の
積層構造にすることにより全体の厚さを1mm以下
にすることも可能となつた。このように薄型のシ
ート状構造の機器は、操作パネルにケースとして
の機能も付与し、装飾シートは表示部や操作スイ
ツチを有する操作パネル上に直接貼着する構造と
される。このため、装飾シートは装飾および操作
表示印刷の他に、表示部に対する透光部が必要と
され、透明な樹脂シートに透光部を残して印刷す
るものが用いられる。この場合、印刷は耐久性を
配慮して透明なシートの裏面に施すものとされ
る。そして、装飾シートはこの印刷された裏面に
接着剤が付着されて操作パネルに貼着される。こ
の従来の装飾シートと操作パネルの取付状態を第
1図に示す。1は装飾シートであり、透明な樹脂
シート2の裏面に装飾用の印刷インク3および表
示用の印刷インク3aが印刷されている。このイ
ンク3および3aの背面に透明接着剤4が塗布さ
れ表示装置5が貼着される。表示装置5の周囲に
は表示装置5の位置決めを行なう保持シート6が
配列されている。7は上記保持シート6と表示装
置5との間隙である。
上記した従来の装飾シートでは表示装置と保持
シートの間隙により装飾シートの一部が陥没し印
刷面に僅かな凹凸が現われる。また、接着剤は直
接印刷インクに塗布されるため、印刷インクに化
学的に悪影響を与え、変色、退色の他、透明シー
トとの接着力を低下させる等の不都合な問題を起
こすものであつた。
シートの間隙により装飾シートの一部が陥没し印
刷面に僅かな凹凸が現われる。また、接着剤は直
接印刷インクに塗布されるため、印刷インクに化
学的に悪影響を与え、変色、退色の他、透明シー
トとの接着力を低下させる等の不都合な問題を起
こすものであつた。
本考案は上記状況に鑑みてなされたもので、印
刷面の僅かな凹凸を視認できない程度に目立たな
くし、かつシートとの接着力の低下等の問題を解
消する装飾シートを提供するものである。
刷面の僅かな凹凸を視認できない程度に目立たな
くし、かつシートとの接着力の低下等の問題を解
消する装飾シートを提供するものである。
本考案の装飾シートは透明な樹脂シートの裏面
に透光部となす部分を除いて装飾印刷層を形成
し、この装飾印刷層上に印刷を保護するためのワ
ニスを被着するとともに、上記装飾印刷層に対応
する上記樹脂シートの表面に透明な梨地状の樹脂
被膜を形成したものである。
に透光部となす部分を除いて装飾印刷層を形成
し、この装飾印刷層上に印刷を保護するためのワ
ニスを被着するとともに、上記装飾印刷層に対応
する上記樹脂シートの表面に透明な梨地状の樹脂
被膜を形成したものである。
以下、本考案の装飾シートの一実施例を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
第2図は、本考案の装飾シートを保持部材に取
付けた状態の断面図である。図中10は装飾シー
トであり、ポリエステル樹脂等よりなる透明な樹
脂シート11に装飾および表示用の印刷等が施さ
れたものである。樹脂シート11の裏面全体には
ワニス12を付着した上、このワニス12の背面
には異なる色の印刷インク13ににより装飾用イ
ンク13aおよび表示用インク13bがスクリー
ン印刷または電子写真法により塗着されている。
上記印刷インク13は中間の一部を寸断し、樹脂
シート11の上部より下部を透視可能な透光部1
1aを形成してある。また、上記ワニス12は印
刷インク13と樹脂シート11との接着性を高め
るためのもので、例えば、東レ株式会社のGN33
等透明なポリエステル樹脂を透明度の高いオイル
類で稀薄したものが用いられる。この場合、イン
クと樹脂シートの接着力をさらに向上するため樹
脂シート11の裏面にプライマ処理等を施しても
良い。また、図中14は透明な樹脂により樹脂シ
ート11の上面11bの全面にコーテイングした
梨地状の樹脂被膜であり、15は樹脂シート11
の透光部11aに対応して、梨地状の樹脂被膜1
4の上部に形成した上面が平坦な透明樹脂被膜で
ある。また、16は印刷インク13を保護するた
めのワニスであり、印刷インク13の背面13c
および樹脂シート11の透光部11aの全面に亘
つてコーテイングしてある。梨地状の樹脂被膜1
4としては、例えば、東レ株式会社製のタツトツ
プ等を、また、保護用のワニス16としては、や
はり同社製のGN33HL10等を用いることができ
る。そして、装飾シート10は上記した樹脂シー
ト11、ワニス12、印刷インク13、梨地状の
樹脂被膜14、透明樹脂被膜15およびワニス1
6より形成され、この装飾シート10の透明部分
11aに対向する下面側に表示装置20が透明接
着剤21により接着して配設される。また、22
は表示装置20の横方向の移動を規制する保持シ
ートであり、23は表示装置20と保持シート2
2との間隙である。
付けた状態の断面図である。図中10は装飾シー
トであり、ポリエステル樹脂等よりなる透明な樹
脂シート11に装飾および表示用の印刷等が施さ
れたものである。樹脂シート11の裏面全体には
ワニス12を付着した上、このワニス12の背面
には異なる色の印刷インク13ににより装飾用イ
ンク13aおよび表示用インク13bがスクリー
ン印刷または電子写真法により塗着されている。
上記印刷インク13は中間の一部を寸断し、樹脂
シート11の上部より下部を透視可能な透光部1
1aを形成してある。また、上記ワニス12は印
刷インク13と樹脂シート11との接着性を高め
るためのもので、例えば、東レ株式会社のGN33
等透明なポリエステル樹脂を透明度の高いオイル
類で稀薄したものが用いられる。この場合、イン
クと樹脂シートの接着力をさらに向上するため樹
脂シート11の裏面にプライマ処理等を施しても
良い。また、図中14は透明な樹脂により樹脂シ
ート11の上面11bの全面にコーテイングした
梨地状の樹脂被膜であり、15は樹脂シート11
の透光部11aに対応して、梨地状の樹脂被膜1
4の上部に形成した上面が平坦な透明樹脂被膜で
ある。また、16は印刷インク13を保護するた
めのワニスであり、印刷インク13の背面13c
および樹脂シート11の透光部11aの全面に亘
つてコーテイングしてある。梨地状の樹脂被膜1
4としては、例えば、東レ株式会社製のタツトツ
プ等を、また、保護用のワニス16としては、や
はり同社製のGN33HL10等を用いることができ
る。そして、装飾シート10は上記した樹脂シー
ト11、ワニス12、印刷インク13、梨地状の
樹脂被膜14、透明樹脂被膜15およびワニス1
6より形成され、この装飾シート10の透明部分
11aに対向する下面側に表示装置20が透明接
着剤21により接着して配設される。また、22
は表示装置20の横方向の移動を規制する保持シ
ートであり、23は表示装置20と保持シート2
2との間隙である。
上記のように構成した装飾シートにあつては、
樹脂シート11の上面11b上の透明な梨地状の
樹脂被膜14が透明および半透明な微小な点を形
成し印刷表面に微少な陰影を散在させ、印刷面を
梨地状に呈示する。このため、装飾シート10が
間隙23で陥没し全面が僅かに凹凸状態にあつた
としても、装飾シート10のこの凹凸は印刷自体
が梨地状に見えることにより殆んど視認されない
ものとなる。また、梨地状の樹脂被膜14の上部
に形成された上面が平坦な透明樹脂被膜15は梨
地状の樹脂被膜14の半透明な部分を無くし一様
な透明状態に戻すため、下方に配置される表示装
置20は透明部分11aを介して鮮明に透視され
る。また、ワニス16は印刷インク13の背面1
3c全面を接着剤21より保護しているので、印
刷インク13が接着剤21により化学的に作用さ
れることはない。
樹脂シート11の上面11b上の透明な梨地状の
樹脂被膜14が透明および半透明な微小な点を形
成し印刷表面に微少な陰影を散在させ、印刷面を
梨地状に呈示する。このため、装飾シート10が
間隙23で陥没し全面が僅かに凹凸状態にあつた
としても、装飾シート10のこの凹凸は印刷自体
が梨地状に見えることにより殆んど視認されない
ものとなる。また、梨地状の樹脂被膜14の上部
に形成された上面が平坦な透明樹脂被膜15は梨
地状の樹脂被膜14の半透明な部分を無くし一様
な透明状態に戻すため、下方に配置される表示装
置20は透明部分11aを介して鮮明に透視され
る。また、ワニス16は印刷インク13の背面1
3c全面を接着剤21より保護しているので、印
刷インク13が接着剤21により化学的に作用さ
れることはない。
次に、本考案の装飾シートを小型電子式計算機
に適用した場合につき説明する。
に適用した場合につき説明する。
第3図は、シート状の積層構造とされた本考案
の装飾シートを有する小型電子式計算機の斜視図
であり、第4図はそのA−A断面拡大図である。
装飾シート10は液晶表示装置20および太陽電
池30の上部に配設される。この装飾シート10
は下部側の透光部11aを液晶表示装置20およ
び太陽電池30に対応して形成し、また表示用イ
ンク13bにより操作符号を表示せしめて小型電
子式計算機に対する具体的な形態を付与した以外
は、すべて前述した通りの構成であるので、対応
する部分に同一の参照符号を付して説明を省略す
る。22は液晶表示装置20および太陽電池30
と周側面で対接し、位置決め保持する保持シート
であり、ステンレス鋼板等の薄い金属板で形成し
たものである。この保持シート22はジグザグ形
状の可撓部22aにより弾性的に保持する可動部
22bを装飾シート10の各操作表示(表示用イ
ンク13bの各一画部分)に対応して配列してあ
る。各可動部22bには導電インク23を付着
し、また、保持シート22の下方に配置した回路
基板24上にこの導電インク23の各々に対向す
る固定接点24aを設けてある。25は保持シー
ト22と回路基板24の間に介在され、可動接点
23と固定接点24aを離間対向するスペーサで
ある。この場合、保持シート10の各可動部22
bは装飾シート10の操作表示面を押圧して可撓
部22aを撓ませることにより、下方に押下げ可
能であり、この操作によつて可動接点23が固定
接点24aに接触して所定の回路が動作する。回
路基板24には表示装置駆動用の端子24bが設
けてあり、この端子24bはフレキシブルコネク
タ26によつて液晶表示パネル20の電極20a
と接続してある。また、図示はしないが、太陽電
池30もその電極を回路基板24上に設けた端子
と接続してある。27はステンレス鋼板等の薄い
金属板より形成した下部シートである。そして、
装飾シート10、保持シート22、スペーサ2
5、回路基板24および下部シート27は、順
次、層状に重ね合わせた上、接着剤28によつて
相互に固着した積層構造としており、計算機全体
の厚さは800ミクロン程度に形成されている。
の装飾シートを有する小型電子式計算機の斜視図
であり、第4図はそのA−A断面拡大図である。
装飾シート10は液晶表示装置20および太陽電
池30の上部に配設される。この装飾シート10
は下部側の透光部11aを液晶表示装置20およ
び太陽電池30に対応して形成し、また表示用イ
ンク13bにより操作符号を表示せしめて小型電
子式計算機に対する具体的な形態を付与した以外
は、すべて前述した通りの構成であるので、対応
する部分に同一の参照符号を付して説明を省略す
る。22は液晶表示装置20および太陽電池30
と周側面で対接し、位置決め保持する保持シート
であり、ステンレス鋼板等の薄い金属板で形成し
たものである。この保持シート22はジグザグ形
状の可撓部22aにより弾性的に保持する可動部
22bを装飾シート10の各操作表示(表示用イ
ンク13bの各一画部分)に対応して配列してあ
る。各可動部22bには導電インク23を付着
し、また、保持シート22の下方に配置した回路
基板24上にこの導電インク23の各々に対向す
る固定接点24aを設けてある。25は保持シー
ト22と回路基板24の間に介在され、可動接点
23と固定接点24aを離間対向するスペーサで
ある。この場合、保持シート10の各可動部22
bは装飾シート10の操作表示面を押圧して可撓
部22aを撓ませることにより、下方に押下げ可
能であり、この操作によつて可動接点23が固定
接点24aに接触して所定の回路が動作する。回
路基板24には表示装置駆動用の端子24bが設
けてあり、この端子24bはフレキシブルコネク
タ26によつて液晶表示パネル20の電極20a
と接続してある。また、図示はしないが、太陽電
池30もその電極を回路基板24上に設けた端子
と接続してある。27はステンレス鋼板等の薄い
金属板より形成した下部シートである。そして、
装飾シート10、保持シート22、スペーサ2
5、回路基板24および下部シート27は、順
次、層状に重ね合わせた上、接着剤28によつて
相互に固着した積層構造としており、計算機全体
の厚さは800ミクロン程度に形成されている。
上記の構成の小型電子計算機にあつては、液晶
表示装置や太陽電池は梨地状の樹脂被膜の上方よ
り透視するにも拘わらず、上面が平坦な透明樹脂
被膜によつて鮮明に見ることができる。また、液
晶表示装置と太陽電池の取付け、および保持シー
トに形成された可動部のために装飾シートが僅か
に凹凸状態とされて保持シートに貼着されている
にも拘わらず、操作面全面に亘つて形成した梨地
状の樹脂被膜によつて、その凹凸は実質的に視認
されないものとされている。さらに、印刷インク
はワニスによつて完全に保護されていて、保護シ
ートに接着するための接着剤の影響が及ぼされな
いものとされている。
表示装置や太陽電池は梨地状の樹脂被膜の上方よ
り透視するにも拘わらず、上面が平坦な透明樹脂
被膜によつて鮮明に見ることができる。また、液
晶表示装置と太陽電池の取付け、および保持シー
トに形成された可動部のために装飾シートが僅か
に凹凸状態とされて保持シートに貼着されている
にも拘わらず、操作面全面に亘つて形成した梨地
状の樹脂被膜によつて、その凹凸は実質的に視認
されないものとされている。さらに、印刷インク
はワニスによつて完全に保護されていて、保護シ
ートに接着するための接着剤の影響が及ぼされな
いものとされている。
なお、上述の説明において、樹脂シートと印刷
インクの間に両者の接着性を強化するためのワニ
スを用いたが、印刷インクの選択によりこのワニ
スは必ずしも必要とされるものではない。また、
装飾シートの下方に配置される表示装置は液晶表
示装置や太陽電池のような電子部品に限らず、単
なる印刷体であつても良く、本考案の装飾シート
は電子機器に限らず、多層表示の印刷物にも幅広
く適用可能である。
インクの間に両者の接着性を強化するためのワニ
スを用いたが、印刷インクの選択によりこのワニ
スは必ずしも必要とされるものではない。また、
装飾シートの下方に配置される表示装置は液晶表
示装置や太陽電池のような電子部品に限らず、単
なる印刷体であつても良く、本考案の装飾シート
は電子機器に限らず、多層表示の印刷物にも幅広
く適用可能である。
以上の説明で明らかな通り、本考案の装飾シー
トによれば、保持部材が有する溝や凹凸面のた
め、僅かに凹凸の状態で保持部材に接着されるよ
うな場合にも、その凹凸を実質的に視認できない
ものとすることができ、かつ該シートの透明部よ
り透視する表示体を鮮明にみることができる。ま
た、装飾シートに裏面印刷される印刷インクを接
着剤等の化学的に悪作用を及ぼす物質から完全に
保護し、インク塗料の変色、退色やシートに対す
る接着力の低下を防止することができる。
トによれば、保持部材が有する溝や凹凸面のた
め、僅かに凹凸の状態で保持部材に接着されるよ
うな場合にも、その凹凸を実質的に視認できない
ものとすることができ、かつ該シートの透明部よ
り透視する表示体を鮮明にみることができる。ま
た、装飾シートに裏面印刷される印刷インクを接
着剤等の化学的に悪作用を及ぼす物質から完全に
保護し、インク塗料の変色、退色やシートに対す
る接着力の低下を防止することができる。
第1図は従来の装飾シートを保持部材に貼着し
た状態を示す断面図であり、第2図は本考案の装
飾シートを保持部材に貼着した状態を示す断面
図、第3図は本考案の装飾シートを小型電子式計
算機に適用した場合の斜視図、第4図はそのA−
A断面拡大図である。 10……装飾シート、11……樹脂シート、1
3……印刷インク、14……梨地状の樹脂被膜、
15……透明樹脂被膜、16……ワニス。
た状態を示す断面図であり、第2図は本考案の装
飾シートを保持部材に貼着した状態を示す断面
図、第3図は本考案の装飾シートを小型電子式計
算機に適用した場合の斜視図、第4図はそのA−
A断面拡大図である。 10……装飾シート、11……樹脂シート、1
3……印刷インク、14……梨地状の樹脂被膜、
15……透明樹脂被膜、16……ワニス。
Claims (1)
- 透明な樹脂シートの裏面に透光部となす部分を
除いて装飾印刷層を形成するとともに、この装飾
印刷層の背面に印刷保護用のワニスを被着し、か
つ、少なくとも上記装飾印刷層に対応する上記樹
脂シートの表面に透明または半透明な梨地状の樹
脂被膜を形成したことを特徴とする装飾シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6184483U JPS59166934U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 装飾シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6184483U JPS59166934U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 装飾シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59166934U JPS59166934U (ja) | 1984-11-08 |
JPH0126446Y2 true JPH0126446Y2 (ja) | 1989-08-08 |
Family
ID=30192060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6184483U Granted JPS59166934U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 装飾シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59166934U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11377043B2 (en) | 2019-08-23 | 2022-07-05 | Alpine Electronics, Inc. | Operating device |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5941132B2 (ja) * | 2012-02-23 | 2016-06-29 | 京セラ株式会社 | 入力装置、表示装置、電子機器、および携帯端末 |
TWI757341B (zh) * | 2016-09-29 | 2022-03-11 | 美商陶氏全球科技有限責任公司 | 塗佈膜及由其形成之製品 |
JP7386260B2 (ja) * | 2019-12-27 | 2023-11-24 | アルプスアルパイン株式会社 | 加飾シートおよび表示ユニット |
-
1983
- 1983-04-25 JP JP6184483U patent/JPS59166934U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11377043B2 (en) | 2019-08-23 | 2022-07-05 | Alpine Electronics, Inc. | Operating device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59166934U (ja) | 1984-11-08 |
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