JPH0299233A - ロックナットのカシメ装置 - Google Patents

ロックナットのカシメ装置

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JPH0299233A
JPH0299233A JP25332388A JP25332388A JPH0299233A JP H0299233 A JPH0299233 A JP H0299233A JP 25332388 A JP25332388 A JP 25332388A JP 25332388 A JP25332388 A JP 25332388A JP H0299233 A JPH0299233 A JP H0299233A
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caulking
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crimping
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Kyoji Hida
肥田 京二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はロックナツトのカシメ装置に関するものである
〔従来の技術〕
一般に、自動車のフロントアクスルまたはリヤアクスル
に装着されているホイールの軸受には、所定の予圧を付
与した後、その状態を保持させるために、ドライブシャ
フトの先端に螺合させたロックナツトをカシメている。
上記ロックナツトのカシメに際しては、従来、第6図に
示すようにドライブシャフト(1)の先端に凹溝(2)
を形成し、この凹溝(2)内へロックナツト(3)の端
面に形成された円筒状の薄肉部(4)を、カシメ工具(
図示省略)による押込み荷重(P)とカシメ時間(T)
とを計測してカシメ作業を管理していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の如くカシメ荷重(P)と、カシメ時間(T)から
カシメ作業を管理すると、下記のような不都合が発生す
る。即ち、カシメ時間(T)はカシメ工具を作動させる
油圧シリンダ装置のピストンロッドの前進速度により変
化し、このピストンロッドの前進速度は、カシメ荷重(
P)の発生媒体として使用される圧油の温度や粘度、あ
るいは油圧シリンダ装置の速度調整条件等の影響を受け
て変動する。従って、カシメ時間(T)とカシメ荷!(
P)とを基準にしてカシメ作業を管理すると、正確な管
理ができない。
本発明の目的は、カシメ工具の作動用油圧シリンダの圧
油の特性差等の変動要因とは関係なく、正確なカシメ作
業の管理を可能としたロックナツトのカシメ装置を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的の達成手段として本発明は、ロックナツトの端
面に形成された薄肉部をボルトの先端に形成された凹溝
内に圧入して弛み止め機構を構成するロックナツトのカ
シメ装置において、ロックナツトの前記薄肉部を背面側
から支持するバックアップ工具と、前記バックアップ工
具と対向し前記ロックナツトの薄肉部のカシメ方向に移
動可能に支持されたカシメ工具と、前記カシメ工具にカ
シメ力を発生させる流体圧シリンダ装置と、前記流体圧
シリンダ装置からカシメ工具に向かって延びるカシメ荷
重の伝達経路に設置されたカシメ荷重検出用のロードセ
ルと、前記カシメ工具のカシメストロークを検出するリ
ニアゲージと、前記ロードセルおよびリニアゲージの検
出信号をモニタリングし、カシメ状態が正常か異常かを
判定する判定器とからなるロックナツトのカシメ装置を
提供するものである。
〔作用〕
カシメ作業の管理をカシメ工具のカシメストロークとカ
シメ荷重とで行うことによって、従来装置で問題となっ
ていた流体圧シリンダ装置の作動媒体の粘度差や流動速
度の差、あるいはカシメ荷重の伝達条件の変動等に影響
されない正確なカシメ動作を実施できる。
〔実施例〕
第1図は本発明装置の基本構造を例示する部分破断断面
図、第2図はカシメ荷重・カシメストローク線図である
。第1図に示すように本発明に係るロックナツトのカシ
メ装! (20)は、ロックナツト(3)の端面に形成
された円筒状の薄肉部(4)を、自動車のフロントアク
スルに装着されているドライブシャフト(1)の先端に
形成された凹溝(2)内に圧入し、ドライブシャフト(
1)の先端ネジ部に螺着された前記ロックナツト(3)
とドライブシャフト(1)の間に弛み止め構造を形成せ
しめる。この弛み止め構造を形成するため、カシメ装置
(20)は、後記カシメ工具(6)が前進状態にあると
き、ロックナツト(3)の前記薄肉部(4)をその背面
側から支持するバックアップ工具(5)と、ロックナツ
ト(3)を挟んでこのバックアップ工具(5)と対向し
、前記ロックナツト(3)の薄肉部(4)のカシメ方向
に移動自在に支持されたカシメ工具(6)と、このカシ
メ工具(6)にカシメ荷ff1(P)を伝達する目的で
連設された流体圧シリンダ装置、例えば油圧シリンダ装
置(7)と、この油圧シリンダ装置(7)からカシメ工
具(6)に向かって延びるカシメ荷重(P)の伝達経路
に設置されたカシメ荷重検出用のロードセル(8)と、
前記カシメ工具(6)のカシメストロークを検出するリ
ニアゲージ(9)と、前記ロードセル(8)およびリニ
アゲージ(9)から発信された検出信号をモニタリング
し、予め設定されたカシメ荷重−カシメストローク曲線
と、実際に検出されたカシメ荷重−カシメストローク曲
線との関係を比較することによって、ロックナツト(3
)のカシメ状態が正常か否かを判定する比較回路を内蔵
した判定器(10)とを結合することによって構成され
ている。
本発明装置(20)は上記の如(構成されているから、
油圧シリンダ装置(7)のピストン(7a)前進側の液
室に圧油を導入することによってピストンロッド(7a
)の前端に装着されたカシメ工具(6)が前進し、その
押圧片(6a)でバックアップ工具(5)上に位置決め
状態で支持されているロックナツト(3)の薄肉部(4
)をドライブシャフト(1)の先端部分に形成されてい
る凹溝(2)内に圧入する。この結果、ロックナツト(
3)とドライブシャフト(1)の間には、ネジ弛みの発
生防止に好適な弛み止め構造が形成される。
この際、カシメ工具(6)の実カシメストローク(S)
はりニヤゲージ(9)によって計測されこれと併行して
ロードセル(8)によりカシメ荷重(P)が計測され、
判定器(10)に送出され、第2図に示すようにこの判
定器(10)に予め設定されている正常なカシメ荷重−
カシメストローク線図と所定の許容値をもって比較され
る。正常であれば、判定器(10)はOK倍信号出し、
異常であれば、停止信号を発信する。
第3図は本発明装置の第2の具体例を示す一部分を断面
にした正面図、第4図はロックナツトとドライブシャフ
トの先端部の形状を例示する縦断面図、第5図はその横
断面図である。なお、以下の記述において第1図と同一
の構成部材は、同一の参照番号で表示し重複する事項に
関しては説明を省略する。
第3図に示すロックナツトのカシメ装置においては、ド
ライブシャフト(1)を含むフロントアクスルアセンブ
リ(11)が、搬送ローラ(図示省略)上に架装され矢
印(A)の方向に間歇移動するパレット治具(12)上
に載置されている。ドライブシャフト(1)の下端は、
前記パレット治具(12)に穿設された貫通穴(13)
を通って下向きに延びている。このため、バックアップ
工具(5)とカシメ工具(6)の先端部分は、前進位置
の終端でのパレット治具(12)との干渉を回避するた
め、カシメ荷重(P)の作用方向を油圧シリンダ装置(
7)のピストンロッド(7a)の前進方向(F)に対し
て直交させた状態で前、記貫通穴(13)内に嵌入して
いる。そして、ピストンロッド(7a)の先端とロック
ナツト(3)のカシメ動作発生域との間には、カシメ荷
重(P)の伝達機構として支持ピン(14)の周りに揺
動自在に嵌装支持された二叉分岐型の第1の揺動レバー
(15)と、支持ピン(IG)の周りに揺動自在に嵌装
支持され先端にカシメ工具(5)を固着した第2の揺動
レバー(17)が配設されている。また、前記ピストン
ロッド(7a)の先端には、対向する2枚の環状フラン
ジ(1B)  (19)が固着されており、この環状フ
ランジ(1B)  (19)の間に、支持ピン(21)
の周りに揺動自在に嵌装支持された第3の揺動レバー(
22)の先端に取付けられた回転ローラ(23)が嵌ま
り込んでいる。第3の揺動レバー(22)の基端部には
長穴(24)が形成されており、この長大(24)内に
は、リニアゲージ(9)のアクチュエータ(25)の先
端に固着されたピン(26)が嵌まり込み、これによっ
て、カシメ工具(6)のカシメストローク(S)の検出
系が構成されている。
上記実施例2に示すカシメ装置(20)の作動要領は第
1図に示す装置と同様であり、ロックナツト(3)の薄
肉部(4)は、カシメ工具(6)の実ストローク(S)
をリニアゲージ(9)で検出し、かつ、カシメ荷重(P
)をロードセル(8)で検出して、これらの関係を判定
器(10)で監視した状態でドライブシャフト(1)の
凹溝(2)内にカシメ込まれる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、カシメ加工の良否判定がカシメ荷重(
P)と、カシメ工具(6)のカシメストローク(S)と
によって管理されるため、正確である。また、カシメ加
工中に薄肉部に割れ等が発生するとカシメ異常として不
良判定を行わせ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の基本構造を例示する部分破断断面
図、第2図はカシメ荷重・カシメストローク線図である
。第3図は本発明装置の第2の具体例を示す一部分を断
面にした正面図、第4図はロックナツトとドライブシャ
フトの先端部の形状を例示する縦断面図、第5図はその
横断面図である。第6図はドライブシャフト先端に螺合
したロックナツトの回り止め用カシメ部の横断面図、第
7図は従来のカシメ加工の管理に採用されていたカシメ
荷重−カシメ時間線図である。 (1)・−・ボルト(ドライブシャフト)、(2) −
凹溝、    (3)・−・ロックナツト、(4) −
薄肉部、   (5) −バックアップ工具、(6”)
 −カシメ工具、(7) −流体圧シリンダ装置、(8
)−・ロードセル、(9) −リニアゲージ、(10)
・−判定器、 (20:l−−一ロツタナットのカシメ装置。 i、、、1・、l 、、、、を 第2図 第7

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロックナットの端面に形成された薄肉部をボルト
    の先端に形成された凹溝内に圧入して弛み止め機構を構
    成するロックナットのカシメ装置において、 ロックナットの前記薄肉部を背面側から支持するバック
    アップ工具と、 前記バックアップ工具と対向し前記ロックナットの薄肉
    部のカシメ方向に移動可能に支持されたカシメ工具と、 前記カシメ工具にカシメ力を発生させる流体圧シリンダ
    装置と、 前記流体圧シリンダ装置からカシメ工具に向かって延び
    るカシメ荷重の伝達経路に設置されたカシメ荷重検出用
    のロードセルと、 前記カシメ工具のカシメストロークを検出するリニアゲ
    ージと、前記ロードセルおよびリニアゲージの検出信号
    をモニタリングし、カシメ状態が正常か異常かを判定す
    る判定器とからなるロックナットのカシメ装置。
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