JPH0298315A

JPH0298315A - 車両用シートのリクライニング装置

Info

Publication number: JPH0298315A
Application number: JP25159288A
Authority: JP
Inventors: Masami Yoshida; 正美吉田
Original assignee: Tokyo Seat Co Ltd
Current assignee: TS Tech Co Ltd
Priority date: 1988-10-05
Filing date: 1988-10-05
Publication date: 1990-04-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、車両用シートのリクライニング装置に係るも
のである。

（従来技術）従来、第９図に示したように、背凭シート側のピンＣに
より軸止されている回動ブラケットｂにセクタギヤｄを
固定し、座席シート側の固定ブラケッ）ａにロックギヤ
ｅを軸止ｆし、前記背凭シートを任意回動させてから前
記セクタギヤｄに前記ロックギヤｅを係合させて背凭傾
斜角度を調節する装置は公知である。

（発明が解決しようとする問題点）前記公知のものは、セクタギヤｄとロックギヤｅは単に
噛合っているのみであるから、■セクタギヤｄおよびロ
ックギヤｅの取付誤差、■背凭シートに加わる衝撃によ
るセクタギヤｄとロックギヤｅとの噛合ズレが原因して
、その噛合いが外れたり、または破損することもあると
いう問題があった。

そこで、本発明は、セクタギヤとロックギヤの噛合いが
正確で、噛合ズレ及び破損がないようにしたものである
。

また、本発明は、セクタギヤ及びロックギヤの強度が増
加するようにしたものである。

（問題を解決するための手段）よって本発明は、背体シート側の回動ブラケット２にセ
クタギヤ４を固定し、座席シート側の固定ブラケット１
に口７クギャ８を軸ＩＬＬ、前記背凭シートを任意回動
させてから前記セクタギヤ４に前記口７クギャ８を係合
させて背体傾斜角度を調節する装置において、前記セク
タギヤ４または前記ロックギヤ８の少なくともいずれか
一方には、その噛合歯７または噛合ｆｊ１０よりも外方
に突出するフランジ冗またはフランジ２４を一体的に形
成し、該フランジ冗またはフランジ２４はいずれか他方
の噛合歯１０または噛合ｆＭ７の一側面を押える構成に
した車両用シートのリクライニング装置としたものであ
る。

（実施例）本発明の一実施例を図により説明すると、ｌは車両用シ
ートの座席シート側に固定される固定ブラケット、２は
固定ブラケットｔに対してピン３により軸着されている
回動ブラケットである。該回動ブラケット２は車両用シ
ートの背体シート側に固定される。

前記回動ブラケット２の軸着部にはピン３を中心とする
扇状のセクタギヤ４をリベット５により固定する。

セクタギヤ４は横向き扇形で、円弧部の上部位置には無
歯部６を形成し、無歯部６に続いて噛合ｔＪｉ１７を有
する有歯部を形成する。

８はロックギヤで、その下端部をビン９により固定ブラ
ケットｌに軸着し、ロックギヤ８の上端部のセクタギヤ
４対向面には、前記セクタギヤ４の噛合歯７に噛合って
ロックする噛合歯１０を形成する。

１１はロックギヤ８の上部側面に突出しているビン、　
１２は操作レバー、１３は操作し八−臣を軸止する軸で
あり、操作レバー１２の先端部には傾斜１ｔ”ｌ　１６
を形成し、該傾斜溝１６に前記ピン１１を係合させる。

　１７は操作レバー１２を常時下動させておくバネ、１
８はカムである。

しかして、第４図、：５６図では、前記セクタギヤ４の
噛合歯７の外面側にフランジ２０を一体的に形成してい
る。フランジ加は、前記セクタギヤ４の噛合歯７の歯先
１９よりも外方に突出しており、ロックギヤ８の噛合歯
！Ｏを外れないように側面で押える。フランジには一体
形成のため、セクタギヤ４の強度を増加させる６図のフ
ランジ２０は、公知のファインブランキング法または精
密鍛造法により形成される。前記フランジ２０の他側に
は、前記フランジ冗に対応するプレート部２１を設ける
こともある。該プレート部２１は、前記フランジ２０と
並行であって、セクタギヤ４の歯先１９より外方に突出
し、前記フランジ２０とプレート部２１により、前記噛
合歯１０と噛合＠７の噛合いを両側から挟持する。プレ
ート部２１の先端縁は、噛合ｔＭ１０，７より離れる方
向に屈曲する案内傾斜面ηを形成する。

第７図は第２実施例を示したものであり、ロックギヤ８
の噛合歯１０の外面側にフランジ２４を一体的に形成し
たものである。該フランジ２４は前記１磯合南１０の歯
先２３よりも突出している。前記フランジ２４の他側に
は、前記噛合ｔＪ４１０の歯先２３よりも突出している
プレート部δを設け、前記フランジ２４およびプレート
部２５により前記１−金歯１０と噛合ｔＪ１７の噛合を
外れないように挟持する。前記プレート部すの先端には
、噛合歯７．１０より離れる方向に屈曲する案内傾斜面
九を形成する。２？はプレート部屋をロックギヤ８に取
付けるリベットである。

第８図は第３実施例を示したものであり、セクタギヤ４
の噛合部に前記と同様のフランジ冗を形成し、ロックギ
ヤ８の噛合部に前記と同様のフランジ２４を形成したも
のである。

なお、第４図中、２８はセクタギヤ４およびロックギヤ
８を包囲するカバーである。

（作用）次に作用を述べる。

ｆ５１図で、操作レバー１２をバネ１７の弾力に抗して
イ方向に引上げると、ビン１１は操作レバー徨に設けら
れている傾斜溝１６内を下端側から上端側に移動するの
で、ロックギヤ８はピン９を中心に口方向に回動し、ロ
ックギヤ８の噛合歯１０はセクタギヤ４の噛合歯７より
外れ、回動ブラケット２は前後方向に自由になるから背
凭シートは前後傾斜可能となり、傾斜を調節できる。

所望の位置で操作レバー１２を離すと、操作レバー１２
はバネ１７により復帰し、ロックギヤ８のピン１１が傾
斜溝１６の下端に移動して再びロックギヤ８の噛合＊１
０がセクタギヤ４の噛合ｔＩ１１７に噛合い、背凭シー
トを固定する。

この場合、前記セクタギヤ４または前記ロックギヤ８の
少なくともいずれか一方には、その噛合歯７または噛合
１１０よりも外方に突出するフランジ冗またはフランジ
２４を一体的に形成し。

１核フランジ２０またはフランジ２４はいずれか他方の
噛合歯１０または噛合歯７の一側面を押えるように構成
しであるから、ロックギヤ８の噛合歯１０とセクタギヤ
４の噛合歯７との噛合いは、フランジ２０またはフラン
ジ２４により、またはフランジ２０とフランジ２４の両
方で押えられ外れることを防止する。

（効果）従来、第９図に示したように、育児シート側のピンＣに
より軸止されている回動ブラケットｂにセクタギヤｄを
固定し、座席シート側の固定ブラヶッ）ａにロックギヤ
ｅを軸止ｆし、前記背凭シートを任意回動させてから前
記セクタギヤｄに前記ロックギヤｅを係合させて背凭傾
斜角度を調節する装置は公知であるが、前記公知のもの
は、セクタギヤｄとロックギヤｅは単に噛合っているの
みであるので、■セクタギヤｄおよびロックギヤｅの取
付誤差、■背凭シートに加わる衝撃によるセクタギヤｄ
とロックギヤｅとの噛合ズレが原因して、その噛合いが
外れたり、または破損することがあった。

しかるに、本発明は、育児シート側の回動ブラケット２
にセクタギヤ４を固定し、座席シート側の固定ブラダ−
２ト１にロックギヤ８を軸止し、前記背凭シートを任意
回動させてから前記セクタギヤ４に前記ロックギヤ８を
係合させて背凭傾斜角度を調節する装置において、前記
セクタギヤ４または前記ロックギヤ８の少なくともいず
れか一方には、その噛合歯７または噛合歯１０よりも外
方に突出するフランジ冗またはフランジ２４を一体的に
形成し、該フランジ２０またはフランジ２４はいずれか
他方の噛合歯１０または噛合歯７の一側面を押える構成
にした車両用シートのリクライニング装置としたもので
あるから、 ■　セクタギヤ４またはロックギヤ８の少なくともいず
れか一方には、その噛合−歯７または噛合歯１０よりも
外方に突出するフランジ冗またはフランジ２４を形成し
、該フランジ２０またはフランジ２４はいずれか他方の
噛合歯１０または噛合歯７の一側面を押える構成にした
ので噛合い外れを防止する。

■　またフランジ冗またはフランジ２４は、セクタギヤ
４またはロックギヤ８と一体的に形成しであるので、セ
クタギヤ４またはロックギヤ８を補強する。

（■　前記■項によりセクタギヤ４またはロックギヤ８
の一方、あるいは両方の厚さを薄くすることができるの
で、リクライニング装置全体の厚さを薄くでき、全体の
重量を軽くできる。

という効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は側面図、第２図はセクタギヤの側面図、第３図
はロー２クギヤの側面図、第４図は要部の横断平面図、
第５図はセクタギヤの要部斜視図、第６図は要部拡大横
断平面図、第７図は第２実施例の要部拡大横断平面図、
第８図は第３実施例の要部拡大横断平面図、第９図、第
１０図は公知偶因である。符号の説明１・・・固定ブラケット　２・・・回動ブラケット。３・・・ピン、４・・・セクタギヤ、５・・・リベット
、６・・・無歯部、７・・・噛合歯、８・・・ロックギ
ヤ、９・・・ピン、１０・・・噛合歯、１１・・・ピン
、１２・・・操作レバー１３・・・軸、ｔ６・・・傾斜
溝、１７・・・バネ、１８・・・カム、１９・・・歯先
、冗・・・フランジ、２１・・・プレート部、η・・・
案内傾斜面、ｎ・・・歯先、２４・・・フランジ、δ・
・・プレート部、２６・・・案内傾斜面、ｎ・・・リベ
ット、２８・・・カバー特許出願人東京シート株式会社、− ｒ′３代理人弁理士　新関宏太部外２名ｔ・・特許庁長官　吉
　１）文　毅　殿１．　事件の表示昭和６３年　特許願　　第２５１５９２号２、発明の名
称車両用シートのリクライニング装置３、補正をする者事件との関係特許出願人＋１３図面（第１図〜第１０図）を補正する。第図第４図第５図第図第６図第９図

Claims

【特許請求の範囲】

背凭シート側の回動ブラケット２にセクタギヤ４を固定
し、座席シート側の固定ブラケット１にロックギヤ８を
軸止し、前記背凭シートを任意回動させてから前記セク
タギヤ４に前記ロックギヤ８を係合させて背凭傾斜角度
を調節する装置において、前記セクタギヤ４または前記
ロックギヤ８の少なくともいずれか一方には、その噛合
歯７または噛合歯１０よりも外方に突出するフランジ２
０またはフランジ２４を一体的に形成し、該フランジ２
０またはフランジ２４はいずれか他方の噛合歯１０また
は噛合歯７の一側面を押える構成にした車両用シートの
リクライニング装置。