JPH029839B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH029839B2
JPH029839B2 JP57231462A JP23146282A JPH029839B2 JP H029839 B2 JPH029839 B2 JP H029839B2 JP 57231462 A JP57231462 A JP 57231462A JP 23146282 A JP23146282 A JP 23146282A JP H029839 B2 JPH029839 B2 JP H029839B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
shutter
period
drying
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57231462A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59118196A (ja
Inventor
Toshoshi Yamamoto
Kunihito Mori
Katsuhiko Sumya
Hiroko Oonaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP57231462A priority Critical patent/JPS59118196A/ja
Publication of JPS59118196A publication Critical patent/JPS59118196A/ja
Publication of JPH029839B2 publication Critical patent/JPH029839B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭において使用するいわゆる除
湿型の衣類乾燥機に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来、衣類乾燥機の衣類収納庫内の温度は第1
図実線のような温度曲線を示すことが知られてい
る。即ち衣類乾燥機が運転を開始すると、乾燥用
空気の加熱が開始され、その温度は徐々に上昇す
る。そして室温が20℃前後の場合、約30分で50〜
60℃程度の温度となり、この温度のままで安定し
た乾燥運転に入る。その後は一定温度で運転を続
け、乾燥終了直前に若干温度が上昇し、乾燥を完
了する。この現像は一般の衣類乾燥機に限らず除
湿型の乾燥機においても同様であり、図中に示し
た初期の温度上昇期間t0を予熱期間、一定温度期
間t1を恒率乾燥期間、最後の温上昇期間t2を減率
乾燥期間と呼んでいる。この場合、予熱期間t0
文字通り、乾燥機本体及び乾燥用空気、衣類を予
熱する期間であり、恒率乾燥期間t1は投入エネル
ギーと衣類の水分が蒸発するためのエネルギーが
バランスする期間、減率乾燥期間t2は衣類の水分
が減少したために投入エネルギーが過剰となり温
度が上昇する期間といわれている。
ここで上記3つの期間の乾燥機の効率を測定し
てみると、当然のことながら予熱期間t0と減率乾
燥期間t2の効率は低く約50〜60%の効率となつて
いる。これに対し恒率乾燥期間t1の効率は約78%
前後と高い効率を示すことが実験的に確められて
いる。
上述のように従来の衣類乾燥機においては予熱
期間t0及び減率乾燥期間t2のような効率の低い乾
燥運転が全乾燥時間の40%前後となつており、こ
のため乾燥機の効率を大幅に低下させる原因とな
つていた。
発明の目的 本発明は除湿型乾燥機における上記従来の欠点
を改善し、衣類乾燥に要する時間を大幅に短縮す
ることを目的とするものである。
発明の構成 本発明は除湿型乾燥機の冷却空気経路にシヤツ
ターを設け、このシヤツターを乾燥運転開始後一
定時間閉止することによつて熱交換による循環空
気の温度降下を防止し、効率の低い予熱期間を大
幅に短縮し、効率の良い恒率乾燥期間に集中的に
乾燥運転できる状態にすることでトータルとして
の乾燥時間を短縮しようとするものである。
実施例の説明 以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例に
ついて説明する。第2図、第3図は本発明による
除湿型衣類乾燥機の一実施例を示したもので、図
において1はドラム式の衣類収納庫、2及び2′
は衣類収納庫1の後面に設けたフイルター、3は
フイルターカバー、4は乾燥用の空気を循環送風
する循環フアン、5は循環フアン4により送風さ
れた衣類収納庫1内の高湿空気を外気により冷却
除湿する熱交換器、6は循環フアン4によつて送
風される循環空気を熱交換器5へ導く循環風胴、
7は加熱体8を内蔵し、熱交換器5で除湿された
後の循環空気を再加熱する加熱風胴である。そし
て、上記した衣類収納庫1、循環風胴6、熱交換
器5、加熱風胴7および加熱体8により、乾燥空
気の循環空気経路を構成している。9は冷却用の
外気が熱交換器5を効率よく通過するように設け
た冷却風胴、10はモーター11に取付けられた
冷却フアン、12は循環フアン4の回転軸に設け
たフアンプーリー13をベルト14を介して回転
駆動するようにモーター11に取付けたモーター
プーリー、15は循環フアン4と同様に冷却フア
ン10を回転させる冷却用ベルト、16は冷却フ
アンプーリーである。そして上記熱交換器5、冷
却風胴9により循環空気を冷却する冷却空気経路
を構成している。17は加熱風胴7の一部に設け
られ、熱交換器5で冷却凝縮した水を排水する排
水ホースである。また18は冷却風胴9が構成す
る冷却空気経路の吸気側に設けたシヤツターで、
プランジヤー19の動作により冷却用の吸気を制
限することができるように構成されている。さら
に20はコントローラで、実施例においては乾燥
機のタイマーも兼ねる構成としている。なお、プ
ランジヤー19はシヤツター18を開閉できる機
構であれば他の部品であつてもかまわない。図中
21は温度検知器で、衣類収納庫1内の温度に相
関性のある循環空気の温度を検知してコントロー
ラ20に信号を送るもので、出力が所定の値に達
した時にシヤツター18を開放するようにしたも
のである。
上記構成において動作を説明する。まずコント
ローラ20を操作して乾燥機本体に通電すると、
加熱体8に通電が開始されると同時に、モーター
11が回転し、これに連動して衣類収納庫1(駆
動機構は図示せず)、及び循環フアン4、冷却フ
アン10が回転する。循環フアン4の回転によつ
て、衣類収納庫1内の水分を含んだ空気は、循環
風胴6を通つて熱交換器5に導びかれ、冷却フア
ン10によつて吸込まれた外気により冷却、除湿
されて加熱体8で加熱、再び衣類収納庫1へ送り
込まれる。また冷却用の外気は熱交換器5を通つ
た後、冷却風胴9を通つて冷却フアン10により
機外へ排気される。熱交換器5で除湿された水は
排水ホース17によつて機外へ排水される。
以上のサイクルを繰返すことによつて乾燥行程
が進行するわけであるが、この時の衣類収納庫1
内の温度は前述のように第1図実線で示した温度
曲線に従つて推移することになる。そこで実施例
の様に乾燥運転開始時にシヤツター18を閉止し
ておけば、冷却用の外気が吸込まれず、このため
熱交換器5での熱交換作用が行なわれない。した
がつて循環空気は熱交換器5を通過しても温度降
下することはなく、加熱体8で加熱されるだけで
あるので、循環空気を急速に温度上昇させること
が可能であり第1図の一点鎖線で示したように予
熱期間t0をt0′程度まで短縮することができる。こ
れによつて全乾燥時間は(t0′+t1′+t2′)とする
ことができ、従来の乾燥時間(t0+t1+t2)にく
らべて大幅に時間短縮を図ることが可能である。
さらに実施例では循環空気経路の一部に温度検
知器21を設けているため、この温度検知器21
によつて恒率乾燥期間(t1′)の安定温度に達し
たことを検出し、これに応じてコントローラ20
の指示でシヤツター18を開放するように構成す
れば、予熱期間t0′の終了時点をさらに精度よく
検出することができ、効率の高い恒率乾燥期間
t1′に入ると同時にシヤツター18を開放し、熱
交換機能を回復させることができるので、シヤツ
ター18を開閉することによる損失を極小におさ
えることが可能となる。
発明の効果 上記実施例から明らかなように、本発明の衣類
乾燥機は、冷却空気経路の吸気側にシヤツターを
設け、乾燥運転の初期にこのシヤツターを閉じて
熱交換機能を制限することで、乾燥行程の予熱期
間の温度上昇を急速化させ、予熱時間を短縮して
乾燥時間の大幅な短縮をはかることができるもの
で、乾燥機の効率向上、使い勝手の向上等多大な
ユーザーメリツトを生みだすものである。
また循環空気経路の一部に温度検知器を設けて
乾燥行程が恒率乾燥期間に入つたことを検知し、
前記シヤツターを開くように構成すれば、乾燥機
の効率をさらに高めることも可能となり、極めて
有用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は乾燥機の運転過程における衣類収納庫
内の温度変化を示した特性図、第2図は本発明に
よる除湿型の衣類乾燥機の概略側断面図、第3図
は同正面図である。 1……衣類収納庫、5……熱交換器、8……加
熱体、18……シヤツター、20……コントロー
ラ、21……温度検知器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 衣類収納庫と加熱体を装備した循環空気経路
    と、この循環空気経路内の循環空気を冷却する冷
    却空気経路と、前記循環、冷却両空気間の熱交換
    を行なう熱交換器とを備え、前記冷却空気経路の
    吸気側にはシヤツターを設け、かつ乾燥運転開始
    後一定時間シヤツターを閉止するコントローラを
    設けた衣類乾燥機。 2 コントローラは循環空気経路の一部に設けた
    温度検知器の出力が所定の値に達した時、シヤツ
    ターを開放するように構成した特許請求の範囲第
    1項記載の衣類乾燥機。
JP57231462A 1982-12-23 1982-12-23 衣類乾燥機 Granted JPS59118196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57231462A JPS59118196A (ja) 1982-12-23 1982-12-23 衣類乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57231462A JPS59118196A (ja) 1982-12-23 1982-12-23 衣類乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59118196A JPS59118196A (ja) 1984-07-07
JPH029839B2 true JPH029839B2 (ja) 1990-03-05

Family

ID=16923884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57231462A Granted JPS59118196A (ja) 1982-12-23 1982-12-23 衣類乾燥機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2513305B2 (ja) * 1989-03-23 1996-07-03 三菱電機株式会社 衣類乾燥機の制御方法

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JPS59118196A (ja) 1984-07-07

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