JPH0298547A - プルタブ式開口部付き蓋材の製造法 - Google Patents
プルタブ式開口部付き蓋材の製造法Info
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- JPH0298547A JPH0298547A JP25013888A JP25013888A JPH0298547A JP H0298547 A JPH0298547 A JP H0298547A JP 25013888 A JP25013888 A JP 25013888A JP 25013888 A JP25013888 A JP 25013888A JP H0298547 A JPH0298547 A JP H0298547A
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- Laminated Bodies (AREA)
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はプルタブ式開口部付き蓋材の製造法、更に詳細
には各種容器の手指による易開封性蓋材として用いられ
るプルタブ式開口部付き蓋材の製造法に関する。
には各種容器の手指による易開封性蓋材として用いられ
るプルタブ式開口部付き蓋材の製造法に関する。
従来、プルタブ式開口部付き蓋材は、第3図に示す如く
、開口部を有する母材1の内面に予めポリオレフィン系
樹脂2を積層した後、当該開口部をプルタブ材3にて外
側よりヒートシールして製造せられていた。
、開口部を有する母材1の内面に予めポリオレフィン系
樹脂2を積層した後、当該開口部をプルタブ材3にて外
側よりヒートシールして製造せられていた。
然しながら、斯かる従来法によるときは、プルタブ材3
のヒートシールの際、熱と圧力で母材1内面のポリオレ
フィン系樹脂2、特に母材1間口縁部の下部エツジ部の
樹脂層が薄くなる結果、斯かる蓋材を用いた容器は、落
下変形、振動等の衝撃により該樹脂層にクラックが生じ
、液漏れが生じ易い問題点があった。
のヒートシールの際、熱と圧力で母材1内面のポリオレ
フィン系樹脂2、特に母材1間口縁部の下部エツジ部の
樹脂層が薄くなる結果、斯かる蓋材を用いた容器は、落
下変形、振動等の衝撃により該樹脂層にクラックが生じ
、液漏れが生じ易い問題点があった。
そこで、本発明者は斯かる問題点を解決すべく種々研究
を重ねた結果、単にポリオレフィン系樹脂層を厚くした
だけでは衝撃による液漏れの発生はある程度防止し得る
ものの、プルタブの引剥開封時にポリオレフィン系樹脂
膜が残存してしまい、易開封性蓋材として実用上支障を
来たすが、プルタブ材のヒートシールの後、再度ポリオ
レフィン系樹脂を積層すれば、極めて優れた液漏れ防止
効果が得られると共に、プルタブの引剥開封時に於ても
当該樹脂膜が全く一2nζ− 残存しないことを見い出し、本発明を完成した。
を重ねた結果、単にポリオレフィン系樹脂層を厚くした
だけでは衝撃による液漏れの発生はある程度防止し得る
ものの、プルタブの引剥開封時にポリオレフィン系樹脂
膜が残存してしまい、易開封性蓋材として実用上支障を
来たすが、プルタブ材のヒートシールの後、再度ポリオ
レフィン系樹脂を積層すれば、極めて優れた液漏れ防止
効果が得られると共に、プルタブの引剥開封時に於ても
当該樹脂膜が全く一2nζ− 残存しないことを見い出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は開口部を有する母材の内面に予めポ
リオレフィン系樹脂を積層した後、当該開口部をプルタ
ブ材にて外側よりヒートシールし、次いで前記ポリオレ
フィン系樹脂表面に更にポリオレフィン系樹脂を積層せ
しめることを特徴とするプルタブ式開口部付き蓋材の製
造法である。
リオレフィン系樹脂を積層した後、当該開口部をプルタ
ブ材にて外側よりヒートシールし、次いで前記ポリオレ
フィン系樹脂表面に更にポリオレフィン系樹脂を積層せ
しめることを特徴とするプルタブ式開口部付き蓋材の製
造法である。
本発明に於て、母材の材質としてはその如何を問わない
が、プルタブの剥離性及び取り扱い性の点で、金属箔特
にアルミニウム箔若しくはアルミニウム箔ラミネート材
が好ましい。
が、プルタブの剥離性及び取り扱い性の点で、金属箔特
にアルミニウム箔若しくはアルミニウム箔ラミネート材
が好ましい。
斯かる母材の内面に積層されるポリオレフィン系樹脂と
しては例えばポリエチレン、ポリプロピレン又はこれら
の変成物が挙げられる。このポリオレフィン系樹脂層の
厚さとしては20〜70μ、特に50μ前後が易開封性
の点で良い結果を与える。また、このポリオレフィン系
樹脂の積層法としてはエクストルート方式、ドライラミ
ネート方式等が挙げられる。
しては例えばポリエチレン、ポリプロピレン又はこれら
の変成物が挙げられる。このポリオレフィン系樹脂層の
厚さとしては20〜70μ、特に50μ前後が易開封性
の点で良い結果を与える。また、このポリオレフィン系
樹脂の積層法としてはエクストルート方式、ドライラミ
ネート方式等が挙げられる。
当該ポリオレフィン系樹脂の母材内面への積層後、母材
に形設された開口部をプルタブ材にて外側よりヒートシ
ールするが、ここにヒートシールは熱接着性樹脂(接着
剤)を介して常法に従って行なわれる。尚、プルタブ材
の材質としては、母材と同様金属箔特にアルミニウム箔
を用いるのが好ましい。
に形設された開口部をプルタブ材にて外側よりヒートシ
ールするが、ここにヒートシールは熱接着性樹脂(接着
剤)を介して常法に従って行なわれる。尚、プルタブ材
の材質としては、母材と同様金属箔特にアルミニウム箔
を用いるのが好ましい。
次いで、前記母材内面に積層したポリオレフィン系樹脂
表面に、更にポリオレフィン系樹脂が積層せられるが、
ここにポリオレフィン系樹脂の種類及び積層法は、前述
した母材内面への積層ポリオレフィン系樹脂と同様な種
類及び積層法が用いられる。また、この最表層ポリオレ
フィン系樹脂層の厚さとしては10〜50μ、特に20
μ前後が強度の点及び開封時に於ける当該樹脂膜の残存
防止性の点で有利である。
表面に、更にポリオレフィン系樹脂が積層せられるが、
ここにポリオレフィン系樹脂の種類及び積層法は、前述
した母材内面への積層ポリオレフィン系樹脂と同様な種
類及び積層法が用いられる。また、この最表層ポリオレ
フィン系樹脂層の厚さとしては10〜50μ、特に20
μ前後が強度の点及び開封時に於ける当該樹脂膜の残存
防止性の点で有利である。
斯くして得られたプルタブ式開口部付き蓋材は、プルタ
ブのヒートシールの際薄化する第1の樹脂層の表面に第
2の樹脂層が形成せられているため、該蓋材を容器に用
いれば耐衝撃性に優れた容器を得ることができ、従来の
如き内容物の液漏れはこれを防止することができる。
ブのヒートシールの際薄化する第1の樹脂層の表面に第
2の樹脂層が形成せられているため、該蓋材を容器に用
いれば耐衝撃性に優れた容器を得ることができ、従来の
如き内容物の液漏れはこれを防止することができる。
しかも、本発明によって得られた蓋材は、プルタブの引
剥開封時に於てもポリオレフィン系樹脂膜が残存するこ
ともなく、極めて優れた易開封性を保持するものである
。
剥開封時に於てもポリオレフィン系樹脂膜が残存するこ
ともなく、極めて優れた易開封性を保持するものである
。
(実施例〕
以下実施例を挙げて本発明を更に説明する。
実施例1
第1図に示す如く、開口部11を有するアルミニウム箔
製母材1の内面に予めポリエチレン樹脂2をエクストル
ーダーにより積層(50μ)した後、当該開口部11を
アルミニウム箔製プルタブ材3にて外側、すなわちポリ
エチレン樹脂2層とは相対面側より熱接着性樹脂4を介
してヒートシールし、次いで前記ポリエチレン樹脂2層
表面に、更にポリエチレン樹脂5をエクストルーダーに
より積層(20μ)せしめてプルタブ式開口部付き蓋材
を得た。
製母材1の内面に予めポリエチレン樹脂2をエクストル
ーダーにより積層(50μ)した後、当該開口部11を
アルミニウム箔製プルタブ材3にて外側、すなわちポリ
エチレン樹脂2層とは相対面側より熱接着性樹脂4を介
してヒートシールし、次いで前記ポリエチレン樹脂2層
表面に、更にポリエチレン樹脂5をエクストルーダーに
より積層(20μ)せしめてプルタブ式開口部付き蓋材
を得た。
比較例1
実施例1に於て、母材1内面にポリエチレン樹脂2を積
層せしめない以外は実施例1と同様にしてプルタブ式開
口部付き蓋材を得た。
層せしめない以外は実施例1と同様にしてプルタブ式開
口部付き蓋材を得た。
比較例2
実施例1に於て、プルタブ材3のヒートシール後、ポリ
エチレン樹脂5を積層しない以外は実施例1と同様にし
てプルタブ式開口部付き蓋材を得た。
エチレン樹脂5を積層しない以外は実施例1と同様にし
てプルタブ式開口部付き蓋材を得た。
比較例3
開口部を有しない母材1内面にポリエチレン樹脂2を実
施例1と同様にして積層した後、開口部を形設し、次い
でプルタブ材3をヒートシールしてプルタブ式開口部付
き蓋材を得た。
施例1と同様にして積層した後、開口部を形設し、次い
でプルタブ材3をヒートシールしてプルタブ式開口部付
き蓋材を得た。
試験例
実施例1及び比較例1〜3で得られた蓋材を、各々紙/
アルミニウムラミネート材よりなる胴材に取り付け、水
700 m℃を充填せしめた容器を得、それぞれ60c
mの高さから落下せしめた後の液漏れ発生率を試験した
結果は次表の如くであフた。また、プルタブ材の引剥開
封時の残存樹脂膜についての試験結果を併せて同表に記
す。
アルミニウムラミネート材よりなる胴材に取り付け、水
700 m℃を充填せしめた容器を得、それぞれ60c
mの高さから落下せしめた後の液漏れ発生率を試験した
結果は次表の如くであフた。また、プルタブ材の引剥開
封時の残存樹脂膜についての試験結果を併せて同表に記
す。
表
第1図は本発明の工程を示す概略説明図、第2図は本発
明よって得られた蓋材のプルタブ材を若干引剥した状態
を示す断面説明図、第3図は従来法によって得られた蓋
材のプルタブ材を若干引剥した状態を示す断面説明図で
ある。 以上
明よって得られた蓋材のプルタブ材を若干引剥した状態
を示す断面説明図、第3図は従来法によって得られた蓋
材のプルタブ材を若干引剥した状態を示す断面説明図で
ある。 以上
Claims (1)
- 1、開口部を有する母材の内面に予めポリオレフィン系
樹脂を積層した後、当該開口部をプルタブ材にて外側よ
りヒートシールし、次いで前記ポリオレフィン系樹脂表
面に更にポリオレフィン系樹脂を積層せしめることを特
徴とするプルタブ式開口部付き蓋材の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25013888A JP2648756B2 (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | プルタブ式開口部付き蓋材の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25013888A JP2648756B2 (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | プルタブ式開口部付き蓋材の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0298547A true JPH0298547A (ja) | 1990-04-10 |
JP2648756B2 JP2648756B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=17203389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25013888A Expired - Lifetime JP2648756B2 (ja) | 1988-10-04 | 1988-10-04 | プルタブ式開口部付き蓋材の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2648756B2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-04 JP JP25013888A patent/JP2648756B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2648756B2 (ja) | 1997-09-03 |
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