JPH0297526A - 高純度二官能性オリゴマーの取得法 - Google Patents

高純度二官能性オリゴマーの取得法

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JPH0297526A
JPH0297526A JP24961588A JP24961588A JPH0297526A JP H0297526 A JPH0297526 A JP H0297526A JP 24961588 A JP24961588 A JP 24961588A JP 24961588 A JP24961588 A JP 24961588A JP H0297526 A JPH0297526 A JP H0297526A
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oligomer
hfpo
difunctional
bifunctional
oligomers
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JP24961588A
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Masanori Ikeda
正紀 池田
Atsushi Aoshima
青島 淳
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高純度二官能性へキサフルオロプロピレンオ
キシド(以後、HFPOと略記する)オリゴマーの取得
方法に関するものである。
さらに詳しくは、本発明は、二官能性重合開始剤を用い
てHFPOを重合させて得られたオリゴマーから副生成
物である単官能性オリゴマーを除き、機能性材料の原料
として有用な高純度の二官能性HFPOオリゴマーを得
る方法に関するものである。
(従来の技術〕 二官能性HFPOオリゴマーは、下記−形式〔■〕=で
表されるHFPO単位を含有した各種機能性高分子材料
の原料として重要である。
(n)式で表されるH F P O単位よりなるパーフ
ルオロポリエーテル構造を含有する高分子材料は、柔軟
性、潤滑性、耐熱性、耐薬品性、低温特性等の各種機能
を有し、エラストマー、潤滑材料、耐熱・耐薬品性材料
として有用な物質である。
高分子原料として使用可能な二官能性HFPOオリゴマ
ーとしては、酸フルオライド基末端や−CF20M(旧
よアルカリ金属)末端を有する〔!]基以外、(1)か
ら容易に誘導される各種末端官能基Xを有する下記−形
式(I[I]で表される各種二官能性HFP○オリゴマ
ーが挙げられる。
−形式CIII)中のXの例としては、例えば、エステ
ル基、ニトリル基、−CH,0)1基あるいは〜C1l
□til+2基等が挙げられる。
例えば、二官能性HF P OオリゴマーCI[I)(
X=CN)からは、米国特許第3.317,484 号
明細書に示されるように、アンモニアを触媒として、ト
リアジン環で連結された架橋タイプのポリマーが得られ
る。
或いは、米国特許第4.145,524号明細書に示さ
れるように、オリゴマーCm ) (X−CN)をヒド
ロキンルアミンと反応させて得られるジアミドキノムを
加熱処理することにより、1,2.4−オキサジアゾー
ル環で連結されたポリマーを得ることができる。
又、オリゴマーCm ) (X=CN)よりアンモニア
を用いて1工程あるいは2工程でイミドイルアミジン基
で連結されたポリマーに誘導することもでき又、オリゴ
マー(lit) (X=CN)あるいは、オリゴマーr
ll[)(X’・エステル)からは、還元反応により、
夫h1オリゴマー(m ) (X=CH’zNllりあ
るいは1、t IJゴマ(III ) (X=CH20
11)が合成できる。これらのオリゴマー(m ) (
X−CIIzNL)やオリゴマー([1) (X=C)
120H)は、Iボーt−シi、a状酸=水物やイソシ
アナート基等の官能基を含む多官能性物質と反応させる
ことによりポリマーを形成させることができる。
以上のように、二官能性HFPOオリゴマーば、HF 
P O系高分子材料の原料として有用であるが、二官能
性HF P Oオリゴマーと他の二官能性物質との反応
により分子量の高いポリマーを形成させるためには、二
官能性HFPOオリゴマーの純度が高いことが必須の要
件である。
すなわち、二官能性HF P Oオリゴマーに、単官能
性HFPOオリゴマーが混入しているときには、単官能
性HFPOオリゴマーが他の二官能性物質と反応すると
、そのポリマー末端での重合はそれ以上には進行せず、
高重合体が得られない問題がある。
又、二官能性HF P Oオリゴマーより誘導されるポ
リマーにおいては、HFPOオリゴマーセグメントの長
さが短い場合には、HFPOIMの特性を有効に発渾す
ることはできない。従って、HFPO系ポリマーの原料
として有用な二官能性HFPOオリゴマーの分子量は、
その用途によっても異なるが、通常には、数平均分子量
として1 、000以上、望ましくは2,000以上、
特に望ましくは3.500以上である。
−r式(1)で表されるような二官能性HFPOオリゴ
マーは、各種の二官能性重合開始剤を用いたHFPOの
重合により製造することが出来る。
例えば、米国特許第3,250.807号明細書に記載
されているように、パーフルオログルタリルフルオライ
ド等のパーフルオロジカルボン酸フルオライドと、フッ
化セシウムや第4級アンモニウムフルオライド等のフン
化物の混合系にHFPOを導入して二官能性HFPO重
合体を得る方法が知られている。
また、ジャーナル・オブ・マクロモレキュラー・サイエ
ンス−ケミストリー(J、of Macromolec
ufar  5cience −Chemistry 
) A8 (3) 499 (1974)に記載されて
いるように、まず、パーフルオロジカルカルボン酸フル
オライドとHFPOの反応生成物であるエーテル基含有
ジカルボン酸フルオライドを合成し、単離し、次いで、
そのエーテル基含有ジカルボン酸フルオライドとフン化
セソウムとの付加物を形成させ、それを二官能性重合触
媒としてHFPOを重合し、二官能性HF P O重合
体を得る方法が知られている。
この方法においては1.特定の条件下では、高純度の二
官能性HFPOオリゴマーが得られるとされている。
しかし、その実現のためには、単官能性重合開始剤を全
く含まない超高純度の二官能性重合開始剤を使用し、完
全な非水条件を維持しながら、HFPOの供給速度、触
媒の使用量、反応時間等を厳密にコントロールし、又、
さらに、特殊な方法により水、フッ化水素、ヘキサフル
オロアセトン、酸フルオライド等の重合反応における連
鎖移動反応の原因となる物質を完全に除去した超高純度
のHFPOモノマーを使用する必要がある。
このような、厳密に反応条件をコントロールし、超高純
度の触媒とHFPOを使用する方法は、原理的には可能
であるとしても工業的には実施困難であり、経済的に有
利な高純度二官能性HF P Oオリゴマーの製造法と
は言えない。
例えば、二官能性重合触媒の原料であるエーテル基含有
ジカルボン酸フルオライドを合成する場合には、HFP
Oオリゴマーが副生ずる、エーテル基含有ジカルボン酸
フルオライドとHFPOオリゴマーは沸点が近接してい
るため、それらの完全分離は非常に困難であるが、もし
、エーテル基含有ジカルボン酸フルオライドに少量でも
HFPOオリゴマーが混入すると、HFPOオリゴマー
は単官能性の酸フルオライドなので単官能性重合開始剤
として作用し、二官能性HFPOオリゴマーの純度を低
下させる。
また、HFPO合成時に副生じてHF P Oに混入し
ているー・キサフルオロアセトンや各種酸フルオライド
は、HF P Oと沸点が近接していてHFPOとの完
全分離は困難である。さらに、反応溶媒、反応試薬から
水を完全に除去し、かつ、反応を完全に非水条件下で運
転する事は非常に困難であり、その実施には多大の費用
がかかる。
〔発明が解決しようとする課題] 一方、工業的に容易に取得可能な微量の不純物を含んで
いる二官能性重合開始剤、HFPO,?8媒を用いたり
、厳密な非水条件を若干緩和して重合操作を行えば、経
済的に二官能性HF P Oオリゴマーが製造されるが
、この場合には、どうしても単官能性HFPOオリゴマ
ーが副生ずる。
従って、このように経済的な方法で合成された単官能性
HFPOオリゴマーを不純物として含む二官能性HFP
Oオリゴマーより単官能性HF POオリゴマーを簡単
に除去する方法の開発が望まれる。
しかしながら、HFPO系機能性機能性材料として有用
な数平均分子量が1.000以上、あるいは2.000
以上、特に3,500以上の高分子量の二官能性HFP
Oオリゴマーと、不純物である単官能性HF P Oオ
リゴマーとでは、両者はオリゴマー鎖の片方の末端構造
が異なるが、分子全体の特性は極めて類似しているので
、両者を分離することは非常に難しいと考えられていた
。事実、従来、このような高分子量の二官能性HFPO
オリゴマーと単官能性HFPOオリゴマーとの分離方法
は報告されていない。
(課題を解決するための手段〕 そこで、本発明者は、二官能性重合開始剤を用いて合成
された、単官能性HF P Oオリゴマーを含有する粗
二官能性HFPOオリゴマーより高純度の二官能性HF
 P Oオリゴマーを経済的に取得する方法を見出すべ
く鋭意検討したところ、特定の構造の粗二官能性HFP
Oオリゴマーを、特定の条件下で蒸留することにより、
驚くべきことに高純度の二官能性HFPOオリゴマーが
容易に得られることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、(a)二官能性重合開始剤ヲ用い
てヘキサフルオロプロピレンオキシドを重合させて、数
平均分子量がi 、 oooから15,000の範囲 である−形式〔l〕= (ただし、Aはパーフルオロ構造、又は、パーフルオロ
エーテル構造の二価基で表されるヘキサフルオロプロピ
し・ンオキシドの重合開始剤残基であり、mおよびnは
正の整数であり、Bは、 基を表す、]で表される二官能性へキサフルオロプロピ
レンオキシドオリゴマーと、副生成物である単官能性へ
キサフルオロプロピレンオキシドオリゴマーとの混合物
を得、 (b)該二官能性および単官能性へキサフルオロプロピ
レンオキシドオリゴマーの末端をエステル基、オライド
は、下記−形式〔■〕: 9.9゜ F−C−Z−C−P       CIV )〔ただし
、Zはパーフルオロ構造、又はポリフルオロ構造の二価
基であり、Zはエーテル結合を含有していてもよい。〕
で表され、その例としては、例えば、 OCh    CF3    CF30F4−(!F−
CFz−0−aFcFz−0−CF−5pOCF。
F−6−(!F−0−CFz−CF−0−CF2−CF
z−0−CF−C’F 。
0 CF。
F4−CF−0−CFz−Ch−CFz−0−CF−(
!F 。
F−C−CJ−CPt−0−CF−どFF−C−Ch−
CFz−0−CF−CFr−0−CF  CF 。
又は、ニトリル基に変換し、 (c)得られた混合物を80“6〜450°Cの温度範
囲で減圧蒸留することにより、外温合物から初!IJI
留分を3重量%〜35重量%の範囲で除去することから
なることを特徴とする高純度二官能性へキサフルオロプ
ロピレンオキシドオリゴマーを取得する方法に関するも
のである。
以下に、本発明をさらに詳しく説明する。
−形式N)で表される二官能性HFPOオリゴマーは、
各種の二官能性重合開始剤を用いたHFPOの重合によ
り製造することができる。
例えば、特公昭53−5360号公報、特開昭47−6
994号公報、特開昭57−175185号公報、米国
特許第3.250,807号明細書に記載されているよ
うに、各種のフッ素化ジカルボン酸フルオライドとフ・
ノ化セシウムのようなアルカリ金属フン化物との反応生
成物を重合開始剤とした方法で製造することができる。
HFPO重合触媒に使用されるフッ素化ジカルボン酸フ
ル OCF、             CF30F−C−
CF−0−CFz−Ch−CF2−Ch−CPt−0−
/、F−CF。
m、nは正の整数であり、−形式([)中のCF、ZC
F、−ば、−形式(+)中の一へ−に相当する。
で表される二官能性HF P○オリゴマーが生成する。
−i式[1)あるいは−形式(Vl)で表されるオリゴ
マーの末端は以下に示す平衡状態にあるのIF + C
sF −−CF、OCs 又、パーフルオロケトンも下記のようにフン化セシウム
のようなアルカリ金属フン化物と反応して(V)式と類
似の下式: 〕 のようなアルコキサイド構造をとり、HFPOの重合開
始剤となるので、パーフルオロジケトンとフッ化セシウ
ムのようなアルカリ金属フッ化物との組合せも、HFP
Oの二官能性重合開始剤となる。
本発明の方法は、各種機能性高分子材料の原料として有
用な、比較的分子量の高い二官能性HFPOオリゴマー
の精製に適しており、本発明に使用される二官能性HF
POオリゴマーの分子量としては、450 ゛C以下の
温度で、減圧下で不純物として混入している単官能性H
FPOオリゴマーが蒸留除去できるものならば、特にそ
れ以上の制限はない。しかしながら、通常は、二官能性
HFPOオリゴマーの分子量は、数平均分子量として、
1 、000〜25,000、望ましくは、2,000
〜12,000、特に望ましくは、3,500−10,
000の範囲のものが本発明の方法に使用される。
二官能性HFPOオリゴマーの分子量が低すぎる場合に
は、それより誘導されるポリマーにおいて、HFPOポ
リマー鎖の特性を有効に発揮することはできないし、ま
た、単官能性オリゴマーとの完全分離が困難な場合が多
い。
一方、二官能性HFPOオリゴマーの分子量が高すぎる
と、副生ずる単官能性HFPOオリゴマーの含量が顕著
に増大し、その混合物からの高純度の二官能性HFPO
オリゴマーの取得が困難となる。また、あまり分子量が
高すぎると、蒸留に高温加熱が必要となりポリマーが分
解するので好ましくない。
本発明においては、−形式〔1〕で表される二官能性H
FPOオリゴマーおよびそれと同時に副生ずる単官能性
HFPOオリゴマーは、末端官能基をエステル基、又は
、ニトリル基に変換された後に、蒸留により分離される
この末端官能基の変換は、例えば、特公昭53−536
0号公報に記載されているような方法で実施する事がで
きる。すなわち、エステル基は、5−p又は−CF、O
M(Mはアルカリ金属)末端とアルコールとの反応によ
り形成することができる。
また、ニトリル基は、まず、−3−F又は−CF、OM
(Mはアルカリ金属)末端とアンモニアとの反応、ある
いは、前記方法で精製したエステルとアンモニアとの反
応によりアミドを合成し、引き続いて、五酸化リン等の
脱水剤によるアミド基の脱水反応を行うことにより得る
ことができる。
本発明の前記エステル基への変換に使用されるアルコー
ルの種類としては、分子量があまり太きくなく、かつ、
生成したエステルが蒸留条件下で安定なものであれば、
特にそれ以上の制限はない。
通常には、メチルアルコールやエチルアルコールのよう
な低級炭化水素系アルコールが使用されるが、場合によ
っては、より分子量の大きな炭化水素系アルコールや、
含フツ素アルコール、あるいは、チオール等を使用する
ことも可能である。
本発明に使用される特定の構造、特定の分子量のHF 
P○オリゴマーにおいては、末端基をエステルあるいは
ニトリル基にすることにより、二官能性HFPOオリゴ
マーと副生成物である単官能性HFPOオリゴマーとは
、驚くべきことに蒸留分離性を示し、簡単な蒸留装置に
より、二官能性HFPOオリゴマーを分解することな(
、安定にかつ効率的に両者を分離することができる。
本発明に使用される蒸留装置としては、オリゴマーの分
子量が比較的低い場合には、通常の充填塔式あるいは棚
段塔式の蒸留装置も使用できるが、−射的には、単蒸留
装置、あるいは、クーゲルロール式蒸留装置やアーサー
式蒸留装置のような薄膜式蒸留装置(あるいは、分子蒸
留装置)を使用するのが有利である。単蒸留装置や薄膜
式蒸留装置(あるいは、分子蒸留装置)は、理論段数が
ほぼ1段の分離性能しかないが、このような装置で、本
発明に使用される二官能性HFPOオリゴマーと、それ
と極めて類似の特性が予想された単官能性HFPOオリ
ゴマーとが効率的に分離されるということは、全く予期
出来ない驚くべきことであ蒸留は通常には減圧下で行わ
れる。減圧度は、オリゴマーの分子量と蒸留温度によっ
て左右されるが、通常には、100mm)1g〜10−
’ma+lIgの範囲、望ましくは3011+II+l
Ig〜10−’mmHgの範囲で実施される。
真空度は高いほど蒸留温度が低くてすむので望ましいが
、あまり高い真空度は工業的に実施困難である。また、
真空度が低すぎると蒸留温度が高くなり、オリゴマーの
分離が起こるので望ましくない。
また、蒸留の際の加熱温度は、オリゴマーの分子量と減
圧度により左右されるが、通常には、80“6〜450
°Cの範囲が、望ましくは、100°C〜400°Cの
範囲が使用される。温度が高すぎるとオリゴマーの分解
が起こり、また、温度が低すぎるとオリゴマーを留出さ
せることが困難となる。
本発明の方法において、粗二官能性オリゴマー蒸留にか
けると、まず不純物である単官能性オリゴマーを多量に
含んだ留出物が得られるので、残留物として単官能オリ
ゴマーを殆ど含まない二官能性オリゴマーが得られる。
残留物である二官能性オリゴマーは、さらに、茎留によ
り精製してもよいが、そのままja能外性高分子材料の
合成原料として使用することも出来る。
本発明の方法に使用される粗二官能性オリゴマーの純度
は、特に制限ばないが、あまり純度が低いと、高純度の
二官能性オリゴマーを得るためには、大量の初期留分を
除く必要がある。
従って、本発明の方法では、粗二官能性オリゴマーとし
ては、二官能性オリゴマーと単官能性オリゴマーとの合
計モル数に対する二官能性オリゴマーのモル%を「二官
能性割合」と定義すると、通常には、二官能性割合が7
0%のものが、望ましくは80%以上のものが、特に望
ましくは、90%以上のものが使用される。また、特に
高純度の二官能性オリゴマーを得ようとする場合には、
二官能性割合が95%以上の粗二官脂性オリゴマーを使
用すれば、初期留分の除去量が少なくてすむので望まし
い。
本発明の方法の蒸留において、単官能性オリゴマーを除
去するために必要な初期留分の量は、粗二官能性オリゴ
マーの二官能性割合、および二官能性オリゴマーの要求
純度によって左右されるが、通常には、粗二官能性オリ
ゴマーの3重量%〜35重量%、望ましくは、5重量%
〜30重量%、特に望ましくは、5重量%〜25重量%
の範囲の量を留出させることにより高純度の二官能性H
FPOオリゴマーを得ることができる。
本発明の方法により得られる高純度二官能性オリゴマー
の純度は、使用される粗二官能性オリゴマーの二官能性
割合、および初期留分の除去量に依存するが、容易に9
5%以上の二官能性υ1合のものが得られるし、また、
当該比が98%以上、あるいは99%以上、さらには9
9.5%以上のものを得ることも可能である。
また、本発明の方法を実施するにあたって、オリゴマー
中に微量に含まれる水、カルボキシル基末端を有するオ
リゴマー、アミド基末端を有するオリゴマー、あるいは
着色物質等の極性物質、さらには微量の懸濁物質を除去
するために、蒸留精製前の粗二官能性オリゴマー、およ
び(又は)単官能性オリゴマーを蒸留除去した後の二官
能性オリゴマーを、シリカゲル、活性アルミナや活性炭
のような極性物質に対する吸着剤で処理することも有効
である。この処理方法としでは、種々の方法が採用可能
であるが、通常には、吸着剤を充填したカラムにオリゴ
マーの溶液を通過させるカラム処理法が便利である。こ
の際のオリゴマーの溶媒としては、各種の含フツ素溶媒
が使用可能であるが、例えば、1,1.2− )リクロ
ロー1.2.2−  トリフルオロエタンのようなりロ
ロフルオロカーボン系ig DX ;パーフルオロヘキ
サンやパーフルオロオクタンのようなパーフルオロカー
ボン系溶媒;あるいは、211−テトラデカフルオロ−
3−(トリフルオロメチル)−3,6−シオキサノナン
やパーフルオロ−2ブチルテトラヒドロフランのような
含フツ素エーテル系溶媒等が使用される。その中でも、
クロロフルオロカーボン系溶媒が価格が安く入手容易で
ある点で優れており、また、パーフルオロカーボン系溶
媒および含フツ素エーテル系溶媒は特に精製効果が大き
い点で優れている。
粗二官能性オリゴマー中の二官能性オリゴマーと単官能
性オリゴマーとの合計モル数に対する二官能性オリゴマ
ーのモルパーセントを「二官能性割合Jと定義すると、
二官能性割合は、ジャーナル・オプ・マクロモレキュラ
ー・サイエンス−ケミストリー1:J、 of Mac
romo!ecular ScienseChemis
try ) 、A8 (3) 499 (1974)に
記載の方法に従って、オリゴマーの19F−11MRス
パクトルにより容易に算出することができる。すなわち
、二官能性オリゴマー中、および単官能性オリゴマー中
の末端構造に特徴的な各” P−NMRスペクトルのシ
グナルを下記(■〕式および〔■〕式:(二官能性オリ
ゴマー) (単官能性オリゴマー) 式のように表される。
((注bbシグナルTとシグナルSの面積比〕ナオ、〔
■〕、〔■]には、末端基がニトリル基の場合を例示し
たが、末端基がエステル基の場合も、全く同様の方法の
二官能性割合を算出することができる。
また、HFPOオリゴマーの数平均分子量は、浸透圧法
(Vaper phase osmometry) 、
赤外線吸収スペクトル法、及び”F−NMRスペクトル
法、等の各種方法で求めること力咄来る。例えば、二官
能性割合を決定する際に使用した19F−NMRスペク
トルにより、以下のようにして二官能性オリゴマーの分
子量を決定することが出来る。
ずなわち、二官能性HF P Oオリゴマーにおいては
、各ユニットに特徴的な”’INMRスペクトルのシグ
ナルを、下記[X)武: のように表現すると、二官能性割合は、下記(IX)の
ように表わすと、その面積比を用いて簡単に数平均分子
量MWfiが算出できる。
また、末端基がエステル基の場合でも、(X)式の場合
と同様の方法でMW、、を求めることができる。
なお、以上の”F−NMRスペクトルによる二官能性割
合とMW、、の決定は、”F−NMRスペクトルの分解
能が高いほど正確に行うことができる。
本発明においては、日本電子■製の高分解能核磁気共鳴
吸収測定装置JNM−FX−600(9F測定周波数1
87.736M112 )を使用したが、この装置では
、充分な精度で二官能性割合やMW、を求めることがで
きる。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば、常法で合成された粗二官能性H
FPOオリゴマーから、簡単な操作で単官能性HF P
 Oオリゴマーを除去し、高純度の二官能性HFPOオ
リゴマーを得ることができる。
〔実施例〕
以下に、実施例により本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
実施例1 一般式〔同において、二官能性重合開始剤残iAが−C
F、CF、−であり、数平均分子¥が2.000付近の
二官能性HFPO第11ゴマ−を、以下(2)で′合成
し、次にその末端をメチルエステル化したもの、以下(
3)(Rf、(Co、Me)、と略記する。〕、さらに
は、末端をニトリル化したもの、以下(4)CRr。(
CN)Z と略記する。〕に誘導変換した。そして、粗
Rfo (CN)2を蒸留により精製した結果を以下(
5)に示す。
(1)二官能性HFPO重合開始剤の調製内容積500
dのナスフラスコ中に、乾燥窒素雰囲気下で、フッ素樹
脂でコーティングされたフントボール型回転子、乾燥フ
ン化セシウム43゜3g、リチウムアルミニウムハイド
ライド上で蒸留したテトラグライム150g、及び特公
昭53−5360号公報に記載の方法を簡便化して合成
した若干の不純物を含む OCF、       CF、 O F−ど−CF−0−Ch−CL−0−aF−どF56.
2gを充填し、内容物を20°Cで20時間攪拌した。
その後、反応混合物を遠心分離器にかけ、二官能性HF
PO重合開始剤を含む上澄み液230gを得た。
(2)HFPOの重合 攪拌羽根、ドライアイス、メタノールを用いたコンデン
サー、ガス導入口及び熱電対挿入管を備えた完全に乾燥
した内容積21の丸底フラスコに(1)で調製した開始
剤溶液230gを加えた。フラスコ内を一32°Cに冷
却した後、モレキュラーシーブで乾燥したヘキサフルオ
ロプロピレン(以後、RFPと略称する。)200gを
2時間かけて添加し、その後、特開昭57−17518
5号公報に記載された方法で精製されたHFPO215
gを一35°Cで2時間かけて添加した。HFPOの添
加終了後、そのまま1時間攪拌を続け、その後、反応液
の温度を2.5時間かけて徐々に室温まで昇温した。
(3)  Rfo  (cot Me ) 2 (7)
合成(2)で得られた二官能性HFPOポリマー溶液に
11.2−トリクロロ−1,2,2−)リフルオロエタ
ン(以後、F−113と略記する。)100dを添加し
、その溶液をポリプロピレン製容器に移した後メタノー
ル100In1を加え、室温で10時間攪拌した。
その後、水12を用いて反応液を洗浄した後、有機相を
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥有機相をエバポレ
ーターでドライアップしたところ、粘性液状の粗Rf 
o (COJe) z265gが得られた。
(4) Rfo(CN)zの合成 Rfo(COzMe)z260g 、 F−11315
0−およびフン素樹脂でコーティングされた回転子を、
ガス導入口を備えた内容積500 dの丸底フラスコに
充填した。
内容物を0°Cに冷却した後、アンモニアガスを吹き込
み、反応溶液をアンモニアガスで飽和した。
次にアンモニアガスをゆっくり吹き込みなから0゛Cで
12時間攪拌を続けた後、反応溶液をエバポレーターで
ドライアップしたところ、末端がアミド化されたオリゴ
マーが得られたことが赤外線吸収スペクトルにより確認
された。
末端アミド化オリゴマーの全量、および五酸化リン21
5gを内容積l 1の丸底フラスコに充填し、時々内容
物を攪拌・混合しながら、200°Cで5時間加熱した
。次に、反応混合物を室温まで冷却した後、F−113
400mflを添加・攪拌してスラリー状溶液を得た。
このスラリーを0°Cに冷却し、攪拌しながら、そこに
0°Cの水1 lを徐りに加えて固形分を溶解させた。
その後、F−113相を500 dの水で3回洗浄した
後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥F−113相
をエバポレーターでドライアップしたところ、淡黄色で
ごく僅かに濁った粘性液状の粗Rfo(CN)z 22
3gが得られた。粗Rf、(CN)2をパーフルオロヘ
キサンを展開溶媒として使用し、200メツシユの活性
アルミナ150gを用いてカラムクロマトグラフィーに
より精製したところ、無色透明の粘性液体222gが得
られた。
このようにして得られた粗Rf o (CN) zを、
I ’F−11門Rスペクトルにより分析したところ、
数平均分子量MW、は約2□010であり、二官能性割
合は97.7%であった。
(5)粗Rf o (CN) 2の蒸留精製この粗Rf
a(CN)z 56.2gを、クーゲルロール式の薄膜
蒸留装置を用いて、圧力が約0.1m+wl1gで蒸留
精製した。
まず、加熱温度150°Cで留出してきた初期留分9.
8gを除き、加熱温度160’C〜170°Cで留出し
てきた第2留分(フラクション)10.2g、加熱温度
170°C〜180 ’Cで留出してきた第3留分22
.8g 、加熱温度180“C〜190″Cで留出して
きた第4留分10.6gを得た。第2留分、第3留分、
および第4留分を夫々”F−101Rスペクトルにより
分析したところ下記表の結果が得られた。
実施例2 実施例1と同様の方法により、ただし、HF P2O0
gの代わりに280gを、HF P 0215gの代わ
りに390gを使用して、粗Rf o (CN) tを
375g得た。” F−NMRスペクトルによる分析の
結果、この粗Rfo(CN)gの数平均分子量は約33
50であり、二官能性割合は97゜5%であった。
この$1JIRfo(CNh  52.3gを、クーゲ
ルロール式薄膜蒸留装置を用いて蒸留精製した。まず、
O,1mm11gにおいて、加熱温度200°Cで留出
してきた初期留分4.9gを除き加熱温度200°C〜
250°C(圧力0、1mm1g)での留分45.7g
を得た。”F−NMRスペクトルによる分析の結果、こ
の主留分の数平均分子量は3510であり、二官能性割
合は99.3%であった。
実施例3 実施例1と同様の方法により、但し、RFP200gの
代わりに360gを、RF P 0215gの代わりに
、580gを使用して、相Rfo(CN)t  554
gを得た。ただし、この場合は、粗RfJCN)zのカ
ラム処理は行わなかった。 ”F−11MRスペクトル
による分析の結果、この相Rfo(CN)zの数平均分
子量は約4,760 、二官能性割合は97.3%であ
った。
この粗Rfc(CN)z130gを、クーゲルロール式
薄膜蒸留装置を用いて蒸留精製した。まず、0.03m
m11gにおいて、加熱温度210°Cで留出してきた
初期留分28gを除き、加熱温度210°C〜230 
’Cの範囲で留分してきた第2留分42g、加熱温度2
30°C〜250°Cの範囲で留出してきた第3留分5
5gを得た。”F−NMRスペクトルによる分析の結果
、第2留分の数平均分子量は4800、二官能性割合は
99.5%であり、第3留分の数平均分子量は5,09
0 、二官能性割合は99.9%以上であった。
実施例4 実施例1と同様の方法により、但し、l−I F Pお
よびHFPOの添加方法として、II F P250g
、HF P 0400g、 HF P250g、 II
 F P 0440gの順に添加して、粗Rr、(cN
)z812gを得た。ただし、この場合は、粗Rf o
 (CN) zのカラム処理は行わなかった。
’F−IJMRスペクトルによる分析の結果、この粗R
f。(CN) zの数平均分子量は約6.690 、二
官能性割合は96.8%であった。
この粗Rfo(CN) z78gを、クーゲルロール式
薄膜蒸留装置を用いて蒸留精製した。約0.01mmH
gの減圧下250°Cで留出してきた初期留分を除くと
、黄色の粘性液体56gが得られた。この残留物の全量
を、パーフルオロヘキサンを展開溶媒として使用して、
シリカゲルカラムを通して精製したところ、無色透明の
粘性液体55gが得られた。
以上のようにして精製されたRL(CN)zを” P−
NMRスペクトルにより分析したところ、数平均分子量
は7,150 、二官能性割合は99.6%であった。
実施例5 実施例4と同様の方法を行うが、ただし、クロマトグラ
フィーによると面積比で約11%の不純物を含む モレキュラーシープカラムを通したHFPOを使用して
、末端がニトリル化された二官能性オリゴマーRfa(
CN)tを合成した。その結果、得られたRfJCN)
zの数平均分子量は約6,000 、二官能性割合は8
3,2%であった。
まず、粗R「。(CN) zをパーフルオロヘキサンを
展開溶媒として使用し、シリカゲルカラムを通して精製
した。
このようにして得られた粗Rfo (CN) 2sog
を、クーゲルロール式薄膜蒸留装置を用いて蒸留精製し
た。約0.01mm11gの減圧下、250 ’Cの加
熱温度で17gを留出させた時点で蒸留を中止し、残留
物を゛9P−NMKスペクトルにより分析したところ、
数平均分子量は約6.800 、二官能性υ1合は95
.4%であった。
実施例6 実施例1で得られた粗Rf o (CO2Me) tを
パーフルオロオクタンを展開溶媒として使用し、シリカ
ゲルカラムを通して精製した。
このようにして得られた粗訂。(Co□Me)230g
を、クーゲルロール式薄膜蒸留装置を用いて蒸留精製し
た。まず、0.15mm11gの減圧下、加熱温度16
0°Cで留出してきた初!Ul留分3,3gを除き、次
に加熱温度を徐々に上げて、200°Cまでに留出して
きた第2留分24.2gを得た。
第2留分を” F−NlIRスペクトルで分析したとこ
ろ、数平均分子量は2,100 、二官能性割合は99
.4%であった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)二官能性重合開始剤を用いてヘキサフルオ
    ロプロピレンオキシドを重合させて、数平均分子量が1
    ,000から15,000の範囲である下記一般式〔
    I 〕:▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔ただし、Aはパーフルオロ構造、又は、パーフルオロ
    エーテル構造の二価基で表されるヘキサフルオロプロピ
    レンオキシドの重合開始剤残基であり、mおよびnは正
    の整数であり、Bは、 ▲数式、化学式、表等があります▼基、又は、−CF_
    2OM(Mはアルカリ金属原子)基を表す。〕 で表される二官能性ヘキサフルオロプロピレンオキシド
    オリゴマーと、副生成物である単官能性ヘキサフルオロ
    プロピレンオキシドオリゴマーの混合物を得、 (b)該二官能性および単官能性のヘキサフルオロプロ
    ピレンオキシドオリゴマーの末端をエステル基、又は、
    ニトリル基に変換し、 (c)得られた混合物を80℃〜450℃の温度範囲で
    減圧蒸留することにより、該混合物から初期溜分を3重
    量%〜35重量%の範囲で除去することからなることを
    特徴とする高純度二官能性ヘキサフルオロプロピレンオ
    キシドオリゴマーを取得する方法。
  2. (2)蒸留操作前および(又は)蒸留操作後に、オリゴ
    マーを極性物質に対する吸着剤で処理することを特徴と
    する請求項(1)記載の方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002322269A (ja) * 2001-04-27 2002-11-08 Shin Etsu Chem Co Ltd ヘキサフルオロプロペンオキシド重合体の製造方法
JP2011515552A (ja) * 2008-03-28 2011-05-19 クラリアント・ファイナンス・(ビーブイアイ)・リミテッド ヘキサフルオロプロピレンオキシドの重合
JP5076269B2 (ja) * 2000-07-11 2012-11-21 旭硝子株式会社 含フッ素化合物の製造方法

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