JPH02995Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH02995Y2 JPH02995Y2 JP18510282U JP18510282U JPH02995Y2 JP H02995 Y2 JPH02995 Y2 JP H02995Y2 JP 18510282 U JP18510282 U JP 18510282U JP 18510282 U JP18510282 U JP 18510282U JP H02995 Y2 JPH02995 Y2 JP H02995Y2
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- operation button
- support shaft
- elastic member
- operating
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 5
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
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- Tumbler Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は電子機器における操作釦装置に関し、
特に静電破壊防止を考慮した操作釦装置に関す
る。
特に静電破壊防止を考慮した操作釦装置に関す
る。
一般に人体は摩擦等により帯電している場合が
多く、時には数十KVにも及ぶことがあり電子機
器の操作ツマミを指で操作する場合、指が操作ツ
マミに接近、或いは接触することによつて人体に
帯電した静電荷が電子機器内部の回路基板の導電
部、例えばアースラインや+Bラインに放電し、
その衝撃によつて半導体部品等が破壊される、い
わゆる静電破壊が発生する場合がある。
多く、時には数十KVにも及ぶことがあり電子機
器の操作ツマミを指で操作する場合、指が操作ツ
マミに接近、或いは接触することによつて人体に
帯電した静電荷が電子機器内部の回路基板の導電
部、例えばアースラインや+Bラインに放電し、
その衝撃によつて半導体部品等が破壊される、い
わゆる静電破壊が発生する場合がある。
これは操作ツマミの材質には無関係であり、す
なわち、操作ツマミが樹脂より成る場合、人体の
静電荷は指が操作ツマミに接近することによつて
指に近接する回路基板の導電部に放電し、また、
操作ツマミが金属或いは金属メツキが施された樹
脂より成る場合、人体の静電荷は、指が操作ツマ
ミに接触することによつて操作ツマミの導電部を
介して操作ツマミに近接する回路基板の導電部に
放電する。
なわち、操作ツマミが樹脂より成る場合、人体の
静電荷は指が操作ツマミに接近することによつて
指に近接する回路基板の導電部に放電し、また、
操作ツマミが金属或いは金属メツキが施された樹
脂より成る場合、人体の静電荷は、指が操作ツマ
ミに接触することによつて操作ツマミの導電部を
介して操作ツマミに近接する回路基板の導電部に
放電する。
この静電破壊の原因は、指の表面、若しくは指
が操作ツマミに接触した場合に操作ツマミの導電
部表面の電位が非常に高くなり、電位の低い回路
基板の導電部との間の絶縁が破壊されるためであ
る。
が操作ツマミに接触した場合に操作ツマミの導電
部表面の電位が非常に高くなり、電位の低い回路
基板の導電部との間の絶縁が破壊されるためであ
る。
この為従来では、フロントパネル前面に静電破
壊防止用の導電部材を設けたり、操作釦後方に同
じく静電破壊防止用の導電部材を設けて接地する
という方法が用いられていたが、組立時の工数が
増え、作業性が悪いという欠点があつた。
壊防止用の導電部材を設けたり、操作釦後方に同
じく静電破壊防止用の導電部材を設けて接地する
という方法が用いられていたが、組立時の工数が
増え、作業性が悪いという欠点があつた。
本考案は上記の点に鑑み為されたものであり、
作業性の優れた静電破壊を防ぐことのできるシー
ソー式の操作釦装置を提供することを目的とす
る。
作業性の優れた静電破壊を防ぐことのできるシー
ソー式の操作釦装置を提供することを目的とす
る。
本考案は操作釦が支軸を中心に揺動して所定の
操作を為すシーソー式の操作釦装置において、前
記支軸を導電性の部材として、この支軸と支軸に
近接して配された導電性を有する操作釦位置決め
用の弾性部材とで静電破壊防止装置を構成したこ
とを特徴とする操作釦装置である。
操作を為すシーソー式の操作釦装置において、前
記支軸を導電性の部材として、この支軸と支軸に
近接して配された導電性を有する操作釦位置決め
用の弾性部材とで静電破壊防止装置を構成したこ
とを特徴とする操作釦装置である。
以下本考案をビデオテープレコーダー(VTR)
の操作部に適用した実施例を図面に従つて説明す
る。
の操作部に適用した実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は操作釦装置の部分正面図であり、1は
フロントパネル、2は記録/巻戻し操作釦、3は
再生/停止操作釦、4は早送り/ポーズ・スチル
操作釦、5はアフレコ操作釦である。操作釦はフ
ロントパネル1の裏面より取付けられるもので、
フロントパネル1には操作釦の突出する透孔1
a,1bが設けられている。
フロントパネル、2は記録/巻戻し操作釦、3は
再生/停止操作釦、4は早送り/ポーズ・スチル
操作釦、5はアフレコ操作釦である。操作釦はフ
ロントパネル1の裏面より取付けられるもので、
フロントパネル1には操作釦の突出する透孔1
a,1bが設けられている。
第2図は第1図におけるX−X′断面図、第3
図は同じくY−Y′断面図である。第2、第3図
において6は操作釦2〜5の揺動中心となる支
軸、7は操作釦の押え部材、8は操作釦5の側面
に当接して操作釦を第2図矢印A方向に付勢する
導電性の弾性部材、9は表示用の透明部材であ
る。10は操作釦により操作されるスイツチであ
り、プリント基板11上に表示用の発光ダイオー
ド12と共に取付けられている。
図は同じくY−Y′断面図である。第2、第3図
において6は操作釦2〜5の揺動中心となる支
軸、7は操作釦の押え部材、8は操作釦5の側面
に当接して操作釦を第2図矢印A方向に付勢する
導電性の弾性部材、9は表示用の透明部材であ
る。10は操作釦により操作されるスイツチであ
り、プリント基板11上に表示用の発光ダイオー
ド12と共に取付けられている。
操作釦2〜5は略同様な形状であり、代表とし
て操作釦2を裏側より見た状態を第4図の斜視図
で示す。2a,2aは裏面側に突出する操作杆、
2b,2bはフロントパネル1の裏面と当接して
操作釦の支持及びスイツチ操作後の操作釦の復帰
を為す弾性片、2cは支軸の貫通する軸受部、2
dは表示用の透明部材が係合する係合突起、2e
は同じく透明部材の係合する(光モレ防止の役割
もある)係合リブ、2f,2fは表示用の窓であ
る。
て操作釦2を裏側より見た状態を第4図の斜視図
で示す。2a,2aは裏面側に突出する操作杆、
2b,2bはフロントパネル1の裏面と当接して
操作釦の支持及びスイツチ操作後の操作釦の復帰
を為す弾性片、2cは支軸の貫通する軸受部、2
dは表示用の透明部材が係合する係合突起、2e
は同じく透明部材の係合する(光モレ防止の役割
もある)係合リブ、2f,2fは表示用の窓であ
る。
第5図は透明部材9の斜視図であり、9aは係
合突起2dの嵌合する切欠、9bは係合リブ2e
の嵌合する溝である。透明部材の操作釦と当接す
る面には、図で見えないが、前記窓2f,2fに
嵌合する突起9cが設けられている。透明部材の
操作釦への固定は、係合突起2dの切欠き9aへ
の圧入嵌合により為される。
合突起2dの嵌合する切欠、9bは係合リブ2e
の嵌合する溝である。透明部材の操作釦と当接す
る面には、図で見えないが、前記窓2f,2fに
嵌合する突起9cが設けられている。透明部材の
操作釦への固定は、係合突起2dの切欠き9aへ
の圧入嵌合により為される。
第6図は弾性部材8の斜視図である。弾性部材
8は金属製の部材であり、図の如く先端が折曲さ
れた当接部(切片)8aは溝8cを有し、当接部
8aが操作釦5と当接付勢すると共に、溝8cに
は支軸6が位置する様になつている。8bは弾性
部材8を接地する為のリード線をハンダ付けする
接続部である。
8は金属製の部材であり、図の如く先端が折曲さ
れた当接部(切片)8aは溝8cを有し、当接部
8aが操作釦5と当接付勢すると共に、溝8cに
は支軸6が位置する様になつている。8bは弾性
部材8を接地する為のリード線をハンダ付けする
接続部である。
第7図は本考案に係る操作釦装置の裏側より見
た分解斜視図である。操作釦(透明部材が装着さ
れている)2〜5は軸受部に支軸を挿入した上で
フロントパネル1の透孔1a,1bに嵌め込む。
操作釦4と5の軸受部のうちの一方4c′,5
c′は、操作釦4と5の間隔が広い為に、図の如く
形状が異なつている。フロントパネル1の裏面に
設けた突起13,13は支軸6の軸方向の移動を
規制する。24は押え部材7の固定の為の突起で
ある。押え部材7はフロントパネル1と共に操作
釦を挾持するものである。押え部材7には前記弾
性部材8を溶着により固定してあり、操作釦の軸
受部が嵌り込む角孔7a,7a,7a,7a,7
aと、操作杆の挿入される角孔7b,7b,7
b,7bを有する。又、押え部材7の溝7d,7
d′を有する突起7c及び突起(規制手段)7c′は
支軸6を受けることにより操作釦2〜5を支持し
ている。又、突起7c′には操作釦2の軸受部2c
が内側から当接している。図示省略してあるが、
弾性部材8の接続部8bには接地の為のリード線
がハンダ付されている。
た分解斜視図である。操作釦(透明部材が装着さ
れている)2〜5は軸受部に支軸を挿入した上で
フロントパネル1の透孔1a,1bに嵌め込む。
操作釦4と5の軸受部のうちの一方4c′,5
c′は、操作釦4と5の間隔が広い為に、図の如く
形状が異なつている。フロントパネル1の裏面に
設けた突起13,13は支軸6の軸方向の移動を
規制する。24は押え部材7の固定の為の突起で
ある。押え部材7はフロントパネル1と共に操作
釦を挾持するものである。押え部材7には前記弾
性部材8を溶着により固定してあり、操作釦の軸
受部が嵌り込む角孔7a,7a,7a,7a,7
aと、操作杆の挿入される角孔7b,7b,7
b,7bを有する。又、押え部材7の溝7d,7
d′を有する突起7c及び突起(規制手段)7c′は
支軸6を受けることにより操作釦2〜5を支持し
ている。又、突起7c′には操作釦2の軸受部2c
が内側から当接している。図示省略してあるが、
弾性部材8の接続部8bには接地の為のリード線
がハンダ付されている。
操作釦装置が組立てられた状態では第3図に示
す様に操作釦の弾性片により操作釦が支持され
る。図の実施例では弾性片を操作釦と一体に設け
てあるが、操作釦とフロントパネル間に弾性体を
介在させてもよい。スイツチを操作する時には操
作釦の上側又は下側を押圧すれば支軸を中心に操
作釦が少し動き対応するスイツチが押される。ス
イツチが操作されると対応した発光ダイオードが
点灯して操作モードを表示する。
す様に操作釦の弾性片により操作釦が支持され
る。図の実施例では弾性片を操作釦と一体に設け
てあるが、操作釦とフロントパネル間に弾性体を
介在させてもよい。スイツチを操作する時には操
作釦の上側又は下側を押圧すれば支軸を中心に操
作釦が少し動き対応するスイツチが押される。ス
イツチが操作されると対応した発光ダイオードが
点灯して操作モードを表示する。
操作釦位置決め用の弾性部材8は操作釦5に当
接してそれを第2図矢印A方向に付勢していて、
支軸を受ける突起7c′(操作釦2の軸受部2cと
当接する)とで操作釦2〜5の第1図X−X′方
向の位置決めを為す。弾性部材8は金属性の支軸
6と当接部8aの溝8cが接しているか極く接近
して配されており、支軸6と弾性部材8とで静電
破壊防止装置を構成している。従い、帯電した指
で操作釦を押圧した場合には支軸6、弾性部材8
を通じて接地されるので近接する回路基板上の部
品が破壊されることはない。弾性部材8と支軸6
が当接していなくて、接近して配されているだけ
でも、支軸との距離は回路基板よりも弾性部材の
方が近い為に弾性部材8へ放電される。
接してそれを第2図矢印A方向に付勢していて、
支軸を受ける突起7c′(操作釦2の軸受部2cと
当接する)とで操作釦2〜5の第1図X−X′方
向の位置決めを為す。弾性部材8は金属性の支軸
6と当接部8aの溝8cが接しているか極く接近
して配されており、支軸6と弾性部材8とで静電
破壊防止装置を構成している。従い、帯電した指
で操作釦を押圧した場合には支軸6、弾性部材8
を通じて接地されるので近接する回路基板上の部
品が破壊されることはない。弾性部材8と支軸6
が当接していなくて、接近して配されているだけ
でも、支軸との距離は回路基板よりも弾性部材の
方が近い為に弾性部材8へ放電される。
上記の如く本考案はシーソー式の操作釦装置に
おいて、操作釦の揺動中心である導電性の支軸
と、操作釦位置決め用の弾性部材とで静電破壊防
止装置を構成しているので、新しく静電破壊防止
の対策をとる必要がなく、操作釦装置の組立時の
作業性が向上するものであり、効果がある。
おいて、操作釦の揺動中心である導電性の支軸
と、操作釦位置決め用の弾性部材とで静電破壊防
止装置を構成しているので、新しく静電破壊防止
の対策をとる必要がなく、操作釦装置の組立時の
作業性が向上するものであり、効果がある。
図はいずれも本考案の一実施例に係り、第1図
は部分正面図、第2図は第1図のX−X′断面図、
第3図は同じくY−Y′断面図、第4図は操作釦
の斜視図、第5図は透明部材の斜視図、第6図は
弾性部材の斜視図、第7図は操作釦装置の分解斜
視図である。 主な図番の説明、6……支軸、8……弾性部
材。
は部分正面図、第2図は第1図のX−X′断面図、
第3図は同じくY−Y′断面図、第4図は操作釦
の斜視図、第5図は透明部材の斜視図、第6図は
弾性部材の斜視図、第7図は操作釦装置の分解斜
視図である。 主な図番の説明、6……支軸、8……弾性部
材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 導電性の支軸と、 該支軸を中心に揺動する操作釦と、 前記支軸と当接或いは近接する切片が形成され
ており、リード線を介して接地されると共に、前
記操作釦を、規制手段と共に弾性的に挾持する導
電性の位置決め用弾性部材を配し、 前記支軸及び前記弾性部材によつて静電破壊防
止装置を構成したことを特徴とする操作釦装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18510282U JPS5988837U (ja) | 1982-12-06 | 1982-12-06 | 操作釦装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18510282U JPS5988837U (ja) | 1982-12-06 | 1982-12-06 | 操作釦装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5988837U JPS5988837U (ja) | 1984-06-15 |
JPH02995Y2 true JPH02995Y2 (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=30400169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18510282U Granted JPS5988837U (ja) | 1982-12-06 | 1982-12-06 | 操作釦装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5988837U (ja) |
-
1982
- 1982-12-06 JP JP18510282U patent/JPS5988837U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5988837U (ja) | 1984-06-15 |
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