JPH0299401A - チューブレスタイヤ用リムの製造方法およびその素材 - Google Patents

チューブレスタイヤ用リムの製造方法およびその素材

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JPH0299401A
JPH0299401A JP25087688A JP25087688A JPH0299401A JP H0299401 A JPH0299401 A JP H0299401A JP 25087688 A JP25087688 A JP 25087688A JP 25087688 A JP25087688 A JP 25087688A JP H0299401 A JPH0299401 A JP H0299401A
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drop
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功 金井
Katsuhide Aoki
青木 勝秀
Hideo Iwasaki
岩崎 英雄
Akio Watanabe
渡辺 晶雄
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Topy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、大型トラック、バス等に用いられる、チュー
ブレスタイヤ用リムの製造方法と、その素材形状に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、第3図に示すような、大型トラック、バス等に使
用されるチューブレスタイヤ用リムを製造する方法とし
ては、ます展伸材(いわゆる平板)を成形ロール加工し
て成形していた。
しかし、この方法によるときは、フランジ部12.13
、リムビードシート部14.15、ドロップ部16を含
むリムの一番強度が必要な各R部分の板厚に他の部分(
たとえばドロップ部16)が追随せざるを得す、必然的
にリム全体の重量が重くなるという欠点があった。
この欠点をカバーする方法としては、圧延加工によって
、第4図に示すように、リム各部分すなわちフランジ部
10.20、ビードシート部30.40゜レッジ部50
、ドロップ部60の板厚を変化させたリム素材をまず製
作し、このリム素材を用いて、第5図に示すようなAか
らLまでの工程によってリムを製造していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この従来の圧延素材を用いたリムの製造方法は
、軽量化には成功したものの第4図のように圧延された
リム素材形状では、リムフランジ部1O120をあらか
じめ形成した形状であるため、次のような欠点があった
(1)巻き工程で、巻き形状が安定しにり<、バラつく
ため、第5図(已)、(F)のトリーマ工程で、溶接パ
リをきれいに取り切れず、段がつき、グラインダーで仕
上げないと、エアーもれを生じてしまうこと。
(2)  フランジ部(第3図では、12.13、第4
図では10.20)の形状が複雑なためトリーマ工程(
E)(F)での刃合せがむずかしく手間がかかること。
(3)  第5図(H)のフランジ部末端部の溶接パリ
取り工程は、フランジ部が形成されているため安定せず
、機械化がむずかしく、手作業によるグラインダー仕上
げにたよらざるを得なかった。
本発明は、このような問題点が、リム素材の圧延形状か
ら発生していることを見い出し、それらを改善すること
を課題とし、軽量化したチューブレスタイヤ用リムを品
質よく、効率的に提供することを、その目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための本発明によるチューブレス
タイヤ用リムの製造法、およびその素材形状は次の構成
からなる。すなわち 1、 中央部にドロップ部、該ドロップ部に連なる軸方
向一側にレッジ部、ビードシート部、フランジ部を有し
、他側にビードシート部、フランジ部を有する断面形状
を持つチューブレスタイヤ用リムを製造する場合におい
て、 まず圧延によって、巻き工程前の素材のうちフランジ部
となりうる部分を素材の断面主軸ラインとほぼ平行な形
状とするとともに、 この素材を用いて、巻き加工、溶接、溶接部サイド力7
ト、エキスパンダーによる整形を行い、成形ロール工程
においてフランジ部を含むリムの成形を行うこと、を特
徴とするチューブレスタイヤ用リムの製造方法。
2、 中央部にドロップ部、該ドロップ部に連なる軸方
向−例にレンジ部、ビードシート部、フランジ部を有し
、他側にビードシート部、フランジ部を有する断面形状
を持つチューブレスタイヤ用リム用の素材であって、圧
延によってつくられ、フランジ部となり得ろ部分を、素
材の断面主軸ラインとほぼ平行なフラット状としたこと
を特徴とするチューブレスタイヤ用リムの素材形状。
〔作用〕
上記の構成のチューブレスタイヤ用リムの製造法および
その素材形状によれば、フランジ部となり得る部分をリ
ムの軸芯とほぼ平行な形状とするとともに、少くともレ
ンジ部を有しない側のフランジ部の位置を断面主軸ライ
ンと同一の位置とした形状としたので、巻き工程におい
て、安定した形状に巻くことができるとともに、後工程
における、フランジ部の溶接工程におけるパリ取りやサ
イドカット工程を正確に効率良く行うことができる。
〔実施例〕
以下に、本発明に係るチューブレスタイヤ用リムの製造
法およびその素材形状の、望ましい実施例を、図面を参
照して説明する。
第1図は本発明の一実施例にかかわるリムの素材形状を
断面で示している。このリム素材はいくつかの圧延工程
を経て、第1図のような断面を持つバーとして形成され
る0図中6はドロップ部であり、このドロップ部6から
一方向外方に、サイドウオール部6aが立ち上がり、更
にビードシート部3が丁度山から下るように外方に伸び
、末端にはフランジ部1が、水平に伸びている。この場
合フランジ部lは断面主軸ラインC(断面主軸ラインは
素材の図心を通って互いに直交する2本のラインから成
るが、ラインCはこのうち両端のフランジ部l、2方向
に延びるラインをいうものとする。)と平行なフラット
状で、かつ断面主軸ラインCとほぼ同一の位置にするこ
とが、後にのべるリムの巻き工程を安定させる意味で重
要である。
ドロップ部6のもう一方の外方に、サイドウオール部6
bが立ちあがり、その頂点からレンジ部5が山を下るよ
うに形成され、更にビードシート部4が連なり、フラン
ジ部2が断面主軸ラインCと平行に形成されている。
したがって、両端部のフランジ部l、2は、断面主軸ラ
インCと平行であることが必要で、更に望ましくは、少
(ともレンジ部を有しないフランジ部1の位置が、断面
主軸ラインC上とほぼ同一ラインになる。
次に、このリム素材形状を用いた、チューブレスタイヤ
用リムの製造方法について、第2図を参照して説明する
。第2図は本発明によるチューブレスタイヤ用リムの製
作工程を示しており、まず工程Aに示すように、第1図
のような断面形状のリム素材が圧延された後、一定の長
さに切断される。
ついでBの巻き工程においてコイラーにより所定の径に
巻かれる。この場合、少くともフランジ部1が断面主軸
ラインCと同一位置に形成されているので、巻き形状が
より安定する。
安定して巻かれたリムは、工程Cで溶接し易くするため
その先端を平坦状にされ、突合せ端の隙間が詰められる
Dは溶接工程であり、ここでリム素材の両端は突合せ溶
接されて一体化される。Eはトリーマ工程であり、リム
断面の軸方向半分の溶接部のパリを除去する。Fはもう
一方の側のトリーマ工程である。
このトリーマ工程E、Fではフランジ部1.2が断面主
軸ラインCに平行で単純な形状のため、巻き工程の安定
と相まって、手直しの必要が無い、品質の良いパリ取り
が効率的に行なわれる。Gは溶接をコイニングして平坦
にする工程と溶接し易くするために、先曲げされたリム
をRをもった型で修正する工程である。
Hはフランジ端部の溶接部をサイドカットする工程で、
これもフランジ部12がフラットになっているために自
動化でき、確実にサイドカットが可能である。■はシュ
リンカ−工程であり、ドロップ部を外方から内側に縮め
て寸法を出す工程である。
Jはエキスパンダー工程であり、主にリムのフランジ部
を内側から押し拡げ寸法を出す工程である。この場合も
フランジ部1.2がフラットのため確実に無理なく寸法
出しができる。
Kが成形ロール工程であり、ここで始めて正式なフラン
ジ部の形状が形成される。
Lは最終寸法を出すための、仕上げエキスパンダー工程
であり、内側からほぼ全セフシランにわたって押し拡げ
最終の満足すべきリム形状寸法を出す。
このようにフランジ部1および2を断面主軸ラインCと
平行で、かつ少くともフランジ部1の位置と断面主軸ラ
インCとをほぼ同一の位置に形成することによって、巻
き工程を安定させ、トリーマ、およびサイドカットの工
程で、正確で効率よく、手直しの必要が生じない製造が
できる。
〔発明の効果〕
以上のような構成のチューブレスタイヤ用リム素材、お
よびその製造方法によれば、次のような効果が得られる
(イ)巻き形状が安定するため、トリーマ工程で正確に
トリミングができ、エアーもれを防止でき、またグライ
ンダー仕上が不要となり、省力化ができる。
(ロ)フランジ部の端末仕上はグラインダーによって行
っていたが、本発明では機械によるせん断加工ができる
ため効率化がはかれる。
(ハ)フランジ部の整形は整形ロールで加工するため、
エキスパンダー工程での駒当り変形が少(なって、品質
が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかわるチューブレスタイヤ用リム素
材の断面図、 第2図は本発明の千ノ、−ブレスタイヤ用リムの製造方
法を示すT程図、 第3図はリム完成時の断面図、 第4図は従来のチj、−プレスタイヤ用リム素材の断面
図、 第5図は従来の千1−プレスタイヤ用リムの製造工程図
、 である。 1.2・・・・・・フランジ部 3.4・・・・・・ビードシート部 5・・・・・・レンジ部 6・・・・・・ドロップ部 6a、6b・・・・・・サイドウオール部C・・・・・
・断面主軸ライン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、中央部にドロップ部、該ドロップ部に連なる軸方向
    一側にレッジ部、ビードシート部、フランジ部を有し、
    他側にビードシート部、フランジ部を有する断面形状を
    持つチューブレスタイヤ用リムを製造する場合において
    、 まず圧延によって、巻き工程前の素材のうちフランジ部
    となりうる部分を素材の断面主軸ラインとほぼ平行な形
    状とするとともに、 この素材を用いて、巻き加工、溶接、溶接部サイドカッ
    ト、エキスパンダーによる整形を行い、成形ロール工程
    においてフランジ部を含むリムの成形を行うこと、を特
    徴とするチューブレスタイヤ用リムの製造方法。 2、中央部にドロップ部、該ドロップ部に連なる軸方向
    一側にレッジ部、ビードシート部、フランジ部を有し、
    他側にビードシート部、フランジ部を有する断面形状を
    持つチューブレスタイヤ用リム用の素材であって、圧延
    によってつくられ、フランジ部となり得る部分を素材の
    断面主軸ラインとほぼ平行なフラット状としたことを特
    徴とするチューブレスタイヤ用リムの素材形状。
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